JPH063330Y2 - 冷暖房切替式空調装置 - Google Patents

冷暖房切替式空調装置

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JPH063330Y2
JPH063330Y2 JP16498888U JP16498888U JPH063330Y2 JP H063330 Y2 JPH063330 Y2 JP H063330Y2 JP 16498888 U JP16498888 U JP 16498888U JP 16498888 U JP16498888 U JP 16498888U JP H063330 Y2 JPH063330 Y2 JP H063330Y2
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JP
Japan
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ceiling
air
outlet
chamber
blower
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JP16498888U
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JPH0285924U (ja
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光治 太田
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Obayashi Corp
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Obayashi Corp
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Description

【考案の詳細な説明】 《産業上の利用分野》 この考案は建築構造物の空調設備に関し、特に個別分散
型の冷暖房切替式空調装置に関する。
《従来の技術》 周知のように、建築構造物の空調方式の1つとして、構
造物の天井裏を給気チャンバーとして利用する方式があ
る。この方式では通常のダクト方式に比べてダクト工事
が少なく、工期の短縮、工事費の低減、通風抵抗が小さ
くなることによる送風機容量の減縮など種々の利点があ
る。
この事から本出願人は先に特願昭61−115381号
を出願している。
《考案が解決しようとする課題》 ダクト式でも同じであるが、叙述ダクトレス方式におい
ても天井吹出,天井吸込が一般的であるため、暖房時に
は天井面と床面との温度差が冷房時に比べて過大になっ
ていた。
例えば、天井吹出しダクト方式で下階がピロティーであ
り、天井は二重天井にして断熱材を装着したコンクリー
ト構造物の天井高2600mm室内の暖房時温度勾配は第
3図に示す通りであった。
すなわち、床面では18℃に対し、天井面は26℃を越
えており、床上300mmの点で21.5℃に対し、床上
2200mmの点で26℃であり、温度差が著しく、頭寒
足熱の理想温度分布に反する状況になっていた。
この考案は上記事情鑑みてなされたものであって、その
目的は暖冷房時の何れにおいても良好な室内温度分布が
得られる個別分散型の空調装置を提供するにある。
《課題を解決するための手段》 上記目的を達成するために、この考案の冷暖房切替式空
調装置は、床吹出し口に連通する床下チャンバーと、天
井吹出し口に連通する天井チャンバーとを具え、該床下
チャンバーと該天井チャンバー間とを連絡する連通路中
に送風方向可逆型の送風機および熱交換コイルを該連通
路の軸方向に直列に配してなるのである。
《作用》 先ず冷房時について、このときは床吹出し口を吸込口と
し、天井吹出し口から冷風を吹き出す循環路を形成する
方向に送風機を稼働し、熱交換コイルには冷熱媒体を循
環させる。暖房時には送風機を逆回転させ、天井吹出し
口を吸込口とし、床吹出し口から温風を吹き出す空気循
環路を形成するとともに、熱交換コイルには温熱媒体を
循環させる。
《実施例》 以下、この考案の好適な実施例について、図面を参照に
して詳細に説明する。
実施例は冷温水を熱媒体とするもので、第1図は冷房
時、第2図は暖房時を示すものである。
図中の符号1はファンコイルユニットである。そして、
床スラブ2の上にフリーアクセスフロア3を設け、その
間の中空部を空調用床下チャンバー4とし、フロアパネ
ルには任意の適宜位置に吸込口5(暖房時には吹出口)
を配している。また、天井も二重天井にして得られる中
空部を空調用の天井チャンバー6とし、適宜位置に天井
吹出口7を(暖房時は吸込口)設けている。
ファンコイルユニット1は天井8と床パネル9との間を
繋ぐ連通路を構成した函体であって、内部を前後に区画
する隔成板が上下から夫々中途部まで延出し、中途部中
央にはダンパーを切替えて空気の流れだけを逆にできる
送風機10を装着している。
上記隔成板の前部には送風機10を挟む上下にフィルタ
ー11,11aを設け、同様後部の上には冷水コイル1
2、下には温水コイル13を設けている。
更に天井チャンバー6に臨む天井8の開口にはフィルタ
ー11と冷水コイル12の上方に上部切替ダンパー1
4,14a、また床下チャンバー4に臨むフィルター1
1と温水コイル13の下方開口には下部切替ダンパー1
5,15aを設けている。
冷房時には第1図の如く下部切替ダンパー15aと上部
切替ダンパー14を閉止し、室内の空気は吸込口5から
床下チャンバー4を通り、ダンパー15→フィルター1
1a→送風機10→冷水コイル12→ダンパー14a→
天井チャンバー6を経て天井吹出口7から冷風となって
吹き出る。
暖房時には第2図の如く吸込口5を吹出し口として機能
させる。その空気流路は次のとおりである。すなわち、
冷房時とは逆にダンパー14a,15を閉止し、送風機
10の送風方向が上から下に行くように空気の流れを変
え、室内の空気は天井吹出口7を吸込口にして天井チャ
ンバー6内を通り、ダンパー14→フィルター11→送
風機10→温水コイル13→ダンパー15a→床下チャ
ンバー4を通り、吸込口5を吹出し口にして室内に温風
となって吹き出る。
上記実施例はダンパー14,14a−15,15aによ
って通風路を切り替え、送風機10の送風方向を逆にし
ているが、ダンパー14,15aを閉止したままの第1
図の実施例において、コイル12中を通る熱媒体を冷温
切替えとし、送風機10の送風方向も切替えることによ
る冷暖切替にして、コイル13及びダンパー14a,1
5を予備にすることでもよい。
《効果》 以上詳細に説明したように、冷房時には温風を床面から
吹き出し、冷房時には冷風を天井面から吹き出すので上
下の温度差が生じても良好な体感温度勾配に合うので理
想的な空調が可能になる効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の冷房時の実施例を示す側面図、第2図
はその暖房時を示す側面図、第3図は従来の空調装置に
よる温度勾配を例示した説明図である。 1……ファンコイルユニット 2……床スラブ 3……フリーアクセスフロア 4……床下チャンバー、5……吸込口 6……天井チャンバー、7……天井吹出口 8……天井、9……床パネル 10……送風機、11……フィルター 12……冷水コイル、13……温水コイル 14……上部切替ダンパー 15……下部切替ダンパー

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】床吹出し口に連通する床下チャンバーと、
    天井吹出し口に連通する天井チャンバーとを具え、該床
    下チャンバーと該天井チャンバー間とを連絡する連通路
    中に送風方向可逆型の送風機および熱交換コイルを該連
    通路の軸方向に直列に配してなる冷暖房切替式空調装
    置。
JP16498888U 1988-12-22 1988-12-22 冷暖房切替式空調装置 Expired - Lifetime JPH063330Y2 (ja)

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JP16498888U JPH063330Y2 (ja) 1988-12-22 1988-12-22 冷暖房切替式空調装置

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JP16498888U JPH063330Y2 (ja) 1988-12-22 1988-12-22 冷暖房切替式空調装置

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JPH0285924U JPH0285924U (ja) 1990-07-06
JPH063330Y2 true JPH063330Y2 (ja) 1994-01-26

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2015105782A (ja) * 2013-11-29 2015-06-08 株式会社 テスク資材販売 空調システム
JP6795470B2 (ja) * 2017-08-25 2020-12-02 パナソニックホームズ株式会社 空調ユニット及びそれを用いた建物

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JPH0285924U (ja) 1990-07-06

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