JPH0343757Y2 - - Google Patents

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JPH0343757Y2
JPH0343757Y2 JP13453185U JP13453185U JPH0343757Y2 JP H0343757 Y2 JPH0343757 Y2 JP H0343757Y2 JP 13453185 U JP13453185 U JP 13453185U JP 13453185 U JP13453185 U JP 13453185U JP H0343757 Y2 JPH0343757 Y2 JP H0343757Y2
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JP
Japan
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metal frame
elastic body
metal
electronic device
device case
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JP13453185U
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JPS6242298U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この考案は、金属フレームに金属カバーを取り
付け、特にその金属カバーと金属フレームとを電
気的に接触して全体を外部に対して電磁的にシー
ルドした電子機器ケースに関するものである。
〔従来の技術〕
第7図は従来の電子機器ケースを示す一部分解
斜視図、第8図は、第7図の電子機器ケースの断
面図である。従来の電子機器ケースは、第7図に
示すように直方体状の金属フレーム2に対し、そ
の金属フレーム2の開口端面が金属カバー1でふ
さがれ、例えばネジ3により金属カバー1が金属
フレーム2の周縁部に固定されている。その際、
金属カバー1の両端縁部は金属フレーム2の外側
に形成された段付部に、第8図に示すように挿入
され、上記金属カバー1の端縁部と金属フレーム
2の段付部との接触、さらには金属カバー1のネ
ジ3による止めに基づく接触などによつて、金属
フレーム2及び金属カバー1により構成された電
子機器ケースが外部に対し電磁的にシールドされ
るようになつている。
〔考案が解決しようとする問題点〕
上記のような従来の電子機器ケースは以上のよ
うに構成されているので、金属フレーム2と金属
カバー1との電気的な接続が必ずしも良好でな
く、したがつて、電子機器ケース内は外部に対し
て必ずしも良好な電磁的シールドが行われなかつ
た。これは、金属面どうしが図面上では面接触を
しているように見えても、板金の加工精度や形状
誤差等により、点当りや、又はまつたく接触して
いないことがあり得るなどの問題点があつた。
この考案は、かかる問題点を解決するためにな
されたもので、簡単な構造により良好な電磁的シ
ールドを行うことができる電子機器ケースを得る
ことを目的とする。
〔問題点を解決するための手段〕
この考案に係る電子機器ケースは、金属フレー
ムと金属カバーとの電気的な接続に対して、電気
的に良導電性を有する弾性体を介して確実に金属
フレームと金属カバーとの電気的接続を行う構成
とし、電子機器ケース内が外部に対して良好な電
磁的シールドを行うようにしたものである。
〔作用〕
この考案の電子機器ケースにおいては、採用し
た弾性体は金属フレームに導通をとることのでき
る固定手段(スポツト溶接、リベツト溶接等)で
金属フレームに組み立てられ、接触抵抗の小さい
接触で、かつ小間隔で確実に電気的に接続する。
また、金属フレームの端面部をコ字形部に折曲す
ることにより、弾性体の自由端部はそのコ字形部
で保護される。
〔実施例〕
第1図はこの考案の一実施例である電子機器ケ
ースを示す一部分解斜視図、第2図及び第3図
は、第1図の電子機器ケースにおける要部を示す
断面図、第4図は、第1図の電子機器ケースにお
ける弾性体を示す図である。上記各図において、
2は電子機器ケースの金属フレームであり、1は
金属フレームにかぶさり電子機器ケースとしての
形態をとる金属カバーである。4は、金属フレー
ム2と金属カバー1との電気的導通をとるため
に、金属フレーム2に導通をとることのできる固
定手段(スポツト溶接、リベツト溶接等)で取り
付けられた良導電性の弾性体であり、この弾性体
4は、第2図に示すように一端は固定部4−2で
固定され、他の一端は金属フレーム2の上部の端
面部に形成されたコ字形部2−1に入つており、
固定された一端と同じ面に弾性体4の鼻曲げされ
た自由端部4−1で当接する。また、金属フレー
ム2のコ字形部2−1は弾性体4を保護している
他に、金属カバー1を金属フレーム2に取り付け
た時に、弾性体4が押圧され過ぎないためのスト
ツパの役目も兼ねている。弾性体4は第4図a及
びbに示すような部品であり、下方向の力を加え
られても塑性変形を起さない弾性体であり、その
板厚は約0.3mm以下のものが適当である。
次に、上記したこの考案の一実施例である電子
機器ケースの動作を説明する。第2図に示すよう
に、金属フレーム2は弾性体4と導通をとること
のできる固定手段(スポツト溶接、リベツト溶接
等)で、弾性体4と固定部4−2で固定されてお
り、金属カバー1を金属フレーム2にかぶせるこ
とにより、第3図に示すように組み立てられる。
また、第3図に示すC寸法と第2図に示すA寸法
との関係は、O≦C<Aとなるように設計されて
おり、金属カバー1と金属フレーム2を組み立て
ることにより、弾性体4はA−C寸法だけ縮めら
れ、弾性変形した状態で、金属カバー1と金属フ
レーム2とは、金属カバー1のカバー部1−1と
弾性体4の自由端部4−1、固定部4−2、湾曲
面4−3との各点が介在物となり、両者は電気的
に導通をとることができる。
なお、上記実施例では、金属フレーム2の全周
面に弾性体4を取り付けたものを示したが、一端
辺のみを第6図に示すように、金属フレーム2と
金属カバー1とをネジ3で締め付けて導通をとる
ようにしても良い。この場合は、第5図に示すよ
うに金属カバー1と金属フレーム2は、金属カバ
ー1の接触面1−2と金属フレーム2の接触面2
−2とが互いに接触して電気的に導通をとつてい
る。そして、残りの辺は上記したこの考案による
導通のとり方をしている。
〔考案の効果〕
この考案は以上説明したとおり、電子機器ケー
スにおいて、アース用としての弾性体は非常に簡
単な構造のものであり、しかも、この弾性体を金
属フレームに対し簡単に固定することができる構
成としたので、弾性体の取付けが容易であると共
に、金属カバーの装着、取外しに対して邪魔とな
らず、極めて良好な電磁的シールドを行うことが
できるなどの優れた効果を奏するものである。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案の一実施例である電子機器ケ
ースを示す一部分解斜視図、第2図及び第3図
は、第1図の電子機器ケースにおける要部を示す
断面図、第4図は、第1図の電子機器ケースにお
ける弾性体を示す図、第5図及び第6図はこの考
案の他の実施例である電子機器ケースにおける要
部を示す断面図、第7図は従来の電子機器ケース
を示す一部分解斜視図、第8図は、第7図の電子
機器ケースの断面図である。 図において、1……金属カバー、1−1……カ
バー部、1−2,2−2……接触面、2……金属
フレーム、2−1……コ字形部、3……ネジ、4
……弾性体、4−1……自由端部、4−2……固
定部、4−3……湾曲面である。なお、各図中、
同一符号は同一、又は相当部分を示す。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 金属フレームの周縁部に沿つて形成された凹部
    に金属カバーの端縁部を嵌合させ、その金属カバ
    ーを前記金属フレームに取り付けて成る電子機器
    ケースにおいて、前記凹部の両側に、前記金属フ
    レームの板面とほぼ平行に折曲して成るコ字形部
    が前記金属フレームに一体に形成され、その金属
    フレームの内側に、前記金属カバーと前記金属フ
    レームとの導通をとるための弾性体を前記金属フ
    レームと導通をとることができるように固定し、
    その弾性体の湾曲面は接触部とされて外側に突出
    され、前記弾性体の端部は前記金属フレームのコ
    字形部内に位置され、かつ前記金属カバーの端縁
    部の外面に前記湾曲面の外周面が弾性的に接触し
    て成ることを特徴とする電子機器ケース。
JP13453185U 1985-09-03 1985-09-03 Expired JPH0343757Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP13453185U JPH0343757Y2 (ja) 1985-09-03 1985-09-03

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JP13453185U JPH0343757Y2 (ja) 1985-09-03 1985-09-03

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6242298U JPS6242298U (ja) 1987-03-13
JPH0343757Y2 true JPH0343757Y2 (ja) 1991-09-12

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JP13453185U Expired JPH0343757Y2 (ja) 1985-09-03 1985-09-03

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