JPH0632780U - 油圧緩衝器の荷重検出構造 - Google Patents

油圧緩衝器の荷重検出構造

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JPH0632780U
JPH0632780U JP7358492U JP7358492U JPH0632780U JP H0632780 U JPH0632780 U JP H0632780U JP 7358492 U JP7358492 U JP 7358492U JP 7358492 U JP7358492 U JP 7358492U JP H0632780 U JPH0632780 U JP H0632780U
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JP
Japan
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shock absorber
hydraulic shock
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Application number
JP7358492U
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Inventor
義男 根岸
Original Assignee
株式会社ショーワ
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 車軸又は車体と緩衝器とを連結する連結部材
の強度を補償すると共に荷重を高精度に検出する。 【構成】 連結部材6は油圧緩衝器本体側部10と車軸
を連結する連結部11との間に変形しやすい小径の軸部
12を形成し、この軸部12の外周面に歪センサ13を
貼り付け、また軸部12の外周に補強部材14を設けて
いる。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は車両等に用いられる油圧緩衝器の荷重検出構造に関する。
【0002】
【従来の技術】
車両等に用いられる車高調整装置として、油圧緩衝器本体に設けたジャッキシ リンダ内にジャッキピストンを摺動自在に嵌装し、このジャッキピストンで懸架 ばねの一端部を支承するとともに、油圧緩衝器にかかる荷重を歪センサにて検出 して、この検出結果に応じてジャッキシリンダ内に作動油を供給/排出すること によって、車高を一定に保持するようにしたものがある。
【0003】 ここで、油圧緩衝器にかかる荷重を検出するには歪センサを用いることが考え られるが、この場合、歪センサから相応のレベルの検出信号を得るためには荷重 による歪を大きくしなければならず、そのためには大きく変形する部分、換言す れば断面積の小さな小径部或いは薄肉部に歪センサを貼り付ける必要がある。
【0004】 そこで、荷重検出構造としては、図5(a)に示すように油圧緩衝器本体1に 車軸を取付けるための連結部材102を固定し、この連結部材102に小径の軸 部103を形成し、この軸部103に歪センサ104を貼り付けるか、或いは同 図(b)に示すように連結部材102に薄肉の中空軸部105を形成し、この軸 部105に歪センサ104を貼り付けることが考えられる。
【0005】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら、上述した油圧緩衝器の荷重検出構造のように連結部材の軸部を 小径部あるいは薄肉部にすると、連結部材の強度が弱くなり、異常な荷重や金属 疲労などによって損傷し、その結果車体や車軸と緩衝器を連結する連結部が脱落 するおそれがある。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決すべく本考案は、油圧緩衝器本体側と車軸又は車体とを連結す る連結部材に変形容易部を設け、この変形容易部に歪センサを貼着等するととも に、この変形容易部の周囲に補強部材を設けた。
【0007】
【作用】
連結部材に歪センサを取付けるための小径の軸部や薄肉部を形成した場合、連 結部材の油圧緩衝器本体側と車軸又は車体に取付ける連結部材側との間に両端部 をそれぞれ連結した補強部材を設けることによって、連結部材は補強部材にて油 圧緩衝器本体側に連結されて折損したり脱落することがない。
【0008】
【実施例】
以下に本考案の実施例を添付図面に基づいて説明する。ここで、図1は本考案 に係る荷重検出構造を適用した油圧緩衝器の一部破断断面図、図2は図1のA− A線断面図、図3は本考案の別実施例の要部断面図、図4は図3のB−B線断面 図である。
【0009】 シリンダ1内には上方からピストンロッド2を挿通し、シリンダ1の外周部に は懸架ばね3を設け、ピストンロッド2の上端部には油圧緩衝器を車体に取付け る連結部材5を設け、またシリンダ1の下端部には油圧緩衝器を車軸に取付ける 連結部材6を固定している。
【0010】 この連結部材6は油圧緩衝器本体側部10と車軸を連結する連結部11との間 に変形しやすい小径の軸部12を形成し、この軸部12の外周面に歪センサ(歪 ゲージ)13を貼り付け、また軸部12の外周に補強部材14を設けている。尚 、軸部12は薄肉の中空部とすることもできる。
【0011】 補強部材14は、図2に示すように油圧緩衝器の軸を基準にして左右に二分割 された半体14a,14aから構成され、一端部(上端部)は連結部材6の本体 側部10とともにボルト15にてシリンダ1に共締めされ、他端部(下端部)は 連結部材6の連結部11に形成した溝部16に嵌合している。この場合溝部16 と補強部材14の下端面との間にはクリアランス17を持たせ、変形容易部とし ての小径の軸部12の変形を可能としている。
【0012】 以上のように構成したので、油圧緩衝器に対して荷重がかかることによって連 結部材6に歪が発生し、このとき連結部材6の軸部12は小径部として断面積を 小さくしているので、充分な歪が発生して歪センサ13からは相応の検出信号を 得ることができ、検出精度が向上する。
【0013】 そして、連結部材6の軸部12を小径部にすることによって軸部12自体の強 度は低下するが、連結部材6の油圧緩衝器本体側10と連結部11との間に補強 部材14を介設しているので、軸部12は折損或いは損傷しにくく、万一折損或 いは損傷しても補強部材14にて油圧緩衝器本体側部10と連結部11とが結合 されているため、連結部11が油圧緩衝器本体から脱落することがない。
【0014】 次に、図3及び図4に示す別実施例では、二分割した半体24a,24aから なる補強部材24の両端部を連結部材6の油圧緩衝器本体側部10及び連結部1 1に形成した溝部26,16にそれぞれ嵌合させたうえ、ボルト25にて二分割 した補強部材24同士を固着している。このようにしても、上記実施例と同様の 効果が得られる。
【0015】
【考案の効果】
以上に説明したように本考案によれば、油圧緩衝器本体側と車軸又は車体とを 連結する連結部材に変形容易部を設け、この変形容易部に歪センサを貼着等する とともに、この変形容易部の周囲に補強部材を設けたので、油圧緩衝器の荷重を 高精度に検出できるとともに、変形容易部が折損したり損傷しにくく、万一折損 或いは損傷した場合でも、連結部は補強部材にて油圧緩衝器本体側に連結され脱 落することがなくなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案に係る荷重検出構造を適用した油圧緩衝
器の一部破断断面図
【図2】図1のA−A線に沿う断面図
【図3】本考案の別実施例の要部断面図
【図4】図3のB−B線に沿う断面図
【図5】従来の油圧緩衝器の要部正面図
【符号の説明】
1…シリンダ、6…連結部材、10…油圧緩衝器本体
側、11…連結部、12…軸部、13…歪センサ、1
4,24…補強部材、16,26…溝部。

Claims (3)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 油圧緩衝器本体を車軸又は車体に連結す
    る連結部材に歪センサを取付け、前記連結部材の歪を歪
    センサで検出して油圧緩衝器にかかる荷重を検出するよ
    うにした荷重検出構造において、前記連結部材には小径
    若しくは薄肉の変形容易部を設け、この変形容易部に歪
    センサを取付け、且つ前記変形容易部の周囲に補強部材
    を設けたことを特徴とする油圧緩衝器の荷重検出構造。
  2. 【請求項2】 前記補強部材は油圧緩衝器の軸を基準に
    して左右に分割された半体からなり、各半体は一端部を
    油圧緩衝器本体または連結部材に固定し、他端部を連結
    部材側に形成した溝部に嵌合させたことを特徴とする請
    求項1に記載の油圧緩衝器の荷重検出構造。
  3. 【請求項3】 前記補強部材は油圧緩衝器の軸を基準に
    して左右に分割された半体からなり、各半体は互いに突
    き合せた側縁部を結合していることを特徴とする請求項
    1に記載の油圧緩衝器の荷重検出構造。
JP7358492U 1992-09-29 1992-09-29 油圧緩衝器の荷重検出構造 Withdrawn JPH0632780U (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2014065310A1 (ja) * 2012-10-25 2014-05-01 カヤバ工業株式会社 車高調整装置
DE102018121096B4 (de) 2017-09-01 2023-08-31 GM Global Technology Operations LLC AKTIVES GASDRUCKFEDER-ÜBERWACHUNGSSYSTEM und Verfahren zur aktiven Überwachung

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