JPH06317166A - 内燃機関の過給圧制御装置 - Google Patents

内燃機関の過給圧制御装置

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JPH06317166A
JPH06317166A JP12484593A JP12484593A JPH06317166A JP H06317166 A JPH06317166 A JP H06317166A JP 12484593 A JP12484593 A JP 12484593A JP 12484593 A JP12484593 A JP 12484593A JP H06317166 A JPH06317166 A JP H06317166A
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JP
Japan
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temperature
intercooler
supercharging pressure
pressure control
temperature sensor
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JP12484593A
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Yukio Miyashita
幸生 宮下
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Honda Motor Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 温度センサーの異常が原因となるトルク変動
を防止した過給圧制御装置を供する。 【構成】 過給機を備えた内燃機関において、所要箇所
における温度を検出する温度センサーと、前記温度セン
サーが検出した温度に基づき過給圧制御用温度パラメー
タ値を更新する更新手段と、前記過給圧制御用温度パラ
メータ値に基づき過給圧を制御する制御手段と、前記検
出温度の変動が所定範囲内にあるか否かを判断する判断
手段と、前記検出温度の変動が所定範囲外にあると前記
判断手段が判断したときは前記更新手段による前記過給
圧制御用温度パラメータ値の更新を制限する制限手段と
を備えたことを特徴とする内燃機関の過給圧制御装置。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、過給機を備える内燃機
関における過給圧制御に関する。
【0002】
【従来技術】過給機の過給圧制御に関する従来例として
は特開昭57−157016号公報記載の例があり、同例ではタ
ーボチャージエンジンに関し吸気温やエンジン水温等で
目標過給圧を決定する手法が示されている。
【0003】例えば吸気温を検出し、その検出温度から
テーブル検索をして過給圧の基本値を修正する修正率を
求め、同修正率によって目標過給圧を決定して過給圧制
御を行っている。吸気温がある温度以上に高いときは目
標過給圧を低くする修正率が選択されて制御している。
【0004】
【解決しようとする課題】以上のように従来は、目標過
給圧を修正する修正率を吸気温から直接テーブル検索し
て求めているため、温度センサーに異常が生じたような
場合例えば断線や短絡またはセンサー自体の異常が生じ
たりあるいはノイズが発生したような場合、その異常な
信号に基づき修正率がテーブル検索され、同修正率によ
り過給圧が制御されることになる。
【0005】したがって過給中に、かかる異常が生じ目
標過給圧が変化したりあるいは過給中止となったりする
と、急激なトルク変化が生じる場合がある。本発明はか
かる点に鑑みなされたもので、その目的とする処は温度
センサーに異常が生じても急激にトルク変化を起させな
い過給圧制御装置を供する点にある。
【0006】
【課題を解決するための手段および作用】上記目的を達
成するために、本発明は、過給機を備えた内燃機関にお
いて、所要箇所における温度を検出する温度センサー
と、前記温度センサーが検出した温度に基づき過給圧制
御用温度パラメータ値を更新する更新手段と、前記過給
圧制御用温度パラメータ値に基づき過給圧を制御する制
御手段と、前記検出温度の変動が所定範囲内にあるか否
かを判断する判断手段と、前記検出温度の変動が所定範
囲外にあると前記判断手段が判断したときは前記更新手
段による前記過給圧制御用温度パラメータ値の更新を制
限する制限手段とを備えた内燃機関の過給圧制御装置と
した。
【0007】温度センサーが検出する温度は正常ならば
急激にかつ大幅に変動することはなく、その変動幅に限
りがある。そこで検出温度の変動が正常ならば収まるで
あろう所定の範囲内に検出温度があるか否かを判断し、
所定範囲外にあると判断したときは過給圧制御用温度パ
ラメータ値の更新を制限することで温度センサーの異常
による目標過給圧の急変ひいてはトルクの急激な変動を
防止することができる。
【0008】また第2の発明は、インタークーラおよび
インタークーラ用ウォータポンプを備えた過給機を有す
る内燃機関において、前記インタークーラの冷却水の温
度を検出するインタークーラ水温センサーと、前記イン
タークーラ水温センサーが検出した温度に基づき過給圧
制御用インタークーラ水温パラメータ値を更新する更新
手段と、前記過給圧制御用インタークーラ水温パラメー
タ値に基づき過給圧を制御する制御手段と、前記検出イ
ンタークーラ水温の変動が所定範囲内にあるか否かを判
断する判断手段と、前記インタークーラ用ウォータポン
プの状態変化を検出する状態変化検出手段と、前記状態
変化検出手段が検出した前記インタークーラ用ウォータ
ポンプの状態に応じて前記所定範囲を変更する所定範囲
変更手段と、前記検出インタークーラ水温の変動が前記
所定範囲外にあると前記判断手段が判断したときは前記
更新手段による過給圧制御用インタークーラ水温パラメ
ータ値の更新を制限する制限手段とを備えた内燃機関の
過給圧制御装置とした。
【0009】ウォータポンプの駆動開始時、駆動停止時
および回転数の急変などの状態変化時には実際にインタ
ークーラ水温の変化の可能性があるので、ウォータポン
プの状態変化に応じてパラメータ更新の有無判断の所定
範囲を変更することで、インタークーラ水温センサーの
異常によるトルクの急激な変動を確実に防止することが
できる。
【0010】
【実 施 例】以下図1ないし図4に図示した本発明の
一実施例について説明する。図1は、本実施例の内燃機
関の吸気系の制御構成図である。
【0011】機関本体Eには吸気通路1および排気通路
2が接続されており、吸気通路1にはその上流端のエア
クリーナAから下流側へ順に機械式過給機SC、インター
クーラICおよびスロットル弁4が介設されている。そし
て機械式過給機SCおよびインタークーラICを迂回するバ
イパス通路3が吸気通路1に連結されており、同バイパ
ス通路3にはバイパス弁5が介設されている。
【0012】機械式過給機SCには内部圧縮比を変える制
御室6が一体に付設されており、制御室6からは導管7
が延出して電磁切換弁8に接続されている。一方インタ
ークーラICのバイパス通路3との合流箇所から導管9が
分岐して前記電磁切換弁8に接続されている。
【0013】電磁切換弁8は、導管9のほかエアクリー
ナ10を介して大気に連通する通路11が接続されており、
機械式過給機SCの制御室6に通じる導管7に、通路11を
介してエアクリーナ10より大気圧を導入する状態と導管
9を介して吸気通路1の過給圧を導入する状態とを切換
えることができる。
【0014】制御室6に大気が導入されると機械式過給
機SCは低圧縮比となり、過給圧が導入されると、機械式
過給機SCは高圧縮比となる。この電磁切換弁8の切換作
動と、バイパス弁5を開閉駆動するバイパス弁駆動手段
12の作動は、マイクロコンピュータを含む制御手段Cに
より制御されるものである。
【0015】制御手段Cには、機関の運転状態を判断す
るための種々のセンサーからの検出信号が入力される。
まず機関本体Eにはクランク軸13に沿って機関回転数セ
ンサー20が設けられ機関回転数NE を検出して制御手段
Cに検出信号を送り、スロットル弁4に設けられたスロ
ットル開度センサー21からはスロットル開度θTHの検出
信号が制御手段Cに送られ、さらにバイパス弁5に設け
られたバイパス開度センサー22からはバイパス開度θBP
の検出信号が制御手段Cに送られる。また吸気通路1か
ら延出する導管9には過給圧センサー19が設けられて過
給圧P2 を検出して制御手段Cに送っている。
【0016】さらに吸気通路1において機関本体Eの吸
気ポートより若干上流側に吸気温TA を検出する吸気温
センサー23、機械式過給機SCの下流でインタークーラIC
より上流側に圧縮空気温T2 を検出する圧縮空気温セン
サー24、インタークーラICにインタークーラ水温TWI
検出するインタークーラ水温センサー25がそれぞれ配設
されて、各検出信号は制御手段Cに入力されるようにな
っている。
【0017】なおインタークーラICはエンジンの冷却水
路(図示せず)から独立した冷却水回路26を備えてお
り、該冷却水回路26に制御手段Cで制御される電動式の
ウォータポンプ27とラジエータ28とを介設し、ウォータ
ポンプ27の作動でインタークーラICとラジエータ28と
の間に冷却水を循環させていて、前記インタークーラ水
温センサー25はこの循環する冷却水の水温を検出してい
る。
【0018】制御手段Cは、以上の機関回転数NE 、ス
ロットル開度θTH、過給圧P2 およびバイパス開度θBP
さらに吸気温TA 、圧縮空気温T2 、インタークーラ水
温TWIを入力して処理し電磁切換弁8およびバイパス弁
駆動手段12を作動して過給圧制御を行う。
【0019】また同時に制御手段Cはインタークーラ水
温センサー25が検出したインタークーラ水温TWIが基準
温度以上になったときに前記ウォータポンプ27を駆動し
て冷却水を循環させ過給空気の冷却を行うよう制御して
いる。
【0020】一方前記過給圧制御の概要は、機関回転数
E 、スロットル開度θTH等の運転状態から目標過給圧
の基本値を求め、一方で吸気温TA 、圧縮空気温T2
インタークーラ水温TWIからそれぞれ予め対応づけられ
て決められた過給圧制御用の温度パラメータ値CTA ,CT
2 ,CTWIを求め、前記目標過給圧の基本値を過給圧制御
用温度パラメータ値CTA ,CT2 ,CTWIによって修正し最
終的な目標過給圧を決定し、同目標過給圧にすべくバイ
パス弁駆動手段12等を制御する。
【0021】ここで温度検出センサー23,24,25に異常
が生じると、その過給圧制御用温度パラメータ値も異常
な値を示し目標過給圧を変化させてしまいトルク変動を
生じさせる原因となる。そこでかかる不具合を回避する
本実施例の制御を図2のフローチャートに示し説明す
る。
【0022】まずステップ1で各温度検出センサー23,
24,25からの最新入力値TA ,T2,TWIより過給制御
用温度パラメータ値CTA ,CT2 ,CTWIを更新する。そし
て次のステップ2では、過給圧P2 が所定圧PSCより大
きいか否かで過給状態にあるか否かを判断しており、所
定圧PSCより小さく過給状態にないときは、本ルーチン
を抜ける。
【0023】一方ステップ2で過給圧P2 が所定圧PSC
より大きく過給状態と判断されたときは、ステップ3に
進み吸気温センサー23に断線・短絡の有無を判断し、断
線・短絡がなければステップ4に進み、断線・短絡があ
るとステップ4を越えてステップ5に飛ぶ。
【0024】ステップ4では、吸気温TA の前回値T
An-1と今回値TAnとの差(変動幅)が所定値D1 より大
きいか否かを判別しており、正常ならば検出吸気温が大
幅に変化することはないので変動幅は所定値D1 より小
さくステップ5を飛び越えてステップ6に進むが、異常
があると検出吸気温が大きく変化することがあり、変動
幅が所定値D1 を越えてステップ5に進む。
【0025】ステップ5では、今回の過給制御用温度パ
ラメータ値CTAnに前回の値CTAn-1を入れて前回値を維持
するようにして更新を制限する。前記ステップ3で断線
・短絡があると判断されたときは、ステップ4の変動幅
の大きさをみることなくステップ5に飛ぶので、結局吸
気温センサー23において断線・短絡があるとき、または
検出吸気温TA の変動幅が所定値D1 を越えて大きいと
きは過給制御用温度パラメータ値CTAnは前回値を維持
し、それ以外の正常な場合にステップ1で更新された過
給制御用温度パラメータ値CTA が使用されることにな
る。
【0026】そして次のステップ6,7,8では圧縮空
気温センサー24について前記ステップ3,4,5と同じ
制御を行う。すなわち圧縮空気温センサー24について断
線・短絡があるとき(ステップ6)、または検出圧縮空
気温T2 の変動幅が所定値D2 を越えて大きいときは
(ステップ7)、過給制御用温度パラメータ値CT2nは前
回値CT2n-1を維持し(ステップ8)、それ以外の正常な
場合は、更新値CT2 (ステップ1)を使用する。
【0027】そして次のステップ9に入るとインターク
ーラ水温センサー25に断線・短絡があるか否かを判断
し、断線・短絡があるとステップ15に飛んで過給圧制御
用インタークーラ水温パラメータ値CTWIn に前回値CT
WIn-1 を入れて前回値を維持して更新を制限する。
【0028】ステップ9でインタークーラ水温センサー
25に断線・短絡がないと判断したときは、ステップ10に
進みインタークーラ用ウォータポンプ27に状態変化があ
ったか否かが判断される。すなわちステップ10ではウォ
ータポンプ27が停止から駆動へまたは駆動から停止への
変化あるいはウォータポンプ27の回転数が急激に変化し
たとかの状態変化があったかそれとも定常状態(停止状
態含む)のままであるかを判別している。
【0029】そして状態変化がなく定常状態であればス
テップ11に進みタイマーtmWPが0になったか否かを
判別し、tmWP=0ならばステップ12に進みインター
クーラ水温TWIの前回値TWIn-1 と今回値TWIn との差
(変動幅)が所定値D3 より大きいか否かを判別し、正
常ならば所定値D3 より小さくステップ15を飛び越えて
本ルーチンを抜けステップ1で更新した過給圧制御用イ
ンタークーラ水温パラメータ値を用いる。
【0030】ウォータポンプ27に状態変化があったとき
はステップ10からステップ13に飛びタイマーtmWPを
所定時間にセットし、次いで次のステップ14でインター
クーラ水温TWIの変動幅|TWIn −TWIn-1 |が所定値
4 より大きいか否かを判別している。ここに所定値D
4 は前記ステップ12で比較の基準とした所定値D3 より
大きい値である。
【0031】すなわちウォータポンプ27に状態変化があ
ったときはその後所定時間にインタークーラ水温に変動
の可能性があり、インタークーラ水温センサー25が正常
に作動していれば検出値はある程度変化するので、ノイ
ズ等の異常を判別するには所定値D3 では判別できず所
定値D3 より大きな所定値D4 を基準に判別する。
【0032】ウォータポンプ27の状態変化後はステップ
10からステップ11に進み前記ステップ13でセットされた
タイマーtmWPが0となるまでステップ14に進んで大
きい値の所定値D4 を基準に判別し、タイマーtmWP
が0となればステップ12に進み所定値D3 を基準に判別
する。すなわちウォータポンプ27に状態変化があったと
きはその後所定時間は所定値D4 を基準に判別する。
【0033】ステップ14でインタークーラ水温TWIの変
動幅がこの所定値D4 より小さければ正常であり本ルー
チンをそのまま抜け過給圧制御用インタークーラ水温パ
ラメータ値CTWIは更新された値を用い、逆にインターク
ーラ水温TWIの変動幅が所定値D4 より大きければノイ
ズ等の異常が考えられ、ステップ15に進み過給制御用イ
ンタークーラ水温パラメータ値CTWIn に前回値CTWIn-1
を入れ値を維持する。
【0034】このようにインタークーラ水温センサー25
の異常判別はウォータポンプ27の状態変化後所定時間と
それ以外の定常状態の場合とではその判断の基準となる
所定値D3 、D4 を変えることでより正確に異常判別を
行っている。なおウォータポンプ27の状態変化のうちウ
ォータポンプ27の始動時と停止時とではインタークーラ
水温TWIの変動幅も異なるので、所定値D4 の値を変え
るようにしてもよく、始動時はより大きい値に停止時は
小さい値に所定値D4 を設定することが考えられる。
【0035】以上のようにして過給状態において各温度
センサー23,24,25のいずれかについて断線・短絡その
他の異常により実際の温度変化以外の原因で変動した検
出信号が入力されたときは、過給制御用温度パラメータ
値は新たな変化の激しい値に更新せず前回値を維持する
ので、急激なトルク変化を生じさせることがない。
【0036】例えば吸気温センサー23に着目して、検出
吸気温TA の変化と過給圧制御用温度パラメータCTA
の対応を図3および図4に示し説明する。図3はノイズ
が生じたときの例を示しており、通常吸気温TA の上昇
に対応して過給圧制御用温度パラメータ値CTA も上昇し
ているが、ノイズにより吸気温TA に突出があると、そ
の突出による吸気温TA の変動幅は所定値D1 を越える
ので、温度パラメータ値CTA は前回値が維持されて大き
く変化することはなく、ノイズが過ぎれば再び更新値に
より温度パラメータ値CTA も上昇して滑らかな曲線を描
き目標過給圧を急変させずトルクの急激な変動を防止で
きる。
【0037】図4は断線を生じたときの様子を示してお
り、断線が生じた時点で吸気温TAは大きく変動し、略
同時に温度パラメータ値CTA は前回値に維持され続ける
ので、温度パラメータ値CTA は上昇していた曲線が水平
な直線に変化し、吸気温センサー23の断線が原因による
トルク変動を防止している。
【0038】そして過給領域から抜けると、温度パラメ
ータ値CTA は所定の適当な代替値CTADにより制御され他
の処理に影響を与えない。過給領域が仮に長く続いた場
合でも他のセンサにより過給圧の低減等例えばインター
クーラの水温が所定値を越えると過給を中断するように
しておけば、エンジンに大きな負担をかけることがな
い。
【0039】なお断線等で温度パラメータ値CTA が維持
された後一度過給領域を外れると次からは過給領域に入
らないよう制御している。
【0040】
【発明の効果】本発明は、温度センサーの検出温度の変
動が正常ならば収まるであろう所定の範囲内に検出温度
があるか否かを判断し、所定範囲外にあると判断したと
きは過給圧制御用温度パラメータ値の更新を制限するこ
とで温度センサーの異常による目標過給圧の急変ひいて
はトルクの急激な変動を防止することができる。
【0041】またウォータポンプの駆動開始時、駆動停
止時および回転数の急変などの状態変化時には実際にイ
ンタークーラ水温の変化の可能性があるので、ウォータ
ポンプの状態変化に応じてパラメータ更新の有無判断の
所定範囲を変更することで、インタークーラ水温センサ
ーの異常によるトルクの急激な変動を精度良く防止する
ことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る一実施例の内燃機関の吸気系の制
御構成図である。
【図2】本実施例の制御フローチャートを示す図であ
る。
【図3】吸気温センサーの検出値および過給圧制御用温
度パラメータ値の変化の一例を示す図である。
【図4】同別の状態の例を示す図である。
【符号の説明】
E…機関本体、A…エアクリーナ、SC…機械式過給機、
IC…インクークーラ、C…制御手段、1…吸気通路、2
…排気通路、3…バイパス通路、4…スロットル弁、5
…バイパス弁、6…制御室、7…導管、8…電磁切換
弁、9…導管、10…エアクリーナ、11…通路、12…バイ
パス弁駆動手段、13…クランク軸、19…過給圧センサ
ー、20…機関回転数センサー、21…スロットル開度セン
サー、22…バイパス開度センサー、23…吸気温センサ
ー、24…圧縮空気温センサー、25…インタークーラ水温
センサー、26…冷却水回路、27…ウォータポンプ、28…
ラジエータ。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 過給機を備えた内燃機関において、 所要箇所における温度を検出する温度センサーと、 前記温度センサーが検出した温度に基づき過給圧制御用
    温度パラメータ値を更新する更新手段と、 前記過給圧制御用温度パラメータ値に基づき過給圧を制
    御する制御手段と、 前記検出温度の変動が所定範囲内にあるか否かを判断す
    る判断手段と、 前記検出温度の変動が所定範囲外にあると前記判断手段
    が判断したときは前記更新手段による前記過給圧制御用
    温度パラメータ値の更新を制限する制限手段とを備えた
    ことを特徴とする内燃機関の過給圧制御装置。
  2. 【請求項2】 インタークーラおよびインタークーラ用
    ウォータポンプを備えた過給機を有する内燃機関におい
    て、 前記インタークーラの冷却水の温度を検出するインター
    クーラ水温センサーと、 前記インタークーラ水温センサーが検出した温度に基づ
    き過給圧制御用インタークーラ水温パラメータ値を更新
    する更新手段と、 前記過給圧制御用インタークーラ水温パラメータ値に基
    づき過給圧を制御する制御手段と、 前記検出インタークーラ水温の変動が所定範囲内にある
    か否かを判断する判断手段と、 前記インタークーラ用ウォータポンプの状態変化を検出
    する状態変化検出手段と、 前記状態変化検出手段が検出した前記インタークーラ用
    ウォータポンプの状態に応じて前記所定範囲を変更する
    所定範囲変更手段と、 前記検出インタークーラ水温の変動が前記所定範囲外に
    あると前記判断手段が判断したときは前記更新手段によ
    る過給圧制御用インタークーラ水温パラメータ値の更新
    を制限する制限手段とを備えたことを特徴とする内燃機
    関の過給圧制御装置。
JP12484593A 1993-04-30 1993-04-30 内燃機関の過給圧制御装置 Pending JPH06317166A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010180710A (ja) * 2009-02-03 2010-08-19 Mazda Motor Corp エンジンの吸気制御方法及びその装置
JP2017106467A (ja) * 2015-12-12 2017-06-15 マン・ディーゼル・アンド・ターボ・エスイー 空気を内燃エンジンのシリンダへと送り込むためのシステム

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