JPH0626008U - 磁気ヘッド装置及びヘッド用フレキシブルプリント基板 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【目的】 極めて薄いフロッピーディスク装置を提供す
る。 【構成】 磁気ヘッド１４を支持するバネ性を有する支
持板１１の開口１８を通してフレキシブルプリント基板
３１の先端をヘッド支持板１１の上面１５から下面１２
に導出し、ここに磁気ヘッド１４のリード端子２０を半
田２１で固着する。フレキシブル絶縁基板３２の一部３
２ｃを折り曲げてヘッド支持板１１の上面１５側のプリ
ント導体３３を被覆する。

Description

【考案の詳細な説明】

【０００１】

【産業上の利用分野】

本考案は、フロッピーディスク又はこれに類似のディスクカートリッジを使用 して信号の記録又は再生を行うためのディスク装置における磁気ヘッド装置及び これに使用するためのフレキシブルプリント基板に関する。

【０００２】

【従来の技術】

マイクロフロッピーディスクと呼ばれている直径８６ｍｍ（約３．５インチ） の磁気ディスク及びこれを使用してデータの記録又は再生を行う装置は公知であ る。フロッピーディスク即ち磁気ディスクカートリッジ１は、図１０及び図１１ に示すように、記録媒体ディスク２を剛性を有する合成樹脂ケース３に収容する ことにより構成されている。ケース３はその表面４と裏面５との両方にヘッド挿 入用開口６、７を有し、非使用時にはこの開口６、７はスライド式のシャッタ８ によって閉じられている。シャッタ８は図８で右方向にバネ（図示せず）によっ て偏倚されており、使用時にはこの偏倚力に抗してシャッタ８を左に移動させ、 ここに設けられた開口（窓）８ａ、８ｂとケース３の開口（窓）６、７とを一致 させ、ディスク２を露出させる。このディスクカートリッジ１のディスク２は磁 気シート２ａとこの中央に装着された金属円板から成るハブ２ｂとから成る。デ ィスク２はクランパで押圧して回転させるものではないので、ケース３の裏面５ にのみハブ２ｂを露出させるための開口９が設けられ、ここからハブ２ｂが露出 されている。このハブ２ｂはスピンドル挿入孔１０ａと駆動ピン１０ｂとが設け られている。

【０００３】 このフロッピーディスクカートリッジ１を使用して信号の記録再生を行うため の磁気ディスク装置の磁気ヘッドはバネ性を有する金属製支持板を介してキャリ ッジに装着される。磁気ヘッドの配線にはフレキシブルプリント基板（ＦＰＣ） が使用される。フレキシブルプリント基板はヘッド支持板の裏面側に配置され、 磁気ヘッドのリード線又はリードピンはフレキシブルプリント基板の配線導体に 半田付けされる。

【０００４】

【考案が解決しようとする課題】

ところで、ヘッド支持板の裏面側において磁気ヘッドのリード部材を配線導体 に対して半田付けすると、０．３〜０．６ｍｍ程度の半田盛り上り部分が生じ、 磁気ディスク装置の超薄型化を妨げる。この問題を解決するために、フレキシブ ルプリント基板をヘッド支持板の表面側に配置することが考えられる。しかし、 この様にすると、フレキシブルプリント基板がフロッピーディスクカートリッジ に接触する恐れがある。特に図１０および図１１に示すフロッピーディスクを使 用する場合においてシャッタ８が金属である場合にはシャッタ８にフレキシブル プリント基板の配線導体が接触して短絡状態が生じ磁気ヘッドを破損する恐れが ある。

【０００５】 この種の問題を解決するために、本件出願人は、実願平３−４１３０１によっ て図１に示す構造の磁気ヘッド装置を提案した。図１の磁気ヘッド装置において は、ジンバルバネシート等の弾性を有するヘッド支持板１１の下面（一方の主面 ）１２に対して接着剤１３によって磁気ヘッド１４を固着し、ヘッド支持板１１ の上面（他方の主面）１５上にフレキシブルプリント基板１６を配置し、このフ レキシブルプリント基板１６の一部１７をヘッド支持板１１の開口１８を通して ヘッド支持板１１の一方の主面１２側に導出し、プリント導体１９に対して磁気 ヘッド１４のリード端子２０を半田２１で結合する。この結果、半田２１の盛り 上りによる突出部がヘッド支持板１１の上面１５側に生じることを防ぐことがで き、この分だけ薄型化が可能になる。

【０００６】 ところで、一対の磁気ヘッドを有する両面型フロッピーディスク装置の薄型化 を極端に進める場合、回動アームに支持される上側磁気ヘッド１４のヘッド支持 板１１の上面１５側のプリント基板１６のプリンド導体１９がフロッピーディス ク装置の金属製カバー２２に接触するという問題が生じる。フレキシブルプリン ト基板１６におけるフレキシブル絶縁基板２３上のプリンド導体１９が上面に露 出しないように被覆層を設けると上述のような問題は解決される。

【０００７】 しかし、絶縁塗料を塗布して被覆層を形成する場合には製造工程が複雑になる ばかりでなく、被覆層の厚さの管理が困難になる。 また、個別の絶縁シートを貼り付けることによって被覆層を形成する場合には 、製造工程が複雑になり、コストアップを招く。また、絶縁シートを広い面積に 渡って貼り付けると、重量が増加するのみでなく、フレキシブルプリント基板の フレキシブル性（可撓性）が低下し、ヘッド支持板の弾性変形を阻害する。プリ ント導体１９の金属製カバー２２に接触する部分又は恐れのある部分に限定して 個別の絶縁シートを貼り付けることが考えられるが、この場合には個別の絶縁シ ートの位置決めが面倒になる。

【０００８】 別の方法として、プリント導体１９の上にフレキシブルカバーフィルムを予め 設け、カバーフィルム層とプリント導体１９とフレキシブル絶縁基板２３との積 層体とし、磁気ヘッド１４のリード端子２０を接続する部分に対応させてプリン ト導体１９を露出させるようにカバーフィルムを除去することが考えられる。し かし、カバーフィルムが可撓性を有しているにしても、フレキシブルプリント基 板１６の可撓性の低下を全く阻害しないことはない。また、プリント導体１９を 限定的に露出することに困難を伴い、ヘッド支持板１１の上面１５側にもプリン ト導体１９の露出部が生じる恐れがある。

【０００９】 そこで、本考案の目的はヘッド支持板の磁気ヘッドの取り付け側主面とは反対 の主面におけるプリント導体の被覆を正確且つ容易に達成することができる磁気 ヘッド装置及びこれに使用するためのフレキシブルプリント基板を提供すること にある。

【００１０】

【課題を解決するための手段】

上記目的を達成するための本考案は、実施例を示す図面の符号を参照して説明 すると、弾性を有するヘッド支持板１１と、前記ヘッド支持板１１の一方の主面 に装着された磁気ヘッド１４と、前記磁気ヘッド１４を接続するためのフレキシ ブルプリント基板３１とから成り、前記フレキシブルプリント基板３１の一部が 前記ヘッド支持板１１の他方の主面から前記一方の主面に前記ヘッド支持板１１ の開口を通して導出され、前記磁気ヘッド１４のリード端子が前記ヘッド支持板 １１の前記一方の主面側において前記フレキシブルプリント基板３１のプリント 導体３３に接続されている磁気ヘッド装置において、前記フレキシブルプリント 基板３１の前記ヘッド支持板１１の一方の主面側に導出された部分の一部が折り 返されて前記ヘッド支持板１１の他方の主面側に戻され、前記ヘッド支持板１１ の他方の主面側におけるプリント導体３３の一部の上を覆うように配置されてい る磁気ヘッド装置に係わるものである。 請求項２の考案は、弾性を有するヘッド支持板１１の一方の主面に磁気ヘッド １４が装着され、前記磁気ヘッド１４を接続するためのプリント導体３３を有す るフレキシブルプリント基板３１の一部が前記ヘッド支持板１１の他方の主面側 から前記一方の主面側に前記ヘッド支持板１１の開口を通して導出され、前記磁 気ヘッド１４のリード端子が前記ヘッド支持板１１の前記一方の主面側において 前記プリント導体３３に接続されている磁気ヘッド装置を作製する際に使用する ためのフレキシブルプリント基板３１であって、フレキシブル絶縁基板３２と、 前記フレキシブル絶縁基板３２の上に形成された磁気ヘッド接続用プリント導体 ３３とを備え、前記フレキシブル絶縁基板３２は、前記ヘッド支持板１１の前記 他方の主面側に配置される第１の部分３２ａと、前記ヘッド支持板１１の前記他 方の主面から前記開口を通して前記一方の主面に導出され且つ前記第１の部分３ ２ａに対して前記ヘッド支持板１１を介して対向するように折り曲げられる第２ の部分３２ｂと、前記第２の部分３２ｂと共に前記ヘッド支持板１１の前記一方 の主面側に折り曲げられた後に前記ヘッド支持板１１の前記一方の主面側に折り 曲げられて前記プリント導体３３の一部を覆う第３の部分３２ｃとを有している フレキシブルプリント基板に係わるものである。 なお、請求項３に示すように粘着材を塗布しておくことが望ましい。

【００１１】

【考案の作用及び効果】 請求項１及び２によれば、フレキシブルプリント基板の一部の折り返しによっ てヘッド支持板の他方の主面側のプリント導体の一部を覆うので、個別な被覆シ ートを用意することが不要になり、プリント導体の被覆を極めて容易に達成する ことができる。また、折り返し部分はフレキシブルプリント基板に一体であるの で、被覆領域の位置決めを容易に達成することができる。 また、請求項３に示すように粘着材を設けると容易に組み立てることが可能に なる。

【００１２】

【実施例】

次に、図１〜図１１を参照して本考案の実施例に係わるフロッピーディスク装 置を説明する。 フロッピーディスク装置の主要部は図２に原理的に示すように、ディスク吸着 台即ちターンテーブル（回転台又は回転板）とモータ等から成る回転装置２４と 、ディスク２に接触する信号変換磁気ヘッド１４、２４と、ヘッド１４、２４が 支持板１１、２５を介して取り付けられているヘッド支持アーム２６及びキャリ ッジ２７と、ヘッド１４、２４をディスク２の半径方向に移動するためのステッ ピングモータ等を含む移動装置２８とから成る。支持アーム２６はバネヒンジ２ ９でキャリッジ２７に支持されているので、ディスク２の着脱時にヘッド１４が ディスク２から離間するように時計回り方向に回動する。

【００１３】 図３〜図５は上側の磁気ヘッド１４とヘッド支持板１１との組立体を示す。ヘ ッド支持板１１はバネ性を有するジンバル構成の金属薄板から成り、図９に示す ように中央のヘッド取付部１１ａと、一対の細条連結部１１ｂを介してヘッド取 付部１１ａを支持している中間部１１ｃと、一対の細条連部１１ｄを介して中間 部１１ｃを支持している外側取付部１１ｅから成り、外側取付部１１ｅが図２の アーム２６に固着されている。ヘッド取付部１１ａと中間部１１ｃとの間の開口 １８はフレキシブルプリント基板３１の挿通部として使用される。

【００１４】 ヘッド支持板１１に装着する前のフレキシブルプリント基板３１は図６及び図 ７に示す形状を有する。即ち、フレキシブル絶縁基板３２の上に所定のパターン に複数のプリント導体３３を形成し、図６で点線３４で示す位置よりも上側にお いてフレキシブル絶縁基板３２の下面に粘着材３５が図７に示すように塗布され 、ここに剥離紙３６が貼り付けられている。剥離紙３６はヘッド支持板１１に対 する取付時には除去される。

【００１５】 フレキシブル絶縁基板３２はヘッド支持板１１の上面（他方の主面）１５に配 置される第１の部分３２ａと図６で一対の第１の破線３５で区画された外側部分 から成る一対の第２の部分３２ｂと、一対の第２の破線３６で区画された上側部 分から成る一対の第３の部分３２ｃと、図６で帯状に下方に伸びている第４の部 分３２ｄとを有する。図６のフレキシブルプリント基板３１の第３の部分３２ｃ は、図１では設けられていない新規な部分である。

【００１６】 プリント導体３３は磁気ヘッド１４のリード端子２０を接続するための比較的 幅広な部分（ランド）３３ａとここに接続された狭い部分３３ｂとから成る。プ リント導体３３のヘッド支持板１１の上に配置される領域は露出しているが、ヘ ッド支持板１１の上から離れた領域は図６で示すように絶縁性カバーフィルム３ ７で被覆されている。

【００１７】 フレキシブル絶縁基板３２の第１の部分３２ａには図６に示すように開口３８ が設けられ、軽量化が図られている。

【００１８】 フレキシブルプリント基板３１をヘッド支持板１１に取り付ける時には、まず 、図７に示す剥離紙３６を除去し、粘着材３５によってフレキシブル絶縁基板３ ２の第１の部分３２ａの裏面をヘッド支持板１１の上面１５に図４に示すように 接着させる。次に、フレキシブルプリント基板３１を図６の第１の破線３５の部 分で折り曲げ、図４に示すようにフレキシブル絶縁基板３２の第２の部分３２ｂ をヘッド支持板１１の開口１８を通して下面（一方の主面）１２側に導出する。 そして、粘着材３５によってフレキシブル絶縁基板３２の第２の部分３２ｂをヘ ッド支持板１１の下面１２に固着する。

【００１９】 フレキシブル絶縁基板３２の第２の部分３２ｂを図４のように折り曲げると、 第３の部分３２ｃも同時にヘッド支持板１１の下面１２側に移る。これと同時に 第３の部分３２ｃの表裏が逆になり、図８に示すように粘着材３５を有する面が 上になる。次に、第３の部分３２ｃを図８の破線３６の部分で上側に折り曲げる 。即ち、図５に示すようにヘッド支持板１１の下面１２から上面１５の方向に折 り曲げ、第１の部分３２ａの１つのプリント導体３３の上に粘着材３５で固着す る。第３の部分３２ｃを３つのプリント導体３３を覆うように形成してもよいが 、この実施例ではアーム２６の最も先端側に配置されたプリント導体を第３の部 分３２ｃで被覆している。即ちアーム２６の先端側が回動時に最も高くなるので 、図３の最も上のプリント導体３３が図４のカバー２２に接触しやすい。従って 、最もカバー２２に接触しやすい部分を第３の部分３２ｃで被覆すれば、保護の 目的は達成される。要するに、図３においてフレキシブルプリント基板３１の上 側の部分がカバー２２に接触すれば、これよりも下側の部分は接触しないので、 上側のみを第３の部分３２ｃで保護すればよい。第３の部分３２ｃには図８から 明らかなように左右に突出する部分３９があるので、図４及び図５に示すように 折り曲げた時に図６の破線３５に対応する折り曲げ部を含むように被覆すること ができる。

【００２０】 磁気ヘッド１４はセンタタップ形式の記録再生用巻線と、これが巻回された記 録再生用コアと、記録再生用コアの両側に配置された消去用コアと、これに巻回 された消去用巻線とから成る公知のトンネルイレーズ型ヘッドであり、左右に３ 本のリード端子２０が導出され半田２１によってプリント導体３３にヘッド支持 板１１の下面１２側で固着されている。

【００２１】 図４では理解を容易にするために半田２０による接続する部分が磁気ヘッド１ ４に対して相対的に拡大図示されているので、半田２０が磁気ヘッド１４から比 較的大きく離間しているが、実際には磁気ヘッド１４に極めて接近しており、図 ４に示す磁気ヘッド１４の両側の半田２０の部分を含めた幅Ｗが図１０の金属シ ャッタ８の開口８ａ及びケース３の開口６の幅Ｗ1 、Ｗ2 よりも小さく設定され ている。

【００２２】 下側磁気ヘッド２４の配線は詳しく示されていないが、上側磁気ヘッド１４の フレキシブルプリント基板３１による配線と同様に行われている。

【００２３】 この実施例によれば、ヘッド支持板１１の上面１５側におけるプリント導体３ ３の被覆をフレキシブル絶縁基板３２の第３の部分３２ｃ及びここに塗布された 粘着材３５によって行うことができるので、この被覆を容易、正確且つ低コスト に達成できる。 また、磁気ヘッド１４のリード端子２０の半田付け部分がヘッド支持板１１の 上面１５側にないので、この分の薄型化が達成される。 また、半田２１を含む部分の幅Ｗがシャッタ８の開口８ａの幅Ｗ1 及びケース ３の開口６の幅Ｗ2 よりも小さく設定されているので、カートリッジ１が一対の ヘッド１４、２４の間に挿入された時には、開口８ａ、６の中に半田２１の部分 が入り込み、シャッタ８に接触しない。従って、フレキシブルプリント基板３１ の一部が支持板１１の下面１２側に位置していてもシャッタ８と磁気ヘッド１４ の接続部との相互間干渉（例えば短絡）が発生しない。

【提出日】平成５年７月１２日

【手続補正１】

【補正対象書類名】明細書

【補正対象項目名】００１５

【補正方法】変更

【補正内容】

【００１５】 フレキシブル絶縁基板３２はヘッド支持板１１の上面（他方の主面）１５に配 置される第１の部分３２ａと図６で一対の第１の破線４５で区画された外側部分 から成る一対の第２の部分３２ｂと、一対の第２の破線４６で区画された上側部 分から成る一対の第３の部分３２ｃと、図６で帯状に下方に伸びている第４の部 分３２ｄとを有する。図６のフレキシブルプリント基板３１の第３の部分３２ｃ は、図１では設けられていない新規な部分である。

【手続補正２】

【補正対象書類名】明細書

【補正対象項目名】００１８

【補正方法】変更

【補正内容】

【００１８】 フレキシブルプリント基板３１をヘッド支持板１１に取り付ける時には、まず 、図７に示す剥離紙５６を除去し、粘着材３５によってフレキシブル絶縁基板３ ２の第１の部分３２ａの裏面をヘッド支持板１１の上面１５に図４に示すように 接着させる。次に、フレキシブルプリント基板３１を図６の第１の破線４５の部 分で折り曲げ、図４に示すようにフレキシブル絶縁基板３２の第２の部分３２ｂ をヘッド支持板１１の開口１８を通して下面（一方の主面）１２側に導出する。 そして、粘着材３５によってフレキシブル絶縁基板３２の第２の部分３２ｂをヘ ッド支持板１１の下面１２に固着する。

【手続補正３】

【補正対象書類名】明細書

【補正対象項目名】００１９

【補正方法】変更

【補正内容】

【００１９】 フレキシブル絶縁基板３２の第２の部分３２ｂを図４のように折り曲げると、 第３の部分３２ｃも同時にヘッド支持板１１の下面１２側に移る。これと同時に 第３の部分３２ｃの表裏が逆になり、図８に示すように粘着材３５を有する面が 上になる。次に、第３の部分３２ｃを図８の破線４６の部分で上側に折り曲げる 。即ち、図５に示すようにヘッド支持板１１の下面１２から上面１５の方向に折 り曲げ、第１の部分３２ａの１つのプリント導体３３の上に粘着材３５で固着す る。第３の部分３２ｃを３つのプリント導体３３を覆うように形成してもよいが 、この実施例ではアーム２６の最も先端側に配置されたプリント導体を第３の部 分３２ｃで被覆している。即ちアーム２６の先端側が回動時に最も高くなるので 、図３の最も上のプリント導体３３が図４のカバー２２に接触しやすい。従って 、最もカバー２２に接触しやすい部分を第３の部分３２ｃで被覆すれば、保護の 目的は達成される。要するに、図３においてフレキシブルプリント基板３１の上 側の部分がカバー２２に接触すれば、これよりも下側の部分は接触しないので、 上側のみを第３の部分３２ｃで保護すればよい。第３の部分３２ｃには図８から 明らかなように左右に突出する部分３９があるので、図４及び図５に示すように 折り曲げた時に図６の破線４５に対応する折り曲げ部を含むように被覆すること ができる。

【図面の簡単な説明】

【図１】被覆を設けないフレキシブルプリント基板を使
用した磁気ヘッド組立体を示す断面図である。

【図２】本考案の実施例に係わるフロッピーディスク装
置を原理的に示す図である。

【図３】図２の上側の磁気ヘッド装置の一部を示す平面
図である。

【図４】図３のＡ−Ａ線の断面図である。

【図５】図３のＢ−Ｂ線の拡大断面図である。

【図６】フレキシブルプリント基板を示す平面図であ
る。

【図７】図６のＣ−Ｃ線の拡大断面図である。

【図８】図６の第１の破線を折り曲げた状態を示す平面
図である。

【図９】ヘッド支持板の平面図である。

【図１０】ディスクカートリッジの平面図である。

【図１１】ディスクカートリッジの底面図である。

【符号の説明】

１１ ヘッド支持板 ３１ フレキシブルプリント基板 ３２ フレキシブル絶縁基板 ３２ｃ 第３の部分

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【手続補正書】

【提出日】平成５年７月１２日

【手続補正４】

【補正対象書類名】図面

【補正対象項目名】図６

【補正方法】変更

【補正内容】

【図６】

【手続補正５】

【補正対象書類名】図面

【補正対象項目名】図７

【補正方法】変更

【補正内容】

【図７】

【手続補正６】

【補正対象書類名】図面

【補正対象項目名】図８

【補正方法】変更

【補正内容】

【図８】

Claims (3)

【実用新案登録請求の範囲】
1. 【請求項１】 弾性を有するヘッド支持板（１１）と、
   前記ヘッド支持板（１１）の一方の主面に装着された磁
   気ヘッド（１４）と、前記磁気ヘッドを接続するための
   フレキシブルプリント基板（３１）とから成り、前記フ
   レキシブルプリント基板（３１）の一部が前記ヘッド支
   持板（１１）の他方の主面から前記一方の主面に前記ヘ
   ッド支持板（１１）の開口を通して導出され、前記磁気
   ヘッド（１４）のリード端子が前記ヘッド支持板（１
   １）の前記一方の主面側において前記フレキシブルプリ
   ント基板（３１）のプリント導体（３３）に接続されて
   いる磁気ヘッド装置において、 前記フレキシブルプリント基板（３１）の前記ヘッド支
   持板の一方の主面側に導出された部分の一部が折り返さ
   れて前記ヘッド支持板（１１）の他方の主面側に戻さ
   れ、前記ヘッド支持板（１１）の他方の主面側における
   プリント導体（３３）の一部の上を覆うように配置され
   ていることを特徴とする磁気ヘッド装置。
2. 【請求項２】 弾性を有するヘッド支持板（１１）の一
   方の主面に磁気ヘッド（１４）が装着され、前記磁気ヘ
   ッド（１４）を接続するためのプリント導体（３３）を
   有するフレキシブルプリント基板（３１）の一部が前記
   ヘッド支持板（１１）の他方の主面側から前記一方の主
   面側に前記ヘッド支持板（１１）の開口を通して導出さ
   れ、前記磁気ヘッド（１４）のリード端子が前記ヘッド
   支持板（１１）の前記一方の主面側において前記プリン
   ト導体（３３）に接続されている磁気ヘッド装置を作製
   する際に使用するためのフレキシブルプリント基板（３
   １）であって、フレキシブル絶縁基板（３２）と、前記
   フレキシブル絶縁基板（３２）の上に形成された磁気ヘ
   ッド接続用プリント導体（３３）とを備え、前記フレキ
   シブル絶縁基板（３２）は、前記ヘッド支持板（１１）
   の前記他方の主面側に配置される第１の部分（３２ａ）
   と、前記ヘッド支持板（１１）の前記他方の主面から前
   記開口を通して前記一方の主面に導出され且つ前記第１
   の部分（３２ａ）に対して前記ヘッド支持板（１１）を
   介して対向するように折り曲げられる第２の部分（３２
   ｂ）と、前記第２の部分（３２ｂ）と共に前記ヘッド支
   持板（１１）の前記一方の主面側に折り曲げられた後に
   前記ヘッド支持板（１１）の前記一方の主面側に折り曲
   げられて前記プリント導体（３３）の一部を覆う第３の
   部分（３２ｃ）とを有していることを特徴とするフレキ
   シブルプリント基板。
3. 【請求項３】 前記フレキシブル絶縁基板（３２）の前
   記プリント導体（３３）が形成されていない方の主面に
   粘着材が塗布されていることを特徴とする請求項２記載
   のフレキシブルプリント基板。