JPH04203833A

JPH04203833A - 空調システム

Info

Publication number: JPH04203833A
Application number: JP33673290A
Authority: JP
Inventors: Takashi Matsuzaka; 孝松坂
Original assignee: Toshiba Corp
Current assignee: Toshiba Corp
Priority date: 1990-11-30
Filing date: 1990-11-30
Publication date: 1992-07-24

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】〔発明の目的〕（産業上の利用分野）この発明は、ビル用に好適な空調システムに係り、特に
、輻射による空調手段を付加した空調システムに関する
う（従来の技術）従来、この種のビル用空調シフテムと１６ではマルチシ
ステムやダクトンスデ・ム等があり、前者は室内側熱交
換器を内蔵した複数台の室内〜１ニットを部屋の天井面
等に設けるものである１、また、ダクトシステムは１台
の室内側熱交換器で熱交換された調温空気をダクトによ
り複数の吹出口ユニットへ案内し２て室内へ吹き出し、
空調するものである。

（発明が解決しようとする課題）しかしなから、これらの空調システムでは殆ど調温空気
の対流による熱移動により空調するものであり、温度ム
ラ（ドラフト感）や気流感を与えるという課題がある。

そこでこの発明は前記事情を考慮してなされたもので、
その目的はドラフト感や気流感を低減して快適性を向上
させることができる空調システムを提供することにある
。

〔発明の構成〕

（課題を解決するための手段）この発明は前記課題を解決するために、次のように構成
される。

つまりこの発明は、少なくともコンプレッサ、室外側熱
交換器、減圧器および室内側熱交換器を冷媒配管により
接続して冷媒を循環させる閉じた冷凍サイクルと、前記
室内側熱交換器を内蔵してこの熱交換器により熱交換さ
れた調温空気を外部に吹き出す室内ユニットと、内外２
重壁て囲まれてこの２重壁の内外間隙を前記調温空気を
通風させる通風路に形成する一方、この内壁に、その内
方の空調空間に吹き出す吹出口を開口させると共に、こ
の空調空間の空気を吸い込む吸込口を開口させる部屋と
、前記内壁に設置されて内外面を前記空調空間と通風路
とにそれぞれ臨ませる輻射パネルと、この輻射パネルの
外面を断熱部材により開閉自在に覆う開閉装置と、前記
吸込口より吸い込まれた空気を外気または前記室内ユニ
ットに選択的に案内するダクトとを有することを特徴と
する。

（作用）室内ユニットの室内側熱交換器で熱交換された調温空気
は部屋の内外２重壁の間隙の通風路を通風して吹出口か
ら内壁内方の空調空間へ吹き出され、空調する。

また、調温空気が部屋の内外２重壁の通風路を通風する
際に、輻射パネルの外面を通風してこれと熱交換する。

したがって、輻射パネルの熱または冷熱がその内面から
内壁内の空調空間に輻射されて空調される。

そして、空調空間内の室内空気は吸込口からダクト内に
吸い込まれて、外気に排気され、あるいは室内ユニット
に戻され、以下この作用を繰り返Ｉ７て空調空間の空調
を行なう。

したかってこの発明によれば、調温空気の気流のみでは
な（、輻射パネルの輻射作用によっても空調するので、
気流感や温度ムラ（ドラフト感）を低減させて快適性を
高めることかできる。

（実施例）以下この発明の一実施例を第１図〜第３図に基づいて説
明する。

第１図はこの発明の一実施例の全体構成図であり、図に
おいて、空調システム１は建屋２の外壁２ａ内の床スラ
ブ２ｂ上に、部屋３を設けている。

部屋３は密閉箱状の外壁４内に、これより小形の密閉箱
状の内壁５を内蔵して、内壁５の底部を複数の支持脚６
，６により床スラブ２ｂ上に所要の間隙を置いて支持し
ている。

部屋３は外壁４と内壁５との間隙を通風路７に形成して
おり、内壁５の床部５ａと側壁部５ｂの下部には複数の
吹出口５ｃ、５ｃ・・・を開口させる一方、天井部５ｄ
には複数の吸込口５ｅ、５ｅをそれぞれ開口させている
。

一方、外壁４はその側壁部４ａの下部に外側吹出口４ｂ
を開口させる一方、その天井部４ｃには外側吸込口４Ｃ
ｉを開口させている。

外側吹出口４ｂの外側には室内ユニット８の吹出口８ａ
を接続しており、室内ユニット８内に室内ファン８ｃと
共に内蔵された室内側熱交換器８ｂは冷媒配管９を介し
て、建屋２の外側に設置された室外ユニット１０内の図
示しない室外側熱交換器や減圧器、コンプレッサ等に接
続されて冷媒を循環させる閉じた冷凍サイクルを構成し
ている。

室内ユニット８の吸込口は空調ダクト１１を介して部屋
３の外側吸込口４ｄに連通しており、空調ダクト１１の
途中には給排気ユニット１２と空気清浄ユニット１３と
をそれぞれ介装している。

給排気ユニット１２は建屋２の外壁２ａを貫通してその
外端部を外方へ突出させた給排気ダクト１２ａに連通し
ており、外気を内部に吸い込んで室内ユニット８側へ案
内する一方、外側吸込口４ｄから吸い込まれた空気を外
気へ選択的に排気するようになっている。

そして、内壁５はその床部５ａに床暖房輻射パネル１４
を設けると共に、側壁部５ｂの複数箇所に側面暖房輻射
パネル１５．１６を設け、さらに、天井部５ｄには天井
冷房輻射パネル１７を設けている。

これら冷暖房輻射パネル１４〜１７は第２図に示すよう
に構成され、輻射効率の高い輻射パネル１８を内壁５の
内側に添設しており、この輻射パネル１８の中央部内側
に対応する内壁５の一部を切り欠いて背面開口９を形成
しており、この背面開口１９に適合する断熱パネル２０
を図中左右−対の駆動装置２１ａ、２１ｂにより背面開
口１９を開閉すると共に、開口時にはこの断熱パネル２
０と輻射パネル１８との間に調温空気を通風させて、調
温空気と輻射パネル１８とを熱交換させるようになって
いる。

また、床暖房輻射パネル１４は第３図に示すようにその
複数枚を正方格子状に配置し、その外周には輻射パネル
ではない単なる床パネル２２，２２・・をそれぞれ配置
しており、この配置形状は適宜でよい。

次にこの実施例の作用を説明する。

室内、外ユニッｈ８，１０および空調ダクト１１が運転
されると、外気か給排気ダクト１２ａから給排気ユニッ
ト１２内に吸い込まれ、この後、空気清浄ユニット１３
を通風して清浄化されて、室内ユニット８内に流入する
。

室外ユニット８内に吸い込まれた空気は室内側熱交換器
８ｂにより熱交換され、室内ファン８Ｃにより吹出口８
ａおよび外側吹出口４ｂを通って部屋３の外壁４と内壁
５との間の通風路７に吹き出される。

通風路７に吹き出された調温空気は通風路７を通風する
際に複数の吹出口５ｃ、５ｃ・・・から室内へ吹き出さ
れて、その室内を冷房または暖房する。

そして、冷房運転時には床暖房輻射パネル１４と側面暖
房輻射パネル１５．１６の背面開口１９が開閉装置２１
ａ、２１ｂにより断熱パネル２０で閉じられて断熱され
る一方、天井冷房輻射パネル１７の背面開口１９は一対
の駆動袋！２１　ａ。

２１ｂにより開口され、図中太線矢印に示すように冷気
を輻射パネル１７の背面開口１９を通し、これら輻射パ
ネル１７を冷却する。

したかって、これら天井冷房輻射パネル１７はその輻射
により室内を上方から冷房する。

一方、暖房運転の場合にはこれとは逆に、天井冷房輻射
パネル１７の背面開口１９を断熱パネル２０により閉じ
て断熱する一方、床、側面暖房輻射パネル１４，１５．
１６の背面開口１９を断熱パネル２０により開口させて
、調温空気をこれら暖房輻射パネル１４，１５．１６の
背面に通風させて加熱する。

これにより、これら暖房輻射パネル１４，１５゜１６の
輻射熱により室内を下方および側方から暖房する。

したかってこの実施例によれば、室内を調温空気の気流
と冷暖房輻射パネル１４〜１７の輻射により室内を冷暖
房するので、これら輻射による空調の分だけ、温度ムラ
（ドラフト感）や気流感を低減し、快適性を高めること
かできる。

なお、本実施例では冷房時において側面輻射パネル１６
．１５を閉しるようにしたか、そ−の設定は任意である
。

〔発明の効果〕

以上説明したようにこの発明は、調温空気の気流により
空調すると共に、輻射パネルの輻射により空調するので
、気流感やドラフト感を低減し、快適性を高めることが
できる。

【図面の簡単な説明】

第１図はこの発明に係る空調システムの一実施例の全体
構成図、第２図は第１図で示す輻射パネルの要部縦断面
図、第３図は第１図で示す床暖房輻射パネルの配置例を
示す図である。１・・・空調システム、２・・・建屋、３・・部屋、４
・・・外壁、４ｄ・・・吸込口、５・・・外壁、５Ｃ・
・吹出口、７・・・通風路、８・・・室内ユニット、８
ｂ・・・室内側熱交換器、９・・・冷媒配管、１０・・
・室外ユニット、１１・・・空調ダクト、１２・・・給
排気ユニット、１８・・・輻射パネル、１９・・背面開
口、２０・・・断熱パネル、２１ａ、２１ｂ・・・開閉
装置。出願人代理人　　　波　多　野　　　久ん第２ｒｌＡ１３１ＥＩ

Claims

【特許請求の範囲】

少なくともコンプレッサ、室外側熱交換器、減圧器およ
び室内側熱交換器を冷媒配管により接続して冷媒を循環
させる閉じた冷凍サイクルと、前記室内側熱交換器を内
蔵してこの熱交換器により熱交換された調温空気を外部
に吹き出す室内ユニットと、内外２重壁で囲まれてこの
２重壁の内外間隙を前記調温空気を通風させる通風路に
形成する一方、この内壁に、その内方の空調空間に吹き
出す吹出口を開口させると共に、この空調空間の空気を
吸い込む吸込口を開口させる部屋と、前記内壁に設置さ
れて内外面を前記空調空間と通風路とにそれぞれ臨ませ
る輻射パネルと、この輻射パネルの外面を断熱部材によ
り開閉自在に覆う開閉装置と、前記吸込口より吸い込ま
れた空気を外気または前記室内ユニットに選択的に案内
するダクトとを有することを特徴とする空調システム。