JPH0628145B2 - 集束したイオンビ−ムのコラム - Google Patents

集束したイオンビ−ムのコラム

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JPH0628145B2
JPH0628145B2 JP59503256A JP50325684A JPH0628145B2 JP H0628145 B2 JPH0628145 B2 JP H0628145B2 JP 59503256 A JP59503256 A JP 59503256A JP 50325684 A JP50325684 A JP 50325684A JP H0628145 B2 JPH0628145 B2 JP H0628145B2
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lens
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ion beam
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ion
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クラーク,ウイリアム・エム・ジユニア
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Hughes Aircraft Co
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    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01JELECTRIC DISCHARGE TUBES OR DISCHARGE LAMPS
    • H01J37/00Discharge tubes with provision for introducing objects or material to be exposed to the discharge, e.g. for the purpose of examination or processing thereof
    • H01J37/30Electron-beam or ion-beam tubes for localised treatment of objects
    • H01J37/3002Details
    • H01J37/3007Electron or ion-optical systems

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  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Analytical Chemistry (AREA)
  • Electron Sources, Ion Sources (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 発明の背景 この発明は、レジスト材料を露光して、大きなフィール
ドに渡って小さなスポットを走査するために、特に有益
な集束したイオンビームのコラムに関する。このコラム
は0.1ミクロンより小さい露光像を発生することがで
き、かつ、収差の限定したスポットサイズが1000オ
ングストローム以下に維持されている限り、ターゲット
の略1mm四方のフィールドを処理することができる。
レジストの露光用の従来の集束したイオンビームのコラ
ムにおいて、収差に関連した偏向は、軸スポットサイズ
の125%以上にスポットサイズを増加させるので、そ
の走査フィールドは、とても小さい面積に制限されてい
る。この限定した走査フィールドは、最終のレンズに関
連した短い作動距離から生じる。従って、小さいスポッ
トサイズにより、大きなフィールドに渡って走査できる
集束したイオンビームのコラムが必要である。
発明の概要 この発明の理解を容易にするために、プラスイオン粒子
を発生するイオン源と、イオンビームを形成するように
陽電気にチャージされたイオン粒子を、抽出する抽出電
極とを備え、2個のレンズにより集束したイオンビーム
のコラムの概要を以下に説明する。第1のレンズは、ア
ナライザスリット上に、イオンビーム内の所望のイオン
核種を集束させる。ビームを縮小する第2の加速レンズ
は、アナライザスリットから下流側に配設され、所望の
イオン核種のビームをターゲットの平面に集束させる。
ディフレクタは、所望の平面のパターンにビームを偏向
させるように、第2のレンズとターゲットの面との間の
下流側に配設されている。
この発明の目的と利点とは、レジストを露光するとき、
小さいサイズのスポットが大きな走査フィールドに渡っ
て走査することができる集束したイオンビームのコラム
を提供することである。
この発明の他の目的と利点とは、レジストに対して有利
な露光状態で作動し、基板をきず付けることのないイオ
ンと、レジストへの露光のとき大きな可能出力を備えた
イオンとを有する集中したイオンビームのコラムを提供
することである。さらに、イオンビームのコラムにおい
て、ウェーハへの露光を速くして、走査フィールド間の
進行のロスタイムを減少するように、大きな走査フィー
ルド上に小さな像を露光することができる。この大きな
走査フィールドは、余分な再度の位置合せによるロスタ
イムと不正確さを無くすことができる。
図面の簡単な説明 第1図は、この発明に従った集束したイオンビームのコ
ラムを示し、一部を欠切して断面した側面図、第2図
は、第1図の集中したイオンビームのコラムの一部を軸
方向に沿って断面した拡大図、第3図は部材の電力供給
装置を示す集束したイオンビームの概略図である。
発明の詳細な説明 第1図は、ターゲットチャンバ12に装着されたこの発
明のイオンビームコラム10を示している。第3図はコ
ラム10を概略的に図示し、イオンビーム16を発生す
るイオン源14を示している。加速電極18は、3つの
部材からなる第1のレンズ20の第1の部材を構成して
いる。第2の部材22と第3の部材24とが、第1図、
第2図及び第3図に示されている。好ましい実施例にお
いて第1のレンズ20は、第1図、第2図及び第3図に
図示されているように非対称のレンズである。非対称の
レンズ20は、質量アナライザスリット26にイオンビ
ーム16を集束させる。電磁質量分離器28は、第1
図、第2図及び第3図に示されている電界プレートを有
する。電界プレートは、図面の面に対して垂直であり、
電界は図面に対して傾斜している。従来のように、電界
プレート間の空間内には、磁界が図面に対して垂直に付
加的に加えられている。第3図に示すようにコラムの軸
に沿って直線的に核種が発生するように、電界と磁界の
強さが決定されている。アナライザスリット26の膜は
軸上で、下流側に配設され、所望の核種がこのスリット
を通過し、不必要な核種がスリットの膜上に集められ
る。所望の核種のビームが軸上に維持するように、調整
ディフレクタ34は、スリット26の下流側に配設され
ている。
縮小並びに加速するレンズ36は、イオンビームの軸上
の下流側に配設されている。マンローレンズが、適宜に
図示されている。このレンズ36は、コラムの第2のレ
ンズであり、第1のレンズ部材38と第2のレンズ部材
40とを有する。マンローレンズ36の下流側には、ビ
ームを偏向する装置であるディフレクタ42が設けら
れ、このディフレクタ42は、第3図に示すターゲット
44上のフィールドを走査する。
コラム10の作動位置間の相互関係は、その厚さが50
00オングストロームまでのレジスト層を露光するよう
に、所望の可能出力を得るために、制限されている。こ
のようなレジスト層の厚さは、2500オングストロー
ムの最小な形状のサイズのとき、2:1の画像比とな
る。このような形状のサイズは、イオンビームのリソグ
ラフィーにより形成することができる。イオン源14
は、液体金属のイオン源である。液体金属のイオン源か
ら得られるイオンの多様性は、合金、特に金属の共融合
金により近頃増加している。米国特許第4318029
号及び第4318030号に記載されている液体金属の
イオン源は、源14に使用することができる。シリコン
は、露光用として好ましいイオンである。何故ならば、
シリコンは二度チャージすることができ、レジストが露
光されているとき、シロコンターゲットには、不純物が
入らない。二度チャージされたシリコンのイオンビーム
は、金とシリコンが80%と20%の割合である共融合
金から得ることができる。イオンビーム16は、非対称
のレンズ20の第1部材として作用する抽出電極18に
より、源から射出される。
液体金属の先端でシリコンイオンを発生させる電位の変
化は、ターゲットの最小スポットサイズを決定する主な
要因を表わしている。この電位変化、即ち色の広がり
は、液体金属の先端での大きな電位傾度から生じ、その
範囲は6〜14ボルトであり、通常10ボルトである。
非対称レンズ20は、分離スリット26に液体金属源1
4の射出先を形成するために、使用されている。これ
は、抽出電圧内の変化から生じるスリット26でのビー
ムの属性と結合しない。質量分析器に入射する前に、4
0キロボルトの加速電位を生じるように、約4の電圧比
で比対称のレンズ20が作動する。この電位のとき、レ
ンズの倍率が略1であり、略5000オングストローム
以下に限定したスポットサイズの収差は、分離スリット
26でレンズ20の焦点となるように、レンズの形状及
び間隔が決定される。
電磁質量分析器28は、ビーム内の他のイオン核種か
ら、二度チャージされたシリコンイオンを分離する。こ
のタイプの装置は、光軸の調整に対して有利であり、か
つ簡略化した構造である。一度チャージされたシリコン
の最接近したビームの成分から、二度チャージされたシ
リコンを完全に分解するように、電場及び磁場の強度は
小さくされている。質量数29、30のシリコンの同位
体は、ターゲット上のフォトレジストの露光特性を使用
し、及び最低純度99%のシリコン源にすることによ
り、区別される。これらの状態のとき、電場及び磁場に
より生じる色収差は、質量分離スリット26で略400
オングストローム以下であり、この収差は、非対称のレ
ンズ20の寄与と比較して、無視することができる。
最後のビームの集束は、1〜4までの電圧比のとき作動
し、縮小、並びに加速させるマンローレンズ36により
実行される。これらの状態のとき、レンズの倍率は0.
161であり、装置全体の倍率は、略0.17になるよ
うに、レンズの間隔と形状が決定される。これにより、
有限の源のサイズにより生じるスポットサイズの影響が
最小となる。ビームがターゲットへの軸上に位置してい
るとき、レンズの組合わせにより収差が制限されたビー
ムスボットの大きさは、通常の源の作動のとき、即ち、
クロマチックスプレッドが10ボルトであるとき、約7
00オングストロームであり、クロマチックスプレッド
がが14ボルトであるとき、即ち、最悪の場合のとき、
略983オングストロームである。
第1のレンズ20の倍率が略1であるとき、第2のレン
ズ36では、レンズによる縮小が必要であり、マンロー
レンズ36の第2のレンズ部材40とターゲットとの間
には、大きな作動距離が生じている。さらに、第1のレ
ンズからの小さいビームの拡散α2 により、レンズ間に
は、長い移動距離を取ることができる。第2のレンズか
らの長い作動距離により、略1ミリメートル四方までの
走行範囲を得るために、長いディフレクタ42を使用す
ることができ、このとき、比較的小さい偏向角は、10
ミリラジアン以下に維持され、偏向させる適宜な電圧
は、例えば略150ボルトである。これらの要因は、場
の曲率、非点収差、及びひずみの収差に関連した走査を
縮小する。レンズ間の加速は略等しいので、電磁フィル
タと第2のレンズとの収差は、最小にされる。表Iに示
された収差は、ビーム内のクロマチックスプレッドが1
4ボルトの場合として、計算されている。表IIでは、イ
オン源が最悪のとき、即ちクロマチックスプレッドが1
4ボルトのとき、スポットサイズは、略1200オング
ストロームであることを示している。この計算により、
最悪の状態のとき1ミリ平方のフィールドは、スポットサ
イズの25%の増加をもたらすことを、示している。ク
ロマチックスプレッドが通常の10ボルトであるとき、
スポットサイズは、全フィールドに渡って略1000オ
ングストロームである。
表Iは、この発明の実施例の特別な例を示している。こ
の状態では、最悪の場合として色収差が14ボルトであ
る。ビームの直径の合計は、軸のビームである。レンズ
1の倍率は、略1である。
表IIは、所望の走査フィールドの例と、走査フィールド
から得られる収差とを示している。
第3図は,表IIIの可変な電位を与える電力供給装置を
示している。主要の大きな電力供給装置46は、電力供
給装置52、電力供給装置54、電力供給装置56、電
力供給装置58、及び電力供給装置60が装着されてい
るフローティングフレーム47に、120KVの電位を
供給している。供給される電力は、分離したトランス5
0を介して供給される。偏向用電力供給装置48は、ビ
ームの偏向に必要な異なった電圧を供給する。
電圧供給装置52、54、56、60により、分析器2
8のE平面、レンズ部材22、24、38、及び非対称
レンズ20の加速電極18には電位が与えられる。両レ
ンズに4対1の電圧比を与えることにより、レンズ間を
通過するビームには、一定の加速度が加えられる。電力
供給装置60は、イオン源14に陰極電圧及び熱供給用
の電位を供給する。
表III 部材間の電位 イオン源14から抽出電極18までの間 6〜10KV 抽出電極18から比対称レンズ20の第2部材までの間 5〜7KV 第2の部材22から第3の部材24及びマンローレンズ 36の第1の部材38までの間 39〜35KV 第1の部材38から第2の部材40及びターゲット44 までの間 120KV 全体のビームの電位 160KV 第1図及び第2図は、コラム装置の各部分が直線的に支
持されている物理的な、コラムの構造を示している。第
1図に示すように、イオン源14はコラムキャップ62
に装着されている。キャップの下端部は、絶縁チューブ
64及び絶縁チューブ66が係合する環状の溝を有す
る。中心プレート68は、その下端部にマンローレンズ
36の第1のレンズ部材38を備えたドリフトチューブ
70を有する。中心プレート68は、レンズ部材38の
電位に位置している。質量アナライザスリット26を備
えた分析プレートもまた、中心プレート68に装着さ
れ、かつレンズ部材38の電位に位置している。同様
に、非対称レンズ20の第3の部材24及び電磁質量分
析器28は、同じ電位になるように中心プレートに装着
されている。電磁質量分析器28は、横電界を与えるよ
うに、その電位に対して変動するフィールドプレートを
有する。
絶縁器72は、非対称レンズ20の第2の部材22を備
えた支持リング74を有し、この第2の部材22は、コ
ップを倒立させた形状である。絶縁器76は、支持リン
グ74の上端に装着され、並びに、絶縁器76の上端に
位置する加速電極18を有する。絶縁チューブ78及び
絶縁チューブ80は、中心プレート68とターゲットチ
ャンバ12に装着された基盤プレート82との間に係合
されている。これらの構造によりイオンビームのコラム
において、物理的な直線性、真空状態の完全性、及び夫
々の部材の絶縁性が維持されている。
この発明は、最良の状態として記述され、熟練した技術
内で、発明の機能を失うことなく、多くの変形例、及び
実施例が可能である。従って、この発明の範囲は、後述
の請求の範囲で規定される。
フロントページの続き (72)発明者 セリガー,ロバート・エル アメリカ合衆国 カリフオルニア州 91301 アゴウラ,ビルライズ・ドライブ 29393 (56)参考文献 特開 昭58−106750(JP,A)

Claims (15)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】所望のイオン核種を備えたプラスイオン粒
    子を発生させるイオン源と、 プラスイオン粒子を前記イオン源から抽出して、イオン
    ビームを形成する抽出電極と、 アナライザスリットを備えた質量分離器と、 前記抽出電極とアナライザスリットとの間に配設され、
    イオンビーム内のイオンの所望の核種を略0.5μm以
    下のスポットサイズで前記アナライザスリット上に集束
    させ、かつビームエネルギーを増加させ略1の倍率を有
    する加速レンズとなるように形成された第1のレンズ
    と、 前記アナライザスリットの下流側に配設され、所望のイ
    オン核種のビームを略0.1μm足らずの径を有するス
    ポットとなるようにターゲットを装着する手段のターゲ
    ットの面に集束させ、かつビームエネルギーを増加させ
    加速および縮小レンズとして形成された第2のレンズ
    と、 この第2のレンズとターゲットの面との間に配設され、
    所望の平面上の走査フイールド内のパターンにビームを
    偏向させる延出したデフレクタであって、前記第2のレ
    ンズとターゲットの面との間の作動距離は、前記デフレ
    クタが約10ミリラジアンより大きくない偏向角で略1
    ミリメートル四方のフイールドが走査されるように十分
    長く、これにより、ターゲットの面におけるスポットサ
    イズの収差誘導増加は約25%に制限される、延出した
    デフレクタと、 前記源と前記抽出電極と前記第1のレンズと前記第2の
    レンズとターゲットを装着する手段とに連結され、実質
    的に等しい電圧比で第1のレンズと第2のレンズによっ
    てビームのエネルギーを増加し、かつ、実質的に縮小さ
    れ収差制限された前記源の像が前記アナライザスリット
    に生じるように略倍率1の第1のレンズによりイオンビ
    ームを集束させ、並びに、イオンビームが第2のレンズ
    によってターゲットの面のスポットに十分縮小されて集
    束させる、電力供給手段と、 を有することを特徴とする、約0.1μm足らずの径を
    有する収差制限されたスポットで略1ミリメートル四方
    のフイールドが走査可能な集束したイオンビームのコラ
    ム。
  2. 【請求項2】前記源は、二度チャージされたシリコンイ
    オンの液体金属のイオン源であることを特徴とする請求
    の範囲第1項に記載の集束したイオンビームのコラム。
  3. 【請求項3】前記液体金属のイオン源は、所望の核種に
    なるように、この液体金属のイオン源でイオン化された
    成分を備えた合金を有することを特徴とする請求の範囲
    第2項に記載の集束したイオンビームのコラム。
  4. 【請求項4】前記第1のレンズは非対称のレンズであ
    り、前記抽出電極は、この非対称のレンズの第1の部材
    として作動することを特徴とする請求の範囲第1項に記
    載の集束したイオンビームのコラム。
  5. 【請求項5】前記源は、二度チャージされたシリコンイ
    オンの液体金属のイオン源であることを特徴とする請求
    の範囲第4項に記載の集束したイオンビームのコラム。
  6. 【請求項6】前記液体金属のイオン源は金とシリコンイ
    オンとの合金を有し、所望の核種になるように、シリコ
    ンは、この液体金属のイオン源で二度イオン化されるこ
    とを特徴とする請求の範囲第5項記載の集束したイオン
    ビームのコラム。
  7. 【請求項7】前記電力供給手段は、前記第1のレンズが
    略倍率1で作動するように、この第1のレンズを作動さ
    せることを特徴とする請求の範囲第1項記載の集束した
    イオンビームのコラム。
  8. 【請求項8】前記質量分離器は、電磁質量分析器を備え
    ており、ビーム内のエネルギースプレッドによるそれら
    の色収差が、偏向フイールドの球面曲率によるターゲッ
    トの平面での収差、又は電磁質量分析器により生じる色
    収差よりも大きくなるように、第1、第2のレンズの電
    極及びデフレクタの夫々の物理的形状及び電極の電位が
    選択されることを特徴とする請求の範囲第1項記載の集
    束したイオンビームのコラム。
  9. 【請求項9】前記源から、第1のレンズの中心、前記ア
    ナライザスリット、及び前記第2のレンズを通過して延
    びる中心軸は、直線的であり、所望のイオン核種は、実
    質的にこの軸に沿って進行し、他の核種又は電化のイオ
    ンは、偏向されて前記アナライザスリットを通過しない
    ような、電磁場の強度で前記質量分析器が作動すること
    を特徴とする請求の範囲第1項記載の集束したイオンビ
    ームのコラム。
  10. 【請求項10】前記第2のレンズは、略0.17の倍率
    でビームを縮小することを特徴とする請求の範囲第1項
    記載の集束したイオンビームのコラム。
  11. 【請求項11】前記第2のレンズとターゲットの面との
    間の作動距離は、少なくとも約5センチメートルである
    ことを特徴とする請求の範囲第1項記載の集束したイオ
    ンビームのコラム。
  12. 【請求項12】前記延出したデフレクタは、前記第2の
    レンズとターゲットの面との間で少なくとも約3センチ
    メートル延出していることを特徴とする請求の範囲第1
    1項記載の集束したイオンビームのコラム。
  13. 【請求項13】前記第2のレンズとターゲットの面との
    間の作動距離は、約7〜8センチメートルであることを
    特徴とする請求の範囲第11項記載の集束したイオンビ
    ームのコラム。
  14. 【請求項14】前記延出したデフレクタは、前記第2の
    レンズとターゲットの面との間で約5センチメートル延
    出していることを特徴とする請求の範囲第1項記載の集
    束したイオンビームのコラム。
  15. 【請求項15】約0.5μmのサイズより小さい射出チ
    ップを有し、二度のプラスにチャージされたシリコンイ
    オンを発生する液体金属源と、 二度チャージされたシリコンイオンを前記イオン源から
    抽出して、イオンビームを形成する抽出電極と、 アナライザスリットを備えた質量分離器と、 前記抽出電極とアナライザスリットとの間に配設され、
    イオンビーム内の二度チャージされたシリコンイオンを
    略0.5μm以下のスポットサイズで前記アナライザス
    リット上に集束させる、略1の倍率の非対称加速レンズ
    と、 前記アナライザスリットの下流側に配設され、二度チャ
    ージされたシリコンイオンのビームを略0.1μm足ら
    ずの径を有するスポットとなるようにターゲットを装着
    する手段のターゲットの面に集束させる、加速および縮
    小マンローレンズと、 前記マンローレンズとターゲットの面との間に配設さ
    れ、所望の平面上の走査フイールド内のパターンに二度
    チャージされたシリコンイオンのビームを偏向させる延
    出したデフレクタであって、前記マンローレンズとター
    ゲットの面との間の作動距離は、前記デフレクタが約1
    0ミリラジアンより大きくない偏向角で略1ミリメート
    ル四方のフイールドが走査されるように十分長く、これ
    により、ターゲットの面におけるスポットサイズの収差
    誘導増加は約25%に制限される、延出したデフレクタ
    と、 前記源と前記抽出電極と前記第1のレンズと前記マンロ
    ーレンズとターゲットを装着する手段とに連結され、実
    質的に等しい電圧比で両レンズによってビームのエネル
    ギーを増加し、かつ、実質的に縮小され収差制限された
    前記源の像が前記アナライザスリットに生じるように略
    倍率1の非対称レンズによりイオンビームを集束させ、
    並びに、イオンビームがマンローレンズによってターゲ
    ットの面のスポットに十分縮小されて集束させる、電力
    供給手段と、 を有することを特徴とする、集束したイオンビームのコ
    ラム。
JP59503256A 1983-07-12 1984-06-25 集束したイオンビ−ムのコラム Expired - Lifetime JPH0628145B2 (ja)

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