JPH06268482A - Rds受信機 - Google Patents

Rds受信機

Info

Publication number
JPH06268482A
JPH06268482A JP4924893A JP4924893A JPH06268482A JP H06268482 A JPH06268482 A JP H06268482A JP 4924893 A JP4924893 A JP 4924893A JP 4924893 A JP4924893 A JP 4924893A JP H06268482 A JPH06268482 A JP H06268482A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
pty
station
rds
storage means
network
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP4924893A
Other languages
English (en)
Other versions
JP3380283B2 (ja
Inventor
Takashi Isobe
隆 磯部
Yuji Hino
裕治 日野
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Electric Corp filed Critical Mitsubishi Electric Corp
Priority to JP04924893A priority Critical patent/JP3380283B2/ja
Publication of JPH06268482A publication Critical patent/JPH06268482A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3380283B2 publication Critical patent/JP3380283B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Channel Selection Circuits, Automatic Tuning Circuits (AREA)
  • Circuits Of Receivers In General (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 RDS受信機において、現在希望するプログ
ラムタイプの放送がない場合、希望するプログラムタイ
プの割込み予約をして、放送開始時その局を自動的に受
信できるようにする。 【構成】 RDSデータに含まれる自局及び他のネット
ワークの周波数リストを第1のメモリー10aに記憶す
ると共に、希望のプログラムタイプのPTYコードを第
2のメモリー10bに記憶しておき、制御部11で、R
DSデータ中のPTYコードが割込み予約しているPT
Yと一致した時、記憶している周波数リストの中の該ネ
ットワークの周波数リストに従いスキャンを実施して、
有効局が検出された時に他の局や他のソースから音声割
込みをかけ、希望のプログラムを受信する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はRDS(Radio Data Sys
tem)放送を受信できるRDS受信機に関する。
【0002】
【従来の技術】RDSデータは図10に示すようにグル
ープと呼ばれる104ビット毎の要素の連続として送信
される。各グループは更にブロックと呼ばれる26ビッ
トの要素で4つに分解できる。各ブロックは16ビット
の情報と10ビットのチェックワードから構成される。
又、各グループデータはその位置により情報の内容が規
定されており第1ブロックの16ビットは常にPIコー
ド(Program identification code )で、プログラム識
別情報と言われ、その放送がどの国の放送のものか、他
国でも同じ放送がされているか等の情報が含まれてい
る。
【0003】第2ブロックの始めの5ピットはそのグル
ープのグループタイプで、その後に送られるデータには
何が送られるのかを識別させるためのコード、次の1ビ
ットがTP(交通番組コード)、続く5ビットが自局の
PTY(Program type code)で、図12のように番組
内容を表し、例えば、ニュース・スポーツ・教育・ポッ
プス・ロックミュージック等がある。
【0004】第2ブロックの残りのビット、第3、第4
ブロックのデータは各グループタイプ毎にその内容が規
定されている。このデータの中でも、第3ブロックには
AFコード(他局周波数情報)があり、放送中の局と同
一番組を放送中の他局の周波数情報を伝えるもので、そ
の他局の局名と周波数が分かる。
【0005】上記のグループタイプの内、グループタイ
プ14A(Type 14A group)は図11に示す通り Enhan
ced Other Networks information であり、他のネット
ワーク(Other Networks ;ONで表示)の情報を伝達し
ており、その中には他局のPTYの情勢も入っている。
【0006】PTYコードを利用する方法としては、例
えば特開平3−34630号公報や特開昭63−136
829号公報に示されたもの等がある。特開平3−34
630号公報に示されたものは、PTYコードに予め優
先順位を設けてサーチを行い最上位PTYコードの局が
なければ、次位のPTYコードの局の選局へ切換えるも
のである。又、特開昭63−136829号公報に示さ
れたものは掃引で得られた放送局をPTYコード別に分
類してメモリーし、そのPTYコードを一括表示する事
で使用者の聴取可能タイプを明確にするものである。こ
れらは、いずれも掃引で得られた放送局の自局のPTY
コードを利用した発明である。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】従来のRDS受信機は
以上のように掃引により得られた放送局の自局のPTY
コードを利用しているため、例えば「ニュースが聞きた
い」「クラシックが聞きたい」という時に、掃引により
希望のジャンルを受信出来なければ一定時間後、再度或
いは何度も掃引指令する必要があった。又TAPEやC
D等に切換えた後には、一旦FMモードに切換えて希望
ジャンルを掃引するという非常に煩わしい操作を使用者
に強いるという問題点があった。
【0008】この発明は上記のような問題点を解消する
ためになされたもので、比較的不本意なFM放送局や他
のソースを聴取している時に、希望するPTYのFM局
が放送を開始すると、この放送を自動的に受信出来る装
置を得ることを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】この発明に係るRDS受
信機は、FMチューナ回路と、このFMチューナ回路の
出力信号からRDSデータをデコードするRDSデコー
ダと、受信局のRDSデータに含まれるネットワークの
周波数リストを記憶する第1の記憶手段と、RDSデー
タに含まれるプログラムタイプコード(PTYコード)
に対して割込み予約の設定を行う設定手段と、この設定
されたプログラムタイプ(PTY)を記憶する第2の記
憶手段と、受信局のRDSデータに含まれる他のいずれ
かのネットワークのPTYコードが、前記第2の記憶手
段に記憶されているPTYと一致した時に、第1の記憶
手段に記憶されている前記ネットワークの周波数リスト
に従いスキャンを行い、電界強度が所定値以上の局が検
出されれば、その局の受信に切り換える制御手段とを備
えたものである。
【0010】この発明に係るRDS受信機は、FMチュ
ーナ回路と、このFMチューナ回路の出力信号からRD
SデータをデコードするRDSデコーダと、受信局のR
DSデータに含まれるネットワークの周波数リストを記
憶する第1の記憶手段と、RDSデータに含まれるプロ
グラムタイプコード(PTYコード)に対して割込み予
約の設定を行う設定手段と、この設定されたプログラム
タイプ(PTY)を記憶する第2の記憶手段と、受信局
のRDSデータに含まれる他のいずれかのネットワーク
のPTYコードが、第2の記憶手段に記憶されているP
TYと一致した時に、第1の記憶手段に記憶されている
ネットワークの周波数リストに従いスキャンを行い、電
界強度が所定値以上の局が検出されれば、切換信号を送
出する制御手段と、この切換信号でAMモード、テープ
モード、CDモード等の他のモードからFMモードのそ
の検出局の受信にソース切換を行うソース切換手段とを
備えたものである。
【0011】また、PTYに対して割込み予約の設定を
行う設定手段及び第2の記憶手段は、設定と記憶を繰り
返す一連の操作で複数個のPTYを設定・記憶する手段
としたものである。
【0012】また、PTYに対して割込み待ちモードの
状態、または、受信局切換・ソース切換等の実際に割込
みがかかっている状態を、目視確認する表示手段を設け
たものである。
【0013】また、所望のPTYをプリセットしておく
プリセット釦を設けたものである。
【0014】また、割込み予約を行うPTYの組み合わ
せを予め設定してプリセットしておくプリセット釦を設
けたものである。
【0015】
【作用】この発明のRDS受信機は、RDSデータに含
まれる自局及び他のネットワークの周波数リストを記憶
しておき、RDSデータ中のPTYコードが割込み予約
しているPTYと一致した時、記憶している周波数リス
トの中の上記ネットワークの周波数リストに従いスキャ
ンを実施して、有効局が検出された時に他の局や他のソ
ースから音声割込みをかける。
【0016】また、PTYに対して割込み予約の設定
と、その設定結果の記憶とを順次繰り返して行う一連の
操作で、複数個のPTYを設定・記憶するようにする。
【0017】また、表示手段で、PTYに対して割込み
待ちモードの状態、または、受信局切換・ソース切換等
の実際に割込みがかかっている状態を、目視確認するよ
うにする。
【0018】また、プリセット釦で、所望のPTYをプ
リセットする。
【0019】また、プリセット釦で、割込み予約を行う
PTYの組み合わせを予め設定してプリセットしてお
く。
【0020】
【実施例】実施例1.以下この発明の一実施例を図につ
いて説明する。図1は、本発明のRDS受信機のブロッ
ク図で1はアンテナ、2はアンテナ1の信号を入力して
FM復調信号を出力するFMチューナ、3はFMチュー
ナ2の復調信号をL、R信号に分離するMPX回路、4
はMPX回路3の出力信号を増幅する増幅器、5はスピ
ーカである。
【0021】6はFMチューナ2内の局部発振周波数を
安定させるPLL(位相同期ループ)、7はFMチュー
ナ2の復調信号から取り出したRDS変調信号を復調
し、RDSデータを解読するRDSデコーダである。8
はドットマトリクスタイプの表示器、9は操作部、10
は記憶部で、第1のメモリーと第2のメモリーを有し、
それぞれ第1の記憶手段と第2の記憶手段を司る。11
は制御部で予め書き込まれたプログラムに従って各回路
を制御する。
【0022】図2は、RDS受信機の正面図で前記表示
器8、操作部9を備えている。この操作部9には、「P
TY」釦、「SEL(SELECT)」釦、「P1」
「P2」・・・のプリセット釦が設けられている。
【0023】図3、図4は、前記制御部11に書き込ま
れた要部のプログラムのフローチャートを示している。
以下これに基づいて説明する。
【0024】まず、制御部11は常に操作部9の操作が
あるかどうかを監視している。PTY釦が押されるとそ
の押し時間をカウントし(S−1、S−2)、1秒未満
の場合は「PTYプリセットモード」に入り受信局のP
TYを表示して、タイマーをリセットする(S−3、S
−4)。
【0025】次にSELECT釦が押された場合は、例
えば、図12に示すようなPTYの番号に従い順次サイ
クリックにPTY表示を更新していく(S−5、S−
6)。図12の15番の Other Music (例えば OTHER
MU と表示)の次は1番に戻りNEWSになる。このように
して順次表示していく。この順次サイクリックに更新す
る目的は、10数種類あるPTYをユーザーが自主的に
入力するのは煩雑なので、順次表示部8に表示させて操
作者がその表示を見て選択するようにするためである。
【0026】したがって、操作者はこの表示を見て、希
望のPTYがあればプリセット釦を押す。このようにプ
リセット釦が押された場合は、その時点で表示している
PTYに該当するコードを押されたプリセット番号に相
当する第2のメモリー10bのメモリーエリアに格納す
る(S−7、S−8)。PTYプリセットモードに入っ
てタイマーリセットされた後、5秒以上SELECT釦
も各プリセット釦も操作されない場合は、PTYプリセ
ットモードは解除され通常受信モードとなり、現在受信
中の局を受信し続ける(S−9〜S−11)。
【0027】なお、上記S−7,S−8でメモリーされ
るPTYのコードは、RDSデータで決められているP
TYコードである必要はない。これはRDS受信機側で
予めRDSデータ以外のPTYを設定できるようにする
ことを目的とするもので、例えば、RDSデータには
「MUSIC」というPTYは無いけれど、受信機側で
01010〜01111に対し一度に設定することもで
きる。
【0028】一方、PTY釦が1秒以上押された場合
は、PTY割込み予約モードとなり「PTY PRI
O」(PTY PRIORITY:PTY優先モードの
意味)を表示させると同時に、前回のPTY割込み予約
時設定したPTYを表示し、タイマーをリセットする
(S−21、S−22)。次にSELECT釦が押され
た場合は、それが1秒未満であれば表示しているPTY
を順次サイクリックに更新していく(S−23〜S−2
5)。
【0029】SELECT釦が1秒以上押された場合
は、表示しているPTYで割込み予約をした事になり、
割込み待ちモードになり受信局の周波数を表示する(S
−26〜S−28)。この時「PTY PRIO」も表
示されており、これが割込み待ちをしている事を表示で
知らせる手段となる。
【0030】この状態でPTY釦が押されたら、割込み
待ちモードを解除して通常受信となる。この時「PTY
PRIO」表示も取り消される(S−101〜S−1
03)。
【0031】PTY釦の操作が無い状態では、制御部1
1はRDSデコーダ7から送られるRDSデータに含ま
れる他のネットワークの情報を収集し続け、ネットワー
ク(PI)毎に周波数を第1のメモリー10aに記憶し
ていく(第1の記憶手段)。そして、他のネットワーク
の情報の中のPTYコードが割込み予約をしたPTYコ
ードと一致した場合は、音声をミューティングして、第
1のメモリー10aにそれ迄に記憶しているネットワー
ク局をスキャンし、有効局があれば、その局に受信を切
換えてその周波数を表示し、音声のミューティングを解
除する(S−104〜S−110)。
【0032】上記の「有効局」とは、電界強度が所定値
以上で、RDSデータが正しい場合を指す。
【0033】この時「PTY PRIO」の後尾に「O
N」の表示を点灯させ「PTY PRIO ON」とす
る事で実際に割込みがかかった事を表示で知らせる(S
−109)。又、他のネットワークのPTYコードと割
込み予約のPTYコードの一致が見られても、当該ネッ
トワークのスキャンで有効局が無ければ元の受信局に戻
る(S−107、S−111)。
【0034】一方、「PTY割込み予約モード」でプリ
セット釦が押された場合は、そのプリセット番号に相当
する第2のメモリー10bのメモリーエリアに格納され
ているPTYを表示する(S−31、S−32)。この
プリセット釦を用いれば、SELECT釦でPTYをサ
イクリックに呼び出す必要がなく、簡単にPTYの呼出
しができる。したがって、使用頻度の高いPTYを前述
の方法でプリセットしておくと非常に便利である。プリ
セット釦で呼び出されたPTYは、SELECT釦を1
秒以上押すと割込み予約完了となり、割込み待ちモード
となる(S−24、S−26、S−27)。
【0035】PTY割込み予約モードに入って、タイマ
ーリセットされた後5秒以上SELECT釦も各プリセ
ット釦も操作されない場合は、PTY割込み予約モード
は解除されて通常受信モードとなり、現在受信中の局を
受信し続ける(S−33〜S−35)。
【0036】ここで、第1の記憶手段(第1のメモリー
10aを利用)と第2の記憶手段(第2のメモリー10
bを利用)の関係を、図5のメモリーマップに示す。受
信局の周波数データ(AFリスト)、又は、グループタ
イプ14A(Type 14A group)により送られてくる他ネ
ットワークの周波数リストは第1の記憶手段で記憶して
いく。なお、メモリー内容は、周波数リストだけではな
く、それ以外のデータを設定してもよい。
【0037】プリセットチャネルは、各チャネルとも受
信局のデータの持ち方と同一である。このプリセットチ
ャネルは、ユーザーの意志によってプリセットが行われ
るので、非RDS局であったり、又は、必要な内容がプ
リセットされなかったりする場合がある。したがって、
RDS受信機としてグループタイプ14A(Type 14Agr
oup)より得た情報をメモリーするために、ネットワー
ク周波数リスト等を伴った第1の記憶手段の一部である
プールストアというメモリーエリアにできるだけ多く設
定しておいた方がよい。
【0038】実施例2.次にこの発明の実施例2につい
て説明する。図6は本発明のRDS受信機のブロック図
で1〜11は図1の説明と同じものである。12はアン
テナ1からの信号を入力してAM検波出力を得るAMチ
ューナ、13はCD部、14はテープ部、15はテープ
部14、CD部13、AMチューナ12、FMのMPX
3、からの信号を入力して、その中から増幅器4への出
力を切換えるソース切換部である。16はAMチューナ
12の局部発掘をコントロールするAM用のPLL部で
ある。
【0039】図7はRDS受信機の正面図の一例であ
り、前記表示器8、操作部9及びテープ部14のテープ
挿入口等を備えている。操作部9には、図2の実施例に
ない「SET」釦が追加されている。図8、図9は前記
制御部11に書き込まれた要部のプログラムのフローチ
ャートを示している。以下これに基づいて説明する。
【0040】まず制御部11は常に操作部9の操作があ
るかどうかを監視している。PTY釦がおされると「P
TY PRIO」を表示し、PTY釦の押し時間をカウ
ントする(S−201〜S−203)。押し時間が1秒
より長い場合は、前回PTY割込み予約をした時の複数
個(1つの場合もある)のPTYを順次表示部8に表示
した後に、ドットマトリクス表示を使用して「PTY
SET?」を表示する(S−204、S−205)。
【0041】一方、PTY釦の押し時間が1秒以下の場
合は、タイマーをリセットしてプリセット釦とSELE
CT釦の操作を監視する(S−211、S−212、S
−214)。プリセット釦が押された場合は、そのプリ
セット釦に相当する第2のメモリー10bのメモリーエ
リアに格納されたPTYを表示部に順次表示した後に、
「PTY SET?」を表示する(S−212、S−2
13、S−205)。SELECT釦が押された場合
は、押される毎に、例えば、図12に示すようなPTY
の番号に従い順次サイクリックにPTY表示を更新して
いき、その度にタイマーをリセットする(S−214〜
S−216)。
【0042】プリセット釦もSELECT釦も5秒以上
押さなければ、PTY割込み予約モードは解除される
(S−212、S−214、S−231、S−23
2)。又、SELECT釦が押された後、PTY釦が5
秒以上押されなければ、同様にPTY割込み予約モード
は解除される(S−217、S−241、S−24
2)。PTY釦が押された場合は、その押し時間をカウ
ントし1秒以下の場合は、現在表示のPTYが割込み対
象に設定されているかを判別し、対象となっている場合
は非対象とし、非対象の場合は対象として(S−21
7、S−218、S−220〜S−222)、更にSE
LECT釦の監視を継続する。
【0043】表示されているPTYが割込み対象に設定
されているかどうかは、表示PTYの頭又は末尾に
「*」マーク等を同時に表示して使用者に知らせる。S
ELECT釦が押された後に、PTY釦が1秒より長く
押された場合は、その時点で割込み対象として設定され
ているPTYを順次表示した後に「PTY SET?」
を表示する(S−214〜S−219、S−205)。
【0044】「PTY SET?」表示がなされると、
タイマーをリセットしてプリセット釦とSET釦の操作
を監視して、プリセット釦が押されると該プリセット釦
に相当する第2のメモリー10bのメモリーエリアの内
容をクリアして、現在設定しているPTYパターンをそ
のメモリーエリアに格納して再度タイマーをリセットす
る(第2の記憶手段)(S−251〜S−254)。S
ET釦が押された場合は、割込み待ちモードとなり「P
TY PRIO」表示継続のまま受信局の周波数を表示
する(S−255〜S−257)。タイマーリセット
後、5秒間プリセット釦もSET釦も操作されなけれ
ば、PTY割込み予約モードを解除する(S−261、
S−262)。
【0045】割込み待ちモードで、PTY釦が押された
場合は、割込み待ちモードを解除して「PTY PRI
O」表示を取り消す(S−301〜S−303)。割込
み待ちモードでは、制御部11はRDSデコーダ7から
送られるRDSデータに含まれる自局又は他のネットワ
ークの情報を収集し続けネットワーク(PI)毎に周波
数を第1のメモリー10bに記憶していく(第1の記憶
手段)。
【0046】そして、自局又は他のネットワークの情報
の中のPTYコードが割込み予約をしたPTYと一致し
た場合は、ソース切換部のモードを確認して、FMモー
ドの場合割込み予約のPTYと一致した局が自局の場合
は「PTY PRIO ON」を表示する(S−311
〜S−314)。他のネットワークのPTYと一致した
場合は、音声をミュートして事前に記憶しているそのネ
ットワーク(PI)の周波数リスト(AFリスト)に従
いスキャンを実施し、有効局があれば該有効局に同調受
信させると同時に、その周波数と「PTY PRIO
ON」を表示して、音声ミュートを解除する(S−31
3、S−321〜S−326)。有効局が無い場合は、
音声ミュートを解除して現在の局を受信しながらPTY
割込み待ちモードを継続する(S−323、S−32
7)。
【0047】自局又は他のネットワークのPTYが割込
み予約のPTYと一致した場合、ソース切換部のモード
がFM以外を選択していれば、割込み予約のPTYと一
致したPI局のAFリストに従いスキャンを実施し、有
効局があれば該有効局に同調受信させた後に、ソース切
換部15でFMへ切換「PTY PRIO ON」及び
該有効局の周波数を表示する(S−312、S−331
〜S−334)。図示しないが、ソース切換時に、切換
ノイズを防止する目的で短時間のミュートをかける。ス
キャンを実施して、有効局がない場合は現状ソースのま
ま割込み待ちモードを継続する(S−332)。
【0048】
【発明の効果】以上のようにこの発明によれば、受信局
のRDSデータに含まれる自局又は他のネットワークか
ら希望のPTYを識別して、自動的に該ネットワークの
有効局を音声割込み出来るように構成したので、希望プ
ログラムが放送開始したにもかかわらずいつ迄も不本意
な他局や他のソースを聴取しなくて済むという効果があ
る。
【0049】また、一連の操作で複数の希望プログラム
を予約可能としたので、予約が簡易化されると共に、希
望のプログラムを割込み予約をしたけれど、実際には割
込みがかからないという不具合が生じる場合があるが、
この場合は多数の希望プログラムの予約ができるので、
このような不具合は殆ど解消される。
【0050】また、表示手段を設けたので、割込み待ち
モードや割込み中を表示部に表示しているため、割込み
予約の重複ミスや割込み時の違和感を防止できる。
【0051】また、プリセット釦を設けたので、使用頻
度の高いPTY等所望のPTYの割込み予約の操作を容
易にしている。
【0052】また、割込み予約するPTYの組み合わせ
をパターン化してプリセットするようにしたので、割込
み予約の操作を容易にしている。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施例によるRDS受信機の回路
ブロック図である。
【図2】この発明の一実施例によるRDS受信機の正面
図である。
【図3】この発明の一実施例によるRDS受信機の動作
フローチャートである。
【図4】この発明の一実施例によるRDS受信機の動作
フローチャートである。
【図5】この発明の一実施例による記憶部のメモリーマ
ップである。
【図6】この発明の他の実施例によるRDS受信機の回
路ブロック図である。
【図7】この発明の他の実施例によるRDS受信機の正
面図である。
【図8】この発明の他の実施例によるRDS受信機の動
作フローチャートである。
【図9】この発明の他の実施例によるRDS受信機の動
作フローチャートである。
【図10】RDSデータの構成図である。
【図11】RDSデータのグループタイプ14A(Type
14A group)の構成図である。
【図12】プログラムタイプコードとそのプログラムタ
イプを示す図である。
【符号の説明】
1 アンテナ 2 FMチューナ 3 MPX部 4 増幅器 5 スピーカ 6 FM PLL部 7 RDSデコーダ 8 表示部 9 操作部 10 記憶部 10a 第1のメモリー 10b 第2のメモリー 11 制御部 12 AMチューナ 13 CD部 14 テープ部 15 ソース切換部 16 AM PLL部
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成6年1月10日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0005
【補正方法】変更
【補正内容】
【0005】上記のグループタイプの内、グループタイ
プ14A(Type 14A group)は図11に示す通り Enhan
ced Other Networks information であり、他のネット
ワーク(Other Networks ;ONで表示)の情報を伝達し
ており、その中には他局のPTYの情報も入っている。
【手続補正2】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図3
【補正方法】変更
【補正内容】
【図3】

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 FMチューナ回路と、このFMチューナ
    回路の出力信号からRDSデータをデコードするRDS
    デコーダと、受信局のRDSデータに含まれるネットワ
    ークの周波数リストを記憶する第1の記憶手段と、RD
    Sデータに含まれるプログラムタイプコード(PTYコ
    ード)に対して割込み予約の設定を行う設定手段と、こ
    の設定されたプログラムタイプ(PTY)を記憶する第
    2の記憶手段と、受信局のRDSデータに含まれる他の
    いずれかのネットワークのPTYコードが、前記第2の
    記憶手段に記憶されているPTYと一致した時に、第1
    の記憶手段に記憶されている前記ネットワークの周波数
    リストに従いスキャンを行い、電界強度が所定値以上の
    局が検出されれば、その局の受信に切り換える制御手段
    とを備えたRDS受信機。
  2. 【請求項2】 FMチューナ回路と、このFMチューナ
    回路の出力信号からRDSデータをデコードするRDS
    デコーダと、受信局のRDSデータに含まれるネットワ
    ークの周波数リストを記憶する第1の記憶手段と、RD
    Sデータに含まれるプログラムタイプコード(PTYコ
    ード)に対して割込み予約の設定を行う設定手段と、こ
    の設定されたプログラムタイプ(PTY)を記憶する第
    2の記憶手段と、受信局のRDSデータに含まれる他の
    いずれかのネットワークのPTYコードが、前記第2の
    記憶手段に記憶されているPTYと一致した時に、第1
    の記憶手段に記憶されている前記ネットワークの周波数
    リストに従いスキャンを行い、電界強度が所定値以上の
    局が検出されれば、切換信号を送出する制御手段と、こ
    の切換信号でAMモード、テープモード、CDモード等
    の他のモードからFMモードのその検出局の受信にソー
    ス切換を行うソース切換手段とを備えたことを特徴とす
    るRDS受信機。
  3. 【請求項3】 PTYに対して割込み予約の設定を行う
    設定手段及び第2の記憶手段は、設定と記憶を繰り返す
    一連の操作で複数個のPTYを設定・記憶する手段とし
    たことを特徴とする請求項1又は請求項2のRDS受信
    機。
  4. 【請求項4】 PTYに対して割込み待ちモードの状
    態、または、受信局切換・ソース切換等の実際に割込み
    がかかっている状態を、目視確認する表示手段を設けた
    ことを特徴とする請求項1又は請求項2のRDS受信
    機。
  5. 【請求項5】 所望のPTYをプリセットしておくプリ
    セット釦を設けたことを特徴とする請求項1又は請求項
    2のRDS受信機。
  6. 【請求項6】 割込み予約を行うPTYの組み合わせを
    予め設定してプリセットしておくプリセット釦を設けた
    ことを特徴とする請求項1又は請求項2のRDS受信
    機。
JP04924893A 1993-03-10 1993-03-10 Rds受信機 Expired - Lifetime JP3380283B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP04924893A JP3380283B2 (ja) 1993-03-10 1993-03-10 Rds受信機

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP04924893A JP3380283B2 (ja) 1993-03-10 1993-03-10 Rds受信機

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH06268482A true JPH06268482A (ja) 1994-09-22
JP3380283B2 JP3380283B2 (ja) 2003-02-24

Family

ID=12825554

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP04924893A Expired - Lifetime JP3380283B2 (ja) 1993-03-10 1993-03-10 Rds受信機

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3380283B2 (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US4823716A (en) * 1986-11-26 1989-04-25 Brother Kogyo Kabushiki Kaisha Sewing machine with fabric-edge tracing function
US4827858A (en) * 1987-04-28 1989-05-09 Brother Kogyo Kabushiki Kaisha Edge tracing sewing machine capable of automatically adjusting needle position
JPH08251123A (ja) * 1995-03-14 1996-09-27 Sony Corp 番組選択装置および方法
WO2003007492A1 (en) * 2001-07-09 2003-01-23 Mitsubishi Denki Kabushiki Kaisha On-vehicle audio system

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US4823716A (en) * 1986-11-26 1989-04-25 Brother Kogyo Kabushiki Kaisha Sewing machine with fabric-edge tracing function
US4827858A (en) * 1987-04-28 1989-05-09 Brother Kogyo Kabushiki Kaisha Edge tracing sewing machine capable of automatically adjusting needle position
JPH08251123A (ja) * 1995-03-14 1996-09-27 Sony Corp 番組選択装置および方法
WO2003007492A1 (en) * 2001-07-09 2003-01-23 Mitsubishi Denki Kabushiki Kaisha On-vehicle audio system

Also Published As

Publication number Publication date
JP3380283B2 (ja) 2003-02-24

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH07297735A (ja) 多重放送受信方法及び受信機
JP2571247B2 (ja) ラジオデータ受信機における受信周波数選択方法
GB2259204A (en) Audio system with fm broadcasting receiver having means to indicate type of program received
JP2000216694A (ja) デジタル音声放送の受信機
JPH0951251A (ja) 受信機
JP3279379B2 (ja) ラジオ受信機
JPH06268482A (ja) Rds受信機
KR19980074989A (ko) 알디에스방송수신용 카오디오의 이오엔정보저장처리방법
JPH0652877B2 (ja) Rds受信機
JP2593079B2 (ja) Rdsラジオ受信機
JP2647671B2 (ja) 受信機
EP0961431A2 (en) Receiver for receiving Digital Audio Broadcast (DAB) programmes, comprising a selection means for selecting a sound signal from several sources
EP0954131A2 (en) Broadcast receiver comprising both a receiver for Digital Audio Broadcasts as well as an FM broadcast receiver with a Radio Data System decoder
EP0337609B1 (en) Radio data system receivers
JP2694770B2 (ja) デジタルデータ多重システムの受信方法
JP3320915B2 (ja) ネットワークフォロー処理方法及びこれを実行するrds受信機
US20040235442A1 (en) Method to block audio and data in a digital radio receiver
EP0961433A2 (en) Receiver for receiving Digital Audio Broadcast programmes comprising a means for selecting a service from a plurality of preselected services
JP2571248B2 (ja) ラジオデータ受信機における受信周波数選択方法
JPH02301330A (ja) 車載用ラジオ受信機
EP0957599A2 (en) Apparatus for receiving digital broadcast programmes comprising programme type identification information
JP3763560B2 (ja) 受信機
JP3231177B2 (ja) Fm多重放送受信機
JP2774984B2 (ja) Rds受信機
JPH01204529A (ja) ラジオデータ受信機

Legal Events

Date Code Title Description
FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20071213

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Year of fee payment: 6

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20081213

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Year of fee payment: 7

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20091213

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20091213

Year of fee payment: 7

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Year of fee payment: 8

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20101213

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20111213

Year of fee payment: 9

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Year of fee payment: 9

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20111213

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20121213

Year of fee payment: 10

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20121213

Year of fee payment: 10

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Year of fee payment: 11

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20131213

EXPY Cancellation because of completion of term