JP3624132B2 - シーラント収容パウチ - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明はシーラント収容パウチに関する。
【0002】
【従来の技術】
シーラントの施工手段として、従来内面をガスバリア性にした紙管型の比較的剛性のある容器が使用されていたが、使用後に嵩の大きい紙管が廃棄物として発生するため、最近、ガスバリア性の良好なアルミニウム箔を基材としたソーセージカートと称される柔軟な収容体が使用される傾向にある。
【0003】
かかるタイプの収容体として、従来、図11(a)(b)に示されるものがあった。前者は特許第2933259号に示されているように、基材シートを筒状に丸めて両側縁をいわゆる封筒貼形態で接合し、長手方向一端を線条体によって結紮し、この状態でシーラントを充填した後、長手方向他端を線条体により結紮した構造となっている。
後者は特開昭61−227037号公報に示されているように、平基材シートを折畳んで両側縁同士をいわゆる合掌貼形態で接合することで偏平筒を作り、これの長手方向一端を所要範囲にわたって圧偏しつつ熱融着して熱シール部を形成し、内容物を充填した後長手方向他端を所要範囲にわたって圧偏しつつ熱融着して熱シール部を形成し、このときに合掌貼部分を片側に倒して熱シールした構造となっている。
【0004】
こうした収容体は、使用に際しては、図12のようにプランジャーEを内蔵した筒体からなるホルダーBに装填し、ソーセージカート頂部側を切断した後、ホルダーの開口に吐出口形成用のアダプターFを被せ、このアダプターFにノズルを取付けて押出しガンCにセットし、押出しガンCを操作してソーセージカートからシーラントを吐出させ、使用後はホルダーからソーセージカートを取り出して廃棄するようにしていた。
【0005】
しかし、前者のように両端部を線条体で結紮したいわゆるクリップ止めタイブでは、フイルムが重なりあった部分の僅かな隙間から外気が侵入することがあり、それによって両端部分の内容物が湿気により硬化しやすいという問題があった。また、両端部のシートを集束して絞り込むためどうしても縦皺ができ、この部分にエアが残留してこれが充填物を硬化させる要因にもなっていた。
後者のものは両端が熱シール部であるため、前者に比べて気密性は良好である。しかし、合掌貼による縦シール部と両端の横シール部が重なる部分の接着が不安定になりここからエアーが侵入して内容物の硬化を起す心配があった。
【0006】
さらに使用上も、前者と後者は、いずれもホルダーに装填してから天となる部分をカッターや鋏などで切り開かなければならないので、操作が煩雑で、作業性がよくないという問題があった。しかも、ソーセージカートは内容物が満杯に充填されていることが多いので、夏期や高温環境下でシーラントが膨張しているような場合に、開封の際にシーラントが溢れ出して取扱い者の手を汚したり、ホルダー内に流れ込んで固化し、それによってホルダーを使用不能状態にするという問題があった。
また、従来のソーセージカートは、ホルダーに装填して押し絞りをした時に、方向性のない不規則な皺が発生しやすく、順次互いの干渉により底部付近の皺部分がホルダの内壁面とプランジャ外周壁との間に入り込み、プランジャーの移動を妨げて円滑なシーラント類の吐出を行なえない場合が生ずるという問題もあった。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
本発明は前記のような問題点を解消するために創案されたもので、その目的とするところは、保存性が良好で硬化が生じにくく、また、開封と取出しが簡単で作業性にすぐれ、押出しガンによる場合はもとより手絞りでの使用も行なえる実用的の高いシーラント収容パウチを提供することにある。
また、本発明の他の目的は、前記目的に加えて、押し絞り時にパウチの筒壁部分が規則的に折り畳まれ、ホルダーとして内壁面に特殊な加工を施さなくても内壁面とプランジャ外周壁との間に筒体構成部分の入り込みを有効に防止することができるシーラント収容パウチを提供することにある。
本発明において、「シーラント」とは、コーキング剤のほか接着剤、粘着剤などの液状ないしこれに近い湿気硬化型組成物を指すものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するため本発明は、アルミニウム箔の両面に熱可塑性合成樹脂膜を層着したガスバリア性シートを丸めるとともに幅方向両端部を熱接着した筒体と、アルミニウム箔aの両面に熱可塑性合成樹脂膜を層着しかつ厚さが筒体の1.3倍以上の厚さを有するガスバリア性円板からなる天壁の周囲に周側壁を有し、その周側壁を前記筒体の上部に嵌合して熱可塑性合成樹脂膜同士を熱接着して筒体と一体化した天蓋と、吐出用筒部を一体に有するとともに前記天壁の直径の1/2以上の直径を持ち、前記天蓋の表面に熱接着された合成樹脂製台座を備えていることを特徴としている。
また、第2の目的を達成するため本発明は、前記筒体の長手方向と直交する方向に、充填したシーラントの押出しにともなって折り畳まれる永久筋群を配設した構造としている。
【0009】
【発明の実施の形態】
以下本発明の実施例を添付図面を参照して説明すると、図1ないし図3は本発明によるシーラント収容パウチの第1実施例を示している。
1はガスバリア性の良好な筒体である。詳しくは、厚さが6〜15μmのアルミ箔aの表裏両面に、ポリエチレンやポリプロピレンなどの熱可塑性合成樹脂膜b1,b2をラミネートした所定の寸法の複合フィルムシート10を使用し、この複合フィルムシート10を筒状に巻き、図3(b)のように両側縁部の表裏を重ね合わせ、熱可塑性合成樹脂膜b1,b2を熱板や超音波装置などで加熱することにより長手方向に沿った熱接着部100を形成している。
前記接着部100の幅は接着強度を十分に持たせるために、3〜20mm程度とすることが好ましい。
【0010】
2は前記筒体1に被され接合された天蓋であり、上面に合成樹脂製台座3を備えている。天蓋2はガスバリア性の良好な材料、詳細には、前記筒体1のそれよりも相対的に厚みが大きなアルミ箔a’の表裏両面に、ポリエチレンやポリプロピレンなどの熱可塑性合成樹脂膜b1,b2をラミネートした円板状の複合フィルムシート10’からなっている。
天蓋2は前記複合フィルムシート10’をプレス等により曲げ加工して天壁20と側壁21を一体形成している。
この実施例では、側壁21は、内径が前記筒体1の外径と略合致する寸法に作られており、側壁21の高さは、あまり深いと絞り皺が発生するため、天壁20の直径の10%程度とすることが好ましい。
天蓋2の厚さt1を筒体1の厚さtよりも大きくするのは、シーラント類の充填圧力に対して強度を保持させ、また、合成樹脂製台座3を安定的に支持するためである。したがって、厚さt1は少なくとも筒体1の厚さtの約1.3倍以上が必要であり、通常20〜40μmの範囲から選定される。
【0011】
合成樹脂製台座3は熱可塑性合成樹脂の成形体からなり、厚さはたとえば0.8〜1.5mm程度を有し、中央に吐出口300を貫設した吐出用筒部30が一体形成されている。この例では吐出用筒部30は外周に雄ねじを有しているが、場合によっては雄ねじなしタイプとしてもよい。
前記合成樹脂製台座3は天壁20の直径の1/2以上の直径を有していることが好ましい。これは、ノズルを安定して支えるためと、場合によってはアダプターを使用せずに筒状ホルダーに装填し、押出しガンに装着してシーラントを注出できるようにするためである。
前記合成樹脂製台座3は天蓋2の天壁20に装着され、超音波装置等により加熱されることにより下面が前記熱可塑性合成樹脂膜b1と接着される。
【0012】
合成樹脂製台座3を有する天蓋2は前記筒体1の頂部に嵌め合わされ一体化されている。この実施例では筒体1に側壁21が外嵌され、この状態で加熱されることにより、側壁21の熱可塑性合成樹脂膜b2と筒体壁の熱可塑性合成樹脂膜b1とが熱接着されている。
【0013】
シーラントAはこの状態で筒体1の後部開口から合成樹脂製台座3の天蓋20を終端壁として充填される。一定量充填された後、筒体1の後部開口側に残存している複合フィルムシートはピッタリと重ね合わせられ、そして、熱板の間に挟んで加熱圧着して熱可塑性合成樹脂膜b2を熱接着させることにより底シール部101が形成される。
【0014】
なお、本発明は、底シール部101を形成後、この部分を少なくとも1回折り返し、その部分を加熱圧着して図4(a)のように多重接着部101’を形成することも含む。こうすれば、より完全なガスバリア性が確保される。
なお、バリア性が軽度でよい場合には、図4(b)のように筒体1の後部開口側の複合フィルムシートをしごき絞りして、クリップ102で結紮してもよい。
【0015】
図5は本発明の第2実施例を示している。この実施例は天蓋2の側壁21の外径を筒体1の内径と略合致する寸法に作り、天蓋2の側壁21を筒体1の頂部に内嵌し、加熱することにより側壁21の熱可塑性合成樹脂膜b2と筒体側壁の熱可塑性合成樹脂膜b2とを熱接着してシールしたものである。
なお、必要に応じて、図5(b)の仮想線で示すように、アルミ箔の表裏両面に熱可塑性合成樹脂膜をラミネートしたドーナツ状の複合フィルムシートを天蓋2の側壁外径と合致する内径の側壁を有せしめるように加工したカバー6を併用し、該カバー6を天蓋2の天壁20と筒部外壁面に接するように外装して、天蓋2の側壁21の加熱と同時に加熱し、熱接着してもよい。こうすれば完璧なガスバリア性が得られる。
【0016】
図6は本発明の第3実施例を示している。この実施例は筒体1の長手方向と直角方向に所定の間隔ごとに永久筋7を形成し、収容体が後方から押し絞りされたときに永久筋7に従って折り畳まれるようにしたものである。
永久筋7はスパイラル状であってもよいし、それぞれが独立した輪を形成するような平行タイプであってもよい。これら永久筋7は、筒体1の形成後充填前にローレット加工などで複合フィルムシートを塑性変形することにより作ることができる。
なお、永久筋7は天蓋2の嵌合領域と底シール予定領域には形成しないことが好ましい。
【0017】
【実施例の作用】
次に本発明の使用法と作用を説明する。
本発明の収容体は、図1と図2のように複合フィルムシート10で作られ側縁に沿って熱接着部100を有する筒体1の頂壁部に複合フィルムシート10’で作られた天蓋2の側壁21を嵌合し、熱接着シールしているため、シール性ガスバリア性が完全であり、筒体1の下端部も底シール部101によって熱接着しているため、シール性ガスバリア性が完全である。したがって、隙間から外気が侵入して内部のシーラントAが湿気により硬化することがなく、保存性が良好である。
【0018】
使用に当たっては、図2(a)に仮想線で示しているようにノズル先端あるいは金属製のピンなどの鋭利な部材Dを天蓋2の吐出用筒部30の吐出口300に挿入する。こうすれば、吐出口300の底をなす天蓋2の天壁20が局部的に突き破られ、筒体内と連通する流出口が創成される。このように流出口が形成されても、吐出口壁がシーラントAの前方への流動に対する堰となるため、シーラントが流出する心配はない。
この状態でパウチを筒状ホルダBに挿入し、図7のように筒状ホルダBの開口にアダプターFを嵌め、押出しガンCにセットすれば、アダプターFが押出しガンCの先端面部cに当接する。そこで、あとは先端を切除したノズルDを合成樹脂製台座3の吐出用筒部22に取付け、押出しガンCの押出しロッドc1を進出させれば、プッシュ盤が筒状ホルダBに内挿してあるプランジャーEを押圧するため、シーラントAは流出口200から吐出用部22の吐出口300を通してノズルDから逐次吐出される。図8(b)はこの状態を示している。
【0019】
天蓋2の肉厚が筒体1のそれよりも大きく、かつ合成樹脂製台座3が剛性を有しているため、シーラント類の吐出時の平行安定性がよく、確実に押し出すことができる。筒状ホルダBは合成樹脂製のものに限らず、紙管からなるものでもよい。
なお、開封による流出口200の形成は、前記した時期に限らず、パウチを筒状ホルダBに挿入してアダプターFを取付けた状態の段階、あるいはアダプターをアッセンブリーした筒状ホルダBを押出しガンCにセットした後の段階で行なうことができる利点がある。
【0020】
本発明は、合成樹脂製台座3の径を大きくした場合には、アダプターFの使用を省略することもできる。図9(a)(b)はこの状態を示しており、パウチを筒状ホルダBに挿入し、その筒状ホルダBを押出しガンCにセットすれば、天蓋2に一体化している合成樹脂製台座2aが押出しガンCの先端面部cに当接する。そこで、あとは先端を切除したノズルDを合成樹脂製台座3の吐出用部22に取付け、押出しガンCの押出しロッドc1を進出させればよい。
さらには、本発明は、押出しガンを使用せず、図10のように筒体1を直接把持して手絞りすることもできる。この場合、不安があれば筒体1を軟質の袋などに包めばよい。したがって、本発明は現場の状況や現場で備わっている治具の種類に自在に対応することができる。
【0021】
第3実施例のように筒体1に一定間隔で永久筋7を設けておいた場合には、天蓋2が筒体1よりも肉厚が大きいため剛性を有しており、かつその天蓋2に合成樹脂製台座3が熱接着されて剛性化しているため、プランジャを移動させることにより押し絞りを受けてシーラントAが吐出すると、筒体1は図6(c)のように永久筋7に沿って規則正しく折り畳まれることになる。
このため、ホルダBの内壁面とプランジャ外周壁との間に皺状の筒体部分が挟まってプランジャーの移動を妨げる心配が無くなり、円滑にシーラントを吐出させることができる。
【0022】
【発明の効果】
以上説明した本発明の請求項1によるときには、アルミニウム箔aの両面に熱可塑性合成樹脂膜b1,b2を層着したガスバリア性シート10の幅方向両端部を熱接着した筒体1の上部に、アルミニウム箔aの両面に熱可塑性合成樹脂膜b1,b2を層着したガスバリア性円板の周囲に周側壁21を有する天蓋2を、その周側壁21をもって前記筒体1の上部に嵌合して熱可塑性合成樹脂膜同士を熱接着しているので、完全なシールとガスバリア性を実現でき、保存性がきわめて良好で硬化を確実に防止することができる。しかも、天蓋2には吐出用筒部30を有する合成樹脂製台座3が熱接着されているので、吐出用筒部30を通して天蓋2を突き破ることにより開封を簡単に行なえるため作業性がよく、また、押出しガンはもとより手絞りでの使用も自在に行なえ、現場の状況に応じた自由度の高い使用形態を選べるなどのすぐれた効果が得られる。
しかも、天蓋2の肉厚が筒体1の厚さの1.3倍以上、合成樹脂製台座3が天壁20の直径の1/2以上の直径を有しているため、シーラントの充填圧に対する強度がすぐれ、また合成樹脂製台座3を安定的に支持することができ、シーラントの吐出時の平行安定性がよく、確実に押し出すことができ、アダプターを使用せずに筒状ホルダーに装填し、押出しガンに装着してシーラントを注出することもできるというすぐれた効果が得られる。
請求項2によれば、筒体1の長手方向と直交する方向に、充填したシーラント類の押出しにともなって折り畳まれる永久筋群7を配設したので、ホルダの内壁面とプランジャ外周壁との間に筒体構成部分が入り込まむことを的確に防止することができ、円滑な押し絞りを行なうことができるというすぐれた効果が得られる。
【0023】
【発明の効果】
以上説明した本発明の請求項1によるときには、アルミニウム箔aの両面に熱可塑性合成樹脂膜b1,b2を層着したガスバリア性シート10の幅方向両端部を熱接着した筒体1の上部に、アルミニウム箔aの両面に熱可塑性合成樹脂膜b1,b2を層着したガスバリア性円板の周囲に周側壁21を有する天蓋2を、その周側壁21をもって前記筒体1の上部に嵌合して熱可塑性合成樹脂膜同士を熱接着しているので、完全なシールとガスバリア性を実現でき、保存性がきわめて良好で硬化を確実に防止することができる。しかも、天蓋2には吐出用筒部30を有する合成樹脂製台座3が熱接着されているので、吐出用筒部30を通して天蓋2を突き破ることにより開封を簡単に行なえるため作業性がよく、また、押出しガンはもとより手絞りでの使用も自在に行なえ、現場の状況に応じた自由度の高い使用形態を選べるなどのすぐれた効果が得られる。
請求項2によれば、天蓋2の肉厚が筒体1のそれよりも大きいため、シーラントの充填圧に対する強度がすぐれ、また合成樹脂製台座3を安定的に支持することができ、シーラントの吐出時の平行安定性がよく、確実に押し出すことができるというすぐれた効果が得られる。
請求項3によれば、筒体1の長手方向と直交する方向に、充填したシーラント類の押出しにともなって折り畳まれる永久筋群7を配設したので、ホルダの内壁面とプランジャ外周壁との間に筒体構成部分が入り込まむことを的確に防止することができ、円滑な押し絞りを行なうことができるというすぐれた効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明によるシーラント収容パウチの第1実施例を示す斜視図である。
【図2】(a)は第1実施例の部分省略縦断面図、(b)は同じくその部分的拡大図である。
【図3】(a)は第1実施例の分解斜視図、(b)は(a)のX−X線に沿う断面図である。
【図4】(a)は本発明における筒体の下端部の閉止態様の別の例を示す側面図、(b)は本発明における筒体の下端部の閉止態様のさらに別の例を示す側面図である。
【図5】本発明の第2実施例を示しており、(a)はその部分的斜視図、(b)はその部分的拡大断面図である。
【図6】本発明の第3実施例を示しており、(a)はその部分的正面図、(b)はその部分的拡大断面図、(c)は使用時の状態を示す部分的正面図である。
【図7】本発明パウチをホルダーに装填した状態を示す側面図である。
【図8】(a)は図7のものを押出しガンに装着し、押し絞りをしている状態を示す側面図、(b)は同じくその部分拡大断面図である。
【図9】(a)は本発明パウチをアダプターを使用せずにホルダーに装填し、押出しガンに装着して押し絞りをしている状態を示す側面図、(b)は同じくその部分拡大断面図である。
【図10】本発明収容体を手絞りにて使用している状態を示す斜視図である。
【図11】(a)は従来のシーラント収容体の一例を示す正面図、(b)は同じく別の例を示す正面図である。
【図12】図11(a)のシーラント収容体の使用状態を示す側面図である。
【符号の説明】
a アルミニウム箔
b1,b2 熱可塑性合成樹脂膜
1 筒体
2 天蓋
3 合成樹脂製台座
10,10’ ガスバリア性シート
20 天壁
21 周側壁
30 吐出用筒部
Claims (2)
- アルミニウム箔aの両面に熱可塑性合成樹脂膜b1,b2を層着したガスバリア性シート10を丸めるとともに幅方向両端部を熱接着した筒体1と、アルミニウム箔aの両面に熱可塑性合成樹脂膜b1,b2を層着しかつ厚さが筒体1の1.3倍以上の厚さを有するガスバリア性円板からなる天壁20の周囲に周側壁21を有し、その周側壁21を前記筒体1の上部に嵌合して熱可塑性合成樹脂膜同士を熱接着して筒体1と一体化した天蓋2と、吐出用筒部30を一体に有するとともに前記天壁20の直径の1/2以上の直径を持ち、前記天蓋2の表面に熱接着された合成樹脂製台座3を備えていることを特徴とするシーラント収容パウチ。
- 筒体1の長手方向と直交する方向に、充填したシーラントの押出しにともなって折り畳まれる永久筋群7を配設したものを含む請求項1に記載のシーラント収容パウチ。
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