JPH06255299A - 転写フイルム - Google Patents

転写フイルム

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JPH06255299A
JPH06255299A JP7500693A JP7500693A JPH06255299A JP H06255299 A JPH06255299 A JP H06255299A JP 7500693 A JP7500693 A JP 7500693A JP 7500693 A JP7500693 A JP 7500693A JP H06255299 A JPH06255299 A JP H06255299A
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JP
Japan
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layer
pattern
resin
depth
ink
Prior art date
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Withdrawn
Application number
JP7500693A
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English (en)
Inventor
Kazuhiko Shimizu
和彦 清水
Tomoko Iwasa
智子 岩佐
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Dai Nippon Printing Co Ltd
Original Assignee
Dai Nippon Printing Co Ltd
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Publication date
Application filed by Dai Nippon Printing Co Ltd filed Critical Dai Nippon Printing Co Ltd
Priority to JP7500693A priority Critical patent/JPH06255299A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 中間調を含む階調に富んだ印刷を完全に行っ
た凹凸模様のある転写フイルムを提供する。 【構成】 基材フイルム1の一方の面に、複数の閉曲線
で設けた閉曲線領域のなかに描かれる交差しない直線群
または/及び、曲線群より形成される電離放射線硬化性
樹脂の凹凸模様層2をもち、その上に剥離層3、絵柄層
4、着色または非着色樹脂層5、接着剤層6を設ける。
該凹凸模様の深さ25は、2〜13μmであり、その巾
26は、深さの5〜25倍に形成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、転写フイルムに係わ
り、更に、詳しくは、立体感、光沢変化をもつととも
に、階調に富んだ印刷模様をもつ絵柄を形成した、意匠
効果に優れた凹凸模様をもつ転写フイルムに関する。
【0002】
【従来の技術】従来から、弱電製品、化粧品容器、建材
部材等で用いられている成形品の化粧は、印刷を行いや
すい材料である基材シートに所望の意匠を形成した転写
フイルムにより、該成形品の表面に転写フイルムの絵柄
を転写して行っていた。そして、絵柄層に立体感をもつ
転写フイルムは、基材シートの表面に、切削による線状
の凹部を設けるヘァライン模様、スピン模様や、印刷に
よる凹凸模様、エンボス加工による凹凸模様を設けて、
その上に、剥離層、絵柄層、接着剤層により構成されて
いた。(例えば、特開平2ー63900号公報、特開平
3ー199082号公報参照)このような、転写フイル
ムから構成される絵柄は、基材シートに設けられた凹凸
模様との複合された再現により、表面の光沢が多様に変
化し、立体的に見えるものであった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来技
術の転写フイルムは、凹凸模様層の上に印刷、特に被印
刷フイルムが平滑性を求められるグラビア印刷を施す場
合、その凹部においてインキぬけ(絵柄が印刷されない
白の部分)を生ずる問題があった。したがって、天然物
を模写した木目、石目、抽象柄のようにハイライと部を
含む階調に富む印刷は、凹部において ンキぬけを生
じ、高度の印刷を完全に行えないという問題があった。
【0004】凹凸模様層の凹面に、階調に富んだ絵柄を
グラビア印刷する場合、凹部の深さが13μm以上にな
ると、その底部までインキが到達しないため、この部分
に図3に示すインキぬけ43となり凹部には原稿で期待
するパターンを完全に再現できなかった。特に、グラビ
ア版が浅いハイライト部の絵柄はインキぬけが著しく、
写真調の印刷には適さないものであった。
【0005】本発明でいう「階調」とは、画像のハイラ
イト部(インキ転移量が少ない部分)から、シャドウ部
(インキ転移量が多い部分)にいたる濃度の段階をいう
ものでである。そして「階調に富む絵柄」とは、写真調
の絵柄のようにインキの濃度(転移量)が、ハイライト
部からシャドウ部までの変化に富むものをいう。したが
って、被印刷面が平滑でなく、凹凸がある場合、インキ
転移量が少ないハイライト部の絵柄印刷を施す時、その
凹部にインキが転移されず、インキぬけ43となる。特
にグラビア印刷ではこの現象が現れやすく、したがっ
て、該印刷に使用する被印刷体は、平滑性を要求される
ことが多い。
【0006】インキぬけが現れる凹部をもつ表面に印刷
する場合、凹部の巾を広くしても、そのコーナー部には
インキが到達しないため原稿から期待する印刷効果を得
られず、問題は解決できなかった。また、転写フイルム
における、凹部の深さが2μm以下の場合には、ハイラ
イト部のインキぬけはないが、転写したものでは、凹凸
模様である万線模様が現れず、光学的な画像を形成しな
いという問題があった。本発明の目的は、グラビア印刷
により階調のある絵柄とエンボス柄とを組み合わせた高
意匠性に富む転写フイルムの提供を目的とするものであ
る。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、本発明の転写フイルムは、基材シートの一方の面
に、図5〜図6に示すとおりの複数の、閉曲線領域のな
かに描かれる交差しない直線群または/及び、曲線群の
集合体より形成される電離放射線硬化性樹脂の凹凸模様
層の上面に剥離層、絵柄層、着色または非着色樹脂層、
接着剤層が順に構成され、該凹凸模様層における凹部の
深さは2〜13μmであり、その巾が深さの5〜25倍
としたものである。
【0008】本発明でいう凹凸模様層とは、図5〜図6
に示すとおりの精密万線のパターンより形成されるもの
である。そして、このパターンは、複数の閉曲線21で
囲まれた閉曲線領域22の中に描かれる平行な直線群2
3、及び/又は曲線群24より構成されるものである。
そして、転写フイルム面に形成される、凹部25の深さ
は2〜13μmであり、その巾26は深さの5〜25倍
としたものである。凹部の巾は、深さの5倍以下である
と、ハイライト部のインキが、凹部の底まで到達せずイ
ンキぬけを生ずる。また、25倍以上になるとハイライ
ト部のインキの転移はよいが、その凹凸模様は光沢変化
に乏しいものとなる。また、その凸部の巾27は、版の
精度、耐久性によって決められるものであるが、10μ
m以上が適当であり、最終的には、絵柄によって決めら
れるものである。
【0009】使用できる基材フイルムは、次の材料から
構成される単体あるいは貼合フイルムである。 ポリエチレンテレフタレート等のポリエステル樹脂、
6−ナイロン等のポリアミド樹脂、ポリ塩化ビニル樹
脂、ポリメタクリル酸メチル等のアクリル樹脂、ポリプ
ロピレン樹脂、トリ酢酸セルロース、セロハン等の繊維
素の誘導体から形成されるフイルム或いはシート。 銅、鉄、アルミニウム等の金属箔。 紙。 上記フイルム、樹脂の積層シート。
【0010】電離放射線硬化性樹脂は、公知の紫外線硬
化性樹脂及び、電子線硬化性樹脂、例えば、分子中に重
合性不飽和結合、または、エポキシ基をもつプレポリマ
ー、オリゴマー及び、または、単量体を混合した組成物
が挙げられる。これらの、プレポリマー、オリゴマー
は、不飽和ジカルボン酸と多価アルコールの縮合体であ
る不飽和ポリエステル類、ポリエステルメタクリレート
等のメタクリレート類、エポキシアクリレート等のアク
リレート等があり、また、上記の単量体の例としては、
スチレン等のスチレン系単量体、アクリル酸−2−エチ
ルヘキシル等のアクリル酸エステル類、メタクリル酸ラ
ウリル等のメタクリル酸エステル類、アクリル酸−2−
(N,Nジジエチルアミノ)プロピル等の不飽和酸の置
換アミノアルコールエステル類、1,6ヘキサンジオー
ルジアクリレート等の多官能性化合物及び、または、分
子中に2個以上のチオール基をもつポリチオール化合
物、例えば、トリメチロールプロパントリチオグリコレ
ート等が挙げられる。
【0011】単量体は、図4のドラム印刷装置の凹部1
2で凹凸模様形成するときに、凹部への充填性にすぐれ
たものを選択する。例えば、フェノキシエチルアクリレ
ート等の1官能アクリレート、1,6ヘキサンジオール
等の2官能性アクリレート、ジペンタエリスルトールヘ
キサアクリレート等の3官能以上のアクリレート等の単
量体がある。更に、上記の化合物は電離放射線の照射前
に硬化するのを防ぐために、ハイドロキノンモノメチル
エーテル等の重合禁止剤を添加する。また、これらの組
成物を、可視光線や紫外線での硬化をするためには、ア
セトフェノン類、ベンゾフェノン類の光重合開始剤や、
アミン類の光増感剤の添加で可能となる。
【0012】電離放射線は、電磁波または荷電粒子線の
うち、物質を電離させる能力をもつものであり、工業的
に実用化されているのは、可視光線、紫外線、もしく
は、電子線があり、この他、X線、β線等も利用でき
る。
【0013】本発明の転写フイルムは、精密万線模様か
ら形成される凹凸面に、階調に富む絵柄を、グラビア印
刷する場合、凹部の深さが13μm以上になると、その
底部までインキが到達しないため、この部分がインキぬ
けとなる。特に、グラビア版が浅い絵柄のハイライト部
を表現する部分は、インキぬけが著しく、写真調の印刷
には適さない。この場合、凹部の巾を広くしても、その
コーナー部や底部にはインキが到達しないため、原稿か
ら期待する印刷効果を得ることができず問題は解決でき
なかった。また、凹部の深さが、2μm以下ではハイラ
イト部のインキぬけはないものの、転写したものでは、
万線模様が現れず光学的な画像を形成しない問題があ
る。
【0014】本発明は、上記の問題を解決するため鋭意
研究の結果、凹部の深さが2〜13μm、その巾を深さ
の2〜25倍にすることにより、シャドウ部である絵柄
41及び、ハイライト部である絵柄42の全階調を正確
に再現性した画像を印刷できることを見出したものであ
る。
【0015】凹凸模様層の上に形成する剥離層は、転写
後の画像の保護膜となると同時に、表面の光沢に影響を
与えることを考慮して材料及び塗布方法を選定する。そ
の材料には、アクリル樹脂、ポリ塩化ビニル/酢酸ビニ
ル共重合体、繊維素誘導体、塩化ゴム、環化ゴム、ポリ
ビニルブチラール、ポリウレタン、エポキシけい素樹
脂、線状ポリエステル樹脂等に異物付着による汚れを防
止する静電気防止剤、表面性を改質するワックス等から
構成するワニスが挙げられる。
【0016】剥離層の塗布は、凹凸模様層の凹部を埋め
ると、同時に、印刷面を平滑にして、次工程であるグラ
ビア印刷適性があるように配慮する。そのための塗布方
法は、グラビアリバース、スリットリバース等のリバー
スコートや、ゴムロールによるダイレクトコートがあ
る。また、絵柄を印刷するグラビア印刷機で同一工程で
行うこともできる。
【0017】絵柄層は、熱転写時に於ける熱で溶融して
絵柄の変形がない耐熱性材料をベヒクルとするものであ
り、剥離層との接着がある通常のインキで、グラビア印
刷、フレキソ印刷で設ける。
【0018】絵柄層上面に設ける樹脂層は、透明樹脂
層、着色樹脂相層、あるいは、金属蒸着用プライマーを
含む金属蒸着層から構成されるもので、これらの各層を
単独、または、組合わせて形成するものである。透明樹
脂層は、転写フイルムを熱転写する時に、剥離安定層と
しての作用をもつとともに、転写される層の絵柄層のく
ずれを防ぐ等、表面物性を改善する作用効果をもつもの
である。また、蒸着の光沢、接着を安定化するプライマ
ーとしても作用するものである。 特に、蒸着プライマ
ーとして設けた、電離放射線硬化型樹脂は、表面硬度が
あり、且つ、反射率の高い光沢のすぐれた蒸着膜を形成
することができる。また、着色樹脂層は濃度のある絵柄
層と兼ねることもできる。
【0019】この材料は、アクリル酸エステル、メタク
リル酸エステルの単独重合体、または、これらモノマー
の共重合体、スチレン系樹脂、セルロース誘導体、ロジ
ンエステル等の誘導体、ポリ酢酸ビニル樹脂、塩化ビニ
ル樹脂、塩化ビニル・酢酸ビニル共重合体、クマロン樹
脂、ビニルトルエン樹脂、ポリビニルブチラール樹脂、
ポリウレタン樹脂、ポリエステル樹脂、セラック、アラ
ビアゴム、アカロイド、マスチック等の単独、あるい
は、2種以上を混合したものである。
【0020】着色層は、透明着色層の材料に、無機顔
料、有機顔料、染料等の着色剤の他、体質顔料等のを含
有させたものを使用する。そして、その塗布方法は、グ
ラビアリバース、スリットリバース等のリバースコート
や、ゴムロールによるダイレクトコート等通常の方法の
他、絵柄の印刷と同一工程であるグラビア印刷、フレキ
ソ印刷でもできる。また、金属蒸着層は、アルミニウ
ム、錫、銀、銅、クロム等の金属を、400〜600Å
真空蒸着することにより形成できる。
【0021】接着剤層は、転写層を被転写体に転写して
接着する材料である。そして、この種の転写フイルムに
使用されている接着剤と同質のものが使用できる。例え
ば、アクリル樹脂、スチレン系樹脂、ポリ塩化ビニル/
酢酸ビニル共重合体、ポリビニルブチラール樹脂、ポリ
ウレタン樹脂、エポキシ樹脂誘導体、ポリエステル樹脂
等が挙げられる。
【0022】
【作用】上記のように構成された転写フイルムは、精密
万線のパターンを、電離放射線硬化性樹脂を用いて、凹
凸模様の深さを2〜13μmとし、その巾を深さの5〜
25倍にして構成されるので、その上に設けられる剥離
層は平滑性にすぐれ、階調に富んだ絵柄のグラビア印刷
ができる。したがって、木目柄、石目柄等の天然物を模
写した階調に富む絵柄や、抽象柄とエンボス柄の組合わ
せによって、意匠性の高いものの表現が可能となった。
【0023】
【実施例】次に、本発明における転写フイルムについて
実施例を記載する。 (実施例) ポリエチレンテレフタレートフイルム(帝人(株)
製:HP−7)1を基材シートとし、図4に示すドラム
印刷装置によって、電離放射線硬化型樹脂の供給部10
より、電離放射線硬化型樹脂13である紫外線硬化性樹
脂を、ロール凹版11の上に押出し、押圧ロール15
で、版の凹部12に該樹脂を圧入し、硬化装置16であ
る高圧水銀灯で出力120W/cm、照射時間13秒の
条件で硬化し図1aに示す凹凸模様層2をもつフイルム
を形成した。これに用いた、ロール凹版は表面層が銅か
らなる円筒上に、直接、深さ12μm、凹部の巾が10
0μm、凸部の巾が100μmの万線模様の絵柄を形成
したものである。また、紫外線硬化性樹脂は大日精化
(株)製セイカビームEX−880926Bを用いた。 で得た基材シートの凹凸模様面2に、図1(b) に
示すアクリル樹脂からなる剥離層((株)昭和インク工
業所製)3を2μmの厚さでグラビア印刷により設け、
更に、その上に同社製のグラビアインキで、図1(c) 示
す石目の絵柄層4を形成した。 で得た印刷面4に耐熱性ワニスBC((株)昭和
インク工業所製)及び、アクリル系感熱接着剤HS−2
((株)昭和インク工業所製)を、それぞれ厚さ2μm
をグラビア印刷により施し、図1(d) に示す、透明着色
樹脂層5、及び接着剤層6を設けて、本発明の転写フイ
ルムを得た。同転写フイルムは、凹凸模様層の上面にグ
ラビア印刷を施したにもかかわらず、全階調部にわた
り、図1(d) Sに示すシャドウ部の絵柄41はいうまで
もなく、図1(d) Hに示すように、ハイライト部の絵柄
42も再現され、インキぬけ43のないものであった。
そして、転写後の凹凸模様感が良好であり、高い意匠性
をもつものであった。得られた転写フイルムを、図2に
示すように被転写基材7であるポリスチレン系合成樹脂
ABS樹脂の成形品上に、200℃、2m/分のロール
条件で転写し、基材シートを剥離した。その結果、AB
S樹脂の成形品は石目模様の全階調を再現した高意匠性
のものを得ることができた。
【0024】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の転写フイ
ルムは、基材シートの一方の面に、複数の、閉曲線領域
のなかに描かれる交差しない直線群または/及び、曲線
群より形成される電離放射線硬化性樹脂の凹凸模様層の
集合体面に剥離層、絵柄層、着色または非着色樹脂層、
接着剤層より構成され、該凹凸模様層の、凹部の深さは
2〜13μm、巾が凹部の深さの5〜25倍に構成した
ことにより、従来の単なる凹凸模様をもつ転写フイルム
から得られる絵柄と比較し、ハイライト部の再現性もよ
い、高い意匠性のものものが得られた。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明である実施例の行程を示す概念図であ
る。(a) 基材フイルムに凹凸模様層を設けた概念図であ
る。(b) 凹凸模様層の上に剥離層を施した概念図であ
る。(c) 剥離層面に印刷した絵柄層を含む概念図であ
る。(d) 図1(c) に樹脂層及び接着剤層を設けた概念図
である。(e) 凹部におけるインキ転移状態を示す拡大し
た概念図である。H ハイライト部でのインキの転移状
態を拡大して示した概念図である。S シャドウ部での
インキの転移状態を拡大して示した概念図である。
【図2】本発明の転写フイルムを用いて転写を行う場合
の概念図である。
【図3】従来方式による凹部における、ハイライト部の
インキ転移状態でのいんきぬけを示す概念図である。
【図4】本発明の基材シートに凹凸模様層を形成するド
ラム印刷装置の行程を示す説明図である。
【図5】複数の閉曲線領域のなかに描かれた直線群また
は/及び、曲線群からなる凹凸模様層の一例である。
【図6】図5のA−Aの凹凸模様を示す断面の概念図で
ある。
【符号の説明】
1 基材フイルム 2 電離放射線硬化型樹脂による凹凸模様層 21 閉曲線 22 閉曲線領域 23 閉曲線領域に描いた万線状の直線群 24 閉曲線領域に描いた万線状の曲線群 25 凹凸模様凹部の深さ 26 凹凸模様の凹部の巾 27 凹凸模様の凸部の巾 3 剥離層 4 絵柄層 41 シャドウ部絵柄層 42 ハイライト部の絵柄層 43 凹部に生じたインキぬけ部 5 樹脂層 6 接着剤層 7 被転写基材 10 電離放射線硬化性樹脂の供給部 11 ロール凹版 12 凹部 13 電離放射線硬化性樹脂 15 押圧ロール 16 硬化装置

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 基材フイルムの一方の面に、複数の、閉
    曲線領域のなかに描かれる交差しない直線群または/及
    び、曲線群より形成される電離放射線硬化性樹脂の凹凸
    模様層をもち、更に、その凹凸模様層の上面に、剥離
    層、階調に富む絵柄層、着色または非着色樹脂層、接着
    剤層が順に構成され、該凹凸模様層の、凹部の深さは2
    〜13μmであり、その巾が深さの5〜25倍であるこ
    とを特徴とする転写フイルム。
JP7500693A 1993-03-10 1993-03-10 転写フイルム Withdrawn JPH06255299A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2017047594A (ja) * 2015-09-01 2017-03-09 大日本印刷株式会社 加飾シート、加飾成形品、および加飾成形品の製造方法
JPWO2022071215A1 (ja) * 2020-09-30 2022-04-07

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