JPH0631669B2 - 管継手解離構造 - Google Patents

管継手解離構造

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JPH0631669B2
JPH0631669B2 JP61036796A JP3679686A JPH0631669B2 JP H0631669 B2 JPH0631669 B2 JP H0631669B2 JP 61036796 A JP61036796 A JP 61036796A JP 3679686 A JP3679686 A JP 3679686A JP H0631669 B2 JPH0631669 B2 JP H0631669B2
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JP
Japan
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male connector
elastic arm
connectors
pipe joint
semi
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幹男 谷野
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Nissan Motor Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、簡便な操作により雌コネクタと雄コネクタと
を解離することを可能にした管継手解離構造に関する。
従来の技術 従来、例えば車両用空調装置の冷媒通流管等、相互に連
通する管の端部を結合する管継手として第4,5図に示
した構造のものが提案されている(特願昭60−186
451号)。すなわち、一方の管1の端部には、雌コネ
クタ2が取り付けられており、該雌コネクタ2は筒状部
3と、該筒状部3の周面部に相対向して形成された開口
4,4とを有している。前記筒状部3の内周基端部側に
は、この雌コネクタ2と相互に結合する雄コネクタ5が
内嵌可能な径よりなる小径部6が形成されており、又内
周部先端部側には、大径部7が形成されている。前記雄
コネクタ5は、他方の管8と一体に成形されており、外
周部には、Oリング9及び正円形状のインフレート10が
設けられている。この雄コネクタ5には、端面にシール
リング11が貼設された係合部材12が嵌挿されており、該
係合部材12には、両コネクタ2,5の周壁間に介在する
1対の弾性腕部13,13が軸方向に延設されている。該弾
性腕部13,13の、一端部には前記開口4,4に係合する
爪部14,14が穿設されており、又他端部には雌コネクタ
2外部に***する操作部15,15が形成されている。そし
て両コネクタ2,5を解離するに際しては、爪部14,14
又は、操作部15,15を手指により半径方向に押圧し、爪
部14,14を開口4,4より離脱させ、雄コネクタ5とと
もに係合部材12を雌コネクタ2内より引き抜くのであ
る。
発明が解決しようとする問題点 しかしながらこのような従来の装置においては、ワンタ
ツチで雌雄両コネクターの離脱させるメリツトを有する
が、両コネクタ2,5の解離は、前述のように爪部14,
14又は操作部15,15を相対向する側から半径方向に押圧
する操作のみによつてなされ、取付場所に制約されない
場合は非常に有効であるが、取付場所が各種機能部品が
集中配置されるエンジンルーム内の両コネクタ2,5の
周部に充分な空隙を確保し得ない場合には、手指による
半径方向への押圧操作が困難となり、容易に両コネクタ
2,5を解離しにくいという問題が出てきた。
本発明は、先に提案された発明のこのような問題点に着
目してなされたものであり、両コネクタ2,5の周部か
ら半径方向への操作のみならず、両コネクタ2,5側部
からの軸方向への操作によつても解離を可能にした管継
手解離構造を提供するものである。
問題点を解決するための手段 前記問題点を解決するために本発明にあつては、周部に
開口が形成された筒状の雌コネクタに、雄コネクタを内
嵌し、両コネクタの周壁間に、軸方向に延設された弾性
腕部と該弾性腕部の一端部に形成され前記開口に係合す
る爪部とを備えた係合部材を介挿してなる管継手におい
て、前記弾性腕部の他端部に、テーパー状の受圧面を形
成する一方、前記雄コネクタに遊嵌可能な1対の半円筒
状部材をヒンジを介して結合し、該半円筒状部材の端部
に、前記雄コネクタの周面に沿つた軸方向への摺動操作
に伴つて前記テーパー状の受圧面に圧接し、前記弾性腕
部を半径方向に押圧するテーパー状の加圧面を形成して
ある。
作 用 前記構成において、結合された雌コネクタと雄コネクタ
を解離するに際しては、前記半筒状部材を雄コネクタに
遊嵌し、この半筒状部材を雄コネクタの周面に沿つて軸
方向へ摺動操作する。すると半筒状部材の端部に形成さ
れたテーパー状の加圧面が、弾性腕部の端部に形成され
たテーパー状の受圧面に圧接する。このため弾性腕部は
半径方向に撓み変形して、爪部は開口より離脱し、両コ
ネクタの解離が可能となる。又手指により直接操作し得
る空隙が確保されている場合には、爪部又はテーパー状
の受圧面を手指により押圧することによつて爪部は開口
より離脱し、両コネクタは解離される。
実施例 以下本発明の一実施例について前述した装置と同一部材
部分に同一符号を付して説明する。すなわち第1図に示
したように、一方の管1の端部には、雌コネクタ2が取
り付けられており、該雌コネクタ2は筒状部3と該筒状
部3と周面部に相対向して形成された開口4,4とを有
している。前記筒状部3の内周基端部側には、この雌コ
ネクタ2と相互に結合する雌コネクタ5が内嵌可能な径
よりなる小径部6が形成されており、又内周部先端部側
には、大径部7が形成されている。前記雄コネクタ5は
他方の管8と一体に形成されており、外周部にはOリン
グ9及び正円形状のインフレート10が設けられている。
この雄コネクタ5には、係合部材16が嵌装されており、
該係合部材16には、両コネクタ2,5の周壁間に介在す
る1対の弾性腕部13,13が軸方向に延設されている。該
弾性腕部13,13の一端部には前記開口4,4に係合する
爪部14,14が突設されており、又他端部には雌コネク2
外部に***する操作部17,17が形成され、該操作部17,
17の端部外周には、テーパー状の受圧面18,18が形成さ
れている。
一方第2図に示したように、1対の半円筒状部材19,19
は、前記雄コネクタ5の外周部に遊嵌し得る径から摺接
部20と前記係合部材16の外周径よりやや小径の加圧部21
とを有し、ヒンジ22を介して連結されている。前記摺接
部20の端部には、突縁23が形成されており、又加圧部21
の端部には、前記受圧面18と略同傾針角度からなるテー
パー状の加圧面24が形成されている。
以上の構成に係る本実施例において、第1図に示したよ
うに結合された雌コネクタ2と雄コネクタ5を解離する
際には、両半筒状部材19,19をヒンジ22より回動して開
放した後、摺接部20,20内に雄コネクタ5を抱持し、し
かるに半筒状部材19,19を雄コネクタ5に沿つて係合部
材16方向(第1図矢示方向)に摺動する。すると加圧面
24,24は受圧面18,18に圧接し、これによつて弾性腕部
13,13には半径方向の応力が生ずる。このため第3図に
示したように、弾性腕部13,13は、雄コネクタ2の軸心
側に撓み変形し、該弾性腕部13,13に形成されている爪
部14,14は開口4,4より離脱する。したがつてこの状
態で雄コネクタ5を雌コネクタ2より引き抜けば、係合
部材16は雄コネクタ5とともに変位し、両コネクタ2,
5は解離される。よつて両コネクタ2,5の周囲に他部
品が配設され、爪部14,14や操作部17,17を直接手指に
て半径方向に押圧操作し得ない場合でも、半筒状部材1
9,19の軸方向への押圧操作によつて両コネクタ2,5
を解離することが可能となるのである。無論両コネクタ
2,5の周囲に充分な空隙が確保されている場合には、
直接爪部14,14又は操作部17,17を押圧することによつ
て両コネクタ2,5の解離を行ない得る。
発明の効果 以上説明したように本発明は、1対の半筒状部材を雄コ
ネクタに沿つて軸方向に摺動することによつて雌コネク
タと雄コネクタとを解離し得るようにした。よつて両コ
ネクタを解離するに際しては、係合部材に設けられてい
る爪部や操作部を直接半径方向に押圧する操作によるの
みならず、半円筒状部材を軸方向に押圧する操作によつ
ても解離を行なうことが可能となる。したがつて両コネ
クタの周囲に他部品が配設され、両コネクタを直接押圧
操作するための空隙が不充分である場合においても容易
に両コネクタの解離を行なうことを可能にするものであ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例を示す半断面図、第2図は同
実施例に係る半筒状部材の斜視図、第3図は同実施例の
作用を示す断面図、第4図は、先願に係る管継手の半断
面図、第5図は、同管継手の分解斜視図である。 2……雌コネクタ、4……開口、5……雄コネクタ、1
2,16……係合部材、13……弾性腕部、14……爪部、18
……受圧面、19……半円筒状部材、22……ヒンジ、24…
…加圧面。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】周部に開口が形成された筒状の雌コネクタ
    に、雄コネクタを内嵌し、両コネクタの周壁間に、軸方
    向に延設された弾性腕部と該弾性腕部の一端部に形成さ
    れ前記開口に係合する爪部とを備えた係合部材を介挿し
    てなる管継手において、前記弾性腕部の他端部に、テー
    パー状の受圧面を形成する一方、前記雄コネクタに遊嵌
    可能な1対の半円筒状部材をヒンジを介して結合し、該
    半円筒状部材の端部に、前記雄コネクタの周面に沿った
    軸方向の摺動操作に伴って前記受圧面に圧接し、前記弾
    性腕部を半径方向に押圧するテーパー状の加圧面を形成
    したことを特徴とする管継手解離構造。
JP61036796A 1986-02-21 1986-02-21 管継手解離構造 Expired - Fee Related JPH0631669B2 (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008164026A (ja) * 2006-12-27 2008-07-17 Denso Corp 配管継手装置及びその製造方法
JP2008275080A (ja) * 2007-04-27 2008-11-13 Denso Corp 配管部材接続装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008164026A (ja) * 2006-12-27 2008-07-17 Denso Corp 配管継手装置及びその製造方法
DE102007061906A1 (de) 2006-12-27 2008-07-31 Denso Corp., Kariya Rohrverbindungseinheit und Verfahren zu deren Herstellung
JP2008275080A (ja) * 2007-04-27 2008-11-13 Denso Corp 配管部材接続装置

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JPS62196490A (ja) 1987-08-29

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