JPH06312837A - 搬送装置 - Google Patents

搬送装置

Info

Publication number
JPH06312837A
JPH06312837A JP12844193A JP12844193A JPH06312837A JP H06312837 A JPH06312837 A JP H06312837A JP 12844193 A JP12844193 A JP 12844193A JP 12844193 A JP12844193 A JP 12844193A JP H06312837 A JPH06312837 A JP H06312837A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
endless belt
circuit board
polymer compound
adhesive polymer
compound layer
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP12844193A
Other languages
English (en)
Inventor
Kiyoshi Doi
清 土肥
Nobuyuki Shibuya
信幸 渋谷
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
II M TECHNO KK
Original Assignee
II M TECHNO KK
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by II M TECHNO KK filed Critical II M TECHNO KK
Priority to JP12844193A priority Critical patent/JPH06312837A/ja
Publication of JPH06312837A publication Critical patent/JPH06312837A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • De-Stacking Of Articles (AREA)
  • Sheets, Magazines, And Separation Thereof (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 簡単な構造で、被搬送物の変更に対しても何
ら変更を加えることなく使用可能な搬送装置を提供す
る。 【構成】 少なくとも一対のローラ14,16間に、粘
着性高分子化合物層22が表面に露出した無端ベルト2
0を掛け渡す。無端ベルト20の表面に、被搬送物30
を圧接させる押圧手段38を設け、無端ベルト20の表
面に付着させられた被搬送物30を、搬送方向先端のロ
ーラ位置まで搬送する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、主として回路基板等
の板状物を搬送する搬送装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、積み重ねられた回路基板を、ベル
トコンベア等に載せるための搬送装置としては、吸引装
置を用いて、回路基板を一枚づつ吸引して持ち上げ、コ
ンベア上に載せていた。この場合、回路基板には、一般
に、端子挿通孔やスルーホールや位置決め用の透孔が形
成されており、これらの透孔を避けて吸引装置の吸盤を
配置していた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記従来の技術の場
合、回路基板の種類が替わると、透孔の位置も替わり、
従って、吸引装置の吸盤の位置も変更しなければなら
ず、基板変更に際しての作業が面倒であった。さらに、
吸引装置が必要であり、そのための機械を設置しなけれ
ばならず、搬送装置全体として大型になり、構造も複雑
なものとなるという欠点があった。
【0004】この発明は上記従来の技術の問題点に鑑み
てなされたもので、簡単な構造で、被搬送物の変更に対
しても何ら変更を加えることなく使用可能な搬送装置を
提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】この発明は、少なくとも
一対のローラ間に、粘着性を有したゲル状ゴム等の粘着
性高分子化合物層が表面に露出した無端ベルトを掛け渡
し、この無端ベルトの表面を、被搬送物の表面に圧接さ
せる押圧手段を設け、上記無端ベルト表面に付着させら
れた被搬送物を搬送方向先端のローラ位置まで搬送する
搬送装置である。
【0006】
【作用】この発明の搬送装置は、無端ベルトの表面に粘
着性高分子化合物層を設け、この粘着性高分子化合物に
被搬送物を付着させて搬送するので、被搬送物の表面形
状や透孔等に関係なく確実に保持して搬送することがで
きる。さらに、粘着性高分子化合物層は、糊のようにそ
の一部が剥離して被搬送物表面に付着することがなく、
逆に表面のゴミを除去するものであり、被搬送物表面に
悪影響を与えることはない。
【0007】
【実施例】以下この発明の実施例について図面に基づい
て説明する。この実施例の搬送装置は回路基板をベルト
コンベア上に載せるためのもので、制御盤10と、この
制御盤10により制御される駆動装置12とが設けら
れ、駆動装置12に駆動ローラ14が接続しているとと
もに、従動ローラ16及びテンションローラ18が設け
られている。各ローラ14,16,18には、無端ベル
ト20が掛けられている。この無端ベルト20は、ベル
ト基材21と、その外側に設けられた粘着性高分子化合
物層22とからなっている。粘着性高分子化合物層22
は、ポリエチレン系ゲル状ゴム、ポリウレタン樹脂、塩
化ビニル樹脂、シリコンゴム等であり、各種の高分子化
合物を、適宜の弾性及び硬度になるように添加剤等を調
整して製造されるものである。そして、この粘着性は、
主に硬度と弾性の双方に依存し、その各々に対して負の
相関関係がある。
【0008】この無端ベルト20は、図2に示すよう
に、各ローラ14,16,18に4本掛け渡され各々同
期して回動する。また、上方の従動ローラ16とテンシ
ョンローラ18との間には、クリーニング手段である洗
浄槽24が設けられ、無端ベルト20がその中に一旦入
れられて出て行くように設けられている。洗浄槽24の
出口部分には、乾燥ブロア26が設けられ、洗浄された
無端ベルト20の表面を乾燥させるものである。
【0009】この搬送装置の下方には、被搬送物である
回路基板30が積み重ねられ、最上部の回路基板30を
所定の高さに設定する基板上下装置32が設けられてい
る。一方、駆動ローラ14付近の下方には、無端ベルト
20と等しい周速度で回転した支持ローラ34が複数取
りつけられ、さらに、この駆動ローラ14の下方に、回
路基板30を所定位置に搬送するベルトコンベア36の
基端部が位置している。
【0010】また、基板上下装置32上に積み重ねられ
た回路基板30の上方であって、無端ベルト20をはさ
んで回路基板30と対面する位置には、各無端ベルト2
0を下方に押しやり回路基板30の表面に粘着性高分子
化合物層22を押し付ける押圧手段である押し付け装置
38が設けられている。
【0011】この実施例の搬送装置に動作は、回路基板
を4列にして基板上下装置32にセットする。そして、
駆動装置12が駆動され、無端ベルト20を回動させ、
制御盤10により所定のタイミングに制御された押し付
け装置38が、回路基板30の表面に無端ベルト20の
粘着性高分子化合物層22を、所定時間間隔で押し付け
る。すると、回路基板30は、粘着性高分子化合物層2
2に付着し、無端ベルト20の移動に伴って、積み重ね
られた回路基板30の最上部の基板が4列同時に搬送さ
れる。この時、回路基板30には多数の透孔40が形成
されているが、透孔40の位置に関係なく、無端ベルト
20が回路基板30を保持して終端部へ搬送する。
【0012】そして、駆動ローラ14が位置した終端部
では、無端ベルト20が回路基板30から連続的にはが
れ、回路基板30が無端ベルト20に付着したまま上方
に搬送されることはない。また、無端ベルト20の下方
には、支持ローラ34が設けられ、回路基板30が万一
粘着性高分子化合物層22からはがれても、下方には落
下せずに無端ベルト20と支持ローラ34とにより挟ま
れて搬送され、確実にベルトコンベア36の基端部へ送
られる。
【0013】無端ベルト20は、回路基板30の搬送に
より表面にゴミ等が付着するが、洗浄槽24内の洗浄液
でゴミ等が除去され、乾燥ブロア26により粘着性高分
子化合物層22の表面が確実に乾燥され、良好な粘着力
を維持して回路基板30の搬送が行われる。
【0014】この実施例の搬送装置によれば、回路基板
30を粘着性高分子化合物層22に粘着させて保持し搬
送するので、回路基板30の透孔40の位置や形状に関
係なく確実に搬送することができる。しかも、被搬送物
である基板の変更に際しても、吸引装置のように設定変
更の必要がなく、そのまま利用することができるもので
あり、自由度の大きい搬送措置である。また、無端ベル
ト20の下方には、支持ローラ34を設け、基板30が
落下しないように支持し、確実な搬送を確保している。
さらに、粘着性高分子化合物層22は、回路基板30の
表面に粘着かすが付着することがなく、しかもゴミ等を
容易に除去することができ、耐久性も高いものである。
【0015】なお、この発明の搬送装置は、上記実施例
に限定されず、帯状の粘着性高分子化合物層を有した無
端ベルトが、ローラ間に掛け渡され、この粘着性高分子
化合物層に被搬送物を付着させて、搬送するものであれ
ば良く、粘着性高分子化合物の種類や、ベルトの駆動方
法は問わない。粘着性高分子化合物は、被搬送物に合わ
せて、適宜の粘着力及び弾性等を設定可能なものであ
り、公知の粘着性高分子化合物を適宜選択して使用可能
なものである。
【0016】
【発明の効果】この発明の搬送装置は、粘着性を有した
粘着性高分子化合物層に、被搬送物を付着させて、所定
位置に運ぶようにしたので、被搬送物の表面性状や、形
状にかかわらず確実に被搬送物を保持して運ぶことがで
きる。さらに、押圧手段により、被搬送物の表面に粘着
性高分子化合物層を押し付けて付着させているので、任
意の間隔で確実に搬送することができる。また、装置自
体も、簡単な構成となり、機構や大きさの自由度も高い
ものである。さらに、粘着性高分子化合物層によって、
被搬送物表面のほこり等が除去されるという効果もあ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の搬送装置の一実施例の部分拡大斜視
図である。
【図2】この実施例の搬送装置の平面図である。
【図3】この実施例の搬送装置の正面図である。
【符号の説明】
12 駆動装置 14 駆動ローラ 16 従動ローラ 20 無端ベルト 22 粘着性高分子化合物層 24 洗浄槽 30 回路基板 38 押し付け装置 40 透孔

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 駆動装置と、少なくとも一対のローラと
    を有し、このローラ間に、粘着性高分子化合物層が表面
    に露出した無端ベルトを掛け渡し、この無端ベルトの表
    面を、被搬送物の表面に圧接させる押圧手段を設け、上
    記無端ベルト表面に付着させられた被搬送物を搬送方向
    先端のローラ位置まで搬送することを特徴とする搬送装
    置。
  2. 【請求項2】 上記無端ベルト表面の付着物を除去する
    クリーニング手段を設けたことを特徴とする請求項1記
    載の搬送装置。
JP12844193A 1993-04-30 1993-04-30 搬送装置 Pending JPH06312837A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP12844193A JPH06312837A (ja) 1993-04-30 1993-04-30 搬送装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP12844193A JPH06312837A (ja) 1993-04-30 1993-04-30 搬送装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH06312837A true JPH06312837A (ja) 1994-11-08

Family

ID=14984813

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP12844193A Pending JPH06312837A (ja) 1993-04-30 1993-04-30 搬送装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH06312837A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US4864975A (en) * 1987-07-03 1989-09-12 Honda Giken Kogyo Kabushiki Kaisha Compression ratio-changing device for internal combustion engines
WO2016017807A1 (ja) * 2014-08-01 2016-02-04 日東電工株式会社 可撓性薄膜構造の表示セルを取り扱う方法
WO2016017806A1 (ja) * 2014-08-01 2016-02-04 日東電工株式会社 可撓性薄膜構造の表示セルに光学機能フィルムを貼り合わせる方法

Cited By (10)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US4864975A (en) * 1987-07-03 1989-09-12 Honda Giken Kogyo Kabushiki Kaisha Compression ratio-changing device for internal combustion engines
WO2016017807A1 (ja) * 2014-08-01 2016-02-04 日東電工株式会社 可撓性薄膜構造の表示セルを取り扱う方法
WO2016017806A1 (ja) * 2014-08-01 2016-02-04 日東電工株式会社 可撓性薄膜構造の表示セルに光学機能フィルムを貼り合わせる方法
CN105321862A (zh) * 2014-08-01 2016-02-10 日东电工株式会社 处理挠性薄膜结构的显示元件的方法
KR20160016591A (ko) * 2014-08-01 2016-02-15 닛토덴코 가부시키가이샤 가요성 박막 구조의 표시 셀에 광학 기능 필름을 첩합하는 방법
JP2016035507A (ja) * 2014-08-01 2016-03-17 日東電工株式会社 可撓性薄膜構造の表示セルを取り扱う方法
JP2016035508A (ja) * 2014-08-01 2016-03-17 日東電工株式会社 可撓性薄膜構造の表示セルに光学機能フィルムを貼り合わせる方法
TWI632099B (zh) * 2014-08-01 2018-08-11 日商日東電工股份有限公司 可撓性薄膜構造的顯示單元及光學顯示單元以及單元母板之處理方法
TWI636866B (zh) * 2014-08-01 2018-10-01 日商日東電工股份有限公司 在撓性薄膜構造的顯示單元貼合光學功能膜的方法
CN105321862B (zh) * 2014-08-01 2018-12-18 日东电工株式会社 处理挠性薄膜结构的显示元件的方法

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3897133B2 (ja) 基板反転方法及び装置
JP4721289B2 (ja) 基板処理装置
JP2004179399A5 (ja)
JPH06312837A (ja) 搬送装置
JP2001089018A (ja) フィルム剥離装置
JPH08119480A (ja) シート材の剥離装置
WO2004034757A1 (ja) 基板クリーニング装置
WO2006064596A1 (ja) 基板の清掃装置及び清掃方法
JP4452033B2 (ja) 基板の搬送装置及び搬送方法
JP3834469B2 (ja) 基板搬送システム及びそれを用いた基板搬送方法
JP3093455B2 (ja) 両面塗布プリント配線板用コンベア装置
JPH05178436A (ja) プリント配線板の搬送処理装置
JPH10264356A (ja) ディスクのコンベヤー式多色印刷装置
JPH0555785A (ja) 基板供給装置
KR20080088374A (ko) 감광성 적층체 제조 장치 및 제조 방법
JPH09162264A (ja) 基板搬送装置
JPH0443454Y2 (ja)
JP2007145497A (ja) 積層体の剥離方法及び剥離装置
JP3853059B2 (ja) ガラス板の保持搬送方法
JP3793692B2 (ja) フィルムの連続剥離装置および連続剥離方法
CN211895338U (zh) 一种铜箔生产用传送装置
JPH11199020A (ja) 粘着性コンベヤ及びそれを用いた画像認識装置
JPH06239325A (ja) ラベル移送貼付装置
JP4253884B2 (ja) シート状基板の分割方法
JP3343720B2 (ja) シート状物搬送用コンベヤ