JPH06267215A - 記録再生装置のヘッドシーク機構 - Google Patents

記録再生装置のヘッドシーク機構

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JPH06267215A
JPH06267215A JP5445893A JP5445893A JPH06267215A JP H06267215 A JPH06267215 A JP H06267215A JP 5445893 A JP5445893 A JP 5445893A JP 5445893 A JP5445893 A JP 5445893A JP H06267215 A JPH06267215 A JP H06267215A
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JP
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head
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seek
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time
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JP5445893A
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English (en)
Inventor
Shigeaki Wachi
滋明 和智
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Original Assignee
Sony Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 アクセスの高速化を損なうことなく省電力と
する。又、アクセスタイムをシークタイムに対応させ
る。 【構成】 シーク指令があると、光学ヘッド2の現在セ
クターから目標セクターまでの最短アクセスタイムを予
じめ算出し、この最短アクセスタイムを略シークタイム
とするシーク速度プロファイルによってヘッド送りサー
ボ回路3が光学ヘッド送りモータM2を制御する。又、
シーク指令があると、光学ヘッド2の現在トラックから
目標トラックまでの最短シークタイム及び目標セクター
に対する回転待ち位相角を予じめ算出し、最短シークタ
イムの範囲内で回転待ち位相角をなくす回転速度プロフ
ァイルによってスピンドルサーボ回路1がスピンドルモ
ータM1を制御する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、CAV(回転角速度一
定)フォーマットの記録ディスクを用いる記録再生装置
のヘッドシーク機構に関する。
【0002】
【従来の技術】従来のヘッドシーク機構は、目標セクタ
ーアドレスStが入力されると、この目標セクターアド
レスStから目標トラックアドレスTtを認識する。これ
と共にヘッドの再生信号より現在のセクターアドレスS
cと現在トラックアドレスTcを認識し、現在トラックア
ドレスTcから目標トラックアドレスTtまでの飛び越し
トラック本数(ヘッド移動距離情報)及びその方向を算
出する。そして、飛び越しトラック本数によって予じめ
定められた速度プロファイルによりヘッドを移動する。
ヘッドは目標トラックまで来ると目標トラックTt上で
セトリングし、その後目標セクターStが来るまで待
つ。目標セクターStが来るとリード/ライトを開始す
る。
【0003】即ち、かかるシーク動作のアクセスタイム
は、シークタイム(ヘッドが現在トラックから目標トラ
ックまで移動する時間)と回転待ち時間(目標セクター
が来るまでの待ち時間)の略合計タイム(実際はセトリ
ングタイムも含むが説明の簡略化のため省略する。)で
決定され、従来ではアクセスタイムの高速化をシークタ
イムの高速化で実現するためヘッド送りの速度プロファ
イルを可能な限り高速なものに設定していた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、ヘッド
送りの速度プロファイルの高速化は、ヘッド送りモータ
への負荷が大きくなるためその分大きな電力を必要とす
るという問題がある。
【0005】また、ヘッド送りの速度プロファイルを高
速とすることによって目標セクターStの通過手前でヘ
ッドが目標トラックTt上に到達すればアクセスタイム
の短縮となるが、目標セクターStの通過直後にヘッド
が目標トラックTt上に到達する場合には目標セクター
tが一回転して来るのを待つ必要があるため何らアク
セスタイムの短縮とならない。即ち、アクセスタイムが
シークタイムに比例せず、ヘッド送りの速度プロファイ
ルの高速化のみではトータル的なアクセスの高速化に対
して十分な成果が上げることができない。
【0006】そこで、本発明はアクセスの高速化を損な
うことなく省電力に供する記録再生装置のヘッドシーク
機構を提供することを課題とする。また、他の本発明は
シークタイムに対応したアクセスの高速化を図ることが
できる記録再生装置のヘッドシーク機構を提供すること
を課題とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記課題を達成するため
の請求項1に係る発明の記録再生装置のヘッドシーク機
構は、各トラックの円周方向に所定の回転角毎にセクタ
ーをそれぞれ設け、この各セクターにセクターアドレス
を記録した記録ディスクを用い、この記録ディスクを回
転自在に設けると共にこの記録ディスクの半径方向にヘ
ッドを移動自在に設け、このヘッドの移動を制御するヘ
ッド送りサーボ回路を設けた記録再生装置のヘッドシー
ク機構において、前記ヘッドの現在セクターから目標セ
クターまでの最短アクセスタイムを予じめ演算で求め、
前記ヘッド送りサーボ回路が最短アクセスタイムを略シ
ークタイムとするようシーク速度プロファイルを決定
し、このシーク速度プロファイルに基づき前記ヘッドの
移動を制御したものである。
【0008】また、請求項2に係る発明の記録再生装置
のヘッドシーク機構は、各トラックの円周方向に所定の
回転角毎にセクターをそれぞれ設け、この各セクターに
セクターアドレスを記録した記録ディスクを用い、この
記録ディスクを回転自在に設け、この記録ディスクの回
転を制御するスピンドルサーボ回路を設け、前記記録デ
ィスクの半径方向にヘッドを移動自在に設け、このヘッ
ドの移動を制御するヘッド送りサーボ回路を設けた記録
再生装置のヘッドシーク機構において、現在トラックか
ら目標トラックまでの最短シークタイム及び目標セクタ
ーに対する回転待ち位相角を予じめ演算で求め、前記ス
ピンドルサーボ回路が最短シークタイムの範囲内で回転
待ち位相角をなくすよう回転速度プロファイルを決定
し、この回転速度プロファイルに基づき前記記録ディス
クの回転を制御したものである。
【0009】さらに、請求項3に係る発明の記録再生装
置のヘッドシーク機構は、各トラックの円周方向に所定
の回転角毎にセクターをそれぞれ設け、この各セクター
にセクターアドレスを記録した記録ディスクを用い、こ
の記録ディスクを回転自在に設け、この記録ディスクの
回転を制御するスピンドルサーボ回路を設け、前記記録
ディスクの半径方向にヘッドを移動自在に設け、このヘ
ッドの移動を制御するヘッド送りサーボ回路を設けた記
録再生装置のヘッドシーク機構において、現在トラック
から目標トラックまでの最短シークタイム、目標セクタ
ーまでの回転待ちタイム及び目標セクターに対する回転
待ち位相角を予じめ演算で求め、前記ヘッド送りサーボ
回路が行う前記ヘッドのシーク速度プロファイルの制御
と、前記スピンドルサーボ回路が行う前記記録ディスク
の回転速度プロファイルの制御とを組合せて回転待ちタ
イムをなくすよう制御したものである。
【0010】
【作用】請求項1の発明によれば、最短シークタイムと
回転待ちタイムの合計である最短アクセスタイムを予じ
め算出し、この最短アクセスタイムを略シークタイムと
するシーク速度プロファイルによってヘッドの移動が行
われるため、回転待ちタイムの分だけシークタイムが長
くなりシーク速度が低速化する。
【0011】請求項2の発明によれば、最短シークタイ
ムと回転待ち位相角を予じめ算出し、回転待ち位相角を
なくするよう記録ディスクの回転が行われるため、回転
待ちタイムがなくなりシークタイムにアクセスタイムが
近づく。
【0012】請求項3の発明によれば、最短シークタイ
ム、回転待ちタイム及び回転待ち位相角を予じめ算出
し、ヘッド送りサーボ回路によるシーク速度プロファイ
ルの制御と、スピンドルサーボ回路による回転速度プロ
ファイルの制御とを組合せて回転待ちタイムをなくすた
め、消費電力とアクセスタイムとの調和の下にシーク速
度プロファイルと回転速度プロファイルとを選択でき
る。
【0013】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面を用いて説明す
る。図1から図4は本発明の第1実施例を示す。図1に
は光磁気ディスクドライブ装置の回路ブロック図が示さ
れている。
【0014】図1において、光磁気ディスクDはCAV
(回転角速度一定)フォーマットであり、隣接トラック
間が一定の間隔をあけてスパイラル状にトラックが配置
され、この各トラックの円周方向には所定の回転角毎に
セクターがそれぞれ設けられている。この各セクターに
はセクターアドレスがプリピットにて形成され、セクタ
ーアドレスは各トラックにおける回転位置情報をも含む
ものとして構成されている。
【0015】この光磁気ディスクDはスピンドルモータ
1にて回転され、このスピンドルモータM1はスピンド
ルサーボ回路1によって回転制御される。
【0016】光学ヘッド2は光磁気ディスクDの半径方
向に光学ヘッド送りモータM2にて移動され、この光学
ヘッド送りモータM2はヘッド送りサーボ回路3によっ
て駆動制御される。ゼロクロス検出回路7は光学ヘッド
2の再生差信号のゼロレベルを検出する毎にパルスをヘ
ッド送りサーボ回路3に出力する。速度センサ8は光学
ヘッド2の移動速度を検出し、この速度データをヘッド
送りサーボ回路3に出力する。
【0017】また、光学ヘッド2の再生和信号はアドレ
スデコーダ4に供給され、アドレスデコーダ4はセクタ
ーアドレスとトラックアドレスを復調してこのデータを
コントローラ5に出力する。
【0018】コントローラ5はリード/ライトモード選
択時にはスピンドルサーボ回路1やヘッド送りサーボ回
路3に指令信号を出力し、スピンドルモータM1が一定
速で回転すると共に光学ヘッド2が現在のトラック上を
スキャンする。又、シークモード選択時には図示しない
ホストコンピュータより目標ロジカルブロックアドレス
が出力されると、これを光磁気ディスクD上の目標セク
ターアドレスSt、目標トラックアドレスTtに変換す
る。そして、この目標セクターアドレスSt及び目標ト
ラックアドレスTtとアドレスデコーダ4の現在セクタ
ーアドレスSc及び現在トラックアドレスTcを演算回路
6に出力する。
【0019】演算回路6は、Tt−Tc=TJの式よりヘ
ッド移動方向及び飛び越しトラック本数TJ(ヘッド移
動距離情報)を算出し、この飛び越しトラック本数TJ
の最短シーク時間TSminを例えばTSmin=a・TJ(a
は定数)の式より算出する。次に、Nを1トラック当り
のセクター数、Tをスピンドル回転周期とすると、St
>Scの場合に、 {(St−Sc)/N}・T+k・T>TSmin…(1) St<Scの場合に、 {1−(Sc−St)/N}・T+k・T>TSmin…(2) の式を満足する最小のkを求める。
【0020】St>Scの場合には(1)式のkを、 TS={(St−Sc)/N}・T+k・T の式に代入して最短アクセスタイムTSを求める。
【0021】また、St<Scの場合には(2)式のk
を、 TS={1−(Sc−St)/N}・T+k・T の式に代入して最短アクセスタイムTSを求める。
【0022】演算回路6は、ヘッド移動方向、飛び越し
トラック本数TJ(ヘッド移動距離情報)及び最短アク
セスタイムTSをコントローラ5を介してヘッド送りサ
ーボ回路3に出力する。
【0023】ヘッド送りサーボ回路3は、ヘッド移動方
向データより光学ヘッド送りモータM2の回転方向を決
定し、又、最短アクセスタイムTS及び飛び越しトラッ
ク本数TJより最短アクセスタイムTSをシークタイムと
するシーク速度プロファイルを決定する。具体的には目
標トラックTtの2,3セクター手前で光学ヘッド2が
目標トラックTtに到達するよう決定する。そして、ゼ
ロクロス検出回路7のパルスをカウントすることで光学
ヘッド2を目標トラックTtまで移動するよう制御する
と共に速度センサ8の速度データで光学ヘッド2の移動
速度をフィードバック制御する。
【0024】上記構成において、図2に示す如く光学ヘ
ッド2がトラックTc上のセクタScをスキャンしている
ときに、トラックTt上のセクタStへのシークモードが
選択されると、演算回路6がヘッド移動方向、最短アク
セスタイムTs及び飛び越しトラック本数TJの各データ
を求め、これらのデータがヘッド送りサーボ回路3に転
送される。
【0025】ヘッド送りサーボ回路3は、最短アクセス
タイムTS及び飛び越しトラック本数TJより、図4に示
す如く最短アクセスタイムTSをシークタイムとするシ
ーク速度プロファイルを決定し、これに沿って光学ヘッ
ド2を移動する。光学ヘッド2が目標トラックTtに到
達すると、図3に示す如く光学ヘッド2は目標セクター
tの少し手前位置に位置する。目標トラックTtへのセ
トリングが完了すると、直ちに目標セクターStが来る
ため回転待ちタイムがほとんどない。
【0026】即ち、回転待ちタイムをシークタイムに利
用したため、図4に示す如く従来のシーク速度に較べて
シーク速度が遅くなり、光学ヘッド送りモータM2の負
荷が少なくて済む。又、目標セクターStの通過前に目
標トラックTtに到達するよう制御するため、従来と同
じアクセスタイムを維持できる。
【0027】図5から図7は本発明の第2実施例を示
す。この第2実施例は第1実施例の如くシーク速度を制
御するのではなく、シーク速度は一定であるが回転待ち
タイムをなくすように回転ディスクDの回転速度を制御
する。
【0028】回路ブロック図は第1実施例と同じであ
り、図1において、演算回路6は現在トラックTc、目
標トラックTtが与えられると、上述と同じ手法で最短
シークタイムTsminを求め、この算出結果をコントロー
ラ5を介してスピンドルサーボ回路1に転送する。コン
トローラ5はこのデータ以外に現在セクターScと目標
セクターStをスピンドルサーボ回路1に出力する。
【0029】スピンドルサーボ回路1は、以下の演算に
よって回転速度プロファイルを決定する。即ち、通常の
回転速度をC1(rad/sec)、加速度をCvとする
と、t秒後の速度はC1+Cv・tとなり、Nを1トラッ
ク当りのセクター数とすると、St>Scの場合には、
【0030】
【数1】
【0031】の式を演算する。
【0032】また、St<Scの場合には、
【0033】
【数2】
【0034】の式を演算する。
【0035】上記(3)式又は(4)式について、0≦
A−2πk≦2πとなるkを求め、このkの値を(3)
式又は(4)式に代入する。すると、下記の(5)又は
(6)式によって加速度Cvを求めることができる。
【0036】
【数3】
【0037】そして、スピンドルサーボ回路1は、通常
の回転速度(図6のc)では回転待ち位相角がゼロの場
合を基準として、図5に示す如く回転待ち位相角がマイ
ナスとなる場合(目標トラックTtの到達時に目標セク
ターStが既に通過している場合)には図6のbに示す
ように最短シークタイムTSminの前半を減速度Cvで減
速し、その後半を加速度Cvで加速する回転速度プロフ
ァイルとする。又、図5に示す如く回転待ち位相角がプ
ラスとなる場合(目標トラックTtの到達時に目標セク
ターStが十分手前にある場合)には図6のaに示すよ
うに最短シークタイムTSminの前半を加速度Cvで加速
し、その後半を減速度Cvで減速する回転速度プロファ
イルとする。加速度及び減速度の大きさは回転待ち位相
角の大きさに比例する。
【0038】但し、最大速度VmaxはPLLのロックレ
ンジ、RFの帯域による制限があり、最小速度Vmin
PLLのロックレンジ、レーザの再生パワーで誤消去し
ない速度による制限がある。また、最大加速度Cvmax
スピンドルモータM1のトルクによる制限がある。
【0039】従って、実際の回転速度プロファイルとし
ては図7に示すものが好ましい。この回転速度プロファ
イルは、St>Scの場合には
【0040】
【数4】
【0041】の式で求めることができる。
【0042】又、St<Scの場合には
【0043】
【数5】
【0044】の式で求めることができる。
【0045】この第2実施例によれば、光磁気ディスク
Dの通常の回転速度C1で回転した場合に、光学ヘッド
2が目標トラックTt上に到達した際目標セクターSt
光学ヘッド2の十分手前の位置となるときには光磁気デ
ィスクDの回転速度プロファイルが図7のaに示す特性
に決定される。従って、光学ヘッド2が目標トラックT
t上に到達すると、目標セクターStが光学ヘッド2の少
し手前位置に位置することになる。目標トラックTt
のセトリングが完了すると、直ちに目標セクターSt
来るため回転待ちタイムがほとんどなくアクセスタイム
がシークタイムに近いものとなる。
【0046】また、光磁気ディスクDの通常の回転速度
1で回転した場合に、光学ヘッド2が目標トラックTt
上に到達した際目標セクターStが光学ヘッド2より通
過した位置となるときには光磁気ディスクDの回転速度
プロファイルが図7のbに示す特性に決定される。従っ
て、上述と同様に光学ヘッド2が目標トラックTtが到
達すると、目標セクターStが光学ヘッド2の少し手前
位置に位置するため、上述と同様にアクセスタイムがシ
ークタイムに近いものとなる。
【0047】この第2実施例の変形例としては、図7に
示す如く、最短シークタイムTsminの前半部分で加減速
して回転位相合わせをすることも考えられる。
【0048】また、本発明の第3実施例としては、第1
実施例に示す光学ヘッド2の移動速度の制御と、第2実
施例に示す光磁気ディスクDの回転速度の制御とを組合
せたものが考えられる。例えば光磁気ディスクDの回転
速度の制御を基本として、なお回転待ちタイムがある場
合には光学ヘッド2の移動速度の制御によって回転待ち
タイムをなくす。このようにすればアクセスタイムの高
速化と共にトータル的な省電力が図れる。
【0049】尚、この実施例では本発明を光磁気ディス
クドライブ装置に適用したが、それ以外の光ディスクド
ライブ装置、磁気ディスクドライブ装置等にも同様に適
用できる。従って、記録ディスクも光磁気ディスクに限
定されるものではない。又、CAVフォーマットの記録
ディスクに適用したが、各セクターが回転角度情報を持
つものであれば良く、ゾーニングされたCAVフォーマ
ットの記録ディスクにも適用できる。
【0050】
【発明の効果】以上述べたように請求項1に係る発明に
よれば、現在セクターから目標セクターまでの最短アク
セスタイムを予じめ演算で求め、この最短アクセスタイ
ムを略シークタイムとするようシーク速度プロファイル
を決定したので、アクセスタイムを損なうことなく、且
つ、ヘッド送りを常に最速とする必要がないため省電力
化になるという効果を奏する。
【0051】また、請求項2に係る発明によれば、現在
トラックから目標トラックまでの最短シークタイム及び
目標セクターに対する回転待ち位相角を予じめ演算で求
め、最短シークタイムの範囲内で回転待ち位相角をなく
すよう回転速度プロファイルを決定したので、アクセス
タイムが最短シークタイムと一致するためアクセスの高
速化になるという効果を奏する。
【0052】さらに、請求項3に係る発明によれば、現
在セクターから目標セクターまでの最短アクセスタイ
ム、現在トラックから目標トラックまでの最短シークタ
イム及び目標セクターに対する回転待ち位相角を予じめ
演算で求め、ヘッド送りのシーク速度プロファイルの制
御と記録ディスクの回転速度プロファイルの制御とを組
合せて回転待ちタイムをなくすよう制御したので、アク
セスの高速化になると共にトータル的に省電力化になる
という効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】ヘッドシーク機構の回路ブロック図(第1実施
例)。
【図2】光磁気ディスクの現在トラック、現在セクター
と目標トラック、目標セクターを示す図(第1実施
例)。
【図3】光学ヘッドと目標セクターとの関係を示す図
(第1実施例)。
【図4】シーク速度プロファイルを示すグラフ(第1実
施例)。
【図5】光学ヘッドと回転待ち位相角の関係を示す図
(第2実施例)。
【図6】回転速度プロファイルを示す図(第2実施
例)。
【図7】回転速度プロファイルを示す図(第2実施
例)。
【符号の説明】
D…光磁気ディスク(記録ディスク) 1…スピンドルサーボ回路 2…ヘッド(光学ヘッド) 3…ヘッド送りサーボ回路

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 各トラックの円周方向に所定の回転角毎
    にセクターをそれぞれ設け、この各セクターにセクター
    アドレスを記録した記録ディスクを用い、この記録ディ
    スクを回転自在に設けると共にこの記録ディスクの半径
    方向にヘッドを移動自在に設け、このヘッドの移動を制
    御するヘッド送りサーボ回路を設けた記録再生装置のヘ
    ッドシーク機構において、前記ヘッドの現在セクターか
    ら目標セクターまでの最短アクセスタイムを予じめ演算
    で求め、前記ヘッド送りサーボ回路が最短アクセスタイ
    ムを略シークタイムとするようシーク速度プロファイル
    を決定し、このシーク速度プロファイルに基づき前記ヘ
    ッドの移動を制御したことを特徴とする記録再生装置の
    ヘッドシーク機構。
  2. 【請求項2】 各トラックの円周方向に所定の回転角毎
    にセクターをそれぞれ設け、この各セクターにセクター
    アドレスを記録した記録ディスクを用い、この記録ディ
    スクを回転自在に設け、この記録ディスクの回転を制御
    するスピンドルサーボ回路を設け、前記記録ディスクの
    半径方向にヘッドを移動自在に設け、このヘッドの移動
    を制御するヘッド送りサーボ回路を設けた記録再生装置
    のヘッドシーク機構において、現在トラックから目標ト
    ラックまでの最短シークタイム及び目標セクターに対す
    る回転待ち位相角を予じめ演算で求め、前記スピンドル
    サーボ回路が最短シークタイムの範囲内で回転待ち位相
    角をなくすよう回転速度プロファイルを決定し、この回
    転速度プロファイルに基づき前記記録ディスクの回転を
    制御したことを特徴とする記録再生装置のヘッドシーク
    機構。
  3. 【請求項3】 各トラックの円周方向に所定の回転角毎
    にセクターをそれぞれ設け、この各セクターにセクター
    アドレスを記録した記録ディスクを用い、この記録ディ
    スクを回転自在に設け、この記録ディスクの回転を制御
    するスピンドルサーボ回路を設け、前記記録ディスクの
    半径方向にヘッドを移動自在に設け、このヘッドの移動
    を制御するヘッド送りサーボ回路を設けた記録再生装置
    のヘッドシーク機構において、現在トラックから目標ト
    ラックまでの最短シークタイム、目標セクターまでの回
    転待ちタイム及び目標セクターに対する回転待ち位相角
    を予じめ演算で求め、前記ヘッド送りサーボ回路が行う
    前記ヘッドのシーク速度プロファイルの制御と、前記ス
    ピンドルサーボ回路が行う前記記録ディスクの回転速度
    プロファイルの制御とを組合せて回転待ちタイムをなく
    すよう制御したことを特徴とする記録再生装置のヘッド
    シーク機構。
JP5445893A 1993-03-16 1993-03-16 記録再生装置のヘッドシーク機構 Pending JPH06267215A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6038096A (en) * 1997-08-28 2000-03-14 Samsung Electronics Co., Ltd. Adaptive sector seeking method for reducing disk drive power consumption
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