JPH06314978A - チェン・サーチ回路 - Google Patents

チェン・サーチ回路

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JPH06314978A
JPH06314978A JP5101677A JP10167793A JPH06314978A JP H06314978 A JPH06314978 A JP H06314978A JP 5101677 A JP5101677 A JP 5101677A JP 10167793 A JP10167793 A JP 10167793A JP H06314978 A JPH06314978 A JP H06314978A
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JP
Japan
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error
coefficient
output
circuit
error location
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JP5101677A
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English (en)
Inventor
Masaru Nakamura
勝 中村
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NEC Corp
Original Assignee
NEC Corp
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Publication date
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    • HELECTRICITY
    • H03ELECTRONIC CIRCUITRY
    • H03MCODING; DECODING; CODE CONVERSION IN GENERAL
    • H03M13/00Coding, decoding or code conversion, for error detection or error correction; Coding theory basic assumptions; Coding bounds; Error probability evaluation methods; Channel models; Simulation or testing of codes
    • H03M13/03Error detection or forward error correction by redundancy in data representation, i.e. code words containing more digits than the source words
    • H03M13/05Error detection or forward error correction by redundancy in data representation, i.e. code words containing more digits than the source words using block codes, i.e. a predetermined number of check bits joined to a predetermined number of information bits
    • H03M13/13Linear codes
    • H03M13/15Cyclic codes, i.e. cyclic shifts of codewords produce other codewords, e.g. codes defined by a generator polynomial, Bose-Chaudhuri-Hocquenghem [BCH] codes
    • H03M13/151Cyclic codes, i.e. cyclic shifts of codewords produce other codewords, e.g. codes defined by a generator polynomial, Bose-Chaudhuri-Hocquenghem [BCH] codes using error location or error correction polynomials

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Abstract

(57)【要約】 【目的】 チェン・サーチにおけるエラーロケーショ
ン、エラーパターン演算を行う際、回路構成の簡略化を
図る。 【構成】 誤り位置多項式の各係数は、誤り位置多項式
係数入力11から入力され、セレクタS、乗算回路M、
レジスタRの構成で繰り返し演算が行われ、各bit成
分毎にEXOR回路E11でEXOR演算され、“0”検
出回路14で各bit共オール“0”かの検出を行う。
その時、エラーロケーションがエラーロケーション出力
16から出力される。誤り数値多項式の各係数は、誤り
数値多項式係数入力12から入力され、誤り位置多項式
と同じく、セレクタS、乗算回路M、レジスタRの構成
で繰り返し演算が行われ、エラーロケーションが求まっ
た時、エラーパターンがエラーパターン出力17から出
力される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、リードソロモン符号の
復号に適用できるチェン・サーチに関する。
【0002】
【従来の技術】チェン・サーチとは、ガロア体GF(2
n )上における符号語のエラー訂正において、ユークリ
ッドアルゴリズムで求まる誤り位置多項式σ(X)、誤
り数値多項式η(X)を用いてエラーロケーション、エ
ラーパターンを求めるものである。σ(X)=0となる
根がエラーロケーションであり、Xにα0 ,α-1
α-2,・・・と代入していき、各bit成分毎のEXO
R演算が“0”となるところを求める。それを回路で構
成したものがチェン・サーチである。
【0003】図3は従来のチェン・サーチ回路である。
最大訂正能力数tの時、エラーロケーション、エラーパ
ターンを求めるために入力される誤り位置多項式σ
(X)、誤り数値多項式η(X)を σ(X)=σt t +σt-1 t-1 +・・・+σ2 2
+σ1 X+σ0 η(X)=ηt-1 t-1 +・・・+η2 2 +η1 X+
η0 とする。
【0004】Xに代入するα-i において、まず初期時
i=0、つまりα0 の時、誤り位置多項式係数入力31
から誤り位置多項式の係数が入力される。σ0 以外の係
数は初期時のみセレクタS311 〜S31t でセレクトさ
れ、各係数σ0 ,σ1 ,σ2 ,・・・,σt-1 ,σt
各bit成分毎にEXOR回路E31でEXOR演算さ
れ、“0”検出回路32で各bit共オール“0”にな
るかの検出を行う。オール“0”になれば、α0 がエラ
ーロケーションになる。
【0005】σ1 ,σ2 ,・・・,σt-1 ,σt の係数
は乗算回路M311 〜M31t でα-1,α-2,・・・,α
1-t ,α-tと乗算され、その乗算結果σ1 α-1,σ2 α
-2,・・・,σt-1 α1-t ,σt α-tは、レジスタR
311 〜R31t にラッチされる。この時、i=1となりX
にα-1を代入した演算構成になる。セレクタS311 〜S
31t は初期時以外は、レジスタ出力をセレクトし、
σ0 ,σ1 α-1,σ2 α-2,・・・,σt-1 α1-t ,σ
t α-tが上記と同じく各bit成分毎のEXOR演算の
結果、各bit共オール“0”になるかの検出を行う。
オール“0”になれば、その時のi、すなわちα-1がエ
ラーロケーションになる。
【0006】以降、この演算を繰り返し、σ0 ,σ1 α
-n,σ2 α-2n ,・・・,σt-1 αn-tn,σt α-tn
対し“0”検出を行ってエラーロケーションα-iを求め
ている。
【0007】エラーロケーションはα-iという形で求ま
るものであり、通常このインデックス表現をインデック
ス−ベクトル変換回路34において、ROM等によりガ
ロア体GF(2n )で表現されるbit幅のベクトル位
置に変換してエラーロケーション出力35から出力さ
れ、次段での訂正行程で使用している。
【0008】エラーロケーションα-iが求まったところ
でエラーパターンei の算出を行う。ei は ei =η(X)/[σ′(X)・X] ・・・(1) の演算で求めることができ、エラーロケーションα-i
よるσ(α-i)=0になった時、式(1)のXにα-i
代入することでエラーパターンが求まる。回路構成はエ
ラーロケーションを求める図3の回路に付随して演算を
行っている。
【0009】分子のη(α-i)の演算はσt α-tn を除
くσ0 ,σ1 α-n,σ2 α-2n ,・・・,σt-1 αn-tn
出力について、それぞれ乗算回路M320 〜M32t-1 にお
いて、σ0 -1,σ1 -1,σ2 -1,・・・,σt-1 -1とい
う誤り位置多項式の各係数の逆数との乗算を行い、
α0 ,α-n,α-2n ,・・・,αn-tnという値を得て、
更に乗算回路M330 〜M33t-1 において、誤り数値多項
式の各係数η0 ,η1 ,η2 ,・・・,ηt-1 との乗算
を行うことで、各係数演算η0 ,η1 α-n,η
2 α-2n ,・・・,ηt-1 αn-tnを得ている。そして、
EXOR回路E33で各bit成分毎のEXOR演算を行
い求めている。また、分母の[σ′(X)・X]の演算
はσ0 ,σ1 α-n,σ2 α-2n ,・・・,σ
t-1 αn-tn,σt α-tn 出力の内、微分を行うので、奇
数の次数項であるσ1 α-n,・・・,σt-1 αn-tnを選
び、EXOR回路E32で各bit成分のEXOR演算を
行い求めている。そして、η(α-i)/[σ′(α-i
・α-i]演算回路33において除算され、エラーパター
ン出力36からエラーパターンが出力される。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】前述のチェン・サーチ
回路では、エラーロケーションを求めるのにα-iで示さ
れるインデックス値を一旦ベクトル値に変換しなければ
ならず、その行程としてROM等の回路構成が必要とな
り、また、次段で行う訂正の回路においてもエラーロケ
ーションについてベクトル値での認識を行う回路が必要
となり、回路規模が増大している。
【0011】また、エラーパターンを求めるのに、誤り
位置多項式の各係数の逆数をROM等の回路構成で求
め、誤り位置多項式の各係数のエラーロケーション演算
との乗算を行い、誤り数値多項式の各係数との乗算を行
っている。このため、ROM構成、2つの乗算回路、及
びそれぞれの演算間には必然的にレジスタが必要とな
り、回路規模の増大から、LSI化の大きな障壁となっ
ている。
【0012】本発明の目的は、エラーロケーション、エ
ラーパターン演算を行う回路構成の簡略化を図り、LS
I化を容易にするチェン・サーチ回路を提供することに
ある。
【0013】
【課題を解決するための手段】第1の発明のチェン・サ
ーチ回路は、ガロア体GF(2n )上におけるチェン・
サーチを用いてエラーロケーションを求める回路におい
て、エラーロケーションを求める際、入力される誤り位
置多項式の各係数の内、最低次係数以外の係数を初期時
のみセレクトし、セレクタ出力にガロア体αの各係数の
マイナス次数乗の乗算を行い、その出力をレジスタでラ
ッチし、初期時以外はこのレジスタ出力をセレクタする
構成において、誤り位置多項式の最低次係数、及びセレ
クタ出力を各bit成分毎にEXOR演算を行い、各b
it共オール“0”になった時、初期時にリセットし前
記レジスタでラッチする毎にインクリメントするエラー
ロケーションカウンタ出力をラッチし、その値をエラー
ロケーション値とすることを特徴とする。
【0014】また第2の発明のチェン・サーチ回路は、
ガロア体GF(2n )上におけるチェン・サーチを用い
てエラーパターンを求める回路において、エラーパター
ンを求める際、入力される誤り位置多項式の各係数につ
いて、請求項1記載の構成でエラーロケーション演算を
行い、誤り数値多項式の各係数においても同じ構成を有
して同時に演算を行い、エラーロケーションが求まった
際に、誤り数値多項式の各係数の演算から求まる、最低
次係数、及びセレクタ出力を各bit成分毎にEXOR
演算して得られる値から、誤り位置多項式の奇数の次数
項の各係数の演算から求まるセレクタ出力を各bit成
分毎にEXOR演算して得られる値を除算することによ
りエラーパターンを求めることを特徴とする。
【0015】
【実施例】次に本発明の実施例について図1を参照して
説明する。
【0016】ガロア体GF(2n )、最大訂正能力数t
とした時、エラーロケーション、エラーパターンを求め
るために入力される誤り位置多項式σ(X)、誤り数値
多項式η(X)を σ(X)=σt t +σt-1 t-1 +・・・+σ2 2
+σ1 X+σ0 η(X)=ηt-1 t-1 +・・・+η2 2 +η1 X+
η0 とする。
【0017】以降、σ(X)=0を求めるための構成は
従来例と同じく進められる。
【0018】Xに代入するα-iにおいて、まず初期時i
=0、つまりα0 の時、誤り位置多項式係数入力11か
ら誤り位置多項式の係数が入力され、σ0 以外の係数は
初期時のみセレクタS111 〜S11t でセレクトされる。
この時、エラーロケーションカウンタ13をリセットし
てi=0とする。次にセレクタ出力は乗算回路M111
11t でα-1,α-2,・・・,α1-t ,α-tと乗算さ
れ、その乗算結果σ1 α-1,σ2 α-2,・・・,σt-1
α1-t ,σt α-tは、レジスタR111 〜R11t でラッチ
される。この時、カウンタ出力はインクリメントされi
=1となり、初期時以外はセレクタS111 〜S11t でレ
ジスタ出力がセレクトされる。以降、セレクタ出力は乗
算、ラッチ、セレクタの構成を繰り返し、その度にiは
インクリメントしていく。
【0019】i=0の時のσ0 、及びセレクタ出力は各
係数そのままの出力でσ0 ,σ1 ,σ2 ,・・・,σ
t-1 ,σt が各bit成分毎にEXOR回路E11でEX
OR演算し、“0”検出回路14で各bit共オール
“0”かの検出を行い、“0”であれば、この時のエラ
ーロケーションカウンタ出力をレジスタR11でラッチ
し、その値をエラーロケーション値として、エラーロケ
ーション出力16から出力される。エラーロケーション
は本来α-iで表現されるものであり、これをベクトル表
現に変換したものが次段の訂正行程に送られねばならな
いが、次段の訂正過程において、符号長に対するエラー
の位置を真のエラーロケーションではなく、代用のエラ
ーロケーション値で定義付けておけばエラーロケーショ
ンの認識は可能で、従来のインデックス−ベクトル変換
を必要とせず、回路構成の簡略化が図れて訂正を行うこ
とができる。
【0020】i=n(n>1)時のσ0 及びセレクタ出
力は、σ0 ,σ1 α-n,σ2 α-2n,・・・,σt-1 α
n-tn,σt α-tn で、上記と同じく各bit成分毎のE
XOR演算の結果、各bit共オール“0”かの検出を
行い、“0”であれば、その時のエラーロケーションカ
ウンタ出力をラッチし、その値をエラーロケーション値
とする。
【0021】エラーロケーションα-iと同時にエラーパ
ターンei の演算を行う。エラーパターンei はエラー
ロケーションα-iによるσ(α-i)=0になった時、式
(1)のXにα-iを代入することで決まる。回路構成は
エラーロケーション演算部と、それと同様のエラーパタ
ーン演算部からなる。
【0022】式(1)の分子部η(α-i)の演算はエラ
ーロケーション演算と同様に行われる。まず初期時i=
0、つまりα0 の時、誤り数値多項式係数入力12から
誤り数値多項式の各係数が入力され、η0 以外の係数は
初期時のみセレクタS121 〜S12t-1 でセレクトされ
る。次にセレクタ出力は乗算回路M121 〜M12t-1 でα
-1,α-2,・・・,α1-t と乗算される。その出力はレ
ジスタR121 〜R12t-1でラッチされ、初期時以外はセ
レクタS121 〜S12t-1 においてレジスタ出力がセレク
トされる。以降、セレクタ出力は乗算、ラッチ、セレク
タの構成を繰り返し、η0 ,η1 α-n,η2 α-2n ,・
・・,ηt-1 αn-tn出力を得る。
【0023】σ(α-i)=0の時のη(α-i)は、EX
OR回路E13においてη0 ,η1 α-n,η2 α-2n ,・
・・,ηt-1 αn-tnの各bit成分についてEXOR演
算を行うことで求めることができる。
【0024】分母部[σ′(α-i)・α-i]の演算につ
いては、σ(X)=σt t +σt-1 t-1 +・・・+
σ2 2 +σ1 X+σ0 からσ′(X)=σt-1 t-2
+・・・+σ1 と奇数の次数項だけ残り、また、σ′
(X)・X=σt-1 t-1 +・・・+σ1 Xとなり、結
果的にエラーロケーション演算部σ0 ,σ1 α-n,σ2
α-2n ,・・・,σt-1 αn-tn,σt α-tn の内、奇数
の次数項であるσ1 α-n,・・・,σt-1 αn-tnについ
てEXOR回路E12で各bit成分毎のEXOR演算を
行い求めることができる。
【0025】分子、分母の演算が終わった後は、η(α
-i)/[σ′(α-i)・α-i]演算回路15において、
両者の除算を行うことで、エラーパターンの算出が行わ
れ、エラーパターン出力17から出力される。
【0026】以下、本発明の実施例1の具体的動作につ
いて図2を参照して説明する。
【0027】GF(28 )上の原始多項式をf(X)=
8 +X4 +X3 +X2 +1とした時、送信したオール
“0”のデータ列に3つの誤りが生じた(0,0,0,
α3,0,0,0,0,0,0,α8 ,0,0,α11
0,0)のデータ列を受信したとする。この時の実施例
の動作を以下に示す。
【0028】上記データ列に対し、ユークリッドアルゴ
リズムから誤り位置多項式σ(X)、誤り数値多項式η
(X)を算出すると以下のようになる。
【0029】σ(X)=α248 3 +α212 2 +α
219 X+α229 η(X)=α732 +α52X+α54 エラーロケーションとして、α-iにα0 ,α-1,α-2
・・・と順次代入し、σ(α-i)=0となる位置を求め
る。受信データの誤り位置からα-2,α-5,α-12 がエ
ラーロケーションとなるはずであり、 α1=σ(α-2)=α248 (α-23 +α212 (α-2
2 +α219 (α-2)+α229 =0 α2=σ(α-5)=α248 (α-53 +α212 (α-5
2 +α219 (α-5)+α229 =0 α3=σ(α-12 )=α248 (α-12 3 +α212 (α
-12 2 +α219 (α-12 )+α229 =0 と、それぞれ演算結果が“0”になり、エラーロケーシ
ョンα1=α-2、α2=α-5、α3=α-12 が得られ
る。その時のエラーパターンei はη(α-i)/[σ′
(α-i)・α-i]演算を行って求められ、 e1=α73(α-22 +α52(α-2)+α54]/[(α
248 (α-22 +α219 )・α-2]=α11 e2=α73(α-52 +α52(α-5)+α54]/[(α
248 (α-52 +α219 )・α-5]=α8 e3=α73(α-12 2 +α52(α-12 )+α54]/
[(α248 (α-12 2+α219 )・α-12 ]=α3 が得られる。
【0030】これを回路構成で示したのが図2である。
誤り位置多項式係数入力21に誤り位置多項式σ(X)
の各係数α229 ,α219 ,α212 ,α248 を入力し、0
次係数のα229 以外はセレクトS211 〜S213 で初期時
のみセレクトされる。その時、エラーロケーションカウ
ンタ23をリセットしてi=0とする。次にセレクタS
211 〜S213 出力は乗算回路M211 〜M213 でα-1,α
-2,α-3と乗算される。その出力はレジスタR211 〜R
213 でラッチされ、初期時以外はセレクタS211 〜S
213 でセレクトされる。この時、エラーロケーションカ
ウンタはインクリメントされたi=1となる。以降、セ
レクタ出力は乗算、ラッチ、セレクタの構成を繰り返
し、その度にiはインクリメントしていく。
【0031】i=0でのα229 、及びセレクタ出力は各
係数そのままの出力でα229 ,α219 ,α212 ,α248
である。i=1ではα229 ,α219 (α-1),α
212 (α-2),α248 (α-3)、i=2ではα229 ,α
219 (α-12 ,α212 (α-22,α248 (α-32
となる。
【0032】各iの時点でのセレクタ出力を各bit成
分毎にEXOR回路E21でEXOR演算し、“0”検出
回路24で各bit共オール“0”かの検出を行い、
“0”であればエラーロケーションカウンタ出力をレジ
スタR21でラッチして、エラーロケーションとする。こ
の場合i=2の時のセレクタ出力は、結果的にα1算出
時の演算と同じになり、EXOR演算が“0”になっ
て、エラーロケーション“2”が求まり、エラーロケー
ション出力26から出力される。従来、エラーロケーシ
ョン値はα-2の値であり、これをROM等でベクトル変
換したh47という値を次段の訂正ブロックへ出力して
いたが、エラーロケーションカウンタ値をエラーロケー
ション値の代用とすることで、従来のインデックス−ベ
クトル変換を必要とせず、回路構成の簡略化が図れる。
【0033】次に、本発明の実施例2の具体的動作につ
いて図2を参照して説明する。
【0034】エラーパターン演算はエラーロケーション
演算回路に付随して求められる。誤り数値多項式係数入
力22に誤り数値多項式η(X)の各係数α54,α52
α73を入力し、0次係数α54以外はセレクトS221 〜S
222 で初期時のみセレクトされる。次にセレクタS221
〜S222 出力は乗算回路M221 〜M222 でα-1,α-2
乗算される。その出力はレジスタR221 〜R222 でラッ
チされ、初期時以外はセレクタS221 〜S222 でセレク
トされる。以降、セレクタ出力は乗算、ラッチ、セレク
タの構成を繰り返し行っていく。
【0035】i=0でのα73、及びセレクタ出力は各係
数そのままの出力でα73,α52,α54である。i=1で
はα73(α-2),α52(α-1),α54、i=2ではα73
(α-22 ,α52(α-12 ,α54となる。
【0036】i=2の時のエラーパターンは式(1)に
おいて、分子部η(α-i)は上記i=2でのα
73(α-23 ,α52(α-13 ,α54について、EXO
R回路E23で各bit成分毎のEXOR演算からα229
が得られる。また、分母部の[σ′(α-i)・α-i
は、エラーロケーション演算の奇数の次数項からα248
(α-23 、α219 (α-2)についてEXOR回路E22
で各bit成分毎のEXOR演算からα218 が得られ
る。そして、η(X)/[σ′(X)・X]演算回路2
5で除算することで、エラーパターンα11を算出するこ
とができ、エラーパターン出力27から出力される。
【0037】従来、エラーパターン値はエラーロケーシ
ョン算出過程のセレクタS211 〜S213 出力に対し、入
力した誤り位置多項式の逆数をROM等で回路構成で求
めて乗算し、更に誤り数値多項式の各係数との乗算を行
っていた。この演算法ではROM構成、及び各乗算回路
において必然的にレジスタが必要になり、回路規模の増
大、演算時間の遅延が生じていた。本発明の構成ではエ
ラーパターン演算をエラーロケーション演算と分けて並
列処理することで、回路規模を少なくすることができ、
また、演算時間を揃えることができるようになる。
【0038】
【発明の効果】以上説明したように本発明は、チェン・
サーチによりエラーロケーションを求める際に、インデ
ックス−ベクトル変換の代わりにエラーロケーションカ
ウンタ出力値で代用することにより、また、エラーパタ
ーン演算において、誤り位置多項式の各係数演算と同時
に誤り数値多項式の各係数を行って除算することで、エ
ラーパターンを求めることができ、演算時間の短縮、回
路構成の簡略化、回路規模の縮小を行うことができ、L
SI化等を容易に構成できるようになるという実用上極
めて有用なチェン・サーチ回路を提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例の構成を示したブロック図であ
る。
【図2】本発明の実施例の具体的動作を示したブロック
図である。
【図3】従来の構成を示したブロック図である。
【符号の説明】
11,21,31 誤り位置多項式係数入力 12,22 誤り数多項式係数入力 13,23 エラーロケーションカウンタ 14,24,32 “0”検出回路 15,25,34 η(X)/σ′(X)・X演算回路 16,26,35 エラーロケーション出力 17,27,36 エラーパターン出力 33 インデックス−ベクトル変換回路 S セレクタ M 乗算回路 R レジスタ E EXOR回路

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ガロア体GF(2n )上におけるチェン・
    サーチを用いてエラーロケーションを求める回路におい
    て、エラーロケーションを求める際、入力される誤り位
    置多項式の各係数の内、最低次係数以外の係数を初期時
    のみセレクトし、セレクタ出力にガロア体αの各係数の
    マイナス次数乗の乗算を行い、その出力をレジスタでラ
    ッチし、初期時以外はこのレジスタ出力をセレクタする
    構成において、誤り位置多項式の最低次係数、及びセレ
    クタ出力を各bit成分毎にEXOR演算を行い、各b
    it共オール“0”になった時、初期時にリセットし前
    記レジスタでラッチする毎にインクリメントするエラー
    ロケーションカウンタ出力をラッチし、その値をエラー
    ロケーション値とすることを特徴とするチェン・サーチ
    回路。
  2. 【請求項2】ガロア体GF(2n )上におけるチェン・
    サーチを用いてエラーパターンを求める回路において、
    エラーパターンを求める際、入力される誤り位置多項式
    の各係数について、請求項1記載の構成でエラーロケー
    ション演算を行い、誤り数値多項式の各係数においても
    同じ構成を有して同時に演算を行い、エラーロケーショ
    ンが求まった際に、誤り数値多項式の各係数の演算から
    求まる、最低次係数、及びセレクタ出力を各bit成分
    毎にEXOR演算して得られる値から、誤り位置多項式
    の奇数の次数項の各係数の演算から求まるセレクタ出力
    を各bit成分毎にEXOR演算して得られる値を除算
    することによりエラーパターンを求めることを特徴とす
    るチェン・サーチ回路。
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