JPH0628038A - 速度パターン生成方法 - Google Patents

速度パターン生成方法

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Publication number
JPH0628038A
JPH0628038A JP4183691A JP18369192A JPH0628038A JP H0628038 A JPH0628038 A JP H0628038A JP 4183691 A JP4183691 A JP 4183691A JP 18369192 A JP18369192 A JP 18369192A JP H0628038 A JPH0628038 A JP H0628038A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
speed
movement
acceleration
redistributed
unit time
Prior art date
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Withdrawn
Application number
JP4183691A
Other languages
English (en)
Inventor
Kazuhiro Nakahara
和浩 中原
Akira Busujima
明 毒島
Shusuke Tateishi
秀典 立石
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Via Mechanics Ltd
Original Assignee
Hitachi Seiko Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 目標速度もしくは目標速度に近い移動速度で
制御対象を移動させる速度パタ−ンを生成する。 【構成】 目標速度VR(=300)、VF(=60)
に基づいて、それぞれ単位時間T1ないしT11、単位
時間T20ないしT23に配分された移動量を、それぞ
れの加速度a(=30)、加速度b(=20)に基づい
て算出された加減速に必要な単位時間の数MR(=1
0)、数MF(=3)で再配分し、各単位時間T1ない
しT25に再配分された移動量を加算して速度パタ−ン
を生成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、制御対象の位置を制御
するサ−ボ制御装置の速度パタ−ン生成方法に関する。
【0002】
【従来の技術】機械装置の制御対象の移動指令は移動距
離と目標速度からなる。この目標速度は制御対象の現在
位置から作業(工作機械等では切削等、製図機では線引
き)開始位置までの空送り区間と、作業開始位置から終
了位置までの加工区間で各々異なる値が設定されてい
る。
【0003】サ−ボ制御装置は、数値制御装置から入力
される移動距離と目標速度に基づいて実際に制御対象を
移動させるための速度パタ−ンを生成し、制御対象の駆
動制御を行っている。この速度パタ−ン生成方法とし
て、例えば、特願平2−301357号に開示された速
度パタ−ン生成方法がある。
【0004】この速度パタ−ン生成方法に基づいて、2
種類の異なる目標速度が移動指令として入力された場合
の速度パタ−ン生成手順を図2により説明する。なお、
図2は、縦軸にサンプリングの単位時間当りの移動量
Z、横軸に時間tをとり、サンプリングの単位時間Tが
単位時間T1ないしT32としてとってある。
【0005】予め、サンプリングの単位時間T(=1)
と加減速のための単位時間の数M(=10)が設定され
ているサ−ボ制御装置に、数値制御装置から移動距離3
300,目標速度300からなる移動指令と、移動距離
240,目標速度60からなる移動指令が入力される
と、サ−ボ制御装置は、まず、図2(イ)に示すよう
に、移動距離3300を目標速度300に基づいて、単
位時間T1ないしT11に配分し、移動距離240を目
標速度60に基づいて、単位時間T20ないしT23に
配分する。
【0006】ついで、図2(ロ)に示すように、各単位
時間T1ないしT11に配分された各移動量300をそ
れぞれ単位時間の数M(=10)で等分し、各単位時間
T1ないしT11を起点として時系列方向に順次再配分
し、各単位時間T1ないしT20に再配分された移動量
を加算して加減速を含む速度パタ−ンを生成する。
【0007】同様に、図2(ハ)に示すように、各単位
時間T20ないしT23に配分された各移動量60を、
それぞれ単位時間の数M(=10)で等分し、各単位時
間T20ないしT23を起点として時系列方向に順次再
配分し、各単位時間T20ないしT32に再配分された
移動量を加算して加減速を含む速度パタ−ンを生成す
る。
【0008】そして、図2(ニ)に示すように、図2
(ロ)の速度パタ−ンと図2(ハ)の速度パタ−ンを合
成し、制御対象を駆動制御するための加減速の滑らかな
速度パタ−ンを生成する。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】上記従来の速度パタ−
ン生成方法では、目標速度が異なっても、加減速のため
の単位時間の数が一定であるので、目標速度が低い場
合、生成された速度パタ−ンは必要以上に加速度や移動
速度が小さくなることがある。このため、工作機械の場
合、加工時間が長くなるだけでなく、加工により発生す
る熱に起因して工具の寿命を短くしたり、切削面に変質
層を生成させるなど加工品質に悪影響を与える原因にな
る。また、製図機の場合、作図時間が長くなる。
【0010】本発明の目的は、移動指令で与えられた目
標速度もしくは目標速度に近い移動速度で制御対象を移
動させる速度パタ−ンを生成し得るようにした速度パタ
−ン生成方法を提供するにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明においては、数値制御装置から入力された移
動距離と目標速度VRからなる移動指令と、移動距離と
目標速度VFからなる移動指令のそれぞれについて、各
移動距離を目標速度VR、または目標速度VFに基づい
て時系列方向に複数のサンプリングの単位時間に配分
し、各サンプリングの単位時間毎に配分された移動量
と、各移動指令のそれぞれに指定された加速度a、また
は加速度bに基づいて、加減速に必要なサンプリングの
単位時間の数MR,MFを求め、各サンプリング単位時
間における移動量をそれぞれ数MR,MFによって時系
列方向に再配分し、各サンプリング単位時間毎に再配分
された移動量を加算して速度パタ−ンを生成する。
【0012】
【作用】すなわち、目標速度に基づいて、各サンプリン
グ単位時間に配分された移動量を、それぞれの加速度
a、加速度bに基づいて算出された加減速に必要なサン
プリング単位時間の数MR,数MFで再配分し、各サン
プリング単位時間毎に再配分された移動量を加算して速
度パタ−ンを生成することにより、移動指令で与えられ
た目標速度VR、VFもしくは目標速度VR、VFに近
い移動速度で制御対象を移動させる速度パタ−ンを生成
することができる。
【0013】
【実施例】以下、本発明の速度パタ−ン生成方法の一実
施例を図1により説明する。サ−ボ制御装置には、予
め、サンプリングの単位時間T(=1)と、空送り時の
加速度a(=30)と、加工時の加速度b(=20)が
設定されている。
【0014】サ−ボ制御装置に、数値制御装置から移動
距離3300,目標速度VR(=300)からなる空送
りの移動指令と、移動距離240,目標速度VF(=6
0)からなる加工の移動指令が入力されると、サ−ボ制
御装置は、図1(イ)に示すように、移動距離3300
を目標速度300に基づいて、単位時間T1ないしT1
1に配分し、移動距離240を目標速度60に基づい
て、単位時間T20ないしT23に配分する。
【0015】ついで、目標速度VR(=300)、加速
度a(=30)及び単位時間T(=1)を用いて、MR
=VR/(a・T)の演算を行い、目標速度VR(=3
00)のときの加減速のための単位時間の数MR(=1
0)を求め、図1(ロ)に示すように、各単位時間T1
ないしT11に配分された各移動量300をそれぞれ求
めた単位時間の数MR(=10)で等分し、各単位時間
T1ないしT11を起点として時系列方向に順次再配分
し、各単位時間T1ないしT20に再配分された移動量
を加算して加減速を含む速度パタ−ンを生成する。
【0016】同様に、目標速度VF(=60)、加速度
b(=20)及び単位時間T(=1)を用いて、MF=
VF/(b・T)の演算を行い、目標速度VF(=6
0)のときの加減速のための単位時間の数MF(=3)
を求め、図1(ハ)に示すように、各単位時間T20な
いしT23に配分された各移動量60をそれぞれ求めた
単位時間の数MF(=3)で等分し、各単位時間T20
ないしT23を起点として時系列方向に順次再配分し、
各単位時間T20ないしT25に再配分された移動量を
加算して加減速を含む速度パタ−ンを生成する。
【0017】そして、図1(ニ)に示すように、図1
(ロ)の速度パタ−ンと図1(ハ)の速度パタ−ンを合
成し、、制御対象を駆動制御するための加減速の滑らか
な速度パタ−ンを生成する。
【0018】本実施例によれば、目標速度VR、目標速
度VFに基づいて、単位時間T1ないしT11、単位時
間T20ないしT23に配分された移動量を、それぞれ
の加速度a、加速度bに基づいて算出された加減速に必
要なサンプリング単位時間の数MR,MFで再配分し、
各サンプリング単位時間T1ないしT25に再配分され
た移動量を加算して速度パタ−ンを生成することによ
り、移動指令で与えられた目標速度VR、VFもしくは
目標速度VR、VFに近い移動速度で制御対象を移動さ
せる速度パタ−ンを生成することができる。
【0019】また、本発明の速度パタ−ン生成方法を工
作機械に適用した場合、空送りと加工の目標速度もしく
はその目標速度に近い移動速度で工具等を移動させるの
で、全体の加工時間を短くすることができる。さらに、
適当な加工速度で加工することにより、工具と被加工物
の接触時間を短縮することができ、摩擦による発熱量を
軽減することができるので、熱による工具の切れ味の低
下や、切削面の加工変質層の生成等による加工品質の低
下を抑えることもできる。
【0020】本発明の速度パタ−ン生成方法を製図機に
適用した場合、空送り(ペンアップ状態)と線引き(ペ
ンダウン状態)の目標速度もしくはその目標速度に近い
移動速度で筆記具等を移動させるので、全体の作図時間
を短縮し、作業能率を向上させることができる。
【0021】
【発明の効果】以上述べたように、本発明によれば、移
動距離と目標速度からなり、目標速度の異なる複数の移
動指令のそれぞれについて、移動距離を目標速度に基づ
いて複数のサンプリング単位時間に配分し、各サンプリ
ング単位時間毎の移動量と前記移動指令のそれぞれに指
定された加速度に基づいて、加減速に必要なサンプリン
グ単位時間の数を求め、各サンプリング単位時間におけ
る移動量をそれぞれ前記数によって再配分し、各サンプ
リング単位時間毎に再配分された移動量を加算して速度
パタ−ンを生成するので、移動指令で与えられた複数の
目標速度もしくは目標速度に近い移動速度で制御対象を
移動させる速度パタ−ンを生成することができる。
【0022】また、本発明の速度パタ−ン生成方法を工
作機械に適用した場合、空送りと加工の目標速度もしく
はその目標速度に近い移動速度で工具等を移動させるの
で、全体の加工時間を短くすることができる。さらに、
適当な加工速度で加工することにより、工具と被加工物
の接触時間を短縮することができ、熱による工具の切れ
味の低下や切削面の加工品質の低下を抑えることもでき
る。
【0023】本発明の速度パタ−ン生成方法を製図機に
適用した場合、空送りと線引きの目標速度もしくはその
目標速度に近い移動速度で筆記具等を移動させるので、
全体の作図時間を短縮し、作業能率を向上させることが
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の速度パタ−ン生成方法を説明するため
の特性図である。
【図2】従来の速度パタ−ン生成方法を説明するための
特性図である。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 移動距離と目標速度からなり、目標速度
    の異なる複数の移動指令のそれぞれについて、移動距離
    を目標速度に基づいて複数のサンプリング単位時間に配
    分し、各サンプリング単位時間毎の移動量と前記移動指
    令のそれぞれに指定された加速度に基づいて、加減速に
    必要なサンプリング単位時間の数を求め、各サンプリン
    グ単位時間における移動量をそれぞれ前記数によって再
    配分し、各サンプリング単位時間毎に再配分された移動
    量を加算して速度パタ−ンを生成する速度パタ−ン生成
    方法。
JP4183691A 1992-07-10 1992-07-10 速度パターン生成方法 Withdrawn JPH0628038A (ja)

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JP4183691A JPH0628038A (ja) 1992-07-10 1992-07-10 速度パターン生成方法

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JPH0628038A true JPH0628038A (ja) 1994-02-04

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Date Code Title Description
A300 Withdrawal of application because of no request for examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 19991005