JPH06280376A - 建築用板 - Google Patents

建築用板

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JPH06280376A
JPH06280376A JP9209593A JP9209593A JPH06280376A JP H06280376 A JPH06280376 A JP H06280376A JP 9209593 A JP9209593 A JP 9209593A JP 9209593 A JP9209593 A JP 9209593A JP H06280376 A JPH06280376 A JP H06280376A
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 寸法安定性に優れた化粧シート貼り建築用板
を提供すること。特に、合板の代替品として使用できる
新規な構成の積層板を発案し、これを基板として用いた
建築用板において、その寸法安定性および施工容易性を
向上させること。 【構成】 床材等に用いられる建築用板の基板1とし
て、表面側より表層木質繊維層2、中層木質単板層3、
中層木質繊維層4および裏層木質単板層5の順で積層一
体化されてなる積層板が用いられ、その表面に化粧シー
ト6が貼着されると共に、その裏面に防湿シート9が貼
着されてなる。防湿シート9は、ポリエチレンシート7
を芯層としてその表裏にクラフト紙8、8’が積層され
た3層構造をなし、表面クラフト紙8において基板裏面
の裏層木質単板層5と接着され、裏面クラフト紙8’に
おいて床下地面と接着される。基板1における中層木質
単板層3と裏層木質単板層5の繊維方向は共に床材の長
さ方向と平行である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は家屋の床材、天井材、壁
材等に用いられる建築用板に関する。
【0002】
【従来技術】上記用途に用いられる建築用板として、基
板表面に突板等の任意化粧シートを貼着してなる構成の
ものが公知である。基板としては、単板をその繊維方向
を互いに直交させて積層接着した合板や、単板の繊維方
向を同一方向として積層接着した平行合板(L.V.
L.)が一般に用いられている。これら合板は大きな寸
法の板を多量に安定して供給することができ、また寸法
安定性に優れているので、床材等に用いられる建築用板
における基板として好適なものとされてきた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】これら合板は天然木材
を薄く剥ぎ取った単板を積層接着して製造するものであ
るが、近年、天然資源の枯渇問題が世界的に大きく取り
上げられ、合板の原材料となる原木を伐採することが次
第に困難になると共に、原木の質が低下することによっ
て、合板に使用するに適した良質の単板を多量に安定的
に得ることが困難になってきている。このため、品質の
良い合板を多量に市場に安定供給することがかつてのよ
うに容易ではなくなりつつある。この問題は今後ますま
す深刻化することが予測され、建築用板の基材として合
板に代えて使用し得る代替品の提供が熱望されている。
【0004】また、特にマンション等の建設現場でコン
クリート下地上に直貼りされる床材として用いられる場
合、コンクリートの一次硬化が完了して十分な強度を有
するものとなった後も、コンクリート自体は高含水状態
であるため、この水分が床材基板の裏面側に吸収されて
裏面側を膨張させる傾向があるのに対し、表面側には一
般に表面塗装が施された化粧シートが貼着されているた
め、表面側からの水分吸収はほとんどなされない。従っ
て、床材の表面側と裏面側との膨張率が異なり、床材の
幅方向において裏面側を凸とする反りが発生するという
問題がある。この問題は、コンクリート下地への直貼り
施工の場合に限らず、床材を施工した環境において湿度
が上昇することによって大なり小なり発生するものであ
る。
【0005】
【課題を解決するための手段】そこで本発明は、寸法安
定性が良好であり、特に合板の代替品として使用し得る
新規な積層板を基板とした場合にも優れた寸法安定性を
有する建築用板を提供することを目的として鋭意工夫の
末に完成されたものである。
【0006】即ち本発明による建築用板は、基板の裏面
に、ポリエチレンシートを芯としてその表裏にクラフト
紙を積層してなる防湿シートが貼着されてなることを特
徴とする。
【0007】基板には、従来より一般的に用いられてい
る、単板をその繊維方向を互いに直交させて積層接着し
た合板や、単板の繊維方向を同一方向として積層接着し
た平行合板(L.V.L.)等を用いることができる
が、好適には、表面側より表層木質繊維層、中層木質単
板層、中層木質繊維層および裏層木質単板層の順で積層
一体化されてなる基板が用いられる。
【0008】この場合の基板における中層木質単板層お
よび裏層木質単板層に用いる木質単板としては、針葉樹
又は広葉樹材の原木をロータリーレース、スライサー等
の切削装置を用いて切削して得られる針葉樹単板又は広
葉樹単板を用いることができる。これら針葉樹単板、広
葉樹単板は板厚が0.2mm以上、好ましくは0.5〜
5.5mmのものが用いられる。板厚が0.2mmに満
たないと、特に床材として用いられる場合に必要な機械
的強度を建築用板に与えることが困難であり、この見地
より0.5mm以上の板厚であることが好ましい。板厚
が5.5mmを越えるものとなると、単板の水分の吸放
湿に伴う収縮膨張が基板としての寸法安定化に影響を及
ぼすこととなるので、好ましくない。中層木質単板層と
裏層木質単板層における木質単板は同じ板厚のものであ
っても異なるものであっても良い。異なる板厚とする場
合、建築用板、特に床材としての機械的強度向上を目的
とする場合には裏層木質単板層を厚くすることが好まし
く、また寸法安定性を主眼とする場合には中層木質単板
層を厚くすることが好ましい。
【0009】これら中層木質単板層と裏層木質単板層の
繊維方向は、好ましくは共に建築用板の長さ方向と平行
となるように配される。木質単板は繊維方向の曲げ強度
および引張り強度が大きい性質を有するため、裏層木質
単板層の繊維方向を基板長さ方向と一致させることによ
り、本発明の建築用板の裏面側において生ずる引張り負
荷に対する耐久性が向上され、長さ方向の曲げ強度にも
優れた特性を有するものとなる。床材等の建築用板は、
一般にその長さ方向端部を下地構造材により支持するよ
うに施工されるので、上記構成によって長さ方向の曲げ
強度が向上させることによって床材等に用いるのに非常
に適した板材を得ることができる。更に、中層木質単板
層の繊維方向も裏層木質単板層の繊維方向と同じく建築
用板の長さ方向と平行とすることにより、長さ方向の曲
げ強度をより一層増大させることができる。
【0010】これら中層木質単板層および裏層木質単板
層に用いる木質単板においては、フェノール樹脂処理、
アセチル化処理、エステル化処理、ホルマル化処理、P
EG(ポリエチレングリコール)処理、WPC(樹脂含
浸)処理等を施して、基板の寸法安定性および機械的性
質の向上を図ることができる。また、リン酸アンモニウ
ム、リン窒素化合物、ハロゲン化合物、スルファミン
酸、ホウ酸等の公知の難燃化薬剤による防火処理を施し
た木質単板を用いることにより、防火機能をも有する建
築用板が得られる。この防火処理は、例えば、難燃化薬
剤に木質単板を浸漬する方法、木質単板の表面に難燃化
薬剤を塗布する方法、加圧又は減圧下で木質単板に難燃
化薬剤を注入する方法によって行うことができる。
【0011】一方、基板における表層木質繊維層および
中層木質繊維層は、松、杉、桧等の針葉樹材、又はラワ
ン、カポール、栗、ポプラ等の広葉樹材の原木や廃材を
切削して得られる木材チップを常法により解繊して木質
繊維を得、これを圧締成形して比重0.4以上、好まし
くは0.5以上の木質繊維層として得られるものであ
り、単独ではハードボード、MDF(中質繊維板)等と
して知られているものである。木質繊維層には、その製
造過程で生ずるサンダーダスト、ソーダスト、チップダ
スト等の屑材を混入することができる。これら表層木質
繊維層と中層木質繊維層とは同じ厚さであっても異なる
厚さであっても良く、また比重についても同じであって
も異なるものであっても良い。
【0012】このような木質繊維層は、含水率1%当た
りの寸法変化率が0.03〜0.04%と極めて小さ
く、しかもいずれの方向においても略均等であって、優
れた寸法安定性を有する。従って、中層木質繊維層を中
層木質単板層と裏層木質単板層との間に介在させ更に表
層木質繊維層を中層木質単板層の上面に積層させて基板
を構成することにより、木質単板層における収縮膨張を
これら木質繊維層によって抑制することができ、極めて
優れた寸法安定性を有する基板を得ることが可能とな
る。ちなみに、合板の吸放湿による寸法変化率は含水率
1%当たりにして0.02〜0.03%であるから、本
発明において用いられる基板が合板に匹敵する優れた寸
法安定性を有するものであることが理解される。
【0013】基板の表層を木質繊維層で構成するのは次
の理由による。即ち、木質繊維層は木質単板よりも比重
が高く圧縮強度が優れているため、表面への鉄球落下試
験においても好結果を得ることができ、ハイヒールやキ
ャスター等によって局所的に荷重が加えられても凹みに
くいという特性を有するからである。また、本発明の建
築用板が床材として用いられる場合にその表面に曲げ荷
重が作用したとき、表面側において生ずる圧縮の負荷に
対して表層木質繊維層が優れた耐圧縮性能を示すことに
より、床材として長さ方向および幅方向における曲げ強
度に優れた特性を有するものとなる。更に、木質繊維層
の有する優れた平滑性により、表層木質繊維層の表面に
化粧シートを貼着し又は塗装処理等を施した場合の仕上
がりが良好となる。
【0014】これら表層木質繊維層および中層木質繊維
層に用いる木質繊維層においては、前記中層木質単板層
および裏層木質単板層に用いる木質単板におけると同様
に、フェノール樹脂処理、アセチル化処理、エステル化
処理、ホルマル化処理、PEG処理、WPC処理等を施
して、基板の寸法安定性および機械的性質の向上を図る
ことができる。これらの処理は、例えば、針葉樹材又は
広葉樹材のチップを常法に従って解繊し乾燥した木質繊
維の段階で常法によって行うことができ、得られた処理
木質繊維を用いて木質繊維層を製造する。また、リン酸
アンモニウム、リン窒素化合物、ハロゲン化合物、スル
ファミン酸、ホウ酸等の公知の難燃化薬剤による防火処
理を施した木質繊維を用いて木質繊維層を製造すること
により、防火機能をも有する建築用板が得られる。
【0015】このようにして表面側から表層木質繊維
層、中層木質単板層、中層木質繊維層および裏層木質単
板層が順次積層されてなる基板の表面に貼着される化粧
シートとしては、例えば厚み0.2〜3mm程度の天然
木材を切削して得られる天然突板、人工突板、不織布、
紙、合成樹脂シート等のシート状物で裏打ちした突板シ
ート、20〜40g/mの化粧紙、32〜500g/
の不織布、50g/mのパーチメント紙等におい
て任意の柄模様印刷や単色の塗装が施されたもの等が例
示される。これらの化粧シートには、基板に貼着した
後、任意の上塗り処理を施すことができる。基板表面に
対する化粧シートの貼着は、例えば酢酸ビニル樹脂等の
熱可塑性接着剤に、耐水性向上のために熱硬化性樹脂又
は尿素粉末等を混入したものを用いて行うことができ
る。化粧シートの貼着面は、吸放湿による収縮膨張が小
さな木質繊維層(表層木質繊維層)で構成されているた
め、化粧シートとして突板シートを用いた場合にも突板
に割れが生じにくい。
【0016】基板の裏面には、ポリエチレンシートを芯
としてその表裏にクラフト紙を積層してなる防湿シート
が貼着される。このような防湿シートは、ポリエチレン
シートの表裏面に各々クラフト紙を積層した後、加熱圧
着して熱融着することによって得られる。
【0017】防湿シートとしてこのような3層構造のも
のを用いることにより、基板における裏層木質単板層へ
の水分吸収が芯層のポリエチレン層によって防止される
と共に、ポリエチレンシートの表裏面にクラフト紙層が
存在することで基板裏面への接着剤による接着強度が良
好となるため、一般的なラミネータ装置により簡単に貼
着することができる。また、施工下地への接着剤塗布に
より十分に下地面との接着強度を得ることができる。
【0018】基板と防湿シートとの間または防湿シート
の裏面には、更に合成樹脂発泡体、不織布、天然又は合
成ゴム等の緩衝機能を有するシート材を貼着することに
より、防音性能、断熱性能等を付与し、或いは歩行感を
向上させることができる。
【0019】また、本発明の建築用板を施工する際に隣
接する建築用板同士を嵌合させるための手段として、建
築用板の側面には必要に応じて本実加工や相決り加工等
の実加工が施される。
【0020】本発明の建築用板は例えば以下のようにし
て製造される。即ち、予め製造した木質繊維板および木
質単板を準備し、木質繊維板を表層木質繊維層および中
層木質繊維層として用いると共に木質単板を中層木質単
板および裏層木質単板として用いて、これらを表面側よ
り表層木質繊維層、中層木質単板層、中層木質繊維層、
裏層木質単板層の順に接着剤を介して積層接着し、常法
に従ってプレスすることによって基板を得る。また、木
質繊維板の製造工程において、フォーミング装置により
接着剤を塗布乾燥された木質繊維をスクリーンベルト上
に堆積したものを一定寸法に切断し仮圧締することによ
り得られる木質繊維マットを用い、表面側に接着剤を塗
布した木質単板の上に該木質繊維マットを載せ、更にそ
の上に表裏面に接着剤を塗布した別の木質単板を載せ、
最後に別の木質繊維マットを載せた後に、熱圧プレスす
ることによっても、基板を得ることができる。この方法
は従来の木質繊維板の製造ラインをそのまま利用するこ
とができ、熱圧締も一回(ワンショット)で済む等工業
的に有利であり、しかも得られた基板における木質繊維
層と木質単板層との間の接着力が極めて大きなものとな
る。他に、スクリーンベルト上に木質単板を載せてフォ
ーミング装置に挿入し、該木質単板上に木質繊維を堆積
し、更に該木質繊維の上に別の木質単板を載せた後、更
にフォーミング装置にて木質繊維を堆積させ、次いで、
一定寸法に切断した後に仮圧締し熱圧プレスするか或い
は切断することなく仮圧締して連続して熱圧締した後に
切断する方法、フォーミング装置によりスクリーンベル
ト上に木質繊維を堆積した後、該木質繊維上に木質単板
を載せ、次に該木質単板上にフォーミング装置にて別の
木質繊維を堆積し、更に該木質繊維上に別の木質単板を
載せた後、一定寸法に切断した後に仮圧締し熱圧プレス
するか或いは切断することなく仮圧締して連続して熱圧
締した後に切断する方法、等の任意の方法によって本発
明の構成の基板を得ることができる。
【0021】このようにして得られた基板の表面に接着
剤を介して化粧シートを貼着すると共に、裏面に接着剤
を介して防湿シートを貼着することによって本発明の建
築用板が得られる。また、上記基板の製造において木質
繊維と木質単板とを組み合わせて製造する際に、化粧シ
ートおよび/または防湿シートも同時に載置積層した後
に圧締接着しても良い。
【0022】
【実施例】図1は本発明による建築用板の一実施例とし
ての床材の構成を示すものであり、表面側より表層木質
繊維層2、中層木質単板層3、中層木質繊維層4、裏層
木質単板層5の順に積層接着されてなる基板1の表面に
化粧シート6が貼着されると共に、基板1の裏面にはポ
リエチレンシート7を芯としてその表裏にクラフト紙
8、8’が積層されてなる防湿シート9が貼着されてな
る。図中、10は雄実、11は雌実であって、これら雄
実および雌実同士の嵌合によって床材を連接施工し得る
ように構成されている。
【0023】
【発明の効果】本発明による建築用板は、基板の表面に
化粧シートが貼着されてなるものにおいて裏面に防湿シ
ートが貼着されているため、水分吸収による膨張率が表
裏において実質的に均衡され、反りの発生が防止され
る。
【0024】本発明はまた、基板として従来使用されて
いる合板の単板の一部を木質繊維層に置換してなる新規
な構成の積層板を用いることを提案するものであり、こ
れら木質繊維層は単板としては使用できないような欠点
のある原木であっても小さく破砕或いは解繊したものを
用いて得られるため、資源の有効利用および自然破壊の
防止に役立つ。
【0025】これら木質繊維層は本来的に寸法安定性お
よび機械的強度に優れたものであるため、単板に代えて
用いても、合板に比して遜色のない特性が得られる。ま
た、基板の中層木質単板層と裏層木質単板層の繊維方向
を共に建築用板の長さ方向に平行とすることにより、長
さ方向の寸法安定性および機械的強度が更に向上され、
これら単板層の間および表層面に木質繊維層が配される
ことと相俟って、特に長さ方向において極めて優れた寸
法安定性および強度特性を発揮することができ、床材と
して使用する場合に好適なものとなる。
【0026】基板の表層面には平滑性に優れ、機械的強
度が大きく、吸放湿による収縮膨張が小さい木質繊維層
が配されるため、化粧シートの貼着が容易であり、床材
として使用された場合に局所的な荷重に耐え、更には化
粧シートとして突板シートを用いた場合にも収縮膨張の
影響による突板の割れが生じにくくなる等の効果を有す
る。
【0027】基板の裏面に貼着される防湿シートは、ポ
リエチレンシートを芯としてその表裏にクラフト紙が積
層一体化されてなる3層構造のものであり、芯層のポリ
エチレンシートによる防水効果に加えて、表裏面におけ
るクラフト紙が基板裏面および下地面に対する良好な接
着強度を発揮する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例による床材の構成を示す斜視
図である。
【符号の説明】
1 基板 2 表層木質繊維層 3 中層木質単板層 4 中層木質繊維層 5 裏層木質単板層 6 化粧シート 7 ポリエチレンシート 8、8’ クラフト紙 9 防湿シート 10 雄実 11 雌実
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 B32B 27/10 8413−4F 27/32 Z 8115−4F

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 基板の裏面に、ポリエチレンシートを
    芯としてその表裏にクラフト紙を積層してなる防湿シー
    トが貼着されてなることを特徴とする建築用板。
  2. 【請求項2】 表面側より表層木質繊維層、中層木質
    単板層、中層木質繊維層および裏層木質単板層の順で積
    層一体化されてなる基板の表面に、化粧シートが貼着さ
    れると共に、前記基板の裏面に、ポリエチレンシートを
    芯としてその表裏にクラフト紙を積層してなる防湿シー
    トが貼着されてなることを特徴とする建築用板。
  3. 【請求項3】 表面側より表層木質繊維層、中層木質
    単板層、中層木質繊維層および裏層木質単板層の順で積
    層一体化され、前記中層木質単板層および裏層木質単板
    層の繊維方向が共に建築用板の長さ方向と平行となるよ
    うに積層されてなる基板の表面に、化粧シートが貼着さ
    れると共に、前記基板の裏面に、ポリエチレンシートを
    芯としてその表裏にクラフト紙を積層してなる防湿シー
    トが貼着されてなることを特徴とする建築用板。
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