JPH0626677A - 加湿器 - Google Patents

加湿器

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JPH0626677A
JPH0626677A JP8526393A JP8526393A JPH0626677A JP H0626677 A JPH0626677 A JP H0626677A JP 8526393 A JP8526393 A JP 8526393A JP 8526393 A JP8526393 A JP 8526393A JP H0626677 A JPH0626677 A JP H0626677A
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chamber
fan
air
internal space
humidifier
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Keisuke Wakabayashi
啓介 若林
Tatsuhiko Seki
辰彦 関
Eiji Koike
英二 小池
Migaku Sasaki
磨 佐々木
Kazuo Matsubara
一雄 松原
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Atom Medical Corp
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Atom Corp
Atom Medical Corp
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B05SPRAYING OR ATOMISING IN GENERAL; APPLYING FLUENT MATERIALS TO SURFACES, IN GENERAL
    • B05BSPRAYING APPARATUS; ATOMISING APPARATUS; NOZZLES
    • B05B17/00Apparatus for spraying or atomising liquids or other fluent materials, not covered by the preceding groups
    • B05B17/04Apparatus for spraying or atomising liquids or other fluent materials, not covered by the preceding groups operating with special methods
    • B05B17/06Apparatus for spraying or atomising liquids or other fluent materials, not covered by the preceding groups operating with special methods using ultrasonic or other kinds of vibrations
    • B05B17/0607Apparatus for spraying or atomising liquids or other fluent materials, not covered by the preceding groups operating with special methods using ultrasonic or other kinds of vibrations generated by electrical means, e.g. piezoelectric transducers
    • B05B17/0615Apparatus for spraying or atomising liquids or other fluent materials, not covered by the preceding groups operating with special methods using ultrasonic or other kinds of vibrations generated by electrical means, e.g. piezoelectric transducers spray being produced at the free surface of the liquid or other fluent material in a container and subjected to the vibrations

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Abstract

(57)【要約】 【構成】液体を霧化するための振動子23を有するチャ
ンバー27に向って送風用ファン33により送風される
空気流を、上記チャンバー27にさらに向う第1の空気
流と、振動子23の発振ユニットおよびファン駆動モー
タ34が共通に配置された内部空間53に向う第2の空
気流とに分流し、第2の空気流は少くとも上記発振ユニ
ットを空冷してから外部に放出されるようにした。 【効果】振動子の発振ユニットが過熱したり湿気を帯び
たりするのを効果的に防止することができ、また、上記
発振ユニットおよびファン駆動モータが共通に配置され
た内部空間に少くとも上記発振ユニットを空冷するため
に導入される空気流中に混入される塵埃が、液体の霧と
空気流とを混合させて生成される混合気体中に混入され
るのを効果的に防止することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、水、薬液などの液体を
霧化した霧を外気と混合して噴霧するための加湿器に関
するものである。
【0002】
【従来の技術】従来から、例えば図5に示すような加湿
器が知られている。
【0003】この図5に示す加湿器は、超音波振動子1
が下端に取付けられた下部チャンバー2と、この下部チ
ャンバー2の上端に着脱可能に嵌合された上部チャンバ
ー3とによってチャンバー4を構成し、このチャンバー
4に供給する空気を導く空気通路5が内部に形成された
空気通路管6を、フィルタ7が収容された空気取入口8
とチャンバー4とにそれぞれ連結し、この空気通路管6
の途中に設けたファンルーム9内にモータにて回転駆動
される送風用ファン10を収容させたものである。
【0004】そして、この図5に示す加湿器において
は、下部チャンバー2内に収容された水、薬液などの液
体14を超音波振動子1によって加振して霧化させると
同時に、送風用ファン10によって外気を空気取入口8
からフィルタ7を通して吸引し、この吸引した空気を空
気通路5を通してチャンバー4の内部空間4aに流入さ
せ、この空気と上記霧化された液体14の霧とを混合さ
せて、上記チャンバー3の噴霧口15から噴霧させるよ
うにしている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかし、図5に示す加
湿器においては、超音波振動子1を振動動作させるため
の発振ユニットや、場合によっては、ファン10を回転
駆動するためのファン駆動モータが、特に夏場には過熱
され、これに伴って加湿器のケーシングも過熱されるか
ら、発振ユニットおよびファン駆動モータの機能上や加
湿器の安全上、好ましくない。
【0006】このような過熱を防止するために、従来
は、ファン10により空気通路5を通してチャンバー4
の内部空間4aに導入される空気流を、超音波振動子1
の発振ユニットおよびファン駆動モータが共通に配置さ
れた加湿器本体の内部空間に空気通路を通して一旦導入
し、この導入した空気流により超音波振動子1の発振ユ
ニット、ファン駆動モータなどを空冷した後、この空冷
に用いた空気流を空気通路を通してチャンバー4の内部
空間4aに流入させて液体14の霧と混合させるように
している。
【0007】本発明者は、このように超音波振動子1の
発振ユニット、ファン駆動モータなどの空冷に用いた空
気流をチャンバー4の内部空間4aに流入させて液体1
4の霧と混合させた場合、次のような問題を生ずること
を見い出した。すなわち、ファン駆動モータは、その回
転駆動時に回転軸であるモータ軸とその軸受とが互いに
強く摩擦されるから、このモータが配置されている内部
空間に塵埃を発生させ易い。また、超音波振動子1の発
振ユニット、ファン駆動モータなどが共通に配置された
加湿器本体の内部空間を頻繁に清掃することは事実上困
難であるから、送風用ファン10によって吸引される外
気中に僅かに含まれる塵埃が長期間のうちには上記内部
空間に或る程度の量で蓄積されることになる。したがっ
て、この内部空間を通過する空気流中にこのような塵埃
が混入される恐れがあるから、このような空気流が液体
14の霧と混合されて生成される混合気体中にも塵埃が
混入され、このために、このような混合気体を特に医療
用ミストとしてミストホースおよびマスクを通して患者
に吸引させた場合、患者が有害な医療用ミストを吸引す
ることになる。
【0008】本発明は、このような問題を是正すべく発
明されたものであって、振動子を振動させるための発振
ユニットが過熱したり湿気を帯びたりするのを効果的に
防止し得ると共に、液体の霧と空気との混合気体に塵埃
が混入されるのを効果的に防止し得るようにした加湿器
を提供することを目的とするものである。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
の本発明による加湿器は、液体を霧化して液体の霧を発
生するための振動子を有するチャンバーと、上記液体の
霧と混合される空気を上記チャンバーに供給するための
送風用ファンと、上記送風用ファンおよび上記チャンバ
ーとは隔離された内部空間に配置され、上記送風用ファ
ンを回転駆動するためのファン駆動モータと、上記内部
空間に上記ファン駆動モータと共に配置され、上記振動
子を振動させるための発振ユニットと、上記送風用ファ
ンにより上記チャンバーに向って送風される空気流を上
記チャンバーにさらに向う第1の空気流と上記内部空間
に向う第2の空気流とに分流する空気分流手段とをそれ
ぞれ具備し、上記第2の空気流は、上記内部空間に導入
されて少くとも上記発振ユニットを空冷してから外部に
放出されるようになっている。
【0010】
【実施例】次に、本発明を医療用加湿器に適用した一実
施例を図1〜図4を参照しながら説明する。
【0011】図1〜図4に示す加湿器21は、加湿器本
体22と、振動子の一例である超音波振動子23と、下
部および上部チャンバー24、25と薬液槽26とを有
するチャンバー27と、空気通路28と、空気通路カバ
ー29と、フィルタルーム30と、フィルタ31と、フ
ァンルーム32と、送風用ファンの一例であるシロッコ
ファン33と、ファン駆動モータ34と、空気流入量調
整弁35となどの主要構造を有している。
【0012】下部チャンバー24は、上端が開放されて
いて、加湿器本体22の一側部に設けられた凹形状のチ
ャンバー保持部37内に上方から嵌合されて保持されて
いる。そして、この下部チャンバー24の底部24aに
超音波振動子23が取付けられている。
【0013】薬液槽26は、上端が開放されていて、底
部にダイヤフラム38が取付けられている。そして、こ
の薬液槽26は、下部チャンバー24内に上方から挿入
され、その上端フランジ26aの外周の上下両面に嵌着
されたパッキン39によって下部チャンバー24の上端
フランジ24b上に着脱可能に載置されている。
【0014】上部チャンバー25は、下端が開放されて
いて、その下端部25aがパッキン39上に着脱可能に
載置され、下端部25aの外周の3面に設けられた下端
フランジ25bがチャンバー保持部37の上部開放端3
7aの内周に嵌合されている。そして、この上部チャン
バー25の上壁25cの一部には、ほぼコ字状の凹部に
より形成されたカバー係合部25dが設けられ、このカ
バー係合部25dの底面と上壁25cとには、空気流入
口40と噴霧口41とが設けられている。なお、上部チ
ャンバー25の上壁25cには、大小の酸素補給口42
a、42b、薬液補給口42cなどが設けられていて、
これらは着脱可能なキャップ43a、43b、43cで
閉塞されている。また、下部チャンバー24の底部24
aに一端が接続された排水ホース44は、加湿器本体2
2の外部に導出され、この排水ホース44の先端44a
は、加湿器本体22の外部に取付けられたホース係止部
45に上向き垂直状に着脱可能に係止されている。
【0015】チャンバー27は以上の如く構成されてい
て、上部チャンバー25および薬液槽26は着脱可能で
ある。そして、下部チャンバー24内に作用水46が収
容され、薬液槽26内に薬液47が収容される。
【0016】ファンルーム32は、加湿器本体22のチ
ャンバー27とは反対側の側面22aに設けられ、加湿
器本体22の内部に取付けられたファン駆動モータ34
のモータ軸34aは、ファンルーム32内に突出してい
る。そして、このモータ軸34aには、シロッコファン
33がねじ48によって図1で矢印a、a´方向から着
脱可能に取付けられている。
【0017】加湿器本体22の上面22bには、上部チ
ャンバー25のカバー係合部25dとファンルーム32
との間を結ぶ水平状の凹溝51が形成されていて、空気
通路カバー29がこの凹溝51内に上方から着脱可能に
かつ水平状に嵌合されている。そして、この空気通路カ
バー29の上壁29aと、この上壁29aの下面に平行
状に一体に設けられた一方の側壁29bおよび仕切壁2
9cと、凹溝51の底面51aとで囲まれた水平状の柱
状空間は、ファンルーム32と上部チャンバー25の空
気流入口40との間を結ぶ空気通路28を構成してい
る。なお、空気通路28内の一部において凹溝51の底
面51a上に設けられた空気分流口52は、超音波振動
子23を振動動作させるためにこの超音波振動子23に
隣接して設けられた発振ユニット(図示せず)、ファン
駆動モータ34などが収容された加湿器本体22の内部
空間53に上記空気通路28を連通させている。
【0018】加湿器本体22の下端には底板75が取付
けられ、この底板75は上記内部空間53の下限位置を
規定している。また、底板75の一側端75aと加湿器
本体22との間には間隙76が形成され、内部空間53
はこの間隙76などにより加湿器本体22の下部におい
て加湿器の外部と連通している。
【0019】空気通路カバー29の先端部は、上部チャ
ンバー25のカバー係合部25dに上方から係合するこ
とによりこの上部チャンバー25を上方から押えつけて
固定するチャンバー固定部29dを構成している。
【0020】ファンルーム32を側面から覆うファンカ
バー54が空気通路カバー29の一端の下部に垂直状に
一体に設けられていて、このファンカバー54にファン
ルーム32内に空気を導く空気吸引口55が設けられて
いる。なお、このファンカバー54の内面に一体に設け
られた円弧状壁54aと加湿器本体22に一体に設けら
れた円弧状壁32aとによって、ファンルーム32の渦
巻き状の外周壁が構成される。
【0021】フィルタルーム30はファンカバー54の
外面に一体に設けられていて、このフィルタルーム30
内にフィルタ31が着脱可能に収容されている。
【0022】フィルタルーム30を側面から覆うフィル
タカバー56には、空気取入口57が設けられている。
そして、このフィルタカバー56は、フィルタルーム3
0の外周壁30aの下端に一体に設けられた一対のヒン
ジ58に着脱可能な状態で回動自在に取付けられ、つま
み付きのねじ59によって外周壁30aに固定されるよ
うになっている。
【0023】ファンカバー54の下端には、一対の支点
軸60が一体に設けられ、この一対の支点軸60は、加
湿器本体22の側面22aの下端の近傍位置に一体に設
けられた一対の支点軸受61に着脱可能な状態で回動自
在に取付けられている。したがって、ファンカバー54
と一体の空気通路カバー29は、加湿器本体22に対し
て着脱可能であると共に、加湿器本体22に対して一対
の支点軸60を中心として図3で矢印b、b´方向に開
閉自在に取付けられている。そして、この空気通路カバ
ー29は、加湿器本体22の上面22b上に取付けられ
たカバー固定手段である一対の回転式ロックつまみ62
によって、加湿器本体22上に固定されるようになって
いる。なお、空気通路カバー29の上壁29a上には、
一対のロックつまみ62が係止される一対のクリック係
止部63が一体に設けられている。
【0024】空気流入量調整弁35が上部チャンバー2
5の空気流入口40の真上に配置されている。なお、こ
の空気流入量調整弁35は、上端につまみ64を有する
雄ねじ65によって、空気通路カバー29の上壁29a
に設けられた雌ねじ66に螺合されている。そして、つ
まみ64の回転調整によって、空気流入量調整弁35を
空気流入口40に対する遠近方向である上下方向に移動
調整することができる。また、加湿器本体22には、上
方に引出し可能な取手67が取付けられている。
【0025】次に、図1〜図4に示す加湿器21の動作
を説明する。
【0026】加湿器21の使用に際しては、まず、図2
〜図4に示すように、ファンカバー54と一体の空気通
路カバー29を一対の支点軸60を中心として図3で矢
印b方向に回動させると、これらの空気通路カバー29
およびファンカバー54を加湿器本体22の凹溝51お
よびファンルーム32に嵌合させてこれらを覆うように
閉蓋することができるから、凹溝51内に空気通路28
が形成される。この際、空気通路カバー29のチャンバ
ー固定部29dを上部チャンバー25のカバー係合部2
5d内に上方から係合させた状態で、加湿器本体22の
一対のロックつまみ62を図2で矢印c方向に回転させ
て空気通路カバー29の一対のクリック係止部63上に
係止させる。
【0027】これにより、ファンカバー54と一体の空
気通路カバー29が一対のロックつまみ64によって上
方から押えられて加湿器本体22に固定されると共に、
空気通路カバー29のチャンバー固定部29dが上部チ
ャンバー25を上方から押えつけて固定する。この際、
上部チャンバー25の下端部25aが薬液槽26のパッ
キン39上に押圧されて、薬液槽26が上部チャンバー
25と一緒に下部チャンバー24上に固定される。
【0028】以上の使用準備の後に、噴霧口41にミス
トホース69を接続し、ミストホース69の先端のマス
ク(図示せず)を患者に装着させる。そして、この状態
で電源を投入して、超音波振動子23を振動動作させる
と共に、ファン駆動モータ34によってシロッコファン
33を回転駆動させる。
【0029】すると、超音波振動子23の振動が下部チ
ャンバー24内の作用水46およびダイヤフラム38を
介して薬液槽26内の薬液47に伝播されるから、この
薬液47が加振されて霧化されることにより、上部チャ
ンバー25の内部空間25e内に薬液47の霧が発生す
る。
【0030】一方、シロッコファン33の回転により、
図1、図3および図4に矢印Aで示すように、外気が空
気取入口57からフィルタルーム30内のフィルタ31
を通って、空気吸引口55からファンルーム32内に吸
引される。そして、この吸引された空気は、引き続いて
ファンルーム32内から空気通路28内に送風されて、
空気流入口40から上部チャンバー25の内部空間25
e内に流入し、こゝで薬液47の霧と混合される。
【0031】この薬液47の霧と空気とが混合された混
合気体(医療用ミスト)は、上部チャンバー25の噴霧
口41から矢印B方向に流出するから、ミストホース6
9およびマスクを通して患者に吸引される。
【0032】この際、空気流入量調整弁35を上下に移
動調整して、空気流入口40から上部チャンバー25の
内部空間25eへの空気の流入量を調整することによ
り、薬液47の霧と空気との混合比および噴霧口41か
らの混合気体の流出量を可変することができる。
【0033】なお、酸素の補給が必要な患者に対して
は、酸素供給パイプ(図示せず)を上部チャンバー25
の酸素補給口42a、42bのうちのいずれか一方に接
続して、上部チャンバー25の内部空間25e内に酸素
を供給することにより、患者に酸素を補給することがで
きる。この際、必要に応じて、図3に1点鎖線で示すよ
うに、空気流入量調整弁35で空気流入口40を絞った
り、閉塞したりすることができる。
【0034】また、図1、図3および図4に矢印Cで示
すように、シロッコファン33により送風される空気の
一部が空気分流口52から加湿器本体22の内部空間5
3内に送り込まれるから、この送り込まれた空気により
超音波振動子23の発振ユニット、ファン駆動モータ3
4などが空冷される。そして、この空冷に用いられた空
気は、底板75の一側端75aと加湿器本体22との間
に形成された間隙76などから、加湿器の外部に放出さ
れる。
【0035】次に、加湿器21の使用後の清掃に際して
は、一対のロックつまみ62を図1で矢印c´方向に回
転させて、空気通路カバー29の固定状態を解除した後
に、ファンカバー54と一体の空気通路カバー29を一
対の支点軸60を中心として図3で矢印b´方向に回動
させて開蓋するか、あるいは、図1に示すように、一対
の支点軸60を一対の支点軸受61から取外して、ファ
ンカバー54と一体の空気通路カバー29を加湿器本体
22から完全に取外すように開蓋する。
【0036】これにより、空気通路28がそのほゞ全長
にわたって完全に開放されると共に、ファンルーム32
がその前面および上面において完全に開放される。ま
た、これと同時に、上部チャンバー25の固定状態が解
除されて、上部チャンバー25および薬液槽26を加湿
器本体22から下部チャンバー24の上方に簡単に取り
外すことができる。さらに、シロッコファン33をモー
タ軸34aに固定しているねじ48を取り外せば、シロ
ッコファン33をファンルーム32内から矢印a´方向
に簡単に取り外すことができる。また、フィルタカバー
56を固定しているねじ59を取外して、フィルタカバ
ー56を一対のヒンジ58を中心として図3で矢印b´
方向に開放させるか、あるいは、これら一対のヒンジ5
8から取り外せば、フィルタルーム30内のフィルタ3
1も簡単に取り外すことができる。
【0037】以上により、上部チャンバー25、薬液槽
26、空気通路28、空気通路カバー29、フィルタル
ーム30、フィルタ31、ファンルーム32、シロッコ
ファン33、ファンカバー54およびフィルタカバー5
6を完全に分解して、これらの清拭、洗浄、消毒などの
清掃を完全にかつ容易に行うことができる。
【0038】なお、下部チャンバー24内の清掃につい
ては、排水ホース44の先端44aをホース係止部45
から取外して横向きに倒してから、下部チャンバー24
内の作用水46をこの排水ホース44によって排水した
後に行えばよい。
【0039】以上、本発明の一実施例につき述べたが、
本発明は上記実施例に限定されるものではなく、本発明
の技術的思想に基づいて、各種の有効な変更が可能であ
る。
【0040】また、本発明は、上記実施例において示し
た医療用加湿器に限定されるものではなく、家庭用加湿
器にも適用可能である。
【0041】
【発明の効果】上述のように構成された本発明によれ
ば、液体の霧と混合されて混合気体を生成する第1の空
気流とは別に分流された第2の空気流により振動子の発
振ユニットを効果的に空冷することができるから、夏場
であっても発振ユニットが過熱される恐れがなく、ま
た、振動子の発振ユニットおよびファン駆動モータが共
通に配置された内部空間は上記第2の空気流を導入され
ることにより加圧状態となるから、上記第1の空気流を
液体の霧と混合させることにより生成させる混合気体が
上記内部空間にその間隙などから侵入することがなく、
このために、この混合気体中の霧により発振ユニットお
よびファン駆動モータが湿気を帯びてその耐久性が低下
することがなく、したがって、発振ユニットおよびファ
ン駆動モータの機能上や加湿器の安全上、きわめて有利
である。
【0042】また、振動子の発振ユニットおよびファン
駆動モータが共通に配置された内部空間に少くとも発振
ユニットを空冷するために導入される第2の空気流とは
別に分流された第1の空気流を液体の霧と混合させて混
合気体を生成するようにしたから、上記内部空間に導入
されることにより空気流中に混入される塵埃が上記混合
気体中に混入される恐れがなく、したがって、きわめて
衛生的な混合気体を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を医療用加湿器に適用した一実施例にお
ける一部を分解して示す加湿器全体の斜視図である。
【図2】図1に示す加湿器全体のの使用時における斜視
図である。
【図3】図2のIII−III線から見た断面図であ
る。
【図4】図2のIV−IV線から見た断面図である。
【図5】従来の加湿器の概略的な断面図である。
【符号の説明】
21 加湿器 22 加湿器本体 23 超音波振動子(振動子) 27 チャンバー 28 空気通路 29 空気通路カバー 30 フィルタルーム 31 フィルタ 32 ファンルーム 33 シロッコファン(送風用ファン) 34 ファン駆動モータ 47 薬液 52 空気分流口(空気分流手段) 53 内部空間 54 ファンカバー
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 佐々木 磨 埼玉県浦和市道場二丁目2番1号 アトム 株式会社浦和工場内 (72)発明者 松原 一雄 東京都文京区本郷三丁目18番15号 アトム 株式会社内

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 液体を霧化して液体の霧を発生するため
    の振動子を有するチャンバーと、 上記液体の霧と混合される空気を上記チャンバーに供給
    するための送風用ファンと、 上記送風用ファンおよび上記チャンバーとは隔離された
    内部空間に配置され、上記送風用ファンを回転駆動する
    ためのファン駆動モータと、 上記内部空間に上記ファン駆動モータと共に配置され、
    上記振動子を振動させるための発振ユニットと、 上記送風用ファンにより上記チャンバーに向って送風さ
    れる空気流を上記チャンバーにさらに向う第1の空気流
    と上記内部空間に向う第2の空気流とに分流する空気分
    流手段とをそれぞれ具備し、 上記第2の空気流は、上記内部空間に導入されて少くと
    も上記発振ユニットを空冷してから外部に放出されるよ
    うに構成したことを特徴とする加湿器。
  2. 【請求項2】 上記送風用ファンが配置されたファンル
    ームが上記内部空間の一側部に隣接して設けられると共
    に上記チャンバーがこの一側部とは反対側の他側部に隣
    接して設けられ、 上記送風用ファンにより上記チャンバーに向って送風さ
    れる空気流を上記ファンルームから上記チャンバーまで
    導くための空気通路が上記内部空間に隣接して設けら
    れ、 上記空気分流手段は、上記空気通路と上記内部空間とを
    連通させる空気分流用開口から構成され、 上記第2の空気流が上記空気分流用開口から上記内部空
    間に導入されるように構成したことを特徴とする請求項
    1の加湿器。
  3. 【請求項3】 フィルタを収容したフィルタルームが上
    記ファンルームの前位に設けられ、 上記送風用ファンの回転駆動時には、上記フィルタを通
    過した空気が上記ファンルームに流入するように構成し
    たことを特徴とする請求項1または2の加湿器。
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