JPH0632799B2 - パイプラインに付着した油脂の洗浄方法 - Google Patents
パイプラインに付着した油脂の洗浄方法Info
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- JPH0632799B2 JPH0632799B2 JP63273998A JP27399888A JPH0632799B2 JP H0632799 B2 JPH0632799 B2 JP H0632799B2 JP 63273998 A JP63273998 A JP 63273998A JP 27399888 A JP27399888 A JP 27399888A JP H0632799 B2 JPH0632799 B2 JP H0632799B2
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Description
この発明は、パイプラインに付着した油脂、特に可燃性
油脂の洗浄方法に関する。
油脂の洗浄方法に関する。
例えば火力発電所、工場等にて油脂、特に重油あるいは
軽油等の燃料を搬送する供給管、あるいは原油精製設備
にてナフサ等の可燃性油脂を搬送するパイプラインは、
一般に口径が約１０inch以上の長さが約１００ｍ以上に
達している。このような長尺のパイプラインを撤去する
場合、ガス溶断あるいはカッターソー等により適宜長さ
毎に切断しながら解体を行っている。しかし、上記撤去
作業を伴うガス溶断あるいは切断時に発生する火花等が
該パイプライン内に付着した可燃性油脂あるいは気化し
た可燃性ガスに引火する恐れを有している。一般に、消
防法ではパイプライン内の残留ガス濃度が１４，０００
PPM以下であることが要求されている。このため、切断
作業に先立って内部に付着した可燃性油脂及び可燃性ガ
スを除去して残留ガス濃度を低くするため、ピグを使用
した洗浄方法が採用されている。すなわち、パイプライ
ン内に対して洗浄区間に応じてピグを挿入し、該ピグよ
り手前側のパイプライン内に洗浄液を噴射して付着した
油脂を洗浄したのち、前記ピグにより非洗浄区間のパイ
プラインの閉鎖状態を保持して可燃性ガスの流出を防止
しながら洗浄されたパイプラインの一部を切断してい
る。
軽油等の燃料を搬送する供給管、あるいは原油精製設備
にてナフサ等の可燃性油脂を搬送するパイプラインは、
一般に口径が約１０inch以上の長さが約１００ｍ以上に
達している。このような長尺のパイプラインを撤去する
場合、ガス溶断あるいはカッターソー等により適宜長さ
毎に切断しながら解体を行っている。しかし、上記撤去
作業を伴うガス溶断あるいは切断時に発生する火花等が
該パイプライン内に付着した可燃性油脂あるいは気化し
た可燃性ガスに引火する恐れを有している。一般に、消
防法ではパイプライン内の残留ガス濃度が１４，０００
PPM以下であることが要求されている。このため、切断
作業に先立って内部に付着した可燃性油脂及び可燃性ガ
スを除去して残留ガス濃度を低くするため、ピグを使用
した洗浄方法が採用されている。すなわち、パイプライ
ン内に対して洗浄区間に応じてピグを挿入し、該ピグよ
り手前側のパイプライン内に洗浄液を噴射して付着した
油脂を洗浄したのち、前記ピグにより非洗浄区間のパイ
プラインの閉鎖状態を保持して可燃性ガスの流出を防止
しながら洗浄されたパイプラインの一部を切断してい
る。
しかし、上記パイプラインは、折り曲げられたり、原油
精製加熱配管にあっては蛇行状に折返されているため、
上記した洗浄方法でパイプラインを洗浄する場合、数ｍ
単位でパイプラインを閉鎖することができず、ピグの挿
入及び洗浄と切断作業とを繰り返し行わなければなら無
かった。この結果、長尺状のパイプラインにあっては作
業工程数が多くなって、作業期間が長くなると共に、作
業効率が極めて悪い問題を有している。また、上記洗浄
方法は、ピグにより閉鎖された区間内に洗浄液を満たし
て油脂を乳化させることにより除去する方法であり、パ
イプライン内面の凹所に入り込んだ油脂まで洗浄除去で
きなかった。 本発明は、上記した従来の欠点を解決するために発明さ
れたものであり、その目的とするところは、少ない作業
工程数にてパイプライン内部に付着した可燃性油脂及び
可燃性ガスを効率的に洗浄除去することができ、火災発
生を回避しうるパイプラインに付着した油脂の洗浄方法
を提供することにある。
精製加熱配管にあっては蛇行状に折返されているため、
上記した洗浄方法でパイプラインを洗浄する場合、数ｍ
単位でパイプラインを閉鎖することができず、ピグの挿
入及び洗浄と切断作業とを繰り返し行わなければなら無
かった。この結果、長尺状のパイプラインにあっては作
業工程数が多くなって、作業期間が長くなると共に、作
業効率が極めて悪い問題を有している。また、上記洗浄
方法は、ピグにより閉鎖された区間内に洗浄液を満たし
て油脂を乳化させることにより除去する方法であり、パ
イプライン内面の凹所に入り込んだ油脂まで洗浄除去で
きなかった。 本発明は、上記した従来の欠点を解決するために発明さ
れたものであり、その目的とするところは、少ない作業
工程数にてパイプライン内部に付着した可燃性油脂及び
可燃性ガスを効率的に洗浄除去することができ、火災発
生を回避しうるパイプラインに付着した油脂の洗浄方法
を提供することにある。
このため本発明は、工場設備内に配置され、油脂を搬送
する大口径で長尺状のパイプラインを洗浄する方法にお
いて、両端が開放したパイプラインの一端に対し、旋回
運動して進行する窒素ガスに洗浄液を加えた混合流体を
供給してパイプライン内部の下方に溜った多くの油脂を
内面全体に押し広げながら洗浄液を作用させて乳化し、
始端から終端の全体にわたって洗浄除去することを特徴
としている。
する大口径で長尺状のパイプラインを洗浄する方法にお
いて、両端が開放したパイプラインの一端に対し、旋回
運動して進行する窒素ガスに洗浄液を加えた混合流体を
供給してパイプライン内部の下方に溜った多くの油脂を
内面全体に押し広げながら洗浄液を作用させて乳化し、
始端から終端の全体にわたって洗浄除去することを特徴
としている。
本発明の樹木のように構成されるため、旋回運動する窒
素ガスと洗浄液との混合液がパイプライン内に供給され
ると、この混合流はパイプラインの下方に溜った油脂を
パイプラインの内周面全体に押広げながら洗浄液を作用
させて乳化することにより除去する。
素ガスと洗浄液との混合液がパイプライン内に供給され
ると、この混合流はパイプラインの下方に溜った油脂を
パイプラインの内周面全体に押広げながら洗浄液を作用
させて乳化することにより除去する。
以下、本発明の一実施例を図面に従って説明する。 第１図は洗浄方法の概略を示す説明図であり、火力発電
所あるいは原油精製設備等にて可燃性油脂を搬送するパ
イプライン１は口径が１０inch以上、長さが数１００ｍ
以上（原油精製用の加熱配管にあっては数km上に達す
る）で、工場配置に応じて適宜折り曲げられたり、加熱
炉内では蛇行状に折返されている。そして洗浄作業に先
立って前記パイプライン１のその両端部が開放切断され
ている。該パイプライン１における一方の開放端部には
ほぼ円筒状の噴射ヘッド３が取り付けられ、該噴射ヘッ
ド３内にはパイプライン１の反対側端部から延出する洗
浄液供給ノズル７が設けられている。そして該洗浄液供
給ノズル７の一部には前記噴射ヘッド３の内径に応じた
大きさの邪魔板９が設けられている。該邪魔板９はほぼ
円盤状で中心から放射方向へ延びる複数のスリット９ａ
が形成されるとともに、該スリット９ａに応じた邪魔板
９の一部が軸線方向及び放射方向へ向うように折曲形成
されている。また、前記噴射ヘッド３には不燃性ガスと
しての窒素ガスの供給配管５が噴射ヘッド３の端部と前
記邪魔板９との間に設けられ、該供給配管５から供給さ
れた窒素ガスは前記邪魔板９のスリット９ａの通過に伴
って軸線方向へ進行するとともに、軸線回りを旋回する
旋回ガス流に形成される。前記不燃性ガスとしてはコス
ト的及び大気汚染防止の点から窒素ガスが適している
が、これに制限されるものではない。この供給配管５に
は制御マニホールド、蒸発器及び液体窒素タンク（何れ
も図示せず）が接続され、所定流量の窒素ガスが前記噴
射ヘッド３を経て前記パイプライン１の一端側に供給さ
れるようになっている。また、該噴射ヘッド３の端部に
は洗浄液供給ノズル１１が取付けられ、該洗浄液供給ノ
ズル１１には洗浄液タンク（図示せず）９からの供給配
管１３が接続され、前記噴射ヘッド３に対して所定量の
洗浄液が供給されるようになっている。この洗浄液とし
ては、例えばアルキル系特殊非イオン界面活性剤を主成
分とする「スノーラップ」（日産化学製）が適している
が、本発明で使用する洗浄液は油脂を乳化する作用を有
する界面活性剤であればよく、これに限定されるもので
はない。この洗浄液は洗浄除去する油脂の種類に応じて
水により、約２０〜１００容量％に調整される。 そして噴射ヘッド３内にて窒素ガスが旋回形成される
と、この旋回ガス流に対して洗浄液を洗浄供給ノズル２
７に供給されて混合される。 上記のように構成された噴射ヘッド３に対して所要の流
速及び流量の窒素ガスが第１図に示す実線矢印Ａ方向へ
供給されると、上記噴射ヘッド３を使用してパイプライ
ン１内に付着した可燃性油脂を洗浄する場合、パイプラ
イン１の下方に溜った可燃性油脂はパイプライン１内を
旋回運動する窒素ガスによりパイプライン１内面に対し
てほぼ全体に付着させられると共に、該窒素ガスととも
に作用する洗浄液により乳化された後、窒素ガスの圧力
によりパイプライン１の内周面から剥離されながらパイ
プライン１の他端に向ってその内面に沿いながら押し出
される。このとき、窒素ガスと洗浄液とが旋回運動して
いるため、パイプライン１の始端から上記作用を達成し
ている。このため、パイプライン１内に対して窒素ガス
及び洗浄液の混合流をストレートに供給する場合に比
べ、パイプライン１内の下部に溜った可燃性油脂をパイ
プライン１の上部側へ塗り付けるように押広げて内部に
ほぼ均一に付着させて洗浄することができ、洗浄時間を
短縮することが可能である。 このように窒素ガスと洗浄液との混合流を旋回運動させ
ることにより可燃性油脂をパイプライン１内部にて全体
に押し広げながら乳化して洗浄することができ、洗浄時
間を大幅に短縮することが可能である。 なお、パイプライン１他端の開口から排出された乳化状
態の油脂及び気化ガスは回収装置（図示せず）により回
収され、外部の汚染を防止している。また、上記説明
は、噴射ヘッド３内に対して窒素ガスの通過に伴う負圧
により洗浄液を噴射ヘッド３内へ吸い込むものとした
が、窒素ガスの一部の利用して洗浄液を加圧し、前記噴
射ヘッド３内に対して洗浄液を所定量づつ供給する態様
であってもよい。更に、図面に示す実施例は、噴射ヘッ
ド３のパイプライン１側に窒素ガスの供給配置５を接続
すると共に、その端部に洗浄液の供給配管１３を設ける
ものとしたが、端部に窒素ガスの供給配管５を設けると
共に、中間部に洗浄液の供給配管１３を設け、噴射ヘッ
ド３内における窒素ガスの流通に伴って生じる負圧によ
り洗浄液を噴射ヘッド内の吸引するものであってもよ
い。 実施例 パイプラインの口径及び長さ １６inch………１．１８０ｍ 油脂の種類 燃料油（ナフサ） 窒素ガスの流速 ３０〜７０m/sec 洗浄液 「スノーラップ」（日産化学製）及び水の混合率 ５０容量％ 洗浄回数 ５回 洗浄後の残留ガス濃度 １００〜２００PPM 洗浄後に水洗処理した場合の残留ガス濃度 ０PPM 上記説明は、洗浄液による洗浄によりパイプライン１に
付着した可燃性油脂及びこれから発生した可燃性ガスを
除去するものとしたが、上記作業後に洗浄後にパイプラ
イン内を水洗すると共に、水洗されたパイプライン内を
研磨材により付着した油脂を除去するものであってもよ
い。
所あるいは原油精製設備等にて可燃性油脂を搬送するパ
イプライン１は口径が１０inch以上、長さが数１００ｍ
以上（原油精製用の加熱配管にあっては数km上に達す
る）で、工場配置に応じて適宜折り曲げられたり、加熱
炉内では蛇行状に折返されている。そして洗浄作業に先
立って前記パイプライン１のその両端部が開放切断され
ている。該パイプライン１における一方の開放端部には
ほぼ円筒状の噴射ヘッド３が取り付けられ、該噴射ヘッ
ド３内にはパイプライン１の反対側端部から延出する洗
浄液供給ノズル７が設けられている。そして該洗浄液供
給ノズル７の一部には前記噴射ヘッド３の内径に応じた
大きさの邪魔板９が設けられている。該邪魔板９はほぼ
円盤状で中心から放射方向へ延びる複数のスリット９ａ
が形成されるとともに、該スリット９ａに応じた邪魔板
９の一部が軸線方向及び放射方向へ向うように折曲形成
されている。また、前記噴射ヘッド３には不燃性ガスと
しての窒素ガスの供給配管５が噴射ヘッド３の端部と前
記邪魔板９との間に設けられ、該供給配管５から供給さ
れた窒素ガスは前記邪魔板９のスリット９ａの通過に伴
って軸線方向へ進行するとともに、軸線回りを旋回する
旋回ガス流に形成される。前記不燃性ガスとしてはコス
ト的及び大気汚染防止の点から窒素ガスが適している
が、これに制限されるものではない。この供給配管５に
は制御マニホールド、蒸発器及び液体窒素タンク（何れ
も図示せず）が接続され、所定流量の窒素ガスが前記噴
射ヘッド３を経て前記パイプライン１の一端側に供給さ
れるようになっている。また、該噴射ヘッド３の端部に
は洗浄液供給ノズル１１が取付けられ、該洗浄液供給ノ
ズル１１には洗浄液タンク（図示せず）９からの供給配
管１３が接続され、前記噴射ヘッド３に対して所定量の
洗浄液が供給されるようになっている。この洗浄液とし
ては、例えばアルキル系特殊非イオン界面活性剤を主成
分とする「スノーラップ」（日産化学製）が適している
が、本発明で使用する洗浄液は油脂を乳化する作用を有
する界面活性剤であればよく、これに限定されるもので
はない。この洗浄液は洗浄除去する油脂の種類に応じて
水により、約２０〜１００容量％に調整される。 そして噴射ヘッド３内にて窒素ガスが旋回形成される
と、この旋回ガス流に対して洗浄液を洗浄供給ノズル２
７に供給されて混合される。 上記のように構成された噴射ヘッド３に対して所要の流
速及び流量の窒素ガスが第１図に示す実線矢印Ａ方向へ
供給されると、上記噴射ヘッド３を使用してパイプライ
ン１内に付着した可燃性油脂を洗浄する場合、パイプラ
イン１の下方に溜った可燃性油脂はパイプライン１内を
旋回運動する窒素ガスによりパイプライン１内面に対し
てほぼ全体に付着させられると共に、該窒素ガスととも
に作用する洗浄液により乳化された後、窒素ガスの圧力
によりパイプライン１の内周面から剥離されながらパイ
プライン１の他端に向ってその内面に沿いながら押し出
される。このとき、窒素ガスと洗浄液とが旋回運動して
いるため、パイプライン１の始端から上記作用を達成し
ている。このため、パイプライン１内に対して窒素ガス
及び洗浄液の混合流をストレートに供給する場合に比
べ、パイプライン１内の下部に溜った可燃性油脂をパイ
プライン１の上部側へ塗り付けるように押広げて内部に
ほぼ均一に付着させて洗浄することができ、洗浄時間を
短縮することが可能である。 このように窒素ガスと洗浄液との混合流を旋回運動させ
ることにより可燃性油脂をパイプライン１内部にて全体
に押し広げながら乳化して洗浄することができ、洗浄時
間を大幅に短縮することが可能である。 なお、パイプライン１他端の開口から排出された乳化状
態の油脂及び気化ガスは回収装置（図示せず）により回
収され、外部の汚染を防止している。また、上記説明
は、噴射ヘッド３内に対して窒素ガスの通過に伴う負圧
により洗浄液を噴射ヘッド３内へ吸い込むものとした
が、窒素ガスの一部の利用して洗浄液を加圧し、前記噴
射ヘッド３内に対して洗浄液を所定量づつ供給する態様
であってもよい。更に、図面に示す実施例は、噴射ヘッ
ド３のパイプライン１側に窒素ガスの供給配置５を接続
すると共に、その端部に洗浄液の供給配管１３を設ける
ものとしたが、端部に窒素ガスの供給配管５を設けると
共に、中間部に洗浄液の供給配管１３を設け、噴射ヘッ
ド３内における窒素ガスの流通に伴って生じる負圧によ
り洗浄液を噴射ヘッド内の吸引するものであってもよ
い。 実施例 パイプラインの口径及び長さ １６inch………１．１８０ｍ 油脂の種類 燃料油（ナフサ） 窒素ガスの流速 ３０〜７０m/sec 洗浄液 「スノーラップ」（日産化学製）及び水の混合率 ５０容量％ 洗浄回数 ５回 洗浄後の残留ガス濃度 １００〜２００PPM 洗浄後に水洗処理した場合の残留ガス濃度 ０PPM 上記説明は、洗浄液による洗浄によりパイプライン１に
付着した可燃性油脂及びこれから発生した可燃性ガスを
除去するものとしたが、上記作業後に洗浄後にパイプラ
イン内を水洗すると共に、水洗されたパイプライン内を
研磨材により付着した油脂を除去するものであってもよ
い。
このように本発明は、少ない作業行程数にてパイプライ
ン内部に付着した可燃性油脂及び可燃性ガスを効率的に
洗浄除去することができ、火災発生を回避しうるパイプ
ラインに付着した油脂の洗浄方法を提供することが可能
である。
ン内部に付着した可燃性油脂及び可燃性ガスを効率的に
洗浄除去することができ、火災発生を回避しうるパイプ
ラインに付着した油脂の洗浄方法を提供することが可能
である。
第１図は洗浄方法の概略を示す説明図である。 図中１はパイプラインである。
フロントページの続き (72)発明者 佐々木 就雄 愛知県名古屋市南区三吉町４丁目73番地 日本施設保全株式会社内 (56)参考文献 特開 昭59−225788（ＪＰ，Ａ) 特開 昭48−102159（ＪＰ，Ａ) 特開 昭57−117379（ＪＰ，Ａ) 特開 昭57−146200（ＪＰ，Ａ) 特開 昭60−256100（ＪＰ，Ａ) 特開 昭62−117689（ＪＰ，Ａ) 実公 昭60−31835（ＪＰ，Ｙ２)
Claims (1)
- 【請求項１】工場設備内に配置され、油脂を搬送する大
口径で長尺状のパイプラインを洗浄する方法において、
両端が開放したパイプラインの一端に対し、旋回運動し
て進行する窒素ガスに洗浄液を加えた混合流体を供給し
てパイプライン内部の下方に溜った多くの油脂を内面全
体に押し広げながら洗浄液を作用させて乳化し、始端か
ら終端の全体にわたって洗浄除去することを特徴とする
パイプラインに付着した油脂の洗浄方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP63273998A JPH0632799B2 (ja) | 1988-10-29 | 1988-10-29 | パイプラインに付着した油脂の洗浄方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP63273998A JPH0632799B2 (ja) | 1988-10-29 | 1988-10-29 | パイプラインに付着した油脂の洗浄方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH02119984A JPH02119984A (ja) | 1990-05-08 |
| JPH0632799B2 true JPH0632799B2 (ja) | 1994-05-02 |
Family
ID=17535524
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP63273998A Expired - Lifetime JPH0632799B2 (ja) | 1988-10-29 | 1988-10-29 | パイプラインに付着した油脂の洗浄方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0632799B2 (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR101520876B1 (ko) * | 2014-01-14 | 2015-06-15 | 전연자 | 배관세척시스템 |
Families Citing this family (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN102974582B (zh) * | 2012-11-28 | 2015-06-24 | 中冶焦耐工程技术有限公司 | 一种清洁高温焦炉荒煤气管道的脉冲喷嘴 |
| CN103264027B (zh) * | 2013-05-28 | 2016-06-22 | 北京航天试验技术研究所 | 一种液体火箭发动机试验管路清洗装置 |
| CN109604284B (zh) * | 2018-12-04 | 2021-10-08 | 钱俊 | 一种液压缸内壁清洁器 |
Family Cites Families (11)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS49102159A (ja) * | 1973-02-01 | 1974-09-26 | ||
| US4055025A (en) * | 1976-11-22 | 1977-10-25 | Union Carbide Corporation | Apparatus for improved cleaning of pipeline inlets |
| JPS5372379A (en) * | 1976-12-09 | 1978-06-27 | Kawasaki Steel Corp | Method of removing scale attached to the inside wall of water pipe |
| JPS57116200A (en) * | 1981-01-09 | 1982-07-20 | Hitachi Ltd | Outer casing of axial flow type hydraulic machine |
| JPS57117379A (en) * | 1981-01-09 | 1982-07-21 | Tokyo Shibaura Electric Co | Method of washing piping with water |
| JPS57146200A (en) * | 1981-03-06 | 1982-09-09 | Tokyo Shibaura Electric Co | Cleaning system of decontaminated equipment |
| JPS59225788A (ja) * | 1983-06-06 | 1984-12-18 | 日本軽金属株式会社 | パイプ洗浄方法 |
| JPS6031835U (ja) * | 1983-08-12 | 1985-03-04 | ニツスイ工業株式会社 | ストロ−内蔵水筒 |
| JPS60256100A (ja) * | 1984-06-01 | 1985-12-17 | 株式会社東芝 | 原子炉系配管の除染方法 |
| JPS6214981A (ja) * | 1985-07-11 | 1987-01-23 | 株式会社荏原製作所 | 配管清掃方法 |
| JPS62117689A (ja) * | 1985-11-18 | 1987-05-29 | 株式会社 トムコ | 冷却水管の洗浄装置 |
-
1988
- 1988-10-29 JP JP63273998A patent/JPH0632799B2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR101520876B1 (ko) * | 2014-01-14 | 2015-06-15 | 전연자 | 배관세척시스템 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH02119984A (ja) | 1990-05-08 |
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