JPH0627528B2 - 液状注型エラストマー材料から成る伝動用無端ベルトとその製造方法 - Google Patents

液状注型エラストマー材料から成る伝動用無端ベルトとその製造方法

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JPH0627528B2
JPH0627528B2 JP62045750A JP4575087A JPH0627528B2 JP H0627528 B2 JPH0627528 B2 JP H0627528B2 JP 62045750 A JP62045750 A JP 62045750A JP 4575087 A JP4575087 A JP 4575087A JP H0627528 B2 JPH0627528 B2 JP H0627528B2
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Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、液状注型エラストマー材料から成る伝動用無
端ベルト及びその製造方法に関し、取分け、ベルト本体
一側の突起部を覆う補強布の表面に、ベルト本体及び突
起部の液状注型エラストマー材料により一体形成された
薄層を設けて成る伝動用無端ベルトと、この伝動用無端
ベルトを製造する製造方法に関するものである。
(従来の技術) ベルト本体の側面に突起部、例えば歯部を一体形成した
伝動用の無端ベルトは、動力伝達の主要な方式としてあ
らゆる分野で使用されており、その同期伝動を可能にす
る特性は、伝動用品において不可欠になっている。特
に、ポリウレタン等の液状注型エラストマー材料を使用
した歯部付きの無端ベルトは、その素材の持つ特性か
ら、ゴム屑等による汚れをきらう動力伝達系や搬送系の
用途に最適とされている。
この種のポリウレタン等を使用する歯部付きの無端ベル
トにおいては、歯部をポリウレタン等でベルト本体に一
体形成しただけのものであれば、プーリーの歯部との咬
合い時に、その摩擦抵抗によって著しく発熱すると共
に、摩損によって歯部が欠ける等、耐久性の点で問題が
あり、またベルトの走行時にプーリーの歯部と咬合いに
よって騒音が発生する欠点があった。
そこで、ポリウレタン等の液状注型エラストマー材料を
使用してベルト本体及び歯部を一体形成した無端ベルト
において、その歯部表面を覆うように補強布を装着した
ものが特公昭49−5912号公報等により提案されている。
このように歯部表面に補強布を装着しておけば、ベルト
使用時に補強布が歯部を保護して剪断及び摩耗等に対す
る抵抗性が増し、耐久性が向上すると共に、補強布が咬
合い時の緩衝用として作用し、発熱、騒音の発生を抑え
る利点がある。
(発明が解決しようとする問題点) しかし、従来の無端ベルトでは、金型内に補強布を巻付
けておき、液状注型エラストマー材料を注型又は注入し
て成形する際に、歯部の表面に補強布を液状注型エラス
トマー材料を介して接着するようにしているが、補強布
の歯部表面に対する接着性が悪く、長時間使用すれば、
補強布が歯部表面から剥離することがあった。また補強
布の表面側が全く覆われていない場合には、補強布によ
る緩衝効果が大となり、発熱、騒音を低減できる反面、
補強布自体の損傷が著しくなる。
本発明は、このような従来の問題点に鑑み、補強布の突
起部からの剥離を防止でき、かつ、補強布の損傷も防止
できる耐久性に優れた無端ベルトを提供すると共に、そ
の無端ベルトを容易に製造できる製造方法を提供するこ
とを目的とする。
(問題点を解決するための手段) 本発明に係る無端ベルトは、液状注型エラストマー材料
17から成りかつ内部に抗張体6が埋込まれたベルト本体
1と、このベルト本体1に前記液状注型エラストマー材
料17により一体形成された突起部3,25,29とを有し、
突起部3,25,29の表面に補強布4,27,31を装着した
伝動用無端ベルトにおいて、補強布4,27,31の表面
に、前記ベルト本体1及び突起部3,25,29を一体形成
する液状注型エラストマー材料17を浸透させて均一な厚
みの薄層7を設けたものである。
また、本発明に係る無端ベルトの製造方法は、内外金型
9,10の内、突起部3,25,29成形用の凹凸形状を有す
る金型側に該金型の凹凸形状に沿って補強布4,27,31
を装着する工程と、この補強布4,27,31に対して前記
金型と反対側に抗張体6を装着する工程と、内外金型
9,10間の空間11に液状注型エラストマー材料17を注型
又は注入する工程と、この液状注型エラストマー材料17
を加圧することにより、補強布4,27,31を金型の凹凸
形状に沿って密着させ、かつ補強布4,27,37の表面に
液状注型エラストマー材料17を浸透させて薄層7を形成
する工程とを有するものである。
(実施例) 以下、図示の各実施例について本発明に係る無端ベルト
及びその製造方法を説明する。
実施例1 第1図は、ベルト本体1の内周面側にランド部2を介し
て歯部3が周方向に等間隔おきに一体形成され、その歯
部3及びランド部2の表面に補強布4が設けられた無端
ベルト5を示す。ベルト本体1は、ポリウレタン等の液
状注型エラストマー材料を硬化させたものであって、内
部に抗張体6が螺旋状に埋込まれている。歯部3は液状
注型エラストマー材料によりベルト本体1と一体形成さ
れている。補強布4は第2図に示すように、ベルト製造
時に歯部3側の液状注型エラストマー材料が浸透し硬化
して接着されており、この補強布4の表面側には液状注
型エラストマー材料により歯部3と一体形成された薄層
7が全面にわたって均一に設けられている。
第3図は無端ベルト5の製造に使用する金型装置8を示
す。即ち、第3図において、9は内金型、10は外金型
で、これら内外金型9,10は所定の空間11を形成すべく
同心状に設けられ、かつ分離自在である。内外金型9,
10の上下両端には上蓋12と下蓋13とが着脱自在に設けら
れており、この上下蓋12,13により内外金型9,10間の
空間11を密閉するようになっている。また上蓋12には空
間11に連通するように脱気孔14が形成され、その脱気孔
14には着脱自在に開閉ネジ15が螺着されている。16は液
状注型エラストマー材料17を入れた注型用容器で、注型
用管18を介して外金型10側に取付けられ、ピストン19を
加圧することにより液状注型エラストマー材料17を管18
から内外金型9,10の空間11に注型できるようになって
いる。内金型9の外周には、第1図及び第2図に示すよ
うに、無端ベルト5の歯部3を成形するための凹凸部20
が全周にわたって設けられている。
無端ベルト5の製造する際には、ナイロン織布、ポリエ
ステル織布等の補強布4を用い、これに液状注型エラス
トマー材料17と同一の材料、例えばポリウレタンの溶液
を塗布する。この塗布量は乾燥時において10〜30gf/m2
となる程度であって、その歯形加工時に保形性が得ら
れ、かつ補強布4を目止めしない程度である。次に、こ
の補強布4を第6図に示すように上下一対の金型21,22
を有する熱プレス23によりプレス成形して歯形加工を施
した後、これを所定寸法に裁断し、ミシンによる縫着、
熱プレスによる接着又は融着等によって筒状にエンドレ
ス加工する。そして、このエンドレス状の補強布4を第
4図及び第5図に示すように金型装置8の内金型9に外
嵌させて凹凸部20の形状に沿うように装着し、その補強
布4の外側から内金型9に抗張体6を螺旋状に巻着す
る。抗張体6としては芳香族ポリアミドの繊維ロープを
使用する。内金型9に対する補強布4、抗張体6の装着
が完了すれば、この内金型9を外金型10内に挿入して内
外金型9を所定の空間11ができるように組合わせる。こ
の時、補強布4の幅方向の両端部を内金型9の上下両端
から中心側に折曲げておき、この内金型9と上下蓋12,
13との間で補強布4の両端部を挟込んで固定する。そし
て、内外金型9,10全体を約110℃に加熱した後、注型
用容器16内の液状注型エラストマー材料17をピストン18
で圧力P(2kg f/cm2以下)により加圧し、ポリウレ
タンポリマーと硬化剤とを混合した液状注型エラストマ
ー材料17を注型用管18を経て内外金型9,10間の空間11
に充填する。なお液状注型エラストマー材料17は粘度20
00〜4000cpsである。空間11に液状注型エラストマー材
料17を充填して行くと、それが上蓋12の脱気孔14から流
出するので、その流出した時点で脱気孔14に開閉ネジ15
を螺着し、脱気孔14を密閉して110℃×60min×10〜30kg
f/cm2で加圧成形する。この加圧成形時に、歯形状に
予備成形された補強布4は、液状注型エラストマー材料
17を介して内金型9側に押圧され、その凹凸部20の形状
に沿って隙間なく密着する。また、これと同時に補強布
4の織目に液状注型エラストマー材料17が浸透して行
き、第2図に示すように歯部3の表面に液状注型エラス
トマー材料17により一体形成された薄層7が全面にわた
ってできる。液状注型エラストマー材料17が硬化すれ
ば、上下蓋12,13を外し内外金型9,10を分離した後、
成形品を脱型し、その成形品を所定の製品幅に輪切りす
ることによって、無端ベルト5を製造できる。
このようにして製造された無端ベルト5は、補強布4の
表面側に液状注型エラストマー材料17が浸透しているの
で、補強布4の歯部3側に対する接着性が著しく向上
し、長時間にわたって使用しても補強布4が剥離するよ
うなことはない。また補強布4の表面に液状注型エラス
トマー材料17から成る薄層7があるため、これによって
補強布4を保護でき、その損傷が少なくなる。更に薄層
7は液状注型エラストマー材料17の注型又は注入後の加
圧工程で同時に成形することができるので、容易に無端
ベルト5を製造できる。またこの時の加圧時に補強布4
が内金型9の外周面に隙間なく密着することから、内部
に気泡が発生することがなく、無気泡のベルトを製造で
きる利点がある。
なお、補強布4は完全な歯形形状に加工する他、波状特
に半歯形加工したものを使用しても良いし、補強布4自
体が伸縮性を有するものであれば、必ずしも前加工は必
要ではない。
実施例2 補強布4に塗布するポリウレタン等の溶液の塗布量は、
乾燥時に30〜100gf/m2となるように若干増やし、液状
注型エラストマー材料17を注型又は注入後、密閉して低
い圧力(2kg f/cm2)で加圧する。そして、その加圧
状態を5〜15分間保持しておき、液状注型エラストマー
材料17の粘度が10〜1010cpsになった後、110℃×45
〜55min×10〜30kg f/cmで加圧成形する。
このようにすれば、補強布4に対する液状注型エラスト
マー材料17の浸透が若干少なくなり、補強布4の表面の
薄層7が部分的にできることになる。しかし、補強布4
の接着性等においては、第1実施例と同等若しくはそれ
に近い効果が得られる。
実施例3 第7図及び第8図は、内金型9の外周を平滑面とし、外
金型10の内周面に凹凸部24を形成した金型装置8を使用
する場合を示す。この場合には、補強布4を外金型10の
凹凸部24に沿って内周側に巻付け、その幅方向の両端部
を外金型10と上下蓋12,13との間で挟んで固定する。一
方、抗張体6は内金型9の外周面に巻付ける。
このようにして成形すれば、外周側に歯部3、補強布4
の付いた成型品ができるので、その後、その成型品を所
定の幅で輪切りした後、内外を反転させることにより、
第1図に示す無端ベルト1が得られる。
実施例4 第9図はベルト本体1の内外周面に対称に歯部3,25を
備えた対称型、第10図は内外の歯部3,25が周方向にず
れた非対称型の無端ベルト26を夫々示す。これらの無端
ベルト26においても、その両側の歯部3,25表面をおお
うように補強布4,27を設けており、これは次のように
して製造する。
即ち、この場合には、第11図に示すように内外金型9,
10に歯部3,25成型用の凹凸部20,28を備えたものを使
用し、内金型9の外周面に補強布4及び抗張体6を巻付
け、外金型9の内周面に補強布27を巻付けて成形する。
その後の作業工程は前述と同様である。
実施例5 第12図はベルト本体1の内周面に歯部4、外周面にV字
状の突条部29を夫々一体形した無端ベルト30を示し、こ
の場合にも歯部3及び突条部29の表面を補強布4,31で
おおうようにしている。
この無端ベルト30の製造に際しては、第13図に示すよう
に外金型9の内周面に、突条部29成形用の凹凸部32を形
成したものを使用し、実施例4と同様の順序で作業を行
なう。
以上、本発明方法の各実施例を例示したが、それに使用
する材料としては、次のようなものがある。
補強布4,27,31としては、織布、不織布その他があ
り、また織布の場合には、平織、綾織、朱子織したもの
等が用いられる。
液状注型エラストマー材料17は、ポリウレタンポリマー
等の熱硬化型液状樹脂、液状ゴム、プラスチゾル、熱溶
融した熱可塑性樹脂等がある。また、この液状注型エラ
ストマー材料17の製品にしたときの硬さは、JIS A硬
さ70〜100度が適当であるが、デュロメータA20〜デュ
ロメータD80の範囲であれば良い。
抗張体6は、芳香族ポリアミド、ナイロン、ポリエステ
ル等の合成繊維ロープ、スチールワイヤー等が用いられ
る。
無端ベルトの構造、形状は実施例のものに限定されず、
ベルト本体1の側面に補強布を有するものであれば、そ
の製造に広く採用できる。
(発明の効果) 本発明によれば、従来のように、補強布が単にベルト本
体の表面に接着されたものではなく、均一な厚みの薄層
を介してベルト本体及び突起部の内部に埋設されたもの
となり、補強布の剥離が生じなくなる。また、補強布が
ベルト本体と薄層に単にサンドイッチ状に挟持されたも
のでもないので、剥離が生じない。
即ち、ポリウレタン等の液状注型エラストマー材料は、
材料の粘度が低いため補強布の縦糸及び横糸間の織目部
分、および、各糸自身の繊維間にも十分に浸透され、か
つ、この補強布を浸透した液状注型エラストマー材料に
よって形成された均一厚みの薄層によって、該補強布
は、液状注型エラストマー材料内に一体埋設された格好
となり、剥離が生じなくなる。
また、補強布の表面に液状注型エラストマー材料から成
る薄層があるため、これによって補強布を保護でき、そ
の損傷が少なくなる。
本発明に係る製造方法によれば、薄層は液状注型エラス
トマー材料の注型又注入後の加圧工程で同時に成形する
ことができるので、容易に無端ベルトを製造できる。ま
たこの時の加圧時に補強布が内金型の外周面に隙間なく
密着することから、内部に気泡が発生することがなく、
無気泡のベルトを製造できる利点がある。
(本発明以外の開示) 無端ベルトには、平ベルトVベルト等のように突起部を
備えず、ベルト本体の側面に補強布を設けたものもある
が、その場合には補強布の表面に、ベルト本体のエラス
トマー材料により一体形成された薄層を設けても良い。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の第1実施例を示すベルトの斜視図、第
2図は同ベルトの要部断面図、第3図は同金型装置の断
面図、第4図は同金型の要部断面図、第5図は同断面平
面図、第6図は同補強布の予備成形の説明図、第7図は
本発明の第3実施例を示す金型の要部断面図、第8図は
同断面平面図、第9図及び第10図は本発明の第4実施例
を示すベルトの斜視図、第11図は同金型の要部断面図、
第12図は本発明の第5実施例を示すベルトの斜視図、第
13図は同金型の要部断面図である。 1……ベルト本体、2……ランド部、3,25……歯部、
4,27,31……補強布、5,26,30……無端ベルト、6
……抗張体、7……薄層、9……内金型、10……外金
型、11……空間、12……上蓋、13……下蓋、17……液状
注型エラストマー材料、20,24,28,32……凹凸部。
フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 B29L 29:00 4F

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】液状注型エラストマー材料(17)から成りか
    つ内部に抗張体(6)が埋込まれたベルト本体(1)と、この
    ベルト本体(1)に前記液状注型エラストマー材料(17)に
    より一体成形された突起部(3)(25)(29)とを有し、該突
    起部(3)(25)(29)の表面に補強布(4)(27)(31)を装着した
    伝動用無端ベルトにおいて、 前記補強布(4)(27)(31)の表面に、前記ベルト本体(1)及
    び突起部(3)(25)(29)を一体成形する液状注型エラスト
    マー材料(17)が浸透して成る均一な厚みの薄層(7)が形
    成されていることを特徴とする液状注型エラストマー材
    料から成る伝動用無端ベルト。
  2. 【請求項2】液状注型エラストマー材料(17)から成りか
    つ内部に抗張体(6)が埋込まれたベルト本体(1)と、この
    ベルト本体(1)に前記液状注型エラストマー材料(17)に
    より一体成形された突起部(3)(25)(29)とを有し、該突
    起部(3)(25)(29)の表面に補強布(4)(27)(31)を装着した
    伝動用無端ベルトを製造する方法において、 内外金型(9)(10)の内、前記突起部(31)(25)(29)を成形
    するための凹凸形状を有する金型側に、該金型の凹凸形
    状に沿って前記補強布(4)(27)(31)を装着する工程と、 この補強布(4)(27)(31)に対して前記凹凸形状を有する
    金型と反対側に前記抗張体(6)を装着する工程と、 前記内外金型(9)(10)間の空間(11)に液状注型エラスト
    マー材料(17)を注型又は注入する工程と、 この液状注型エラストマー材料(17)を加圧することによ
    り、前記補強布(4)(27)(31)を金型の凹凸形状に沿って
    密着させ、かつ該補強布(4)(27)(31)の表面に液状注型
    エラストマー材料(17)を浸透させて、該補強布(4)(27)
    (31)の表面に均一な厚みを有する薄層(7)を形成する工
    程とを有することを特徴とする液状注型エラストマー材
    料から成る伝動用無端ベルトの製造方法。
  3. 【請求項3】前記補強布を装着する工程と、抗張体を装
    着する工程とは、内金型(9)外周の凹凸形状側に補強布
    (4)を巻付ける工程と、この補強布(4)の外周から前記内
    金型(9)に抗張体(6)を巻付ける工程とを有することを特
    徴とする特許請求の範囲第2項記載の液状注型エラスト
    マー材料から成る伝動用無端ベルトの製造方法。
  4. 【請求項4】前記補強布を装着する工程と、抗張体を装
    着する工程とは、外金型(10)内周の凹凸形状側に補強布
    (4)(27)(31)を内側から装着する工程と、内金型(9)の外
    周に抗張体(6)を巻付ける工程とを有することを特徴と
    する特許請求の範囲第2項記載の液状注型エラストマー
    材料から成る伝動用無端ベルトの製造方法。
  5. 【請求項5】前記補強布を装着する工程と、抗張体を装
    着する工程とは、内金型(9)外周の凹凸形状側に補強布
    (4)を巻付ける工程と、この補強布(4)の外周から前記内
    金型(9)に抗張体(6)を巻付ける工程と、外金型(10)内周
    の凹凸形状側に補強布(27)(31)を内側から装着する工程
    とを有することを特徴とする特許請求の範囲第2項記載
    の液状注型エラストマー材料から成る伝動用無端ベルト
    の製造方法。
JP62045750A 1987-02-27 1987-02-27 液状注型エラストマー材料から成る伝動用無端ベルトとその製造方法 Expired - Lifetime JPH0627528B2 (ja)

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