JPH0629956A - Sdh信号における誤り訂正符号挿入処理方式及び光伝送装置 - Google Patents

Sdh信号における誤り訂正符号挿入処理方式及び光伝送装置

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JPH0629956A
JPH0629956A JP92231067A JP23106792A JPH0629956A JP H0629956 A JPH0629956 A JP H0629956A JP 92231067 A JP92231067 A JP 92231067A JP 23106792 A JP23106792 A JP 23106792A JP H0629956 A JPH0629956 A JP H0629956A
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Japan
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error correction
correction code
error
sdh signal
processing method
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JP92231067A
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Teruhiko Suzuki
輝彦 鈴木
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Fujitsu Ltd
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Fujitsu Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】SDH信号における誤り訂正符号挿入処理方式
に関し、modified G.709準拠のコンカチネーション・モ
ードのSDH信号に対して誤り訂正符号を挿入する。 【構成】セクション・オーバー・ヘッド(SOH)、パ
ス・オーバー・ヘッド(POH)、スタッフ領域及びユ
ーザ・データが格納される複数列のペイロードからなる
フレーム構成のコンカチネーション・モードのSDH信
号に誤り訂正符号を挿入する方式において、ペイロード
の各列のデータに対して誤り訂正演算を施すことで誤り
訂正符号を生成する生成手段3と、該生成手段3の生成
する誤り訂正符号を該スタッフ領域に挿入する挿入手段
4とを備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、国際電信電話諮問委員
会(CCITT)の制定するmodified G 709準拠のコン
カチネーション・モードのSDH信号に誤り訂正符号を
挿入するための方式に関するものであり、更には当該方
式を採用した光伝送装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】現在、2.4G、10G周波数の各種長
距離光伝送装置( 陸上/ 海底, IM−DD/コヒーレン
ト) の開発、改良が鋭意予定されている。しかし、送信
光源のチャーピング、位相雑音等、また光伝送路の波長
分散、非線型効果( 自己位相変調,誘導ブリルアン散乱
等) 、あるいは光増幅器の使用時におけるS/N飽和に
よる符号誤り率のフロア(高速時、光入力が大きくなっ
ても、誤り率が一定以下に減少しない現象)等の問題が
生じている。
【0003】これらの問題に対し、いろいろ解決策が考
えられているが、受信側の電気回路における解決策とし
て以下の方法が考えられる。 トランスバーサル・フィルタ等による波形等化技術に
よって符号間干渉を定常的に削減しておき、等化波形に
多少のノイズ、歪みが生じても識別誤りを起こさないよ
うにアナログ回路により対応する方法。
【0004】伝送路信号に誤り訂正符号を用いること
により、符号誤り率をディジタル回路で改善する方法。
【0005】一方、国際電信電話諮問委員会(CCIT
T)の提案するmodified G 709に準拠するコンカチネー
ション・モードのSDH信号では、図9に示すようなフ
レーム構成を採っている。
【0006】即ち、監視制御系の情報が格納されるセク
ション・オーバー・ヘッド(SOH)及びパス・オーバ
ー・ヘッド(POH)と、無駄(スタッフ)ビットが格
納されるスタッフ領域と、ユーザ・データが格納される
9列構成のペイロードとから成っている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】このような、SDH信
号では、上記のようにフレーム構成は規定されているも
のの、これまで誤り訂正符号については規定されていな
かった。このためユーザ・データの伝送時に誤りが発生
することがあっても、これを検出・訂正することができ
ず、データ伝達の信頼性を維持できないという問題点が
あった。
【0008】従って本発明は、上記に鑑みてなされたも
のであって、上記の方法の実現のため、CCITTで
提案されているコンカチネーション・モードのSDH信
号に対し、誤り訂正機能を付加する方法を提供するもの
である。
【0009】具体的には、modified G 709準拠のコンカ
チネーション・モードのSDH信号に対して誤り訂正符
号を挿入できるようにするSDH信号における誤り訂正
符号挿入処理方式を提供することを目的とする。更に、
本発明は、かかる誤り訂正符号挿入処理方式を採用した
新規な光伝送装置を提供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】図1は、本発明の原理構
成のブロック図である。図中、1は本発明の誤り訂正符
号挿入処理方式に従うSDH信号生成装置である。
【0011】このSDH信号生成装置1は、POHフレ
ーム挿入手段2と、生成手段3と、挿入手段4と、SO
Hフレーム挿入手段5とを備える。このPOHフレーム
挿入手段2は、制御情報を挿入することでPOHフレー
ムを生成する。
【0012】生成手段3は、ペイロードの各列のデータ
に対して誤り訂正演算を施すことで誤り訂正符号を生成
する。挿入手段4は、生成手段3の生成する誤り訂正符
号を例えば次の列のスタッフ領域に挿入する。
【0013】SOHフレーム挿入手段5は、制御情報を
挿入することでSOHフレームを生成する。ここで、生
成手段3は、ペイロードの複数列のデータに対して並列
的に誤り訂正演算を施すことで誤り訂正符号を生成する
ことがあり、このとき、挿入手段4は、この生成される
複数の誤り訂正符号を対応のスタッフ領域に並列的に挿
入して行く。
【0014】また、ペイロードの各列にスタッフ領域を
分散配置する構成を採ることも可能で、この構成を採る
ときには、生成手段3は、分散配置のスタッフ領域によ
り分割されるペイロードのデータに対して誤り訂正演算
を施すことで誤り訂正符号を生成する。挿入手段4は、
この生成される誤り訂正符号を分散配置の対応のスタッ
フ領域に挿入して行くことになる。
【0015】
【作用】本発明では、ペイロード・データが与えられる
と、生成手段3は、ペイロードの各列のデータに対して
誤り訂正演算を施すことで誤り訂正符号を生成する。こ
の生成結果を受けて、挿入手段4は、生成手段3により
生成された誤り訂正符号を例えば次の列のスタッフ領域
に挿入する。
【0016】このように、本発明によれば、modified G
709準拠のコンカチネーション・モードのSDH信号に
対して誤り訂正符号を挿入できるようになる。これによ
りSDH信号を用いるデータの伝送処理を高精度で実行
できるようになる。
【0017】そして、誤り訂正符号の生成対象をペイロ
ード・データとすることで、ユーザ・データのみの誤り
監視が実現できるとともに、SOHやPOHの書き換え
があってもそれらに影響されることがない。
【0018】
【実施例】以下、図面に従って本発明の実施例を説明す
る。以下各図において、同一又は、類似のものには、同
一の番号及び記号を付してある。
【0019】図2は、本発明の方式を採用した光伝送装
置のブロック図である。図中、10は送信機、20は受
信機である。これらの送信機10及び受信機20間は、
光伝送路で接続されている。
【0020】送信機10におけるPOHフレーム挿入回
路11、生成多項式演算回路12、セレクタ回路13及
びSOHフレーム挿入回路14は、それぞれ図1の原理
図のPOHフレーム挿入手段2、生成手段3、挿入手段
4及びSOHフレーム挿入手段5に対応する機能を有す
る回路である。
【0021】従って、POHフレーム挿入回路11、生
成多項式演算回路12、セレクタ回路13及びSOHフ
レーム挿入回路14により、SDH信号生成装置1を構
成している。POHフレーム挿入回路11は、制御情報
を挿入することでPOHフレームを生成する。
【0022】生成多項式演算回路12は、ペイロードの
各列のデータに生成多項式演算を施すことで剰余多項式
を生成する。セレクタ回路13は、POHフレームの付
加されたペイロード・データを流しつつ、生成多項式演
算回路12により生成された剰余多項式を次の列のスタ
ッフ領域に挿入する。
【0023】SOHフレーム挿入回路14は、セレクタ
回路13の出力に制御情報を挿入することでSOHフレ
ームを生成する。更に、送信機10は、SOHフレーム
挿入回路14の出力するSDH信号を光信号に変換して
送信する光送信回路15を備える。
【0024】受信機20は、送信機10から送信されて
くる光信号のSDH信号を受信して電気信号に変換する
光受信回路21を有する。更に、送信側のSDH信号生
成装置1に対応する以下の回路が設けられている。
【0025】SOHフレーム抽出回路22は、受信され
たSDH信号のSOHフレームから制御情報を抽出す
る。POHフレーム抽出回路23は、受信されたSDH
信号のPOHフレームから制御情報を抽出する。
【0026】更に、生成多項式演算回路24は、受信さ
れたSDH信号のペイロードの各列のデータに送信機1
0と同一の生成多項式演算を施すことでシンドローム多
項式を生成する。
【0027】生成多項式演算回路24により生成された
シンドローム多項式は、シンドローム演算回路25にお
いて、シンドローム演算(デコード演算)が施される。
次いで、シンドローム演算回路25の演算結果に従って
受信されたSDH信号のペイロード・データの誤り訂正
処理が誤り訂正回路26で実行される。
【0028】この図2の実施例のような光通信装置に従
う場合、SDH信号のペイロードに割り付けるユーザ・
データの符号としては、ハミング符号が適切である。ハ
ミング符号を用いると、単一誤り訂正と2重誤り検出が
できるとともに、光通信の場合に生ずるランダム誤りの
訂正が、簡単なハードウェア構成で実現できるからであ
る。
【0029】ここで、ハミング符号を用いる場合の条件
について説明する。即ち、(n,k)ハミング符号の場
合、次の条件を満たす必要がある。 2(n-K) ≧n+1 ここで、nはブロック長、kはデータ長、(n−k)は
チェック・ビット数である。
【0030】SDH信号の場合、図9に示したように、
kは、(260×16×8)=33280 ビットなので、チェック・
ビット数は、16ビット(216=65536)必要となる。そ
のため、n=33296 になる。ここで、ブロック長nは、
チェック・ビットで検出できるパターン数216−1より
も少ないので、使用する符号は短縮ハミング符号とな
る。
【0031】以上のことから、使用するハミング符号
は、短縮(33296,33280) ハミング符号となる。また、チ
ェック・ビット数が16ビットなので、剰余を求める生
成多項式g(X) は、 g(X) = X16+X15+X2 +1=(X+1)*( X15+X+1) となる。
【0032】かかる剰余を求める生成多項式g(X) の演
算は、図2に示した生成多項式演算回路12/生成多項
式演算回路24において実行される。そのための具体的
回路構成は、図3に示す如くである。図3の回路は、1
6段のシフトレジスタにより構成されている。
【0033】本発明に従う送信機10は,図2に示した
ように、1列のペイロード・データをそのまま加工せず
に送信しながら、そのデータを生成多項式演算回路12
において演算して、1列分のペイロード・データの演算
終了により求まる16ビットの剰余多項式を次の列のス
タッフ領域に挿入していく。これにより誤り訂正符号が
SDH通信に挿入される。
【0034】即ち、図4に示すように、生成多項式演算
回路12により求まる剰余多項式の誤り訂正符号を1列
のペイロード・データの次の列のスタッフ領域に挿入し
ていくよう処理がなされる。
【0035】送信機10から送信される1ブロックの符
号多項式f(x) は、 f(x)=X(n-k) *p(x) +r(x) で表される。ここでp(x) はペイロード・データであ
り、r(x) は、p(x) を線形シフトした〔X(n-k) *p
(x) 〕を生成多項式g(X) で割り算することで求まる剰
余多項式である。すなわち、 r(x) = 〔X(n-k) *p(x) 〕modg(X) である。
【0036】一方、受信機20は、送信されてきた光信
号を光受信回路21で受け、光/電気変換、波形等価を
行う。その後、ブロックの位置を知るためにフレーム同
期処理が行われる。
【0037】即ち、誤り訂正符号として組織符号を考え
た場合、ブロックの位置を知るためにフレーム同期が必
要である。本実施例装置ではSOHの領域の2バイトで
フレーム同期、及びPOHの領域の2バイトでポインタ
処理を行っている。
【0038】従って、光受信回路21の出力は、SOH
フレーム抽出回路22及びPOHフレーム抽出回路23
に導かれ、フレーム同期及びポインタ処理が行われる。
これによりペイロードの位置が特定できる。このよう
に、本実施例ではフレーム同期及びポインタ処理を行っ
た後、ペイロード部の誤り訂正演算を行う構成であるの
でハード規模は最小となる。
【0039】ところで、SOH、POHには誤り訂正演
算が付加していないため、これらの部分の感度は向上し
ていない。しかし、フレーム同期とポインタ処理はおの
おの同期保護がついており、誤り訂正符号が威力を発揮
できる低誤り率(<10-4)の領域では、誤り訂正能力を
損なうことなくフレーム同期とポインタ処理は正常に動
作する。
【0040】フレーム同期とポインタ処理の後、ペイロ
ードと剰余が挿入されたスタッフ領域バイトを示すデー
タ列の多項式f'(X) に対し、生成多項式演算回路24で
送信側と同じ生成多項式g(x) で割り算しシンドローム
多項式s(x) を得る。 s(x) = [ f'(X) ]modg(x)
【0041】このシンドローム多項式の内容( シンドロ
ーム) が誤りビットの有無、1ビット誤りの場合のエラ
ー・ビットの位置、エラー個数の偶パリティ・チェック
結果を示している。
【0042】受信機20は、図5に示すように、受信デ
ータを自己巡回させる上記の生成多項式演算回路24(
但し、初期時における各フリップフロップの内容はシン
ドロームが発生された状態) でデコード演算を施して、
シンドローム多項式s(x) を得る。次いで、誤り訂正回
路26でペイロード・データを(n+1)回だけシフト
した受信データと足し合わせることで1ビット誤りの訂
正を行う。
【0043】伝送路でエラーの無い場合はs(x) = 0と
なり、f'(X) から送信側で挿入した剰余多項式r(x)
無視することにより簡単にデータ列多項式p(x) が再生
できる。しかし、伝送路でエラーがある場合はs(x)
0となる。この場合には、シンドロームをシンドローム
演算回路25で演算して、1重誤りの誤りビットを特定
できた場合は、そのビットの訂正を行う。
【0044】図6は、本発明に従う受信機20の更に詳
細な誤り訂正部の実施例である。シンドローム演算回路
25は、偶パリティ判定を行うEX-OR 回路251と、デ
ータ列の1ビット目が誤った場合のシンドロームが入力
された場合に“1" が出力されるAND回路252を有
する。
【0045】シンドローム演算回路25は、任意のtビ
ット目が誤ったとした場合、生成多項式演算回路24を
(t−1)回巡回した時の出力は、データ列の1ビット
目が誤った場合のシンドロームと等しいという性質を利
用し、時刻(t−1)(誤りビットの位置を示す)の時
のみ“1”を出力する。
【0046】その出力とペイロード・データをn回だけ
シフトした受信データとを誤り訂正回路の加算器262
で足し合わせることにより、1ビット誤りの訂正を行
う。また、生成多項式演算回路24をn回巡回させても
“1" が得られない時は、多ビット誤りを検出したと判
断する。更に、誤りを検出し、かつ、パリティ・チェッ
ク結果が“1" の時は偶数誤りを検出した場合である。
【0047】本発明実施例に従う符号の場合、ペイロー
ドの長さの割にPOHとスタッフ領域の長さが短いた
め、1 個の生成多項式演算回路では、1row 分のペイロ
ードと剰余演算結果が挿入されているスタッフ挿入バイ
トからシンドロームを求めている最中に、その前のrow
でシンドロームが“1" でない場合に、同時に1ビット
誤り位置検出のための演算を実行しなければならない。
【0048】そのために、図6の実施例では、2つの同
一の生成多項式演算回路242、243を用意し、1ro
w 毎にシンドローム演算と1ビット誤り位置検出演算を
交互に切り換えて実行させている。かかる交互の切り換
えは、セレクタ241及び244で行われる。
【0049】図7は、本発明の訂正符号を用い、更に誤
り訂正能力を向上させるための受信機構成の実施例であ
る。特に、等化波形が劣化するか、ノイズが増加してウ
インドコンパレート幅内に等化波形が入るような場合に
効果がある。
【0050】図7において、71は、識別器であり、受
信機20の光受信回路21内に設けられる。72は、ウ
インド・コンパレータであり、同様に光受信回路21内
に設けられる。73〜75は複数の誤り演算器である。
ここでは、誤り演算器は、図2の生成多項式演算回路2
4、シンドローム演算回路25及び誤り訂正回路を含む
回路全体を意味している。
【0051】今、図8に示すように等化波形が劣化する
か、或いはノイズが増加してウインドコンパレート幅内
に等化波形が入った場合、此の時点のビットは、識別器
71で識別不能ビットと判断される。そして、このビッ
トを“0”として第一の誤り演算器73に送出する。
【0052】同時にこのビットを“1”として第二の誤
り演算器74に送出する。一演算期間内に、ウインドコ
ンパレート幅内に入るのが1ビットだけであれば、第
一、第二の誤り演算器73、74の演算結果は同じにな
る(一方の誤り演算器において誤りが訂正されてい
る)。
【0053】更に、任意の2ビットがウインドコンパレ
ート幅内に入った場合には、その倍の演算器を動作さ
せ、一番正しいと判断される演算器出力を識別器76及
びこれにより制御される選択回路77から出力する。
【0054】このように、誤り演算器が一個だけでは訂
正不能なエラーが出る場合であっても疑わしいデータ列
を全て演算しているため、誤り訂正が可能になる確率が
高くなる。
【0055】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
modified G.709準拠のコンカチネーション・モードのS
DH信号に対して誤り訂正符号を挿入できるようにな
る。これによりSDH信号を用いるデータの伝送処理を
高精度で実行できるようになる。
【0056】そして、誤り訂正符号の生成対象をぺイロ
ード・データとすることで、ユーザ・データのみの誤り
監視が実現できるとともに、SOHやPOH書き換えが
あってもそれに影響されることがない。
【0057】更に詳細には、本発明の実施例において
は、短縮(33296, 33280)ハミング符号をSDH信号に付
加することにより、エラーレート・フロアが無い状態に
おいて、1.3 dB程度〔誤り率=10 -10 〕(エラー・レー
トの傾きに依存する) の感度向上が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の原理構成図である。
【図2】本発明を適用した光伝送装置の一実施例ブロッ
ク図である。
【図3】図2の実施例の生成多項式演算回路の一実施例
である。
【図4】本発明の信号処理の説明図である。
【図5】図2の光伝送装置の受信回路の一実施例ブロッ
ク図である。
【図6】図2の光伝送装置の受信回路の更に具体的な一
実施例ブロック図である。
【図7】本発明に従う誤り訂正符号を用い、誤り訂正能
力を向上させた受信機の一構成例ブロック図である。
【図8】図7の実施例を説明する波形図である。
【図9】本発明の対象とするSDH信号の説明図であ
る。
【符号の説明】 1 SDH信号生成装置 2 POHフレーム挿入手段 3 生成手段 4 挿入手段 5 SOHフレーム挿入手段

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 セクション・オーバー・ヘッド(SO
    H)、パス・オーバー・ヘッド(POH)、スタッフ領
    域及びユーザ・データが格納される複数列のペイロード
    からなるフレーム構成のコンカチネーション・モードの
    SDH信号に誤り訂正符号を挿入するためのSDH信号
    における誤り訂正符号挿入処理方式であって、 該ペイロードの各列のデータに対して誤り訂正演算を施
    すことで誤り訂正符号を生成する生成手段(3) と、 該生成手段(3) の生成する誤り訂正符号を該スタッフ領
    域に挿入する挿入手段(4) とを備えたことを特徴とする
    SDH信号における誤り訂正符号挿入処理方式。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載のSDH信号における誤
    り訂正符号挿入処理方式において、前記生成手段(3)
    が、ペイロードの複数列のデータに対して並列的に誤り
    訂正演算を施すことで誤り訂正符号を生成し、前記挿入
    手段(4) が、この生成される複数の誤り訂正符号を対応
    のスタッフ領域に並列的に挿入して行くよう処理するこ
    とを特徴としたSDH信号における誤り訂正符号挿入処
    理方式。
  3. 【請求項3】 請求項1に記載のSDH信号における誤
    り訂正符号挿入処理方式において、前記挿入手段(4)
    が、前記生成手段(3) の生成する誤り訂正符号を次列の
    スタッフ領域に挿入して行くよう処理することを特徴と
    したSDH信号における誤り訂正符号挿入処理方式。
  4. 【請求項4】 セクション・オーバー・ヘッド(SO
    H)、パス・オーバー・ヘッド(POH)、スタッフ領
    域及びユーザ・データが格納される複数列のペイロード
    からなるフレーム構成のコンカチネーション・モードの
    SDH信号に誤り訂正符号を挿入するためのSDH信号
    における誤り訂正符号挿入処理方式であって、 該ペイロードの各列に該スタッフ領域を分散配置する構
    成を採り、かつ、分散配置のスタッフ領域により分割さ
    れるペイロードのデータに対して誤り訂正演算を施すこ
    とで誤り訂正符号を生成する生成手段(3) と、 該生成手段(3) の生成する誤り訂正符号を分散配置の対
    応のスタッフ領域に挿入する挿入手段(4) とを備えたこ
    とを特徴とするSDH信号における誤り訂正符号挿入処
    理方式。
  5. 【請求項5】 請求項1乃至4のいずれかに記載のSD
    H信号における誤り訂正符号挿入処理方式に対応する光
    伝送装置の受信側において、 一対の生成多項式演算回路(242, 243)を有し、 一行(row)分毎にシンドローム演算と、1ビット誤り位
    置検出演算を該一対の生成多項式演算回路(242, 243)を
    切り替えて行うようにしたことを特徴とする光伝送装
    置。
  6. 【請求項6】 請求項1乃至4のいずれかに記載のSD
    H信号における誤り訂正符号挿入処理方式に対応する光
    伝送装置の受信側において、 識別器(71)、ウインド・コンパレータ(72)及び二以上の
    誤り演算器(73 〜75)を有し、 受信波形を該識別器(71)及びウインド・コンパレータ(7
    2)に入力し、 該受信波形がしきい値内であるとき“0”にした信号列
    と、“1”にした信号列と各々別の該誤り演算器(73 〜
    75) に入力し、 該誤り演算器(73 〜75) の内、よりよい演算結果の得ら
    れる演算器出力を復号出力とすることを特徴とした光伝
    送装置。
JP92231067A 1992-05-15 1992-08-31 Sdh信号における誤り訂正符号挿入処理方式及び光伝送装置 Withdrawn JPH0629956A (ja)

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Cited By (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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