JPH0634069Y2 - レーザー加工機の製品取出し装置 - Google Patents

レーザー加工機の製品取出し装置

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JPH0634069Y2
JPH0634069Y2 JP1988095131U JP9513188U JPH0634069Y2 JP H0634069 Y2 JPH0634069 Y2 JP H0634069Y2 JP 1988095131 U JP1988095131 U JP 1988095131U JP 9513188 U JP9513188 U JP 9513188U JP H0634069 Y2 JPH0634069 Y2 JP H0634069Y2
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laser processing
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正明 市村
均 沢村
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Komatsu Ltd
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Komatsu Ltd
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    • B23K26/00—Working by laser beam, e.g. welding, cutting or boring
    • B23K26/346—Working by laser beam, e.g. welding, cutting or boring in combination with welding or cutting covered by groups B23K5/00 - B23K25/00, e.g. in combination with resistance welding
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この考案はレーザ加工機により加工された製品を取出す
ための製品取出し装置に関する。
〔従来の技術〕
従来レーザビームを使用してワークの加工を行うレーザ
加工機は、第４図に示すようにワークへ向けてレーザビ
ームを照射する加工ヘッドａを有していて、この加工ヘ
ッドａよりアシストガスを噴射しながらレーザビームに
よりワークｂを加工するようになっている。
また加工するワークｂによっては加工中ヒューム、スパ
ッタ、煙などのガスが発生して周囲の環境を悪化させる
ので、従来では加工部の下方に集塵室ｃを設けて、この
集塵室ｃの空気をブロワｄにより吸引することにより、
加工中に発生したガスを集塵して、フィルタｅにより除
去した後空気のみを大気へ放出することにより、周囲の
環境が悪化されるのを防止している。
〔考案が解決しようとする課題〕
上記従来のレーザ加工機では、集塵室ｃの下部に製品ｆ
を取出すための製品取出し口ｇが開口されているため集
塵効果率が悪いと共に、集塵室ｃの上部には加工の完了
した製品ｆを集塵室ｃ内へ落下させるためのシュータｈ
が設けられているため、このシュータｈの開放中集塵室
ｃ内のガスが流出し、作業環境を悪化させる等の不具合
があった。
また製品取出し口ｇを大きくすると集塵効率がさらに低
下するため、余り大きな製品取出し口ｇが設けられず、
これによって加工できる製品の大きさに制限を受けるな
どの不具合もあった。
この考案は上記不具合を改善する目的でなされたもの
で、集塵効率を低下させることなく製品の取出しを可能
にしたレーザ加工機の製品取出し装置を提供しようとす
るものである。
〔課題を解決するための手段及び作用〕
この考案は上記目的を達成するために、加工ヘッドより
テーブル上のワークへ向けてアシストガスとともにレー
ザビームを照射してワークの加工を行うレーザ加工機に
おいて、上記加工ヘッドの移動方向に沿ってテーブルに
設けられたスリットの下方に、ブロワに接続された密閉
構造の集塵室を設けると共に、製品搬出方向に対して上
記加工ヘッドより下流側に、製品を回収する第１シュー
タ及び第２シュータを間隔を存して設置することによ
り、上記密閉構造の集塵室により加工時発生したガスを
効率よく収集するようにした。
また加工ヘッドより下流側のテーブル上に第１、第２シ
ュータを設けたことにより、加工の完了した小型の製品
は第１シュータより、そして大型の製品は第２シュータ
により回収できるようにしたレーザ加工機の製品取出し
装置を提供するものである。
〔実施例〕
この考案の一実施例を図面を参照して詳述する。
図において１はレーザ加工機でｃフレーム２の上部下面
にＹ軸方向への移動自在な加工ヘッド３を有している。
上記加工ヘッド３の下方には製品搬出方向（矢印Ａ）に
細長いテーブル５が設けられていて、このテーブル５の
一側に設けられたクランプ装置６により上記ワーク４が
クランプされて、上記加工ヘッド３の移動方向と直交す
るＸ軸方向にワーク４が移動されるようになっている。
また、図中７はレーザ発振器で、このレーザ発振器７よ
り発振されたレーザビームは、ｃフレーム２内に設けら
れた図示しない光学系により上記加工ヘッド３へ導びか
れ、加工ヘッド３よりアシストガスとともにワーク４へ
向けて照射され、ワーク４の加工に供せられるようにな
っている。
一方、上記加工ヘッド３下方のテーブル５には、加工ヘ
ッド３の移動方向にスリット5aが形成されていて、加工
ヘッド３より照射されたレーザビームやアシストガスは
このスリット5aよりテーブル５下方へ達すると共に、テ
ーブル５下方には密閉構造の集塵室８が設置されてい
る。
上記集塵室８にはブロワ９が接続されていて、ワーク４
の加工中に発生したガスを吸引するようになっていると
共に、ブロワ９の排気側にはフィルタ10が接続されてい
て、吸引したガスより有害物を除去した後屋外の大気へ
放出するようになっている。
またテーブル５の加工ヘッド３より下流側には、第１シ
ュータ12及び第２シュータ13が製品搬出方向Ａに間隔を
存して設置されている。
第１シュータ13は加工ヘッド３側端部がテーブル５に枢
着され、かつ他端側が上記枢着部を中心にロック付きの
駆動シリンダ14により下方へ回動自在となっていて、加
工ヘッド３により加工の完了した製品４′をテーブル５
の下方に設置されたベルトコンベヤよりなる製品搬送装
置15上へ落下させるようになっている。
一方第２シュータ13は上記第１シュータ12では排出でき
ない大型の製品４′を排出するためのもので、テーブル
５の端部に一端が枢着されていて、この枢着部を中心に
他端側がロック付きの駆動シリンダ16により下方へ回動
自在となっていて、加工の完了した大型の製品４′を搬
出できるようになっている。
なお、製品搬送装置15を第３図に示すように製品搬出方
向Ａと平行するように設置すれば１基の製品搬送装置15
で小型の製品４′から大型の製品４′まで搬送できるよ
うになる。
また集塵効果を高めるために加工ヘッド３の周辺に第２
図の仮想線で示すようにアクリル樹脂などの透明板17を
カーテン状に設けるようにしてもよい。
次に作用を説明すると、矢印Ａ方向よりワーブル５上に
搬入されたワーク４はクランプ装置６によりクランプさ
れたＸ軸方向へ移動されながら、Ｙ軸方向へ移動される
加工ヘッド３により所定の形状に切断される。
なお、クランプ装置及び加工ヘッド３の移動はCNC装置1
8により制御される。
一方加工ヘッド３により加工の完了した製品４′はワー
ク４が下流方向へ移動されたときにワーク４に押されて
第１シュータ12に達し、第１シュータ12により製品搬送
装置15上へ落下されてテーブル５の下方より搬出される
と共に、加工中に発生したガスはスリット5aより密閉構
造の集塵室へ吸引され、さらにフィルタ10により有害物
質が除去された後屋外へ放出されるため、加工中に発生
したガスにより作業環境が悪化するのを防止することが
できる。
また製品４′が第１集塵室12からでは落下できない場合
は、第１シュータ12をテーブル５上面と同一平面となる
ように上昇させる。
これによって加工の完了した製品４′はワーク４に押さ
れて第２シュータ13まで移動され、下方へ角度θ傾斜さ
れた第２シュータ13より製品搬送装置15へ落下された後
製品搬送装置15により搬出される。
〔考案の効果〕
この考案は以上詳述したように、テーブル下方に設けら
れた集塵室を密閉構造としたため、従来の製品取出し口
を開口したものに比べて集塵効率が大幅に向上する。
これによって加工時発生したガスのほとんどを回収する
ことができるため、作業環境の悪化が防止できると共
に、加工の完了した製品は第１シュータにより能率よく
回収して所定の場所へ搬送することができる。
また第１シュータでは回収できなような大型の製品は第
２シュータにより回収して所定の場所へ搬送することが
できるため、従来のように加工できる製品の大きさなど
に制限を受けることもない。
【図面の簡単な説明】
図面はこの考案の一実施例を示し、第１図は斜視図、第
２図は縦断面図、第３図は他の実施例を示す説明図、第
４図は従来の説明図である。 ３は加工ヘッド、４はワーク、４′は製品、５はテーブ
ル、5a……スリット、８は集塵室、９はブロワ、12は第
１シュータ、13は第２シュータ、15は製品搬送装置。

Claims (3)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項１】加工ヘッド３よりテーブル５上のワーク４
    へ向けてアシストガスと共にレーザビームを照射してワ
    ーク４の加工を行うレーザ加工機において、上記加工ヘ
    ッド３の移動方向に沿ってテーブル５に設けられたスリ
    ット5aの下方に、ブロワ９に接続された密閉構造の集塵
    室８を設けると共に、製品搬出方向Ａに対して上記加工
    ヘッド３より下流側に、製品４′を回収する第１シュー
    タ12及び第２シュータ13を間隔を存して設置してなるレ
    ーザ加工機の製品取出し装置。
  2. 【請求項２】上記第１・第２シュータ12,13の落下先
    に、製品４′を搬出する製品搬送装置15を、製品搬出方
    向と平行するように設置してなる請求項１記載の製品取
    出し装置。
  3. 【請求項３】上記加工ヘッド３の周囲に透明板17をカー
    テン状に設けてなる請求項１記載のレーザ加工機の製品
    取出し装置。
JP1988095131U 1988-07-20 1988-07-20 レーザー加工機の製品取出し装置 Expired - Lifetime JPH0634069Y2 (ja)

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DE893990828T DE3990828T1 (de) 1988-07-20 1989-07-20 Vorrichtung zur entnahme von fertigbearbeiteten werkstuecken oder produkten aus laserstrahlmaschine

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KR900701459A (ko) 1990-12-03
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