JPH0630726U - ガスメータの流量検出装置 - Google Patents

ガスメータの流量検出装置

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JPH0630726U
JPH0630726U JP6601892U JP6601892U JPH0630726U JP H0630726 U JPH0630726 U JP H0630726U JP 6601892 U JP6601892 U JP 6601892U JP 6601892 U JP6601892 U JP 6601892U JP H0630726 U JPH0630726 U JP H0630726U
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 メータが1回転する間に、等間隔で複数のパ
ルスが得られるようなガスメータの流量検出装置の提供
を目的とする。 【構成】 ガスメータの計量室1内でガスの流量に応じ
て往復運動するのう膜2と、のう膜2の1往復に連動し
て非等速で1回転する回転軸3と、回転軸3にホルダ4
を介して固定されたマグネット5、及びマグネット5の
運動軌跡の外側に配置された磁気検出部材6を備え、マ
グネット5の通過で磁気検出部材6に発生する信号をマ
イコンへの流量検出信号とするガスメータの流量検出装
置において、メータ1回転で複数のパルスが出力される
ようにマグネットの数を複数個、又は、磁気検出部材の
数を複数個にすると共に、マグネットと磁気検出部材の
相対的な取付位置関係が、回転軸3の回転偏差に応じて
オフセットさせ、複数のパルスが等間隔で出力されるよ
うにしたことを特徴とする。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案はガスメータの流量検出装置に関し、特に、マイクロコンピュータを内 蔵したガスメータにおいて積算流量の算出および論理遮断判定の誤差を軽減する ことが可能な流量検出装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
一般に、ガスメータは、家屋の内部に設置されたガス器具のガス使用量を計量 して表示するものである。ところが近年、このガスメータにマイクロコンピュー タを内蔵させ、ガス漏れ等の検知機能を持たせて管理センターとの間で通信を行 うものがある。
【0003】 このような、マイクロコンピュータを含む制御装置を内蔵したガスメータの流 量検出装置では、図5に示すように、そのガス計量室1にガスの流量に応じて往 復運動を行うのう膜2が設けられており、こののう膜2が1往復すると、これに 連動して1回転する回転軸(中央軸)3が1回転するようになっている。なお、 この中央軸3の先端部分はD形にカットされており、この部分に同じくD形の嵌 合穴を有する円板状のマグネットホルダ4が、取付位置をD形の嵌合穴で規定さ れて取り付けられるようになっている。マグネットホルダ4の外周部分には従来 は1個のマグネット5が取り付けられており、前述ののう膜2が1往復すると中 央軸3が1回転し、これに伴ってマグネット5も中央軸3と同心の回転運動を行 う。
【0004】 そして、このマグネット5の回転軌跡の外側の部分にはマグネットの磁力を検 出することができる部材、例えば、リードスイッチ6が設けられており、マグネ ット5が回転してこのリードスイッチ6の前を通過すると、リードスイッチ6が オンするようになっている。このリードスイッチ6のオンオフ信号(パルス信号 )がガスの流量検出信号として図示しないマイクロコンピュータに入力され、マ イクロコンピュータによってこのパルス信号を基にしてガスの流量が演算される 。なお、リードスイッチ6の代わりにMR素子(磁気抵抗効果素子)やホール素 子が用いられることもある。
【0005】 以上のように構成されたガスメータの流量検出装置では、中央軸3の1回転に より1つのパルスしか出力されない(1パルス/回転)。そこで、nパルス/回 転とした方がパルス間隔が短くなり、短時間にガスの積算流量の算出、論理遮断 判定(ガスメータをガス漏れ検出器に接続した場合)を行うことができて好都合 である。
【0006】 このため、マグネットホルダ4に複数個のマグネット5を取り付けるか、ある いは1つのマグネット5が取り付けられたマグネットホルダ4の外周部に複数個 のリードスイッチ6を設けて、中央軸3の1回転により複数個のパルスが出力さ れるようにしたガスメータの流量検出装置が提案されている。
【0007】 図6(a) は、マグネットホルダ4に等間隔(θ1 =θ2 )となるように2つの マグネット5a,5bが取り付けられた例を示すものである。また、図6(b) は マグネットホルダ4には1個のマグネット5しか取り付けられていないが、この マグネット5の回転軌跡の外側の同心円上に等間隔(θ1 =θ2 )となるように 2つのリードスイッチ6a,6bが取り付けられた例を示すものである。いずれ の例のガスメータの流量検出装置においても、中央軸3の1回転により2個のパ ルスが出力される。
【0008】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら、以上のように中央軸3の1回転(メータの1回転)により、複 数個のパルスが出力されるようにした従来のガスメータの流量検出装置では、中 央軸3の回転がその機構上、等速回転運動ではなく、図6(c) に示すように、1 回転に要する時間Tは一定であるが、所定の回転角度における速度は一定ではな いので、1回転の分周パルスを単位パルスとする場合は、出力されるパルスが必 ずしも等間隔ではなく(t1 ≠t2 )、ガスの積算流量の算出、論理遮断判定に おいてメータの1回転内の回転誤差に相当する誤差を生じるという問題点があっ た。
【0009】 そこで、本考案は、ガスメータの流量検出装置におけるのう膜の往復運動にお いて、これに連動するメータ回転軸の回転速度が一定でない場合でも、マグネッ トまたはリードスイッチの配置を工夫することにより、ガス流量検出時に一定間 隔のパルスが出力されるようにし、以てガスの積算流量の算出、論理遮断判定の 誤差を軽減するようにすることを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】
前記目的を達成する本考案の第1の形態のガスメータの流量検出装置は、マイ クロコンピュータを含む制御装置を内蔵し、ガスメータの計量室に設けられてガ スの流量に応じて往復運動を行うのう膜と、こののう膜の1往復に連動して1回 転する回転軸と、この回転軸に取付部材を介して固定されて回転軸の回転に応じ て回転運動を行う複数個のマグネット、および、このマグネットの運動軌跡の外 側に配置された磁気検出部材とを備え、前記マグネットの通過によって磁気検出 部材に発生する信号を前記マイクロコンピュータへの流量検出信号とするガスメ ータの流量検出装置であって、前記マグネットの運動軌跡上の位置が、前記回転 軸の回転速度データに応じて、マグネットの通過によって前記磁気検出部材に発 生する信号の発生周期が一定になるような位置であることを特徴としている。
【0011】 また、本考案の第2の形態のガスメータの流量検出装置は、マイクロコンピュ ータを含む制御装置を内蔵し、ガスメータの計量室に設けられてガスの流量に応 じて往復運動を行うのう膜と、こののう膜の1往復に連動して1回転する回転軸 と、この回転軸に取付部材を介して固定されて回転軸の回転に応じて回転運動を 行うマグネット、および、このマグネットの運動軌跡の外側に配置された複数個 の磁気検出部材とを備え、前記マグネットの通過によって磁気検出部材に発生す る信号を前記マイクロコンピュータへの流量検出信号とするガスメータの流量検 出装置であって、前記磁気検出部材の前記マグネットの運動軌跡の外側の位置が 、前記回転軸の回転速度データに応じて、マグネットの通過によって前記磁気検 出部材に発生する信号の発生周期が一定になるような位置であることを特徴とし ている。
【0012】 更に、本考案の第3の形態のガスメータの流量検出装置は、マイクロコンピュ ータを含む制御装置を内蔵し、ガスメータの計量室に設けられてガスの流量に応 じて往復運動を行うのう膜と、こののう膜の1往復に連動して1回転する回転軸 と、この回転軸に取付部材を介して等角度毎に固定されて回転軸の回転に応じて 回転運動を行うn個のマグネット、および、このマグネットの運動軌跡の外側に 配置された1個の磁気検出部材とを備え、前記マグネットの通過によって磁気検 出部材に発生する信号を前記マイクロコンピュータへの流量検出信号とするガス メータの流量検出装置であって、前記磁気検出部材が前記のう膜の往復運動の基 準位置に対応して設けられ、前記n個のマグネットの内の前記のう膜の往復運動 の基準位置に対応して設けられるものが、前記回転軸の回転速度データに応じて 、各マグネットの通過によって前記磁気検出部材に発生する信号の発生周期が一 定になるように、前記磁気検出部材の設置位置から所定の回転角度だけオフセッ トされて取り付けれていることを特徴としている。
【0013】 更にまた、本考案の第4の形態のガスメータの流量検出装置は、マイクロコン ピュータを含む制御装置を内蔵し、ガスメータの計量室に設けられてガスの流量 に応じて往復運動を行うのう膜と、こののう膜の1往復に連動して1回転する回 転軸と、この回転軸に取付部材を介して固定されて回転軸の回転に応じて回転運 動を行う1個のマグネット、および、このマグネットの運動軌跡の外側に等角度 毎に配置されたn個の磁気検出部材とを備え、前記マグネットの通過によって磁 気検出部材に発生する信号を前記マイクロコンピュータへの流量検出信号とする ガスメータの流量検出装置であって、前記マグネットが前記のう膜の往復運動の 基準位置に対応して設けられ、前記n個の磁気検出部材の内の前記のう膜の往復 運動の基準位置に対応して設けられるものが、前記回転軸の回転速度データに応 じて、前記マグネットの通過によって前記各磁気検出部材に発生する信号の発生 周期が一定になるように、前記マグネットの設置位置から所定の回転角度だけオ フセットされて取り付けれていることを特徴としている。
【0014】
【作用】
本考案の第1、第2の形態のガスメータの流量検出装置によれば、メータ1回 転内の回転誤差に相当する回転角のずれ分だけ、中央軸のDカットに対してマグ ネットまたはリードスイッチがずらせて配置されているので、メータ1回転にお いて、等間隔のパルス出力が得られ、ガスの積算流量の算出、論理遮断判定の誤 差が軽減される。
【0015】 また、本考案の第3、第4の形態のガスメータの流量検出装置によれば、メー タ1回転の過程で、t1 =t2 =…=tn =T/nとなるような特定ののう膜位 置に対応する回転軸の回転角のずれ分だけ、のう膜の往復運動の基準位置からマ グネットまたはリードスイッチがずらせて配置されているので、メータ1回転に おいて、等間隔のパルス出力が得られ、ガスの積算流量の算出、論理遮断判定の 誤差が軽減される。
【0016】
【実施例】
以下添付図面を用いて本考案の実施例を詳細に説明する。
【0017】 図1(a), (b)は本考案の第1の形態のガスメータの流量検出装置の実施例の構 成を示すものであり、図5,図6で説明した従来のガスメータの流量検出装置と 同じ構成部材には同じ符号を付して説明する。なお、以後説明する実施例におい ては、説明を簡単にするために、n=2の場合について説明する。
【0018】 この第1の形態の流量検出装置においても、図5で説明したように、ガス計量 室にガスの流量に応じて往復運動を行うのう膜が設けられており、こののう膜が 1往復すると、これに連動して1回転する中央軸3が1回転するようになってい る。この中央軸3の先端部分はD形にカットされており、この部分に同じくD形 の嵌合穴を有する円板状のマグネットホルダ4が、取付位置をD形の嵌合穴で規 定されて取り付けられるようになっている。
【0019】 図1(a), (b)に示す実施例のガスメータの流量検出装置では、マグネットホル ダ4の外周部分には2個のマグネット5a,5bが等間隔ではなく、ガスメータ 半回転におけるずれ量だけずらせて取り付けられている。すなわち、図6(c) に 示したように、流量信号発生パルスの時間間隔t1 (角度θ1 だけ回転するのに 要する時間)の方が時間間隔t2 (角度θ2 だけ回転するのに要する時間)より も短い場合は、図1(a) に示すように、マグネット5bの取付位置が角度θ1 を 大きくする方向にθA だけずれて配置され、逆に、流量信号発生パルスの時間間 隔t1 の方が時間間隔t2 よりも長い場合は、図1(b) に示すように、マグネッ ト5bの取付位置が角度θ2 を大きくする方向にθA だけずれて配置されている 。
【0020】 そして、このマグネット5a,5bの回転軌跡の外側の部分にはマグネットの 磁力を検出することができる部材、例えば、リードスイッチ6が従来と同じ位置 に設けられており、マグネット5a,5bが回転してこのリードスイッチ6の前 を通過すると、リードスイッチ6がオンするようになっている。このリードスイ ッチ6のオンオフ信号(パルス信号)は、前述のように、マグネット5bを等間 隔位置からオフセットさせて配置したことにより、図3に示すように、メータの 1回転に対して等間隔に発生することになる。そして、この等間隔のパルスは、 ガスの流量検出信号として図示しないマイクロコンピュータに入力され、マイク ロコンピュータによってこのパルス信号を基にしてガスの流量が演算される。な お、この実施例においても、リードスイッチ6の代わりにMR素子(磁気抵抗効 果素子)やホール素子を用いることができる。
【0021】 図2(a), (b)は本考案の第2の形態のガスメータの流量検出装置の実施例の構 成を示すものである。図1(a), (b)で説明した実施例では、メータの1回転に対 してパルス信号が等間隔に発生するように、マグネットホルダ4の外周部分に非 等間隔で2つのマグネット5a,5bが配置されているが、この実施例ではこれ と同じ効果を得るために、マグネットホルダ4には1個のマグネット5しか取り 付けられていないが、マグネット5の回転軌跡の外側に、2個のリードスイッチ 6a,6bが、等間隔ではなく、ガスメータ半回転におけるずれ量だけずらせて 取り付けられている。すなわち、図6(c) に示したように、流量信号発生パルス の時間間隔t1 の方が時間間隔t2 よりも短い場合は、図2(a) に示すように、 リードスイッチ6bの取付位置が時間間隔t1 を大きくする方向、すなわち、角 度θ1 を大きくする方向にθA だけずれて配置され、逆に、流量信号発生パルス の時間間隔t1 の方が時間間隔t2 よりも長い場合は、図2(b) に示すように、 リードスイッチ6bの取付位置が時間間隔t2 を大きくする方向、すなわち、角 度θ2 を大きくする方向にθA だけずれて配置されている。
【0022】 この結果、マグネット5がリードスイッチ6aから6bの前に至る時間、およ び、リードスイッチ6bから6aの前に至る時間が等しくなり(t1 =t2 )、 リードスイッチ6a,6bからのパルス信号の論理和は、図3に示すように、メ ータの1回転に対して等間隔に発生することになる。
【0023】 次に、本発明の第3の形態のガスメータの流量検出装置の実施例について説明 する。この第2の形態のガスメータの流量検出装置では、図4(a) に示すように 、マグネットホルダ4に等間隔(θ1 =θ2 )となるように2つのマグネット5 a,5bが取り付けられている。そして、1個のリードスイッチ6のみがマグネ ット5a,5bの回転軌跡の外側に設けられている。
【0024】 しかしながら、この実施例では、リードスイッチ6は、従来のガスメータの流 量検出装置と同様に、マグネットホルダ4の回転基準位置(中央軸のD形の切欠 に対応するマグネットホルダ4のD形の嵌合穴の位置で決まる)に設けられてい るが、マグネット5a,5bは、この基準位置から所定角度θA だけオフセット された位置に来るように、マグネットホルダ4に取り付けられている。
【0025】 これは、図7(a), (b)に示すように、メータ1回転の過程で、t1 =t2 =T /2となるような特定ののう膜位置A(この時の中央軸3の基準位置からの回転 角をθA とする)が存在することが分かっているためである。従って、のう膜2 がこの位置Aに来た時にリードスイッチ6からパルスが出るように、位置Aに対 応する中央軸3の回転角のずれθA だけ、基準位置からマグネット5a,5bを ずらしてマグネットホルダ4に取り付ければ、図3に示すような等間隔の1回転 の分周パルス信号が検出できることになる。
【0026】 図4(b) は本考案の第4の形態のガスメータの流量検出装置の実施例の構成を 示すものである。図4(a) で説明した実施例では、メータの1回転に対してパル ス信号が等間隔に発生するために、マグネットホルダ4の外周部分に等間隔で2 つのマグネット5a,5bが配置され、マグネットホルダ4が中央軸3に対して オフセットされて取り付けられている。この実施例ではこれと同じ効果を得るた めに、マグネットホルダ4の中央軸3への取り付けは従来通りとし、マグネット ホルダ4にはその基準位置には1個のマグネット5しか取り付けないが、マグネ ット5の回転軌跡の外側に、2個のリードスイッチ6a,6bが、等間隔で、か つ、ガスメータ半回転におけるずれ量θA だけ基準位置からずらせて取り付けら れている。
【0027】 この結果、マグネット5がリードスイッチ6aから6bの前に至る時間、およ び、リードスイッチ6bから6aの前に至る時間が等しくなり(t1 =t2 )、 リードスイッチ6a,6bからのパルス信号の論理和は、図3に示すように、メ ータの1回転に対して等間隔に発生することになる。
【0028】 以上説明したように、本考案の第1、第2の形態のガスメータの流量検出装置 では、メータ1回転内の回転誤差に相当する回転角のずれ分だけ中央軸のDカッ トに対して、マグネットまたはリードスイッチをずらせて配置することにより、 等間隔のパルスが得られ、また、本考案の第3、第4の形態のガスメータの流量 検出装置では、メータ1回転の過程で、t1 =t2 =…=tn =T/nとなるよ うな特定ののう膜位置に対応する回転軸の回転角のずれ分だけ、マグネットまた はリードスイッチをのう膜の往復運動の基準位置よりずらせて配置することによ り、等間隔のパルスが得られる。この結果、ガスの積算流量の算出、論理遮断判 定の誤差を軽減される。
【0029】
【考案の効果】
以上説明したように、本考案によれば、ガスメータの流量検出装置におけるの う膜の往復運動において、これに連動するメータ回転軸の回転速度が一定でない 場合でも、マグネットまたはリードスイッチの配置を工夫することにより、ガス 流量検出時に一定間隔のパルスが出力されるようにし、以てガスの積算流量の算 出、論理遮断判定の誤差が軽減されるという効果がある。
【提出日】平成5年7月9日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0023
【補正方法】変更
【補正内容】
【0023】 次に、本発明の第3の形態のガスメータの流量検出装置の実施例について説明 する。この第の形態のガスメータの流量検出装置では、図4(a) に示すように 、マグネットホルダ4に等間隔(θ1 =θ2 )となるように2つのマグネット5 a,5bが取り付けられている。そして、1個のリードスイッチ6のみがマグネ ット5a,5bの回転軌跡の外側に設けられている。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の第1の形態のガスメータの流量検出装
置の一実施例の構成を示す構成図であり、(a) はt1
2 の場合のマグネットの配置を示す図、(b) はt1
2 の場合のマグネットの配置を示す図である。
【図2】本考案の第2の形態のガスメータの流量検出装
置の一実施例の構成を示す構成図であり、(a) はt1
2 の場合のリードスイッチの配置を示す図、(b) はt
1 >t2 の場合のリードスイッチの配置を示す図であ
る。
【図3】本考案のガスメータの流量検出装置によるパル
ス信号波形を示す波形図である。
【図4】(a) は本考案の第3の形態のガスメータの流量
検出装置の実施例の構成を示す構成図であり、(b) は第
4の形態のガスメータの流量検出装置の実施例の構成を
示す構成図である。
【図5】従来のガスメータの流量検出装置の構成の一例
を示す構成図である。
【図6】(a) は図5の装置においてマグネットの数を増
やして発生パルス数を増やすようにした従来のガスメー
タの流量検出装置の構成を示す図、(b) は図5の装置に
おいてリードスイッチの数を増やして発生パルス数を増
やすようにした従来のガスメータの流量検出装置の構成
を示す図、(c) は(a), (b)のガスメータの流量検出装置
における発生パルスの波形を示す波形図である。
【図7】(a) は従来のガスメータの流量検出装置におけ
る中央軸の回転角と1/2回転に要する時間の関係を示
す図、(b) はメータ1回転の過程で等間隔のパルスが得
るように2分割することができる特定ののう膜位置を示
す図である。
【符号の説明】
1 計量室 2 のう膜 3 中央軸 4 マグネットホルダ 5,5a,5b マグネット 6,6a,6b リードスイッチ

Claims (4)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 マイクロコンピュータを含む制御装置を
    内蔵し、ガスメータの計量室に設けられてガスの流量に
    応じて往復運動を行うのう膜と、こののう膜の1往復に
    連動して1回転する回転軸と、この回転軸に取付部材を
    介して固定されて回転軸の回転に応じて回転運動を行う
    複数個のマグネット、および、このマグネットの運動軌
    跡の外側に配置された磁気検出部材とを備え、前記マグ
    ネットの通過によって磁気検出部材に発生する信号を前
    記マイクロコンピュータへの流量検出信号とするガスメ
    ータの流量検出装置であって、 前記マグネットの運動軌跡上の位置が、前記回転軸の回
    転速度データに応じて、マグネットの通過によって前記
    磁気検出部材に発生する信号の発生周期が一定になるよ
    うな位置であることを特徴とするガスメータの流量検出
    装置。
  2. 【請求項2】 マイクロコンピュータを含む制御装置を
    内蔵し、ガスメータの計量室に設けられてガスの流量に
    応じて往復運動を行うのう膜と、こののう膜の1往復に
    連動して1回転する回転軸と、この回転軸に取付部材を
    介して固定されて回転軸の回転に応じて回転運動を行う
    マグネット、および、このマグネットの運動軌跡の外側
    に配置された複数個の磁気検出部材とを備え、前記マグ
    ネットの通過によって磁気検出部材に発生する信号を前
    記マイクロコンピュータへの流量検出信号とするガスメ
    ータの流量検出装置であって、 前記磁気検出部材の前記マグネットの運動軌跡の外側の
    位置が、前記回転軸の回転速度データに応じて、マグネ
    ットの通過によって前記磁気検出部材に発生する信号の
    発生周期が一定になるような位置であることを特徴とす
    るガスメータの流量検出装置。
  3. 【請求項3】 マイクロコンピュータを含む制御装置を
    内蔵し、ガスメータの計量室に設けられてガスの流量に
    応じて往復運動を行うのう膜と、こののう膜の1往復に
    連動して1回転する回転軸と、この回転軸に取付部材を
    介して等角度毎に固定されて回転軸の回転に応じて回転
    運動を行うn個のマグネット、および、このマグネット
    の運動軌跡の外側に配置された1個の磁気検出部材とを
    備え、前記マグネットの通過によって磁気検出部材に発
    生する信号を前記マイクロコンピュータへの流量検出信
    号とするガスメータの流量検出装置であって、 前記磁気検出部材が前記のう膜の往復運動の基準位置に
    対応して設けられ、前記n個のマグネットの内の前記の
    う膜の往復運動の基準位置に対応して設けられるもの
    が、前記回転軸の回転速度データに応じて、各マグネッ
    トの通過によって前記磁気検出部材に発生する信号の発
    生周期が一定になるように、前記磁気検出部材の設置位
    置から所定の回転角度だけオフセットされて取り付けれ
    ていることを特徴とするガスメータの流量検出装置。
  4. 【請求項4】 マイクロコンピュータを含む制御装置を
    内蔵し、ガスメータの計量室に設けられてガスの流量に
    応じて往復運動を行うのう膜と、こののう膜の1往復に
    連動して1回転する回転軸と、この回転軸に取付部材を
    介して固定されて回転軸の回転に応じて回転運動を行う
    1個のマグネット、および、このマグネットの運動軌跡
    の外側に等角度毎に配置されたn個の磁気検出部材とを
    備え、前記マグネットの通過によって磁気検出部材に発
    生する信号を前記マイクロコンピュータへの流量検出信
    号とするガスメータの流量検出装置であって、 前記マグネットが前記のう膜の往復運動の基準位置に対
    応して設けられ、前記n個の磁気検出部材の内の前記の
    う膜の往復運動の基準位置に対応して設けられるもの
    が、前記回転軸の回転速度データに応じて、前記マグネ
    ットの通過によって前記各磁気検出部材に発生する信号
    の発生周期が一定になるように、前記マグネットの設置
    位置から所定の回転角度だけオフセットされて取り付け
    れていることを特徴とするガスメータの流量検出装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2002181605A (ja) * 2000-12-13 2002-06-26 Kimmon Mfg Co Ltd ガスメータ
JP2002202170A (ja) * 2001-01-05 2002-07-19 Kimmon Mfg Co Ltd ガスメータ
KR101657567B1 (ko) * 2015-05-18 2016-09-19 주식회사 만도 마스터 실린더용 bls 모듈

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