JPS6339619Y2 - - Google Patents

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JPS6339619Y2
JPS6339619Y2 JP2878081U JP2878081U JPS6339619Y2 JP S6339619 Y2 JPS6339619 Y2 JP S6339619Y2 JP 2878081 U JP2878081 U JP 2878081U JP 2878081 U JP2878081 U JP 2878081U JP S6339619 Y2 JPS6339619 Y2 JP S6339619Y2
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diaphragm
inverter
capacitor
electrode
capacitance
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Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案は自動車におけるエアフイルタの目づま
り等を検出するに好適な静電容量式圧力検出装置
に関するものである。
[従来技術] 従来、例えば自動車における空気圧を検出する
装置としては、ダイヤフラムと差動トランスを組
み合わせ、ダイヤフラムの動きをダイヤフラムに
固定されたフエライトの動きに変えて差動トラン
スの差電圧により圧力を検出しているものがあ
る。
しかし、この種の装置においてはダイヤフラム
にフエライトが取付けられているため、ダヤフラ
ム自体の重量が重くなり、エアフイルタの目づま
り時に発生する10g/cm2程度の微少圧力を正確に
検出することがむずかしいという欠点がある。
[本考案の目的] 本考案は上記欠点を解決するものであり、検出
圧力の変化に応じて動く導電体よりなるダイヤフ
ラムと、このダイヤフラムと電気的に結合する第
1の電極及び第2の電極を有する基板と、この第
1の電極と前記ダイヤフラムを介して第2の電極
との間に形成される静電容量を含む抵抗容量型発
振回路とを備え、前記抵抗容量型発振回路は、第
1のインバータと抵抗を含み、この抵抗に第2の
インバータと第1のコンデンサからなる直列回路
が並列接続され、前記第1のコンデンサに第3の
インバータと第2のコンデンサからなる直列回路
が並列接続され、前記静電容量が前記第1および
第2のコンデンサの一方により構成され、前記検
出圧力の変化に対応した周波数信号を発生するこ
とによりダイヤフラムには何も取付ける必要がな
いためダイヤフラムをより軽量化でき、同時にダ
イヤフラムの圧力−変位特性を改善でき、容易に
静電容量の微少な変化を発振周波数の変化として
検出することが可能な、例えばエアフイルタの目
づまり時に発生する10g/cm2程度の微少圧力を正
確に検出することも可能な静電容量式圧力検出装
置を提供することを目的とするものである。
[本考案の実施例] 以下本考案を図に示す一実施例について説明す
る。まず本考案装置の全体の構成を示す第1図に
おいて、100は板厚0.05mmのステンレスよりな
る導電体ダイヤフラムであり、オイルシート10
1,102によりハウジング103,104と絶
縁されている。105は抵抗容量型発振回路より
なる検出回路部200及び第1および第2の電極
を収納したプリント板である。ダイヤフラム10
0、オイルシート102,103及びプリント板
105は、ハウジング103,104にかしめに
より固定されている。106はハウジングカバ
ー、107は検出回路部200の信号取り出し線
108のゴムブツシユである。109はニツプル
で一方はハウジング103にかしめにより固定さ
れ、他方はゴムチユーブを介してエアクリーナ内
に通じている。なお、空間aはハウジングカバー
106及びプリント板105を介して大気と同圧
力になるものとする。プリント板105の空間a
の面を第2図に示す。図中、第1電極201およ
び第2電極202はそれぞれ後述する抵抗容量型
発振回路に接続されており、空間aを介して前記
ダイヤフラム100に対向している。
第3図は前記検出回路部200の電気結線図で
あり、20は電源端子、21はアース端子、22
は出力端子、203は抵抗容量型発振回路であ
り、204,205は前述した電極201,20
2およびダイヤフラム100よりなるコンデンサ
であり、エアクリーナ内の圧力に応じて前記ハウ
ジング103内の圧力が静電容量として現われ
る。なお、コンデンサ204,205及びコンデ
ンサ206で第1コンデンサCを形成している。
次に上記構成による一実施例の動作について説
明する。
エアフイルタが目づまりしている場合エアクリ
ーナ内部は大気圧に対し負圧となるため、エアク
リーナとゴムチユーブを介して接続されている第
1図空間bは大気圧である第1図空間aに対し負
圧となり、ダイヤフラム100は前記電極20
1,202から遠ざかる。いま、第1図空間bの
負圧の度合いによりダイヤフラム100が第4図
に図示されたX1,X2,X3の位置にあるとき
について説明する。ダイヤフラム100が位置X
1,X2,X3にある時の第1の電極201、第
2の電極202、ダイヤフラム100により形成
されるコンデンサ204,205の直列の静電容
量をそれぞれC1,C2,C3とすると、第3図
で示した抵抗容量型発振回路203の第2インバ
ータ210の出力端子に接続されている静電容量
は、コンデンサ206の値(C0とする)と、電
極201,202及びダイヤフラム100で構成
され、エアクリーナ内の圧力によつて連続的に変
化する静電容量C1またはC2またはC3を加算
した値である。
今、抵抗容量型発振回路203の第3インバー
タ211の出力端子に接続されている第2コンデ
ンサ207の静電容量C4が、前記ダイヤフラム
位置X2の時の電極201,202及びダイヤフ
ラム100による静電容量C2とコンデンサ20
6の静電容量C0との和とほぼ等しい回路定数と
した場合の抵抗容量型発振回路の動作について、
第5図を用いて説明する。
ダイヤフラムがX3の位置にある時の第2イン
バータ210の出力端子に接続されている静電容
量は、C3>C2だから、第2コンデンサ207
の静電容量C4より大きい。また、ダイヤフラム
がX1の位置にある時の第2インバータ210の
出力端子に接続されている静電容量は、C1<C
2だから、第2コンデンサ207の静電容量C4
より小さい。
まず前者の場合の動作を第5図bの波形図を用
いて説明する。仮にt=t0で第2インバータ21
0の出力電圧Vc(第3図、第5図bのVc)が
“1”レベルに、前記第3インバータ211の出
力電圧Vd(第3図)が“0”レベルにあるものと
すれば、第2インバータ210の出力端子に接続
されているコンデンサ204,205と206よ
りなるコンデンサ(単に第1コンデンサCとす
る)と、第3インバータ211の出力端子に接続
されている第2コンデンサ207は、第3インバ
ータ211の出入力電圧により互いに逆方向にバ
イアスされている。このため第1インバータ20
9の入力端子の電圧Va(第3図図示)は、コンデ
ンサ207の電圧により一部相殺されて直流電圧
VDDとしきい値電圧VTHの和より低い値となつて
いる(第5図b、電圧b1)。しかして微分電流
が第1コンデンサC、抵抗208及び第2コンデ
ンサ207で決定される時間だけ流れて時間t=
t1で第1コンデンサCの電圧Vaはしきい値電圧
VTHまで低下する。このとき第2インバータ21
0の出力電圧は“1”レベルのままである。
時間tがt1に達すると電圧Vaがしきい値電圧
VTHまで低下し、第1インバータ209の出力電
圧Vbが“1”レベルに、第2インバータ210
の出力電圧Vcが“0”レベルに、第3インバー
タ211の出力電圧Vdが“1”レベルになる。
このため第1インバータ209の入力電圧Vaが、
前記説明と同様に、第2コンデンサ207の電圧
により一部相殺されてVTHから“0”レベルより
低い値に変化する(第5図b、電圧b2)。しか
して、微分電流が抵抗208及び第1コンデンサ
C及び第2コンデンサ207で決定される時間だ
け流れて、時間t=t2で第1インバータ209の
入力電圧Vaはしきい値電圧VTHまで上昇する。こ
のとき、第2インバータ210の出力電圧Vcは
“0”レベルのままである。
時間tがt=t2に達すると、電圧Vaがしきい
値電圧VTHまで上昇し、第1インバータ209の
出力電圧Vbがローレベルに反転する。これによ
り、第1インバータ209の入力電圧Vaが上記
説明と同様にしてVTHから+VTHより高い値に変
化する。以後この繰返し作用により周期(t2
t0)でもつて第2図の抵抗容量型発振回路が発振
する。
次に後者の場合について説明する。第1インバ
ータ209の出力電圧Vbが“0”レベルに、第
2インバータ210の出力電圧Vcが“1”レベ
ルに、第3インバータ211の出力電圧Vdが
“0”レベルにあるものとすれば、第1コンデン
サC及び第2コンデンサ207が第3インバータ
211の入出力電圧により互いに逆方向にバイア
スされる。このため、第1インバータ209の入
力電圧Vaが第1コンデンサより大なる第2コン
デンサ207の電圧により打消されてVDDより小
さな値a1(第5図a図示)となり、前述した如
く、抵抗208及び第1コンデンサ、第2コンデ
ンサによつて決定されて時定数により第1インバ
ータ209の入力電圧VaはVTHに近づき、t=t1
でVTHに達し第1、第2、第3インバータ20
9,210,211がその伝達時間遅れ特性にて
決まる時間経過でもつて反転する。これに応答し
て第1コンデンサC及び第2コンデンサ207が
再び互いに逆方向にバイアスされ、第1インバー
タの入力電圧Vaがコンデンサ207の電圧に打
消されてほぼ直流電圧になる。すると第1、第
2、第3インバータ209,210,211が上
記説明と同様にして反転し、出力電圧Vbが“0”
レベルに、Vcが“1”レベルに、Vdが“0”レ
ベルになる。
以上説明した様に、ダイヤフラムの位置、しい
てはエアフイルタ内の圧力に対応して、第1、第
2、第3インバータゲート209,210,21
1、抵抗208及びコンデンサ204,205,
206,207よりなる発振回路の発振周波数
は、第1コンデンサC及び第2コンデンサ207
の大小によつて決定される値となり第5図a,b
の下部に示す如く、第3図においてインバータ2
12の出力電圧Veはダイヤフラム100の位置
に応じて大きく変化する。
さらに、コンデンサ207の容量値を変えるこ
とにより、コンデンサ204,205及びコンデ
ンサ206よりなるコンデンサCを逆バイアスす
る度合を変えることができるから、抵抗容量型発
振回路203の発振周波数変化幅をダイヤフラム
位置X1及びX3の間で任意に選ぶことができ
る。このようにエアフイルタ内の圧力に応じてダ
イヤフラムの位置が変化し、しいては電極20
1、電極202及びダイヤフラム100より成る
静電容量が変化し、第1図に図示された信号取り
出し線よりエアフイルタ内の圧力に応じた発振周
波数が出力される。
なお、上述の実施例では、発振周波数変化幅を
調整するためにコンデンサ206を第2インバー
タ210の出力端子に接続したが、これはなくて
も良く、電極201,202及びダイヤフラム1
00によつて構成される静電容量C2と第3イン
バータ211の出力端子に接続したコンデンサ2
07との値をほぼ等しい値に選べば、前述した説
明と同じ様に変化幅の大きい発振周波数が得られ
る。
また、上述の実施例では、第2インバータ21
0の出力端に電極201,202及びダイヤフラ
ム100よりなるコンデンサ204,205を接
続したが第3インバータ211の出力端子に接続
しても良い。
[本考案の効果] 以上述べてきた通り、本考案においては、検出
圧力の変化に応じて動く導電体よりなるダイヤフ
ラムとこのダイヤフラムと電気的に結合する電極
201,202とにより、電極201とダイヤフ
ラムを介した電極202との間の静電容量変化を
抵抗容量型発振回路の発振周波数変化として取り
出すから大きな発振周波数変化を圧力変化により
得ることができ、正確な圧力検出が可能である。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案装置の一実施例を示す要部横断
面図、第2図は第1図のプリント板の空間aの側
を示す正面図、第3図は本考案装置の検出回路部
を示す電気結線図、第4図は本考案装置の動作の
説明に供するダイヤフラムの位置を示す要部側面
図、第5図は動作の説明に供する信号波形図であ
る。 101……ダイヤフラム、101,102……
オイルシート、103,104……ハウジング
A,B、201,202……電極、203……抵
抗容量型発振回路、204,205……コンデン
サ。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 検出圧力の変化に応じて動く導電体よりなる
    ダイヤフラムと、このダイヤフラムと電気的に
    結合する第1の電極及び第2の電極を有する基
    板と、この第1の電極と前記ダイヤフラムを介
    して第2の電極との間に形成される静電容量を
    含む抵抗容量型発振回路とを備え、 前記抵抗容量型発振回路は、第1のインバー
    タと抵抗を含み、この抵抗に第2のインバータ
    と第1のコンデンサからする直列回路が並列接
    続され、前記第1のコンデンサに第3のインバ
    ータと第2のコンデンサからなる直列回路が並
    列接続され、前記静電容量が前記第1および第
    2のコンデンサの一方により構成され前記検出
    圧力の変化に対応した周波数信号を発生するこ
    とを特徴とする静電容量式圧力検出装置。 (2) 前記ダイヤフラムがステンレス材により構成
    されることを特徴とする実用新案登録請求の範
    囲第(1)項記載の静電容量式圧力検出装置。 (3) 前記第1および第2の電極が前記基板にプリ
    ント印刷されて構成され、該基板が前記ダイヤ
    フラムと所定の距離隔てられて対向配置されて
    なることを特徴とする実用新案登録請求の範囲
    第(1)項又は第(2)項に記載の静電容量式圧力検出
    装置。
JP2878081U 1981-03-02 1981-03-02 Expired JPS6339619Y2 (ja)

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