JPH06298269A - 作動部材に対する筒状ピストンと吐出弁板との付設方法 - Google Patents
作動部材に対する筒状ピストンと吐出弁板との付設方法Info
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- JPH06298269A JPH06298269A JP5287834A JP28783493A JPH06298269A JP H06298269 A JPH06298269 A JP H06298269A JP 5287834 A JP5287834 A JP 5287834A JP 28783493 A JP28783493 A JP 28783493A JP H06298269 A JPH06298269 A JP H06298269A
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- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B05—SPRAYING OR ATOMISING IN GENERAL; APPLYING FLUENT MATERIALS TO SURFACES, IN GENERAL
- B05B—SPRAYING APPARATUS; ATOMISING APPARATUS; NOZZLES
- B05B11/00—Single-unit hand-held apparatus in which flow of contents is produced by the muscular force of the operator at the moment of use
- B05B11/01—Single-unit hand-held apparatus in which flow of contents is produced by the muscular force of the operator at the moment of use characterised by the means producing the flow
- B05B11/10—Pump arrangements for transferring the contents from the container to a pump chamber by a sucking effect and forcing the contents out through the dispensing nozzle
- B05B11/1001—Piston pumps
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B05—SPRAYING OR ATOMISING IN GENERAL; APPLYING FLUENT MATERIALS TO SURFACES, IN GENERAL
- B05B—SPRAYING APPARATUS; ATOMISING APPARATUS; NOZZLES
- B05B11/00—Single-unit hand-held apparatus in which flow of contents is produced by the muscular force of the operator at the moment of use
- B05B11/01—Single-unit hand-held apparatus in which flow of contents is produced by the muscular force of the operator at the moment of use characterised by the means producing the flow
- B05B11/02—Membranes or pistons acting on the contents inside the container, e.g. follower pistons
- B05B11/028—Pistons separating the content remaining in the container from the atmospheric air to compensate underpressure inside the container
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 容器胴体の底部内へ嵌合させた摺動底板が上
昇して胴体内負圧化を防止するよう設けたクリーム状物
収納容器において、筒状ピストンと吐出弁を一体成形の
部品で形成することにより、部品数を低減して廉価に形
成できるよう設けた。 【構成】 容器胴体５の頂板６周縁から取付け用周壁７
を、頂板６中央部からシリンダー８を立設した本体部１
と、取付け用周壁７に取付けられたキャップ状であっ
て、頂板12中央部の開孔まわりを上向き周溝状に屈曲凹
陥して内外の案内筒13, 14を形成した案内部材２と、上
部をノズル管15として斜め上に屈曲して内側案内筒13に
挿通案内させる注出筒16を有する操作部材３と、筒状で
あって、外周面がシリンダー８に内接するよう注出筒16
に外嵌固定され、かつ破断可能に破断片19を介し注出筒
16に内嵌される吐出弁20一部品として一体に形成したピ
ストン部材４とで形成した。
昇して胴体内負圧化を防止するよう設けたクリーム状物
収納容器において、筒状ピストンと吐出弁を一体成形の
部品で形成することにより、部品数を低減して廉価に形
成できるよう設けた。 【構成】 容器胴体５の頂板６周縁から取付け用周壁７
を、頂板６中央部からシリンダー８を立設した本体部１
と、取付け用周壁７に取付けられたキャップ状であっ
て、頂板12中央部の開孔まわりを上向き周溝状に屈曲凹
陥して内外の案内筒13, 14を形成した案内部材２と、上
部をノズル管15として斜め上に屈曲して内側案内筒13に
挿通案内させる注出筒16を有する操作部材３と、筒状で
あって、外周面がシリンダー８に内接するよう注出筒16
に外嵌固定され、かつ破断可能に破断片19を介し注出筒
16に内嵌される吐出弁20一部品として一体に形成したピ
ストン部材４とで形成した。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本考案は、収納したクリーム状物
を加圧注出するクリーム状物注出容器に関する。
を加圧注出するクリーム状物注出容器に関する。
【０００２】
【従来の技術】この種容器は、容器体頂部にクリーム状
物の貯溜室を設け、この貯溜室内のクリーム状物を加圧
し、この加圧されたクリーム状物で吐出弁を開弁させて
外部に注出し、一方この注出で貯溜室が負圧化したこと
で吸込み弁を開弁し、クリーム状物を容器体から貯溜室
に吸上げ補給し、つぎの注出に備えるものであり、前記
吸排手段として周知のように弾性ドーム形とシリンダー
形とがある。
物の貯溜室を設け、この貯溜室内のクリーム状物を加圧
し、この加圧されたクリーム状物で吐出弁を開弁させて
外部に注出し、一方この注出で貯溜室が負圧化したこと
で吸込み弁を開弁し、クリーム状物を容器体から貯溜室
に吸上げ補給し、つぎの注出に備えるものであり、前記
吸排手段として周知のように弾性ドーム形とシリンダー
形とがある。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】シリンダー形のもの
は、弾性ドーム形のものに比べ復元力が所要に設定で
き、従って注出量が多くとれる利点があるが、筒状ピス
トン、復帰ばね、この復帰ばねに抗しピストンを押下げ
る操作部材を案内する案内部材が必要であり、部品数が
多くコストアップするのが難点である。
は、弾性ドーム形のものに比べ復元力が所要に設定で
き、従って注出量が多くとれる利点があるが、筒状ピス
トン、復帰ばね、この復帰ばねに抗しピストンを押下げ
る操作部材を案内する案内部材が必要であり、部品数が
多くコストアップするのが難点である。
【０００４】本考案は、シリンダー形において、特に筒
状ピストンと吐出弁を一部品で形成して部品数を低減
し、コストダウンを意図したクリーム状物注出容器を得
るにある。
状ピストンと吐出弁を一部品で形成して部品数を低減
し、コストダウンを意図したクリーム状物注出容器を得
るにある。
【０００５】
【課題を解決するための手段】本考案のクリーム状物注
出容器は、直筒状の容器胴体５の頂板６の周縁からは取
付け用周壁７を、中央部からはシリンダー８を立設し、
このシリンダー８内頂板６部に吸込み孔９を明けて吸込
み弁10を取付け、かつ胴体５に液密に昇降可能な底蓋11
を内嵌した本体部１と、前記取付け用周壁７に取付けら
れたキャップ状であって、前記シリンダー８上面部に位
置する頂板12の中央部を開孔し、この開孔まわりを上向
き周溝状に屈曲凹陥して内外の案内筒13，14を形成した
案内部材２と、上部をノズル管15として斜め上に屈曲し
て前記内側案内筒13に挿通案内される注出筒16を有し、
この注出筒16外囲に前記外側案内筒14に内嵌する係合筒
17を設け、復帰ばね18で常時上方に押上げられている押
下げ操作部材３と、筒状であって、外周面が前記シリン
ダー８に内接するよう前記注出筒16に外嵌固定され、か
つ破断可能な破断片19を介し注出筒16に内嵌される吐出
弁20を一部品として一体に形成したピストン部材４とで
構成している。
出容器は、直筒状の容器胴体５の頂板６の周縁からは取
付け用周壁７を、中央部からはシリンダー８を立設し、
このシリンダー８内頂板６部に吸込み孔９を明けて吸込
み弁10を取付け、かつ胴体５に液密に昇降可能な底蓋11
を内嵌した本体部１と、前記取付け用周壁７に取付けら
れたキャップ状であって、前記シリンダー８上面部に位
置する頂板12の中央部を開孔し、この開孔まわりを上向
き周溝状に屈曲凹陥して内外の案内筒13，14を形成した
案内部材２と、上部をノズル管15として斜め上に屈曲し
て前記内側案内筒13に挿通案内される注出筒16を有し、
この注出筒16外囲に前記外側案内筒14に内嵌する係合筒
17を設け、復帰ばね18で常時上方に押上げられている押
下げ操作部材３と、筒状であって、外周面が前記シリン
ダー８に内接するよう前記注出筒16に外嵌固定され、か
つ破断可能な破断片19を介し注出筒16に内嵌される吐出
弁20を一部品として一体に形成したピストン部材４とで
構成している。
【０００６】
【作用】上記において、常時は図１に示すように、押下
げ操作部材３、従って筒状のピストン部材４は復帰ばね
18で上限位置まで押上げられている。
げ操作部材３、従って筒状のピストン部材４は復帰ばね
18で上限位置まで押上げられている。
【０００７】ここで、クリーム状物を注出するには、復
帰ばね18に抗し押下げ操作部材３を介しピストン部材４
を下方に押込めばよい。すると、シリンダー８内のクリ
ーム状物は加圧されるので、吐出弁20を開弁し、注出筒
16のノズル管15から外部に注出される。
帰ばね18に抗し押下げ操作部材３を介しピストン部材４
を下方に押込めばよい。すると、シリンダー８内のクリ
ーム状物は加圧されるので、吐出弁20を開弁し、注出筒
16のノズル管15から外部に注出される。
【０００８】注出後、押下げ操作部材３の押下げを停止
すると、この部材３、従ってピストン部材４も復帰ばね
18により図示状態に復元し、この復元でシリンダー８内
が負圧化することから吸込み弁10が開弁し、容器胴体５
内のクリーム状物はシリンダー８内に吸上げられ、この
吸上げで胴体５内が負圧化するので底蓋板11が上昇移動
する。
すると、この部材３、従ってピストン部材４も復帰ばね
18により図示状態に復元し、この復元でシリンダー８内
が負圧化することから吸込み弁10が開弁し、容器胴体５
内のクリーム状物はシリンダー８内に吸上げられ、この
吸上げで胴体５内が負圧化するので底蓋板11が上昇移動
する。
【０００９】
【実施例】本考案のクリーム状物注出容器は本体部１、
案内部材２、押下げ操作部材３そしてピストン部材４の
主要４部材からなり、部品としては吸込み弁10、底蓋11
及び復帰ばね18を加えた７部品で構成される。
案内部材２、押下げ操作部材３そしてピストン部材４の
主要４部材からなり、部品としては吸込み弁10、底蓋11
及び復帰ばね18を加えた７部品で構成される。
【００１０】本体部１は、直筒状の容器胴体５の頂板６
の周縁からは取付け用周壁７を、中央部からはシリンダ
ー８を立設し、このシリンダー８内の頂板６部を下方に
凹陥し、この凹陥頂板６中央に吸込み孔９を明け、この
吸込み孔９上面部に逆止機能の弾性板状弁の吸込み弁10
を配設し、周壁７外面に係合突条21を設け、そして胴体
５に液密に昇降可能な底蓋11を内嵌装着している。この
底蓋11は伏皿状の形状で、断面が弧状の弾性周壁22を胴
体５内面に圧接して取付けている。23は胴体５内面のエ
ア抜き用の溝を示す。
の周縁からは取付け用周壁７を、中央部からはシリンダ
ー８を立設し、このシリンダー８内の頂板６部を下方に
凹陥し、この凹陥頂板６中央に吸込み孔９を明け、この
吸込み孔９上面部に逆止機能の弾性板状弁の吸込み弁10
を配設し、周壁７外面に係合突条21を設け、そして胴体
５に液密に昇降可能な底蓋11を内嵌装着している。この
底蓋11は伏皿状の形状で、断面が弧状の弾性周壁22を胴
体５内面に圧接して取付けている。23は胴体５内面のエ
ア抜き用の溝を示す。
【００１１】案内部材２は、前記係合突条21に係合する
係合突条24を設けて周壁７に外嵌固定した周壁25から頂
板12を上方に球面状に膨出させ、この頂板12の中央部を
開孔し、この開孔部まわりを上向き周溝状に屈曲凹陥し
て内側、外側案内筒13，14を形成している。前記凹陥部
底面はシリンダー８上端に乗り、内側案内筒13はこのシ
リンダー８より小径にしてある。
係合突条24を設けて周壁７に外嵌固定した周壁25から頂
板12を上方に球面状に膨出させ、この頂板12の中央部を
開孔し、この開孔部まわりを上向き周溝状に屈曲凹陥し
て内側、外側案内筒13，14を形成している。前記凹陥部
底面はシリンダー８上端に乗り、内側案内筒13はこのシ
リンダー８より小径にしてある。
【００１２】押下げ操作部材３は、前記内側案内筒13に
挿通案内される直筒部26下端を刃状に形成し、この刃部
27直上部外周面を帯状にカットして取付け凹部を形成
し、そして直筒部26上部から斜め上にノズル管15を連通
突出した注出筒16を有し、この注出筒16外囲に前記外側
案内筒14に内嵌して昇降案内される係合筒17を設け、コ
イル状の復帰ばね18で常時上方に押上げられている。28
はノズル管15口に挿栓された止め栓である。
挿通案内される直筒部26下端を刃状に形成し、この刃部
27直上部外周面を帯状にカットして取付け凹部を形成
し、そして直筒部26上部から斜め上にノズル管15を連通
突出した注出筒16を有し、この注出筒16外囲に前記外側
案内筒14に内嵌して昇降案内される係合筒17を設け、コ
イル状の復帰ばね18で常時上方に押上げられている。28
はノズル管15口に挿栓された止め栓である。
【００１３】ピストン部材４は、前記注出筒16下部外面
に嵌合される筒状であって、内周面に注出筒16下部外面
の取付け凹部に係合する帯状突出帯29があり、また外周
面に断面弧状の弾性周壁30を設け、この弾性周壁30をシ
リンダー８内面に圧接して気密化している。このピスト
ン部材４は、注出筒16下部に外嵌固定された状態でその
上端が内側案内筒13下面に当接係止し、押上げの上限位
置を定めている。
に嵌合される筒状であって、内周面に注出筒16下部外面
の取付け凹部に係合する帯状突出帯29があり、また外周
面に断面弧状の弾性周壁30を設け、この弾性周壁30をシ
リンダー８内面に圧接して気密化している。このピスト
ン部材４は、注出筒16下部に外嵌固定された状態でその
上端が内側案内筒13下面に当接係止し、押上げの上限位
置を定めている。
【００１４】このピストン部材４は、内部に下端の肉薄
な破断片19により前記注出筒16下部に内嵌装着される吐
出弁20を一部品として一体に形成している。この吐出弁
20は、短筒状の基体の上部開口に円板状の弁体を設けた
逆止機能の弾性板片によるものである。破断片19は周方
向とびとびに設けたものでもよく、またドーナッツ状の
面状のものでもよい。この破断片19は、ピストン部材４
を注出筒16に下方から押込み装着するとき、注出筒16下
端の刃部27で破断すればよい。尤も、取付け前に他の適
当な治具等を利用して破断してもよい。また吐出弁20を
破断分離せずとも外れたりすることなく注出筒16に強固
に嵌合固定できる場合は、必ずしも両者を分離する必要
はない。31はキャップである。
な破断片19により前記注出筒16下部に内嵌装着される吐
出弁20を一部品として一体に形成している。この吐出弁
20は、短筒状の基体の上部開口に円板状の弁体を設けた
逆止機能の弾性板片によるものである。破断片19は周方
向とびとびに設けたものでもよく、またドーナッツ状の
面状のものでもよい。この破断片19は、ピストン部材４
を注出筒16に下方から押込み装着するとき、注出筒16下
端の刃部27で破断すればよい。尤も、取付け前に他の適
当な治具等を利用して破断してもよい。また吐出弁20を
破断分離せずとも外れたりすることなく注出筒16に強固
に嵌合固定できる場合は、必ずしも両者を分離する必要
はない。31はキャップである。
【００１５】上記各部は合成樹脂製で成形製作される。
【００１６】
【発明の効果】上記した如く本考案では、筒状ピストン
部材４に破断可能な破断片19を介し吐出弁20を一部品と
して一体に形成し、注出筒16に装着するとき、必要によ
り破断片19を破断して分離するようにしたので、部品数
が低減し、従って生産、品質の管理上も便利となり、し
かもこのピストン部材４は形状も比較的単純なので成形
製作が容易であり、コストダウンが可能となる。
部材４に破断可能な破断片19を介し吐出弁20を一部品と
して一体に形成し、注出筒16に装着するとき、必要によ
り破断片19を破断して分離するようにしたので、部品数
が低減し、従って生産、品質の管理上も便利となり、し
かもこのピストン部材４は形状も比較的単純なので成形
製作が容易であり、コストダウンが可能となる。
【図１】本案容器の一実施例を示す、縦断面図である。
【図２】同実施例の、キャップを取外した状態の平面図
である。
である。
【図３】同実施例の押下げ操作部材とピストン部材の分
解斜視図である。
解斜視図である。
【図４】同実施例のピストン部材の拡大縦断面図であ
る。
る。
１…本体部 ２…案内部材 ３…押上操作部材 ４…ピストン部材
【手続補正書】
【提出日】平成６年１月１２日
【手続補正１】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】全文
【補正方法】変更
【補正内容】
【書類名】 明細書
【発明の名称】 作動部材に対する筒状ピストンと吐出
弁板との付設方法
弁板との付設方法
【特許請求の範囲】
【発明の詳細な説明】
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、作動部材に対する筒状
ピストンと吐出弁板との付設方法に係る。
ピストンと吐出弁板との付設方法に係る。
【０００２】
【従来の技術】ノズル付きヘッドを押下げることで、シ
リンダ内クリーム状物を加圧し、ノズルから注出するよ
う形成したクリーム状物注出容器が種々知られており、
例えば、実開昭61-11571号公報記載の容器は、下端面開
口の胴部を上面壁周縁から垂設すると共に、該上面壁中
央部からシリンダを、かつ上面壁周縁から装着筒を、そ
れぞれ起立した容器体と、上記シリンダ内面に嵌合させ
た筒状ピストンからステムを介してノズルを起立して、
該ノズルの上部外面に外筒を嵌着させた作動部材と、該
作動部材を上方付勢するコイルスプリングと、上記シリ
ンダ内底部に形成した吐出弁と、上記ノズルの先端部に
形成した吐出弁と、容器体胴部の下部内面に、該胴部内
負圧化による上方摺動可能に嵌合させた底蓋とで形成さ
れている。
リンダ内クリーム状物を加圧し、ノズルから注出するよ
う形成したクリーム状物注出容器が種々知られており、
例えば、実開昭61-11571号公報記載の容器は、下端面開
口の胴部を上面壁周縁から垂設すると共に、該上面壁中
央部からシリンダを、かつ上面壁周縁から装着筒を、そ
れぞれ起立した容器体と、上記シリンダ内面に嵌合させ
た筒状ピストンからステムを介してノズルを起立して、
該ノズルの上部外面に外筒を嵌着させた作動部材と、該
作動部材を上方付勢するコイルスプリングと、上記シリ
ンダ内底部に形成した吐出弁と、上記ノズルの先端部に
形成した吐出弁と、容器体胴部の下部内面に、該胴部内
負圧化による上方摺動可能に嵌合させた底蓋とで形成さ
れている。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来容器は、容器体、筒状ピストン、ノズル等、８部材で
形成され、部品数が多いので、部品組付けに手数を要し
てコスト面で不利であった。
来容器は、容器体、筒状ピストン、ノズル等、８部材で
形成され、部品数が多いので、部品組付けに手数を要し
てコスト面で不利であった。
【０００４】本発明は、筒状ピストンと吐出弁板を一体
成形しておき、かつ該一体成形品を作動部材への装着時
に分離させることで、部品組付けに要する手数を簡略化
した。
成形しておき、かつ該一体成形品を作動部材への装着時
に分離させることで、部品組付けに要する手数を簡略化
した。
【０００５】
【課題を解決するための手段】直筒状の胴体の頂板中央
部からシリンダを起立して、該シリンダ内底部に吸込み
弁を形成し、かつ胴体の下部内面に底蓋を上方摺動可能
かつ水密に嵌合させた本体部と、上記シリンダの上部内
面に水密に嵌合させた筒状ピストン内面からステムを起
立すると共に、該ステム内部に吐出弁板を付設し、ま
た、ステム上端にノズル付き押下げヘッドを装着させ、
復帰ばねにより上方付勢させた作動部材とからなるクリ
ーム状物注出容器において、上記筒状ピストン27をステ
ム外面嵌合用の外筒部25の下部外面に、かつ上記吐出弁
板28をステム内面嵌合用の内筒部26上端に、該内筒部上
端面へ着座させて、それぞれ付設し、それ等外筒部25の
下端内面と内筒部26の下端外面を連結部32により連結さ
せた弁付きピストン部33を、軟質合成樹脂材により予め
一体成形しておき、上記内筒部26外面と外筒部25内面と
の間に上記ステム21下部を強制押込みさせることによ
り、該ステム下端に形成しておいた破断用エッジ23で上
記連結部32を破断させて、内筒部26をステム21の下部内
面へ、かつ外筒部25をステム21の下部外面へ、それぞれ
嵌着させる。
部からシリンダを起立して、該シリンダ内底部に吸込み
弁を形成し、かつ胴体の下部内面に底蓋を上方摺動可能
かつ水密に嵌合させた本体部と、上記シリンダの上部内
面に水密に嵌合させた筒状ピストン内面からステムを起
立すると共に、該ステム内部に吐出弁板を付設し、ま
た、ステム上端にノズル付き押下げヘッドを装着させ、
復帰ばねにより上方付勢させた作動部材とからなるクリ
ーム状物注出容器において、上記筒状ピストン27をステ
ム外面嵌合用の外筒部25の下部外面に、かつ上記吐出弁
板28をステム内面嵌合用の内筒部26上端に、該内筒部上
端面へ着座させて、それぞれ付設し、それ等外筒部25の
下端内面と内筒部26の下端外面を連結部32により連結さ
せた弁付きピストン部33を、軟質合成樹脂材により予め
一体成形しておき、上記内筒部26外面と外筒部25内面と
の間に上記ステム21下部を強制押込みさせることによ
り、該ステム下端に形成しておいた破断用エッジ23で上
記連結部32を破断させて、内筒部26をステム21の下部内
面へ、かつ外筒部25をステム21の下部外面へ、それぞれ
嵌着させる。
【０００６】
【実施例】先ず、本発明の装着方法を実施して形成した
クリーム状物注出容器について説明する。
クリーム状物注出容器について説明する。
【０００７】１は容器体であり、該容器体は、直筒状の
胴体２の頂板３周縁から取付け用周壁４を、かつ頂板３
中央部からシリンダ５を、それぞれ起立し、該シリンダ
内の頂板３部分に吸込み孔６を穿設して、該吸込み孔上
面に吸込み弁板７を配設し、また、上記取付け周壁４の
上部外面に第１係合突条８を付設し、更に、胴体２の下
部内面に底蓋９を、水密かつ胴体２内負圧化による上方
摺動が可能に嵌合させ、更にまた、胴体２の下部内面
に、底蓋嵌合の際に胴体内空気を抜くための浅溝10を縦
設している。
胴体２の頂板３周縁から取付け用周壁４を、かつ頂板３
中央部からシリンダ５を、それぞれ起立し、該シリンダ
内の頂板３部分に吸込み孔６を穿設して、該吸込み孔上
面に吸込み弁板７を配設し、また、上記取付け周壁４の
上部外面に第１係合突条８を付設し、更に、胴体２の下
部内面に底蓋９を、水密かつ胴体２内負圧化による上方
摺動が可能に嵌合させ、更にまた、胴体２の下部内面
に、底蓋嵌合の際に胴体内空気を抜くための浅溝10を縦
設している。
【０００８】12は案内部材であり、該案内部材は、既述
第１係合突条８下面に係合する第２係合突条13を設けて
既述取付け用周壁４に外嵌固定した装着筒14上端にドー
ム状壁15を付設し、かつ該ドーム状壁中央部を開孔し、
該開孔部まわりを上向き周溝状に屈曲凹陥して内側, 外
側案内筒16, 17を形成し、これ等内側、外側両案内筒下
端間の壁部下面を既述シリンダ５上端へ載置させてい
る。
第１係合突条８下面に係合する第２係合突条13を設けて
既述取付け用周壁４に外嵌固定した装着筒14上端にドー
ム状壁15を付設し、かつ該ドーム状壁中央部を開孔し、
該開孔部まわりを上向き周溝状に屈曲凹陥して内側, 外
側案内筒16, 17を形成し、これ等内側、外側両案内筒下
端間の壁部下面を既述シリンダ５上端へ載置させてい
る。
【０００９】19は作動部材であり、該作動部材は、ノズ
ル付きヘッド20、筒状ピストン付き外筒部25および吐出
弁板付き内筒部26からなり、ノズル付きヘッド20は、上
部をノズルとして斜め上に屈曲して既述内側案内筒16に
挿通案内されるステム21を有し、該ステムを既述シリン
ダ５上部内まで延長形成して、該延長部21ａの下端部外
面に付設した係止突起22の下端を破断用エッジ23とし、
また、ステム21上部から張出し壁を介して垂設した係合
筒24を既述外側案内筒17の上部内面に嵌合させている。
更に、上記延長部21ａ外面に、既述内側案内筒16内径よ
り大外径の外筒部25を、かつ延長部21ａ内面に内筒部26
を、それぞれ嵌合させ、外筒部25の下部外面に筒状ピス
トン27を、かつ内筒部26上端に、該内筒部上端面を弁座
とする吐出弁板28を、それぞれ付設し、更に、その外筒
部25下部を小内径部として、該小内径部の下端面を上記
係止突起22上面に係合させている。
ル付きヘッド20、筒状ピストン付き外筒部25および吐出
弁板付き内筒部26からなり、ノズル付きヘッド20は、上
部をノズルとして斜め上に屈曲して既述内側案内筒16に
挿通案内されるステム21を有し、該ステムを既述シリン
ダ５上部内まで延長形成して、該延長部21ａの下端部外
面に付設した係止突起22の下端を破断用エッジ23とし、
また、ステム21上部から張出し壁を介して垂設した係合
筒24を既述外側案内筒17の上部内面に嵌合させている。
更に、上記延長部21ａ外面に、既述内側案内筒16内径よ
り大外径の外筒部25を、かつ延長部21ａ内面に内筒部26
を、それぞれ嵌合させ、外筒部25の下部外面に筒状ピス
トン27を、かつ内筒部26上端に、該内筒部上端面を弁座
とする吐出弁板28を、それぞれ付設し、更に、その外筒
部25下部を小内径部として、該小内径部の下端面を上記
係止突起22上面に係合させている。
【００１０】尚、29は既述作動部材19を上方へ付勢する
コイルスプリング、30はノズル閉塞用の口蓋、31は、既
述装着筒14上部の小外径部外面に、頂壁周縁から垂設し
た周壁の下部を嵌合させたキャップである。
コイルスプリング、30はノズル閉塞用の口蓋、31は、既
述装着筒14上部の小外径部外面に、頂壁周縁から垂設し
た周壁の下部を嵌合させたキャップである。
【００１１】次に、筒状ピストン27と吐出弁板28との作
動部材19に対する付設方法を説明すると、図４が示すよ
うに、筒状ピストン27付き外筒部25の下端内面と吐出弁
板28付き内筒部26の下端外面を連結部32により連結させ
た弁付きピストン部材33を軟質合成樹脂材により予め一
体成形しておき、内筒部26外面と外筒部25内面との間に
既述延長部21ａを強制押込みさせることにより、該延長
部下端の破断用エッジ23で上記連結部32を破断させて、
内筒部26を延長部21ａ内面へ、かつ外筒部25を延長部21
ａ外面へ、それぞれ嵌着させ、筒状ピストン27と吐出弁
板28とを作動部材19に対して付設する。
動部材19に対する付設方法を説明すると、図４が示すよ
うに、筒状ピストン27付き外筒部25の下端内面と吐出弁
板28付き内筒部26の下端外面を連結部32により連結させ
た弁付きピストン部材33を軟質合成樹脂材により予め一
体成形しておき、内筒部26外面と外筒部25内面との間に
既述延長部21ａを強制押込みさせることにより、該延長
部下端の破断用エッジ23で上記連結部32を破断させて、
内筒部26を延長部21ａ内面へ、かつ外筒部25を延長部21
ａ外面へ、それぞれ嵌着させ、筒状ピストン27と吐出弁
板28とを作動部材19に対して付設する。
【００１２】
【発明の効果】本発明は既述のように、筒状ピストン27
をステム外面嵌合用の外筒部25の下部外面に、かつ上記
吐出弁板28をステム内面嵌合用の内筒部26上端に、該内
筒部上端面へ着座させて、それぞれ付設し、それ等外筒
部25の下端内面と内筒部26の下端外面を連結部32により
連結させた弁付きピストン部33を、軟質合成樹脂材によ
り予め一体成形しておき、上記内筒部26外面と外筒部25
内面との間に上記ステム21下部を強制押込みさせること
により、該ステム下端に形成しておいた破断用エッジ23
で上記連結部32を破断させて、内筒部26をステム21の下
部内面へ、かつ外筒部25をステム21の下部外面へ、それ
ぞれ嵌着させるから、筒状ピストン27と吐出弁板28を作
動部材19に対して一度に付設することができ、よって、
部品組付けに要する手数が簡略化され、ポンプ機構付き
のクリーム状物注出容器を廉価に形成することができ
る。
をステム外面嵌合用の外筒部25の下部外面に、かつ上記
吐出弁板28をステム内面嵌合用の内筒部26上端に、該内
筒部上端面へ着座させて、それぞれ付設し、それ等外筒
部25の下端内面と内筒部26の下端外面を連結部32により
連結させた弁付きピストン部33を、軟質合成樹脂材によ
り予め一体成形しておき、上記内筒部26外面と外筒部25
内面との間に上記ステム21下部を強制押込みさせること
により、該ステム下端に形成しておいた破断用エッジ23
で上記連結部32を破断させて、内筒部26をステム21の下
部内面へ、かつ外筒部25をステム21の下部外面へ、それ
ぞれ嵌着させるから、筒状ピストン27と吐出弁板28を作
動部材19に対して一度に付設することができ、よって、
部品組付けに要する手数が簡略化され、ポンプ機構付き
のクリーム状物注出容器を廉価に形成することができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図１】本発明の付設方法を実施して形成したクリーム
状物注出容器の縦断面図である。
状物注出容器の縦断面図である。
【図２】図１の容器をキャップを取り外した状態で示す
平面図である。
平面図である。
【図３】容器組み立て前の作動部材と弁付きピストン部
材の斜視図である。
材の斜視図である。
【図４】弁付きピストン部材の縦断面図である。
【符号の説明】 １…容器体 12…案内部材 19…作動
部材 33…弁付きピストン部材
部材 33…弁付きピストン部材
【手続補正２】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】全図
【補正方法】変更
【補正内容】
【図２】
【図３】
【図４】
【図１】
Claims (1)
- 【請求項１】 直筒状の容器胴体５の頂板６の周縁から
は取付け用周壁７を、中央部からはシリンダー８を立設
し、このシリンダー８内頂板６部に吸込み孔９を明けて
吸込み弁10を取付け、かつ胴体５に液密に昇降可能な底
蓋11を内嵌した本体部１と、前記取付け用周壁７に取付
けられたキャップ状であって、前記シリンダー８上面部
に位置する頂壁12の中央部を開孔し、この開孔まわりを
上向き周溝状に屈曲凹陥して内外の案内筒13，14を形成
した案内部材２と、上部をノズル管15として斜め上に屈
曲して前記内側案内筒13に挿通案内される注出筒16を有
し、この注出筒16外囲に前記外側案内筒14に内嵌する係
合筒17を設け、復帰ばね18で常時上方に押上げられてい
る押下げ操作部材３と、筒状であって、外周面が前記シ
リンダー８に内接するよう前記注出筒16に外嵌固定さ
れ、かつ破断可能な破断片19を介し注出筒16に内嵌され
る吐出弁20を一部品として一体に形成したピストン部材
４とからなるクリーム状物注出容器。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5287834A JP2547174B2 (ja) | 1993-10-22 | 1993-10-22 | 作動部材に対する筒状ピストンと吐出弁板との付設方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5287834A JP2547174B2 (ja) | 1993-10-22 | 1993-10-22 | 作動部材に対する筒状ピストンと吐出弁板との付設方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH06298269A true JPH06298269A (ja) | 1994-10-25 |
| JP2547174B2 JP2547174B2 (ja) | 1996-10-23 |
Family
ID=17722373
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP5287834A Expired - Fee Related JP2547174B2 (ja) | 1993-10-22 | 1993-10-22 | 作動部材に対する筒状ピストンと吐出弁板との付設方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2547174B2 (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2000047079A1 (fr) * | 1999-02-12 | 2000-08-17 | Yamada Atomizer Company Limited | Dispositif distributeur de parfums |
| IT201800008152A1 (it) * | 2018-08-22 | 2020-02-22 | Gaetano Merulla | Sistema di erogazione di crema alimentare |
-
1993
- 1993-10-22 JP JP5287834A patent/JP2547174B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2000047079A1 (fr) * | 1999-02-12 | 2000-08-17 | Yamada Atomizer Company Limited | Dispositif distributeur de parfums |
| IT201800008152A1 (it) * | 2018-08-22 | 2020-02-22 | Gaetano Merulla | Sistema di erogazione di crema alimentare |
| WO2020039343A1 (en) * | 2018-08-22 | 2020-02-27 | Merulla Gaetano | A dispensing system of comestible cream |
| EP3840892B1 (en) * | 2018-08-22 | 2023-12-06 | Merulla, Gaetano | A dispensing system of comestible cream |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP2547174B2 (ja) | 1996-10-23 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |