JPH06336254A - 吐出ガン用カートリッジおよびその製造方法 - Google Patents

吐出ガン用カートリッジおよびその製造方法

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JPH06336254A
JPH06336254A JP5151135A JP15113593A JPH06336254A JP H06336254 A JPH06336254 A JP H06336254A JP 5151135 A JP5151135 A JP 5151135A JP 15113593 A JP15113593 A JP 15113593A JP H06336254 A JPH06336254 A JP H06336254A
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discharge port
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Koitaro Konuma
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Polymer Systems Co Ltd
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Hosokawa Yoko KK
Polymer Systems Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【構成】 本体41を柔軟性を有する膜体410により
有底筒状に形成する。本体41の内部には接着剤を充填
する。補強部材42を強度の高い樹脂で形成する。補強
部材42については、その前壁部422の前面を本体4
1の底部41bに溶着する。 【効果】 接着剤が本体41と補強部材42との間から
漏れ出るのを防止することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、内部に接着剤等の流
動性物質を収容し、吐出ガンに装着して用いられる吐出
ガン用カートリッジに関する。
【0002】
【従来の技術】従来のこの種のカートリッジとしては、
例えば図13または図14に示すものがある。図13に
示すカートリッジ1は、比較的硬質の樹脂からなる筒状
の本体11の後端部内周に可動底板12を摺動自在に設
ける一方、本体11の先端部に吐出孔11aを有する吐
出口部11bを形成し、この吐出口部11bに吐出孔1
1aを閉じる蓋体13を螺合させたものであり、内部に
は吐出ガンから吐出させるべき流動性物質、例えば接着
剤が収容されている。
【0003】上記カートリッジ1は、図15に示すよう
にして用いられる。すなわち、吐出口部11bから蓋体
13を取り外し、ノズルNを螺合固定する。そして、吐
出ガンのシリンダCに挿入し、ピストンPによって可動
底板12を前方へ押す。これによって、ノズルNから接
着剤を吐出させる。
【0004】また、図14に示すカートリッジ2は、柔
軟性を有する薄い膜体を筒状に形成して本体21とし、
この本体21の一端部を太い金属線からなる留め金22
で密封した後、本体21の内部に接着剤を充填し、その
後本体21の他端部を留め金22で密封したものであ
る。
【0005】このカートリッジ2は、一方の留め金22
に接する端部を切断した状態で吐出ガンのシリンダに挿
入され、他端部をピストンによって押される。これによ
って、カートリッジ2内に収容された接着剤が吐出ガン
から吐出される。勿論、このカートリッジ2の場合に
は、ノズル付きの吐出ガンが用いられる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】上記従来のカートリッ
ジ1,2には、それぞれ次のような長所および欠点があ
った。すなわち、前者のカートリッジ1は、本体11が
高い剛性を有しているので取り扱い易い。しかしその反
面、廃棄する場合には本体11の内部が空であるにも拘
わらずそのままの状態で廃棄される。このため、多量の
廃棄物を作り出してしまうとう問題がある。
【0007】一方、後者のカートリッジ2の場合には、
内部の接着剤が使用されるにしたがって本体21が潰さ
れ、廃棄される際には小さな塊になる。したがって、廃
棄物の問題を軽減することができる。しかし、使用に際
して本体21の一端部を切断すると、本体21が剛性を
失ってしまう。このため、取り扱いにくいのみならず、
本体21を手で握った場合、その圧力によって接着剤が
本体21から外部に溢れ出て手や吐出ガンに付着してし
まうという問題がある。
【0008】そこで、この出願の出願人は、図16に示
す吐出ガン用カートリッジ3を先に提案している(実願
平4ー92269号参照)。このカートリッジ3は、膜
体からなる筒状の本体31の一端部内周に剛性を有する
補強部材32を挿入して固着する一方、本体31の内部
に接着剤を充填した後にその他端部を留め金33で密封
したものであり、補強部材32には吐出孔32aを有す
る吐出口部32bが形成されている。そして、この吐出
口部32bには、蓋体(図示せず)が螺合されている。
なお、使用に際しては、上記カートリッジ1と同様にし
て用いられる。
【0009】ところが、カートリッジ3には、次のよう
な問題があることが判明した。すなわち、図17に示す
ように、本体31と補強部材32とは、両者の嵌合部分
に加熱された鏝H,Hを押し付けることによって溶着さ
れている。この場合、仮に本体31の内径が補強部材3
2の外径より過度に大きいと、図示のように本体31の
一部に皺31aが形成され、そこが溶着されない。この
ため、皺31aが形成された箇所から接着剤が漏れ出る
おそれがある。逆に、本体31の内径が補強部材32の
外径より小さいと、補強部材32を本体31に挿入しに
くくなる。したがって、本体31の内径と補強部材32
の外径の精度を向上させる必要があり、そのために製造
費が嵩むという問題があった。
【0010】また、2つの鏝H,Hを一方向から押し付
けただけでは、本体31と補強部材32との全体を固着
することができず、最初の押し付け方向と直交する他方
向から再度鏝H,Hを押し付けなければならない。この
ため、溶着作業に手間がかかるという問題があった。
【0011】この発明は、上記事情を考慮してなされた
ものであり、従来の吐出ガン用カートリッジが有する問
題を解決することができるは勿論のこと、先の出願に係
るカートリッジの問題をも一挙に解決することができる
吐出ガン用カートリッジを提供することを目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】この発明に係る吐出ガン
用カートリッジは、上記の目的を達成するために、筒部
およびこの筒部の先端部に形成された底部を有し、全体
が柔軟な膜体によって形成された本体と、前面に吐出孔
を有する吐出口部が突出形成された補強部材とを備えて
おり、上記補強部材は、その吐出口部が上記本体の底部
に形成された挿通孔を内側から貫通した状態で、その前
面が上記本体の底部が固着されていることを特徴として
いる。
【0013】また、上記の吐出ガン用カートリッジを製
造するために、この発明に係る製造方法は、膜体をその
中央部で折り返して重ね、重ね合わされた両側部をそれ
ぞれ固着することによって一端が閉じ、他端が開放した
袋体を形成し、この袋体の閉じた一端部に上記補強部材
の吐出口部が挿通される挿通孔を形成し、上記補強部材
を袋体にその開放部から挿入し、上記吐出口部が挿通孔
を貫通した状態で、補強部材の前面を袋体の閉じた端部
に固着することを特徴としている。
【0014】
【作用】本体の内径を補強部材の外径より若干大きめに
設定しておくことにより、補強部材を本体に容易に挿入
することができる。また、本体の内径が補強部材の外径
より大きくとも底部に皺がよることがない。したがっ
て、底部と補強部材の前面とを溶着したとしても、本体
と補強部材との間から本体の内部に収容された流動性物
質が漏れ出ることがない。
【0015】
【実施例】以下、この発明の実施例について図1から図
12を参照して説明する。図1はこの発明に係る吐出ガ
ン用カートリッジ4を示すものであり、このカートリッ
ジ4は、本体41と補強部材42と蓋体43とを主な構
成要素としている。
【0016】本体41は、柔軟性を有する膜体410か
らなるものであり、円筒状をなす筒部41aとこの筒部
41aの先端部に形成された底部41bと有している。
底部41bの中央部には、挿通孔41cが貫通して形成
されている。本体41の後端部は、中央部において束ね
られて密封されている。この実施例では、太い針金から
なる留め金44で本体41の後端部を結束されることに
より密封しているが、溶着することによって密封しても
よい。
【0017】膜体410は、一層構造のものでもよい
が、ここでは図3に示すように、内側から外側へ向かっ
て順次配置された、ポリエステルフィルム411、ポリ
エチレンフィルム412、アルミニウム箔413および
ポリエチレンフィルム414をラミネートしてなる4層
構造のものが採用されている。勿論、他の積層構造のも
のを用いてもよく、他の材質の薄膜を積層するようにし
てもよい。ただし、後述するように本体41と補強部材
42とを溶着する場合には、最外層の薄膜を溶着不能な
材質で形成し、最内層の薄膜を溶着可能な材質で形成す
るようにする。
【0018】なお、膜体410の厚さについては、その
柔軟性および廃棄された場合の廃棄物としての量を考慮
して、200μm以下にするのが望ましい。この実施例
では、4層を外側から内側へ向かって順次、12μm、
15μm、7μm、50μmとし、膜体410全体の厚
さを84μmにしている。
【0019】上記補強部材42は、硬質で、かつ膜体4
10を構成する各層のうちの最も内側の層(この実施例
ではポリエチレンフィルム)414と溶着可能な樹脂か
らなるものであり、多少の外力が作用しても変形しない
程度の強度を有している。補強部材42は、本体41の
内径より若干小径の短円筒部421と、この短円筒部4
21の先端部に形成された前壁部422と、この前壁部
422の中央部に突出形成された吐出口部423とを有
しており、吐出口部423の先端面には、吐出口部42
3および前壁部422を貫通する吐出孔424が開口し
ている。この吐出孔424は、前壁部423の後面に張
り付けられたシール425によって密閉されている。ま
た、吐出口部423の外周面には、雄ねじ426が形成
されている。
【0020】補強部材42は、図2に示すように、本体
41の後端開口部からされ、吐出口部424が挿通孔4
1cを貫通し、前壁部422の前面が底部41bに突き
当たるまで挿入される。そして、前壁部422の前面が
底部41bに固着されている。本体41と補強部材42
とを固着する場合には、両者を接着してもよいが、ここ
では溶着している。溶着は、例えばリング状の鏝を用
い、この鏝を加熱して底部41bの外側の面に押し付け
ることによって行うことができる(図10参照)。
【0021】上記蓋体43は、半透明で比較的硬質の樹
脂からなるものであり、雄ねじ部425に螺合する蓋部
431と、この蓋部431に一体に形成されたテーパ筒
状をなすノズル部432とを備えている。ノズル部43
2は、その先端部が閉じられている。したがって、蓋部
431を雄ねじ部426に螺合して締め付けると、吐出
孔424が閉じられる。ただし、ノズル部432は、実
際の使用時にはその先端部が切断されて開口される。こ
の場合、切断を容易に行うことができ、かつ開口径を適
宜選択することができるよう、ノズル部432の先端部
外周には、環状をなす複数の切り込み溝433が互いに
離れて形成されている。
【0022】上記構成のカートリッジ4においては、本
体41が柔軟性を有する膜体410で形成されている
が、本体31の先端部に剛性を有する補強部材42が設
けられているので、補強部材42が設けられた本体31
の外周を手で持つことにより、カートリッジ3を容易に
取り扱うことができる。また、そのようにして持てば、
手から本体41に加えられる圧力を補強部材42が受け
るので、本体41が潰れることがない。したがって、シ
ール425およびノズル部432を開封した後であって
も、本体41の内部に収容された接着剤がノズル部43
2から溢れ出ることがない。
【0023】また、本体41は薄い膜体410で形成さ
れているので、使用されるにしたがって潰され、使用後
には小さな塊になる。したがって、廃棄物としての量を
減らすことができ、その運搬、処理を容易に行うことが
できる。
【0024】さらに、補強部材42に本体41の底部4
1bを固着するに際しては、本体41の内径が補強部材
42の短筒部423の外径より大きくとも、底部41b
に皺がよることがない。したがって、底部41bと前壁
部422とを全周に亙って密着した状態で固着すること
ができる。よって、それらの間から接着剤が漏れるのを
確実に防止することができる。
【0025】また、本体41と補強部材42とを溶着す
る場合には、上記のように、リング状をなす鏝を1回押
し付けるだけで事足りる。したがって、溶着に要する手
間を軽減することができる。
【0026】ところで、本体41と補強部材42とを溶
着する場合、本体41が鏝に溶着してはならない。した
がって、本体41は外側と内側の材質を変える必要があ
り、本体41を構成する膜体については多層構造にしな
ければならない。しかるに、多層構造の膜体で本体41
の筒部41aと底部41bとを一体に形成することは非
常に困難である。そこで、この出願の発明者は鋭意研究
し、この発明に係るカートリッジを容易に製造すること
ができる製造方法を発明した。
【0027】次に、この発明に係るカートリッジを容易
に製造することができる製造方法につい図4〜図11を
参照して説明する。なお、以下に述べる製造方法によっ
て製造されるカートリッジは、本体だけが上記カートリ
ッジ4と異なり、他の構成部分はカートリッジ4と同様
である。そこで、同様の部分には同一符号を付す。
【0028】カートリッジを製造するに際しては、まず
本体、補強部材42および蓋体43を製造する。この場
合、補強部材42および蓋体43は、射出成型等の周知
の成形法によって製造することができる。本体は次のよ
うにして製造する。
【0029】すなわち、図4に示すように、細長い膜体
410をその長手方向の中央部で折り返して重ね合わせ
る。次に、図5に示すように、重ね合わせた部分の両側
部(ハッチングを施した部分)をそれぞれ溶着等の手段
によって固着する(以下、溶着部52という。)。これ
によって、折り返し側の一端部が閉じ、他端が開放され
た本体51を作成する。そして、本体51の一端部に挿
通孔51cを形成する。この場合、膜体410が重ね合
わされているので、半円状に切り抜くことによって円形
の挿通孔51cを形成することができる。
【0030】本体51は、図6に示すように、幅広の膜
体410を用いても製造することができる。この場合に
は、膜体410を折り返して重ね合わせ、その両側部を
溶着するとともに、中間の複数箇所を両側部に沿って溶
着する。このとき、非溶着部の幅を上記幅Wと同一にす
べきことは勿論である。また、中間の溶着部53の幅
は、両側の溶着部52の幅の2倍にする。溶着後、各溶
着部53の中央部を切断する。このようにすれば、本体
51を同時に多数作成することができる。
【0031】次に、図7に示すように、本体51の内部
にその開放部から補強部材42を挿入する。この場合、
図8に示すように、補強部材42の短筒部421にマン
ドレルMの先端部を嵌入し、マンドレルMを持って挿入
すると、容易に挿入することができる。また、補強部材
42の吐出孔424がシール材425(図1参照)によ
って密封されているのであれば、マンドレルMの孔Ma
から真空吸引することにより、補強部材42がマンドレ
ルMから脱落するのを防止することができる。
【0032】補強部材42を本体51の内部に挿入し
て、補強部材42が折り返し部から補強部材42の短筒
部421の半径と等しい距離の箇所に達すると、それ以
上挿入することができなくなる。この状態では、図9お
よび図10に示すように、折り返し部(図9において想
像線で示す)が補強部材42の外径の中心を通るように
位置し、その近傍部分が補強部材42の前壁部422の
前面に接触し、底部51bを形成する。また、折り返し
部から補強部材42の半径と等しい距離だけ離れた箇所
から開放側に向かった部分が筒部51aを形成する。ま
た、溶着部52近傍部分は、補強部材42から突出して
耳部51dを形成する。
【0033】次に、図10に示すように、補強部材42
の外径とほぼ同一の外径を有し、先端面に内径が挿通孔
51cとほぼ同一で、かつ深さ吐出口部423の突出高
さより深い凹部hが形成された鏝H′を加熱し、その先
端面を底部51bに押し付けて底部51bを補強部材4
2の前壁部422の前面に溶着する。
【0034】なお、耳部51dについては、その基端部
で折って筒部51aに沿させる。また、沿わせた後、図
17に示すような鏝H,Hを耳部51dに押し付けるよ
うにしてもよい。このようにすれば、筒部51aの内周
面を補強部材42の短筒部421に溶着することができ
るとともに、耳部51dを形成する膜体410の最も内
側の層414どうしが固着し、耳部51dが嵩張らない
ようにすることができる。
【0035】なお、この発明は、上記の実施例に限定さ
れるものでなく、その要旨を逸脱しない範囲において適
宜変更可能である。例えば、上記の実施例においては、
補強部材42の前壁部422を円形にしているが、楕円
形、正方形、長方形、あるいは図11に示すように、円
の両側を直線状に切り欠いた形状等にしてもよい。ま
た、補強部材42に短筒部421を形成しているが、形
成しなくともよい。
【0036】また、図12に示すような治具60に2つ
のカートリッジ4,4を装着すれば、2液混合タイプの
カートリッジとして使用することができる。すなわち、
治具60は、その前面部にノズル孔61を有するノズル
部62が形成される一方、その後面部に2つのカートリ
ッジ4,4の各吐出口部423をそれぞれ螺合固定する
ねじ孔63,63を形成したものであり、ねじ孔63,
63は連通路64を介して互いに連通するとともに、ノ
ズル孔61に連通している。この治具を用いる場合に
は、ねじ孔63,63に各カートリッジ4,4を螺合固
定するとともに、ノズル部62に、内部に混合用のフィ
ンを有する筒状のノズル(図示せず)を装着する。そし
て、カートリッジ4,4から接着剤を吐出させると、接
着剤は連通路64およびノズル孔61を通りノズル内で
混合されてそこから吐出される。
【0037】
【発明の効果】以上説明したように、この発明の吐出ガ
ン用カートリッジによれば、薄い膜体から本体を形成
し、この本体の底部に補強部材を固着しているので、従
来のカートリッジが有する問題を解決することができる
のは勿論のこと、本体と補強部材との間から接着剤等の
内容物が漏れ出るのを防止することができ、また本体と
補強部材とを容易に溶着することができる等の効果が得
られる。また、この発明の製造方法によれば、上記カー
トリッジを容易に製造することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明に係る吐出ガン用カートリッジの一実
施例の一部を省略して示す一部切欠側面図である。
【図2】本体に補強部材を挿入する要領を示す図であ
る。
【図3】膜体の構造を示す図である。
【図4】本体を製造する場合における折り返し工程を示
す斜視図である。
【図5】折り返し工程後に両側部が溶着された状態にお
ける本体を示す図である。
【図6】本体を製造する場合の他の例を示す図である。
【図7】本体に補強部材を挿入する要領を示す図であ
る。
【図8】補強部材をマンドレルの先端部に嵌合させた状
態で示す一部省略断面図である。
【図9】補強部材が挿入された本体を折り返し部側から
見た図である。
【図10】本体と補強部材との溶着工程を示す図9のX
−X矢視断面図である。
【図11】補強部材の他の実施例を示す平面図である。
【図12】2つのカートリッジを2液混合タイプのカー
トリッジとして用いる場合に使用される治具の一例を示
すものであり、図12(A)はその平面図、図12
(B)はその下面図、図12(C)は図12(A)のC
−C矢視断面図である。
【図13】従来の吐出ガン用カートリッジの一例を示す
側断面図である。
【図14】従来の吐出ガン用カートリッジの他の例を示
す側面図である。
【図15】図13に示すカートリッジを吐出ガンのシリ
ンダに装着した状態で示す断面図である。
【図16】先の出願に係る吐出ガン用カートリッジを示
す分解斜視図である。
【図17】図16に示すカートリッジの本体と補強部材
とを溶着する状態を示す拡大平面図である。
【符号の説明】
4 カートリッジ 41 本体 41a 筒部 41b 底部 41c 挿通孔 42 補強部材 422 前壁部 423 吐出口部 51 本体 51a 筒部 51b 底部 51c 挿通孔

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 筒部およびこの筒部の先端部に形成され
    た底部を有し、全体が柔軟な膜体によって形成された本
    体と、前面に吐出孔を有する吐出口部が突出形成された
    補強部材とを備えており、上記補強部材は、その吐出口
    部が上記本体の底部に形成された挿通孔を内側から貫通
    した状態で、その前面が上記本体の底部が固着されてい
    ることを特徴とする吐出ガン用カートリッジ。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の吐出ガン用カートリッ
    ジを製造するに際し、膜体をその中央部で折り返して重
    ね、重ね合わされた両側部をそれぞれ固着することによ
    って一端が閉じ、他端が開放した袋体を形成し、この袋
    体の閉じた一端部に上記補強部材の吐出口部が挿通され
    る挿通孔を形成し、上記補強部材を袋体にその開放部か
    ら挿入し、上記吐出口部が挿通孔を貫通した状態で、補
    強部材の前面を袋体の閉じた端部に固着することを特徴
    とする吐出ガン用カートリッジの製造方法。
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