JPH06269090A - 圧電型超音波送受波器 - Google Patents

圧電型超音波送受波器

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JPH06269090A
JPH06269090A JP5376593A JP5376593A JPH06269090A JP H06269090 A JPH06269090 A JP H06269090A JP 5376593 A JP5376593 A JP 5376593A JP 5376593 A JP5376593 A JP 5376593A JP H06269090 A JPH06269090 A JP H06269090A
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JP
Japan
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case
horn
vibration
piezoelectric
piezoelectric ceramic
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Application number
JP5376593A
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English (en)
Inventor
Michiyuki Masuda
道幸 増田
Kensaku Murakawa
健作 村川
Sadayuki Ueha
貞行 上羽
Minoru Kurosawa
実 黒澤
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Nippon Steel Corp
Original Assignee
Sumitomo Metal Industries Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【構成】 リング形状の圧電セラミックス素子11が接
着された密閉性を有する振動ケース15と、振動ケース
15前方に配設されたホーン18とを備え、ホーン18
により圧電セラミックス素子11の外側輪郭と略等しい
形状を有し、圧電セラミックス素子11の前方に位置す
る振動空間19が形成され、圧電セラミックス素子11
の内側輪郭と略等しい形状を有し、振動空間19前方に
位置する開口部19aと、開口部19a前方に位置する
凸形状の音波反射面19bとが、ホーン18に形成され
ている圧電型超音波送受波器。 【効果】 振動ケース15の振動板に音響負荷が掛かり
易く、空気との音響整合が図り易くなり、空気中の送波
音圧を高くすることができる。またS/N比を高めるこ
とができ、遠距離にあるものを正確に検知することがで
きる。また圧電セラミックス素子11の発熱や破損を防
止することができ、エネルギー変換効率を高めることが
できる。さらに耐環境性を保持することができ、信頼性
の向上を図ることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は圧電セラミックス素子を
用いた圧電型超音波送受波器に関し、より詳細には障害
物検知や距離測定等に用いられる圧電型超音波送受波器
に関する。
【0002】なお下記の説明中、音響インピーダンスと
は音圧の体積速度に対する比をいう。
【0003】
【従来の技術】圧電型超音波送受波器は、超音波センサ
あるいは超音波マイクロフォンとも呼ばれ、従来から多
くの分野で用いられている。図6はこの種送受波器の内
で最もシンプルな構成のものを模式的に示した断面図で
ある。ケース本体32は導電薄板を用い、その周縁部が
折り曲げ形成され、ケース本体32の開口部側には蓋体
33が接着・固定され、これらケース本体32と蓋体3
3とにより密閉構造のケース34が構成されている。ケ
ース本体32の内側中央平坦部には略円板状に形成され
た圧電セラミックス素子31が接着され、圧電セラミッ
クス素子31とケース本体32とはそれぞれリード線3
6a、36bを介してリード端子35a、35bに接続
されており、これらケース34及び圧電セラミックス素
子31等により圧電型超音波送受波器30が構成されて
いる。そしてリード端子35a、35bを通じて交流電
圧が圧電セラミックス素子31に印加されると、圧電セ
ラミックス素子31が伸縮運動し、この伸縮運動により
ケース本体32に屈曲運動が生じて音波が発生し、この
音波が図中矢印Aの方向に放射されるようになってい
る。
【0004】図7は従来から用いられている別の圧電型
超音波送受波器40を模式的に示した断面図であり、図
中42はケース本体を示している。ケース本体42は音
響インピーダンスの大きい材料を用い、天井部42aを
有して略円筒形状に形成され、ケース本体42の開口部
42b側には蓋体43が接着・固定され、これらケース
本体42と蓋体43とにより密閉構造のケース44が構
成されている。さらにケース本体42の天井部42aに
は音響インピーダンスの小さい材料を用いて形成された
円板部材47が接着されている。ケース本体42内の中
央平坦部には略円板形状に形成された圧電セラミックス
素子41が接着され、圧電セラミックス素子41の両面
に形成された電極41a、41bは、それぞれリード線
46a、46bを介してリード端子45a、45bに接
続され、これらケース44及び圧電セラミックス素子4
1等により圧電型超音波送受波器40が構成されてい
る。そしてリード端子45a、45bを通じて圧電セラ
ミックス素子41に交流電圧が印加されると、圧電セラ
ミックス素子41が伸縮運動し、この伸縮運動によりケ
ース本体42に屈曲運動が生じて振動し、この振動が円
板部材47を介して空気に伝播し、図中矢印Bの方向に
音波が放射されるようになっている(実開昭62−17
7198号公報)。
【0005】図8は従来から用いられているホーン付き
の圧電型超音波送受波器50を模式的に示した断面図で
あり、図中55は導電薄板を用いて略中空円柱体形状に
形成されたケースを示している。ケース55の略中央部
には略円板形状に形成された圧電セラミックス素子51
が接着され、圧電セラミックス素子51は支持具54を
用いてケース55に保持されている。また圧電セラミッ
クス素子51上面には断面視直線形状を有するコニカル
ホーン53が配設され、コニカルホーン53上方におけ
るケース55上面には1個の開口部57aと複数個の放
音用孔57bとが形成されており、ケース55の側面か
ら上方にかけて下方に凸の曲面形状を有するパラボリッ
クホーン58が形成されている。またケース55下部に
はリード端子56a、56bが固定され、リード端子5
6a、56bはリード線を介して圧電セラミックス素子
51に接続され、これらケース55、圧電セラミックス
素子51、パラボリックホーン58等により圧電型超音
波送受波器50が構成されている。そしてリード端子5
6a、56bを通じて圧電セラミックス素子51に交流
電圧が印加されると、圧電セラミックス素子51が伸縮
運動して振動が発生し、この振動がコニカルホーン53
を介して空気に伝播し、さらに開口部57a、放音用孔
57bを通過してパラボリックホーン58から図中矢印
Cの方向に音波が放射されるようになっている(特開昭
58−85699号公報)。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】近年、障害物検知用、
距離測定用等のセンサを用い、より遠距離のものを正確
に検知したいという要求が強くなってきており、そのた
め発信する超音波の音圧が大きくてS/N比が高く、か
つ密閉構造で耐環境性を有する圧電型超音波送受波器が
必要とされてきている。
【0007】図6に示した圧電型超音波送受波器30に
おいては、ケース34が密閉構造であり、耐環境性を有
している。しかし圧電セラミックス素子31に対し、媒
質としての空気の密度が小さいため、空気への音響負荷
が掛かり難く、ケース34の有する振動エネルギを空気
に十分に伝播することができず、超音波の音圧を大きく
することができないという課題があった。また音圧を大
きくするために入力エネルギを増すと、圧電セラミック
ス素子31が発熱したり、あるいは破損するおそれがあ
るという課題があった。
【0008】また図7に示した圧電型超音波送受波器4
0においては、ケース44が密閉構造であり、耐環境性
を有している。さらに音響インピーダンスの低い円板部
材47がケース44上に接着され、空気に対する音響整
合の改善が幾分かは図られているが、それでも超音波の
音圧レベルが不十分であるという課題があった。
【0009】また図8に示した圧電型超音波送受波器5
0においては、コニカルホーン53、パラボリックホー
ン58が配設され、あるいは開口部57a、放音用孔5
7bが形成され、空気に対する音響整合の改善が幾分か
は図られている。しかしながら、なお超音波の音圧レベ
ルが不十分であり、また開口部57a、放音用孔57b
により密閉構造にはならず、耐環境性が損なわれるとい
う課題があった。
【0010】本発明はこのような課題に鑑みなされたも
のであり、発信する超音波の音圧を大きくすることがで
き、S/N比を高めることができ、遠距離のものを正確
に検知することができ、かつ密閉構造で耐環境性を保持
することができる圧電型超音波送受波器を提供すること
を目的としている。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明に係る圧電型超音波送受波器は、リング形状の
圧電セラミックス素子が接着された密閉性を有する振動
ケースと、該振動ケース前方に配設されたホーンとを備
え、該ホーンにより前記圧電セラミックス素子の外側輪
郭と略等しい形状を有し、前記圧電セラミックス素子の
前方に位置する振動空間が形成され、前記圧電セラミッ
クス素子の内側輪郭と略等しい形状を有し、前記振動空
間前方に位置する開口部と、前記開口部前方に位置する
凸形状の音波反射面とが、前記ホーンに形成されている
ことを特徴としている。
【0012】
【作用】振動発生源としての圧電セラミックス素子は、
音波の伝播媒質としての空気に対して密度が極めて大き
い。そのため、前記圧電セラミックス素子が音波を放射
する際、空気から受ける音響負荷は極めて小さく、した
がって音波として利用されるエネルギが少ない。
【0013】本発明者等はこの問題を解決するため、図
5(a)に示した装置を用い、振動の測定試験を行っ
た。図中12は円板形状に形成された振動板を示し、振
動板12は図5(b)に示したように内部振動板12a
と外部振動板12bとに構成されていると考えることが
できる。外部振動板12b下面にはリング形状の圧電セ
ラミックス素子11が接着されてバイモルフ構造24が
構成されており、バイモルフ構造24の外周部はクラン
プ25等により拘束・保持されている。このように構成
された装置20に通電し、圧電セラミックス素子11を
振動させた場合、振動は図中点線で示したように、外部
振動板12b部分では小さい、内部振動板12a部分で
は大きい振幅が得られた。このように振動板12にリン
グ形状の圧電セラミックス素子11が接着された装置で
は、内部振動板12a部分が軽いために音響負荷が掛か
り易くなるとともに、振幅が大きくとれるために空気中
の送波音圧を高めることが容易となる。一方、外周部に
設けられた圧電セラミックス素子22の振幅は小さいた
め、圧電セラミックス素子22の発熱や破損が減少し、
信頼性の向上を図り得るとともにエネルギー変換効率が
高められることになる。
【0014】本発明に係る圧電型超音波送受波器によれ
ば、リング形状の圧電セラミックス素子が接着された密
閉性を有する振動ケースと、該振動ケース前方に配設さ
れたホーンとを備え、該ホーンにより前記圧電セラミッ
クス素子の外側輪郭と略等しい形状を有し、前記圧電セ
ラミックス素子の前方に位置する振動空間が形成され、
前記圧電セラミックス素子の内側輪郭と略等しい形状を
有し、前記振動空間前方に位置する開口部と、前記開口
部前方に位置する凸形状の音波反射面とが、前記ホーン
に形成されているので、リング形状の前記圧電セラミッ
クス素子の内側における振動ケースの振動板に音響負荷
が掛かり易くなるとともに、振幅が大きくなり、空気と
の音響整合を図ることが容易になる。また前記圧電セラ
ミックス素子の内側における振動ケースの前方に前記ホ
ーンの開口部が形成され、かつ前記音波反射面が徐々に
広がっているため、空気との音響整合がより一層容易に
図られ、空気中の音圧をより一層高くし得ることとな
る。その結果S/N比が高められ、遠距離にあるものを
正確に検知し得ることとなる。また前記圧電セラミック
ス素子の外周部がホーン内周面で拘束されているため、
前記圧電セラミックス素子の振動が抑制される振動モー
ドとなり、発熱や破損が防止され、音響効率を高くし得
ることとなる。さらに前記振動ケースが密閉構造に形成
されているため、耐環境性が保持され、圧電型超音波送
受波器の信頼性の向上が図れることとなる。
【0015】
【実施例及び比較例】以下、本発明に係る圧電型超音波
送受波器の実施例を、図面に基づいて説明する。図1は
実施例に係る共振周波数が約30kHz の圧電型超音波送
受波器を模式的に示した断面図であり、図中11は圧電
セラミックス素子を示している。圧電セラミックス素子
11は材質SPEM−6Fを用い、外径が略14mm、内
径が略8mm、厚さが略1.0mmのリング形状に形成され
ている。振動板12はステンレス鋼を用いて直径が30
mm、厚さ0.5mmの略円板形状に成形されており、振動
板12下面には圧電セラミックス素子11がエポキシ系
の接着剤を用いて接着されている。さらに振動板12の
外周部には略円筒形状に形成されたケース本体13が接
着・固定され、ケース本体13下部には略円板形状の蓋
体14が接着・固定されており、これら振動板12、ケ
ース本体13及び蓋体14により、密閉構造を有する振
動ケース15が構成されている。蓋体14にはリード端
子16a、16bが固定され、リード端子16aはリー
ド線17aを介して圧電セラミックス素子11に接続さ
れ、リード端子16bはリード線17bを介して振動板
12に接続されている。一方、振動ケース15上にはホ
ーン18が配設され、ホーン18はアルミニウムを用
い、外径が略30mm、高さが略21mmの略円柱形状に成
形されており、ホーン18下部には内径が略14mm、高
さHが略1.0mmの振動空間19が形成され、振動空間
19は圧電セラミックス素子11の外径部上方に±0mm
の公差で配置されている。また振動空間19上部中央に
は直径が略8mmの開口部19aが形成されており、開口
部19aは圧電セラミックス素子11の内径部(または
振動板12a)上方に±0mmの公差で配置されている。
さらに開口部19aの上方には音波反射面19bが形成
されており、音波反射面19bは開口部19aの上方に
断面視凸形状の曲線状に形成されている。そしてホーン
18と振動ケース15とはホーン下端面18aでエポキ
シ系の接着剤を用いて接着・固定され、圧電型超音波送
受波器10が構成されている。
【0016】以下に、このように構成された圧電型超音
波送受波器10を用い、30cm×10Vrsm入力の条件で
送波音圧を測定した結果について説明する。なお比較例
として、図6に示した従来の圧電型超音波送受波器30
を用いた。
【0017】図2は送波音圧の測定結果を示した曲線図
であり、曲線(a)は実施例のものの場合、曲線(b)
は比較例のものの場合を示している。この図から明らか
なように、送波音圧は実施例のものの場合が約120dB
であり、比較例のものの場合の112dB(当社比)に比
べて約8dB高くすることができ、実効音圧レベルを約2
倍以上に高めることができた。
【0018】本実施例に係る圧電型超音波送受波器10
は、リング形状の圧電セラミックス素子11の内側にお
ける振動ケース15に音響負荷を掛けやすくすることが
できるとともに、振幅を大きくすることができ、空気と
の音響整合を容易に図ることができる。また圧電セラミ
ックス素子11の内側における振動ケース15の前方に
ホーン18の開口部19aが形成され、かつ音波反射面
19bが徐々に広がっているため、空気との音響整合を
より一層容易に図ることができ、空気中の音圧をより一
層高くすることができる。その結果S/N比を高めるこ
とができ、遠距離にあるものを正確に検知することがで
きる。また圧電セラミックス素子11の外周部がホーン
内周面18aで拘束されており、圧電セラミックス素子
11の振動を抑制する振動モードとなるため発熱や破損
を防止することができ、音響効率を高くすることができ
る。さらに振動ケース15が密閉構造に形成されている
ため、耐環境性を保持することができ、圧電型超音波送
受波器10の信頼性の向上を図ることができる。
【0019】なお、実施例では共振周波数が30kHz で
振動空間19の厚さH(図1)が略1mmの場合について
説明したが、図3に示したように、別の実施例として振
動空間19の厚さtが2mm、0.5mmの場合、実施例の
ものよりもとほぼ同一の効果を得ることができる。
【0020】また、実施例では振動空間19及び開口部
19aの公差を±0mmに設定したが、図4に示したよう
に、振動空間19及び開口部19aの公差がそれぞれの
寸法の±10%以内の場合、実施例のものの場合と略同
一の効果を得ることができる。
【0021】また、実施例では振動板12の材質として
ステンレス鋼を用いたが、別の実施例としてこれより比
重が軽いジュラルミン等のアルミニウム合金、チタン、
チタン合金等を用いた場合、実施例のものよりも音響イ
ンピーダンスが小さくなる分、より高い音圧を得ること
ができる。
【0022】また、実施例では圧電セラミックス素子1
1として、連続入力に対応したハード系の材料を用いた
が、別の実施例としてパルスで使用したり連続入力しな
い場合、ソフト系の材料を用いて電圧感度を上げること
ができ、またバイモルフタイプの素子を用いてより高性
能の送受信特性を得ることができる。
【0023】
【発明の効果】以上詳述したように本発明に係る圧電型
超音波送受波器にあっては、リング形状の圧電セラミッ
クス素子が接着された密閉性を有する振動ケースと、該
振動ケース前方に配設されたホーンとを備え、該ホーン
により前記圧電セラミックス素子の外側輪郭と略等しい
形状を有し、前記圧電セラミックス素子の前方に位置す
る振動空間が形成され、前記圧電セラミックス素子の内
側輪郭と略等しい形状を有し、前記振動空間前方に位置
する開口部と、前記開口部前方に位置する凸形状の音波
反射面とが、前記ホーンに形成されているので、リング
形状の前記圧電セラミックス素子の内側における振動ケ
ースの振動板に音響負荷を掛け易くすることができると
ともに、振幅を大きくすることができ、空気との音響整
合を容易に図ることができる。また前記圧電セラミック
ス素子の内側における振動ケースの前方に前記ホーンの
開口部が形成され、かつ前記音波反射面が徐々に広がっ
ているため、空気との音響整合をより一層容易に図るこ
とができ、空気中の音圧をより一層高くすることができ
る。その結果S/N比を高めることができ、遠距離にあ
るものを正確に検知することができる。また前記圧電セ
ラミックス素子の外周部がホーン内周面で拘束されてい
るため、前記圧電セラミックス素子の振動が抑制される
振動モードとなり、発熱や破損を防止することができ、
音響効率を高くすることができる。さらに前記振動ケー
スが密閉構造に形成されているため、耐環境性を保持す
ることができ、圧電型超音波送受波器の信頼性の向上を
図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る圧電型超音波送受波器の実施例を
模式的に示した断面図である。
【図2】送波音圧の測定結果を示した曲線図であり、曲
線(a)は実施例のものの場合、曲線(b)は比較例の
ものの場合を示している。
【図3】振動空間の厚さHと放射音圧との関係を示した
曲線図である。
【図4】振動空間及び開口部の公差と送波音圧との関係
を示した曲線図である。
【図5】(a)はリング状圧電セラミックス素子が接着
された振動板を模式的に示した断面図及び振幅分布の測
定結果を点線で示した曲線図であり、(b)は振動板及
びリング状圧電セラミックス素子を設計する際の分割モ
デルを示している。
【図6】従来の圧電型超音波送受波器の内で最もシンプ
ルなものを模式的に示した断面図である。
【図7】従来用いられている別の圧電型超音波送受波器
を模式的に示した断面図である。
【図8】従来用いられているホーン付きの圧電型超音波
送受波器を模式的に示した断面図である。
【符号の説明】
10 圧電型超音波送受波器 11 圧電セラミックス素子 15 振動ケース 18 ホーン 19 振動空間 19a 開口部 19b 音波反射面

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 リング形状の圧電セラミックス素子が接
    着された密閉性を有する振動ケースと、該振動ケース前
    方に配設されたホーンとを備え、該ホーンにより前記圧
    電セラミックス素子の外側輪郭と略等しい形状を有し、
    前記圧電セラミックス素子の前方に位置する振動空間が
    形成され、前記圧電セラミックス素子の内側輪郭と略等
    しい形状を有し、前記振動空間前方に位置する開口部
    と、前記開口部前方に位置する凸形状の音波反射面と
    が、前記ホーンに形成されていることを特徴とする圧電
    型超音波送受波器。
JP5376593A 1993-03-15 1993-03-15 圧電型超音波送受波器 Pending JPH06269090A (ja)

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