JPH02294107A - 圧電部品 - Google Patents

圧電部品

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JPH02294107A
JPH02294107A JP11562989A JP11562989A JPH02294107A JP H02294107 A JPH02294107 A JP H02294107A JP 11562989 A JP11562989 A JP 11562989A JP 11562989 A JP11562989 A JP 11562989A JP H02294107 A JPH02294107 A JP H02294107A
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JP
Japan
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terminal
case
piezoelectric
elastic
elastic terminal
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JP11562989A
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Toru Takahashi
透 高橋
Yoshinari Yamashita
喜就 山下
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TDK Corp
Original Assignee
TDK Corp
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 く産業上の利用分野〉 本発明は、圧電部品に関し、底面と対向する開口面を有
するケース内に、端子、圧電振動子及び弾性端子を順次
収納し、弾性端子にダンバ部材を備えさせることにより
、弾性端子による寄生振動を防止し、特性を向上させる
ことができるようにしたものである。
く従来の技術〉 圧電フィルタ、共振子または発振子として使用される従
来の圧電部品としては、例えば実開昭60− 1583
24号、同59− 104616号及び同59− 10
4617号に開示されたものがある。第9図及び第10
図は従来の圧電部品の構成を示す図である。第9図にお
いて、1はケース、2は圧電振動子、3は端子、4は弾
性端子、5は弾性導体である。
ケース1は、絶縁樹脂等の適当な絶縁材料を用いて、底
面101及び対向する開口面102を有する箱状に形成
されている。
圧電振動子2は、相対する両面に電極を有していて、電
極を形成した1面側がケース1の底面側に対向するよう
にして、ケース1内に収納されている。
端子3は、図示では一個だけであるが、通常、入力端子
及び出力端子の対となっており、金属フレーム導体を使
用して、ケース1の底面101側に、インサート成型等
の手段によって配置されている。
弾性端子4は、ケース1の開口面102側において、圧
電振動子2の電極にバネ接触している。
バネ接触の手段として、弾性端子4は、片持ち状のバネ
片41を有する。42はバネ片41に連続する枠片であ
る。
弾性導体5は、等方性または異方性導電ゴム等によフて
構成されている。圧電振動子2の電極は弾性導体5を介
して端子3に導通している。
完成した状態では、全体が図示しないケース内に挿入さ
れる。
次に、第10図において、第9図と同一の参照符号は同
一性ある構成部分を示している。第9図と異なる点は、
蓋6があることである。蓋6は、弾性端子4の上からケ
ース1の開口面102を閉塞するように装着されている
.弾性端子4は、蓋6によって押えられ、そのバネ片4
1が圧電振動子2の電極にバネ接触するようになる。図
示は省略したが、全体は絶縁樹脂モールドされる。
く発明が解決しようとする課題〉 しかしながら、上述した従来の圧電部品では、フィルタ
として使用した場合等に、第12図に示すように、フィ
ルタ特性の共振点の付近において、波形が乱れ、特性が
悪化することがあった。
第12図は4 5 0 k}Izの圧電フィルタのフィ
ルタ特性図で、共振点4 5 0 k}Iz付近にリッ
プル(イ)が現われており、伝送波形が乱れている。
この伝送波形の乱れを惹起する原因の1つとしては、弾
性端子4の有する共振周波数が圧電振動子2の共振周波
数に近い場合に、圧電振動子2の共振特性が弾性端子4
の共振特性の緩衝を受けるためと推測される。
また、第10図《示す圧電部品の場合は、第11図に示
すように、組立状態により、弾性端子4がM6に対して
陣間gを生じて接触することがある。陣間gの形状、大
きさ等は様々であり、それぞれに対応した特有のバネ振
動系を構成し、このバネ振動系の振動特性が圧電振動子
2の共振特性に影響を与えるためと推測される. そこで本発明の課題は、上述する従来の問題点を解決し
、弾性端子による寄生振動を防止して、圧電振動子の共
振点に実質的影響を与えないようにし、特性を向上させ
ることである。
く課題を解決するための手段〉 上述する課題解決のため、本発明は、ケース、圧電振動
子及び端子を含む圧電部品であって、前記ケースは、底
面及びこの底面と対向する開口面を有しており、 前記圧電振動子は、電極を形成した両面の一面側が前記
ケースの底面と向き合うようにして前記ケース内に収納
されており、 前記端子は、前記ケースの底面側に配置されて前記圧電
素子の前記電極の一方に導通ずる端子と、前記ケースの
開口面側において前記電極の他方に接触して導通する弾
性端子とを含んでおり、 前記弾性端子は、ダンパー部材を有することを特徴とす
る。
〈作用〉 弾性端子は、ダンパー部材を有するので、ダンパー部材
の質量負荷作用及び振動緩衝作用等により、弾性端子に
よる寄生振動が防止され、圧電振動子の共振点に実質的
影響を与えないようになる。このため、特性が向上する
く実施例〉 第1図は本発明に係る圧電部品の構成を概略的に示す図
である。図において、第8図と同一の参照符号は同一性
ある構成部分を示している。7はダンパ一部材である。
ダンパ一部材7は、半田等の金属材料、プラスチック等
の非金属材料の何れによっても構成できる。このダンパ
一部材7の質量負荷作用によって、弾性端子4の共振周
波数が低下し、圧電振動子2の共振点に対して実貿的に
影響を与えないようになる。圧電振動子の共振点に対す
る弾性端子4の共振周波数のズレは、4 5 0 kH
zの圧電フィルタでは、±2 0 0 kHz程度以上
が適当である。
第2図は本発明に係る圧電部品の別の実施例を示す図で
ある。この実施例では、弾性端子4と蓋6との間にダン
パ一部材7を介在させてある。ダンパー部材7は、シリ
コーンゴム等の弾性材が適当であり、弾性端子4に固着
するのが望ましい。
この実施例の場合は、ダンパー部材7は、質量負荷作用
の外に、弾性端子4の振動を吸収する緩衝体としても作
用するので、弾性端子4のバネ振動特性が圧電振動子の
共振点に影響を与えないようになる。
第3図は本発明に係る圧電部品の更に具体的な実施例に
おける分解斜視図、第4図は同じく拡大部分断面図、第
5図は同じく外観斜視図である。
図において、第1図及び第2図と同一の参照符号は同一
性ある構成部分を示している。
圧電振動子2は、2個備えられており、各々の圧電据動
子2は、長さ方向振動モードを利用するようになってい
る。第6図は圧電振動子2の斜視図で、圧電素休201
の一面側に凹溝31によって区画された入力電極202
〜204と出力電極205〜207とを有すると共に、
他面側に両電8i(202〜204)、(205〜20
7)と対向する共通電極20Bを有している。S2、3
3はスブリアス低減のために設けられた溝である。圧電
振動子2は、入力電極202〜204及び出力電極20
5〜207を形成した面側か、ケース1の底面101と
対向するようにして、その内部に収納されている。
端子3は、入力端子31及び出力端子32によって構成
されており、入力端子31及び出力端子32の端子部3
11、321は、ケース1の同一側面103に導比され
ている。人力端子31及び出力端子32は、ケース1の
底面101側に、インサート成型等の手段によって配置
されていて、圧電振動子2の入力電極203及び出力電
極206のそれぞれに、異方性導電ゴムでなる弾性導体
5を介して導通している。入力端子31の端子部311
及び出力端子32の端子部321は、ケース1の同一側
面103から外部に導出されている。
33は中m端子である。中継端子33は,2つの圧電振
動子2−2間において、一方の圧電振動子2の出力電極
206と、他方の圧電振動子2の入力電極203とを電
気的に導通させるために備えられたものである。
弾性端子4は、2個の圧電振動子2のそれぞれの共通電
極208に接触する2つの片持ち状のバネ片41を有す
る。バネ片41は、枠片42によウて支持されている。
弾性端子4の端子部43は、入力端子31及び出力端子
32を導出したケース側面103と対向する他側面10
4側に導出されている。従って、端子部311、321
と、端子部43とによる3点支持構造となるので、支持
安定性が高くなり、面付実装の半田リフロー工程におい
ても、位置ズレを生じにくくなる。
M6は、弾性端子4の上からケース1の開口面102を
閉塞するように装着されている。弾性端子4はM6によ
って押えられ、2つのバネ片41のそれぞれが2つの圧
電振動子2の共通電極208のそれぞれにバネ接触する
ようになる。
ダンパ一部材7は、蓋6と弾性端子4の枠片との間に介
装されている。実施例において、ダンパー部材7は、シ
リコーンゴム等の弾性材でなり、弾性端子4の枠片42
の上に被着(第3図参照)されている。従って、このダ
ンパー部材7は、質量負荷作用の外に、弾性端子4の振
動を吸収する緩衝体としても作用する。これにより、弾
性端子4の共据周波数が圧電振動子2の共振点に影響を
与えないようになる。第13図は上記実施例における圧
電部品のフィルタ特性で、共娠点4 5 0 k}lx
において、波形の乱れがなく、優れたフィルタ特性が得
られていることが分る。
8は樹脂外装体である。樹脂外装体8は、ケース1及び
蓋6の全体を覆うように被着された樹脂層となっている
.圧電据勤子2の収納されたケース1の内部は、M6に
よって閉塞されているので、上述の樹脂外装体8は樹脂
モールド工程によって被着させることができる。これに
より、圧電振動子2の入るケース1の内部に完全な空洞
を形成できるようになる。これと共に、製造組立工程を
、ケース1の成型から樹脂外装体8の成型まで、リード
フレーム上で連続して行なうことが可能になり、量産性
が向上する。
第7図は本発明に係る圧電部品の更に別の実施例におけ
る断面図である。第3図〜第5図の実施例と異なる点は
、入力端子31、出力端子32及び弾性端子4の端子部
311、321、43を、樹脂外装体8の側面に沿わせ
ると共に、底面側に折曲げたことで、面実装の際の占有
面積を縮小できる。
第8図は第3図〜第7図に示した実施例における端子3
1〜33及び4と、2つの圧電振動子2との間の電気的
な接続関係を示す図である。
〈発明の効果〉 以上述べたように、本発明は、ケース内に、端子、圧電
振動子及び弾性端子を収納した圧電部品において、弾性
端子はダンパー部材を有するので、弾性端子による寄生
振動を防止し、特性を向上させた圧電部品を提供できる
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に係る圧電部品の構成を概略的に示す図
、第2図は同じく更に別の実施例を示す図、第3図は本
発明に係る圧電部品の更に具体的な実施例における分解
斜視図、第4図は同じく拡大部分断面図、第5図は同じ
く外観斜視図、第6図は圧電振動子の斜視図、第7図は
本発明に係る圧電部品の更に別の実施例における断面図
、第8図は圧電振動子と各端子との接続関係を示す電気
回路図、第9図は従来の圧電部品の構成を概略的に示す
図、第10図は同じく別の従来例における構成を概略的
に示す図、第11図は従来の圧電部品の問題点を示す図
、第12図は従来の圧電部品のフィルタ特性図、第13
図は本発明に係る圧電部品のフィルタ特性図である。 1・・・ケース    2・・・圧電振動子3、31、
32、33・・・端子 4・・・弾性端子   5・・・弾性導体6・・・蓋 
     7・・・ダンパ一部材第1図 第2図 第3図 第4 図 第5図 第9図

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)ケース、圧電振動子及び端子を含む圧電部品であ
    って、 前記ケースは、底面及びこの底面と対向する開口面を有
    しており、 前記圧電振動子は、電極を形成した両面の一面側が前記
    ケースの底面と向き合うようにして前記ケース内に収納
    されており、 前記端子は、前記ケースの底面側に配置されて前記圧電
    素子の前記電極の一方に導通する端子と、前記ケースの
    開口面側において前記電極の他方に接触して導通する弾
    性端子とを含んでおり、 前記弾性端子は、ダンパー部材を有することを特徴とす
    る圧電部品。
  2. (2)ケース、蓋、圧電振動子及び端子を含む圧電部品
    であって、 前記ケースは、底面及びこの底面と対向する開口面を有
    しており、 前記圧電振動子は、電極を形成した両面の一面側が前記
    ケースの底面と向き合うようにして前記ケース内に収納
    されており、 前記端子は、前記ケースの底面側に配置されて前記圧電
    素子の前記電極の一方に導通する端子と、前記ケースの
    開口面側において前記電極の他方に接触して導通する弾
    性端子とを含んでおり、 前記蓋は、前記弾性端子の上から前記ケースの前記開口
    部を閉塞するように、前記ケースに取付けられており、 前記弾性端子と前記蓋との間に弾性材でなるダンパー部
    材を有すること を特徴とする圧電部品。
JP11562989A 1989-05-09 1989-05-09 圧電部品 Pending JPH02294107A (ja)

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