JPH0633060B2 - 車輛の吸気装置 - Google Patents
車輛の吸気装置Info
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- JPH0633060B2 JPH0633060B2 JP59046406A JP4640684A JPH0633060B2 JP H0633060 B2 JPH0633060 B2 JP H0633060B2 JP 59046406 A JP59046406 A JP 59046406A JP 4640684 A JP4640684 A JP 4640684A JP H0633060 B2 JPH0633060 B2 JP H0633060B2
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- JP
- Japan
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- intake
- transmission case
- engine
- air
- intake air
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Links
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Classifications
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F02—COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
- F02M—SUPPLYING COMBUSTION ENGINES IN GENERAL WITH COMBUSTIBLE MIXTURES OR CONSTITUENTS THEREOF
- F02M35/00—Combustion-air cleaners, air intakes, intake silencers, or induction systems specially adapted for, or arranged on, internal-combustion engines
- F02M35/16—Combustion-air cleaners, air intakes, intake silencers, or induction systems specially adapted for, or arranged on, internal-combustion engines characterised by use in vehicles
- F02M35/162—Motorcycles; All-terrain vehicles, e.g. quads, snowmobiles; Small vehicles, e.g. forklifts
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F02—COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
- F02B—INTERNAL-COMBUSTION PISTON ENGINES; COMBUSTION ENGINES IN GENERAL
- F02B61/00—Adaptations of engines for driving vehicles or for driving propellers; Combinations of engines with gearing
- F02B61/02—Adaptations of engines for driving vehicles or for driving propellers; Combinations of engines with gearing for driving cycles
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B62—LAND VEHICLES FOR TRAVELLING OTHERWISE THAN ON RAILS
- B62K—CYCLES; CYCLE FRAMES; CYCLE STEERING DEVICES; RIDER-OPERATED TERMINAL CONTROLS SPECIALLY ADAPTED FOR CYCLES; CYCLE AXLE SUSPENSIONS; CYCLE SIDE-CARS, FORECARS, OR THE LIKE
- B62K2202/00—Motorised scooters
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F02—COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
- F02M—SUPPLYING COMBUSTION ENGINES IN GENERAL WITH COMBUSTIBLE MIXTURES OR CONSTITUENTS THEREOF
- F02M35/00—Combustion-air cleaners, air intakes, intake silencers, or induction systems specially adapted for, or arranged on, internal-combustion engines
- F02M35/02—Air cleaners
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Combustion & Propulsion (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Automatic Cycles, And Cycles In General (AREA)
- Cooling, Air Intake And Gas Exhaust, And Fuel Tank Arrangements In Propulsion Units (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は,エンジンと伝動ケースと後輪とを一体化した
動力ユニットを備えた車輌に適用される吸気装置に関す
るものである。
動力ユニットを備えた車輌に適用される吸気装置に関す
るものである。
(従来技術) エンジンと伝動ケースと後輪とを一体化した動力ユニッ
トの前端を,車体フレームに上下揺動自在に連結した
2,3輪などの車輌がある。この種の車輌で,エンジン
後方の伝動ケースに吸気清浄器を装着する場合,その吸
気取入口を設ける位置によっては,エンジンの熱で温っ
た空気を吸入することになり,エンジンの充填効率が低
下して好ましくない。特にスクータなどのように動力ユ
ニットの上方および側方を車体カバーで覆った場合に
は,吸気取入口の位置によってはこの車体カバー内にこ
もった温い空気を吸入することになり易くなる。
トの前端を,車体フレームに上下揺動自在に連結した
2,3輪などの車輌がある。この種の車輌で,エンジン
後方の伝動ケースに吸気清浄器を装着する場合,その吸
気取入口を設ける位置によっては,エンジンの熱で温っ
た空気を吸入することになり,エンジンの充填効率が低
下して好ましくない。特にスクータなどのように動力ユ
ニットの上方および側方を車体カバーで覆った場合に
は,吸気取入口の位置によってはこの車体カバー内にこ
もった温い空気を吸入することになり易くなる。
そこで吸気取入口を,エンジンの熱の影響を受けない空
気,例えば走行風を取入れる位置に設けることが考えら
れる。しかしこの場合には,走行風の空気流が吸気清浄
器内の吸気の流れを変動させ,このため気化器などの燃
料供給系に影響が及んで吸気の混合比が変動する。この
結果エンジンの運転が不安定になつたり,燃費が悪化し
たりするという不都合が生じる。また伝動ケースにVベ
ルト式変速機を収納したものでは、伝動ケース内に外気
を導入して冷却することがあり、この場合外気導入口を
伝動ケースに開口させることが考えられる。この外気導
入口には雨水やほこりが入りにくくする必要があるが、
前方や下方に向けて開口させたのでは前輪が巻き上げた
ほこりが入り易く、上方へ開いたのでは雨水が入り易
い。
気,例えば走行風を取入れる位置に設けることが考えら
れる。しかしこの場合には,走行風の空気流が吸気清浄
器内の吸気の流れを変動させ,このため気化器などの燃
料供給系に影響が及んで吸気の混合比が変動する。この
結果エンジンの運転が不安定になつたり,燃費が悪化し
たりするという不都合が生じる。また伝動ケースにVベ
ルト式変速機を収納したものでは、伝動ケース内に外気
を導入して冷却することがあり、この場合外気導入口を
伝動ケースに開口させることが考えられる。この外気導
入口には雨水やほこりが入りにくくする必要があるが、
前方や下方に向けて開口させたのでは前輪が巻き上げた
ほこりが入り易く、上方へ開いたのでは雨水が入り易
い。
(発明の目的) 本発明はこのような事情に鑑みなされたものであり,エ
ンジン後方の伝動ケースに吸気清浄器を装着したにもか
かわらず,エンジンの熱の影響を受けない冷たい空気を
吸入して充填効率を高めると共に,走行風の影響を受け
ず混合比の変動を抑制してエンジンの安定した運転と燃
費の向上を図ることを可能にし、さらに伝動ケース内に
冷却用外気を導く外気導入口にほこりや雨水が入りにく
くする車輌の吸気装置を提供することを目的とする。
ンジン後方の伝動ケースに吸気清浄器を装着したにもか
かわらず,エンジンの熱の影響を受けない冷たい空気を
吸入して充填効率を高めると共に,走行風の影響を受け
ず混合比の変動を抑制してエンジンの安定した運転と燃
費の向上を図ることを可能にし、さらに伝動ケース内に
冷却用外気を導く外気導入口にほこりや雨水が入りにく
くする車輌の吸気装置を提供することを目的とする。
(発明の構成) 本発明によればこの目的は、エンジンと、このエンジン
の一側から後方にのびVベルト式変速機を収容する伝動
ケースと、この伝動ケースの後部に保持された後輪とを
一体化した動力ユニットを備え、この動力ユニットの前
部を車体フレームに揺動自在に連結し、前記伝動ケース
の上方に吸気清浄器を装着した車輌において、前記吸気
清浄器は前記エンジンと反対の一側面にあって水平な開
口縁を有する吸気取入口を備え、前記伝動ケースにはそ
の内部に冷却風を導くための外気導入口が前記吸気取入
口より前方に後方を指向して設けられる一方、前記吸気
取入口に対向する水平方向の防風壁と、この防風壁と吸
気取入口との間の前方にあって前記外気導入口の上方に
位置する縦方向の防風壁とが前記吸気清浄器に一体的に
設けられていることを特徴とする車輌の吸気装置により
達成される。
の一側から後方にのびVベルト式変速機を収容する伝動
ケースと、この伝動ケースの後部に保持された後輪とを
一体化した動力ユニットを備え、この動力ユニットの前
部を車体フレームに揺動自在に連結し、前記伝動ケース
の上方に吸気清浄器を装着した車輌において、前記吸気
清浄器は前記エンジンと反対の一側面にあって水平な開
口縁を有する吸気取入口を備え、前記伝動ケースにはそ
の内部に冷却風を導くための外気導入口が前記吸気取入
口より前方に後方を指向して設けられる一方、前記吸気
取入口に対向する水平方向の防風壁と、この防風壁と吸
気取入口との間の前方にあって前記外気導入口の上方に
位置する縦方向の防風壁とが前記吸気清浄器に一体的に
設けられていることを特徴とする車輌の吸気装置により
達成される。
(実施例) 以下照面に基づき,本発明を詳細に説明する。
第1図は本発明の一実施例である2輪スクータの側面
図,第2図は動力ユニツトの展開した一部断面平面図,
第3図は同じく一部断面した側面図である。第1図で符
号10は車体フレームであり,ステアリング・ヘツドチ
ユーブ12,ダウンチユーブ14,バツクチユーブ16
等を有する。ヘツドチユーブ12に保持された操向軸1
8には,前フオーク20,前輪22,操向ハンドル24
が取付けられている。
図,第2図は動力ユニツトの展開した一部断面平面図,
第3図は同じく一部断面した側面図である。第1図で符
号10は車体フレームであり,ステアリング・ヘツドチ
ユーブ12,ダウンチユーブ14,バツクチユーブ16
等を有する。ヘツドチユーブ12に保持された操向軸1
8には,前フオーク20,前輪22,操向ハンドル24
が取付けられている。
30は動力ユニツトであり,強制空冷式4サイクル単気
筒エンジン32と,このエンジン32の左側面から後方
にのびる伝動ケース34と,この伝動ケース34内に収
容されたVベルト無段変速装置36と,伝動ケース34
の後部に取付けられた後輪38とを備え,これらは一体
化されている。この動力ユニツト30は,その前端が前
記バツクチユーブ16に固着されたブラケツト40(第
1図)ヘピボツト軸42によって上下揺動自在に連結さ
れている。伝動ケース34の後部は,緩衝ユニツト44
を介してバツクチユーブ16に弾性的に支持され,公知
のユニツトスイング式懸架装置が形成されている。
筒エンジン32と,このエンジン32の左側面から後方
にのびる伝動ケース34と,この伝動ケース34内に収
容されたVベルト無段変速装置36と,伝動ケース34
の後部に取付けられた後輪38とを備え,これらは一体
化されている。この動力ユニツト30は,その前端が前
記バツクチユーブ16に固着されたブラケツト40(第
1図)ヘピボツト軸42によって上下揺動自在に連結さ
れている。伝動ケース34の後部は,緩衝ユニツト44
を介してバツクチユーブ16に弾性的に支持され,公知
のユニツトスイング式懸架装置が形成されている。
横置きのクランク軸46の右端には,マグネト発電機4
8が取付けられ,この発電機48の磁石を保持するフラ
イホイールにはフアン50が固定されている。このフア
ン50は,エンジンカバー52に設けた外気取入口54
から外気をこのカバー52内に吸入し,エンジン32を
強制的に冷却する。このエンジンの冷却風はダクト56
によつてピボツト軸42の前方を通りピボツト軸42の
下方に排出される。なお第2図で58はピストン,60
は頭上カム軸,62はタイミングチエーンである。
8が取付けられ,この発電機48の磁石を保持するフラ
イホイールにはフアン50が固定されている。このフア
ン50は,エンジンカバー52に設けた外気取入口54
から外気をこのカバー52内に吸入し,エンジン32を
強制的に冷却する。このエンジンの冷却風はダクト56
によつてピボツト軸42の前方を通りピボツト軸42の
下方に排出される。なお第2図で58はピストン,60
は頭上カム軸,62はタイミングチエーンである。
クランク軸46の左端には,前記Vベルト伝動装置36
の駆動側プーリ64が取付けられている。このプーリ6
4はクランク軸46上を摺動する可動プーリ半体64a
と,このプーリ半体64aに対向しクランク軸46端に
固定された固定プーリ半体64bとを備える。可動プー
リ半体64aは回転速度に応じてクランク軸46上を摺
動し,両半体64a,64b間に巻掛けられたVベルト
66の巻掛け半径が回転速度の増加によつて増大するよ
うになつている。この駆動側プーリ64の回転は,Vベ
ルト66,従動側プーリ68,遠心クラツチ70,減速
歯車72を介し後輪軸74に伝えられる。なお従動側プ
ーリ68の対向するプーリ半体の間隔は,駆動側プーリ
64のVベルト66巻掛け半径の変化に応じて変化す
る。
の駆動側プーリ64が取付けられている。このプーリ6
4はクランク軸46上を摺動する可動プーリ半体64a
と,このプーリ半体64aに対向しクランク軸46端に
固定された固定プーリ半体64bとを備える。可動プー
リ半体64aは回転速度に応じてクランク軸46上を摺
動し,両半体64a,64b間に巻掛けられたVベルト
66の巻掛け半径が回転速度の増加によつて増大するよ
うになつている。この駆動側プーリ64の回転は,Vベ
ルト66,従動側プーリ68,遠心クラツチ70,減速
歯車72を介し後輪軸74に伝えられる。なお従動側プ
ーリ68の対向するプーリ半体の間隔は,駆動側プーリ
64のVベルト66巻掛け半径の変化に応じて変化す
る。
76は吸気清浄器であり,伝動ケース34の上面に取付
けられている。この吸気清浄器76はその左側面すなわ
ちエンジン32と反対側の一側面から下方を指向して開
口する水平な開口縁を持つ吸気取入口78から外気を取
入れ,気化器80を介してエンジン32に吸気を導く。
エンジン32の排気管82は,ダクト56の横を通つて
エンジン32下方にのび,後輪38の右側に位置する排
気消音器84に接続されている(第1図)。
けられている。この吸気清浄器76はその左側面すなわ
ちエンジン32と反対側の一側面から下方を指向して開
口する水平な開口縁を持つ吸気取入口78から外気を取
入れ,気化器80を介してエンジン32に吸気を導く。
エンジン32の排気管82は,ダクト56の横を通つて
エンジン32下方にのび,後輪38の右側に位置する排
気消音器84に接続されている(第1図)。
前記駆動側プーリ64の固定プーリ半体64bには,そ
の外側面にフアン86が一体成形されている。伝動ケー
ス34には,このフアン86に対向する位置に開口88
が形成されている。第2,3図で90はエレメント支持
板,92は発泡ウレタンなどからなる空気浄化エレメン
ト,94は外気導入ダクトとしての蓋材である。エレメ
ント支持板90はエレメント92が開口88内に落ち込
むのを防ぐものであり,開口88に対向する部分には多
数の開口90aが設けられている。支持板90,エレメ
ント92はその周縁部が伝動ケース34外側面と蓋材9
4との間に挾まれて保持される。すなわち支持板90の
周縁部内側には多数の長孔90bが設けられ,この長孔
90bに係入するリブ96が伝動ケース34に形成さ
れ,このリブ96に対向するリブ98が蓋材94に設け
られている。エレメント92外周縁は,これらリブ9
6,98間に挾持される。なおエレメント92の装着を
容易にするため,蓋材94にエレメント92を貫通して
保持するピン状の突起を複数設けておき,このピンにエ
レメント92を予め保持して蓋材94を固定することに
よりエレメント92を装着するようにしてもよい。この
蓋材94には,斜め上後方に開口する外気導入口100
が形成されている。前記吸気清浄器76のケースの左側
面には,傘102が一体に形成され,外気導入口100
はこの傘102内に臨んでいる。なお伝動ケース34の
後部には,伝動装置36の冷却風の排出口104が設け
られている。
の外側面にフアン86が一体成形されている。伝動ケー
ス34には,このフアン86に対向する位置に開口88
が形成されている。第2,3図で90はエレメント支持
板,92は発泡ウレタンなどからなる空気浄化エレメン
ト,94は外気導入ダクトとしての蓋材である。エレメ
ント支持板90はエレメント92が開口88内に落ち込
むのを防ぐものであり,開口88に対向する部分には多
数の開口90aが設けられている。支持板90,エレメ
ント92はその周縁部が伝動ケース34外側面と蓋材9
4との間に挾まれて保持される。すなわち支持板90の
周縁部内側には多数の長孔90bが設けられ,この長孔
90bに係入するリブ96が伝動ケース34に形成さ
れ,このリブ96に対向するリブ98が蓋材94に設け
られている。エレメント92外周縁は,これらリブ9
6,98間に挾持される。なおエレメント92の装着を
容易にするため,蓋材94にエレメント92を貫通して
保持するピン状の突起を複数設けておき,このピンにエ
レメント92を予め保持して蓋材94を固定することに
よりエレメント92を装着するようにしてもよい。この
蓋材94には,斜め上後方に開口する外気導入口100
が形成されている。前記吸気清浄器76のケースの左側
面には,傘102が一体に形成され,外気導入口100
はこの傘102内に臨んでいる。なお伝動ケース34の
後部には,伝動装置36の冷却風の排出口104が設け
られている。
第4図と第5図は前記吸気清浄器76の一部断面側面図
と平断面図,第6図と第7図は第4図におけるVI矢視図
とVII−VII線断面図である。この吸気清浄器76は第
4,5図に示すように左右割りのケース半体106,1
08を備え,これらの合面間にエレメント110が挾持
されている。右側のケース半体108にはダクト112
が接続され,ここに前記の気化器80が接続される。な
お114はブローバイガス還流用パイプである。
と平断面図,第6図と第7図は第4図におけるVI矢視図
とVII−VII線断面図である。この吸気清浄器76は第
4,5図に示すように左右割りのケース半体106,1
08を備え,これらの合面間にエレメント110が挾持
されている。右側のケース半体108にはダクト112
が接続され,ここに前記の気化器80が接続される。な
お114はブローバイガス還流用パイプである。
左側のケース半体106には前記吸気取入口78が下方
を指向して開口し,この取入口78から吸入される外気
は,斜め後上方にのびてUターンする吸気通路116に
よつてエレメント110に導かれる。ケース半体体10
6の下部には,左側方にのびて吸気取入口78に対向す
るように下方に臨むじやま板118がリベツト120,
120により固定されている。またこの吸気取入口78
の前方には,前記傘102の後壁102aが位置する。
じやま板118およびこの後壁102aは,走行風が吸
気取入口78に直接流入するのを防ぐ防風壁として作用
する。すなわちじゃま板118は吸気取入口78の下方
に対向する水平方向の防風壁となる。また傘102はこ
のじゃま板118と吸気取入口78の間の前方にあって
走行風が吸気取入口78に入るのを防ぐ縦方向の防風壁
となっている。
を指向して開口し,この取入口78から吸入される外気
は,斜め後上方にのびてUターンする吸気通路116に
よつてエレメント110に導かれる。ケース半体体10
6の下部には,左側方にのびて吸気取入口78に対向す
るように下方に臨むじやま板118がリベツト120,
120により固定されている。またこの吸気取入口78
の前方には,前記傘102の後壁102aが位置する。
じやま板118およびこの後壁102aは,走行風が吸
気取入口78に直接流入するのを防ぐ防風壁として作用
する。すなわちじゃま板118は吸気取入口78の下方
に対向する水平方向の防風壁となる。また傘102はこ
のじゃま板118と吸気取入口78の間の前方にあって
走行風が吸気取入口78に入るのを防ぐ縦方向の防風壁
となっている。
なお第1図において122は動力ユニツト30の上部を
覆う車体カバー,124は運転シートである。
覆う車体カバー,124は運転シートである。
本実施例では,吸気は伝動ケース34側方から吸入され
るので走行中および停車中にはエンジン32で温つた空
気が吸入されず,エンジン32の充填効率が向上する。
また走行中においては走行風は伝動ケース34の側方お
よび下方を通るが,吸気取入口78の前方およ下方に
は,防風壁作用を持つ傘102とじやま板118が位置
するので,走行風は直接吸気取入口78に入ることがな
い。さらに吸気取入口78には、動力ユニット30が上
下に揺動した時に吸気を下方へ引出したり上へ押し込ん
だりする方向の力が作用するが、この吸気取入口78に
対向する水平方向のじやま板118がこの吸気の移動を
抑制する。このため走行風や動力ユニット30の上下揺
動にともなう空気の移動により、吸気清浄器76内に吸
気の変動が引き起こされることがなく,気化器80を通
る吸気流が安定して混合比の変動が抑制され,この結果
燃費が向上する。なお本実施例では吸気取入口78から
入つた吸気は通路116でUターンされるので,吸気の
運動エネルギーは十分に吸収され,本発明の効果は一層
顕著になる。
るので走行中および停車中にはエンジン32で温つた空
気が吸入されず,エンジン32の充填効率が向上する。
また走行中においては走行風は伝動ケース34の側方お
よび下方を通るが,吸気取入口78の前方およ下方に
は,防風壁作用を持つ傘102とじやま板118が位置
するので,走行風は直接吸気取入口78に入ることがな
い。さらに吸気取入口78には、動力ユニット30が上
下に揺動した時に吸気を下方へ引出したり上へ押し込ん
だりする方向の力が作用するが、この吸気取入口78に
対向する水平方向のじやま板118がこの吸気の移動を
抑制する。このため走行風や動力ユニット30の上下揺
動にともなう空気の移動により、吸気清浄器76内に吸
気の変動が引き起こされることがなく,気化器80を通
る吸気流が安定して混合比の変動が抑制され,この結果
燃費が向上する。なお本実施例では吸気取入口78から
入つた吸気は通路116でUターンされるので,吸気の
運動エネルギーは十分に吸収され,本発明の効果は一層
顕著になる。
本実施例では傘102とじやま板118を防風壁とした
が,本発明はこれに限られず吸気取入口78に対向する
じゃま板118のみであっても所期の効果が得られるも
のである。
が,本発明はこれに限られず吸気取入口78に対向する
じゃま板118のみであっても所期の効果が得られるも
のである。
(発明の効果) 本発明は以上のように、伝動ケースの上方に装着した吸
気清浄器の吸気取入口を、エンジンと反対の一側面に設
けたから、伝動ケース前部に位置するエンジンの熱の影
響を吸気が受けず、常に冷たい吸気を吸入できる。この
ためエンジンの充填効率が向上する。
気清浄器の吸気取入口を、エンジンと反対の一側面に設
けたから、伝動ケース前部に位置するエンジンの熱の影
響を吸気が受けず、常に冷たい吸気を吸入できる。この
ためエンジンの充填効率が向上する。
また吸気取入口は上下方向を指向するから走行風が直接
入らず、吸気取入口に対向する水平方向の防風壁と、こ
の防風壁と吸気取入口との間の前方に縦方向の防風壁と
を吸気清浄器に一体的に設けたので、走行風や動力ユニ
ットの上下動に伴う吸気取入口付近の空気の移動が吸気
清浄器内に入る空気流に変動を与えることがなく、また
吸気取入口と防風壁との間隔も常に一定に保たれるから
気化器などの燃料供給系を通る吸気流が安定する。この
ため混合比が安定化し、エンジンの運転が安定する。ま
た燃費の向上も同時に可能となる。
入らず、吸気取入口に対向する水平方向の防風壁と、こ
の防風壁と吸気取入口との間の前方に縦方向の防風壁と
を吸気清浄器に一体的に設けたので、走行風や動力ユニ
ットの上下動に伴う吸気取入口付近の空気の移動が吸気
清浄器内に入る空気流に変動を与えることがなく、また
吸気取入口と防風壁との間隔も常に一定に保たれるから
気化器などの燃料供給系を通る吸気流が安定する。この
ため混合比が安定化し、エンジンの運転が安定する。ま
た燃費の向上も同時に可能となる。
さらに伝動ケース内に冷却空気を導く外気導入口を吸気
取入口より前に後方に向けて開口させ、前記縦方向の、
防風壁でこの外気取入口を覆うようにしたから、この外
気導入口に雨水やほこりがはいりにくくなる効果があ
る。
取入口より前に後方に向けて開口させ、前記縦方向の、
防風壁でこの外気取入口を覆うようにしたから、この外
気導入口に雨水やほこりがはいりにくくなる効果があ
る。
第1図は本発明の一実施例の側面図,第2図は動力ユニ
ツトの一部を断面した展開平面図,第3図は同じく一部
を断面した側面図,第4,5図は吸気清浄器の一部断面
側面図と平断面図,第6,7図は第4図におけるVI矢視
図とVII−VII線断面図である。 30……動力ユニット,32……エンジン, 34……伝動ケース,38……後輪, 76……吸気清浄器,78……吸気取入口, 102a……防風壁としての後壁, 118……防風壁としてのじやま板。
ツトの一部を断面した展開平面図,第3図は同じく一部
を断面した側面図,第4,5図は吸気清浄器の一部断面
側面図と平断面図,第6,7図は第4図におけるVI矢視
図とVII−VII線断面図である。 30……動力ユニット,32……エンジン, 34……伝動ケース,38……後輪, 76……吸気清浄器,78……吸気取入口, 102a……防風壁としての後壁, 118……防風壁としてのじやま板。
Claims (1)
- 【請求項1】エンジンと、このエンジンの一側から後方
にのびVベルト式変速機を収容する伝動ケースと、この
伝動ケースの後部に保持された後輪とを一体化した動力
ユニットを備え、この動力ユニットの前部を車体フレー
ムに揺動自在に連結し、前記伝動ケースの上方に吸気清
浄器を装着した車輌において、 前記吸気清浄器は前記エンジンと反対の一側面にあって
水平な開口縁を有する吸気取入口を備え、前記伝動ケー
スにはその内部に冷却風を導くための外気導入口が前記
吸気取入口より前方に後方を指向して設けられる一方、
前記吸気取入口に対向する水平方向の防風壁と、この防
風壁と吸気取入口との間の前方にあって前記外気導入口
の上方に位置する縦方向の防風壁とが前記吸気清浄器に
一体的に設けられていることを特徴とする車輌の吸気装
置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP59046406A JPH0633060B2 (ja) | 1984-03-13 | 1984-03-13 | 車輛の吸気装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP59046406A JPH0633060B2 (ja) | 1984-03-13 | 1984-03-13 | 車輛の吸気装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS60191821A JPS60191821A (ja) | 1985-09-30 |
JPH0633060B2 true JPH0633060B2 (ja) | 1994-05-02 |
Family
ID=12746266
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP59046406A Expired - Lifetime JPH0633060B2 (ja) | 1984-03-13 | 1984-03-13 | 車輛の吸気装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0633060B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2009191969A (ja) * | 2008-02-14 | 2009-08-27 | Honda Motor Co Ltd | ベルト式無段変速機の冷却構造 |
Families Citing this family (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2012245890A (ja) * | 2011-05-27 | 2012-12-13 | Yamaha Motor Co Ltd | スクータ型自動二輪車 |
JP7280441B2 (ja) * | 2020-07-07 | 2023-05-23 | 本田技研工業株式会社 | パワーユニットケース構造 |
CN114294135B (zh) * | 2022-01-05 | 2023-04-07 | 浙江钱江摩托股份有限公司 | 摩托车发动机的进气结构 |
-
1984
- 1984-03-13 JP JP59046406A patent/JPH0633060B2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2009191969A (ja) * | 2008-02-14 | 2009-08-27 | Honda Motor Co Ltd | ベルト式無段変速機の冷却構造 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS60191821A (ja) | 1985-09-30 |
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