JPH06274462A - 共有メモリの非同期書込み方式 - Google Patents

共有メモリの非同期書込み方式

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JPH06274462A
JPH06274462A JP5059129A JP5912993A JPH06274462A JP H06274462 A JPH06274462 A JP H06274462A JP 5059129 A JP5059129 A JP 5059129A JP 5912993 A JP5912993 A JP 5912993A JP H06274462 A JPH06274462 A JP H06274462A
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JP
Japan
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shared memory
processing unit
write
internal buffer
block
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Pending
Application number
JP5059129A
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English (en)
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Atsushi Funaki
淳 船木
Akira Kabemoto
章 河部本
Hirohide Sugawara
博英 菅原
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Fujitsu Ltd
Original Assignee
Fujitsu Ltd
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Publication date
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Priority to US08/188,774 priority patent/US5708795A/en
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    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06FELECTRIC DIGITAL DATA PROCESSING
    • G06F15/00Digital computers in general; Data processing equipment in general
    • G06F15/16Combinations of two or more digital computers each having at least an arithmetic unit, a program unit and a register, e.g. for a simultaneous processing of several programs
    • G06F15/163Interprocessor communication
    • G06F15/167Interprocessor communication using a common memory, e.g. mailbox
    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06FELECTRIC DIGITAL DATA PROCESSING
    • G06F13/00Interconnection of, or transfer of information or other signals between, memories, input/output devices or central processing units
    • G06F13/14Handling requests for interconnection or transfer
    • G06F13/16Handling requests for interconnection or transfer for access to memory bus
    • G06F13/1668Details of memory controller
    • G06F13/1673Details of memory controller using buffers

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  • General Physics & Mathematics (AREA)
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  • Software Systems (AREA)
  • Multi Processors (AREA)
  • Memory System (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 本発明は共有メモリの非同期アクセス方式に
関し、中央処理ユニットからのキックオフ命令なしにブ
ロック書込みを行なって、中央処理ユニットのオーバー
ヘッドを軽減でき、共有メモリの内容が複数のプロセッ
サ間で不一致となるおそれを防止することを目的とす
る。 【構成】 連続性判定手段(35,36,39)は、中
央処理ユニット(15)から共有メモリ(20)に対す
る書込みアドレスの連続性を判定し、上記書込みアドレ
スの連続性がないと判定されたとき、上記内部バッファ
(33)に格納された書込みデータを共有メモリ(2
0)にブロック書込みする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は複数のプロセッサモジュ
ールと共有メモリがシステムバスを介して接続されたマ
ルチプロセッサシステムの共有メモリの非同期アクセス
方式に関する。
【0002】
【従来の技術】従来のマルチプロセッサシステムにおい
て各プロセッサモジュールの処理ユニットは、自己の物
理アドレス空間に存在する共有メモリモジュールの空間
をシステムバスを介して物理アドレスにより直接アクセ
スする同期アクセス方式を採用している。しかし、同期
アクセス方式によるプロセッサモジュールのシステムバ
スを使用した共有メモリへのアクセスには、プロセッサ
モジュール内のメインメモリへのアクセスに比べ非常に
大きな時間を必要とする問題があった。
【0003】そこで共有メモリのアクセスの高速化とシ
ステムバスのオーバーヘッド低減を目的として各プロセ
ッサモジュール内のシステムバスとの接続ユニット内に
内部バッファを設け、接続ユニットが中央処理ユニット
(以下処理ユニットという)による共有メモリモジュー
ルへの書込み命令を認識した際に、書込みデータを内部
バッファに格納して処理ユニットに高速な応答を行な
い、次の書込みデータも続いて内部バッファに格納し、
処理ユニットの書込み領域を含む所定ワード数でなる1
ブロック分のデータをブロック書込みにより共有メモリ
ユニットに書き込むことにより、システムバスのオーバ
ーヘッドの低速と処理ユニットの共有メモリの高速書込
みを実現していた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】従来は、接続ユニット
の内部バッファから共有メモリへのブロック書込みは処
理ユニットから接続ユニットに内部バッファから共有メ
モリへのデータ転送開始を指示するキックオフ命令を発
行することにより行なわれている。このため、プロセッ
サモジュール内のソフトウェアは適切な処理単位でキッ
クオフ命令を発行しなければならず、そのためのオーバ
ーヘッドが必要であった。
【0005】また、上記ソフトウェアがキックオフ命令
を長時間発行しなかった場合は、内部バッファに長時
間、最新の共有メモリの内容が保留され、同一の共有メ
モリ空間から他のプロセッサモジュールがデータを読出
した場合、共有メモリの内容がプロセッサ間で不一致と
なる可能性がある。このような不一致が発生したデータ
を使用するとコンピュータシステム全体のデータ破壊の
危険性があるという問題があった。
【0006】本発明は上記の点に鑑みなされたもので、
中央処理ユニットからのキックオフ命令なしにブロック
書込みを行なって、中央処理ユニットのオーバーヘッド
を軽減でき、共有メモリの内容が複数のプロセッサ間で
不一致となるおそれを防止する共有メモリの非同期アク
セス方式を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明の共有メモリの非
同期アクセス方式は、メインメモリと中央処理ユニット
とシステムバスとの接続ユニットとを有する複数のプロ
セッサモジュールと、共有メモリを有する共有メモリモ
ジュールとをシステムバス(11)で接続したマルチプ
ロセッサシステムで、上記プロセッサモジュールの中央
処理ユニットから共有メモリに書込みを行なうとき、プ
ロセッサモジュール内の接続ユニットの内部バッファに
書込みデータを格納し、上記内部バッファの所定ワード
数からなる1ブロックのデータを上記共有メモリにブロ
ック書込みする共有メモリの非同期アクセス方式におい
て、上記中央処理ユニットから共有メモリに対する書込
みアドレスの連続性を判定する連続性判定手段を有し、
上記書込みアドレスの連続性がないと判定されたとき、
上記内部バッファに格納された書込みデータを共有メモ
リにブロック書込みする。
【0008】また、上記中央処理ユニットから上記接続
ユニットを用いた共有メモリの書込み以外の指示を検出
する検出手段を有し、上記指示の検出時に、上記内部バ
ッファに格納された書込みデータを共有メモリにブロッ
ク書込みする。
【0009】上記中央処理ユニットから共有メモリに対
する最終書込み時点から次の書込みまでが所定時間を越
えたことを判定するタイマ手段を有し、上記所定時間を
越えたことを判定したとき上記内部バッファに格納され
た書込みデータを共有メモリにブロック書込みする。
【0010】
【作用】本発明においては、中央処理ユニットから共有
メモリに対する書込みアドレスの連続性がなくなると接
続ユニットでブロック書込みが行なわれ、中央処理ユニ
ットのソフトウェアはキックオフ命令を発行する必要が
なくなる。
【0011】また中央処理ユニットから共有メモリの書
込みを行なった後、中央処理ユニットから接続ユニット
を用いた書込み以外の指示があると、接続ユニットでブ
ロック書込みが行なわれ、中央処理ユニットのソフトウ
ェアはキックオフ命令を発行する必要がなくなる。
【0012】また、中央処理ユニットから共有メモリの
書込み間隔が所定時間を越えたとき、接続ユニットでブ
ロック書込みが行なわれ、中央処理ユニットのソフトウ
ェアはキックオフ命令を発行する必要がなく、共有メモ
リの内容が複数のプロセッサモジュール間で不一致とな
るおそれが防止される。
【0013】
【実施例】図2は本発明方式が適用されるマルチプロセ
ッサシステムの構成図を示す。同図中、システムバス1
0にはプロセッサモジュール111 〜11n及び共有メ
モリモジュール121 〜12mが接続されている。各プ
ロセッサモジュールは図3(A)に示す如く、処理ユニ
ット15とメインメモリ16とシステムバス10に接続
される。接続ユニット17とが内部バス18で接続され
ている。共有メモリモジュールは図3(B)に示す如く
共有メモリ20とシステムバス10に接続される接続ユ
ニット21とが内部バス22で接続されている。
【0014】図1は本発明方式の接続ユニット17のブ
ロック図を示す。同図中、端子30,31,32夫々は
内部バス18に接続されており、端子30より入来する
例えば処理ユニット15からのデータは内部バッファと
してのデュアルポートRAM33に供給される。端子3
1より入来する処理ユニット15からの制御信号は内部
バス制御回路34に供給され、端子32より入来する処
理ユニット15からのアドレスは内部バス制御回路3
4、アドレスホールド回路35、アドレスの連続性判定
回路36夫々に供給される。
【0015】RAM33及びシステムバス制御回路45
はシステムバス10に接続されており、RAM33には
例えば1ブロック16バイトのデータが格納される。
【0016】内部バス制御回路34は端子31を介して
処理ユニット15から供給される制御信号をバイトカウ
ンタ39、内部バッファ制御回路41等に供給する。
【0017】アドレスホールド回路35は内部バッファ
制御回路41内の後述する内部バッファ制御部42より
ホールド指示信号が供給されたとき端子32より入来す
る共有メモリモジュールのアクセスアドレスをホールド
し、このアクセスアドレスを連続性判定回路36内の加
算器37に供給する。
【0018】また、バイトカウンタ39は内部バッファ
制御部42よりリセット信号が供給されたときゼロリセ
ットされ、処理ユニット15からRAM33へのデータ
の書込み毎に内部バス制御回路34から書込みバイト数
を供給され、かつ内部バッファ制御部42からRAM3
3のライトイネーブル信号を供給されると、上記バイト
数だけインクリメントしてそのカウント値を加算器37
に供給する。
【0019】連続性判定回路36の加算器37はアドレ
スホールド回路35からのアドレスとバイトカウンタ3
9のカウント値とを加算して比較器38に供給する。比
較器38は加算器37の加算結果と端子32を介して処
理ユニット15から供給される共有メモリモジュールの
アクセスアドレスとを比較して不一致のとき“1”とな
るアドレス非連続信号を生成して内部バッファ制御部4
2に供給する。内部バッファ制御回路41は内部バッフ
ァ制御部42と、内部バッファ状態部43と、内部バッ
ファタイマ44とより構成されている。
【0020】まず、内部バッファ状態部43が示す内部
バッファ状態について説明する。状態Aは新たなアクセ
スの受付けが可能な状態を示す。状態Bは共有メモリへ
のアクセスを開始してからアクセスが終了するまでの状
態を示し、このうち状態BSは共有メモリへの書込みを
開始して内部バッファにデータを格納中の状態を示し、
状態SSは内部バッファの内容を共有メモリに書込み中
の状態を示す。状態EPは共有メモリアクセスへの書込
みが異常終了し、例外発生の保留状態を示す。状態RP
は直前に失敗した共有メモリ書込みの再試行保留状態を
示す。
【0021】これらの内部バッファ状態は図4に示す如
く、〜で示す条件で遷移を行なう。
【0022】 共有メモリへの書込みの受付により遷移する。 内部バッファの内容を共有メモリへ書込む複数の転送
契機により遷移する。 共有メモリへの書込みの正常終了で遷移する。
【0023】 共有メモリへの書込みの異常終了で遷移する。
【0024】EP状態で共有メモリ空間のアクセスに
より、処理ユニットに同期割込みを発生させ、RP状態
に遷移する。
【0025】RP状態で新たな共有メモリ空間のアク
セスによりSS状態に遷移し、共有メモリの書込みの再
試行を行なう。
【0026】 保留中の再試行の取消指示により遷移する。
【0027】図5は内部バッファ状態部43の回路図を
示す。ここでは各状態を3ビットで表わしており、状態
Aは“000”、状態BSは“001”、状態SSは
“100”、状態EPは“111”、状態RPは“11
0”で表わす。図5において、アンド回路50は状態B
Sのとき“1”となるデコード信号W BSと、内部バ
ッファ制御部42よりの状態AからSSへの遷移を
“1”で指示する信号W BS TO SSとを供給さ
れ、アンド回路51は状態BSのとき“1”のデコード
信号W SSと、状態SSからAへの遷移を“1”で指
示する信号の反転信号−W SS TOと、状態SSか
らEPへの遷移を“1”で指示する信号の反転信号−W
SS TO EPとを供給されており、アンド回路5
0又は51の出力が“1”のときノア回路52,53を
通してラッチ回路54に“1”がラッチされる。またア
ンド回路56は状態RPのとき“1”のデコード信号W
RPと、共有メモリ書込みキャンセルを“1”で示す
信号の反転信号−RETRY CANを供給されてお
り、アンド回路56の出力が“1”のとき、又は状態E
Pのとき“1”のデコード信号が“1”のときノア回路
57,53を通してラッチ回路54に“1”がラッチさ
れる。またナンド回路58は状態SSで“1”のデコー
ド信号W SSと、状態SSからEPへの遷移を“1”
で指示する信号W SS TO EPが供給されてお
り、ナンド回路58の出力が“0”のときノア回路53
を通してラッチ回路54に“1”がラッチされる。この
ラッチ回路54は状態を表わす3ビットのうち第1ビッ
ト(MSB)W ST(0)をラッチしている。
【0028】ナンド回路60はデコード信号W RPと
共有メモリ書込み再試行を“1”で示す信号の反転信号
−RETRYと、反転信号−RETRY CANとを供
給されており、ナンド回路58又は60の出力が“0”
のとき、又は状態EPのとき“1”のデコード信号の反
転信号−W EPが“0”のときノア回路61を通して
ラッチ回路62に“1”がラッチされる。このラッチ回
路54は状態を表わす3ビットのうち第2ビットW
T(1)をラッチしている。
【0029】アンド回路70は状態Aのとき“1”とな
るデコード信号A BSと、内部状態AからBSへの遷
移を“1”で指示する信号W BS TO SSとを供
給され、アンド回路71は状態EPのとき“1”のデコ
ード信号W EPと、状態EPからRPへの遷移を
“1”で指示する信号W EP RPとを供給されてお
り、アンド回路70又は71の出力が“1”のときノア
回路72,73を通してラッチ回路74に“1”がラッ
チされる。またナンド回路76は状態BSのとき“1”
のデコード信号W RPと、状態BSからSSへの遷移
を“1”で指示する信号の反転信号−W TO
Sを供給されており、アンド回路58,76の出力が
“0”のとき、ノア回路73を通してラッチ回路74に
“1”がラッチされる。このラッチ回路74は状態を表
わす3ビットのうち第3ビット(LSB)W ST
(2)をラッチしている。
【0030】デコーダ77は上記のラッチ回路54,6
2,74の出力するビットW ST(0),W ST
(1),W ST(2)をデコードしてデコード信号W
A,W BS,W SS,W EP,W RPを生成
する。
【0031】図6は内部バッファ制御部42の回路図を
示す。同図中、アンド回路80は内部バッファ状態部4
3よりの信号W Aと内部バス制御回路34よりの共通
メモリ書込みを“1”で指示する信号から信号W
TO BSを生成する。この信号W TO BSは
その立上りでバイトカウンタ39のリセット及びアドレ
スホールド回路35のホールドを指示する。
【0032】オア回路81は内部バス制御回路34より
内部バッファから共有メモリへの強制書込み(キックオ
フ)を“1”で指示する信号と、比較器38よりの共有
メモリのアクセスアドレスが不連続であることを“1”
で示す信号と、バイトカウンタ39からの内部バッファ
がフルであることを“1”で指示する信号と、内部バッ
ファタイマ44よりの内部バッファがタイムアウトした
ことを“1”で指示する信号を供給されており、その出
力はアンド回路82に供給される。アンド回路82には
信号W BSと内部バス制御回路34より共有メモリ書
込みを“1”で指示する信号が供給されており、これら
が全て“1”のとき“1”を出力する。このアンド回路
82出力と、内部バス制御回路34からの例えば共有メ
モリの読出し等の他動作アクセスを“1”で指示する信
号とがオア回路83より信号W BS TO SSとして
出力される。この信号W BS TO SSは“1”で
ブロック書込みを指示する信号としてシステムバス制御
回路45に供給される。アンド回路84は信号W SS
と、システムバス制御回路45よりの共有メモリ書込み
異常終了を“1”で指示する信号を供給されて信号W
SS TO EPを生成し、アンド回路85は信号W
SSと、システムバス制御回路45よりの共有メモリ書
込み正常終了を“1”で指示する信号を供給されて信号
SS TO Aを生成する。1入力アンド回路86は
内部バス制御回路34よりの共有メモリ書込み再試行を
“1”で指示する信号を信号RETRYとして出力し、
1入力アンド回路87は内部バス制御回路34よりの共
有メモリ書込みキャンセルを“1”で指示する信号を信
号RETRY CANとして出力する。アンド回路89
は信号W BSと、内部バス制御回路34よりの共有メ
モリ書込みを“1”で指示する信号からRAM33のラ
イトイネーブル信号を生成する。
【0033】ところで、上記他動作アクセスの検出は内
部バス制御回路34内の図7に示す回路で行なわれる。
図7において、デコーダ95は端子32よりのアクセス
アドレスをデコードして共有メモリ空間をアクセスする
アドレスのとき“1”の信号を生成しアンド回路96に
供給する。
【0034】アンド回路96は端子31よりの制御信号
で接続ユニット17の起動を“1”で指示する信号が供
給され、かつ読出し書込み指示信号が“0”で読出しを
指示するとき、“1”の他動作アクセス信号を出力す
る。
【0035】内部バッファタイマ44は図7に示す如く
内部バッファ制御部42よりの信号W BSが“1”と
なるとタイマ91がカウントを開始し、処理ユニット1
5からRAM33への書込み毎につまりライトイネーブ
ル信号が“1”となる毎にリセットされる。タイマ91
のカウント値は比較器92において設定レジスタ93の
設定値(例えば数μsecから数十μsec相当)と比
較され、タイマ91のカウント値が設定値を越えると比
較器92は“1”の内部バッファタイムアウト信号を生
成して内部バッファ制御部42に供給する。
【0036】ここで、図9に示す如く、内部バッファが
状態Aのとき処理ユニット15から共有メモリ20のア
ドレスnに対する所定バイト数のデータの書込みがある
と接続ユニット17の内部バッファ(RAM33)にこ
のデータが書込まれ、次に処理ユニット15からアドレ
スn+1に対する所定バイト数の書込みデータはRAM
33に書込まれる。次に処理ユニット15からアドレス
n+3に対する所定バイト数のデータの書込みがある
と、連続性判定回路36はアクセスアドレス非連続信号
を“1”とし、これによって、RAM33からアドレス
n及びn+1に対するデータが読出されてシステムバス
10に送出され共有メモリ20にブロック書込みが行な
われる。
【0037】この後、処理ユニット15のリトライによ
り先のアドレスn+3に対するデータが接続ユニット1
7のRAM33に書込まれる。
【0038】ところで、処理ユニット15からの書込み
データの共有メモリに対するアドレスが連続している場
合には内部バッファ(RAM33)がフル(例えば16
バイト)となるまで書込みデータはRAM33に書込ま
れ、フルとなった時点でRAM33から共有メモリ20
にブロック書込みが行なわれる。
【0039】このように、処理ユニット15から共有メ
モリ20に対する書込みアドレスの連続性がなくなると
接続ユニット17でブロック書込みが行なわれ、処理ユ
ニット15のソフトウェアはキックオフ命令を発行する
必要がなくなる。
【0040】また処理ユニット15から共有メモリ20
の書込みを行なって内部バッファ(RAM33)がフル
となると接続ユニット15でブロック書込みが行なわ
れ、処理ユニット15のソフトウェアはキックオフ命令
を発行する必要がなくなり、処理ユニットのオーバーヘ
ッドが軽減される。
【0041】なお、図10に示す如く処理ユニット15
から共有メモリのアドレスn,n+1,n+2に対する
データの書込みがあり、これらのデータが接続ユニット
17の内部バッファ(RAM33)に書込まれている時
点で処理ユニット15からキックオフ命令が供給される
と、RAM33から上記アドレスn,n+1,n+2に
対するデータが読出され、共有メモリにブロック書込み
が行なわれる。
【0042】また、図10に示す共有メモリのアドレス
n,n+1,n+2に対するデータがRAM33に書込
まれている状態で、処理ユニット15から共有メモリ2
0の読出し等の他動作アクセスが指示されると、上記ア
ドレスn,n+1,n+2に対するデータを共有メモリ
20にブロック書込みする。同様に共有メモリ20のア
ドレスn,n+1,n+2に対するデータがRAM33
に書込まれている状態で内部バッファタイマ44が
“1”のタイムアウト信号を出力すると、上記アドレス
n,n+1,n+2に対するデータを共有メモリ20に
ブロック書込みする。
【0043】このように、また処理ユニット15から共
有メモリ20の書込みを行なった後、処理ユニット15
から接続ユニット17を用いた書込み以外の指示例えば
共有メモリ20の読出しがあると、接続ユニット17で
ブロック書込みが行なわれ、処理ユニット15のソフト
ウェアはキックオフ命令を発行する必要がなくなり、ま
た処理ユニット15から共有メモリ20の書込み間隔が
所定時間を越えたとき、接続ユニット17でブロック書
込みが行なわれ、処理ユニット15のソフトウェアはキ
ックオフ命令を発行する必要がなく、共有メモリの内容
が複数のプロセッサモジュール間で不一致となるおそれ
が防止される。
【0044】
【発明の効果】上述の如く、本発明の共有メモリの非同
期アクセス方式によれば、中央処理ユニットからのキッ
クオフ命令なしにブロック書込みを行なって、中央処理
ユニットのオーバーヘッドを軽減でき、共有メモリの内
容が複数のプロセッサ間で不一致となるおそれを防止す
ることができ、実用上きわめて有用である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明方式の接続ユニットのブロック図であ
る。
【図2】マルチプロセッサシステムの構成図である。
【図3】プロセッサモジュール及び共有メモリモジュー
ルのブロック図である。
【図4】内部バッファ状態の遷移を示す図である。
【図5】内部バッファ状態部の回路図である。
【図6】内部バッファ制御部の回路図である。
【図7】内部バッファ制御回路の一部の回路図である。
【図8】内部バッファタイマの回路図である。
【図9】本発明を説明するための図である。
【図10】本発明を説明するための図である。
【符号の説明】
10 システムバス 111 〜11n プロセッサモジュール 121 〜12n 共有メモリモジュール 15 処理ユニット 17 接続ユニット 20 共有メモリ 33 デュアルポートRAM 34 内部バス制御回路 35 アドレスホールド回路 36 連続性判定回路 39 バイトカウンタ 41 内部バッファ制御回路 42 内部バッファ制御部 43 内部バッファ状態部 44 内部バッファタイマ 45 システムバス制御回路

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 メインメモリ(16)と中央処理ユニッ
    ト(15)とシステムバス(11)との接続ユニットと
    を有する複数のプロセッサモジュール(11 1 〜11
    n)と、共有メモリ(20)を有する共有メモリモジュ
    ール(121 〜12m)とをシステムバス(11)で接
    続したマルチプロセッサシステムで、 上記プロセッサモジュール(121 〜12m)の中央処
    理ユニット(15)から共有メモリ(20)に書込みを
    行なうとき、プロセッサモジュール(121 〜12n)
    内の接続ユニットの内部バッファ(33)に書込みデー
    タを格納し、上記内部バッファ(33)の所定ワード数
    からなる1ブロックのデータを上記共有メモリ(20)
    にブロック書込みする共有メモリの非同期アクセス方式
    において、 上記中央処理ユニット(15)から共有メモリ(20)
    に対する書込みアドレスの連続性を判定する連続性判定
    手段(35,36,39)を有し、 上記書込みアドレスの連続性がないと判定されたとき、
    上記内部バッファ(33)に格納された書込みデータを
    共有メモリ(20)にブロック書込みすることを特徴と
    する共有メモリの非同期アクセス方式。
  2. 【請求項2】 メインメモリ(16)と中央処理ユニッ
    ト(15)とシステムバス(11)との接続ユニットと
    を有する複数のプロセッサモジュール(11 1 〜11
    n)と、共有メモリ(20)を有する共有メモリモジュ
    ール(121 〜12m)とをシステムバス(11)で接
    続したマルチプロセッサシステムで、 上記プロセッサモジュール(121 〜12m)の中央処
    理ユニット(15)から共有メモリ(20)に書込みを
    行なうとき、プロセッサモジュール(121 〜12n)
    内の接続ユニットの内部バッファ(33)に書込みデー
    タを格納し、上記内部バッファ(33)の所定ワード数
    からなる1ブロックのデータを上記共有メモリ(20)
    にブロック書込みする共有メモリの非同期アクセス方式
    において、 上記中央処理ユニットから上記接続ユニットを用いた共
    有メモリの書込み以外の指示を検出する検出手段(9
    5,96)を有し、 上記指示の検出時に、上記内部バッファ(23)に格納
    された書込みデータを共有メモリ(20)にブロック書
    込みすることを特徴とする共有メモリの非同期アクセス
    方式。
  3. 【請求項3】 メインメモリ(16)と中央処理ユニッ
    ト(15)とシステムバス(11)との接続ユニットと
    を有する複数のプロセッサモジュール(11 1 〜11
    n)と、共有メモリ(20)を有する共有メモリモジュ
    ール(121 〜12m)とをシステムバス(11)で接
    続したマルチプロセッサシステムで、 上記プロセッサモジュール(121 〜12m)の中央処
    理ユニット(15)から共有メモリ(20)に書込みを
    行なうとき、プロセッサモジュール(121 〜12n)
    内の接続ユニットの内部バッファ(33)に書込みデー
    タを格納し、上記内部バッファ(33)の所定ワード数
    からなる1ブロックのデータを上記共有メモリ(20)
    にブロック書込みする共有メモリの非同期アクセス方式
    において、 上記中央処理ユニットから共有メモリ(20)に対する
    最終書込み時点から次の書込みまでが所定時間を越えた
    ことを判定するタイマ手段(44)を有し、 上記所定時間を越えたことを判定したとき上記内部バッ
    ファ(23)に格納された書込みデータを共有メモリ
    (20)にブロック書込みすることを特徴とする共有メ
    モリの非同期アクセス方式。
  4. 【請求項4】 請求項3記載の共有メモリアクセス方式
    において、 上記タイマ手段(44)の所定時間可変設定することを
    特徴とする共有メモリのアクセス方式。
JP5059129A 1993-03-18 1993-03-18 共有メモリの非同期書込み方式 Pending JPH06274462A (ja)

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