JPH06266200A - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置

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JPH06266200A
JPH06266200A JP5259268A JP25926893A JPH06266200A JP H06266200 A JPH06266200 A JP H06266200A JP 5259268 A JP5259268 A JP 5259268A JP 25926893 A JP25926893 A JP 25926893A JP H06266200 A JPH06266200 A JP H06266200A
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JP
Japan
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driving
image carrier
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forming
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Application number
JP5259268A
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English (en)
Inventor
Satoshi Kinouchi
聡 木野内
Takashi Shiraishi
貴志 白石
Kazuhisa Kimura
和久 木村
Koichi Hiruta
耕一 蛭田
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Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Publication date
Application filed by Toshiba Corp filed Critical Toshiba Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】この発明の目的は、カラー画像の形成が可能で
あるとともに、像担持体、現像装置の劣化を防止できる
画像形成装置を提供することにある。 【構成】カラー複写機は、順次配設された複数の感光体
ドラムと、感光体ドラムを駆動する駆動機構と、各感光
体ドラムに対応してそれぞれ設けられ、対応する感光体
ドラム上に画像を形成する複数の画像形成部と、を備え
ている。駆動機構は、1つの感光体ドラムおよびこれに
対応する1つの画像形成部を用いて単色の画像形成を行
なう際、この1つの感光体ドラムのみを駆動する第1の
ドラム駆動モータと、カラー画像を形成する際に他の感
光体ドラムを駆動する第2のドラム駆動モータとを備え
ている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、たとえば、いわゆるフ
ルカラー複写機やカラーレーザプリンタなどの電子写真
方式のカラー画像形成装置に係り、特に複数の感光体ド
ラムを用いて用紙上に画像を形成する画像形成装置に関
する。
【0002】
【従来の技術】近年、画像形成装置である複写機におい
てはカラー指向が強くなり、これに応えてデジタル式の
フルカラー複写機が開発されている。この種のフルカラ
ー複写機の方式の1つに、4つの感光体ドラム(像担持
体)を用いた、いわゆる感光体ドラム4連方式がある。
この方式によれば、4つの感光体ドラムが平行に並設さ
れ、それぞれの感光体ドラム上にイエロ、マゼンタ、シ
アン、ブラックのトナーを用いてトナー像が形成され
る。そして、搬送ベルトに載せられた1枚の転写材が順
次4つの感光体ドラムに接触され、4つのドラムからト
ナー像を順次転写材に転写して色重ねすることにより、
フルカラーの画像が得られる。
【0003】この複写機において、フルカラー画像の形
成以外のとき、たとえば、黒色の画像のみを形成する場
合、イエロ、マゼンタ、シアン用の3つの感光体ドラム
にはトナー像を形成せず、ブラック用の感光体ドラムに
対してのみ、ブラックのトナーによるトナー像形成を行
う。そして、ブラックのトナー像のみが転写材に転写さ
れ、黒色のみの画像が得られる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記複写機に
おいて、単色の画像形成の場合においても、他の3色の
感光体ドラム及び現像器は駆動されている。つまり、画
像形成に直接関わらない他の3色の感光体ドラム及び現
像器が不必要に駆動される。このような駆動により、各
感光体ドラムに接触するように設けられたクリーニング
装置によるドラム表面の磨耗及び、感光体ドラムと現像
器との接触によるこれらの疲労が発生する。更に、現像
器の現像スリーブとトナーとの接触による現像スリーブ
の磨耗、及びトナーの性質の劣化が促進されてしまう問
題がある。
【0005】従来、これを解決する手段として、特開昭
63ー8658号公報に開示されているように、画像形
成が行なわれていない画像形成ステーションでは、像担
持体が駆動され、かつ、現像装置が作動され、他の画像
形成手段は不動作とされる画像形成装置がある。しかし
ながら、この場合、像担持体および現像器の具体的な駆
動方法については開示されていない。
【0006】また、特開平4ー76565号公報には、
像担持体に対して接離可能な現像装置選択手段を像担持
体の駆動軸上に配置した装置が開示されている。しかし
ながら、この装置は、感光体ドラム4連方式の装置に比
較して像担持体が大型であり、また、現像器が現像器保
持部材と共に回転するため大きな振動を伴い画像に悪影
響が出てしまう。
【0007】特開平4ー134463号公報には、転写
紙クランプ機構と転写ローラとの切換え機構を備えた装
置が開示されているが、この場合、装置が大掛かりとな
り製造コストも高価となる。
【0008】本発明は以上の点に鑑みなされたもので、
その目的は、カラー画像の形成が可能であるとともに、
像担持体、現像装置の劣化を防止できる画像形成装置を
提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、この発明に係るの画像形成装置は、回転自在な複数
の像担持体を回転させる駆動手段と、上記像担持体上に
現像剤像を形成する画像形成手段と、それぞれ上記像担
持体と対向して配設され、転写材を各像担持体に順次対
向させるとともに転写材を対応する像担持体との間に挟
持することにより、上記現像剤像を上記転写材に転写す
る複数の転写手段と、それぞれ上記像担持体に接触して
配設され、上記転写手段による転写動作後、上記像担持
体の回転により像担持体上の現像剤を除去するクリ−ニ
ング手段と、上記複数の像担持体の内の一部を用いて上
記画像形成手段より画像形成する際、上記画像形成に使
用される像担持体にのみ上記駆動手段の駆動力を伝達す
る伝達手段と、上記駆動手段から駆動力の伝達を受けな
い像担持体と対応する上記転写手段とを相対的に移動さ
せ、上記転写手段を上記転写材を挟持する位置から離間
させる離間手段と、を備えている。
【0010】
【作用】上記構成の画像形成装置によれば、例えば、全
ての画像形成手段および像担持体を用いて画像を形成す
る場合には、駆動手段により全ての像担持体が駆動され
る。また、複数の像担持体の内の一部を用いて、つま
り、画像形成手段の一部を用いて画像を形成する場合、
上記一部以外の像担持体に対応して設けられた転写手段
は、離間手段により、転写材を挟持する位置か離間した
位置へ移動される。それにより、画像形成に使用されな
い像担持体およびこれに対応する転写手段は互いに離間
し、像担持体と転写材との不必要な接触により像担持体
表面の摩耗、疲労等を防止する。
【0011】
【実施例】以下、この発明の実施例を図面を参照して説
明する。
【0012】図1は、第1の実施例に係る例えば4連方
式のフルカラー複写機の構成を概略的に示すものであ
る。このフルカラー複写機は、イエロー、マゼンタ、シ
アン、ブラックの4色の可視像をそれぞれ形成するため
の電子写真方式の4組の画像形成部10Y,10M,1
0C、10BKを備え、これらの画像形成部は後述する
転写材の搬送方向に沿って位置列に並んで設けられてい
る。
【0013】各画像形成部は同一の構成を有しているた
め、イエロー用の画像形成部10Yの構成を代表して説
明する。
【0014】すなわち、画像形成部10Yは像担持体と
しての感光体ドラム2Yを備え、このドラムの周囲に
は、感光体ドラム2Yの表面を帯電する帯電装置3Y、
固体走査ヘッド1Y,現像手段としての現像装置200
Y、転写手段としの転写装置5Y、クリーニング手段と
してのクリーニング装置6Y、除電器7Yが順に配設さ
れている。クリーニング装置6Yは、感光体ドラム2Y
に接触して設けられ感光体ドラム2Yの回転により感光
体ドラム上の現像剤を掻き落とすブレードを備えてい
る。
【0015】感光体ドラム2Yは、後述するドラム駆動
モータ56により、V0 の外周速度で回転駆動される。
この感光体ドラム2Yは、感光体ドラム2Yの表面に接
して設けられている導電性を有する帯電ローラからなる
帯電装置3Yによって表面が帯電される。なお、この帯
電ローラは、感光体ドラム2Yの表面に接触することに
よって回転している。感光体ドラム2Yの表面は、有機
系光導電体によって形成されている。この光導電体は、
通常は高抵抗であるが、光が照射されると、光照射部の
比抵抗が変化する性質を持っている。そこで、帯電した
感光体ドラム2Yの表面に、図示しない制御部から送ら
れてくるイエローの画像データにしたがって、固体走査
ヘッド1Yが感光体ドラム2Yに対して露光光を出力す
る。露光光は、図示しない等倍結像光学系を通して感光
体ドラム2Yに照射され、それにより、イエロー印字パ
ターンの静電潜像が感光体ドラム2Yの表面に形成され
る。
【0016】静電潜像とは、帯電によって感光体ドラム
2Yの表面に形成される像であり、固体走査ヘッド1Y
からの光照射によって、光導電体の被照射面の比抵抗が
低下し、感光体ドラム2Y表面の帯電した電荷が流れ、
一方、固定走査ヘッド1Yからの光照射されなかった部
分の電荷が残留することによって形成される、いわゆる
ネガ潜像である。
【0017】固体走査ヘッド1Yは、主走査方向ライン
上に微小な発光部が等間隔に配設された構造を持ち、印
字すべきパターンに応じて印字制御部から送られてくる
オン−オフ信号に応じて、主走査方向ラインの個別発光
部を点灯制御することにより、この発光部の光を1対1
に結像する等倍結像光学系によって、感光体ドラム2Y
上に光を結像して露光を行なう。具体的には、固体走査
ヘッド1Yには解像度300DPIのLEDヘッドアレ
イが、等倍結像光学系にはセルフォックレンズアレイが
用いられている。
【0018】このようにして帯電された感光体ドラム2
Y上の露光位置に、固体走査ヘッド1Yの光が結像さ
れ、潜像が形成された感光体ドラム2Yは、現像位置ま
でV0の速度で回転する。そして、この現像位置で、感
光体ドラム2Y上の潜像は、現像装置200Yによって
可視像であるトナー像化される。
【0019】現像装置200Yは、後述する現像器駆動
モータ78により駆動される。この現像装置200Y内
には、イエロー染料を含み樹脂にて形成されるイエロー
トナーが収容されている。イエロートナーは、現像装置
200Yの内部で攪拌されることで摩擦帯電し、感光体
ドラム2Y上に帯電した帯電荷と同極性の電荷を有して
いる。感光体ドラム2Yの表面が現像装置200Yの現
像スリーブ4Yを通過していくことにより、ドラム表面
上の除電された潜像部にのみイエロートナーが静電的に
付着し、潜像がイエロートナーによって現像される(反
転現像)。
【0020】イエローのトナー像が形成された感光体ド
ラム2Yは、引続き外周V0 で回転され、転写位置にお
いて、転写装置5Yによって、後述する給紙系によりタ
イミングを取って供給された用紙(転写材)8上にトナ
ー像が転写される。転写後、感光体ドラム2Yは、その
まま外周速度V0 にて回転駆動され、クリーニング装置
6Yによって残留トナーや紙粉がクリーニングされる。
更に、除電装置7Yによりドラム表面の電位が一定にさ
れ、その後、必要に応じて再び帯電装置3Yからの一連
のプロセスに入る。
【0021】給紙系は、ピックアップローラ9、フィー
ルドローラ10、およびレジストローラ11を備えてい
る。ピックアップローラ9によって、給紙カセット39
内から取り出された用紙8は、フィードローラ10によ
って1枚だけレジストローラ11に送られる。レジスト
ローラ11は、用紙8の姿勢をただした後、搬送手段と
しての搬送ベルト12上に送る。レジストローラ11の
外周速度、搬送ベルト12の走行速度は、感光体ドラム
2Yの周速V0 と等速になるように設定されている。従
って、用紙8は、その一部がレジストローラ11に保持
された状態で、感光体ドラム2Yと等速のV0 で搬送ベ
ルト12と共に感光体ドラム2Yの転写位置に送られ
る。
【0022】転写位置において用紙8と接した感光体ド
ラム2Y上のイエロートナー像は、転写装置5Yによっ
て、感光体ドラム2Yから離脱して用紙8上に転写さ
れ、この結果、イエロー印字信号に基づく印字パターン
のイエロートナー像が用紙8上に形成される。
【0023】転写装置5Yは、半導電性を有する転写ロ
ーラによって構成されている。この転写ローラは搬送ベ
ルト12を介して感光体ドラム2Yに転接しており、感
光体ドラム2Yに静電的に付着しているイエロートナー
の電位と逆極性を有する電界を搬送ベルトの裏側から用
紙8に供給する。この電界は、搬送ベルト12および用
紙8を通して感光体ドラム2Y上のイエロートナー像に
作用し、その結果、ドラムから用紙8へトナー像を転写
する。
【0024】こうして、イエロートナー像の転写された
用紙8は、搬送ベルト12により、マゼンダ画像形成部
10M、シアン画像形成部10C、さらにブラック画像
形成部10BKに順次供給される。
【0025】なお、マゼンダ画像形成部10M、シアン
画像形成部10C、ブラック画像形成部10BKは、上
述したイエロー画像形成部10Yと同様に構成されてお
り、同一の部分にはイエロー(Y)の代わりに、マゼン
ダ(M)、シアン(C)、ブラック(BK)を付した同
一参照符号を付すことにより、その詳細な説明を省略す
る。
【0026】イエロー転写位置、マゼンダ転写位置、シ
アン転写位置、ブラック転写位置を順次通過して、カラ
ー画像の形成された用紙8は、定着装置13へと送り込
まれる。定着装置13は、ヒータを組み込んだヒートロ
ーラ13aを有し、用紙8上に電荷力によって載ってい
るだけのトナー像を加熱することにより、色重ねしたト
ナー像を溶融して、用紙8への永久定着する。定着の完
了した用紙8は、送り出しローラ14によって排紙トレ
イ15に搬出される。
【0027】画像形成部10Y、10M、10C、10
BKの感光体ドラム2Y、2M、2C、2BKは互いに
平行に、かつ、一列に並んで配設されている。用紙8を
搬送する搬送ベルト12はエンドレスベルトからなり、
定着装置13側に設けられた駆動ローラ16と用紙供給
側に設けられた従動ローラ17とに巻装されている。駆
動ローラ16は、図示しない駆動モータにより、上述し
たように感光体ドラムの外周速度V0 とベルト12の走
行速度とが等しくなるように駆動される。
【0028】図1および図2に示すように、従動ローラ
17は、支持機構により駆動ローラ16に対して接離す
る方向に沿って移動可能に支持されている。つまり、従
動ローラの軸32の両端部は、それぞれ図示しないフレ
ームに形成された長孔に摺動自在に挿通されているとと
もに、ローラ保持部材21により支持されている。そし
て、ローラ支持部材21は圧縮ばね18により駆動ロー
ラ16から離間する方向に付勢されている。従って、搬
送ベルト12には従動ローラ17により所望の張力が与
えられている。搬送ベルト12は、用紙8を定着装置1
3に送り出した後、ベルト表面に付着した残留トナーや
紙粉がベルトクリーニング装置22によってクリーニン
グされ、必要に応じて次の用紙8を搬送する。
【0029】また、図2および図3に示すように、複写
機は、単一色で印字する場合に搬送ベルト12をドラム
2Y、2M、2Cが離間させる離間手段としての離間機
構40を備えている。離間機構40は、感光体ドラム2
Yの回転軸の両端部にそれぞれベアリング23を介して
取り付けられた楕円カム24を有している。楕円カム2
4は、リンク41を介してアクチュエータ25に連結さ
れており、このアクチュエータ25は、アクチュエータ
駆動部26によって駆動される。また、楕円カム24は
引っ張りばね33により図示の中立位置に保持されてい
る。
【0030】転写装置5Yは転写ローラ28を有し、転
写ローラの回転シャフト29の両端部にはそれぞれ回転
可能なガイドローラ30が取り付けられている。転写ロ
ーラ28は、絶縁性の押圧スプリング31により搬送ベ
ルト12を介して感光体ドラム2Yに押し付けられてい
る。また、ガイドローラ30は押圧スプリング31によ
り楕円カム24に押しつけられている。押圧スプリング
31は図示しない転写装置ベースに取り付けられてい
る。なお、他の画像形成部10M、10Cにも上記と同
様な構成の離間機構40が設けられている。
【0031】上記構成の離間機構40によれば、フルカ
ラー印字を実施するために各感光体ドラムと搬送ベルト
とを接触させる場合には、各離間機構40の楕円カム2
4が引っ張りばね33により図3に示す中立位置に保持
される。それにより、搬送ベルト12は転写ローラ28
を介して押圧ばね31により、感光体ドラム2Y、2
M、2C、2BKに押しつけられる。なお、楕円カム2
4の短半径及び楕円カム24に押圧される転写ローラ2
8のガイドローラ30の半径は、共に転写ローラ28が
最適条件で転写材搬送ベルト12及び感光体ドラム2
Y、2M、2Cに押圧する条件に設定されている。
【0032】一方、単一色印字を実施するために感光体
ドラムと搬送ベルト12と離間させる場合には、図示し
ない制御部からの信号に応じてアクチュエータ駆動部2
6によりアクチュエータ25が作動される。それによ
り、各感光体ドラム2Y、2M、2Cの楕円カム24が
時計方向に約45度回動されて押圧位置に位置する。そ
して、ガイドローラ30は楕円カム24に押されて下降
し、転写ローラ28および搬送ベルト12が図2に破線
で示すように、感光体ドラム2Y、2M、2Cから離間
される。
【0033】図4は、画像形成部10Y、10M、10
C、10BKの駆動機構を概略的に示している。第1実
施例において、駆動機構は、感光体ドラム用の駆動モー
タ、及び現像器用の駆動モータのそれぞれがブラック用
とそれ以外のカラー用とに分けられている。
【0034】詳細には、感光体ドラムを回転させる駆動
系は、ブラック用としての第1のドラム駆動モータ50
と、カラー用としての第2のドラム駆動モータ56とを
備えている。第1のドラム駆動モータ50の回転軸には
第1の駆動軸51が同軸的に連結されている。第1の駆
動軸51にはウォーム52が取り付けられ、このウォー
ム52は、画像形成部10BKの感光体ドラム2BKの
回転軸に取付けられたハスバ歯車54と歯合している。
【0035】第2のドラム駆動モータ56の回転軸には
第2の駆動軸57が同軸的に連結されている。第2の駆
動軸57は第1の駆動軸51と同軸的に設けられ、これ
らの駆動軸の自由端は軸受70、72によりそれぞれ支
持されている。第2の駆動軸57には、各色(シアン、
マゼンダ、イエロー)の画像形成部10C、10M、1
0Yにそれぞれ対応した3つのウオーム58、60、6
2が取り付けられている。そして、これらのウォーム5
8、60、62は、感光体ドラム2C、2M、2Yの回
転軸に取り付けられたハスバ歯車64、66、68にそ
れそれ歯合している。
【0036】また、現像器を駆動する駆動系は、ブラッ
ク用としての第1の現像器駆動モータ74と、カラー用
としての第2の現像器駆動モータ78とを備えている。
第1の現像器駆動モータ74は、ギア列76を介して画
像形成部10BKの現像器200BKに駆動する。ま
た、第2の現像器駆動モータ78はギア列80を介して
各色の画像形成部10C、10M、10Yを駆動する。
【0037】上述した第1および第2のドラム駆動モー
タ50、56、第1および第2の現像器駆動モータ7
4、78、およびギア列76、80は、複写機の図示し
ない支持フレームに支持されている。
【0038】図5に示すように、第1および第2のドラ
ム駆動モータ50、56、第1および第2の現像器駆動
モータ74、78は、それぞれドライバを介して駆動制
御部(CPU)300に接続されている。また、アクチ
ュエータ25を駆動するアクチュエータ駆動部26は駆
動制御部300に接続されている。従って、これらのモ
ータおよびアクチュエータ25は、設定部301を通し
て入力された入力信号に基づいて駆動制御部300によ
り駆動される。
【0039】上記のように構成されたカラー複写機にお
いて、カラー印字する場合には、図示しないCPUから
の信号によって、ブラック用及びカラー用の4つ全ての
駆動モータ50、56、74、78が駆動さ、従って、
4つ全ての画像形成部10BK、10C、10M、10
Yにより画像形成および転写が行われる。また、ブラッ
クのみの単一色で印字する場合、ブラック用の第1のド
ラム駆動モータ50および第1の現像器駆動モータ74
のみが駆動され、第2のドラム駆動モータ56及び現像
器駆動モータ78は停止した状態である。つまり、ブラ
ック単一色で印字する場合、ブラック用の画像形成部1
0BKのみが駆動され、他のカラー用の感光体ドラム2
C、2M、2Yや現像器4C、4M、4Yは停止した状
態である。
【0040】多色印字する場合には、搬送ベルト12は
4つの感光体ドラム2BK、2C、2M、2Yに接触し
ている。しかし、黒色のみの単一色で印字する場合に
は、搬送ベルト12および転写ローラ28は、離間機構
40によりカラー用の感光体ドラム2C、2M、2Yか
ら離間される。
【0041】以上のように構成されたカラー複写器によ
れば、フルカラー印字を行なう場合には4つの画像形成
部10BK、10C、10M、10Yが4つの駆動モー
タにより同時に駆動される。一方、ブラックの単一色で
印字する場合には、ブラック用の画像形成部10BKの
みが第1のドラム駆動モータ50および第1の現像器駆
動モータ74により駆動される。そして、ブラックの単
一色の印字に不必要な他の画像形成部10C、10M、
10Yは駆動されない。そのため、不必要な駆動状態が
回避され、クリーニング装置6C、6M、6Yによる感
光体ドラム2C,2M、2Y表面の不必要な磨耗及び、
これらの感光体ドラムと現像器との接触によるドラムお
よびお現像器の不必要な疲労を防止することができる。
更に、現像器200C、200M、200Yの現像スリ
ーブとトナーとの接触による現像スリーブの磨耗、及び
トナーの性質劣化を防止することができる。
【0042】図6は、この発明の第2の実施例にかかる
カラー複写機の駆動機構を示している。第2の実施例
は、基本的には上述した第1の実施例と類似しており、
異なっているのは、画像形成部の現像器を駆動するモー
タがブラック及びその他のカラー共に共通となっている
ことである。よって、第1の実施例と同一の部分には同
一の参照符号を付してその詳細な説明を省略し、異なる
部分についてのみ説明する。
【0043】第2実施例によれば、画像形成部10B
K、10C、10M、10Yの現像器200BK、20
0C、200M、200Yを駆動する駆動系は、ブラッ
ク用及びカラー用共通の現像器駆動モータ82を備えて
いる。モータ82の駆動力は、ギアトレイン84を介し
て各色(ブラック、シアン、マゼンダ、イエロー)の現
像器に200BK、200C、200M、200Yに伝
達される。
【0044】図7に示すように、第1および第2のドラ
ム駆動モータ50、56、現像器駆動モータ82は、そ
れぞれドライバを介して駆動制御部300に接続され、
設定部301からの入力信号に基づいて駆動される。
【0045】第2実施例において、現像器駆動モータ8
2は、多色印字する場合及びブラックのみの単一色で印
字する場合のいずれの場合も作動されて4つの現像器を
駆動する。上記以外の動作は、第1実施例と同様であ
り、ブラック単一色による印字を行なう場合には第1の
ドラム駆動モータ50により感光体ドラム2BKのみが
駆動され、カラー印字を行なう場合には、第1および第
2のドラム駆動モータ50、56により4色の感光体ド
ラム2BK、2C、2M、2Yが駆動される。従って、
第2の実施例においても、ブラック単一色で印字するに
は、他の色の感光体ドラムの不必要な駆動を回避するこ
とができ、各感光体ドラムに接触しているクリーニング
装置6C、6M、6Yによるドラム表面の磨耗及び、ド
ラムと現像器との接触によるこれらの疲労を防止するこ
とができる。
【0046】図8は、この発明の第3の実施例にかかる
カラー複写機の駆動機構を示している。第3の実施例
は、基本的には上述した第1の実施例と類似している
が、4つの感光体ドラム2BK、2C、2M、2Yが共
通のドラム駆動モータで駆動されるとともに、各カラー
用感光体ドラム2Y、2M、2Cと転写材搬送ベルト1
2とを離間させる離間機構40が設けられていない点で
相違している。第1の実施例と同一の部分には同一の参
照符号を付してその詳細な説明を省略し、異なる部分に
ついてのみ説明する。
【0047】つまり、感光体ドラムを駆動する駆動系に
おいて、単一のドラム駆動モータ86が設けられ、この
モータの回転軸に駆動軸87が同軸的に連結されてい
る。駆動軸87には各色(ブラック、シアン、マゼン
ダ、イエロー)の画像成形部10BK,10C,10
M、10Yにそれぞれ対応した4つのウオーム88、9
0、92、94が取り付けられている。これらのウォー
ム88、90、92、94は、感光体ドラム2BK,2
C、2M、2Yに取り付けられたハスバ歯車54、6
4、66、68とそれぞれ歯合している。従って、4つ
の感光体ドラム2BK,2C、2M、2Yは、ハスバ歯
車54、64、66、68およびウォーム88、90、
92、94を介して単一の駆動モータ86により駆動さ
れる。なお、感光体ドラム2Y、2M、2Cと転写材搬
送ベルト12とを離間させる離間機構40は設けられて
いない。
【0048】図9に示すように、ドラム駆動モータ8
6、第1および第2の現像器駆動モータ76、78は、
それぞれドライバを介して駆動制御部300に接続さ
れ、設定部301からの入力信号に基づいて駆動され
る。
【0049】上記構成の第3実施例の実施例によれば、
多色印字する場合及びブラックのみの単一色で印字する
場合のいずれにおいても、ドラム駆動モータ86が作動
され、4つの感光体ドラム2BK、2Y、2M、2Cが
駆動されることとなる。上記以外の動作は、第1実施例
と同様であり、ブラック単一色による印字を行なう場合
には第1の現像器駆動モータ74により現像器100B
Kのみが駆動され、カラー印字を行なう場合には、第1
および第2の現像器駆動モータ74、86により4色の
現像器100BK、100C、100M、100Yが駆
動される。従って、第3の実施例においても、ブラック
単一色で印字するには、他の色の現像器の不必要な駆動
を回避することができ、現像器の現像スリーブとトナー
との接触による現像スリーブの不必要な磨耗及びトナー
の性質劣化を防止することができる。
【0050】図10はこの発明の第4の実施例に係る駆
動機構を示されている。この第4の実施例においては、
基本的には第1の実施例と類似しており、異なっている
のは、各現像器の形状、及び各現像器を感光体ドラムか
ら離間させる機構が設けられていることである。第1の
実施例と同一の部分には同一の参照符号を付してその詳
細な説明を省略し、異なる部分についてのみ説明する。
【0051】各色の現像器100BK、100C、10
0M、100Yは、それぞれ枢軸45BK、45C、4
5M、45Yの回で回動自在に図示しないフレームに支
持されている。また、フレームには、現像器を感光体ド
ラムから離間させる手段であるロータリーソレノイド4
1BK、41C、41Yが取り付けられ、それぞれ対応
する現像器の近傍に位置している。これらのロータリー
ソレノイド41BK、41C、41Yの軸には、カム4
2BK、42C、42M、42Yがそれぞれ設けられて
いる。また、各現像器100BK、100C、100
M、100Yには、カム42BK、42C、42M、4
2Yが接触する凸部43BK、43C、43M、43Y
がそれぞれ形成されている。また、各色の現像器100
BK、100C、100M、100Yの凸部の裏側反対
部分は、フレームに取り付けられたバネ44BK、44
C、44M、44Yが当接している。なお、現像器10
0BKの枢軸45BKには歯車47BKが取り付けられ
ており、現像器100BKは、この歯車47BK、ギア
トレイン76を介して第1の現像器駆動モータ50によ
り駆動される。また、現像器100C、100M、10
0Yの枢軸45C,45M,45Yにはそれぞれ歯車4
7C、47M、47Yが取り付けられており、現像器1
00C,100M、100Yは、これらの歯車、ギアト
レイン80を介して第2の現像器駆動モータ56により
駆動される。
【0052】図11に示すように、ロータリーソレノイ
ド41BK、41C、41M、41Yは、それぞれアク
チュエータ駆動部26を介して駆動制御部300に接続
されている。
【0053】第4実施例において、多色印字する場合
に、ロータリーソレノイド41BK、41C、41M、
41Yは動作されず、現像器100BK、100C、1
00M、100Yは、バネ44BK、44C、44M、
44Yの付勢力により駆動位置に保持されている。駆動
位置において、各現像器の現像スリーブは対応する感光
体ドラム2BK、2C、2M、2Yに接触している。そ
して、第1および第2のドラム駆動モータ50、56、
第1および第2の現像器駆動モータ74、78を駆動す
ることにより、前述した第1実施例と同様に画像形成が
行われる。
【0054】単一色で印字する場合、例としてブラック
のみで印字する場合に、図示しない制御部からの信号に
より、ロータリーソレノイド41C、41M、41Yが
駆動されて、カム42C、42M、42Yが凸部43
C、43M、43Yを押圧する。それにより、各現像器
100C、100M、100Yが枢軸45C、45M、
45Yを中心として所定の角度回動されてそれぞれ離間
位置に位置し、各現像器の現像スリーブが対応する感光
体ドラム2Y、2M、2Cからそれぞれ離間される。
【0055】上記構成によれば、ブラックの単一色で印
字する場合には、第2のドラム駆動モータ56および第
2の現像器駆動モータ78を停止することにより、ブラ
ックの印字に不要な画像形成部10C、10M、10Y
の駆動が回避される。従って、クリーニング装置6C、
6M、6Yによる感光体ドラム表面の磨耗及び、ドラム
と現像器との接触による疲労を防止することができ、更
に、現像器の現像スリーブとトナーとの接触による現像
スリーブの磨耗、及びトナーの性質劣化を防止すること
ができる。特に、この第4実施例では、印字に使用され
ない現像器を感光体ドラムから離間させることができ、
停止中における接触による現像器及び感光体ドラムの変
形が回避できることとなる。
【0056】各現像器が感光体ドラムからそれぞれ離間
される場合には、各現像器駆動モータを駆動させておく
こともできる。また、単一色で印字する場合、ブラック
に限らず他の任意の一色で印字することができ、この
間、他の色の現像器を対応する感光体ドラムから離間さ
せることができる。
【0057】図12および図13はこの発明の第5の実
施例に係るカラー複写機の駆動機構を示している。この
第5の実施例において、基本的構成は上述した第4の実
施例であり、各現像器100BK、100C、100
M,100Yは回動自在に設けられているとともに、各
現像器を回動させるロータリソレノイドが設けられてい
る。そして、感光体ドラムを駆動するモータがブラック
及びその他のカラー共に共通となり、更に、各カラー用
感光体ドラム2Y、2M、2Cと転写材搬送ベルト12
とを離間させる離間機構40が設けられていない点で第
4の実施例と相違する。第4の実施例と同一の部分には
同一の参照符号を付してその詳細な説明を省略する。
【0058】この第5実施例においては、第4実施例と
異なり、ドラム駆動モータ86は、画像形成時には、常
に駆動される。つまり、多色印字する場合及びブラック
のみの単一色で印字する場合共に、ドラム駆動モータ8
6により4つの感光体ドラム2BK、2C、2M、2Y
が駆動される。上記以外の動作は、第4実施例と同様で
あり、第4の実施例と同様の効果を得ることが出来る。
【0059】図14および図15はこの発明の第6の実
施例に係るカラー複写機の駆動機構が示されている。第
6実施例によれば、4つの感光体ドラム2BK、2C、
2M、2Yを駆動する単一のドラム駆動モータ101が
設けられている。駆動モータ101の回転軸には駆動軸
が連結され、この駆動軸には、4つの感光体ドラムに対
応して4つのウオーム102、104、106、108
が固定されている。感光体ドラムの回転軸には、ハスバ
歯車54、64、66、68がそれぞれ取り付けられ、
対応するウォーム102、104、106、108とそ
れぞれ歯合している。また、ウオーム102とウオーム
104との間には、スプリングクラッチ110が配置さ
れている。スプリングクラッチ110は、アクチュエー
タ駆動部26を介して駆動制御部300に接続されてい
る。
【0060】第6の実施例において、ドラム駆動モータ
101は5相のステッピングモータが使用されている。
後述するように、スプリングクラッチ110のON、O
FFにより感光体ドラムを回転および停止する場合、感
光体ドラムの駆動時と停止時とでモータに作用する負荷
が変化するため、ドラム駆動モータとしてDCモータを
用いると、モータのPLL制御を行なうための最適な帰
還定数を決定することができず、画像に影響を与えてし
まう。そこで、オープンループ制御のステッピングモー
タを用いている。
【0061】現像器を駆動する駆動系は、ブラック用及
びカラー用共通の現像器駆動モータ112を備え、この
現像器駆動モータ112からの駆動力はギアトレイン1
14を介して現像器100BK、100C、100M、
100Yに伝達される。
【0062】第6実施例によれば、ドラム駆動モータ1
01は、ウオーム102、104、106、108を介
して各感光体ドラムを駆動する。特に、ウオーム102
とウオーム104との間に配置されたスプリングクラッ
チ110が駆動制御部300からの信号に基づきアクチ
ュエータ駆動部26よってオン、オフされることによ
り、駆動力をオン、オフすることができる。つまり、ブ
ラックのみの単一色で印字する場合に、スプリングクラ
ッチ110が切られて、感光体ドラム2C、2M、2Y
は、駆動力が伝達されずに回転が停止される。また、こ
の現像器駆動モータ112からの駆動力は常に各色の現
像器に伝達される。上記以外の動作は、第4実施例と同
様である。従って、第6の実施例においても第4の実施
例と同様の作用効果を得ることが出来る。
【0063】なお、第6の実施例において、上述した第
4の実施例と同一の部分には同一の参照符号を付してそ
の詳細な説明を省略する。
【0064】
【発明の効果】以上上述したように、この発明によれ
ば、カラー画像の形成が可能であるとともに、像担持
体、現像装置の劣化を防止することが可能な画像形成装
置を提供することができる
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の第1の実施例に係るカラー複写機を
概略的に示す断面図。
【図2】上記カラー複写機の感光体ドラムと転写材搬送
ベルトとを離間させる離間機構を概略的に示す側面図。
【図3】上記離間機構の一部を概略的に示す正面図。
【図4】上記カラー複写機の駆動機構を概略的に示す斜
視図。
【図5】上記カラー複写機の駆動機構を示すブロック
図。
【図6】この発明の第2の実施例に係るカラー複写機の
駆動機構を概略的に示す斜視図。
【図7】上記第2の実施例に係るカラー複写機の駆動機
構を示すブロック図。
【図8】この発明の第3の実施例に係るカラー複写機の
駆動機構を概略的に示す斜視図。
【図9】上記第3の実施例に係るカラー複写機の駆動機
構を示すブロック図。
【図10】この発明の第4の実施例に係るカラー複写機
の駆動機構を概略的に示す斜視図。
【図11】上記第4の実施例に係るカラー複写機の駆動
機構を示すブロック図。
【図12】この発明の第5の実施例に係るカラー複写機
の駆動機構を概略的に示す斜視図。
【図13】上記第5の実施例に係るカラー複写機の駆動
機構を示すブロック図。
【図14】この発明の第6の実施例に係るカラー複写機
の駆動機構を概略的に示す斜視図。
【図15】上記第6の実施例に係るカラー複写機の駆動
機構を示すブロック図。
【符号の説明】
2BK、2C、2M、2Y…感光体ドラム、10BK、
10C、10M、10Y…画像形成部、41BK、41
C、41M、41Y…ロータリソレノイド、40…離間
機構、50…第1のドラム駆動モータ、56…第2のド
ラム駆動モータ、74…第1の現像器駆動モータ、78
…第2の現像器駆動モータ、200BK、200C、2
00M、200Y…現像器。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 蛭田 耕一 神奈川県川崎市幸区柳町70番地 東芝イン テリジェントテクノロジ株式会社内

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 回転自在な複数の像担持体を回転させる
    駆動手段と、 上記像担持体上に現像剤像を形成する画像形成手段と、 それぞれ上記像担持体と対向して配設され、転写材を各
    像担持体に順次対向させるとともに転写材を対応する像
    担持体との間に挟持することにより、上記現像剤像を上
    記転写材に転写する複数の転写手段と、 それぞれ上記像担持体に接触して配設され、上記転写手
    段による転写動作後、上記像担持体の回転により像担持
    体上の現像剤を除去するクリ−ニング手段と、 上記複数の像担持体の内の一部を用いて上記画像形成手
    段より画像形成する際、上記画像形成に使用される像担
    持体にのみ上記駆動手段の駆動力を伝達する伝達手段
    と、 上記駆動手段から駆動力の伝達を受けない像担持体と対
    応する上記転写手段とを相対的に移動させ、上記転写手
    段を上記転写材を挟持する位置から離間させる離間手段
    と、 を備えたことを特徴とする画像形成装置。
  2. 【請求項2】 回転自在な複数の像担持体を回転させる
    駆動手段と、 上記像担持体上に現像剤像を形成する画像形成手段と、 それぞれ上記像担持体と対向して配設され、転写材を各
    像担持体に順次対向させるとともに転写材を対応する像
    担持体との間に挟持することにより、上記現像剤像を上
    記転写材に転写する複数の転写手段と、 上記複数の像担持体の内の一部を用いて上記画像形成手
    段より画像形成する際、上記画像形成に使用される像担
    持体にのみ上記駆動手段の駆動力を伝達する伝達手段
    と、 上記駆動手段から駆動力の伝達を受けない像担持体と対
    応する上記転写手段とを相対的に移動させ、上記転写手
    段を上記転写材を挟持する位置から離間させる離間手段
    と、 を備えたことを特徴とする画像形成装置。
  3. 【請求項3】 回転自在な複数の像担持体と、 黒の現像剤像を形成する1つの画像形成部と他の色の現
    像剤像を形成する他の複数の画像形成部とを有し、上記
    像担持体上に現像剤像を形成する画像形成手段と、 上記黒の画像形成に使用される像担持体を駆動する第1
    の像担持体駆動手段と、 上記他の色の現像剤像の形成に使用される複数の像担持
    体を駆動する第2の像担持体駆動手段と、 それぞれ上記像担持体と対向して配設され、転写材を各
    像担持体に順次対向させるとともに転写材を対応する像
    担持体との間に挟持することにより、上記現像剤像を上
    記転写材に転写する複数の転写手段と、 上記第2の像担持体駆動手段により駆動される像担持体
    と対応する上記転写手段とを相対的に移動させ、上記転
    写手段を上記転写材を挟持する位置から離間させる離間
    手段と、 を備えたことを特徴とする画像形成装置。
  4. 【請求項4】 回転自在な複数の像担持体を回転させる
    第1の駆動手段と、 上記像担持体上に静電潜像像を形成する形成手段と、 それぞれ上記像担持体に接触した複数の現像ローラを有
    し、上記像担持体および現像ローラの回転により上記静
    電潜像を現像する現像手段と、 上記現像ローラを駆動する第2の駆動手段と、 上記現像手段が上記複数の像担持体の内の一部に対して
    現像を行なう際、上記第1の駆動手段の駆動力を上記一
    部の像担持体にのみ伝達する第1の伝達手段と、 上記一部の像担持体に接触した上記現像ローラのみに上
    記第2の駆動手段の駆動力を伝達する第2の伝達手段
    と、 上記一部の像担持体上に現像された像を転写材に転写す
    る転写手段と、 を備えたことを特徴とする画像形成装置。
  5. 【請求項5】 回転自在な複数の像担持体と、 上記像担持体の内の少なくとも1つを駆動する第1の像
    担持体駆動モータと、残りの像担持体を駆動する第2の
    像担持体駆動モータと、を有し上記像担持体を回転させ
    る第1の駆動手段と、 上記像担持体上に静電潜像像を形成する形成手段と、 それぞれ上記像担持体に接触した複数の現像ローラを有
    し、上記像担持体および現像ローラの回転により上記静
    電潜像を現像する現像手段と、 上記現像ローラを駆動する第2の駆動手段と、 上記現像手段が上記第1の像担持体駆動モータにより駆
    動される上記少なくとも1つの像担持体のみに対して現
    像を行なう際、上記第2の駆動手段の駆動力を上記少な
    くとも1つの像担持体に接触した上記現像ローラのみに
    伝達する伝達手段と、 上記少なくとも1つの像担持体上に現像された像を転写
    材に転写する転写手段と、 を備えたことを特徴とする画像形成装置。
JP5259268A 1992-09-24 1993-09-22 画像形成装置 Pending JPH06266200A (ja)

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JP28052792 1992-09-24
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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006162960A (ja) * 2004-12-07 2006-06-22 Canon Inc 画像形成装置、及び、プロセスカートリッジ
JP2006292868A (ja) * 2005-04-07 2006-10-26 Canon Inc 画像形成装置
JP2007065632A (ja) * 2005-08-03 2007-03-15 Canon Inc 画像形成装置
JP2011150376A (ja) * 2005-08-03 2011-08-04 Canon Inc 画像形成装置
JP2018124393A (ja) * 2017-01-31 2018-08-09 キヤノン株式会社 画像形成装置

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