JPH06328554A - 熱風成形方法及び装置 - Google Patents

熱風成形方法及び装置

Info

Publication number
JPH06328554A
JPH06328554A JP12134393A JP12134393A JPH06328554A JP H06328554 A JPH06328554 A JP H06328554A JP 12134393 A JP12134393 A JP 12134393A JP 12134393 A JP12134393 A JP 12134393A JP H06328554 A JPH06328554 A JP H06328554A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
film
hot air
forming
chamber
molding
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP12134393A
Other languages
English (en)
Inventor
Eiji Otake
英治 大竹
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Japan Steel Works Ltd
Original Assignee
Japan Steel Works Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Japan Steel Works Ltd filed Critical Japan Steel Works Ltd
Priority to JP12134393A priority Critical patent/JPH06328554A/ja
Publication of JPH06328554A publication Critical patent/JPH06328554A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Blow-Moulding Or Thermoforming Of Plastics Or The Like (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 本発明は、熱風成形方法及び装置に関し、特
に、熱風のみによりフィルムを変形させて成形すること
を特徴とする。 【構成】 本発明による熱風成形方法及び装置は、成形
型(1)の上方に位置するフィルム(10)に対して熱風(5a)
を供給し、このフィルム(10)を熱風(5a)により変形させ
て成形型(1)の成形部(1a)に沿って成形する構成であ
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、熱風成形方法及び装置
に関し、特に、熱風のみによりフィルムを変形させて成
形するための新規な改良に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、用いられていたこの種のフィルム
成形方法としては、一般に、フィルムをヒータにより熱
変形可能な温度(約150℃)まで加熱の後、このフィ
ルムを成形型の上に対置させ、この成形型内を真空引き
してフィルムの賦形を行う真空成形法が採用されてい
た。また、他の従来方法としては、周知の圧空成形によ
りフィルムの成形を行っていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来のフィルム成形方
法は、以上のように構成されていたため、次のような課
題が存在していた。すなわち、前述の真空成形法の場
合、フィルムを予め変形可能な温度に加熱しなければな
らず、成形工程に加熱装置を必要とし、装置が大がかり
となっていた。また、成形型を真空引きしなければなら
ず、真空源を必要としていた。また、前述の圧空成形方
法においては、周知のように、その構成が大がかりとな
り、小形化に対する要望に応じることは不可能であっ
た。
【0004】本発明は、以上のような課題を解決するた
めになされたもので、特に、熱風のみによりフィルムを
変形させて成形するようにした熱風成形方法及び装置を
提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明による熱風成形方
法は、成形型の上方に位置するフィルムに対して熱風を
供給し、前記フィルムを前記熱風により変形させて前記
成形型の成形部に沿って成形する方法である。
【0006】本発明による熱風成形装置は、成形部を有
する成形型と、前記成形型の上方に位置し複数のノズル
を有するチャンバと、前記チャンバに接続された熱風源
とを備え、前記チャンバと成形型間に位置するフィルム
に対し前記ノズルからの熱風を供給するようにした構成
である。
【0007】
【作用】本発明による熱風成形方法及び装置において
は、まず、フィルムを成形型の上方に対置させて各ノズ
ルから熱風を供給すると、この熱風によりフィルムが加
熱されると同時に熱風圧により熱変形し、フィルムは成
形型の成形部の形状に沿って変形する。その後、冷却す
ることによりフィルムはこの成形部の形状に沿って賦形
する。従って、従来方法のように、フィルムの予加熱あ
るいは成形型の真空引き等の手段は何ら必要とせず、極
めて簡単な構成によりフィルムの成形を行うことができ
る。
【0008】
【実施例】以下、図面と共に本発明による熱風成形方法
及び装置の好適な実施例について詳細に説明する。図1
から図3迄は本発明による熱風成形方法に適用した装置
を示すもので、図1はフィルム設置状態を示す構成図、
図2は熱変形開始状態を示す構成図、図3は変形完了状
態を示す構成図である。
【0009】図において符号1で示されるものは凹状の
所定形状からなる成形部1aを有する成形型であり、こ
の成形型1には冷却水を循環させるための冷却水孔2が
形成されている。
【0010】前記成形型1の上方には、複数のノズル3
を有するチャンバ4が配設されており、このチャンバ4
には外部の熱風源5に接続された熱風入口部6が形成さ
れている。従って、前記熱風源5からの熱風5aはチャ
ンバ4の各ノズル3から成形型1に向けて噴射して供給
されるように構成されている。
【0011】次に、前述の構成において実際にフィルム
を熱風成形する場合について述べる。まず、図1に示す
ように、図示しないフィルム供給装置によって供給され
たフィルム10は、成形型1の上方に対置され、この状
態でチャンバ4の各ノズル3を介して熱風5aをフィル
ム10に供給すると、フィルム10は、この熱風5aの
熱と熱風圧によって、図2に示すように、下方へ変形を
開始する。前述の熱風5aの供給を所定時間(フィルム
の材質により異なる)継続することにより、このフィル
ム10は成形部1aの形状に完全に沿った形状に変形し
た状態となる。
【0012】次に、前述の状態で、成形型1の冷却水孔
2に冷却水を供給することにより、成形型1の温度が低
下すると共にフィルム10の温度も低下して冷却され、
フィルム10の成形を完了することができる。
【0013】なお、前述のフィルム10は、そのフィル
ム10の熱変形温度に達すると同時に自動的に変形を開
始するので、従来のように、フィルム10を各々の材質
に応じた適温迄加熱する温度制御あるいは加熱時間制御
等が不要であり、前述のような簡単な構成で、一工程に
よってフィルム成形品を得ることができる。また、前述
の工程において、フィルム10は、成形型1とチャンバ
4との間に位置していれば成形することができるもので
ある。
【0014】
【発明の効果】本発明による熱風成形方法及び装置は、
以上のように構成されているため、次のような効果を得
ることができる。すなわち、フィルムに対して熱風を供
給するのみで、成形を行うことができるため、従来のよ
うに、フィルムの予加熱、成形型の真空引き、各種の温
度制御等の複雑な装置を必要とせず、簡単、小型でかつ
安価なフィルム成形装置を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による熱風成形方法に適用した装置を示
す構成図である。
【図2】成形開始状態を示す構成図である。
【図3】成形完了状態を示す構成図である。
【符号の説明】
1 成形型 1a 成形部 3 ノズル 4 チャンバ 5 熱風源 5a 熱風 10 フィルム

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 成形型(1)の上方に位置するフィルム(1
    0)に対して熱風(5a)を供給し、前記フィルム(10)を前記
    熱風(5a)により変形させて前記成形型(1)の成形部(1a)
    に沿って成形することを特徴とする熱風成形方法。
  2. 【請求項2】 成形部(1a)を有する成形型(1)と、前記
    成形型(1)の上方に位置し複数のノズル(3)を有するチャ
    ンバ(4)と、前記チャンバ(4)に接続された熱風源(5)と
    を備え、前記チャンバ(4)と成形型(1)間に位置するフィ
    ルム(10)に対し前記ノズル(3)からの熱風(5a)を供給す
    る構成としたことを特徴とする熱風成形装置。
JP12134393A 1993-05-24 1993-05-24 熱風成形方法及び装置 Pending JPH06328554A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP12134393A JPH06328554A (ja) 1993-05-24 1993-05-24 熱風成形方法及び装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP12134393A JPH06328554A (ja) 1993-05-24 1993-05-24 熱風成形方法及び装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH06328554A true JPH06328554A (ja) 1994-11-29

Family

ID=14808925

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP12134393A Pending JPH06328554A (ja) 1993-05-24 1993-05-24 熱風成形方法及び装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH06328554A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE10110526B4 (de) * 2000-03-04 2004-05-19 Doris Franka Vorrichtung zur Feinbearbeitung durch Schleifen, Läppen oder Polieren
CN102625745A (zh) * 2009-08-24 2012-08-01 依视路国际集团(光学总公司) 用于热成形塑料薄膜的装置
CN103057102A (zh) * 2012-12-03 2013-04-24 华中科技大学 一种热压头及热压装置

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE10110526B4 (de) * 2000-03-04 2004-05-19 Doris Franka Vorrichtung zur Feinbearbeitung durch Schleifen, Läppen oder Polieren
CN102625745A (zh) * 2009-08-24 2012-08-01 依视路国际集团(光学总公司) 用于热成形塑料薄膜的装置
CN103057102A (zh) * 2012-12-03 2013-04-24 华中科技大学 一种热压头及热压装置

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US4088718A (en) Method for forming involute plastic articles from thermoplastic sheet material
JPH06328554A (ja) 熱風成形方法及び装置
JP2007131466A (ja) 光学レンズの製造方法および光学レンズの製造装置
KR100604973B1 (ko) 마이크로 금형제품의 성형방법
JPH0217339B2 (ja)
JPH1034723A (ja) 射出成形装置
JPH04357121A (ja) 光学素子の成形方法およびその成形装置
JP2934702B2 (ja) 接触加熱成形機における熱板温度制御方法
JPH05124077A (ja) プラスチツク成形品の製造方法
JP2975167B2 (ja) ガラス光学素子の成形方法
JPH06234025A (ja) 熱間加工の張出し成形法
JPS57156868A (en) Preheating method for metallic mold
JPH01133617A (ja) 圧空成形方法及びその方法に使用する装置
JP3187902B2 (ja) ガラス光学素子の成形方法
JP3738713B2 (ja) シート成形方法およびその成形装置
JP2723139B2 (ja) 光学素子の成形方法及び成形装置
JP3100454B2 (ja) 発泡プラスチック製品の成形方法および成形装置
JP4549509B2 (ja) 圧空成形装置および圧空成形方法
KR200197172Y1 (ko) 리드프레임용 메거진
JPH0781947A (ja) 光学素子成形装置の素子冷却方法とその冷却装置
JP2884029B2 (ja) 歯車の鍛造方法及びその鍛造装置
JP2882013B2 (ja) 封止済リードフレームの加工方法
JPS6130829Y2 (ja)
JP2612753B2 (ja) 中空成形方法
JPS54112170A (en) Molding method for electronic parts