JP4010127B2 - 変速機構の冷却構造 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、バギー車等と呼ばれている鞍乗型不整地走行車(ATV;All Terrain Vehicle)における特に変速装置の冷却構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
この種の車両はオンロードは勿論のこと、特にオフロードあるいは水辺等における過酷な走行条件でも優れた走行性能を有し、高い機動性を発揮する。その基本構成はたとえば、車体フレームの前後に4つの車輪を有し、車体フレームにエンジンを搭載するとともに、その上部に燃料タンクやシートを載置するというものである。
【0003】
エンジン出力を車輪に伝達する動力伝達機構として、チェーンの代わりにベルトを使って行なうものでは、摩擦熱によりベルトケース内の温度が上昇し、そのままではベルトの耐久性が低下する。そこで、車両走行時の走行風をベルトケース内に積極的に取り込み、冷却後の空気をベルトケースから排出することでベルトに対する冷却効果を高めている。
【0004】
たとえば、特開平10−110813号公報に記載のベルト式変速機の冷却構造では、排気口はフレキシブルな排気ダクトを介して、車両シートの下方空間に接続され、その前方に位置するエンジン側に向かって排出するように構成されている。あるいはまた、特開平11−11171号公報に記載の動力伝達装置では、変速機の冷却性を向上させるように排気ダクトを配置構成している。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上述したような従来の冷却構造等では、防水性等の点から排気ダクトを車両の高位置で開口させており、つまり排気ダクトの開口部はリヤフェンダ等の至近位置に配置される。この場合、リヤフェンダ等が特に耐熱性の低い樹脂材料で形成されている場合が多く、そのままでは排気ダクトからの熱でリヤフェンダ等が熱変形し、極端な場合には溶けてしまう。
【0006】
本発明はかかる実情に鑑み、高い防水性を確保するとともに、熱対策に優れた効果を発揮する変速機構の冷却構造を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】
本発明の変速機構の冷却構造は、クラッチを介して伝達されたクランク軸の駆動力を所望の変速比に変速する変速機構を車幅方向の一側に偏倚して設け、該変速機構を収納するベルトケースに冷却空気を導入する導入ダクトと、前記ベルトケースから空気を排出する排風ダクトとを備えた車両における変速機構の冷却構造であって、前記導入ダクトは車幅方向略中央の箱型のインダクションボックス内に一端を開口させ、該インダクションボックスの空気取入口がフロントフェンダ下面に近接した位置で開口される一方、前記排風ダクトはシート下方に配設されたリヤフェンダの後方まで延設したのち、後面視略U字状に形成し、かつ排風が前記リヤフェンダに直接当たらないような形態で前記排風ダクトを開口させたことを特徴とする。
【0008】
また、本発明の変速機構の冷却構造において、前記排風ダクトの開口部をダクト本体に指向させることを特徴とする。
【0009】
また、本発明の変速機構の冷却構造において、前記排風ダクトの開口部を前記リヤフェンダ側に指向させ、該開口部を覆うようにプレートを付設することを特徴とする。
【0010】
また、本発明の変速機構の冷却構造において、前記導入ダクトは、前記クラッチと前記駆動プーリとの間で前記ベルトケースに連通し、このベルトケース連通部分付近に冷却空気ガイド部材を設けて前記駆動プーリと一体回転する冷却ファンに向けて冷却空気を導くように構成する一方、前記排風ダクトは、前記ベルトケース側開口部の車幅方向外側内壁が、最大減速比のときの従動プーリ側可動フェイス背面に沿って配設されることを特徴とする。
【0011】
本発明によれば、変速機構の前後に導入ダクトおよび排風ダクトを設けることで、ベルトケース内へ冷却空気を積極的に導入することができる。その場合、導入側の開口部および排風側の開口部を車幅の中央部に配置することで、車輪等から離間させ、これにより開口部への水、泥等の侵入を確実に防ぐことができる。
【0012】
特に、導入ダクトの開口部をフロントフェンダの下面に近接配置することで、冷却空気の導入の際に水、泥等の侵入を防ぐことができる。
また、排風ダクトの開口部を、排風がリヤフェンダに直接当たらないように設けることで、リヤフェンダの熱変形を防止することができる。
【0013】
【発明の実施の形態】
以下、図面に基き、本発明による変速機構の冷却構造の好適な実施の形態を説明する。
本発明による冷却構造は、鞍乗型4輪車等における変速機構に対して有効に適用可能であり、この実施形態ではたとえば図1に示すように鞍乗型4輪車100の例とする。
【0014】
図1において、本実施形態に係る鞍乗型4輪車100の全体構成を説明する。なお、図中、矢印Fは前方を、また矢印Rは後方をそれぞれ表している。鞍乗型4輪車100は鋼管製の車体フレーム101を備え、車体フレーム101は左右一対のフロントアッパパイプ102およびフロントロアパイプ103と、左右一対のリヤアッパパイプ104およびリヤロアパイプ105と、前部でフロントアッパパイプ102およびフロントロアパイプ103の間を縦方向に連結する左右一対の縦パイプ106とを備えている。さらに、車体フレーム101には縦パイプ106とフロントアッパパイプ102の前部との間を前後方向に連結する左右一対の横パイプ107と、上述の左右一対の各部材102〜107を車幅方向に連結する複数のブリッジ部材108〜120とが含まれる。
【0015】
車体フレーム101の前後には、図示しないサスペンション機構を介して左右一対の前輪121および後輪122が配設され、この前後輪121,122の間に位置するように車体フレーム101にエンジンユニット123が搭載される。エンジンユニット123は、たとえば4サイクル単気筒のエンジン124を含んでいる。また、エンジン124はベルト式変速装置125を含むトランスミッションケースと一体に構成され、エンジン124の出力がベルト式変速装置125により無段階に変速されて、プロペラシャフト機構126,127を介して前後輪121,122に伝達されるようになっている。
【0016】
エンジン124のインテークポートにはキャブレタ128が接続され、キャブレタ128により混合気が供給される。キャブレタ128には、エアクリーナ装置129が接続される。エンジン124はシリンダを前傾させることでエンジン高さを低く抑え、その後面にインテークポートを備えている。インテークポートは吸気効率を高める目的で可能な限りストレート形状とするため、キャブレタ128は相対的にインテークポートよりも高い位置に配設される。
【0017】
車体フレーム101のリヤアッパパイプ104上には鞍乗型のシート130が設置され、その前方には燃料タンク131が設置され、さらにその前方には前輪121を操向するためのステアリングハンドル132が設けられている。また、車体フレーム101の前部は前輪121の車軸の略上方まで延設され、その最前部付近にエンジンユニット123の熱交換器(オイルクーラおよびラジエータ等)133が設置され、その後方にはエンジンユニット123の冷却用の冷却ファン134が設置される。
【0018】
車体前部には前輪121および車体フレーム101の前部上方を覆うフロントフェンダ135が設けられ、また後輪122および車体フレーム101の後部上方を覆うリヤフェンダ136が設けられる。これらのフロントフェンダ135およびリヤフェンダ136は、合成樹脂成形品である。
【0019】
ここで、図3はフロントフェンダ135まわりの構成例を示している。図において、フロントフェンダ135にはフロントセンタフェンダ137、マッドガード138、マッドフラップ139、インナマッドフラップ140、サイドカバー141、リッド142等の部材が結合する。また、フロントフェンダ135の後部には燃料タンクカバー131aが結合するとともに、必要に応じてフロントキャリヤ143が装着される。
【0020】
また、図4はリヤフェンダ136まわりの構成例を示している。図において、リヤフェンダ136にはマッドガード144、フロントマッドガード145等の部材が結合する。また、リヤフェンダ136の上部にはシート130が配置されるとともに、必要に応じてリヤキャリヤ146が装着される。
【0021】
本発明の変速機構の冷却構造では、図5(A)にも示されるように車体フレーム101の前上部とフロントフェンダ135の間に合成樹脂製のインダクションボックス10が設けられる。このインダクションボックス10とベルト式変速装置125の前部に開口する吸気口11との間が、ゴム製のコネクタパイプ12を介して導入ダクト13で接続される。導入ダクト13は、アッパダクト14とメインダクト15からなり、両者は固定バンド16によって相互に結合される。なお、吸気口11およびコネクタパイプ12相互間、およびコネクタパイプ12およびメインダクト15相互間もそれぞれ固定バンド17,18によって結合される。
【0022】
インダクションボックス10は、アッパボックス10aとロアボックス10bとが気密に嵌合されて箱状をなしている。ロアボックス10bがボルト/ナット19等の複数の締結手段により車体フレーム101の前頭部あるいはフロントアッパパイプ102に締結固定されることで、インダクションボックス10全体が車体フレーム101の前頭部に位置決め固定され、車幅方向で略中央部に配置される。
【0023】
インダクションボックス10(アッパボックス10a)の上面部には、フロントフェンダ135の下面に近接して開口するように冷却用空気吸入口20が設けられる。空気吸入口20は横長に形成され、その外側周囲を囲むように遮蔽板21a,21bが立設されている。アッパボックス10aの内側には、空気吸入口20の周囲を囲むようにガイド筒体22が一体形成されている。
【0024】
車体フレーム101の最前部上部は、たとえばフロントアッパパイプ102を湾曲させて丸みを持たせることにより前下がり部102aが形成される。この前下がり部102a上にインダクションボックス10を設置することで、略前下がりに傾斜するインダクションボックス10の下面前部にはチャンバ部10cが形成される。チャンバ部10cの上方には上述した空気吸入口20が配置されるとともに、その最深部にはドレイン23が設けられる。
【0025】
フロントフェンダ135には上方に膨出する形状のリッド142が被着し、このリッド142には冷却用空気取入口142a(図1)が形成されている。インダクションボックス10の空気吸入口20の周囲を囲む遮蔽板21a,21bは、リッド142の内側に突出し、空気取入口142aから空気吸入口20へと空気が吸入されるようになっている。
【0026】
図5(A)においてまた、インダクションボックス10の下面後部にはダクト連結口24が開設されており、このダクト連結口24にアッパダクト14が気密に嵌合する。アッパダクト14の大部分はインダクションボックス10内部に突入し、後方に湾曲している。アッパダクト14の開口部14aはインダクションボックス10内で車幅方向で略中央に、かつ空気吸入口20から離間するとともにインダクションボックスの下面(底面)よりも高位置に配置される。
【0027】
図1に示されるように導入ダクト13は、熱交換器133と冷却ファン134との間を通り、冷却ファン134の下方を通って後方に延び、ベルト式変速装置125の吸気口11(図5(A))に接続されるようにレイアウトされる。
【0028】
ここで、図6はベルト式変速装置125の構成例を示している。前述したようにエンジンユニット123において、エンジン124はベルト式変速装置125を含むトランスミッションケースと一体に構成される。ベルト式変速装置125を収納するベルトケース147はエンジン124の一方側(この例では右側)に偏倚して配置され、その内部に前後に駆動プーリ148および従動プーリ149が配置される。駆動プーリ148は支軸150のまわりに、また従動プーリ149は支軸151のまわりにそれぞれ回転する。これらのプーリ148,149の間にベルト152が張架され、ベルト152を介して駆動プーリ148の回転力が従動プーリ149へ伝達される。駆動プーリ148には冷却ファン153が一体形成されている。
【0029】
駆動プーリ148は遠心クラッチ154を介して、エンジン124のクランクシャフト155と断接可能に連結する。なお、クランクシャフト155にはバランサ軸156aを介してバランサ156が連結する。従動プーリ149は変速ギヤユニット157と連結し、変速ギヤユニット157と連結するプロペラシャフト機構127のプロペラ軸127aが後輪122と連結している。
【0030】
駆動プーリ148においてエンジン回転数に応じて、可動フェイス148aが支軸150に沿って移動し(矢印A)、ベルト152に対する挟持幅が広狭変化することで、ベルト152の装架半径を大小変化させる。この変化に対応して、従動プーリ149の可動フェイス149aが支軸151に沿って移動し(矢印B)、これによりエンジン回転数を無段に変速することができる。
【0031】
ここで、導入ダクト13は吸気口11に接続されるが、この吸気口11にて遠心クラッチ154と駆動プーリ148との間でベルトケース147に連通する。導入ダクト13の連通部分における吸気口11の内側には、吸入空気に対するガイド部材25が付設され、ガイド部材25によって駆動プーリ148の冷却ファン153に空気を導くようになっている。
【0032】
また、後述する排風ダクト28のベルトケース147側の開口部(排気口26)は、その車幅外側内壁面が、最大減速比のときの従動プーリ149側の可動フェイス149a背面に略合致して配設される。なお、図6において、従動プーリ149の可動フェイス149aが図中、左側に移動するほど減速比は小さくなり、このときエンジン回転数としては低くなる。すなわち、エンジンの回転数が高くなる最大減速比の運転状態においては、ベルトケース内の温度上昇が顕著になる。よって、最大減速比のときの従動プーリ149側の可動フェイス149aの背面を排気口26の車幅外側内壁面に略合致させることで、冷却空気の排風効率を高くすることができる。
【0033】
図5(B)に示されるようにベルト式変速装置125の後部に開口する排気口26には、ゴム製のコネクタパイプ27を介して排風ダクト28が接続される。なお、排気口26は、前述した車幅外側内壁面が最大減速比における可動フェイス149aの背面に沿って配設される一方で、その開口中心線Lが最小減速比における可動フェイス149aの背面に沿って配設される(図6)。排気口26およびコネクタパイプ27相互間、およびコネクタパイプ27および排風ダクト28相互間はそれぞれ固定バンド29,30によって結合される。
【0034】
排風ダクト28は、排気口26から後斜め上方に延びた後、後輪122の車軸の上方付近で急角度に上方へ屈曲し、さらにシート130の後端の直下付近で車体左側に向きを変える(図7参照)。排風ダクト28の末端には外部に開放される空気排出口28aが開口する。ここで、図4に示したようにリヤフェンダ136の略中央部には、シート130の下方に位置するように凹陥部136aが形成されている。排風ダクト28は、図7にも示されるように凹陥部136aの後部壁136bの後側まで延設され、該後部壁136bに沿うかたちで配置される。
【0035】
排風ダクト28の略中間部には、この部分を車体フレーム101に対して位置決めする位置決め手段が一体に形成されている。この位置決め手段として、たとえば図5あるいは図7に示されるように嵌合フック31、当接部32および係合部33を含んでいる。
【0036】
嵌合フック31は、車体フレーム101の後部で車幅方向に配置されたブリッジ部115の外径面上に載置されて係合し、排風ダクト28の前後方向および下方への動きを規制する。当接部32は、嵌合フック31の右側後部近傍に位置し車体フレーム101の右側のリヤロアパイプ105の内側面に当接して、排風ダクト28の右方への動きを規制する。係合部33は、当接部32の反対側に位置し、シート130の下方に位置するリヤフェンダ136の凹陥部136aの底面近傍に係合して、排風ダクト28の上方および左方への動きを規制する。
【0037】
本発明では特に、図8(A)のように排風ダクト28を後面視で略逆「U」字状に形成し、排風ダクト28からの排風が少なくともリヤフェンダ136に直接当たらないように空気排出口28a(開口部)を設ける。この実施形態では、排風ダクト28の空気排出口28aをダクト本体に指向させる、すなわち図8(A)に示されるように略逆「U」字の一方の内側に空気排出口28aを開口させるとともに、空気排出口28aからの排風が他方の内側(斜線部)に当たるようにしている。
【0038】
上記構成において、つぎに本発明の作用を説明する。
エンジンユニット123が作動すると、ベルト式変速装置125の内部の駆動プーリ148に回転一体に設けられたファン153が回転して、導入ダクト13側に負圧がかかる。これにより外気が冷却空気としてフロントフェンダ135の空気取入口142aから、インダクションボックス10の冷却空気吸入口20を経てインダクションボックス10内に吸入される。そして、この冷却空気が導入ダクト13とコネクタパイプ12を経てベルト式変速装置125の内部に吸入される。
【0039】
冷却空気はベルト式変速装置125の内部で駆動プーリ148、従動プーリ149、ベルト152等の各部材を冷却した後、コネクタパイプ27と排風ダクト28を通り、冷却空気排出口28aから外部に排出される。なお、鞍乗型4輪車100の前進走行時には前方から吹く走行風がエアインテーク内に押し込まれるため、ベルト式変速装置125に供給される冷却空気の量が増加して冷却効率が向上する。
【0040】
特に本発明では、導入ダクト13をフロントフェンダ135の下面に近接した位置まで持ち上げ、そこにインダクションボックス10内でアッパダクト14の開口部14aを設ける。このように導入ダクト13を開口させることで、冷却空気と一緒に水あるいは泥等を吸い込まないようにできる。また、車幅方向の中央部で導入ダクト13を開口させることで、走行時に前輪121が巻き上げる水、泥砂あるいは塵挨等の異物が侵入するのを有効に防止することができる。
【0041】
さらに、アッパダクト14の開口部14aをインダクションボックス10内に配設するとともに、インダクションボックス10の冷却空気吸入口20をフロントフェンダ135の下面近傍に開口させることで、インダクションボックス10に吸入される空気が水や泥を含み難くする。この場合、アッパダクト14の開口部14aをインダクションボックス10の底面から上方に離間した位置で開口させるため、ベルトケース147に導入される冷却空気に、水や泥が含まれないようにする。
【0042】
このような目的で配設される導入ダクト13は、前述のように車両側面視(図1)において熱交換器133と冷却ファン134との間を通り、冷却ファン134の下方を通って後方に延び、ベルト式変速装置125に接続される。かかる長尺物の導入ダクト13は、車体フレーム101に沿うかたちで配置される構成となっている。
【0043】
つぎに、ベルトケース147内において吸気口11から吸入された冷却空気は駆動プーリ148、従動プーリ149およびベルト152等の各部材を冷却する際、導入ダクト13は遠心クラッチ154と駆動プーリ148の間に連通しているので、エンジン124に近い側のベルトケース147の内壁面も冷却することができ、ベルトケース147内部の温度上昇を抑制することができる。また、ガイド部材25を設けることで、冷却空気を効率よくファン153に導き、ベルトケース147内で円滑に流通させ、各部材を効率よく冷却することができる。
【0044】
また特に排気口26ではその開口中心線L(図6)が、最小減速比のときの従動プーリ149側の可動フェイス149aの背面に沿って配設されるため、高速走行により大量に取り入れられた冷却空気の排風抜けを確保することができる。そして、従動プーリ149の動きに合わせて空気を排出することができるとともに、排気口26の車幅外側内壁面が最大減速比における可動フェイス149a背面に沿って配設されるため、低速走行により冷却空気が少ないエンジン高回転時にも排風ダクト28の開口面積をさらに大きく確保して排風抜けを向上させることができる。
【0045】
なお、本発明のベルト式変速装置125では上流側(クランクシャフト155側)に遠心クラッチ154を配置しているので、高速走行状態から急制動で停車した場合でも駆動プーリ148を最大減速比に戻すことができる。これにより使用性、取扱性に優れた車両を実現することができる。
【0046】
排風ダクト28は、排気口26からシート130の後端の直下付近まで持ち上げ、車幅方向の中央部で空気排出口28aを開口させる。走行時に後輪122が巻き上げる水、泥砂あるいは塵挨等の異物が侵入するのを有効に防止することができる。特にリヤフェンダ136の略中央部に位置する凹陥部136aの後部壁136bの後側まで回り込ませて大気開放しており、異物が侵入し難い構成となっている。
【0047】
さらに排風ダクト28を略U字状に形成し(図8(A))、空気排出口28aをダクト本体に指向させることで、排風ダクト28からの排風がリヤフェンダ136に直接当たらないようにする。これにより排気ダクト28からの熱でリヤフェンダ136等が熱変形するのを有効に防止することができる。
【0048】
つぎに、本発明による変速機構の冷却構造の第2の実施形態を説明する。
この実施形態において基本構成は、第1の実施形態と実質的に同様であり、共通部分についての説明は省略する。第2の実施形態では排風ダクト28からの排風がリヤフェンダ136に直接当たらないようにするが、この場合図9に示されるように排風ダクト28の開口部28aをリヤフェンダ136側に指向させ、開口部28aを覆うように薄鉄板でなるプレート34を付設する。
【0049】
図10および図11にも示すように略逆「U」字状に形成した排風ダクト28は、第1の実施形態の場合と同様にリヤフェンダ136の凹陥部136aの後部壁136bの後側まで延設され、該後部壁136bに沿うかたちで配置される。排風ダクト28の末端の前面部(後部壁136bに対向する側)に開口部28aを開口させる。この例ではプレート34はその上部でビス35によって排風ダクト28に固定される。プレート34は開口部28aの開口縁部に沿って適度な隙間を形成しながら、排風ダクト28に付設される。
【0050】
排風ダクト28の開口部28aからは、図11の矢印のように横方向に排風され、リヤフェンダ136に直接当たることはない。これにより排気ダクト28からの熱でリヤフェンダ136等が熱変形するのを有効に防止することができる上、開口部28aを覆うようにプレート34を設けているため、水、泥等の異物が侵入するのをさらに有効に防止することができる。
【0051】
以上、本発明を種々の実施形態とともに説明したが、本発明はこれらの実施形態にのみ限定されるものではなく、本発明の範囲内で変更等が可能である。
たとえば上記実施形態で説明した排風ダクト28の開口部28a等の具体的形状等は図示例のもののみに限定されず、すなわち矩形の他に多角形、円形もしくは丸みをおびた形状等、必要に応じて適宜変更可能である。
また、上記実施形態では4輪バギー車の例で説明したが、3輪バギー車に対しても、またこの種のエンジンを搭載する他の車両に対して有効に適用可能であり、上記実施形態と同様な作用効果を得ることができる。
【0052】
【発明の効果】
以上説明したように本発明によれば、この種の冷却構造において導入ダクトの開口部をフロントフェンダの下面に近接配置することで、水や泥等の侵入を防ぐことができるるとともに、排風ダクトの開口部を、排風がリヤフェンダに直接当たらないように設けることで、リヤフェンダの熱変形を防止することができる。これにより高い防水性を確保するとともに、熱対策に優れた効果を発揮する上、構成が簡素であるため実質的にコストがかからない等の利点を有している。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態における冷却構造を有する車両の全体構成例を示す図である。
【図2】本発明の実施形態における車両の全体構成例を示す上面図である。
【図3】本発明の実施形態におけるフロントフェンダまわりの分解斜視図である。
【図4】本発明の実施形態におけるリヤフェンダまわりの分解斜視図である。
【図5】本発明の実施形態における導入ダクトおよび排風ダクトまわりを示す側面図である。
【図6】本発明の実施形態におけるベルト式変速装置の構成例を示す図である。
【図7】本発明の実施形態における導入ダクトの上面図である。
【図8】本発明の実施形態における導入ダクトの後面視図および側面視図である。
【図9】本発明の第2の実施形態における導入ダクトおよび排風ダクトまわりを示す側面図である。
【図10】本発明の第2の実施形態における排風ダクトの上面図である。
【図11】本発明の第2の実施形態における排風ダクトの部分斜視図である。
【符号の説明】
10 インダクションボックス
11 吸気口
12 コネクタパイプ
13 導入ダクト
20 冷却用空気吸入口
22 ガイド筒体
24 ダクト連結口
26 排気口
27 コネクタパイプ
28 排風ダクト
31 嵌合フック
32 当接部
100 鞍乗型4輪車
101 車体フレーム
121 前輪
122 後輪
123 エンジンユニット
125 ベルト式変速装置
130 シート
131 燃料タンク
133 熱交換器
134 冷却ファン
135 フロントフェンダ
136 リヤフェンダ

Claims (4)

  1. クラッチを介して伝達されたクランク軸の駆動力を所望の変速比に変速する変速機構を車幅方向の一側に偏倚して設け、
    該変速機構を収納するベルトケースに冷却空気を導入する導入ダクトと、前記ベルトケースから空気を排出する排風ダクトとを備えた車両における変速機構の冷却構造であって、
    前記導入ダクトは車幅方向略中央の箱型のインダクションボックス内に一端を開口させ、該インダクションボックスの空気取入口がフロントフェンダ下面に近接した位置で開口される一方、
    前記排風ダクトはシート下方に配設されたリヤフェンダの後方まで延設したのち、後面視略U字状に形成し、かつ排風が前記リヤフェンダに直接当たらないような形態で前記排風ダクトを開口させたことを特徴とする変速機構の冷却構造。
  2. 前記排風ダクトの開口部をダクト本体に指向させることを特徴とする請求項1に記載の変速機構の冷却構造。
  3. 前記排風ダクトの開口部を前記リヤフェンダ側に指向させ、該開口部を覆うようにプレートを付設することを特徴とする請求項1に記載の変速機構の冷却構造。
  4. 前記導入ダクトは、前記クラッチと駆動プーリとの間で前記ベルトケースに連通し、このベルトケース連通部分付近に冷却空気ガイド部材を設けて前記駆動プーリと一体回転する冷却ファンに向けて冷却空気を導くように構成する一方、
    前記排風ダクトは、前記ベルトケース側開口部の車幅方向外側内壁が、最大減速比のときの従動プーリ側可動フェイス背面に沿って配設されることを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載の変速機構の冷却構造。
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