JPH06270220A - 射出成形機の型締装置およびその制御方法 - Google Patents

射出成形機の型締装置およびその制御方法

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JPH06270220A
JPH06270220A JP8251493A JP8251493A JPH06270220A JP H06270220 A JPH06270220 A JP H06270220A JP 8251493 A JP8251493 A JP 8251493A JP 8251493 A JP8251493 A JP 8251493A JP H06270220 A JPH06270220 A JP H06270220A
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movable die
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淳 森永
Hideaki Okubo
英明 大久保
Nobuaki Inaba
信昭 稲葉
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】 複数の型締シリンダを有する型締装置で複数
の型締シリンダを各々単独に制御して平行移動を確保す
る。 【構成】 型締装置は、固定ダイプレート12と可動ダ
イプレート22を有し、タイバーに沿って可動ダイプレ
ートを固定ダイプレートに対して移動させて型締を行う
複数の型締シリンダを備えている。型締手段に付設ある
いは近傍に配設して各型締シリンダの長さを計測する計
測装置が設けられ、計測された値と移動指示値とを合わ
せて可動金型を平行に移動させるよう制御する制御装置
を備えている。このような構成で、可動ダイプレートと
固定ダイプレートとの間に平面上で複数の原点を有し、
かつ、複数の原点により可動ダイプレートの平行度を検
出できるように複数の計測装置を配設している。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、型締装置およびその制
御方法に係わり、特には、圧縮成形機、射出圧縮成形
機、あるいは、プレス等の型締を行いながら成形品の圧
延・展延を行う型締装置およびその制御方法に関するも
のである。
【0002】
【従来の技術】従来、圧縮成形機、射出圧縮成形機、あ
るいはプレス等の型締しながら成形品の圧延・展延を行
う型締装置には、例えば、実開昭62−185017に
て提案してあるように、レベリングシリンダに代え、プ
ラテンの上部に平行制御される複数本の加圧シリンダを
配設し、1本をマスターとし、かつ残りをそのスレイブ
とするマスタースレイブ方式にて加圧成形を行ない可動
盤の平行度を維持するものがある。また、型締装置に
は、金型の交換時の調整の容易化等により、特開平2−
172711に提案してあるように、油圧を用いた摩擦
クランプ式が採用されているものもある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の実開昭62−185017では、1本をマスターと
し、かつ残りをそのスレイブとして複数本の加圧シリン
ダでプラテンを平衡制御するため、スレイブシリンダに
遅れが生じても、マスターシリンダは指令通りに進行
し、プラテンが傾き平行が維持できない。また、スレイ
ブシリンダが最短距離にある場合には、マスタシリンダ
に倣うためスレイブシリンダは後退するという不具合が
ある。さらに、特開平2−172711にあるような油
圧を用いた摩擦クランプ式は、係止位置が一定しないた
めに固定金型に対する可動金型の平行度が得られず、平
行に移動することが困難である。また、最近では大型部
品で精度の良い成形品の要望が多いが、上記のように良
い型締装置および方法がない。
【0004】また、従来の型締装置に配設してある計測
装置は固定ダイプレートと可動ダイプレートあるいは支
持板に固設してあるため、型締時の反力により生ずる固
体ダイプレートと可動ダイプレート間の距離の変動によ
り測定距離が正確に把握できず、成形品の圧延・展延が
正確に出来ない。特に、最近では大型の射出圧縮成形機
が望まれているとともに、大型の射出圧縮成形において
は、精度良く可動金型が固定金型に対して平行に移動す
ることも要望され、前記のように測定値に誤差が含まれ
るものでは精度良く平行移動の制御が出来ない。また、
反力が大きいときには更に大きな歪みにより計測精度が
著しく損なわれるという問題がある。
【0005】本発明は上記問題点に着目し、型締装置お
よびその制御方法に係わり、特には、圧縮成形機、射出
圧縮成形機、あるいは、プレス等の型締を行いながら成
形品の圧延・展延を行う型締装置およびその制御方法に
関し、その目的は複数の型締シリンダを各々単独に制御
して平行に移動するように制御する。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明に係わる発明で
は、第1の発明では、固定金型を保持する固定ダイプレ
ートと、可動金型を保持する可動ダイプレートと、可動
ダイプレートを貫通し固定ダイプレートに支持されるタ
イバーと、可動ダイプレートを固定ダイプレートに対し
て移動させて型締を行う複数の型締シリンダと、型締手
段に付設あるいは近傍に配設して各型締シリンダの長さ
を計測する計測装置と、計測された値と移動指示値とを
合わせて可動金型を平行に移動させるよう制御する制御
装置からなる型締装置において、可動ダイプレートと固
定ダイプレートとの間に平面上で複数の原点を有し、か
つ、複数の原点により可動ダイプレートの平行度を検出
できるように複数の計測装置を配設している。
【0007】第2の発明では、固定金型を保持する固定
ダイプレートと、可動金型を保持する可動ダイプレート
と、固定ダイプレートに対する可動ダイプレートの距離
を計測する計測装置とを少なくとも有する型締装置にお
いて、計測装置の一端をボールジョイント等の球形状
で、かつ、他端を枢密で慴動自在に保持する。
【0008】第3の発明では、固定金型と可動金型との
間に成形素材を収納して、係止装置により複数のタイバ
ーと可動プレートを係止した後に複数の型締シリンダの
型締力をタイバーに伝えて可動ダイプレートを型締し、
かつ、型締時に可動プレートの位置を検出しながら可動
金型を固定金型に平行に移動することにより成形品を成
形する型締装置において、可動ダイプレートと支持板と
の間に設けた位置センサの原点に可動ダイプレートの位
置センサを合わせるとともに、原点を記憶し、この原点
を基準に可動ダイプレートの移動量の絶対値を出力し、
固定ダイプレートに可動ダイプレートを平行に移動す
る。
【0009】第3の発明を主体とする第4の発明では、
複数の原点に位置センサを合わせるとともに、固定ダイ
プレートに対して可動ダイプレートの平行度を検出し、
平行度に応じて型締シリンダの移動量を設定する。
【0010】また、第3の発明を主体とする第5の発明
では、複数の原点に位置センサを合わせるとともに、固
定ダイプレートに対して可動ダイプレートの平行度を検
出し、平行度が所定値以下のときには同じ移動量を出力
して平行移動させ、平行度が所定値を越えたときに平行
移動となるように補正した移動量を出力し、平行移動さ
せる。
【0011】
【作用】上記構成によれば、型締手段の複数のアクチュ
エータで平行制御を行なうときに、例えば、図1に示す
ようにタイバーと可動ダイプレートとの係止位置がズレ
ていても、係止後のタイバーの移動、平行移動が容易に
行える。図1において、タイバーは型締シリンダのピス
トンの左側が固定ダイプレートに当接している位置(ス
トロークエンドの位置)で固定されている。この状態
で、係止装置が可動ダイプレートとダイバーを係止する
が、本発明では、複数の精度の良い計測装置からの測定
値の絶対値により可動プレートの平行度が迅速に得られ
るとともに、係止後の可動プレートの移動時の立ち上が
りにおいて、可動ダイプレートの移動量の絶対値を出力
し、固定ダイプレート方向に可動ダイプレートを平行に
移動することができる。
【0012】あるいは、当初の平行度のズレに対して、
補正しながら移動させ、その後に同じ縮小量を各型締シ
リンダに指令し、所定のズレ量以下になったら、型締シ
リンダの移動量の絶対指令値と各型締シリンダと絶対値
との差を把握して、傾き、ねじれ等を補正して行きなが
ら精度良く、確実に平行制御を迅速に行なう。また、所
定量以下のズレ量の時は同じ量の移動を行い、ズレ量が
基準値から外れたときに補正しながら移動させて、迅速
な平行移動の制御を行う。
【0013】また、計測装置の一端をボールジョイント
等の球形状で、かつ、他端を枢密で慴動自在に保持して
いるため、型締時の反力により固体ダイプレートに歪み
が生じても計測装置に力が作用せずに測定距離を正確に
把握でき、成形品の圧延・展延が正確に出来る。特に、
最近の精度良く開閉する必要のある金型に対しても測定
値に誤差が含まれることがなく、精度良く平行移動の制
御が出来る。また、歪みにより計測装置が破損するとい
う問題も生じない。
【0014】
【実施例】次に本発明に係わる実施例につき図面を参照
して詳細に説明する。図1は本発明の説明のための射出
成形機の型締装置の外観図である。図2は本発明の説明
のための型締装置を用いる射出圧縮成形装置の概略側面
図、図3は本発明の説明のための型締部分の模式図であ
り、本例は横型であるが縦型であっても良い。図4は射
出圧縮成形装置の油圧回路、図5は本発明の一例の制御
装置のブロック図である。図6は位置センサーの支持装
置の一例を示す図、図7は位置センサーの一例を示す一
部拡大図、図8は射出圧縮成形装置の型締時のタイムチ
ャート図である。
【0015】図1において、射出圧縮成形装置1は圧縮
成形装置2と射出装置3と制御装置4(図5に示す。)
からなる。図1、図2において、圧縮成形装置2は固定
金型を保持する固定ダイプレート部10および可動金型
を保持する可動ダイプレート部20と、前記可動ダイプ
レートを固定ダイプレートに対し速やかに進退動作させ
る金型進退装置30と、前記可動ダイプレートが固定ダ
イプレートに接近し所定位置まで到達した後に可動ダイ
プレートが固定ダイプレートに対し進行動作させ可塑物
を圧縮・展延しながら型締を行う型締装置60と、可動
ダイプレート22と固定ダイプレート12との間の距離
を検出するセンサ、すなわち、通常の精度の距離を検出
するダイプレート位置センサー100と精度の良い位置
を検出する位置センサー110と、からなる。
【0016】また、射出装置3は圧縮成形装置2に可塑
物を射出する射出シリンダ部90が配設され、射出シリ
ンダ部90は加熱シリンダ91に固設した図示しないス
ライドシリンダにより圧縮成形装置2の固定金型11方
向に滑動可能に装着されている。射出シリンダ部90の
加熱シリンダ91内にはスクリュー92が密接して挿入
されており、図示しない油圧シリンダの駆動によりスク
リューが金型方向に滑動し可塑物を射出する。
【0017】圧縮成形装置2には、ベッド7の一端上に
固定ダイプレート部10が固設され、固定ダイプレート
部10は固定金型11と、固定金型11を保持する固定
ダイプレート12とからなる。また、固定ダイプレート
部10には、金型進退装置30の取付け部30aと型締
装置60とが配設されている。また、ベッド7には、ガ
イドレール8が固設され、ガイドレール8には地面に垂
直に立設する可動ダイプレート部20が配設され、可動
ダイプレート部20は可動金型21と、可動金型21を
保持する可動ダイプレート22と、可動ダイプレート2
2を保持するリニアガイドベアリング23とからなり、
ガイドレール8にはリニアガイドベアリング23が慴動
自在に枢密に取着されている。また、可動ダイプレート
部20には、係止装置210とエジェクタ装置220と
金型進退装置30の取付け部30bが配設されている。
さらに、ベッド7の他端には、後述するタイバー61
を慴動自在にガイドする支持板9が固設されている。
【0018】固定ダイプレート12には、可動ダイプレ
ート22を慴動自在にガイドするとともに、型締時に可
動ダイプレート22を引っ張る型締装置60のタイバー
61が配設されている。さらに、固定ダイプレート12
のほぼ中央部では、キャビティ部14に樹脂等の可塑物
を射出する射出装置3の可塑物を加熱するシリンダ91
(以下、加熱シリンダ91という。)が固定金型11に
当接している。位置センサーは、通常の距離を検出する
ダイプレート位置センサー100が金型進退装置30の
近傍に、また、精度の良い位置を検出する4個の位置セ
ンサー110a、110b、110c、110d(図4
に示す。)が4本のタイバー61の近傍に固定ダイプレ
ート12と可動ダイプレート22との間に配設され、詳
細は後述するが一端部は固定ダイプレート12に固設さ
れており他端部は可動ダイプレート22に慴動自在に支
持されている。
【0019】図1において、型締装置60の型締シリン
ダ65は、固定ダイプレート12に複数の油圧シリンダ
室62が削成され、これに両ロッド形中空穴付ピストン
63(以下、ピストン63という。)が枢密に挿入さ
れ、さらにピストンカバー64が挿入されており、この
ピストンカバー64が固定ダイプレート12に固定され
て、シリンダ室62a、62bが形成されている。ピス
トン63にはネジによりタイバー61が固設されてい
る。この上記構成の型締シリンダ65は固定ダイプレー
ト12の外周部近傍に4個(65a、65b、65c、
65d)が配設されている。
【0020】図4において、各型締シリンダ65には、
電気油圧式サーボ弁(以下、電磁サーボ弁66とい
う。)66a、66b、66c、66dが配管67に並
列に接続され、可動金型21が固定金型11に平行に移
動するよう各電磁サーボ弁66が独立して制御装置4か
らの指令を受けて作動する。電磁サーボ弁66はメータ
イン・メータアウトの制御を行っている。また、シリン
ダ室62bにはリリーフ弁73が配設されている。配管
67は、図示しない可変形流量調整弁、チェック弁等を
介して可変容量形油圧ポンブに接続されている。また、
配管67から配管201が分岐しており、配管201に
はエジェクタ用電気油圧式サーボ弁202を介してエジ
ェクタ装置220のシリンダ223が配設されている。
さらに、配管67から配管211が分岐しており、配管
211には係止用電磁切換弁212を介して係止装置2
10の油圧締着機213が配設されている。
【0021】油圧締着機213は図3に示すように、型
締シリンダ65のピストン63の左側63aが固定ダイ
プレート12に当接している位置にあり、かつ、電磁サ
ーボ弁66が中立位置(ロ)にあるときに可動プレート
22が停止あるいは減速しているときにタイバー61を
係止する。このときの固定ダイプレート12と可動ダイ
プレート2間の距離はタイバー6の近傍に配設された4
個の精度の高い位置センサ110a、110b、110
c、110dで検出する。
【0022】図5に示すように、制御装置4は、例え
ば、一個のメインコンピュータ5と四個のマイコン6
a、6b、6c、6d(四個の型締シリンダの場合)か
らなり、各マイコン4は各型締シリンダ65a、65
b、65c、65dの制御用に配設され、各型締シリン
ダの長さを測定するための各々の位置センサー110
a、110b、110c、110dと、マイコンからの
指令により型締装置60を駆動するための圧油を切り替
える電磁サーボ弁66a、66b、66c、66dと、
に接続されている。また、メインコンピュータ5には、
各マイコン4が接続されるとともに、金型が所定位置よ
り離反しているときに可動ダイプレート22と固定ダイ
プレート12との距離を検出する位置センサー100
と、係止装置が作動し係止しているか、否かを判断する
ための圧力センサー101が接続されている。さらに、
メインコンピュータ5には、進退装置30を駆動するた
めの圧油を切り替える電磁切換弁30aと、係止装置4
0を駆動するための圧油を切り替える電磁切換弁40a
と、可動金型21の移動距離に応じて進退装置30、型
締装置60の作動位置および速度、あるいは、可塑物の
射出時期等を入力するダイストローク設定手段120
と、可塑物の射出量を設定する射出量設定手段130
と、に接続され、それぞれを所定の指令により制御して
いる。
【0023】図6、図7に示すように、4個の位置セン
サー110a、110b、110c、110dは、一端
部は固定ダイプレート12にボールジョイント111の
球面を介して取着されており他端部は支持板9に固設さ
れたガイド112に滑動自在に枢密に支持されている。
位置センサー110a、110b、110c、110d
の各々は、モアレ縞方式のパルス計数式センサから構成
され、固定ダイプレート12のボールジョイント111
と支持板9のガイド112との間にはメインスケール1
13が取着され、また、メインスケール113に沿って
図示しない軸受けで支持され、滑らかに摺動するインデ
ックススケール114は可動ダイプレート22に取着さ
れている。また、位置センサー110a、110b、1
10c、110dの各々は、固定ダイプレート12のボ
ールジョイント111と支持板9のガイド112との間
のメインスケール113のほぼ中央部には、スケールの
絶対原点(O)があり、この位置センサー110a、1
10b、110c、110dの各々のスケールの原点
(O)の面は固定ダイプレート12に対して可動ダイプ
レート22が平行となるように設定されている。従っ
て、可動ダイプレート22が4本のタイバー61に沿っ
て摺動し、そのときに各々のスケールの原点(O)が共
にゼロであれば、可動ダイプレート22は固定ダイプレ
ート12に対して平行にあることが確認される。
【0024】このスケールの原点(O)は、例えば精密
に作成された基準金型が固定ダイプレート12と可動ダ
イプレート22に取着されたときなど、可動ダイプレー
ト22が固定ダイプレート12に対して平行になってい
るときの型締装置60の絶対値の位置の原点(O)であ
り、本発明の位置の制御はこの絶対値の位置の原点
(O)を基準に可動ダイプレート22の位置を測定し、
制御する。言い換えれば、金型が交換され、金型の平行
度に誤差があっても固定ダイプレート12に対して可動
ダイプレート22の平行度の基準原点は調整せず、型締
装置60の平行度の絶対値の位置の原点(O)である。
この位置の原点は、零あるいは同じ数値である必要はな
く、精密に作成された基準金型が固定ダイプレート12
と可動ダイプレート22に取着されたときの値を絶対値
の位置の原点(O)とすれば良い。この数値を位置の原
点(O)としメインコンピュータ5に認識・記憶させれ
ば良い。
【0025】次に、可塑物の射出圧縮成形方法の作動に
ついて説明する。まず、図示しない電源を入れ、4本の
各々の位置センサー110a、110b、110c、1
10dのスケールの原点(図4に示す。O1 、O2 、O
3 、O4 )を確認し、スケールの基準位置を制御装置4
に認識させ、記憶させる。これは、ブーストシリンダ3
1を手動に切り換えてゆっくり作動させ、可動ダイプレ
ート22をタイバー61に沿って固定ダイプレート12
方向に接近させ、メインスケール113に沿って滑らか
に摺動する可動ダイプレート22に取着されているイン
デックススケール114を各々のメインスケール113
のほぼ中央部にあるスケールの原点(O)を通過させ
て、4本のスケールの基準位置(O)を制御装置4に認
識させ、記憶させる。
【0026】つぎに、金型装着あるいは交換時には、型
開閉をプログラム運転するために、金型の厚さ等による
金型の位置、即ち、固定金型11と可動金型21のタッ
チ面(接触面)を制御装置4に認識させ、記憶させる。
これも、前記原点位置の確認と同様に、ブーストシリン
ダ31を手動に切り換えてゆっくり作動させ、可動ダイ
プレート22をタイバー61に沿って固定ダイプレート
12方向に接近させ、全閉位置から10mmから40m
mの位置で止め、図示しない金型タッチスイッチを押し
続けることにより、可動ダイプレートが微速で閉じ始
め、全閉位置に達すると金型のタッチ位置に到達すると
ともに、制御装置4に認識させ、記憶させる。上記調整
は、射出圧縮成形の場合には、型締シリンダのピストン
63の左端面が固定ダイプレート12に当接し、タイバ
ー61が油圧締着機213により係止されている状態で
行われる。
【0027】次に、可塑物の射出圧縮成形方法の作動に
ついて、第1実施例を図1、図2および図10で説明す
る。型打ちを開始するために、後退している可動ダイプ
レート22をブーストシリンダ31により高速型閉じで
固定ダイプレート12方向に接近させるが、このとき、
図3のように、タイバー61は型締シリンダ65のピス
トン63の左側63aが固定ダイプレート12に当接し
ている位置で固定されている。この状態で、図示しない
ロジック弁等を開き、可変ポンプの吐出量はブーストシ
リンダ31のロッド側31bに送られ、迅速な速度で固
定金型側に移動する。
【0028】可動ダイプレート22の距離を検出するダ
イプレート位置センサー100により可動ダイプレート
22が固定ダイプレート12に対して所定位置まで到達
したら(図10のf1の位置)タイロッド61と可動ダ
イプレート22を油圧締着機213により固定するた
め、可動ダイプレート22を停止、あるいは、減速す
る。このときの可動ダイプレート22の位置は、金型の
タッチ位置が制御装置4に認識され、記憶された数値に
応じて、可動ダイプレート22の停止、あるいは、減速
する位置が決定されている。可動プレート22が停止あ
るいは減速したら、油圧締着機213を作動させタイロ
ッド61と可動ダイプレート22を係止する。このと
き、タイバー61は電磁サーボ弁66が中立位置にある
ために停止している。油圧締着機213によりタイバー
61が係止したか、否かは圧力センサー101の圧力に
より検出しても良い。
【0029】このとき油圧締着機213による係止を圧
力センサー101からの圧力の上昇により終了が確認さ
れたら、メインコンピュータ5が発する同一のサンプリ
ング信号をきっかけに、各センサー110a、110
b、110c、110dのインデックススケール114
から可動ダイプレート22の各々の絶対位置が各シリン
ダのマイコン6a、6b、6c、6dとともに、メイン
コンピュータ5に出力される。この時の絶対位置は金型
のタッチ位置、即ち、金型の厚さに応じて設定されたダ
イストローク設定手段120からの入力値による。
【0030】この精度の良い各々のセンサー110a、
110b、110c、110dからの絶対位置から、メ
インコンピュータ5は次に移動する絶対位置を各マイコ
ン6a、6b、6c、6dに出力する。各マイコン6
a、6b、6c、6dは現在の絶対値と、メインコンピ
ュータ5からの次の絶対値の指示値との差を演算し、各
々の電磁サーボ弁66a、66b、66c、66dを作
動させて移動制御を行う。このときのメインコンピュー
タ5の移動量の絶対値の指示値は、インデックススケー
ル114からの可動ダイプレート22の絶対位置の最大
値でも良く、あるいは、最大値以上でも良い。さらに
は、最低値と最大値の中間値でもよいが、このときに
は、中間値より大きい所のマイコン6a、6b、6c、
6dはその電磁サーボ弁66へ停止信号を出力し、その
中間値より大きい所では移動は行わないようにしても良
い。次に、可動ダイプレート22が固定ダイプレート1
2に対して平行になったらメインコンピュータ5から同
じ移動距離ΔSを各型締シリンダのマイコン6a、6
b、6c、6dに指令を出し、各々のマイコン6a、6
b、6c、6dは平行度を補正しながら電磁サーボ弁6
6a、66b、66c、66dを作動させ、キャビテイ
14の中に射出された樹脂を所定の速度で可動金型21
を平行に移動させて射出圧縮成形を行う。
【0031】また、別の方法として、インデックススケ
ール114からの可動ダイプレート22の絶対位置の差
が所定値以内にあるときはメインコンピュータ5からマ
イコン6a、6b、6c、6dに同じ移動距離ΔSを出
力して制御を行ない、絶対位置の差が所定値から外れた
ときにマイコン6a、6b、6c、6dからの指令によ
り電磁サーボ弁66a、66b、66c、66dを作動
させ平行度を補正するようにしても良い。このとき、平
行量が所定の規定量からズレたときには、前記の用に各
マイコン6a、6b、6c、6dは現在の絶対値と、メ
インコンピュータ5からの次の絶対値の指示値との差を
演算し、次の移動から所定の規定量に入るように制御し
ながら平行移動を行っていく。
【0032】つぎに、センサーの取着について説明す
る。型締時に発生する力で固定ダイプレート12に歪み
が生ずるが、位置センサー110の一端部は固定ダイプ
レート12にボールジョイント111の球面を介して取
着されており他端部は支持板9に固設されたガイド11
2に滑動自在に枢密に支持されているので、位置センサ
ー110に直接歪みが作動することがなくなり、位置セ
ンサー110の精度が向上する。例えば、図9と図8に
は従来の構成と本発明の構成との差異を測定した結果を
示し、射出圧縮成形時の固定ダイプレート12とボール
ジョイントとの相対変位をギャップセンサーにて測定し
た結果を示す。この結果では、従来品では、32μmの
変位が生じていたが、本発明では、4μmに減少してい
る。
【0033】上記実施例では、可動ダイプレート22と
固定ダイプレート12の絶対位置を計測する手段とし
て、4個の位置センサーリニアエンコーダの本体を固定
ダイプレートに固定し、可動ダイプレートの四隅の移動
距離を計測したが、タイバーにセンサーを設けて検出し
ても良く、また、油圧シリンダで直に可動ダイプレート
を型締する等の場合には各シリンダにセンサーを設けて
測定しても良い。また、4個のマイコンをシリンダ数に
合わせて配設したが、精度が若干落ちても良い場合に
は、一個のコンピュータで演算してもよく、あるいは、
2個のマイコンと1個のメインコンピュータを用いても
良い。
【0034】また、上記実施例は射出圧縮成形機の型締
装置として説明したが、圧縮成形機、射出成形機、ある
いはプレス機等の型締装置に使用できることは言うまで
もない。上記実施例では、タイバーを介して型締を行っ
たが、型締シリンダで可動ダイプレートを可動するとき
の立ち上がり、あるいは、型締シリンダのロッドに係止
装置を設けた場合の立ち上がり等に上記実施例を用いて
も良い。
【0035】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
型締手段の複数のアクチュエータで平行制御を行なうと
きに、タイバーと可動ダイプレートとの係止位置がズレ
ていても、係止後のタイバーの移動、平行移動が容易に
行える。すなわち、複数の精度の良い計測装置からの測
定値の絶対値により可動ダイプレートの平行度が迅速に
得られるとともに、係止後の可動プレートの移動時の立
ち上がりにおいて、可動ダイプレートの移動量の絶対値
を出力し、固定ダイプレート方向に可動ダイプレートを
平行に移動することができる。また、計測装置の一端を
ボールジョイント等の球形状で、かつ、他端を枢密で慴
動自在に保持しているため、型締時の反力で歪みが生じ
ても計測装置に力が作用せずに測定距離を正確に把握で
き、成形品の圧延・展延が正確に出来、また、計測装置
の信頼性が向上するという優れた効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の説明のための射出成形機の型締装置の
外観図である。
【図2】本発明の説明のための型締装置を用いる射出圧
縮成形装置の概略側面図である。
【図3】本発明の説明のための型締部分の模式図でる。
【図4】射出圧縮成形装置の油圧回路である。
【図5】本発明の一例の制御装置のブロック図である。
【図6】本発明の位置センサーの支持装置の一例を示す
図である。
【図7】位置センサーの一例を示す一部拡大図である。
【図8】本発明の位置センサーの支持装置の変位の効果
を示す図である。
【図9】従来の位置センサーの支持装置の変位を示す図
である。
【図10】射出圧縮成形装置の型締時のタイムチャート
図である。
【符号の説明】
1 射出圧縮成形装置 2 圧縮成形装置 3 射出装置 4 制御装置 10 固定ダイプレート部 11 固定金型 12 固定ダイプレート 14 キャビティ部 20 可動ダイプレート部 21 可動金型 22 可動ダイプレート 30 金型進退装置 31 ブーストシリンダ 60 型締装置 65 型締シリンダ 66 電気油圧式サーボ弁 68 可変形流量調整弁 71 電磁バイロット付減圧弁 72 アキュムレータ 90 射出シリンダ部 100 位置センサ 101 圧力センサ 110 位置センサー 210 係止装置
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 B29C 45/76 7365−4F B30B 15/24 8718−4E

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 固定金型を保持する固定ダイプレート
    と、可動金型を保持する可動ダイプレートと、可動ダイ
    プレートを貫通し固定ダイプレートに支持されるタイバ
    ーと、可動ダイプレートを固定ダイプレートに対して移
    動させて型締を行う複数の型締シリンダと、型締手段に
    付設あるいは近傍に配設して各型締シリンダの長さを計
    測する計測装置と、計測された値と移動指示値とを合わ
    せて可動金型を平行に移動させるよう制御する制御装置
    からなる型締装置において、可動ダイプレートと固定ダ
    イプレートとの間に平面上で複数の原点を有し、かつ、
    複数の原点により可動ダイプレートの平行度を検出でき
    るように複数の計測装置を配設したことを特徴とする型
    締装置。
  2. 【請求項2】 固定金型を保持する固定ダイプレート
    と、可動金型を保持する可動ダイプレートと、固定ダイ
    プレートに対する可動ダイプレートの距離を計測する計
    測装置とを少なくとも有する型締装置において、計測装
    置の一端をのボールジョイント等の球形状で、かつ、他
    端を枢密で慴動自在に保持することを特徴とする型締装
    置。
  3. 【請求項3】 固定金型と可動金型との間に成形素材を
    収納して、係止装置により複数のタイバーと可動プレー
    トを係止した後に複数の型締シリンダの型締力をタイバ
    ーに伝えて可動ダイプレートを型締し、かつ、型締時に
    可動プレートの位置を検出しながら可動金型を固定金型
    に平行に移動することにより成形品を成形する型締装置
    において、可動ダイプレートと支持板との間に設けた位
    置センサの原点に可動ダイプレートの位置センサを合わ
    せるとともに、原点を記憶し、この原点を基準に可動ダ
    イプレートの移動量の絶対値を出力し、固定ダイプレー
    トに可動ダイプレートを平行に移動することを特徴とす
    る型締装置の制御方法。
  4. 【請求項4】 複数の原点に位置センサを合わせるとと
    もに、固定ダイプレートに対して可動ダイプレートの平
    行度を検出し、平行度に応じて型締シリンダの移動量を
    設定する請求項3記載の型締装置の制御方法。
  5. 【請求項5】 複数の原点に位置センサを合わせるとと
    もに、固定ダイプレートに対して可動ダイプレートの平
    行度を検出し、平行度が所定値以下のときには同じ移動
    量を出力して平行移動させ、平行度が所定値を越えたと
    きに平行移動となるように補正した移動量を出力し、平
    行移動させる請求項3記載の型締装置の制御方法。
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