JPH0625560U - 揺動弁型粘性流体ポンプの洗浄装置 - Google Patents

揺動弁型粘性流体ポンプの洗浄装置

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JPH0625560U
JPH0625560U JP6670992U JP6670992U JPH0625560U JP H0625560 U JPH0625560 U JP H0625560U JP 6670992 U JP6670992 U JP 6670992U JP 6670992 U JP6670992 U JP 6670992U JP H0625560 U JPH0625560 U JP H0625560U
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高慶 大村
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石川島建機株式会社
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 揺動弁において圧送管を取り外すことなく簡
単に洗浄できるようにする。 【構成】 揺動弁型粘性流体ポンプの流体シリンダ3と
揺動管6の間に、水平軸15を中心に回動可能な洗浄装
置本体14を配置する。上記洗浄装置本体14には2本
の連絡管23と洗浄管25を組み付けてある。洗浄管2
5の内部に洗浄用詰物27が詰めてある。該洗浄管25
の他端に接続した高圧流体の配管26から高圧流体を洗
浄管25内に送り込むと洗浄用詰物27が揺動管6内を
移動できるようにする。洗浄時には、洗浄管25と吸入
吐出口2が連通するように洗浄装置本体14を回動さ
せ、高圧流体を配管26から洗浄管25内に送り込むこ
とにより洗浄用詰物27が揺動管6内を通って圧送され
るので、揺動管6内及びこれと接続される圧送管内の洗
浄ができる。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案はコンクリートの如き高粘性流体を圧送させる揺動弁型粘性流体ポンプ の洗浄装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
粘性流体ポンプの吸入吐出弁としては、揺動弁型式のものとすべり弁型式のも のとがある。
【0003】 前者の揺動弁型式のものは、図5に示す如く、前面下部に2つの吸入吐出口2 を左右に並べて設けた粘性流体のホッパ1の外側に、上記2つの吸入吐出口2に 対応させて2本の流体シリンダ3を水平に設置し、該流体シリンダ3内に収納し てある流体ピストン4を図示しない主油圧シリンダの油圧ピストンにロッド5を 介して一体的に連結し、2本の主油圧シリンダを交互に前進、後退させることに より2本の流体シリンダ3内のピストン4が交互に往復動させられるようにして ある。一方、ホッパ1内には、S字形の揺動管6を収納し、該揺動管6の一端に はバルブリング7を取り付けて、該バルブリング7が上記2つの吸入吐出口2の 内側に取り付けたバルブプレート8に接触して左右方向へ揺動できるようにして あり、又、揺動管6の他端は、ホッパ1の背面側を貫通させて圧送管9に接続さ せるようにし、上記揺動管6の途中に固定した連結軸10に操作レバー11を介 し揺動用シリンダ(図示せず)を連結し、流体シリンダ3の往復動と揺動管6の 揺動を関連付けて流体シリンダ3内に吸入したホッパ1内の粘性流体を揺動管6 の内部を通して圧送させるようにしてある。12は揺動管6と圧送管9との接続 部である。
【0004】 上記揺動弁型粘性流体ポンプによる粘性流体の圧送作業が終了した際には、圧 送管9内に残留している粘性流体を除去して洗浄することが行われるが、この洗 浄作業は、圧送管9を接続部12から取り外した後、該圧送管9内にスポンジ等 の洗浄用詰物を詰め、高圧流体により詰物を圧送管9内に送り込むことにより圧 送管9内の洗浄を行うようにしている。
【0005】
【考案が解決しようとする課題】
ところが、上記従来の洗浄方式では、圧送管9内の洗浄はできるが、揺動管6 内に残留する粘性流体を除去し洗浄することができない。揺動管6内の洗浄を行 う場合は、粘性流体ポンプを運転し揺動管6内の粘性流体を流体シリンダ3内に 吸入しながら、接続部12から高圧水を注入する作業が必要となり、多大な時間 を必要とすると共に、洗浄毎に圧送管9を接続部12から取り外さなければなら ず、洗浄作業に多大な労力を費していた。
【0006】 そこで、本考案は、上記従来方式における圧送管を取り外すことなく、簡単な 操作で且つ短時間に揺動管の内部をも同時に洗浄することができるようにしよう とするものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】
本考案は、上記課題を解決するために、ホッパ内に収納した揺動管を左右へ揺 動させて2本の流体シリンダに交互に連通させ、ホッパ内の粘性流体を交互に吸 入吐出するようにしてある揺動弁型粘性流体ポンプにおける上記2本の流体シリ ンダとホッパとの間に、左右方向へ水平軸周りに回動可能に支持させた洗浄装置 本体を配置し、該洗浄装置本体に上記2本の流体シリンダと連絡する2本の連絡 管と、該連絡管と平行な洗浄管を各々回転中心より同一半径位置となるように組 み付け、上記洗浄管の内部に洗浄用詰物を備え、且つ洗浄管の他端に高圧流体の 配管を接続し、更に、上記洗浄装置本体を回動させる装置を備えてなる構成とす る。
【0008】
【作用】
揺動弁型粘性流体ポンプによる粘性流体の圧送作業が終了すると、洗浄装置本 体を回動させて、洗浄管の開口部を吸入吐出口を介して揺動管と連通させ、次い で、洗浄用詰物の背後から高圧流体を供給させる。これにより洗浄用詰物が揺動 管内に押し込まれてから圧送管内に押し込まれるので、揺動管内は勿論のこと、 圧送管内も同時に洗浄することができる。
【0009】
【実施例】
以下、図面に基づき本考案の実施例を説明する。
【0010】 図1及び図2は本考案の実施例を示すもので、図5に示す揺動弁型式と同様に 、ホッパ1内に収納した揺動管6の一端にバルブリング7を嵌着させて左右方向 へ揺動させるようにし、且つ揺動管6の他端側をホッパ1を貫通させて圧送管9 に接続させ、揺動管6に固定した連結軸10を介して揺動管6の一端側を左右へ 揺動させることによりホッパ1の2つの吸入吐出口2のいずれか1つを交互に流 体シリンダ3と連通状態になるようにしてある構成において、揺動弁型粘性流体 ポンプの2本の流体シリンダ3と、揺動管6が交互に一致するホッパ1の吸入吐 出口部との間に、洗浄装置本体14を水平軸15により、左右方向へ回動自在に 支持させて配置する。
【0011】 すなわち、流体シリンダ3の前端面に取り付けたガイド壁22とホッパ前側壁 13との間に、適宜の間隔を設けて、ホッパ前側壁13に前側のフレーム16を 、又、ガイド壁22に後側のフレーム19をそれぞれ同一線上の水平軸15にて 左右方向へ回動自在に支持させ、該フレーム16と19間に、上記2本の流体シ リンダ3とホッパ1の2つの吸入吐出口2とを連絡する2本の連絡管23を一体 的に取り付けると共に、フレーム16,19が左右方向へ回動したときに2つの 吸入吐出口2のいずれかを介して揺動管6と連通するよう開口24を設けてフレ ーム16に洗浄管25を取り付け、上記連絡管23と洗浄管25を水平軸15を 中心とする回転中心より同一半径位置とした洗浄装置本体14を設置する。
【0012】 上記洗浄装置本体14のフレーム16には、油圧シリンダ17のピストンロッ ド18を連結し、該油圧シリンダ17の伸縮動作によりフレーム16を介し洗浄 装置本体14が全体として左右方向へ水平軸15を中心に回動して、連絡管23 が流体シリンダ3と吸入吐出口2とを連絡する吸入吐出作業と、洗浄管25が吸 入吐出口2を介して揺動管6と連絡する洗浄作業の状態が実現できるようにし、 且つ、上記洗浄装置本体14の回動時のシール性を保つため、フレーム16とホ ッパ前側壁13との摺動面及びフレーム19とガイド壁22との摺動面にシール 材20を介在させ、更に、フレーム19には、洗浄管25が揺動管6と連通状態 のとき、流体シリンダ3を開放させて粘性流体を流出させるための逃がし孔21 を形成し、又、上記洗浄管25内には、洗浄用詰物27を詰め、洗浄管25の他 端には高圧流体用配管26を接続し、洗浄時に高圧流体により洗浄用詰物27を 洗浄管25内より吐出させて揺動管6内を移動させるようにする。
【0013】 コンクリート打設時には、洗浄装置本体14の連絡管23を流体シリンダ3と 吸入吐出口2を連通させるようにしておき、流体シリンダ3内のピストン4を交 互に前進、後退させると同時に揺動管6を吐出側となる方の流体シリンダ3側に 切り換えることによってホッパ1内の粘性流体を揺動管6、圧送管9を通して圧 送させることができるが、かかる圧送作業が終了すると、残留する粘性流体を除 去するための洗浄を行う。
【0014】 残留する粘性流体を除去する洗浄作業の場合には、洗浄装置本体14を揺動管 6と連通している連絡管23の方へ油圧シリンダ17の作動により回動させ、洗 浄装置本体14内の洗浄管25の開口24と吸入吐出口2を一致させるようにす る。洗浄管25と揺動管6が連通状態になると、洗浄管25内部に高圧流体を配 管26から送り込み、洗浄管25内部の洗浄用詰物27を洗浄管25内より揺動 管6内に押し込んで圧送し、揺動管6内の残留粘性流体を圧送管内へ押し出して 洗浄を行う。更に、洗浄用詰物27を圧送管9(図5参照)内に押し込んで圧送 させることにより圧送管9内の粘性流体をも同時に排出させることができる。こ の際、洗浄装置本体14の逃がし孔21と連通させられた流体シリンダ3内の粘 性流体は、洗浄装置本体14の逃がし孔21により容易に排出することができ、 流体シリンダ3内の粘性流体を除去することができる。
【0015】 粘性流体の除去作業が終了すると、油圧シリンダ17により洗浄装置本体14 を回動させて元の状態に戻し、開口24から洗浄用詰物27を洗浄管25内に挿 入することにより次回の除去作業の準備を整えることができる。
【0016】 なお、上記実施例では洗浄管25が2つの吸入吐出口2と連通するように油圧 シリンダ17で回動させる型式の洗浄装置の場合を示したが、それに代えて図3 に示す如く、洗浄時には、洗浄管25が油圧シリンダ17aの伸長動作により片 側の吸入吐出口2にのみ回動し連通するようにしてある洗浄装置としてもよいこ と、又、図4に示す如く、洗浄時には、洗浄管25が片側の吸入吐出口2にのみ 連通するように油圧シリンダ17bで上下にスライドする洗浄装置を用いるよう にしてもよいこと、又、洗浄装置本体が回転、或いはスライドする機構は油圧式 だけではなく、歯車等を用いた機械駆動式のものでもよいこと、その他本考案の 要旨を逸脱しない範囲内で種々変更を加え得ることは勿論である。
【0017】
【考案の効果】
以上述べた如く、本考案の揺動弁型粘性流体ポンプの洗浄装置によれば、揺動 弁型粘性流体ポンプの流体シリンダと揺動管の間に、水平軸周りに回動可能な洗 浄装置本体を配置し、上記洗浄装置本体に、流体シリンダと揺動管を連絡する連 絡管と、洗浄管とを上記水平軸より同一半径位置に組み付け、更に、洗浄管の内 部に洗浄用詰物を詰め、且つ洗浄管の他端に高圧流体の配管を接続した構成とし てあるので、洗浄時に洗浄管を揺動管と連通させて洗浄管内の洗浄用詰物を圧送 させることにより洗浄毎に圧送管と揺動管との接続部を取り外すことはなく、揺 動管の内部を洗浄した後、圧送管内の洗浄も行うことができ、しかも簡単な操作 で短時間に粘性流体を除去して洗浄することが可能となり、洗浄作業性を大幅に 改善することができる、等の優れた効果を発揮する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の揺動弁型粘性流体ポンプの洗浄装置の
一実施例の概要を示す断面図である。
【図2】図1の洗浄装置が回動する時の状態を示す概略
図である。
【図3】本考案の他の実施例を示す図2に対応する概略
図である。
【図4】本考案の更に他の実施例を示す図2に対応する
概略図である。
【図5】従来の揺動弁型粘性流体ポンプの一例を示す断
面図である。
【符号の説明】
1 ホッパ 2 吸入吐出口 3 流体シリンダ 6 揺動管 14 洗浄装置本体 15 水平軸 17 油圧シリンダ 23 連絡管 25 洗浄管 26 配管 27 洗浄用詰物

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ホッパ内に収納した揺動管を左右へ揺動
    させて2本の流体シリンダに交互に連通させ、ホッパ内
    の粘性流体を交互に吸入吐出するようにしてある揺動弁
    型粘性流体ポンプにおける上記2本の流体シリンダとホ
    ッパとの間に、左右方向へ水平軸周りに回動可能に支持
    させた洗浄装置本体を配置し、該洗浄装置本体に上記2
    本の流体シリンダと連絡する2本の連絡管と、該連絡管
    と平行な洗浄管を各々回転中心より同一半径位置となる
    ように組み付け、上記洗浄管の内部に洗浄用詰物を備
    え、且つ洗浄管の他端に高圧流体の配管を接続し、更
    に、上記洗浄装置本体を回動させる装置を備えてなる構
    成を有することを特徴とする揺動弁型粘性流体ポンプの
    洗浄装置。
JP1992066709U 1992-09-01 1992-09-01 揺動弁型粘性流体ポンプの洗浄装置 Expired - Lifetime JP2574139Y2 (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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CN108087263A (zh) * 2017-12-27 2018-05-29 台州博拓里尼机械有限公司 脉动可调柱塞泵

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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CN108087263A (zh) * 2017-12-27 2018-05-29 台州博拓里尼机械有限公司 脉动可调柱塞泵
CN108087263B (zh) * 2017-12-27 2023-09-26 浙江博拓里尼机械股份有限公司 脉动可调柱塞泵

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