JPH0371904B2 - - Google Patents

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JPH0371904B2
JPH0371904B2 JP63170379A JP17037988A JPH0371904B2 JP H0371904 B2 JPH0371904 B2 JP H0371904B2 JP 63170379 A JP63170379 A JP 63170379A JP 17037988 A JP17037988 A JP 17037988A JP H0371904 B2 JPH0371904 B2 JP H0371904B2
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air passage
humidifier
chamber
cover
air
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JP63170379A
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Keisuke Wakabayashi
Tatsuhiko Seki
Eiji Koike
Migaku Sasaki
Kazuo Matsubara
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Atom Medical Corp
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Publication date
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、水や薬液等の液体を霧化した霧を外
気と混合して噴霧するための加湿器に関するもの
である。
〔従来の技術〕
従来から例えば第10図に示した加湿器があ
る。
この加湿器は、超音波振動子1が下部に取付け
られた下部チヤンバー部材(以下、「下部チヤン
バー」という)2と、その上部に着脱可能に嵌合
された上部チヤンバー部材(以下、「上部チヤン
バー」という)3とによつてチヤンバー4を構成
し、そのチヤンバー4に供給する空気を取入れる
空気通路5が内部に形成された空気通路管6の一
端6aをフイルム7が収容された空気取入口8に
接続し、その空気通路管6の途中に設けたフアン
ルーム9内にモータにて駆動されるフアン10を
収容させ、その空気通路管6の下向きの他端6b
を上部チヤンバー3の上面に設けた空気流入口1
1の真上に配置させ、その他端6bの外周に上下
に移動可能に取付けた接続管12によつて他端6
bと空気流入口11とを接続し、その接続管12
を下方に押圧するばね13によつて接続管12を
介して上部チヤンバー3を下部チヤンバー2上に
押圧して固定するようにしたものである。
そして、この加湿器は、下部チヤンバー2内に
収容された水や薬液等の液体14を超音波振動子
1によつて加振して霧化させると同時に、フアン
10によつて外気を空気取入口8からフイルタ7
を通して吸引し、その吸引した空気を空気通路5
を通してチヤンバー4の内部空間4aに流入させ
て、その空気と上記霧化された液体14の霧とを
混合させて、上部チヤンバー3の噴霧口15から
噴霧させるようにしたものである。
〔発明が解決しようとする課題〕
この種加湿器は、長時間の使用によつて、チヤ
ンバー4内、空気通路5内、フイルタ7、空気取
入口8内、フアンルーム9内及びフアン10に水
垢、塵埃、雑菌等が付着して溜り易く、カビ等も
発生し易い。
そこで、定期的に、上部チヤンバー3を取外し
て、チヤンバー4内や空気取入口8内を清拭や消
毒する等して清掃し、フイルタ7も取外して洗浄
するか、新しいフイルタ7と交換する必要があ
る。
しかし、従来の加湿器は、空気通路5内、フア
ンルーム9内及びフアン10等の清掃を殆んど行
えなかつたために、これらの内部に溜つた水垢、
塵埃、雑菌及びカビ等が噴霧口15から外部に噴
霧され易く、使用者の健康を害したり、医療用に
は不適格であると言つた衛生面で重大な問題点が
あつた。
また、従来の加湿器は、上部チヤンバー3を専
用の固定手段である接続管12及びばね13を用
いて下部チヤンバー2上に押圧して固定している
ため、部品点数及び組立工数が多くて、構造が複
雑でコスト高につく。また、接続管12をばね1
3に抗して上方に押上げるようにして上部チヤン
バー3を取外すが、その上部チヤンバー3の着脱
操作も面倒であると言つた問題点があつた。
そこで本発明は、空気通路内を清掃する際に、
上部チヤンバーも簡単に取外すことができるよう
にした加湿器を提供することを目的としている。
〔課題を解決するための手段〕
上記目的を達成するために、本発明の加湿器
は、加湿器本体と、液体を霧化するための振動子
を有する下部チヤンバー部材及びこの下部チヤン
バー部材の上部に着脱可能に嵌合された上部チヤ
ンバー部材によつて構成されたチヤンバー部材
と、上記加湿器本体に設けられて上記チヤンバー
部材の内部空間に供給する空気を取入れる空気通
路と、上記加湿器本体の所定位置に着脱自在に取
付けられる空気通路カバーとを具備し、上記空気
通路カバーを上記加湿器本体の所定位置に取付け
たときには、上記空気通路がこの空気通路カバー
により覆われるとともに上記上部チヤンバー部材
が上記空気通路カバーにより上記下部チヤンバー
部材上に固定され、上記空気通路カバーを上記加
湿器本体の所定位置から取外したときには、上記
空気通路が開放されるとともに上記上部チヤンバ
ー部材の固定が解除されるように構成した。
〔作用〕
上記のように構成された加湿器は、空気通路カ
バーの開蓋によつて空気通路を開放できるので、
その空気通路内の清拭、洗浄、消毒等の清掃を完
全にかつ容易に行える。そして、空気通路カバー
が上部チヤンバーの固定手段を兼用しているか
ら、この空気通路カバーを開蓋するだけで、上部
チヤンバーを簡単に取外して空気通路と共に清掃
できる。
〔実施例〕
以下、本発明を医療用に適用した加湿器の実施
例を第1図〜第9図を参照して説明する。
まず、第1図〜第4図に示された一実施例の加
湿器21は、加湿器本体22と、振動子の一例で
ある超音波振動子23と、下部及び上部チヤンバ
ー24,25と薬液槽26を有するチヤンバー部
材(以下、「チヤンバー」という)27と、空気
通路28と、空気通路カバー29と、フイルタル
ーム30と、フイルタ31と、フアンルーム32
と、フアンの一例であるシロツコフアン33と、
フアン駆動モータ34及び空気流入量調整弁35
等の主要構造を有している。
そして、下部チヤンバー24は上端が開放され
ていて、この下部チヤンバー24は加湿器本体2
2の一側部に設けられた凹形状のチヤンバー保持
部37内に上方から嵌合されて保持されている。
そして、この下部チヤンバー24の底部24a
に超音波振動子23が取付けられている。
薬液槽26は上端が開放され、底部にダイヤフ
ラム38が取付けられている。この薬液槽26は
下部チヤンバー24内に上方から挿入され、その
上端フランジ26aの外周の上下両面に嵌着され
たパツキン39によつて下部チヤンバー24の上
端フランジ24b上に着脱可能に載置されてい
る。
上部チヤンバー25は下端が開放されていて、
その下端部25aがパツキン39上に着脱可能に
載置され、下端部25aの外周の3面に設けられ
た下端フランジ25bがチヤンバー保持部37の
上部開放端37aの内周に嵌合されている。そし
て、この上部チヤンバー25の上壁25cの一部
にほぼコ字状の凹部に形成されたカバー係合部2
5dが設けられ、そのカバー係合部25dの底面
と上壁25cとに空気流入口40と噴霧口41と
が設けられている。なお、上部チヤンバー25の
上壁25cには大小の酸素補給口42a,42b
や薬液補給口42c等が設けられていて、これら
は着脱可能のキヤツプ43a,43b,43cで
閉塞されている。また、下部チヤンバー24の底
部24aに一端が接続された排水ホース44が加
湿器本体22外に導出され、その排水ホース44
の先端44aが加湿器本体22外に取付けられた
ホース係止部45に上向き垂直状に着脱可能に係
止されている。
チヤンバー27は以下の如く構成されていて、
上部チヤンバー25及び薬液槽26が着脱可能で
ある。そして、下部チヤンバー24内に作用水4
6が収容され、薬液槽26内に薬液47が収容さ
れている。
そして、フアンルーム32は加湿器本体22の
チヤンバー27とは反対側の側面22aに設けら
れていて、加湿器本体22の内部に取付けられた
フアン駆動モータ34のモータ軸34aがフアン
ルーム32内に突出されている。そして、そのモ
ータ軸34aにシロツコフアン33がねじ48に
よつて第1図で矢印a,a′方向から着脱可能に取
付けられている。
そして、加湿器本体22の上面22bに上部チ
ヤンバー25のカバー係合部25dとフアンルー
ム32との間を結ぶ水平状の凹溝51が形成され
ていて、空気通路カバー29がこの凹溝51内に
上方から着脱可能に水平状に嵌合されている。そ
して、この空気通路カバー29の上壁29aと、
その下面に平行状に一体に設けられた一方の側壁
29b及び仕切壁29cと、凹溝51の底面51
aとで囲繞された水平状の筒状空間が、フアンル
ーム32と上部チヤンバー25の空気流入口40
との間を結ぶ空気通路28に構成されている。な
お、空気通路28内の一部で凹溝51の底面51
a上に設けられた空気分流口52がフアン駆動モ
ータ34や超音波振動子23の発振ユニツト(図
示せず)等が収容された加湿器本体22の内部空
間53に連通されている。
そして、空気通路カバー29の先端部が上部チ
ヤンバー25のカバー係合部25d内に上方から
係合されてその上部チヤンバー25を上方から押
えつけて固定するチヤンバー固定部29dに構成
されている。
そして、フアンルーム32を側面から覆うフア
ンカバー54が空気通路カバー29の一端の下部
に垂直状に一体に設けられていて、このフアンカ
バー54にフアンルーム32内への空気吸引口5
5が設けられている。なお、このフアンカバー5
4の内面に一体に設けられた円弧状壁54aと加
湿器本体22に一体に設けられた円弧状壁32a
とによつてフアンルーム32の渦巻き状の外周壁
が構成される。
そして、フイルタルーム30はフアンカバー5
4の外面に一体に設けられていて、このフイルタ
ルーム30内にフイルタ31が着脱可能に収容さ
れている。
そして、フイルタルーム30を側面から覆うフ
イルタカバー56に空気取入口57が設けられて
いる。このフイルタカバー56はフイルタルーム
30の外周壁30aの下端に一体に設けられた一
対のヒンジ58に着脱可能な状態で回動自在に取
付けられ、つまみ付のねじ59によつて外周壁3
0aに固定される。
そして、フアンカバー54の下端に一対の支点
軸60が一体に設けられていて、この一対の支点
軸60が加湿器本体22の側面22aの下端近傍
位置に一体に設けられた一対の支点軸受61に着
脱可能な状態で回動自在に取付けられている。従
つて、フアンカバー54と一体の空気通路カバー
29は加湿器本体22に対して着脱可能であると
共に、加湿器本体22に対して一対の支点軸60
を中心に第3図で矢印b,b′方向に開閉自在に取
付けられている。そして、この空気通路カバー2
9は加湿器本体22の上面22bに取付けられた
カバー固定手段である一対の回転式ロツクつまみ
62によつて加湿器本体22状に固定される。な
お、空気通路カバー29の上壁29a上には一対
のロツクつまみ62が係止される一対のクリツク
係止部63が一体に設けられている。
そして、空気流入量調整弁35が上部チヤンバ
ー25の空気流入口40の真上に配置されてい
る。この空気流入量調整弁35は上端つまみ64
を有する雄ねじ65によつて空気通路カバー29
の上壁29aに設けられた雌ねじ66に螺合され
ていて、つまみ64の回転調整によつて、空気流入
量調整弁35を空気流入口40に対する遠近方向
である上下方向に移動調整することができる。
そして、加湿器本体22には上方に引出し可能
な取手67が取付けられている。
次に、第1図〜第4図に示された加湿器21の
動作を説明する。
まず、加湿器21の使用に際しては、第2図〜
第4図に示すように、フアンカバー54と一体の
空気通路カバー29を一対の支点軸60を中心に
第3図で矢印b方向に回動させて、これら空気通
路カバー及びフアンカバー54を加湿器本体22
の凹溝51及びフアンルーム32に嵌合されてこ
れらを覆うように閉蓋し、凹溝51内に空気通路
28を形成する。
そして、空気通路カバー29のチヤンバー固定
部29dを上部チヤンバー25のカバー係合部2
5d内に上方から係合させた状態で、加湿器本体
22の一対のロツクつまみ62を第2図で矢印c
方向に回転して空気通路カバー29の一対のクリ
ツク係止部63上に係止させる。
これにより、フアンカバー54と一体の空気通
路カバー29が一対のロツクつまみ64によつて
上方から押えられて加湿器本体22に固定される
と共に、空気通路カバー29のチヤンバー固定部
29dが上部チヤンバー25を上方から押えつけ
て固定する。この際、上部チヤンバー25の下端
部25aが薬液槽26のパツキン39上に押圧さ
れて、薬液槽26が上部チヤンバー25と一緒に
下部チヤンバー24上に固定される。
以上の使用準備の後、噴霧口41にミストホー
ス69を接続し、ミストホース69の先端のマス
ク(図示せず)を患者が装着する。
そして、この状態で電源を投入し、超音波振動
子23を振動作動させると共に、フアン駆動モー
タ34によつてシロツコフアン33を回転駆動さ
せる。
すると、超音波振動子23の振動が下部チヤン
バー24内の作用水46及びダイヤフラム38を
介して薬液槽26内の薬液47に伝播され、この
薬液47が加振されて霧化され、上部チヤンバー
25の内部空間25e内に薬液47の霧が発生す
る。
一方、シロツコフアン33の回転により、第1
図、第3図及び第4図に矢印Aで示すように、外
気が空気取入口57からフイルタルーム30内の
フイルタ31を通り、空気吸引口55からフアン
ルーム32内に吸引される。そして、この吸引さ
れた空気は引き続いてフアンルーム32内から空
気通路28内に送風されて、空気流入口40から
上部チヤンバー25の内部空間25e内に流入さ
れて、薬液47の霧と混合される。
そして、この薬液47の霧と空気とが混合され
た混合気体(医療用ミスト)が上部チヤンバー2
5の噴霧口41から矢印B方向に流出されて、ミ
ストホース69及びマスクを通して患者が吸引す
ることになる。
なおこの際、空気流入量調整弁35を上下に移
動調整して、空気流入口40から上部チヤンバー
25の内部空間25e内への空気の流入量を調整
して、薬液47の霧と空気との混合比及び噴霧口
41からの混合気体の流出量を可変することがで
きる。
また、酸素の補給が必要な患者に対しては、酸
素供給パイプ(図示せず)を上部チヤンバー25
の酸素補給口42a,42bの何れかに接続し
て、上部チヤンバー25の内部空間25e内に酸
素を供給して、患者に酸素を補給するが、この際
必要に応じて、第3図に1点鎖線で示すように、
空気流入量調整弁35で空気流入口40を絞つた
り、閉塞することができる。
また、第1図、第3図及び第4図に矢印Cで示
すように、シロツコフアン33によつて送風され
る空気の一部が空気分流口52から加湿器本体2
2の内部空間53内に送風され、フアン駆動モー
タ34や発振ユニツト等の空冷を行う。
次に、加湿器21の使用後の清掃に際しては、
一対のロツクつまみ62を第1図で矢印c′方向に
回転して、空気通路カバー29の固定状態を解除
した後、フアンカバー54と一体の空気通路カバ
ー29を一対の支点軸60を中心に第3図で矢印
b′方向に回動させて開蓋させるか、或いは、第1
図に示すように、一付の支点軸60を一対の支点
軸受61から取外して、フアンカバー54と一体
の空気通路カバー29を加湿器本体22から完全
に取外すように開蓋する。
これにより、空気通路28及びフアンルーム3
2がこれらの全長に亘つて完全に開放されると同
時に、上部チヤンバー25の固定状態が解除され
て、上部チヤンバー25及び薬液槽26を加湿器
本体22から下部チヤンバー24の上方に簡単に
取外すことができる。また、シロツコフアン33
をモータ軸34aに固定しているねじ48を取外
せば、シロツコフアン33をフアンルーム32内
から矢印方向a′方向に簡単に取外すことができ
る。また、フイルタカバー56を固定しているね
じ59を取外して、フイルタカバー56を一対の
ヒンジ58を中心に第3図で矢印b′方向に開放さ
せるか、或いは一対のヒンジ58から取外せば、
フイルタルーム30内のフイルタ31も簡単に取
外すことができる。
以上により、上部チヤンバー25、薬液槽2
6、空気通路28、空気通路カバー29、フイル
タルーム30、フイルタ31、フアンルーム3
2、シロツコフアン33、フアンカバー54及び
フイルタカバー56を完全に分解して、これらの
清拭、洗浄、消毒の清掃を完全に、かつ容易に行
うことができる。
なお、下部チヤンバー24内の清掃について
は、排水ホース44の先端44aをホース係止部
45から取外して横向きに倒し、下部チヤンバー
24内の作用水46をこの排水ホース44によつ
て排水した後に行う。
次に、この加湿器21の変形例を順次説明す
る。
まず、第5A図及び第5B図に示した第1の変
形例は、加湿器本体22の上面22b上に一体に
設けた取手71の内部に沿つて断面コ字状の空気
通路28を形成し、空気通路カバー29で空気通
路28を全長に亘つて覆うべく、この空気通路カ
バー29を取手71に着脱可能に取付けた時に、
その先端に一体に設けたチヤンバー固定部29d
で上部チヤンバー25の空気流入口40の外周の
カバー係合部25dを上方から押えつけて固定で
きるようにしたものであり、他の構造は第1図〜
第4図に示した実施例とほぼ同等に構成されてい
る。
従つて、この第1の変形例は、取手71が空気
通路管を兼用する構造となつている。
次に、第6図に示した第2の変形例は、空気通
路カバー29の両側に一体に設けた一対のガイド
レール71を加湿器本体22の凹溝51の両側に
設けた一対のレール受72に加湿器本体22の側
面22a側から矢印a,a′方向に着脱可能に差込
んで、側面22aに設けた一対のロツクつまみ6
2で固定するようにしたものである。
次に、第7図に示した第3の変形例は、空気通
路カバー29とフアンカバー54とを分離して、
空気通路カバー29を加湿器本体22の上面22
bに設けられた空気通路28に矢印d,d′方向か
ら着脱可能に嵌合させると共に、フアンカバー5
4を側面22aに設けられたフアンルーム32に
矢印a,a′方向から着脱可能に嵌合させて、これ
ら空気通路カバー29及びフアンカバー54を加
湿器本体22の上面22b及び側面22aに設け
た各一対のロツクつまみ62で固定するようにし
たものである。
次に、第8図に示した第4の変形例は、フアン
ルーム32を凹溝51と一緒に加湿器本体22の
上面22bに設け、水平状をなすフアンカバー5
4と一体の空気通路カバー29をフアンルーム3
2及び凹溝51に矢印d,d′方向から着脱可能に
嵌合させて、加湿器本体22の上面22bに設け
た一対をロツクつまみ62で固定するようにした
ものである。
次に、第9図に示した第5の変形例は、フアン
ルーム32と上部チヤンバー25の空気流入口4
0とを結ぶ空気通路28を加湿器本体22の正面
22c(又は背面)に設け、フアンカバー54と
一体の空気通路カバー29を空気通路28及びフ
アンルーム32に矢印e,e′方向から着脱可能に
嵌合させて、加漆器本体22の正面22c(又は
背面)に設けた一対のロツクつまみ62で固定す
るようにしたものである。なお、この場合は、空
気通路カバー29のチヤンバー固定部29dが上
部チヤンバー25の正面25f(又は背面)に設
けられたカバー係合部25dに矢印e方向から係
合されて、上部チヤンバー25を固定する。
なお、以上述べた第1〜第5の変形例によつて
も、第1図〜第4図に示した実施例と同様の効果
を奏することができる。
以上、本発明の実施例に付き述べたが、本発明
は上記実施例に限定されることなく、本発明の技
術的思想に基づいて、各種の有効な変更が可能で
ある。
また本発明は、実施例で示した医療用加湿器に
限定されることなく、家庭用加湿器にも適用可能
である。
〔発明の効果〕
本発明は、上述のとおり構成されているので、
次に記載する効果を奏する。
空気通路内の清拭、洗浄、消毒等の清掃を完全
にかつ容易に行えるので、空気通路内に水垢、塵
埃、雑菌等が溜つたり、カビが発生することを未
然に防止できる上に、これら水垢、塵埃、雑菌及
びカビ等が外部に噴霧される危険がなくなる。従
つて、非常に衛生的であり、使用者の健康を害す
る心配がない。また、抵抗力が弱つている患者に
も医療用として安心して使用できる。
しかも、空気通路内を清掃するために空気通路
カバーを開蓋するだけで、空気通路内を開放でき
るだけでなく、上記チヤンバーを簡単に取外すこ
とができてチヤンバー内をも開放できるから、空
気通路内およびチヤンバー内の汚れの程度を一目
で知ることができ、このために、空気通路内およ
びチヤンバー内の清掃の必要性を簡単かつ確実に
知ることができるとともに、空気通路内とチヤン
バー内との両方の清掃作業を容易に行える。
しかも、空気通路カバーが上部チヤンバーを下
部チヤンバー上に固定する固定手段を兼用してい
るから、従来の加湿器のように上部チヤンバーの
専用の固定手段(接続管12やばね13)が不要
である。従つて、部品点数及び組立工数を削減で
きて、構造の簡素化及び低コスト化を計り得る。
また、加湿器本体に設けられた空気通路を、加湿
器本体の所定位置に着脱自在に取付けられる空気
通路カバーにより覆うようにしたから、断面が閉
ループに構成された単一の筒状空気通路部材によ
り断面が閉ループ状に閉じられた空気通路を形成
する場合に較べて、閉じられた空気通路を加湿器
本体に形成するための構成も簡単である。
【図面の簡単な説明】
第1図〜第9図は本発明の実施例を示したもの
であつて、第1図は本発明の一実施例における加
湿器の一部を分解して示した全体の斜視図、第2
図は第1図に示す加湿器の使用時の全体の斜視
図、第3図は第2図の−矢視での断面図、第
4図は第2図の−矢視での断面図、第5A図
は第1の変形例の斜視図、第5B図は第1の変形
例の分解斜視図、第6図、第7図、第8図及び第
9図は第2、第3、第4及び第5の変形例を示し
た斜視図である。第10図は従来例の概略断面図
である。なお、図面に用いられている符号におい
て、 21……加湿器、22……加湿器本体、23…
…超音波振動子(振動子)、24……下部チヤン
バー、25……上部チヤンバー、25d……カバ
ー係合部、27……チヤンバー、28……空気通
路、29……空気通路カバー、29d……チヤン
バー固定部、62……ロツクつまみ(カバー固定
手段)である。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 加湿器本体と、液体を霧化するための振動子
    を有する下部チヤンバー部材及びこの下部チヤン
    バー部材の上部に着脱可能に嵌合された上部チヤ
    ンバー部材によつて構成されたチヤンバー部材
    と、上記加湿器本体に設けられて上記チヤンバー
    部材の内部空間に供給する空気を取入れる空気通
    路と、上記加湿器本体の所定位置に着脱自在に取
    付けられる空気通路カバーとを具備し、 上記空気通路カバーを上記加湿器本体の所定位
    置に取付けたときには、上記空気通路がこの空気
    通路カバーにより覆われるとともに上記上部チヤ
    ンバー部材が上記空気通路カバーにより上記下部
    チヤンバー部材上に固定され、上記空気通路カバ
    ーを上記加湿器本体の所定位置から取外したとき
    には、上記空気通路が開放されるとともに上記上
    部チヤンバー部材の固定が解除されるように構成
    した加湿器。
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