JPH0626908A - レベル検出装置 - Google Patents

レベル検出装置

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JPH0626908A
JPH0626908A JP4081983A JP8198392A JPH0626908A JP H0626908 A JPH0626908 A JP H0626908A JP 4081983 A JP4081983 A JP 4081983A JP 8198392 A JP8198392 A JP 8198392A JP H0626908 A JPH0626908 A JP H0626908A
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capacitor
impedance element
level
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level detecting
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Chikatsugu Yamaguchi
親嗣 山口
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BEAM DENSHI KK
Toyota Tsusho Corp
Toyotsu SK Co Ltd
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BEAM DENSHI KK
Toyota Tsusho Corp
Toyotsu SK Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 レベル検出装置 【目的】液体のレベル変化と出力信号電圧変化との間の
直線性に優れ、構成が簡単なレベル検出装置を提供す
る。 【構成】発振回路1から出力された交流電圧はインピー
ダンス素子7とレベル検出コンデンサ6との直列回路に
印加され、インピーダンス素子7の両端の電位差が差動
増幅回路3により差動増幅される。レベル検出コンデン
サ6の他端は接地される。インピーダンス素子7のイン
ピーダンスをZ、レベル検出コンデンサ6の静電容量を
C、角周波数をωとすれば、ωCZを1よりなるべく小
さくすることにより、増幅回路から出力される信号電圧
の直線性が向上する。また、レベル検出コンデンサ6の
一方の電極は接地されているので、信号電圧に高周波ノ
イズが重畳したり、信号電圧の直流レベルが変動したり
することが少なくなる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、一対の電極間の静電容
量変化により連続レベルを検出するレベル検出装置に関
する。
【0002】
【従来の技術】液体のレベル変化に伴う一対の電極間の
静電容量変化を検出してレベルを検出するレベル検出装
置として例えば特開昭62ー18004号公報の装置が
ある。この装置は、上記静電容量変化をCR発振回路の
周波数の変化として検出することを開示している。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記説
明したレベル変化に伴う電極対間の静電容量変化を発振
周波数の変化として検出する場合、ω=(LC)ー1/2
なり、周波数と静電容量Cが直線関係をもたないので、
例えばf/V変換した信号電圧が液体のレベル(ほぼ電
極間の静電容量と直線関係を有する)と直線関係をもた
ず、その後の信号処理が複雑となった。
【0004】本発明は、このような問題に鑑みなされた
ものであり、流体のレベル変化と出力信号電圧変化との
間の直線性に優れ、構成が簡単なレベル検出装置を提供
することを、その目的としている。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明のレベル検出装置
は、被測定流体を収容する容器内の所定位置に所定間隔
を隔てて垂下される一対の長尺状の電極で構成され、一
方の電極が接地されるレベル検出コンデンサと、前記電
極対の他方に信号電圧検出用のインピーダンス素子を通
じて定周波数の交流電圧を印加する発振回路と、前記イ
ンピーダンス素子の両端の電位差を増幅する増幅回路と
を備えることを特徴としている。
【0006】好適な態様において、前記インピーダンス
素子のインピーダンスをZ、前記レベル検出コンデンサ
の静電容量をC、前記交流電圧の角周波数をωとする
時、ωCZをO.1以下とされる。好適な態様におい
て、前記インピーダンス素子はコンデンサからなり、前
記インピーダンス素子と前記レベル検出コンデンサとの
接続点の信号電圧は、直流遮断用の直流遮断コンデンサ
を通じて前記増幅回路の一入力端に入力される。
【0007】好適な態様において、前記レベル検出コン
デンサは同軸筒形状を有し、外筒からなる外部電極は前
記定電位のラインに接続され、前記外筒内に同軸状に収
容される内部電極が前記インピーダンス素子の一端に接
続される。
【0008】
【作用】発振回路から出力された交流電圧はインピーダ
ンス素子とレベル検出コンデンサとの直列回路に印加さ
れ、レベル検出コンデンサの他端が接地され、インピー
ダンス素子の両端の電位差が差動増幅回路により差動増
幅される。ここで、インピーダンス素子のインピーダン
スをZ、レベル検出コンデンサの静電容量をC、角周波
数をωとすれば、ωCZを1よりなるべく小さくするこ
とにより、増幅回路から出力される信号電圧の直線性が
向上する。
【0009】
【発明の効果】以上説明したように本発明のレベル検出
装置は、発振回路から出力された交流電圧をインピーダ
ンス素子とレベル検出コンデンサとからなる直列回路に
印加し、レベル検出コンデンサの他端を接地し、インピ
ーダンス素子の両端の電位差を差動増幅するので、簡単
な回路で流体のレベル変化に対して直線性の高い信号電
圧を出力することができる。またレベル検出コンデンサ
の一方の電極を接地できるので、高周波ノイズの重畳や
直流レベルの変動が小さい。
【0010】
【実施例】本発明のレベル検出装置の一実施例を図1に
示す。この装置は、発振回路1と、レベル検出用のコン
デンサ回路2と、差動増幅回路3と、検波回路4と、平
滑回路5とからなる。発振回路1は、一定周波数の正弦
波交流電圧を出力する回路であるが、他の波形の発振回
路でもよい。
【0011】コンデンサ回路2は、一端が発振回路1の
出力端に接続されたインピーダンス素子7と、一端がイ
ンピーダンス素子7の他端に接続され他端が接地された
レベル検出コンデンサ6と、直流遮断コンデンサ22と
からなる。直流遮断コンデンサ22は、インピーダンス
素子7とレベル検出コンデンサ6との接続点と差動増幅
回路3のマイナス入力端とを接続する。ここでは、イン
ピーダンス素子7としてレベル検出コンデンサ6より容
量が20分の1以下のコンデンサが採用される。
【0012】増幅回路3は所定の入力インピーダンスを
有するリニア増幅回路であり、オペアンプにより構成さ
れている。検波回路4及び平滑回路5の構成は周知であ
るので説明を省略する。レベル検出コンデンサ6を除く
他の部品は密閉ケース(図示せず)内に収容されてい
る。コンデンサ回路2について更に説明する。
【0013】レベル検出コンデンサ6は、図2に示すよ
うに、誘電性の被測定液体(図示せず)を収容する容器
(図示せず)内の所定位置に垂下される同軸円筒からな
る外部電極62及び内部電極61を有し、両者の上部に
は樹脂製の蓋63が嵌められている。この蓋63は上蓋
部から同軸状に垂下する中央円柱部と外筒部とをもち、
中央円柱部は内部電極61内に嵌入され、外筒部は外部
電極62に嵌着されている。内部電極61及び外部電極
62の隙間の下部には樹脂製のスペーサ64が嵌めら
れ、この隙間を一定に保持している。
【0014】内部電極61及び外部電極62の上端には
爪61a及び62aが上方に伸びており、これら爪61
a及び62aは一対の信号ケーブルの両終端に個別には
んだ付けされている。信号ケーブル64はそれぞれ金網
シールド線からなり、上記密閉ケースまで延設されてい
る。外部電極62の下端には底付き円筒形状の樹脂又は
金属製のキャップ65が嵌着固定されており、キャップ
65の側壁には燃料流出入用の小孔66が開口されてい
る。この小孔66はメカニカルローパスフィルタとして
作用する。
【0015】以下、この装置の作動を説明する。発振回
路1の交流電圧はインピーダンス素子7とレベル検出コ
ンデンサ6とで分圧される。なお、直流遮断コンデンサ
22のインピーダンス又は直流遮断コンデンサ22から
みた差動増幅回路3のマイナス入力端の入力インピーダ
ンスは大きく、直流遮断コンデンサ22を流れる信号電
流は無視できるとする。
【0016】誘電性の液体のレベル変化が生じると、電
極61、62からなるレベル検出コンデンサ6の容量変
化ΔCはこのレベル変化量ΔLにほぼ比例する。インピ
ーダンス素子7を流れる信号電流iは、レベル検出コン
デンサ6の静電容量をC、インピーダンス素子7のイン
ピーダンスをZとし、発振回路1が出力する交流電圧を
Vo、発振回路1の出力インピーダンスは小さくて無視
できるものとすると、 i=Vo/(Z+(1/jωC))となる。
【0017】したがって、インピーダンス素子7の両端
の電位差ΔVは、 ΔV=ZVo/(Z+(1/jωC)) =jωCZVo/(1+jωCZ) いま、jωCZを1より大幅に小さくなるように例えば
O.1以下とすれば、ΔV=jωCZVoとみなすこと
ができ、信号電圧Vcはレベル検出コンデンサ6の静電
容量Cに比例し、Cの変化ΔCがレベル変化ΔLに比例
するので、信号電圧ΔVの変化はレベル変化ΔLに比例
すると見なすことができる。
【0018】すなわち、ω、C、Zを小さくすればよ
い。接続点の信号電圧Vcは差動増幅回路3で増幅さ
れ、検波回路4で検波され、平滑回路5で直流化されて
出力される。なお、上記した直流遮断コンデンサ22は
レベル検出コンデンサ6に直流電流が印加されるのを防
止するものであり、この場合にはインピーダンス素子7
もコンデンサとされる。このようにすれば、レベル検出
コンデンサ6の電極間における直流電流の漏電などの事
故を防ぐことができる。
【0019】本実施例では、同軸円筒状のレベル検出コ
ンデンサ6の外部電極62が接地され、内部電極61が
直流遮断コンデンサ22を通じて差動増幅回路3の入力
端に接続されている。このようにすれば、外部電極62
とタンク(図示せず)などとの間の寄生容量を無視する
ことができ、また、接続点とタンクとの間の寄生容量も
大幅に削減され、レベル検出コンデンサ6の取り付け位
置などの変動により変化しても、信号電圧Vcの変化と
なりにくい利点がある。
【0020】以下、本実施例の他の変形態様を説明す
る。直流遮断コンデンサ22は省略可能である。インピ
ーダンス素子7は、コンデンサの他、抵抗やリアクタン
スで置換することができる。ただインピーダンス素子7
をコンデンサとし直流遮断コンデンサ22を用いると、
レベル検出コンデンサ6に直流電流が伝送されないの
で、安全性に優れる。
【0021】更に、レベル検出コンデンサ6の内部電極
61は円筒の他に円柱とすることもできる。また、被測
定流体は粉体でもよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す等価回路図
【図2】レベル検出コンデンサの断面図、
【符号の説明】
1…発振回路、 2…コンデンサ回路、 3…増幅回路、 4…検波回路、 5…平滑回路、 6…レベル検出コンデンサ、 7…インピーダンス素子、 22…直流遮断コンデンサ、

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】被測定流体を収容する容器内の所定位置に
    所定間隔を隔てて垂下される一対の長尺状の電極で構成
    され、一方の電極が接地されるレベル検出コンデンサ
    と、 前記電極対の他方に信号電圧検出用のインピーダンス素
    子を通じて定周波数の交流電圧を印加する発振回路と、 前記インピーダンス素子の両端の電位差を増幅する増幅
    回路とを備えることを特徴とするレベル検出装置。
  2. 【請求項2】前記インピーダンス素子のインピーダンス
    をZ、前記レベル検出コンデンサの静電容量をC、前記
    交流電圧の角周波数をωとする時、ωCZをO.1以下
    とした請求項1記載のレベル検出装置。
  3. 【請求項3】前記インピーダンス素子はコンデンサから
    なり、前記インピーダンス素子と前記レベル検出コンデ
    ンサとの接続点の信号電圧は、直流遮断用の直流遮断コ
    ンデンサを通じて前記増幅回路の一入力端に入力される
    ものである請求項1記載のレベル検出装置。
  4. 【請求項4】前記レベル検出コンデンサは同軸筒形状を
    有し、外筒からなる外部電極は前記定電位のラインに接
    続され、前記外筒内に同軸状に収容される内部電極が前
    記インピーダンス素子の一端に接続されるものである請
    求項1記載のレベル検出装置。
JP4081983A 1992-04-03 1992-04-03 レベル検出装置 Expired - Lifetime JPH07113566B2 (ja)

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JP4081983A JPH07113566B2 (ja) 1992-04-03 1992-04-03 レベル検出装置
US08/328,571 US5611240A (en) 1992-04-03 1994-10-24 Level detector

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JP4081983A JPH07113566B2 (ja) 1992-04-03 1992-04-03 レベル検出装置

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JPH0626908A true JPH0626908A (ja) 1994-02-04
JPH07113566B2 JPH07113566B2 (ja) 1995-12-06

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011226901A (ja) * 2010-04-20 2011-11-10 Mitsutoyo Corp 容量変化型変位計

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS61188818A (ja) * 1985-02-15 1986-08-22 日東電工株式会社 異方導電性シ−ト

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