JPH051661A - 圧送装置 - Google Patents

圧送装置

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Publication number
JPH051661A
JPH051661A JP3151560A JP15156091A JPH051661A JP H051661 A JPH051661 A JP H051661A JP 3151560 A JP3151560 A JP 3151560A JP 15156091 A JP15156091 A JP 15156091A JP H051661 A JPH051661 A JP H051661A
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JP
Japan
Prior art keywords
cylinder
pressure
check valve
end side
base end
Prior art date
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Pending
Application number
JP3151560A
Other languages
English (en)
Inventor
Katsuhiko Kurihara
勝彦 栗原
Shunsuke Tazawa
俊介 田沢
Mineo Murata
峰雄 村田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nitto Chemical Industry Co Ltd
YAMAGUCHI KIKAI KOGYO KK
Original Assignee
Nitto Chemical Industry Co Ltd
YAMAGUCHI KIKAI KOGYO KK
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Filing date
Publication date
Application filed by Nitto Chemical Industry Co Ltd, YAMAGUCHI KIKAI KOGYO KK filed Critical Nitto Chemical Industry Co Ltd
Priority to JP3151560A priority Critical patent/JPH051661A/ja
Publication of JPH051661A publication Critical patent/JPH051661A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 【目的】固体粒子含有材料、自硬性材料および高粘性材
料の圧送に際し、圧送装置内の固着・詰まりを防止する
とともに、圧送性能を高める。 【構成】シリンダーを、基端側シリンダー31と、チェ
ック弁の弁座32c形成部分を含み、かつシリンダー軸
を回転中心として回動自在としたシリンダー回動胴部3
2と、先端側シリンダー33とに分割する。前記回動胴
部32の弁座32cからチェック弁37の側方部分に突
出するクリーニングバー32aを突設するとともに、前
記シリンダー回動胴部32の内壁面の基端寄りに環状シ
ール材41を設ける。また、基端側シリンダー31に圧
送材吸入口31bを設ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、圧送装置内での圧送材
の固着・詰まりを防止するとともに、高粘性材の圧送性
能を高めた圧送装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、液剤または流動材の圧送装置
としては、種々のものが使用されているが、たとえば、
図4に示されるプランジャー型圧送装置は、シリンダー
27内に往復動するピストン28が嵌め込まれており、
前記ピストン28の復動時に圧送材吸入口27aから圧
送材Mがシリンダー27内に供給され、前記ピストン2
8の往動時に前記圧送材Mが押し出されるものである。
シリンダー27の先方の吐出口27b部分には、ピスト
ン28の復動時に、圧送した材料Mが引き戻されるのを
防止するために、圧送材Mの押出し方向に対向しかつ前
記吐出口27bを塞ぐチェック弁29が設けられてい
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前述の
プランジャー型圧送装置により、固体粒子含有材料、ま
たは自硬性を有する材料を圧送しようとした場合には、
プランジャーポンプ内で圧送材の固着・詰まりが問題と
なる。特に、チェック弁29の当接部分(弁座部分)ま
たはチェック弁29の側方の段差部分での圧送材Mの堆
積による詰まり現象が顕著である。ポンプ内で圧送材が
固着・詰まった場合には、ポンプの圧送能力の低下を招
いたり、さらに堆積が進行した場合には前記チェック弁
29が作動不能となる場合もあるため、適宜、所定時間
使用毎に分解して内部洗浄を行う必要があった。また、
高粘性材料の場合には、特に固着・詰まり現象がひど
く、またその高粘性のために圧送効率が悪いものとなっ
ていた。
【0004】そこで、本発明の主たる課題は、固体粒子
を含有し、または自硬性を有する材料の圧送に係り、圧
送装置内での固着・詰まりを防止するとともに、特に高
粘性材の圧送性能の向上を図った圧送装置を提供するこ
とにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】前記課題は、シリンダー
胴部とこのシリンダー胴部内を往復動するピストンから
なり、前記シリンダー胴部の先方の吐出口部分に、外側
から圧送材流れの対向方向に弾圧的に当接し、前記吐出
口を塞ぐチェック弁を備えるプランジャー型圧送装置に
おいて、前記吐出口部を形成する前記チェック弁の弁座
部分を含むシリンダー胴部部分を、前後の先端側および
基端側シリンダー胴部と分離して構成し、シリンダー胴
部の中心軸を回転中心として回動自在として前記チェッ
ク弁の弁座部分を回動するようにしたことで解決でき
る。また、前記シリンダー回動胴部に対して、シリンダ
ー回動胴部の内壁面の基端側寄りに、前記ピストンの側
面に弾圧的に接触する環状シール材を設けること、また
は/およびシリンダー回動胴部の弁座からチェック弁側
方部分に突出するクリーニングバーを固設することで、
より優れた装置となる。さらに、基端側シリンダー胴部
部分に圧送材吸入口を設けることで、高粘性材の圧送に
優れた効果を発揮する。
【0006】
【作用】本発明においては、圧送材吐出口部を形成する
部分(弁座)を含むシリンダー胴部部分をシリンダー軸
を回転中心として回動自在に構成するため、適時この回
動胴部を回してチェック弁の弁座を回動させることによ
りチェック弁部での固着を防止することができる。ま
た、シリンダー回動胴部に固着されたクリーニングバー
により、チェック弁側方部分の堆積物を掻き落とすこと
ができる。さらに前記回動胴部の回動に伴う環状シール
材の回動と、ピストンの往復動との相互作用によりピス
トン側面における圧送材の固着を防止することができ
る。
【0007】一方、基端側シリンダー胴部部分に圧送材
吸入口を設けること、すなわち圧送材吐出口部から圧送
吸入口までの距離をある程度(少なくともシリンダーの
回動胴部の長さ)以上確保するとともに、前記環状シー
ル材を設けることとの組合せにより、シリンダー復動時
にシリンダー内部の真空度を高くすることができるた
め、たとえ高粘性材であっても容易に吸入することがで
きる。
【0008】
【実施例】以下、本発明を具体例に基づき詳説する。図
1は本発明に係るプランジャーポンプの平面図であり、
図2は本発明に係るプランジャーポンプの全体縦断面図
を示す。また、図3はチェック弁部の要部拡大図であ
る。図1に示されるプランジャーポンプは、二液を同時
圧送できるように、2連式の複胴型となっているが、本
発明は1連式または2連以上のプランジャー型であって
も同様に適用し得る。図2において、シリンダー30の
圧送材供給口31bより供給された圧送材Mは、カム板
39の回転により往復動するピストン40によって押し
出されることによって圧送される。本発明に係るプラン
ジャーポンプにおいては、シリンダー30の中間に回動
胴部32が設けられ、シリンダーを構成する胴部が基端
側から基端側シリンダー31、前記回動胴部32、先端
側シリンダー33の順に連設されている。前記基端側シ
リンダー31の先端には、その外周の適所に突設部31
aが設けられ、さらに前記突設部31aに対して軸支さ
れ、回転自在に支持された固定用クランプ棒34が設け
られている。一方、先端側シリンダー33の基端には、
その外周の前記固定用クランプ棒34の対応する位置に
被貫凸部33aが設けられており、前記基端側シリンダ
ー31と前記先端側シリンダー33との間に前記回動胴
部32を介在させた状態で、前記固定用クランプ棒34
を前記先端側シリンダー33の被貫凸部33aに貫通さ
せて、ナット35を螺嵌させて連結し、その間に介在さ
れる前記回動胴部32を回動自在としている。前記回動
胴部32の両端部は、それぞれ基端側シリンダー31の
先端側と先端側シリンダー33の基端側に対し相互に重
なり部分をもって係合し、その摺接面側外周には、環状
シール36、36が設けられることによってシール性が
確保されている。前記回動胴部32の連通路の先端の吐
出口部には、外側から圧送材流れの対向方向にチェック
弁37がスプリング38によって弾圧的に当接し前記吐
出口を塞いでいる。
【0009】前記チェック弁37が当接する前記回動胴
部32の吐出口を形成する部分(弁座32c)は、前記
回動胴部32の回動とともに回動し、チェック弁37の
肩部の当接部分における圧送材の固着を防止するように
なっている。また、前記弁座32cから前記チェック弁
37の側方部分に突設してクリーニングバー32aが設
けられており、前記回動胴部32の回動に伴い前記クリ
ーニングバー32aがチェック弁37の側方部分に堆積
した圧送材を除去するようになっている。なお、本実施
例における前記回動胴部32の駆動は、作業員が把手3
2bを摘み、人力により作動させるが、たとえばエア
式、油圧式またはクランク式によって機械的に作動させ
ることでもよい。また、制御器を設けて適宜、間隔をお
いて自動的に作動させることもできる。なお、先端側シ
リンダー33部には、圧送圧力を測定するための圧力ゲ
ージ41が設けられている。また、前記回動胴部32の
内壁面の基端側寄りに、前記ピストンの側面に弾圧的に
接触する環状シール材41を設けており、ピストン40
の往復動とともに、前記回動胴部32の回動により、前
記ピストン40の外周面への圧送材Mの固着を防止して
いる。
【0010】一方、本発明においては、圧送材吸入口3
1bを前記回動胴部32を避け、基端側シリンダー31
に設け、少なくとも前記回動胴部32の長さに相当する
ストローク長を確保するとともに、前記回動胴部32に
設けた環状シール材41の密封作用により、前記ピスト
ン40が復動する際のシリンダー内部の真空度を高くし
て、圧送材Mの吸入効果を高めている。なお、前記圧送
材吸入口31bの基端側寄りに前記ピストン40の外周
面に弾圧的に接触する環状シール材42を設け密封性を
確保している。
【0011】他方、本発明圧送装置に係る圧送材として
は、ゴムアスファルト乳剤、ゴムアスファルト乳剤とセ
メント粉体の混合スラリー、セメントミルク、セメント
グラウト、水中モルタルグラウト、ショットクリート、
その他クラック注入工事におけるセメント薬液、セメン
トアスファルト、高強度プラスチックスなどの圧送に好
適に使用することができる。中でも、堆積現象を起こし
易くかつ高粘性の圧送材に対しては、特にその効果が期
待できる。
【0012】
【発明の効果】以上詳説のとおり、本発明によれば、固
体粒子を含む液剤、また自硬性のある液剤または流動材
料等の圧送材であっても、圧送装置を分解することなく
簡単な操作のみで、装置内の固着・詰まりを防止するこ
とができる。また、高粘性の圧送材であっても容易に圧
送することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るプランジャーポンプの平面図であ
る。
【図2】本発明に係るプランジャーポンプの全体縦断面
図である。
【図3】チェック弁部の要部拡大図である。
【図4】従来のプランジャー型ポンプの縦断面図であ
る。
【符号の説明】
30…シリンダー、31…基端側シリンダー、32…回
動胴部、32a…クリーニングバー、33…先端側シリ
ンダー、34…固定用クランプ棒、37…チェック弁、
38…スプリング、40…ピストン

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】シリンダー胴部とこのシリンダー胴部内を
    往復動するピストンからなり、前記シリンダー胴部の先
    方の吐出口部分に、外側から圧送材流れの対向方向に弾
    圧的に当接し、前記吐出口を塞ぐチェック弁を備えるプ
    ランジャー型圧送装置において、前記吐出口部を形成す
    る前記チェック弁の弁座部分を含むシリンダー胴部部分
    を、前後の先端側および基端側シリンダー胴部と分離し
    て構成し、シリンダー胴部の中心軸を回転中心として回
    動自在として前記チェック弁の弁座部分を回動するよう
    にしたことを特徴とする圧送装置。
  2. 【請求項2】シリンダー回動胴部の内壁面の基端側寄り
    に、前記ピストンの側面に弾圧的に接触する環状シール
    材を設けた請求項1記載の圧送装置。
  3. 【請求項3】シリンダー先端側の外周部分に、シリンダ
    ー回動胴部の内壁面に弾圧的に接触する環状シール材を
    設けた請求項1記載の圧送装置。
  4. 【請求項4】基端側シリンダー胴部部分に圧送材吸入口
    を設けたことを特徴とする請求項2または3記載の圧送
    装置。
  5. 【請求項5】シリンダー回動胴部の弁座からチェック弁
    側方部分に突出するクリーニングバーを固設したことを
    特徴とする請求項1、2、3または4記載の圧送装置。
JP3151560A 1991-06-24 1991-06-24 圧送装置 Pending JPH051661A (ja)

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JP3151560A JPH051661A (ja) 1991-06-24 1991-06-24 圧送装置

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JPH051661A true JPH051661A (ja) 1993-01-08

Family

ID=15521199

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JP3151560A Pending JPH051661A (ja) 1991-06-24 1991-06-24 圧送装置

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013177819A (ja) * 2012-02-28 2013-09-09 Ricoh Co Ltd 定量ポンプ、液体定量装置、及び流体浄化装置

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013177819A (ja) * 2012-02-28 2013-09-09 Ricoh Co Ltd 定量ポンプ、液体定量装置、及び流体浄化装置

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