JPH0631116B2 - 粘性製品小出し装置 - Google Patents
粘性製品小出し装置Info
- Publication number
- JPH0631116B2 JPH0631116B2 JP63147889A JP14788988A JPH0631116B2 JP H0631116 B2 JPH0631116 B2 JP H0631116B2 JP 63147889 A JP63147889 A JP 63147889A JP 14788988 A JP14788988 A JP 14788988A JP H0631116 B2 JPH0631116 B2 JP H0631116B2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- valve
- piston
- stem
- outlet
- dispensing device
- Prior art date
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Classifications
-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A47—FURNITURE; DOMESTIC ARTICLES OR APPLIANCES; COFFEE MILLS; SPICE MILLS; SUCTION CLEANERS IN GENERAL
- A47K—SANITARY EQUIPMENT NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; TOILET ACCESSORIES
- A47K5/00—Holders or dispensers for soap, toothpaste, or the like
- A47K5/06—Dispensers for soap
- A47K5/12—Dispensers for soap for liquid or pasty soap
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B65—CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
- B65D—CONTAINERS FOR STORAGE OR TRANSPORT OF ARTICLES OR MATERIALS, e.g. BAGS, BARRELS, BOTTLES, BOXES, CANS, CARTONS, CRATES, DRUMS, JARS, TANKS, HOPPERS, FORWARDING CONTAINERS; ACCESSORIES, CLOSURES, OR FITTINGS THEREFOR; PACKAGING ELEMENTS; PACKAGES
- B65D83/00—Containers or packages with special means for dispensing contents
- B65D83/0005—Containers or packages provided with a piston or with a movable bottom or partition having approximately the same section as the container
- B65D83/0033—Containers or packages provided with a piston or with a movable bottom or partition having approximately the same section as the container the piston being a follower-piston and the dispensing means comprising a hand-operated pressure-device at the opposite part of the container
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B05—SPRAYING OR ATOMISING IN GENERAL; APPLYING FLUENT MATERIALS TO SURFACES, IN GENERAL
- B05B—SPRAYING APPARATUS; ATOMISING APPARATUS; NOZZLES
- B05B11/00—Single-unit hand-held apparatus in which flow of contents is produced by the muscular force of the operator at the moment of use
- B05B11/01—Single-unit hand-held apparatus in which flow of contents is produced by the muscular force of the operator at the moment of use characterised by the means producing the flow
- B05B11/10—Pump arrangements for transferring the contents from the container to a pump chamber by a sucking effect and forcing the contents out through the dispensing nozzle
- B05B11/1042—Components or details
- B05B11/1052—Actuation means
- B05B11/1053—Actuation means combined with means, other than pressure, for automatically opening a valve during actuation; combined with means for automatically removing closures or covers from the discharge nozzle during actuation
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- Mechanical Engineering (AREA)
- Health & Medical Sciences (AREA)
- Public Health (AREA)
- Closures For Containers (AREA)
- Containers And Packaging Bodies Having A Special Means To Remove Contents (AREA)
- Reciprocating Pumps (AREA)
- Coating Apparatus (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明はポンプ小出し装置、特に練り歯磨など粘性製品
用小出し装置に関し、さらに小出し装置用の手動送出弁
に関する。
用小出し装置に関し、さらに小出し装置用の手動送出弁
に関する。
(従来の技術) 米国特許第4629097 号は中空ピストンステムと、連絡す
る流出口を持つ粘性製品ポンプ小出し装置を示してお
り、ピストンステムは流出口と共に弁のない送出通路を
形成する。
る流出口を持つ粘性製品ポンプ小出し装置を示してお
り、ピストンステムは流出口と共に弁のない送出通路を
形成する。
小出し装置を満たした時、製品は出来るだけ多く送出通
路を満たすよう充填される。このようにして充填された
小出し装置は、完全に詰め込まれた状態で出荷される。
そうでなく、もし小出し装置が充分に充填されていなけ
れば、このような小出し装置に通常設けられている下部
従動ピストンを内方に押圧することにより充分な充填状
態にすることが必要となる。
路を満たすよう充填される。このようにして充填された
小出し装置は、完全に詰め込まれた状態で出荷される。
そうでなく、もし小出し装置が充分に充填されていなけ
れば、このような小出し装置に通常設けられている下部
従動ピストンを内方に押圧することにより充分な充填状
態にすることが必要となる。
(発明が解決しようとする課題) しかし、充填された送出通路であっても、部分的には、
いくつかの問題を提起する。保管時に、流出口内の製品
は、乾燥し、又はその風味を失うことがある。他の場
合、もし小出し装置が落下、又は不利な周辺状態にさら
されれば、製品は流出口から無駄に流出する。さらに製
品内の空所又は泡は使用時にポンプの押し出し動作に影
響する。
いくつかの問題を提起する。保管時に、流出口内の製品
は、乾燥し、又はその風味を失うことがある。他の場
合、もし小出し装置が落下、又は不利な周辺状態にさら
されれば、製品は流出口から無駄に流出する。さらに製
品内の空所又は泡は使用時にポンプの押し出し動作に影
響する。
粘性製品用の別のポンプ小出し装置は、米国特許第4511
068 号に記され、該装置は送出通路内に置かれた一方向
の羽根弁を持ち、それによりピストンの下降運動で働く
圧力を容器内に収容されている製品に伝えて、弁を開
く。同様な問題は上記無弁なし送出小出し装置でも生
じ、圧力下で小出し装置を充填した時、製品は容易に羽
根弁を開いて、流出口に入り、ここで製品は空気にさら
され、乾燥又はケーキ化し、又は小出し装置がある高さ
から落下すれば製品は流出口から流出し、又は無駄に押
し出される。従ってこれら小出し装置を使用すると、し
ばしば混乱してしまう。
068 号に記され、該装置は送出通路内に置かれた一方向
の羽根弁を持ち、それによりピストンの下降運動で働く
圧力を容器内に収容されている製品に伝えて、弁を開
く。同様な問題は上記無弁なし送出小出し装置でも生
じ、圧力下で小出し装置を充填した時、製品は容易に羽
根弁を開いて、流出口に入り、ここで製品は空気にさら
され、乾燥又はケーキ化し、又は小出し装置がある高さ
から落下すれば製品は流出口から流出し、又は無駄に押
し出される。従ってこれら小出し装置を使用すると、し
ばしば混乱してしまう。
本発明の目的は、構造が簡単、操作が容易、製作が経済
的で、なおこの種公知の小出し装置での問題を排除した
粘性製品小出し装置とその手動送出弁を得ることであ
る。
的で、なおこの種公知の小出し装置での問題を排除した
粘性製品小出し装置とその手動送出弁を得ることであ
る。
(課題を解決するための手段) 本小出し装置の手動送出弁は、作動時に一緒に動くよう
可動流出口に結合され、送出弁は流出口と結合する戻り
ばねの力で弁の閉じ位置ではピストンに押し付けられた
状態を保持する。従って弁は、ばねの作用でポンプピス
トンをもとの位置に戻すリンクとして働く。そして流出
口とピストンとは、流出口の始めの作動で弁の相対運動
のため相互係合し、送出弁を開く。送出弁を開いたまま
流出口の作動を続けると、ピストンは内方に移動して製
品を送出通路内に押圧し、押し出し状態となる。このよ
うにして1押し出されると、製品は、ピストンの作動時
に流出口を経て送出される。
可動流出口に結合され、送出弁は流出口と結合する戻り
ばねの力で弁の閉じ位置ではピストンに押し付けられた
状態を保持する。従って弁は、ばねの作用でポンプピス
トンをもとの位置に戻すリンクとして働く。そして流出
口とピストンとは、流出口の始めの作動で弁の相対運動
のため相互係合し、送出弁を開く。送出弁を開いたまま
流出口の作動を続けると、ピストンは内方に移動して製
品を送出通路内に押圧し、押し出し状態となる。このよ
うにして1押し出されると、製品は、ピストンの作動時
に流出口を経て送出される。
(発明の効果) 公知の小出し装置の使用時に経験される問題は、本発明
の小出し装置により実質的に解決される。充填出荷時
に、製品は閉じた送出弁の上には充填されず、弁を開く
よう押圧することがない。従って製品は流出口に入ら
ず、小出し装置が落下しても、乾燥又はケーキ化又は流
出口から無駄に押し出されることが無く、中間又は軽い
粘度の製品の保管及び小出し分配をすることが出来る。
そして手動弁作用と上部ポンプピストンの作用のため、
小出し装置は、上部まで充填されず、流出口内に製品が
無い状態で出荷することが出来る。従って、製品内に泡
又は空所が存在してもポペット弁の作用が自己押し出し
及び(又は)再押し出しを容易にするから下部ピストン
組立体を内方に押して押し出しを助ける必要は無い。
の小出し装置により実質的に解決される。充填出荷時
に、製品は閉じた送出弁の上には充填されず、弁を開く
よう押圧することがない。従って製品は流出口に入ら
ず、小出し装置が落下しても、乾燥又はケーキ化又は流
出口から無駄に押し出されることが無く、中間又は軽い
粘度の製品の保管及び小出し分配をすることが出来る。
そして手動弁作用と上部ポンプピストンの作用のため、
小出し装置は、上部まで充填されず、流出口内に製品が
無い状態で出荷することが出来る。従って、製品内に泡
又は空所が存在してもポペット弁の作用が自己押し出し
及び(又は)再押し出しを容易にするから下部ピストン
組立体を内方に押して押し出しを助ける必要は無い。
その他の目的、利点、新規な特徴は、添付図面に関する
本発明の次の詳細説明から明らかとなる。
本発明の次の詳細説明から明らかとなる。
(実施例) 第1図、第2図のポンプ小出し装置は米国特許第462909
7 号と同様に構成され、即ち上部ポンプピストン12と下
部従動ピストン13との間に内部ポンプ室11を形成する長
く、管状の通常は垂直の本体10を持っている。本体10の
下端は、小出し装置を支持面上に垂直状態で容易に立て
るため外方に広がるスカート14を持っている。従動ピス
トン13は、その中味がポンプ時に徐々に減った時に室11
を通して上方に動くよう設計された公知の構造である。
従動ピストンは、本体10の内面とシール係合する外周ス
カート15を持っている。このピストンは一方向の後退防
止装置16の設置により上向き運動するようにされ、この
装置は本体10の内面とかみ合い係合する下方で外方に拡
がる薄い金属スカート17などの型である。金属スカート
17の本体内面との開始角は、ピストン13の頂部に下向き
運動が加えられた時に本体10内でのその下向き運動を防
ぐのに十分な力で従動ピストンが本体の面内に食い込
み、その上向き運動が出来るよう十分な範囲だけスカー
ト17が下方に撓むような角度である。カバー18は図示の
ように従動ピストン後退防止装置の下端に摩擦係合して
取付けられる。
7 号と同様に構成され、即ち上部ポンプピストン12と下
部従動ピストン13との間に内部ポンプ室11を形成する長
く、管状の通常は垂直の本体10を持っている。本体10の
下端は、小出し装置を支持面上に垂直状態で容易に立て
るため外方に広がるスカート14を持っている。従動ピス
トン13は、その中味がポンプ時に徐々に減った時に室11
を通して上方に動くよう設計された公知の構造である。
従動ピストンは、本体10の内面とシール係合する外周ス
カート15を持っている。このピストンは一方向の後退防
止装置16の設置により上向き運動するようにされ、この
装置は本体10の内面とかみ合い係合する下方で外方に拡
がる薄い金属スカート17などの型である。金属スカート
17の本体内面との開始角は、ピストン13の頂部に下向き
運動が加えられた時に本体10内でのその下向き運動を防
ぐのに十分な力で従動ピストンが本体の面内に食い込
み、その上向き運動が出来るよう十分な範囲だけスカー
ト17が下方に撓むような角度である。カバー18は図示の
ように従動ピストン後退防止装置の下端に摩擦係合して
取付けられる。
ピストン12は周辺シールスカート19、21を持つピストン
ヘッド12a を持ち、これらスカートはピストン往復時に
本体10の内面に沿って摺動する。中空ピストンステム22
は本体の横方向の上壁23内の中心開口を通して延び、且
つ本体の隔てられたシリンダ24により取巻かれる。チュ
ーブ状の送出流出口25は、ステム22とシリンダ24との間
で差込式に摺動するよう置かれた垂下するスリーブ26を
持っている。コイルばね27も同様にステム22とシリンダ
24との間の空間内に置かれ、且つ流出口を外方にばね押
圧するよう壁23とスリーブ26の下端との間で働く。
ヘッド12a を持ち、これらスカートはピストン往復時に
本体10の内面に沿って摺動する。中空ピストンステム22
は本体の横方向の上壁23内の中心開口を通して延び、且
つ本体の隔てられたシリンダ24により取巻かれる。チュ
ーブ状の送出流出口25は、ステム22とシリンダ24との間
で差込式に摺動するよう置かれた垂下するスリーブ26を
持っている。コイルばね27も同様にステム22とシリンダ
24との間の空間内に置かれ、且つ流出口を外方にばね押
圧するよう壁23とスリーブ26の下端との間で働く。
中心の弁ステム29を持つポペット弁の型の積極的送出弁
28はピストンステムを通して延び、且つ直径が小さく環
状の通路31を形成する。弁ステムは例えば開口33を通し
て示すスパイダ32(第3図)のような通常の方法で一緒
に動くよう流出口に結合され、粘性製品を通すことが出
来る。弁ステムは、後述するように、相対運動時に弁ス
テムをピストンステム内で中心に維持するため、複数個
の案内フイン34(第4図)を持っている。弁ステムの下
端の弁フランジ35は上縁36を持ち、上縁はピストンヘッ
ド12a の内面の形状に合致する。この内面は図示のよう
に円錐型であるが、他の形状も本発明の範囲内で適して
いる。弁フランジはスパイダ32から適当な距離だけ隔て
られ、従って、流出口と弁とを上方に押圧するばね27の
弾力で第1図に示すようピストンヘッドの下側に向けて
しっかり保持している。ピストンヘッド12a はその外面
上に円形リング37を持ち、この外面はばねの弾力により
第1図の休止位置では壁23の下側に向けて支持している
(弁座をその指示位置に積極的に支持するよう)。弁の
作用とポンプ移動との組合わされたストロークはリング
37により積極的に制限され、従ってピストン上の荷重を
遮断し、ピストンのゆがみを防ぐ。
28はピストンステムを通して延び、且つ直径が小さく環
状の通路31を形成する。弁ステムは例えば開口33を通し
て示すスパイダ32(第3図)のような通常の方法で一緒
に動くよう流出口に結合され、粘性製品を通すことが出
来る。弁ステムは、後述するように、相対運動時に弁ス
テムをピストンステム内で中心に維持するため、複数個
の案内フイン34(第4図)を持っている。弁ステムの下
端の弁フランジ35は上縁36を持ち、上縁はピストンヘッ
ド12a の内面の形状に合致する。この内面は図示のよう
に円錐型であるが、他の形状も本発明の範囲内で適して
いる。弁フランジはスパイダ32から適当な距離だけ隔て
られ、従って、流出口と弁とを上方に押圧するばね27の
弾力で第1図に示すようピストンヘッドの下側に向けて
しっかり保持している。ピストンヘッド12a はその外面
上に円形リング37を持ち、この外面はばねの弾力により
第1図の休止位置では壁23の下側に向けて支持している
(弁座をその指示位置に積極的に支持するよう)。弁の
作用とポンプ移動との組合わされたストロークはリング
37により積極的に制限され、従ってピストン上の荷重を
遮断し、ピストンのゆがみを防ぐ。
作動器38は第2図の位置に動かすよう流出口の上に回動
的に装架され、この位置ではかぶせ蓋41の取除いて作動
器を手動で押した時、そのカバー39は流出口の端部を露
出する。他の場合、作動器はカバー39の有る又は無い異
なる構造でもよく、又は米国特許第4511068 号のように
流出口を直接作動するようにして全部省略してもよく、
これらも本発明の範囲内にある。
的に装架され、この位置ではかぶせ蓋41の取除いて作動
器を手動で押した時、そのカバー39は流出口の端部を露
出する。他の場合、作動器はカバー39の有る又は無い異
なる構造でもよく、又は米国特許第4511068 号のように
流出口を直接作動するようにして全部省略してもよく、
これらも本発明の範囲内にある。
流出口の始めの作動で、流出口とポンプピストンとの間
に遊び運動がある。この遊び運動はこれら2つの部材上
の止めが隔てられていることにより生じ、それによりピ
ストンのポンプ運動の前に、送出弁を開くためポンプピ
ストンに関して限られた摺動運動が出来る。このような
隔てられた止め装置は、ショルダ42と、第1図の休止位
置においてこれから所定の距離だけ隔てられたピストン
ステムの上部自由縁43とで構成される。シヨルダは流出
口内の連続した一体のリング、又は複数個の戻り止めの
型でよい。本発明による上記構造配置により、ポンプピ
ストンはどの部材にも接触しない。その外側リング37
は、ばね27の押圧により壁23の下側に向けてしっかり支
持し、このばねは流出口を外方に押圧し、それにより結
合された送出弁28を外方に、第1図に示すよう弁フラン
ジ35がピストンヘッド12a の下側に向けてしっかり引付
けられるよう弾性的に押圧する。従って送出弁はポンプ
ピストンをポンプ運動時に引込めるリンクのように働
く。
に遊び運動がある。この遊び運動はこれら2つの部材上
の止めが隔てられていることにより生じ、それによりピ
ストンのポンプ運動の前に、送出弁を開くためポンプピ
ストンに関して限られた摺動運動が出来る。このような
隔てられた止め装置は、ショルダ42と、第1図の休止位
置においてこれから所定の距離だけ隔てられたピストン
ステムの上部自由縁43とで構成される。シヨルダは流出
口内の連続した一体のリング、又は複数個の戻り止めの
型でよい。本発明による上記構造配置により、ポンプピ
ストンはどの部材にも接触しない。その外側リング37
は、ばね27の押圧により壁23の下側に向けてしっかり支
持し、このばねは流出口を外方に押圧し、それにより結
合された送出弁28を外方に、第1図に示すよう弁フラン
ジ35がピストンヘッド12a の下側に向けてしっかり引付
けられるよう弾性的に押圧する。従って送出弁はポンプ
ピストンをポンプ運動時に引込めるリンクのように働
く。
(作 用) 作動時に、ポンプ室11がピストンヘッドと弁フランジと
の下側まで粘性製品で満たされ、かぶせ蓋41が取除かれ
れば、作動器38を始めに押す時には、流出口とピストン
ステムとの間には、差込式スリーブ26がピストンステム
22に関して止め用部材42と43との間の間隔により許され
る所定の距離だけ動くので、遊び運動がある。送出弁が
流出口に結合され、これと共に動くので、この相対運動
により、弁フランジ35がピストンヘッドに関して内方に
動く時に送出弁を開き、ピストンヘッドは第1A図に示
すよう壁23に向けて支持したままでいる。案内フイン34
はピストンステムに関する弁ステム29の同心性を維持
し、弁フランジの周辺のまわりでの送出通路31の一様な
開閉を保証する。止め部材42、43が相互係合する時、流
出口を押し続けると、第2図に示すようポンプピストン
の内向きストロークによりポンプ運動を生じる。ピスト
ンの内向き運動は、作動器38のレバーが横方向の壁23又
はシリンダ24に底付けするなどの止め装置により制限さ
れる。ポンプ本体の止めショルダ44は又流出口の内向き
運動を制限するよう働き、止めショルダ44は第2図に示
すようピストンストロークの終りで止めに当接する。作
動器又は流出口(作動器が使われていない時)を解放す
る毎に、送出弁を先ずばねの作用に応じて閉じ、このば
ねは流出口とその結合された弁とを外方に、流出口から
の逆流を積極的に防ぎ、一方ピストンを第1図のもとの
位置に戻すよう弁フランジ35がピストンヘッドに向けて
着座するまで移動する。従動ピストン13などを持つ公知
の粘性製品小出し装置のように、従動ピストン組立体
は、従動ピストンの外側に向けて働く大気圧によって助
けられて、本体内に生じる真空により、小出し時に、上
昇する製品に従う。
の下側まで粘性製品で満たされ、かぶせ蓋41が取除かれ
れば、作動器38を始めに押す時には、流出口とピストン
ステムとの間には、差込式スリーブ26がピストンステム
22に関して止め用部材42と43との間の間隔により許され
る所定の距離だけ動くので、遊び運動がある。送出弁が
流出口に結合され、これと共に動くので、この相対運動
により、弁フランジ35がピストンヘッドに関して内方に
動く時に送出弁を開き、ピストンヘッドは第1A図に示
すよう壁23に向けて支持したままでいる。案内フイン34
はピストンステムに関する弁ステム29の同心性を維持
し、弁フランジの周辺のまわりでの送出通路31の一様な
開閉を保証する。止め部材42、43が相互係合する時、流
出口を押し続けると、第2図に示すようポンプピストン
の内向きストロークによりポンプ運動を生じる。ピスト
ンの内向き運動は、作動器38のレバーが横方向の壁23又
はシリンダ24に底付けするなどの止め装置により制限さ
れる。ポンプ本体の止めショルダ44は又流出口の内向き
運動を制限するよう働き、止めショルダ44は第2図に示
すようピストンストロークの終りで止めに当接する。作
動器又は流出口(作動器が使われていない時)を解放す
る毎に、送出弁を先ずばねの作用に応じて閉じ、このば
ねは流出口とその結合された弁とを外方に、流出口から
の逆流を積極的に防ぎ、一方ピストンを第1図のもとの
位置に戻すよう弁フランジ35がピストンヘッドに向けて
着座するまで移動する。従動ピストン13などを持つ公知
の粘性製品小出し装置のように、従動ピストン組立体
は、従動ピストンの外側に向けて働く大気圧によって助
けられて、本体内に生じる真空により、小出し時に、上
昇する製品に従う。
ピストンは上記のように、送出通路31が製品で満たされ
た時に小出し装置を積極的に「呼び水」するよう作動す
る。「呼び水」完了時に、製品は流出口によるポンプ作
用時に小出しされ、流出口は作動器38が使われないなら
ばカバー39を露出する時に開く。
た時に小出し装置を積極的に「呼び水」するよう作動す
る。「呼び水」完了時に、製品は流出口によるポンプ作
用時に小出しされ、流出口は作動器38が使われないなら
ばカバー39を露出する時に開く。
本小出し装置を作動器38を引用して述べたが、図示作動
器は他の適当な作動器に置換えても、又は全部省略して
もよく、これらも本発明の範囲内にある。代りに、流出
口は使用者により直接作動され、且つこの目的のため指
置き(図示せず)を設けてもよい。
器は他の適当な作動器に置換えても、又は全部省略して
もよく、これらも本発明の範囲内にある。代りに、流出
口は使用者により直接作動され、且つこの目的のため指
置き(図示せず)を設けてもよい。
第1図は本発明により構成された小出し装置の長手方向
の垂直断面図で、所定位置にあるかぶせ蓋と、閉じてい
る積極的送出弁とを示す図、第1A図は小出し装置の一
部の第1図と同様な図面で流出口を始めに作動した時の
開いている送出弁を示す図、第2図は下部従動ピストン
組立体を示す第1図と似た図面で、かぶせ蓋は取外さ
れ、流出口の作動時に積極的送出弁は開き、ポンプ運動
時には開いたままの図、第3図、第4図は夫々第1図の
ほぼ線3−3、4−4における断面図である。 10……本体、11……室、12……ピストン、12a……ヘッ
ド、13……従動ピストン、14、15……スカート、16……
後退防止装置、17……スカート、18……カバー、19、21
……スカート、22……ステム、23……壁、24……シリン
ダ、25……流出口、26……スリーブ、27……ばね、28…
…送出弁、29……ステム、31……通路、32……スパイ
ダ、33……開口、34……フイン、35……フランジ、36…
…縁、37……リング、38……作動器、39……カバー、41
……かぶせ蓋、42……ショルダ、43……縁、44……ショ
ルダ
の垂直断面図で、所定位置にあるかぶせ蓋と、閉じてい
る積極的送出弁とを示す図、第1A図は小出し装置の一
部の第1図と同様な図面で流出口を始めに作動した時の
開いている送出弁を示す図、第2図は下部従動ピストン
組立体を示す第1図と似た図面で、かぶせ蓋は取外さ
れ、流出口の作動時に積極的送出弁は開き、ポンプ運動
時には開いたままの図、第3図、第4図は夫々第1図の
ほぼ線3−3、4−4における断面図である。 10……本体、11……室、12……ピストン、12a……ヘッ
ド、13……従動ピストン、14、15……スカート、16……
後退防止装置、17……スカート、18……カバー、19、21
……スカート、22……ステム、23……壁、24……シリン
ダ、25……流出口、26……スリーブ、27……ばね、28…
…送出弁、29……ステム、31……通路、32……スパイ
ダ、33……開口、34……フイン、35……フランジ、36…
…縁、37……リング、38……作動器、39……カバー、41
……かぶせ蓋、42……ショルダ、43……縁、44……ショ
ルダ
Claims (3)
- 【請求項1】粘性製品小出し装置において、小出しされ
る粘性製品を供給するためのポンプ室容器を持つ長手方
向に延びる円筒形容器を有し、前記円筒形容器はその一
端に、前記粘性製品が前記ポンプ室から小出しされた時
に大気圧に応じて前記容器の反対端に向けて摺動出来る
従動ピストンを持ち、さらに手動作動時に前記粘性製品
を小出しするため前記円筒形容器の前記他端に装架され
た手動作動装置を有し、この手動作動装置はスリーブを
有し長手方向に往復可能で端部に流出口が設けてあり、
前記円筒形容器は前記反対端の位置に端壁を持ち、前記
端壁は前記スリーブを取巻く長手方向に延びるシリンダ
を持ち、さらに前記ポンプ室内で作動し、且つ前記端壁
の内方に置かれたピストンヘッドを持つ往復可能のポン
プピストンを有し、前記ポンプピストンは前記スリーブ
内に置かれ、且つ前記シリンダから隔てられた中空のピ
ストンステムを持ち、前記スリーブの内端は前記端壁か
ら隔てられ、さらに弁の閉じ位置で前記ピストンヘッド
の内面に向けて通常着座する弁フランジを持つ送出弁を
有し、前記送出弁は前記手動作動装置と共に往復運動を
するように前記手動作動装置に結合された長手方向に延
びる弁ステムを持ち、前記弁ステムは前記ピストンステ
ムを通して延び、且つ前記流出口と連絡する環状通路を
これと共に形成し、さらに前記弁フランジを前記弁の閉
じ位置に押圧するため前記ピストンステムと前記シリン
ダとの間の空間内で前記スリーブの前記内端と前記端壁
との間に延びる戻りばねを設け、前記スリーブの内周面
に前記ピストンステムの上部自由端と対抗して設けら
れ、前記弁の閉じ位置では前記上部自由端から隔てられ
る止めショルダーを有し、前記手動作動装置を前記戻り
ばねに抗して押し下げると、前記止めショルダーが前記
ピストンステムの上部自由端に突き当たると共に、前記
弁フランジが内方へ動き前記ピストンヘッドの内側と前
記弁フランジの間に隙間を生じて前記送出弁を開放位置
にし、前記流出口の環状通路を通して前記高粘性製品を
送り出すことを特徴とする小出し装置。 - 【請求項2】前記弁ステムは、前記弁ステムを前記ピス
トンステム内で前記開き及び閉じ位置の間で同心的に案
内するためその上に案内フインを持っている請求項1記
載の小出し装置。 - 【請求項3】前記ピストンヘッドはその外面上に、前記
弁の閉じ位置で前記ピストンヘッドを前記壁から隔てる
ため前記端壁と保持係合する止めリングを持っている請
求項1記載の小出し装置。
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