JPH06279753A - パッキン材料 - Google Patents

パッキン材料

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JPH06279753A
JPH06279753A JP5068364A JP6836493A JPH06279753A JP H06279753 A JPH06279753 A JP H06279753A JP 5068364 A JP5068364 A JP 5068364A JP 6836493 A JP6836493 A JP 6836493A JP H06279753 A JPH06279753 A JP H06279753A
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JP
Japan
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base material
packing
expanded graphite
packing material
embedded
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JP5068364A
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English (en)
Inventor
Takahisa Ueda
隆久 上田
Tomiichi Shiomi
富一 塩見
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Nippon Pillar Packing Co Ltd
Original Assignee
Nippon Pillar Packing Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 膨張黒鉛製基材とこれに埋設される補強材と
の相乗作用により、引張り強さおよび靭性を高めて編組
時あるいはひねり加工時における折損や亀裂損傷を防止
するとともに、耐食性および封止性の早期低下を抑制す
ることができるようにする。 【構成】 膨張黒鉛から形成してなる基材(1),(1'),(2
0),(22),(27),(28),(29),(30),(37) に補強材(2),(18),
(24),(31),(36) を埋設してなり、上記基材は、膨張倍
率が40倍以上の膨張黒鉛が使用されているとともに、
黒鉛含有率が90重量%以上で、かつ密度が0.3g/
cm3 以上にされている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、流体機械の軸封部など
に使用するグランドパッキンの構成材料として用いられ
るパッキン材料に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、パッキン材料、たとえば編組ある
いはひねり加工してグランドパッキンを形成するパッキ
ン材料として、脱アスベスト化を図るために、耐熱性お
よび封止性に優れた膨張黒鉛製の基材内に、この基材の
引張強さの弱い点を是正するために、各種繊維から作ら
れる糸よりなる補強材を埋設する構成が採られている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記膨張黒
鉛製の基材は、周知のように隣片状の天然黒鉛を芋虫状
に膨張させた上、この膨張黒鉛を圧縮成形するものであ
るが、この膨張黒鉛製の基材よりなる従来のパッキン材
料においては、引張り強さが弱くて脆いために、編組時
やひねり加工時に、基材に加わる比較的大きな引張り力
によって、基材に亀裂を生じてしまうケースが比較的多
くあった。また、上記のような従来のパッキン材料の基
材には、その膨張黒鉛中の灰分や残留硫黄分などの不純
物が多く含有しているため、この多くの不純物により膨
張黒鉛粒子相互間の物理的吸着力が弱められ、これも基
材の引張り強さを低下させる原因になっているととも
に、この多くの不純物が酸化するために、基材の腐食が
早期に進行し、パッキン材料の耐食性および封止性が早
期に低下してしまう問題が発見された。
【0004】本発明は上記のような実情に鑑みてなされ
たもので、膨張黒鉛製基材自体の引張り強さを向上させ
て、この基材とこれに埋設される補強材との相乗作用に
より、編組時あるいはひねり加工時における基材の亀裂
損傷を防止するとともに、耐食性および封止性の早期低
下を抑制することができるパッキン材料を提供すること
を目的としている。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明に係るパッキン材料は、膨張黒鉛から形成し
てなる基材と、この基材に埋設された補強材とを備え、
上記基材は、膨張倍率が40倍以上の膨張黒鉛が使用さ
れているとともに、黒鉛含有率が90重量%以上で、か
つ密度が0.3g/cm3 以上にされているものであ
る。
【0006】
【作用】上記補強材埋設のパッキン材料によれば、膨張
倍率が40倍以上の膨張黒鉛から形成した基材を使用し
ているから、膨張黒鉛粒子相互間に十分な物理的吸着力
が作用することになり、その膨張黒鉛製基材に埋設され
た補強材との相乗作用によって高い引張り強さおよび靭
性が付与されることになる。また、黒鉛含有率が90重
量%以上であるから、灰分などの不純物による悪影響、
つまり膨張黒鉛粒子相互間の物理的吸着力が大幅に低下
してしまう点も改善されて引張り強さの低下が抑制され
る。さらに、多くの不純物が酸化することによって基材
が早期に腐食してしまうことも抑制されて、パッキン材
料の長期の耐食性および封止性の向上が図れる。また、
膨張黒鉛から形成した基材が0.3g/cm3 以上の密
度に設定されているから、上記膨張黒鉛粒子相互間の物
理的吸着力が十分になるとともに、使用状態での形崩れ
などのおそれもなくなる。
【0007】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面にもとづいて説
明する。図1は本発明の一実施例によるパッキン材料を
示す斜視図である。
【0008】図1において、1は膨張黒鉛から形成した
基材、2は基材1の引張り強度を向上させるために、基
材1に埋設された補強材である。
【0009】上記基材1は、鱗片状の天然黒鉛を膨張さ
せた上、これを圧縮成形して形成された紐状の膨張黒鉛
体であるが、この基材1に使用した膨張黒鉛は、その膨
張倍率が40倍以上で、黒鉛含有率が90重量%以上、
基材1の密度は0.3g/cm3 以上に設定されてい
る。
【0010】また、上記補強材2としては、綿,ラミー
などの天然繊維、ナイロン,レーヨン、アラミド,PB
I(polybenzimidazole)などの有機
繊維、ガラス,セラミックなどの無機繊維、ステンレ
ス,インコネルなどの金属繊維など、各種繊維から作ら
れる糸の中から選ばれるが、この例では、綿からなる複
数本の補強糸で構成してあり、これをそのまま、または
接着剤を含浸させて基材1の圧縮成形時に基材1内に埋
設している。
【0011】上記基材1とこれに埋設された補強材2と
により、パッキン材料Pが構成されるが、このような補
強材2は基材1に1本だけ埋設させるようにしてもよ
い。
【0012】上記補強材2が埋設された基材1において
は、その基材1に使用した膨張黒鉛の黒鉛膨張倍率が4
0倍以上のものを使用しているので、膨張が十分になさ
れ、黒鉛粒子相互間に有効な物理的吸着力が作用し合う
ことになる。なお、膨張倍率が40倍以上であれば、任
意の値に設定すればよいが、200倍程度の膨張倍率が
最も好ましい。また、黒鉛含有率が90重量%以上であ
るから、灰分や残留硫黄分などの不純物による悪影響、
つまり膨張黒鉛粒子相互間の物理的吸着力が低下するこ
とにともなう引張り強度の低下も改善され、さらに多く
の不純物が酸化することによって基材1が早期に腐食し
てしまうことも抑制されて、パッキン材料の長期の耐食
性および封止性の向上が図れる。ここで、黒鉛含有率が
90重量%、換言すれば、不純物が10重量%未満であ
れば、その設定値は任意であるが、各種の実験の結果か
ら、不純物としての灰分を5%、残留硫黄分を1000
ppm以下としておけば、十分である。また、膨張黒鉛
から形成した基材1が0.3g/cm3 以上の密度に設
定されているから、上記膨張黒鉛粒子相互の物理的吸着
力が十分になるとともに、使用状態における形崩れなど
のおそれもなくなる。
【0013】図2は、本発明の他の実施例のパッキン材
料を示し、同図において、1´は膨張黒鉛から形成した
基材、2´は基材1´の引張り強度を向上させるために
基材1´に埋設された補強材である。上記基材1´とし
て、この例では、可撓性を有する膨張黒鉛シート1´A
の複数枚、たとえば4枚を重合せて引張り強さが大きく
なるようにしている。各膨張黒鉛シート1´Aとして
は、厚さが0.05〜0.38mm程度と比較的薄く、
かつ幅の狭いもの、たとえば5mm以下のものを使用し
ている。
【0014】上記基材1´は、鱗片状の天然黒鉛を膨張
させた上、これをシート状に成形した膨張黒鉛シートを
使用しているが、この基材1´に使用した膨張黒鉛は、
その膨張倍率が40倍以上で、黒鉛含有率が90重量%
以上で、かつ基材1´の密度は0.3g/cm3 以上に
設定されている。
【0015】また、上記補強材2´としては、綿,ラミ
ーなどの天然繊維、ナイロン,レーヨン、アラミド,P
BI(polybenzimidazole)などの有
機繊維、ガラス,セラミックなどの無機繊維、ステンレ
ス,インコネルなどの金属繊維など、各種繊維から作ら
れる糸の中から選ばれるが、この例では、0.15mm
φのインコネル600からなる1本の補強糸で構成して
あり、これを膨張黒鉛シート1´Aの上下各2枚の中間
にそのまま、または接着剤を介して挟み込ませて埋設し
ている。なお、この補強材2´は複数本埋設させてもよ
い。
【0016】また、この例では、基材1´の表面を、図
2に示す如く、上記各種繊維の中から、たとえばニット
編み、筒織り、袋編み等して被覆材3で被覆して、パッ
キン材料4を構成している。
【0017】上記のように構成されたパッキン材料4と
Pは、そのまま単体で捻り加工したり、あるいは、図3
に示すように、パッキン材料4(またはP)を、たとえ
ば6本束ねてから20回/m程度のひねり加工を施しな
がらロール成形を行って、グランドパッキン6に構成す
ることができる。また、上記パッキン材料4(または
P)を、図4に示すように、たとえば8本用いて8打角
編してグランドパッキン7を構成することもできる。こ
のような角編の他に、格子編などを採用することもでき
る。
【0018】また、図5に示すように、複数本の上記パ
ッキン材料4(またはP)を用いてひねり加工した中芯
15Aを、複数本のパッキン材料4(またはP)を用い
て編組(例えば袋編み)とした被覆編組体14中に設け
るタイプのグランドパッキン16、あるいは、中芯15
Aと被覆編組体14のいずれか一方にパッキン材料4
(またはP)を用い、他方に他のパッキン材料を用いる
タイプのグランドパッキンに構成してもよい。この他
に、図6に示すように、8本のパッキン材料4(または
P)を用いて8打角編してなる中芯15Bを、複数本の
パッキン材料4(またはP)を用いて編組(例えば袋編
み)した被覆編組体14中に設けるタイプのグランドパ
ッキン17、あるいは中芯15Bと被覆編組体14のい
ずれか一方にパッキン材料4(またはP)を用い、他方
に他のパッキン材料を用いるタイプのグランドパッキン
に構成することも可能である。
【0019】なお、上述した基材1,1´に埋設する補
強糸としては、綿材に限らず、モノフィラメント、マル
フィラメント、紡績糸のようなものであってもよい。ま
た、基材1,1´に埋設する補強材としては、上記各種
繊維からなる補強糸に限らず、例えば図7に示すよう
に、膨張黒鉛シート1´Aの面に貼り付けて、複数の膨
張黒鉛シート1´Aの層間に介在される金属箔のような
箔状補強材18を埋設したものであってもよい。なお、
この箔状補強材18は膨張黒鉛シート1´Aの両面に貼
り付けてもよい。また、この箔状補強材18を膨張黒鉛
シート1´Aの一面または両面に貼り付けて、これを丸
め成形し、これによって、内部に箔状補強材を有する棒
状のパッキン材料を構成してもよい。
【0020】図8は、本発明の他のパッキン材料の実施
例を示す斜視図である。この例では、綿,ラミーなどの
天然繊維、ナイロン,レーヨン、アラミド,PBIなど
の有機繊維、ガラス,セラミックなどの無機繊維、ステ
ンレス,インコネルなどの金属繊維の中から、たとえば
綿番手40番のアラミド繊維でニット編み、筒織り、あ
るいは袋編みなどにより筒状の被覆材19を形成する一
方、厚さ0.38mmの膨張黒鉛シートを幅5mm以
下、長さ25mm程度に切断してなる短冊状片20Aを
多数個用意し、これら短冊状片20Aをランダムに集合
させて基材20とし、この基材20と上記補強材2´と
を図9に示すように、補強材2´が中心側になるように
上記基材20とともに上記被覆材19内に充填すること
により、パッキン材料21を形成したものである。この
基材20の場合も、膨張黒鉛の膨張倍率、黒鉛含有率お
よび密度が上記パッキン材料4の基材1´と同様に設定
されている。そして、このようなパッキン材料21も上
記パッキン材料4の場合と同様に、図3、図4、図5、
図6のようなタイプのグランドパッキンに適用すること
ができる。
【0021】図10は、本発明のさらに他のパッキン材
料の実施例を示す斜視図であり、5mm幅以上の比較的
広幅に形成された膨張黒鉛シート22を長手方向へ沿っ
て山折りと谷折り、つまりS字形に折り畳んで折り畳み
層23A,23B,23Cを有する紐状体を基材23と
して構成し、この基材23の折り畳み層23A,23
B,23C間に長手方向へ沿って、綿,ラミーなどの天
然繊維、ナイロン,レーヨン、アラミド,PBIなどの
有機繊維、ガラス,セラミックなどの無機繊維、ステン
レス,インコネルなどの金属繊維など、各種繊維から作
られる糸、或いは箔材の中から、たとえば0.1mmφ
の金属製糸からなる複数本の補強材24を配置し、この
基材23の表面を、パッキン材料4の場合と同様に、ニ
ット編み等した編組体からなる被覆材25で被覆するこ
とにより、パッキン材料26を構成したものである。こ
こで、上記基材23を構成する膨張黒鉛の膨張倍率、黒
鉛含有率および密度については、上記パッキン材料4の
基材1´と同様に設定されている。
【0022】なお、上記広幅の膨張黒鉛シート22に折
り畳み層23A,23B,23Cを形成するものでは、
図11に示すように、コルゲート加工もしくはエンボス
加工による波状成形(しわ付加工)22Aを施すような
基材27としてもよく、このようにすれば、基材27と
補強材24との結合力の強いパッキン材料26を得るこ
とができる。
【0023】また、図10に用いた膨張黒鉛シート22
を用いて、これを図12に示すように、長手方向へ沿っ
て山折りの2度繰り返しによって折り畳むことで、折り
畳み層23A,23B,23Cを有する基材28に構成
してもよく、また、上記膨張黒鉛シート22を長手方向
へ沿って山折りの2度繰り返しによって折り畳んで折り
畳み層23A,23B,23Cを形成するとともに、図
13に示すように、上記波状成形22Aを施して基材2
9としてもよい。
【0024】図14は、本発明のさらに他のパッキン材
料の実施例を示し、3mm程度の細幅の膨張黒鉛シート
から形成されてなる基材30を、綿,ラミーなどの天然
繊維、ナイロン,レーヨン、アラミド,PBIなどの有
機繊維、ガラス,セラミックなどの無機繊維、ステンレ
ス,インコネルなどの金属繊維、モノフィラメント、マ
ルフィラメント、紡績糸、箔材の中から、たとえば0.
5〜3mmφの繊維製の補強材31に対して当接する状
態でらせん状に巻回し、このまま、あるいは基材30の
表面を糸32で逆方向へらせん状に、リードを大きくし
て巻回させてパッキン材料33を構成してもよい。この
場合の基材31を構成する膨張黒鉛の膨張倍率、黒鉛含
有率および密度なども、上記パッキン材料4の基材1´
と同様に設定されている。
【0025】なお、図14のように、糸32で巻回する
ものに限らず、図15に示すように、上記各種繊維の中
から選んでニット編み、筒織り、袋編み等した被覆材3
4を基材30に被覆してパッキン材料35を構成しても
よい。
【0026】また、上記膨張黒鉛から形成されてなる基
材は、上記各実施例で示した形状に限らず、たとえば棒
状などの種々の形状を選択できるものである。
【0027】また、図3、図4、図5に示すグランドパ
ッキンにおいては、必要に応じて表面にシリコン油、鱗
片状黒鉛、あるいはゴム系接着剤等の目詰材を含浸させ
てもよい。
【0028】
【発明の効果】以上のように、本発明によれば、補強材
が埋設された基材に使用した膨張黒鉛の膨張倍率が40
倍以上で、膨張黒鉛の黒鉛含有率が90重量%以上で、
かつ基材の密度が0.3g/cm3 以上にしたから、膨
張黒鉛の高い膨張倍率と高い黒鉛含有率及び高密度化に
よる高い凝縮化によって、基材を形成する膨張黒鉛粒子
相互間の物理的吸着力が十分に確保される。このような
膨張黒鉛製の基材に補強材が埋設されているから、グラ
ンドパッキン等のパッキンを作るとき、つまり、編組時
あるいはひねり加工時に、基材が折損したり、亀裂損傷
したりすることを有効に防止することができる。しか
も、基材に使用された膨張黒鉛の高い黒鉛含有率によっ
て、灰分などの不純物の酸化が抑制されて、長期に亘っ
て高い耐食性および封止性を確保することができる。ま
た、パッキン材料のみならず、このパッキン材料から形
成されるグランドパッキンなどの形崩れなども起こりに
くくなり、取扱い性を向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例によるパッキン材料を示す斜
視図である。
【図2】本発明の他の実施例によるパッキン材料を示す
斜視図である。
【図3】同実施例のパッキン材料を6本使用してひねり
加工したグランドパッキンを示す斜視図である。
【図4】同実施例のパッキン材料を8打角編したグラン
ドパッキンを示す斜視図である。
【図5】図3に示すような編組体を中芯としたグランド
パッキンを示す斜視図である。
【図6】図4に示すような編組体を中芯としたグランド
パッキンを示す斜視図である。
【図7】補強材として箔材を用いたパッキン材料を示す
斜視図である。
【図8】短冊状片を集合させて基材として使用したパッ
キン材料の製造状態を示す概略説明図である。
【図9】図8により製造されたパッキン材料を示す斜視
図である。
【図10】膨張黒鉛シートを折り畳んで基材として構成
したパッキン材料を示す斜視図である。
【図11】図10のものの基材に波状成形を施したパッ
キン材料を示す斜視図である。
【図12】膨張黒鉛シートの山折りを2回繰り返すこと
によって折り畳んで基材としたパッキン材料を示す斜視
図である。
【図13】図12のものの基材に波形成形を施したパッ
キン材料を示す斜視図である。
【図14】本発明の別の実施例のパッキン材料を示す斜
視図である。
【図15】図14のものとは異なる被覆材を有するパッ
キン材料を示す斜視図である。
【符号の説明】
1,1´,20,22,27,28,29,30,37
基材 2,2´,18,24,31,36 補強材 P,4,21,26,33,35 パッキン材料

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 膨張黒鉛から形成してなる基材と、この
    基材に埋設された補強材とを備え、上記基材は、膨張倍
    率が40倍以上の膨張黒鉛が使用されているとともに、
    黒鉛含有率が90重量%以上で、かつ密度が0.3g/
    cm3 以上にされていることを特徴とするパッキン材
    料。
JP5068364A 1993-03-26 1993-03-26 パッキン材料 Pending JPH06279753A (ja)

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