JPH0632714Y2 - 二重シールド開閉扉 - Google Patents

二重シールド開閉扉

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JPH0632714Y2
JPH0632714Y2 JP1990034730U JP3473090U JPH0632714Y2 JP H0632714 Y2 JPH0632714 Y2 JP H0632714Y2 JP 1990034730 U JP1990034730 U JP 1990034730U JP 3473090 U JP3473090 U JP 3473090U JP H0632714 Y2 JPH0632714 Y2 JP H0632714Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
door
shield
shield plate
protrusion
recess
Prior art date
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Expired - Lifetime
Application number
JP1990034730U
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English (en)
Other versions
JPH03126097U (ja
Inventor
晴夫 奥山
真一郎 竹村
昭美 籠宮
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Japan Radio Co Ltd
Original Assignee
Japan Radio Co Ltd
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Publication date
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案、例えばシールドルームのような電波遮蔽を行っ
た部屋に用いるシールド開閉扉に関し、特に開閉扉の外
側と内側を二重にシールドする開閉扉に関するものであ
る。
(従来の技術とその問題点) 従来のこの種の開閉扉は、第2図から第4図に示すよう
に弾力性を有する板ばねとしてのフインガーコンタクト
(第5図参照)を利用して、扉を閉めた時、扉に設けた
電波遮蔽シールド板と扉枠に設けた電波遮蔽シールド板
とが電気的に接続されるものであった。第2図から第4
図はそれぞれ、端面すり合わせ型、ナイフエッジ型、及
び台形型と呼ばれている。
この従来例によれば、フインガーコンタクトが2個使用
されているので電気的接続は良好に達成されるが、高い
電波シールド性が要求されるようなシールドルームでは
従来の一重シールド型のものでは不十分であった。
(問題点を解決するための手段) 本考案は、従来技術の問題点を解決することを目的と
し、突起部がほぼ台形に形成され、ほぼ台形に形成され
た前記突起部にほぼ整合する形状に凹部が形成され、前
記突起部の頂部のシールド板及び前記凹部の底部のシー
ルド板に分離絶縁部を設け、前記突起部の両斜面部のそ
れぞれか、または該両斜面部に対向する前記凹部のそれ
ぞれの面にフインガーコンタクトを設けて、扉が閉めら
れた時前記フインガーコンタクトのそれぞれが、扉また
は扉枠に設けられた外側シールド板と内側シールド板と
のそれぞれと電気的接触を行うことを特徴とする。
(実施例) 以下、第1図を参照して本考案の一実施例につき詳細に
述べる。
第1図は、シールドルーム(図示しない)に用いられる
扉と扉枠の一部断面構造を示す。
扉枠2にはその内側と外側にそれぞれ外側シールド板2
aと内側シールド板2bが張られている。両シールド板
は台形型突起部の上辺の1カ所P点で完全に絶縁分離さ
れているので、外側シールド系と内側シールド系とが分
離され、従って二重のシールドが達成されシールド特性
が向上する。
一方、扉1にも外側シールド板1aと内側シールド板1
bとが張られており、前記台形型突起部の両辺に対向す
るそれぞれの辺には金属製フインガーコンタクト3a及
び3bが押え板4によって固定されている。従って、外
側シールド板1aはフインガーコンタクト3aを介して
外側シールド板2aと接続され、また内側シールド板1
bはフインガーコンタクト3bを介して内側シールド板
2bと接続される。このように、台形型の構造とするこ
とにより、フインガーコンタクト板に対し圧縮方向で接
触抵抗を軽減し、すり合わせ方向で適度なワイピング効
果をもって接触面を清掃し良好な電気的接触を維持する
ことが可能となる。フインガーコンタクトは第5図に示
すように、フインガーコンタクトの取付部はほぼ90°
に屈曲されているので、フインガーコンタクトに初期応
力を掛けない構造とすることが出来、それによってフイ
ンガーコンタクトの寿命を延ばすことが可能となる。
(考案の効果) 本考案は、突起部を台形としてその上辺において外側お
よび内側シールド板を絶縁分離することによって、比較
的構造簡単な二重シールド開閉扉が達成され、それによ
って高いシールド特性が得られるという効果が達成され
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本考案の一実施例を示す断面図、第2図から
第4図まで従来のシールド開閉扉の構造を示す断面図、
及び第5図はフインガーコンタクトの形状を示す平面図
である。 1……扉、1a……外側シールド板、1b……内側シー
ルド板、2……扉枠、2a……外側シールド板、2b…
…内側シールド板、3a,3b……フインガーコンタク
ト、4……押え板、P……分離絶縁部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】電波遮蔽用シールドの施された扉と、同じ
    く電波遮蔽用シールドの施された扉枠とのどちらかに突
    起部を設け、該突起部と整合する形状の凹部を他方に設
    けて、前記扉を閉めることにより両者のシールドが電気
    的に接続されるシールド開閉扉において、前記突起部が
    ほぼ台形に形成され、ほぼ台形に形成された前記突起部
    にほぼ整合する形状に前記凹部が形成され、前記突起部
    の頂部のシールド板及び前記凹部の底部のシールド板に
    分離絶縁部を設け、前記突起部の両斜面部のそれぞれ
    か、または該両斜面部に対向する前記凹部のそれぞれの
    面にフインガーコンタクトを設けて、前記扉が閉められ
    た時前記フインガーコンタクトのそれぞれが、前記扉及
    び扉枠に設けられた外側シールド板と内側シールド板と
    のそれぞれと電気的接触を行うことを特徴とする二重シ
    ールド開閉扉。
JP1990034730U 1990-03-30 1990-03-30 二重シールド開閉扉 Expired - Lifetime JPH0632714Y2 (ja)

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JPH03126097U JPH03126097U (ja) 1991-12-19
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Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4666502B2 (ja) * 2006-01-10 2011-04-06 株式会社岡村製作所 電磁シールド部屋におけるドア構造
JP5234977B2 (ja) * 2009-03-13 2013-07-10 株式会社熊谷組 電磁シールド構造

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS58140695U (ja) * 1982-03-16 1983-09-21 ティーディーケイ株式会社 開口部のシ−ルド装置
JPH071834Y2 (ja) * 1986-06-30 1995-01-18 ティーディーケイ株式会社 フィンガーコンタクトの接触部構造

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JPH03126097U (ja) 1991-12-19

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