JPH0626468A - スクロ−ル型圧縮機 - Google Patents
スクロ−ル型圧縮機Info
- Publication number
- JPH0626468A JPH0626468A JP18330692A JP18330692A JPH0626468A JP H0626468 A JPH0626468 A JP H0626468A JP 18330692 A JP18330692 A JP 18330692A JP 18330692 A JP18330692 A JP 18330692A JP H0626468 A JPH0626468 A JP H0626468A
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- JP
- Japan
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- case
- compressor
- fixed
- scroll
- frame
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- Pending
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Abstract
(57)【要約】
【目的】この発明は、圧縮機部を少ない部品点数で容易
に密閉ケ−ス内に組み込むことができるようにしたスク
ロ−ル式圧縮機を提供することを目的とする。 【構成】 上部ケ−ス2と下部ケ−ス3とに分割された
密閉ケ−ス1と、この密閉ケ−スの上記上部ケ−スと下
部ケ−スとの間に形成された挟持部13と、上記密閉ケ
−ス内に収容され周辺部の上下面が上記挟持部に挟持さ
れたスクロ−ル式の圧縮機部5とを具備したことを特徴
とする。
に密閉ケ−ス内に組み込むことができるようにしたスク
ロ−ル式圧縮機を提供することを目的とする。 【構成】 上部ケ−ス2と下部ケ−ス3とに分割された
密閉ケ−ス1と、この密閉ケ−スの上記上部ケ−スと下
部ケ−スとの間に形成された挟持部13と、上記密閉ケ
−ス内に収容され周辺部の上下面が上記挟持部に挟持さ
れたスクロ−ル式の圧縮機部5とを具備したことを特徴
とする。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明はたとえば空気調和機の
冷凍サイクルなどに用いられるスクロ−ル式圧縮機に関
する。
冷凍サイクルなどに用いられるスクロ−ル式圧縮機に関
する。
【0002】
【従来の技術】たとえば、冷房運転と暖房運転との切換
えが可能な空気調和機においては、圧縮機としてスクロ
−ル型圧縮機が用いられることがある。スクロ−ル型圧
縮機は周知のように密閉ケ−スを有し、この内部には圧
縮機部を構成する固定スクロ−ルと旋回スクロ−ルとが
それぞれのラップを噛合させ、かつ上記旋回スクロ−ル
が旋回運動自在に設けられている。
えが可能な空気調和機においては、圧縮機としてスクロ
−ル型圧縮機が用いられることがある。スクロ−ル型圧
縮機は周知のように密閉ケ−スを有し、この内部には圧
縮機部を構成する固定スクロ−ルと旋回スクロ−ルとが
それぞれのラップを噛合させ、かつ上記旋回スクロ−ル
が旋回運動自在に設けられている。
【0003】このような構成のスクロ−ル型圧縮機にお
いては、上記圧縮機部が上記収容ケ−ス内に固定して設
けられる。従来、上記圧縮機部を上記収容ケ−ス内に固
定するには、図3あるいは図4に示すような構造が採用
されていた。
いては、上記圧縮機部が上記収容ケ−ス内に固定して設
けられる。従来、上記圧縮機部を上記収容ケ−ス内に固
定するには、図3あるいは図4に示すような構造が採用
されていた。
【0004】まず、図3に示す従来の構造について説明
する。同図中1はスクロ−ル式圧縮機の密閉ケ−スであ
る。この密閉ケ−ス1は上部ケ−ス2と下部ケ−ス3と
に分割されている。上記上部ケ−ス2の下端部は下部ケ
−ス3の上端部に比べて大径な拡径部2aに形成され、
その拡径部2aは上記下部ケ−ス3の上端部に外嵌され
たのち、その下端が上記下部ケ−ス3の外周面に溶接さ
れる。図中4はその溶接部を示す。
する。同図中1はスクロ−ル式圧縮機の密閉ケ−スであ
る。この密閉ケ−ス1は上部ケ−ス2と下部ケ−ス3と
に分割されている。上記上部ケ−ス2の下端部は下部ケ
−ス3の上端部に比べて大径な拡径部2aに形成され、
その拡径部2aは上記下部ケ−ス3の上端部に外嵌され
たのち、その下端が上記下部ケ−ス3の外周面に溶接さ
れる。図中4はその溶接部を示す。
【0005】上記収容ケ−ス1内に収容される圧縮機部
5はフレ−ム6を有する。このフレ−ム6の外径寸法は
上記密閉ケ−ス1の内径寸法に比べて小さく形成され、
その上面には固定スクロ−ル7のフランジ部8が接合さ
れている。このフランジ部8の上面にはリング状の取付
板9が接合されている。この取付板9は外径寸法が上記
拡径部2aの内径寸法とほぼ同じに形成されている。
5はフレ−ム6を有する。このフレ−ム6の外径寸法は
上記密閉ケ−ス1の内径寸法に比べて小さく形成され、
その上面には固定スクロ−ル7のフランジ部8が接合さ
れている。このフランジ部8の上面にはリング状の取付
板9が接合されている。この取付板9は外径寸法が上記
拡径部2aの内径寸法とほぼ同じに形成されている。
【0006】上記フレ−ム6に対して上記固定スクロ−
ル7と取付板9とは周方向に所定間隔で設けられた複数
の固定ボルト10によって固定される。上記取付板9は
周辺部を上記下部ケ−ス3の上端面に係合させて載置さ
れる。
ル7と取付板9とは周方向に所定間隔で設けられた複数
の固定ボルト10によって固定される。上記取付板9は
周辺部を上記下部ケ−ス3の上端面に係合させて載置さ
れる。
【0007】上記下部ケ−ス3の上端部には上記上部ケ
−ス2の下端部に形成された拡径部2aが嵌合される。
それによって、上記取付板9の周辺部は上記下部ケ−ス
3の上端面3aと上記拡径部2aの段部2bとで挟持さ
れる。ついで、上記上部ケ−ス2の拡径部2aの下端を
上記下部ケ−ス3の外周面に上述したごとく溶接するこ
とで、上記圧縮機部5が上記密閉ケ−ス1内に固定され
る。
−ス2の下端部に形成された拡径部2aが嵌合される。
それによって、上記取付板9の周辺部は上記下部ケ−ス
3の上端面3aと上記拡径部2aの段部2bとで挟持さ
れる。ついで、上記上部ケ−ス2の拡径部2aの下端を
上記下部ケ−ス3の外周面に上述したごとく溶接するこ
とで、上記圧縮機部5が上記密閉ケ−ス1内に固定され
る。
【0008】しかしながら、このような固定手段による
と、圧縮機部5を密閉ケ−ス1に固定するために、それ
専用の取付板9が必要となるため、部品点数の増大によ
るコスト高を招くということがある。また、フレ−ム6
に固定スクロ−ル7や取付板8を固定するためにも専用
の固定ボルト10が必要となるばかりか、その数は、通
常4〜8本程度用いられる。そのため、それによっても
部品点数の増大を招いたり、タップ加工や組み立て時の
ボルト締めに多くの工数が掛かるなどのことがある。
と、圧縮機部5を密閉ケ−ス1に固定するために、それ
専用の取付板9が必要となるため、部品点数の増大によ
るコスト高を招くということがある。また、フレ−ム6
に固定スクロ−ル7や取付板8を固定するためにも専用
の固定ボルト10が必要となるばかりか、その数は、通
常4〜8本程度用いられる。そのため、それによっても
部品点数の増大を招いたり、タップ加工や組み立て時の
ボルト締めに多くの工数が掛かるなどのことがある。
【0009】一方、図4に示す従来の構造は、圧縮機部
5のフレ−ム6と固定スクロ−ル7との外径寸法を下部
ケ−ス3の内径寸法とはほぼ同等あるいは少し大きく形
成し、これらを複数の固定ボルト10で結合した後、上
記圧縮機部5を上記下部ケ−ス3に圧入固定するように
している。このような構成によれば、図3に示す従来構
造のように取付板8を用いずにすむという点で部品点数
を少なくできる。
5のフレ−ム6と固定スクロ−ル7との外径寸法を下部
ケ−ス3の内径寸法とはほぼ同等あるいは少し大きく形
成し、これらを複数の固定ボルト10で結合した後、上
記圧縮機部5を上記下部ケ−ス3に圧入固定するように
している。このような構成によれば、図3に示す従来構
造のように取付板8を用いずにすむという点で部品点数
を少なくできる。
【0010】しかしながら、このような構造であって
も、複数の固定ボルト10が必要となるから、部品点数
の増大や組み立て作業の繁雑化を招くことになるばかり
か、圧入固定するためには下部ケ−ス3の内径寸法に対
してフレ−ム6と固定スクロ−ル7との外径寸法の加工
精度が高精度に要求されるため、その加工に多くの手間
が掛かるということがある。さらに、圧縮機部5の圧入
作業を行うためにはプレス装置のような組み立て設備を
必要とするから、その作業を容易に行うことができない
ということもあった。
も、複数の固定ボルト10が必要となるから、部品点数
の増大や組み立て作業の繁雑化を招くことになるばかり
か、圧入固定するためには下部ケ−ス3の内径寸法に対
してフレ−ム6と固定スクロ−ル7との外径寸法の加工
精度が高精度に要求されるため、その加工に多くの手間
が掛かるということがある。さらに、圧縮機部5の圧入
作業を行うためにはプレス装置のような組み立て設備を
必要とするから、その作業を容易に行うことができない
ということもあった。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】このように、従来のス
クロ−ル式圧縮機は、フレ−ムに対して固定スクロ−ル
を固定するために複数の固定用ボルトを必要とするか
ら、部品点数の増大を招いたり、組み立て作業の繁雑化
を招くなどのことがあり、また圧縮機部を密閉ケ−スに
圧入する場合には高精度の加工が要求されるなどのこと
があった。
クロ−ル式圧縮機は、フレ−ムに対して固定スクロ−ル
を固定するために複数の固定用ボルトを必要とするか
ら、部品点数の増大を招いたり、組み立て作業の繁雑化
を招くなどのことがあり、また圧縮機部を密閉ケ−スに
圧入する場合には高精度の加工が要求されるなどのこと
があった。
【0012】この発明は上記事情に基づきなされたもの
で、その目的とするところは、部品点数の増大を招くこ
となく、しかも圧入する場合のように高い加工精度が要
求されることなく、圧縮機部を密閉ケ−ス内に固定でき
るようにしたスクロ−ル式圧縮機を提供することを目的
とする。
で、その目的とするところは、部品点数の増大を招くこ
となく、しかも圧入する場合のように高い加工精度が要
求されることなく、圧縮機部を密閉ケ−ス内に固定でき
るようにしたスクロ−ル式圧縮機を提供することを目的
とする。
【0013】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
にこの発明は、上部ケ−スと下部ケ−スとに分割された
密閉ケ−スと、この密閉ケ−スの上記上部ケ−スと下部
ケ−スとの間に形成された挟持部と、上記密閉ケ−ス内
に収容され周辺部の上下面が上記挟持部に挟持された圧
縮機部とを具備したことを特徴とする。
にこの発明は、上部ケ−スと下部ケ−スとに分割された
密閉ケ−スと、この密閉ケ−スの上記上部ケ−スと下部
ケ−スとの間に形成された挟持部と、上記密閉ケ−ス内
に収容され周辺部の上下面が上記挟持部に挟持された圧
縮機部とを具備したことを特徴とする。
【0014】
【作用】このような構成によれば、圧縮機部の上下面周
辺部が上部ケ−スと下部ケ−スとの間に形成された挟持
部によって挟持固定されるから、密閉ケ−ス内に圧縮機
部を固定するに際し、上記圧縮機部を形成するフレ−ム
に対して固定スクロ−ルを固定ボルトで固定せずにす
む。
辺部が上部ケ−スと下部ケ−スとの間に形成された挟持
部によって挟持固定されるから、密閉ケ−ス内に圧縮機
部を固定するに際し、上記圧縮機部を形成するフレ−ム
に対して固定スクロ−ルを固定ボルトで固定せずにす
む。
【0015】
【実施例】以下、この発明の一実施例を図1と図2を参
照して説明する。なお、従来技術の欄で説明した要素と
同一要素には同一記号を付して説明を省略する。
照して説明する。なお、従来技術の欄で説明した要素と
同一要素には同一記号を付して説明を省略する。
【0016】図2はスクロ−ル式圧縮機の全体構成を示
し、密閉ケ−ス1は上部ケ−ス2と下部ケ−ス3に分割
されている。この下部ケ−ス3の上端部には内径寸法が
上記上部ケ−ス2の下端部の外径寸法よりもわずかに大
きい拡径部3bが形成されている。下部ケ−ス3に拡径
部3bを形成することで、この拡径部3bの内周基端部
には段部11が形成されている。
し、密閉ケ−ス1は上部ケ−ス2と下部ケ−ス3に分割
されている。この下部ケ−ス3の上端部には内径寸法が
上記上部ケ−ス2の下端部の外径寸法よりもわずかに大
きい拡径部3bが形成されている。下部ケ−ス3に拡径
部3bを形成することで、この拡径部3bの内周基端部
には段部11が形成されている。
【0017】上記密閉ケ−ス1内に収容される圧縮機部
5のフレ−ム6は、その外径寸法が上記拡径部3bの内
径寸法よりもわずかに小さく形成されていて、その下端
外周縁を上記段部11に係合させて収容されている。
5のフレ−ム6は、その外径寸法が上記拡径部3bの内
径寸法よりもわずかに小さく形成されていて、その下端
外周縁を上記段部11に係合させて収容されている。
【0018】上記フレ−ム6の上面には固定スクロ−ル
7がそのフランジ部8を介して接合される。その状態
で、上記下部ケ−ス3の拡径部3bには上部ケ−ス2が
その下端面2bを固定スクロ−ル7の上面周辺部に当接
させて嵌挿される。この上部ケ−ス2の下端部外周面と
上記下部ケ−ス3の上端面とは溶接部12によって固定
される。それによって、上記圧縮機部5は上記上部ケ−
ス2の下端面と上記下部ケ−ス3の段部11とによって
上下面の周辺部が挟持固定される。つまり、上部ケ−ス
2の下端面と下部ケ−ス3の段部11とで圧縮機部5を
密閉ケ−ス1内に挟持固定する挟持部13を構成してい
る。そして、下部ケ−ス3に上部ケ−ス2を溶接する
と、その溶接部12は凝固する際に収縮するから、それ
によって挟持部13による圧縮機部5の挟持力が増大
し、固定状態が強固になる。すなわち、圧縮機部5は密
閉ケ−ス1内にガタ付くことなく、強固に固定される。
7がそのフランジ部8を介して接合される。その状態
で、上記下部ケ−ス3の拡径部3bには上部ケ−ス2が
その下端面2bを固定スクロ−ル7の上面周辺部に当接
させて嵌挿される。この上部ケ−ス2の下端部外周面と
上記下部ケ−ス3の上端面とは溶接部12によって固定
される。それによって、上記圧縮機部5は上記上部ケ−
ス2の下端面と上記下部ケ−ス3の段部11とによって
上下面の周辺部が挟持固定される。つまり、上部ケ−ス
2の下端面と下部ケ−ス3の段部11とで圧縮機部5を
密閉ケ−ス1内に挟持固定する挟持部13を構成してい
る。そして、下部ケ−ス3に上部ケ−ス2を溶接する
と、その溶接部12は凝固する際に収縮するから、それ
によって挟持部13による圧縮機部5の挟持力が増大
し、固定状態が強固になる。すなわち、圧縮機部5は密
閉ケ−ス1内にガタ付くことなく、強固に固定される。
【0019】上記フレ−ム6と固定スクロ−ル7との間
には、図2に示すように上記固定スクロ−ル7に対して
旋回運動自在な旋回スクロ−ル13が設けられている。
この旋回スクロ−ル13の下面には軸受部14が形成さ
れ、この軸受部14には回転軸15の上部に偏心して設
けられた偏心軸部16が回転自在に挿入されている。
には、図2に示すように上記固定スクロ−ル7に対して
旋回運動自在な旋回スクロ−ル13が設けられている。
この旋回スクロ−ル13の下面には軸受部14が形成さ
れ、この軸受部14には回転軸15の上部に偏心して設
けられた偏心軸部16が回転自在に挿入されている。
【0020】上記回転軸15は上記フレ−ム6に回転自
在に支持されていて、その中途部には電動機17を構成
するロ−タ18が外嵌固定されている。このロ−タ18
はステ−タ19に形成された挿通孔21に挿入されてい
る。したがって、上記電動機17に通電して回転軸15
を回転させれば、上記旋回スクロ−ル13が固定スクロ
−ル7に対して旋回運動する。それによって、これらス
クロ−ル間に形成された圧縮空間部22に供給された流
体が圧縮され、吐出ポ−ト23から吐出管24を経て吐
出されるようになっている。
在に支持されていて、その中途部には電動機17を構成
するロ−タ18が外嵌固定されている。このロ−タ18
はステ−タ19に形成された挿通孔21に挿入されてい
る。したがって、上記電動機17に通電して回転軸15
を回転させれば、上記旋回スクロ−ル13が固定スクロ
−ル7に対して旋回運動する。それによって、これらス
クロ−ル間に形成された圧縮空間部22に供給された流
体が圧縮され、吐出ポ−ト23から吐出管24を経て吐
出されるようになっている。
【0021】このような構成のスクロ−ル式圧縮機によ
れば、密閉ケ−ス1内に固定された圧縮機部5は、その
上下面周辺部が挟持部13によって挟持固定される。そ
のため、上記固定スクロ−ル7を、上記圧縮機部5のフ
レ−ム6に対し、従来のように固定ボルトを用いて固定
しなくとも、密閉ケ−ス1を従来のように組み立てるだ
けで、その挟持部13によって固定することができる。
したがって、圧縮機部5の組み立て作業を容易かつ迅速
に行うことができるばかりか、固定ボルトを用いずにす
むことにより、部品点数の減少を計ることができる。
れば、密閉ケ−ス1内に固定された圧縮機部5は、その
上下面周辺部が挟持部13によって挟持固定される。そ
のため、上記固定スクロ−ル7を、上記圧縮機部5のフ
レ−ム6に対し、従来のように固定ボルトを用いて固定
しなくとも、密閉ケ−ス1を従来のように組み立てるだ
けで、その挟持部13によって固定することができる。
したがって、圧縮機部5の組み立て作業を容易かつ迅速
に行うことができるばかりか、固定ボルトを用いずにす
むことにより、部品点数の減少を計ることができる。
【0022】さらに、上記密閉ケ−ス1に形成された挟
持部13に圧縮機部5を固定する構造によれば、上記圧
縮機部5を固定するための専用の部品、たとえば図3に
示す従来例に示された取付板9を用いずにすむから、部
品点数の減少を計ることができる。
持部13に圧縮機部5を固定する構造によれば、上記圧
縮機部5を固定するための専用の部品、たとえば図3に
示す従来例に示された取付板9を用いずにすむから、部
品点数の減少を計ることができる。
【0023】しかも、圧縮機部5の上下面周辺部を挟持
部13によって挟持する構造によれば、圧縮機部5を密
閉ケ−ス1に圧入する従来構造に比べ、圧縮機部5や密
閉ケ−ス1の加工精度が高精度に要求されることがない
から、制作や組み立て作業も容易となる。
部13によって挟持する構造によれば、圧縮機部5を密
閉ケ−ス1に圧入する従来構造に比べ、圧縮機部5や密
閉ケ−ス1の加工精度が高精度に要求されることがない
から、制作や組み立て作業も容易となる。
【0024】
【発明の効果】以上述べたようにこの発明によれば、密
閉ケ−スの上部ケ−スと下部ケ−スとの間に挟持部を形
成し、この挟持部によって密閉ケ−ス内に収容される圧
縮機部の上下面周辺部を挟持するようにした。
閉ケ−スの上部ケ−スと下部ケ−スとの間に挟持部を形
成し、この挟持部によって密閉ケ−ス内に収容される圧
縮機部の上下面周辺部を挟持するようにした。
【0025】そのため、上記圧縮機部のフレ−ムと固定
スクロ−ルとを固定ボルトを用いて固定せずとも、上部
ケ−スと下部ケ−スとを組み立てるだけで、上記フレ−
ムに対して固定スクロ−ルを固定し、なおかつ圧縮機部
を密閉ケ−ス内に固定することができるから、部品点数
の減少や組み立て作業の容易化などを計ることができ
る。
スクロ−ルとを固定ボルトを用いて固定せずとも、上部
ケ−スと下部ケ−スとを組み立てるだけで、上記フレ−
ムに対して固定スクロ−ルを固定し、なおかつ圧縮機部
を密閉ケ−ス内に固定することができるから、部品点数
の減少や組み立て作業の容易化などを計ることができ
る。
【図1】この発明の一実施例の圧縮機部の部分を示す概
略図。
略図。
【図2】同じくスクロ−ル式圧縮機の全体構成を示す一
部断面した側面図。
部断面した側面図。
【図3】従来の圧縮機部の概略図。
【図4】従来の他の構造を示す圧縮機部の断面図。
1…密閉ケ−ス、2…上部ケ−ス、3…下部ケ−ス、5
…圧縮機部、6…フレ−ム、7…固定スクロ−ル、13
…挟持部。
…圧縮機部、6…フレ−ム、7…固定スクロ−ル、13
…挟持部。
Claims (1)
- 【請求項1】 上部ケ−スと下部ケ−スとに分割された
密閉ケ−スと、この密閉ケ−スの上記上部ケ−スと下部
ケ−スとの間に形成された挟持部と、上記密閉ケ−ス内
に収容され周辺部の上下面が上記挟持部に挟持された圧
縮機部とを具備したことを特徴とするスクロ−ル式圧縮
機。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP18330692A JPH0626468A (ja) | 1992-07-10 | 1992-07-10 | スクロ−ル型圧縮機 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP18330692A JPH0626468A (ja) | 1992-07-10 | 1992-07-10 | スクロ−ル型圧縮機 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0626468A true JPH0626468A (ja) | 1994-02-01 |
Family
ID=16133380
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP18330692A Pending JPH0626468A (ja) | 1992-07-10 | 1992-07-10 | スクロ−ル型圧縮機 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0626468A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6193485B1 (en) * | 1997-07-03 | 2001-02-27 | Daikin Industries, Ltd. | Seal structure for casing |
US6884046B2 (en) * | 2002-03-04 | 2005-04-26 | Daiken Industries, Ltd. | Scroll compressor |
WO2009091880A1 (en) * | 2008-01-17 | 2009-07-23 | Bitzer Scroll Inc. | Scroll compressor build assembly |
-
1992
- 1992-07-10 JP JP18330692A patent/JPH0626468A/ja active Pending
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6193485B1 (en) * | 1997-07-03 | 2001-02-27 | Daikin Industries, Ltd. | Seal structure for casing |
US6884046B2 (en) * | 2002-03-04 | 2005-04-26 | Daiken Industries, Ltd. | Scroll compressor |
WO2009091880A1 (en) * | 2008-01-17 | 2009-07-23 | Bitzer Scroll Inc. | Scroll compressor build assembly |
US8152500B2 (en) | 2008-01-17 | 2012-04-10 | Bitzer Scroll Inc. | Scroll compressor build assembly |
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