JPH0624915A - スギ・ヒノキ類着花抑制剤およびその抑制方法 - Google Patents

スギ・ヒノキ類着花抑制剤およびその抑制方法

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JPH0624915A
JPH0624915A JP6540693A JP6540693A JPH0624915A JP H0624915 A JPH0624915 A JP H0624915A JP 6540693 A JP6540693 A JP 6540693A JP 6540693 A JP6540693 A JP 6540693A JP H0624915 A JPH0624915 A JP H0624915A
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JP
Japan
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cypress
cedar
uniconazole
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flower
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JP6540693A
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English (en)
Inventor
Kiyofumi Nagao
精文 長尾
Kazuo Izumi
和夫 泉
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NORIN SUISANSYO SHINRIN SOGO KENKYUSHO
Sumitomo Chemical Co Ltd
Original Assignee
NORIN SUISANSYO SHINRIN SOGO KENKYUSHO
Sumitomo Chemical Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】スギ・ヒノキ類の雄花、雌花の着花を抑制する
スギ・ヒノキ類着花抑制剤を提供する。 【構成】ウニコナゾール、ウニコナゾールP、パクロブ
トラゾール、イナベンフィドおよびクロルメコートから
なる群より選ばれるジベレリン生合成阻害作用を有する
化合物を有効成分とすることを特徴とするスギ・ヒノキ
類着花抑制剤、およびこれにイソプロチオランまたはプ
ロベナゾールを混合することを特徴とするスギ・ヒノキ
類着花抑制剤、さらに、ウニコナゾール、ウニコナゾー
ルP、パクロブトラゾール、イナベンフィドおよびクロ
ルメコートからなる群より選ばれるジベレリン生合成阻
害作用を有する化合物を着花抑制剤として使用すること
を特徴とするスギ・ヒノキ類の着花抑制方法、および該
着花抑制剤にイソプロチオランまたはプロベナゾールを
混合して使用することを特徴とするスギ・ヒノキ類の着
花抑制方法。 【効果】スギ・ヒノキ類の花粉の生産量および飛散を抑
制することが可能となり、スギ花粉症の防止に寄与す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、スギ・ヒノキ類の雄
花、雌花の着花を抑制するスギ・ヒノキ類着花抑制剤に
関する。
【0002】
【従来の技術】近年、スギ・ヒノキ類の花粉症、所謂、
スギ花粉症が大きな社会問題になっている。スギ花粉症
患者の数が激増した原因の一つとして、戦後人工造林さ
れたスギやヒノキの林の多くが着花年齢に達し、雄花を
多くつけるようになり、花粉の生産量が増したことがあ
げられる。
【0003】スギやヒノキは樹齢が25年前後になると
着花性が見られるようになり、壮齢林や老齢林では着花
性が増大する。また、スギ・ヒノキの自然条件下での花
芽形成期は、日本においては通常、6月下旬から8月下
旬であり、この時期の気象条件が花芽形成に大きく影響
を与える。例えば、夏の気温が平年よりも高く、日照時
間が多く、降水量が少ない、所謂、空梅雨の翌年は花芽
形成が多く、豊作年になることが明らかになっている。
【0004】スギやヒノキの花芽形成を抑制する方法と
して、雄花が着きにくい品種や系統を増殖して、その苗
木を植林することが望ましいが、早急には間に合わな
い。従って、現状では着花性の多い木の間伐や枝打ちを
することが有効な手段であるが、広大な面積にこれらの
方法を施すことは、かなりの労力と費用が必要である。
【0005】その為、最近では薬剤散布による抑制技術
の開発が種々検討されているが、実用化技術までには至
っていない。
【0006】他方、(E)−(RS)−1−(4−クロ
ロフェニル)−4,4−ジメチル−2−(1H−1,
2,4−トリアゾール−1−イル)−1−ペンテン−3
−オール〔以下、ウニコナゾールと記す。(一般名)〕
または(E)−(S)−1−(4−クロロフェニル)−
4,4−ジメチル−2−(1H−1,2,4−トリアゾ
ール−1−イル)−1−ペンテン−3−オール〔以下、
ウニコナゾールPと記す。(一般名)〕が、植物生長調
節剤として有効であることは、農薬ハンドブック199
2年版(平成4年7月30日、日本植物防疫協会発
行)、特公平2−42801号公報、特公昭62−32
163号公報に、植物の草丈を縮めたり、花芽形成を促
進する作用を有することは、住友化学誌1987年第2
号第51頁〜第59頁等に記載されている。また、(2
RS,3RS)−1−(4−クロロフェニル)−4,4
−ジメチル−2−(1H−1,2,4−トリアゾール−
1−イル)ペンタン−3−オール〔以下、パクロブトラ
ゾールと記す。(一般名)〕、4’−クロロ−2’−
(α−ヒドロキシベンジル)イソニコチンアニリド〔以
下、イナベンフィドと記す。(一般名)〕および2−ク
ロロエチルトリメチルアンモニウム=クロリド〔以下、
クロルメコートと記す。(一般名)〕が植物生長調節剤
として有効であることは、農薬ハンドブック1992年
版(平成4年7月30日、日本植物防疫協会発行)等に
記載されている。さらに、ジイソプロピル=1,3−ジ
チオラン−2−イリデン−マロネート〔以下、イソプロ
チオランと記す。(一般名)〕および3−アリルオキシ
−1,2−ベンゾイソチアゾール−1,1−ジオキシド
〔以下、プラベナゾールと記す。(一般名)〕が農業用
殺菌剤として有効であることは、農薬ハンドブック19
92年版(平成4年7月30日、日本植物防疫協会発
行)等に記載されている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】本発明者は、かかる問
題点を改善すべく、スギ・ヒノキ類の花粉症対策とし
て、薬剤散布によるスギ・ヒノキ類の花芽形成の抑制、
雄花の着花抑制の実用化技術の開発を目指した。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明者は、かかる現状
に鑑み、種々の薬剤を検討した結果、ある種のジベレリ
ン生合成阻害作用を有する化合物がスギ・ヒノキ類の雄
花、雌花の着花を抑制することを見出し、本発明を完成
した。
【0009】すなわち、本発明は、ウニコナゾール、ウ
ニコナゾールP、パクロブトラゾール、イナベンフィド
およびクロルメコートからなる群より選ばれるジベレリ
ン生合成阻害作用を有する化合物を有効成分として含有
することを特徴とするスギ・ヒノキ類着花抑制剤、およ
びこれにイソプロチオランまたはプロベナゾールを混合
することを特徴とするスギ・ヒノキ類着花抑制組成物、
さらに、ウニコナゾール、ウニコナゾールP、パクロブ
トラゾール、イナベンフィドおよびクロルメコートから
なる群より選ばれるジベレリン生合成阻害作用を有する
化合物を着花抑制剤として使用することを特徴とするス
ギ・ヒノキ類の着花抑制方法、および該着花抑制剤に、
イソプロチオランまたはプロベナゾールを混合して使用
することを特徴とするスギ・ヒノキ類の着花抑制方法に
関するものである。
【0010】本発明において対象となるスギ・ヒノキ類
としては、スギ、ヒノキ、サワラ、ヌマヒノキ、ローソ
ンヒノキ、アラスカヒノキ、ベニヒ、コノテガシワ、ア
スナロ等があげられる。
【0011】本発明において上記のスギ・ヒノキ類の特
に雄花の着花抑制効果では、ウニコナゾールおよびウニ
コナゾールPが好ましく、ウニコナゾールPがさらに好
ましい。
【0012】ウニコナゾール、ウニコナゾールP、パク
ロブトラゾール、イナベンフィドおよびクロルメコート
を本発明の着花抑制剤の有効成分として用いる場合は、
通常固体担体、液体担体、界面活性剤その他の製剤用補
助剤と混合して、乳剤、液剤、フロアブル剤、水和剤、
粒剤、塗布剤等に製剤する。
【0013】また、イソプロチオランまたはプラベナゾ
ールを本発明の着花抑制剤に混合する場合は、通常固体
担体、液体担体、界面活性剤その他の製剤用補助剤と混
合して、乳剤、液剤、フロアブル剤、水和剤、粒剤、塗
布剤等に製剤する。
【0014】これらの製剤には有効成分としてウニコナ
ゾールまたはウニコナゾールPの場合、重量比で0.0
1〜40%含有し、パクロブトラゾールの場合、重量比
で0.1〜80%含有し、イナベンフィドの場合、重量
比で0.1〜80%含有し、クロルメコートの場合、重
量比で0.1〜90%含有する。
【0015】さらに詳しくは、乳剤、フロアブル剤とし
ては、ウニコナゾールまたはウニコナゾールPの場合
は、1〜20%(重量比)、パクロブトラゾールの場合
は、1〜60%(重量比)、イナベンフィドの場合は、
1〜60%(重量比)、クロルメコートの場合は、1〜
60%(重量比)が好ましく、液剤としては、ウニコナ
ゾールまたはウニコナゾールPの場合は、0.01〜1
%(重量比)、パクロブトラゾールの場合は、0.1〜
2%(重量比)、クロルメコートの場合は、1〜60%
(重量比)が好ましく、水和剤としては、ウニコナゾー
ルまたはウニコナゾールPの場合は、0.1〜20%
(重量比)、パクロブトラゾールの場合は、1〜40%
(重量比)、イナベンフィドの場合は、1〜60%(重
量比)、クロルメコート1〜60%(重量比)が好まし
く、粒剤としては、ウニコナゾールまたはウニコナゾー
ルPの場合は、0.01〜20%(重量比)、パクロブ
トラゾールの場合は、0.1〜40%(重量比)、イナ
ベンフィドの場合は、0.1〜40%(重量比)クロル
メコートの場合は、1〜40%(重量比)が好ましく、
樹幹注入剤としては、ウニコナゾールまたはウニコナゾ
ールPの場合は、0.1〜20%(重量比)、、パクロ
ブトラゾールの場合は、0.1〜60%(重量比)、イ
ナベンフィドの場合は、0.1〜60%(重量比)、ク
ロルメコートの場合は、0.1〜80%(重量比)が好
ましい。
【0016】また、ウニコナゾール、ウニコナゾール
P、パクロブトラゾール、イナベンフィドまたはクロル
メコートと、イソプロチオランまたはプロベナゾールと
の混合割合は、比較的広い範囲で変えることができる
が、通常は、ウニコナゾール、ウニコナゾールP、パク
ロブトラゾール、イナベンフィドまたはクロルメコート
が1重量部に対してイソプロチオランまたはプロベナゾ
ールは、0.1〜50重量部である。
【0017】固体担体としては、カオリンクレー、アッ
タパルジャイトクレー、ベントナイト、酸性白土、パイ
ロフェライト、タルク、珪藻土、方解石、クルミ粉、尿
素、硫酸アンモニウム、合成含水酸化珪素等の微粉末あ
るいは粒状物があげられる。
【0018】液体担体としては、キシレン、メチルナフ
タレン等の芳香族炭化水素類、イソプロパノール、エチ
レングリコール、セロソルブ等のアルコール類、アセト
ン、シクロヘキサノン、イソホロン等のケトン類、大豆
油、綿実油等の植物油、ジメチルスルホキシド、N,N
−ジメチルホルムアミド、アセトニトリル、水等があげ
られる。
【0019】乳化、分散、湿展等のために用いられる界
面活性剤としては、アルキル硫酸エステル塩、アルキル
スルホン酸塩、アルキルアリールスルホン酸塩、ジアル
キルスルホコハク酸塩、ポリオキシエチレンアルキルア
リールエーテルリン酸エステル塩等の陰イオン界面活性
剤、ポリオキシエチレンアルキルエーテル、ポリオキシ
エチレンアルキルアリールエーテル、ポリオキシエチレ
ンポリオキシプロピレンブロックコポリマー、ソルビタ
ン脂肪酸エステル、ポリオキシエチレンソルビタン脂肪
酸エステル等の非イオン界面活性剤等があげられる。
【0020】その他、製剤用補助剤としては、リグニン
スルホン酸塩、アルギン酸塩、ポリビニルアルコール、
アラビアガム、CMC(カルボキシメチルセルロー
ス)、PAP(酸性リン酸イソプロピル)等があげられ
る。
【0021】塗布剤の場合は、エスベン(豊順洋行製;
主成分 有機ベントナイト)、ハイゾールSAS−29
6(日石化学製;主成分 フェニルキシリルエタン),
PEG300(ポリエチレングリコール)等の樹脂と上
記の液体担体等を用いる。
【0022】樹幹注入剤の場合の噴射剤として炭酸ガ
ス、圧搾空気等があげられる。
【0023】フロアブル剤(水中懸濁剤または水中乳濁
剤)の製剤は、一般に1〜75%の有効成分を0.5〜
15%の分散剤、0.1〜10%の懸濁助剤(たとえ
ば、保護コロイドやチクソトロピー性を付与する化合
物)、0〜10%の適当な補助剤(たとえば、消泡剤、
防錆剤、安定化剤、展着剤、浸透助剤、凍結防止剤、防
菌剤、防黴剤等)を含む水中で微小に分散させることに
よって得られる。水の代わりに有効成分がほとんど溶解
しない油を用いて油中懸濁剤とすることも可能である。
保護コロイドとしては、たとえば、ゲラニン、カゼイ
ン、ガム類、セルロースエーテル、ポリビニルアルコー
ル等が用いられる。チクソトロピー性を付与する化合物
としては、たとえば、ベントナイト、アルミニウムマグ
ネシウムシリケート、キサンタンガム、ポリアクリル酸
等があげられる。
【0024】このようにして得られた製剤は、そのまま
であるいは水等で希釈して葉面散布、剥皮処理、土壌施
用、樹幹注入、空中散布等にて処理する。また、他の植
物生長調節剤、殺虫剤、殺ダニ剤、殺線虫剤、土壌害虫
防除剤、殺菌剤、除草剤、共力剤、肥料、土壌改良剤と
混合して、または混合せずに同時に用いることもでき
る。
【0025】本発明の着花抑制剤の処理方法としては、
花芽を着生すると思われるスギ・ヒノキ林内および林縁
部や神社、寺院の老齢木等に、花芽形成が始まる時期、
すなわち、地域によって異なるが、通常6月中旬から8
月下旬に処理することが好ましい。また、葉面散布処理
の場合には晴天の日に行うことが好ましい。さらに、剥
皮処理の場合にも樹皮が剥がれないようにビニールテー
プ等で十分に固定しておく必要がある。
【0026】ウニコナゾールまたはウニコナゾールPを
本発明の着花抑制剤の有効成分として用いる場合、その
施用量は通常(1)航空機等による空中散布の場合は、
10アールあたり1〜1000gであり、(2)動力噴
霧機による地上散布または空中からのガンノズルによる
局所処理の場合は、10m程度の樹高の樹木1本あたり
0.01〜1000g、好ましくは0.1〜100gで
あり、(3)樹幹に塗布または樹幹注入による施用の場
合は樹木1本あたり0.1〜40gである。
【0027】乳剤、フロアブル剤、水和剤等を水で希釈
して施用する場合、その濃度は0.1〜10000pp
mであり、粒剤、液剤、塗布剤等は何ら希釈することな
く、製剤のまま施用する。また樹幹注入剤は液剤等の製
剤と噴射剤、必要に応じ、補助剤とをTIS Ente
rprises社製のColt75,Stallion
75等のインジェクターを用いて処理する。
【0028】パクロブトラゾールを本発明の着花抑制剤
の有効成分として用いる場合、その施用量は通常(1)
航空機等による空中散布の場合は、10アールあたり1
〜1000gであり、(2)動力噴霧機による地上散布
または空中からのガンノズルによる局所処理の場合は、
10m程度の樹高の樹木1本あたり0.01〜1000
g、好ましくは0.1〜100gであり、(3)樹幹に
塗布または樹幹注入による施用の場合は樹木1本あたり
0.1〜40gである。
【0029】乳剤、フロアブル剤、水和剤等を水で希釈
して施用する場合、その濃度は0.1〜10000pp
mであり、粒剤、液剤、塗布剤等は何ら希釈することな
く、製剤のまま施用する。また樹幹注入剤は液剤等の製
剤と噴射剤、必要に応じ、補助剤とをTIS Ente
rprises社製のColt75,Stallion
75等のインジェクターを用いて処理する。
【0030】イナベンフィドを本発明の着花抑制剤の有
効成分として用いる場合、その施用量は通常(1)航空
機等による空中散布の場合は、10アールあたり1〜1
000gであり、(2)動力噴霧機による地上散布また
は空中からのガンノズルによる局所処理の場合は、10
m程度の樹高の樹木1本あたり0.01〜1000g、
好ましくは0.1〜100gであり、(3)樹幹に塗布
または樹幹注入による施用の場合は樹木1本あたり0.
1〜40gである。
【0031】乳剤、フロアブル剤、水和剤等を水で希釈
して施用する場合、その濃度は1〜10000ppmで
あり、粒剤、液剤、塗布剤等は何ら希釈することなく、
製剤のまま施用する。また樹幹注入剤は液剤等の製剤と
噴射剤、必要に応じ、補助剤とをTIS Enterp
rises社製のColt75,Stallion75
等のインジェクターを用いて処理する。
【0032】クロルメコートを本発明の着花抑制剤の有
効成分として用いる場合、その施用量は通常(1)航空
機等による空中散布の場合は、10アールあたり1〜4
000gであり、(2)動力噴霧機による地上散布また
は空中からのガンノズルによる局所処理の場合は、10
m程度の樹高の樹木1本あたり0.1〜4000g、好
ましくは1〜1000gであり、(3)樹幹に塗布また
は樹幹注入による施用の場合は樹木1本あたり0.1〜
400gである。
【0033】乳剤、フロアブル剤、水和剤等を水で希釈
して施用する場合、その濃度は1〜80000ppmで
あり、粒剤、液剤、塗布剤等は何ら希釈することなく、
製剤のまま施用する。また樹幹注入剤は液剤等の製剤と
噴射剤、必要に応じ、補助剤とをTIS Enterp
rises社製のColt75,Stallion75
等のインジェクターを用いて処理する。
【0034】これらの施用量、施用濃度は、何れも製剤
形態、施用時期、施用場所、施用方法、気象条件、スギ
・ヒノキ類の生育状態等によって異なり、上記の範囲に
係わることなく増加させたり、減少させたりすることが
できる。
【0035】
【実施例】以下、実施例をあげて本発明を具体的に説明
するが、本発明は以下の例のみに限定されるものではな
い。なお、部は重量部を表す。
【0036】まず、本発明の着花抑制剤の製剤例を示
す。
【0037】製剤例1 乳剤 ウニコナゾールP5部、シクロヘキサノン85部、およ
びポリオキシエチレンアルキルアリールエーテル10部
を混合して乳剤を得る。
【0038】製剤例2 乳剤 ウニコナゾール10部、シクロヘキサノン80部、およ
びポリオキシエチレンアルキルアリールエーテル10部
を混合して乳剤を得る。
【0039】製剤例3 液剤 ウニコナゾールP0.2部、イソプロパノール50部、
ソルポール7510(東邦化学製;主成分 陰イオン界
面活性剤)1部、水48.8部を混合して液剤を得る。
【0040】製剤例4 液剤 ウニコナゾール0.4部、イソプロパノール50部、ハ
イマール1009(松本油脂製;主成分 非イオン界面
活性剤と陰イオン界面活性剤の混合物)1部、水48.
6部を混合して液剤を得る。
【0041】製剤例5 液剤 クロルメコート20部、ソルポール7510(前述と同
じ)1部、水79部を混合して液剤を得る。
【0042】製剤例6 フロアブル剤 ウニコナゾールP5部、ガファクRE−610(東邦化
学製;主成分 リン酸エステル系界面活性剤)0.5
部、ビーガムR(ワンデルビルト製;主成分 マグネシ
ウム・アルミニウムシリケート)0.6部、ケルザンS
(三晶製;主成分ザンサンガム)0.3部、水93.6
部を混合してフロアブル剤を得る。
【0043】製剤例7 フロアブル剤 ウニコナゾール1部、ゲロポンT36(ローヌプーラン
製;主成分 カルボン酸系分散剤)0.2部、ビーガム
R(前述と同じ)0.6部、ケルザンS(前述と同じ)
0.3部、水97.9部を混合してフロアブル剤を得
る。
【0044】製剤例8 フロアブル剤 パクロブトラゾール20部、ガファクRE−610(前
述と同じ)1部、ビーガムR(前述と同じ)1.2部、
ケルザンS(前述と同じ)0.6部、水77.2部を混
合してフロアブル剤を得る。
【0045】製剤例9 水和剤 ウニコナゾールP5部、ソルポール5060(東邦化学
製;主成分 陰イオン界面活性剤)4部、デモールSN
B(花王製;主成分 アルキルナフタレンスルホン酸の
ホルマリン縮合物)2部、炭カル300メッシュ(秩父
石灰製;主成分炭酸カルシウム)89部を混合して水和
剤を得る。
【0046】製剤例10 水和剤 ウニコナゾール10部、ソルポール5029−O(東邦
化学製;主成分 陰イオン界面活性剤)4部、サンエキ
スP−201(山陽国策パルプ製;主成分 リグニンス
ルホン酸カルシウム)2部、ラジオライト#200(昭
和化学工業製;主成分 珪藻土)84部を混合して水和
剤を得る。
【0047】製剤例11 粒剤 ウニコナゾールP 0.04部、トクシールGU−N
(徳山曹達製;主成分合成非晶質シリカ)0.01部、
ソルポール5060(前述と同じ)2部、ベントナイト
30部、フバサミクレーA300(フバサミ工業製;主
成分 クレー)67.95部を混合して水和剤を得る。
【0048】製剤例12 粒剤 ウニコナゾール0.08部、トクシールGU−N(前述
と同じ)0.02部、サンエキスP201(前述と同
じ)2部、ベントナイト30部、フバサミクレーA30
0(前述と同じ)67.9部を混合して粒剤を得る。
【0049】製剤例13 粒剤 パクロブトラゾール2.5部、トクシールGU−N(前
述と同じ)0.01部、ソルポール5060(前述と同
じ)2部、ベントナイト30部、フバサミクレーA30
0(前述と同じ)65.49部を混合して粒剤を得る。
【0050】製剤例14 粒剤 パクロブトラゾール0.45部、イソプロチオラン12
部、トクシールGU−N(前述と同じ)0.01部、ソ
ルポール5060(前述と同じ)2部、ベントナイト2
5部、フバサミクレーA300(前述と同じ)60.5
4部を混合して粒剤を得る。
【0051】製剤例15 粒剤 イナベンフィド6部、プロベナゾール8部、トクシール
GU−N(前述と同じ)0.01部、ソルポール506
0(前述と同じ)2部、ベントナイト25部、フバサミ
クレーA300(前述と同じ)58.99部を混合して
粒剤を得る。
【0052】製剤例16 粒剤 イナベンフィド6部、トクシールGU−N(前述と同
じ)0.01部、ソルポール5060(前述と同じ)2
部、ベントナイト30部、フバサミクレーA300(前
述と同じ)61.99部を混合して粒剤を得る。
【0053】製剤例17 塗布剤 ウニコナゾールP5部、キシレン37部、エスベン(前
述と同じ)8部、シクロヘキサノン50部を混合して塗
布剤を得る。
【0054】製剤例18 塗布剤 ウニコナゾール5部、ハイゾールSAS−296(前述
と同じ)44部、エスベン(前述と同じ)6部、シクロ
ヘキサノン45部を混合して塗布剤を得る。
【0055】製剤例19 樹幹注入剤 ウニコナゾール2部、イソプロパノール98部を混合し
て樹幹注入剤を得る。
【0056】製剤例20 樹幹注入剤 ウニコナゾールP4部、メチルアルコール96部を混合
して樹幹注入剤を得る。
【0057】次に、ウニコナゾールPまたはウニコナゾ
ールが本発明の着花抑制剤の有効成分として有用である
ことを試験例で示す。
【0058】試験例1 バーミキュライトをいれた1/5000アールのワグネ
ルポットに植え付けた2年生スギ挿木クローン(安積
1、天城4、鬼泪8)を用い、自然光ガラス室におい
て、花芽を形成させるためにジベレリン(GA3)の1
00ppm水溶液を葉面散布処理し、1週間後にウニコ
ナゾールPの100、250、500、および1000
ppmの水溶液を500mlずつ各処理区4ポットに灌
中処理し、着花数を調べた。その結果を表1および表2
に示す。
【0059】試験例2 試験例1と逆の効果を確認するために、試験例1と同じ
材料および条件にて、ウニコナゾールPの100、25
0、500および1000ppmの水溶液を各ポットに
500mlずつ灌中処理し、1週間後にジベレリン(G
A3)の100ppm水溶液を散布した。その結果を表
3および表4に示す。
【0060】<雄花の場合>
【表1】
【0061】<雌花の場合>
【表2】
【0062】<雄花の場合>
【表3】
【0063】<雌花の場合>
【表4】 以上のことから、ウニコナゾールPがスギに対して着花
抑制効果を示すことが確認された。また、その処理時期
は花芽分化前が適当であることも判明した。
【0064】試験例3 ウニコナゾールPのスギおよびヒノキの着花抑制濃度を
調査するために、2年生ボカシスギ挿木クローンおよび
ヒノキ2年生実生苗木(丹沢8家系)を用い、ウニコナ
ゾールP(5、25、50、100、250、500お
よび1000ppmの水溶液を各ポットに500mlず
つ与え、1週間後にジベレリン(GA3)の100pp
m水溶液を葉面散布処理し、着花数を調べた。その結果
を表5および表6に示す。
【0065】<雄花の場合>
【表5】
【0066】<雌花の場合>
【表6】
【0067】試験例4 試験例3と逆の効果を確認するために、試験例3と同じ
材料および条件にて、ジベレリン(GA3)の100p
pm水溶液を葉面散布処理し、1週間後にウニコナゾー
ルP(5、25、50、100、250、500および
1000ppmの水溶液を各ポットに500mlずつ与
え、着花数を調べた。その結果を表7、表8、表9およ
び表10に示す。
【0068】<雄花の場合>
【表7】
【0069】
【表8】
【0070】<雌花の場合>
【表9】
【0071】
【表10】 以上のことからも、ウニコナゾールPがスギおよびヒノ
キに対して着花抑制効果を示すことが確認された。ま
た、その処理時期は花芽分化前が適当であることも判明
した。
【0072】試験例5 バーミキュライトをいれた1/5000アールのワグネ
ルポットに2本ずつ植え付けた2年生のスギ挿木クロー
ン(鬼泪9、高萩19、新治2、大子8、稲敷2、群馬
1、天城1、安積1、天城10、;平均苗高 35c
m)を用い、自然光ガラス室において市販のパクロブト
ラゾール粒剤、〔パクロブトラゾール+イソプロチオラ
ン〕混合の粒剤、クロルメコート液剤、パクロブトラゾ
ール・フロアブル剤、イナベンフィド粒剤、〔イナベン
フィド+プロベナゾール〕混合の粒剤、ウニコナゾール
P粒剤およびウニコナゾール液剤〕を用い、粒剤は1ポ
ット当り有効成分量で500mgを500mlの水に溶
かして灌注処理した。液剤またはフロアブル剤は200
ppmのそれぞれの製剤にして葉面散布した。1週間後
に各処理区とも花芽を着生させるために、ジベレリン
(GA3)の100ppm水溶液を葉面散布し、着花数
を調べた。その結果を表11、表12および表13に示
す。
【0073】
【表11】
【0074】
【表12】
【0075】
【表13】
【0076】試験例6 屋外にて植栽されている8年生のサワラ、ローソンヒノ
キ、アラスカヒノキ、ヌマヒノキおよびベニヒのクロー
ンを用い、ウニコナゾール液剤、ウニコナゾールP粒
剤、クロルメコート液剤およびパクロブトラゾール・フ
ロアブル剤をそれぞれ100ppmの水溶液にして散布
した。1週間後に各処理区とも花芽を着生させるため
に、ジベレリン(GA3)の100ppm水溶液を葉面
散布し、着花数を調べた。その結果を表14および表1
5に示す。なお、着花数は、各処理木ともクローン中央
部分の枝の先端から30cmで切り取った枝8本につい
て着花数を数え、その平均値で示す。
【0077】
【表14】
【0078】
【表15】
【0079】試験例7 苗畑にて植栽されている12年生のスギ挿木クローンを
用い、ウニコナゾールP乳剤を水で希釈して500pp
m水溶液とし、これを地上50cmの樹幹4箇所に直径
5mm、深さ2cmの穴をあけ、穴の上部50cmのと
ころに取り付けた500cc2個のプラスチックボトル
から、導入パイプで樹幹注入処理をした。別途、同スギ
挿木クローンの樹幹を中心に半径1.5mのところに深
さ10cm、直径20cmの穴を10箇所掘り、1箇所
に50g程度ずつ合計500gのウニコナゾールPの
0.04%粒剤を土壌処理した。1週間後にそれぞれの
処理区に後処理としてジベレリン(GA3)の100p
pm水溶液を上記と同様の方法にて樹幹注入処理をし、
着花数を調べた。その結果を表16、表17および表1
8に示す。なお、着花数は、各処理木ともクローン中央
部分の枝の先端から30cmで切り取った枝8本につい
て着花数を数え、その平均値で示す。
【0080】
【表16】
【0081】
【表17】
【0082】
【表18】
【0083】試験例8 苗畑にて植栽されている12年生のヒノキ挿木クローン
(三重3、三重10および尾鷲8)を用い、ウニコナゾ
ールP乳剤を水で希釈して500ppm水溶液とし、こ
れを地上50cmの樹幹4箇所に直径5mm、深さ2c
mの穴をあけ、穴の上部50cmのところに取り付けた
500cc2個のプラスチックボトルから、導入パイプ
で樹幹注入処理をした。別途、同スギ挿木クローンの樹
幹を中心に半径1.5mのところに深さ10cm、直径
20cmの穴を10箇所掘り、1箇所に50g程度ずつ
合計500gのウニコナゾールPの0.04%粒剤を土
壌処理した。1週間後にそれぞれの処理区に後処理とし
てジベレリン(GA3)の100ppm水溶液を上記と
同様の方法にて樹幹注入処理をし、着花数を調べた。そ
の結果を表 19、表20、表21、表22、表23お
よび表24に示す。なお、着花数は、各処理木ともクロ
ーン中央部分の枝の先端から30cmで切り取った枝8
本について着花数を数え、その平均値で示す。
【0084】
【表19】
【0085】
【表20】
【0086】
【表21】
【0087】
【表22】
【0088】
【表23】
【0089】
【表24】 以上のことから、ウニコナゾール、ウニコナゾールP、
パクロブトラゾール、イナベンフィドおよびクロルメコ
ートからなる群より選ばれるジベレリン生合成阻害作用
を有する化合物がスギ・ヒノキ類に対して着花抑制効果
を示すことが確認された。また、その処理時期は花芽分
化前が適当であることも判明した。
【0090】
【発明の効果】本発明により、スギ・ヒノキ類の花粉の
生産量および飛散を抑制することが可能となり、現在、
社会問題化している所謂、スギ花粉症の防止に寄与する
ことができる。また、スギ・ヒノキ類の成長過程におい
て、雄花・雌花の着生が多い時にみられる栄養分消費に
よる成長抑制についても、本発明は、これらの花芽の着
生を抑制することに寄与し、スギ・ヒノキ類の成長にプ
ラスの効果も期待できる。

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】下記の群より選ばれたジベレリン生合成阻
    害作用を有する化合物を有効成分として含有することを
    特徴とするスギ・ヒノキ類着花抑制剤。 (E)−(RS)−1−(4−クロロフェニル)−4,
    4−ジメチル−2−(1H−1,2,4−トリアゾール
    −1−イル)ペント−1−エン−3−オール、 (E)−(S)−1−(4−クロロフェニル)−4,4
    −ジメチル−2−(1H−1,2,4−トリアゾール−
    1−イル)ペント−1−エン−3−オール、 (2RS,3RS)−1−(4−クロロフェニル)−
    4,4−ジメチル−2−(1H−1,2,4−トリアゾ
    ール−1−イル)ペンタン−3−オール、 4’−クロロ−2’−(α−ヒドロキシベンジル)イソ
    ニコチンアニリド、 2−クロロエチルトリメチルアンモニウム=クロリド
  2. 【請求項2】請求項1記載のスギ・ヒノキ類着花抑制剤
    に、ジ−イソプロピル=1,3−ジチオラン−2−イリ
    デン−マロネートまたは3−アリルオキシ−1,2−ベ
    ンゾイソアゾール−1,1−ジオキシドを混合すること
    を特徴とするスギ・ヒノキ類着花抑制組成物。
  3. 【請求項3】(E)−(RS)−1−(4−クロロフェ
    ニル)−4,4−ジメチル−2−(1H−1,2,4−
    トリアゾール−1−イル)ペント−1−エン−3−オー
    ルまたは(E)−(S)−1−(4−クロロフェニル)
    −4,4−ジメチル−2−(1H−1,2,4−トリア
    ゾール−1−イル)ペント−1−エン−3−オールを有
    効成分として含有することを特徴とすることを特徴とす
    るスギ・ヒノキ類着花抑制剤。
  4. 【請求項4】下記の群より選ばれたジベレリン生合成阻
    害作用を有する化合物を着花抑制剤として使用すること
    を特徴とするスギ・ヒノキ類の着花抑制方法。 (E)−(RS)−1−(4−クロロフェニル)−4,
    4−ジメチル−2−(1H−1,2,4−トリアゾール
    −1−イル)ペント−1−エン−3−オール、 (E)−(S)−1−(4−クロロフェニル)−4,4
    −ジメチル−2−(1H−1,2,4−トリアゾール−
    1−イル)ペント−1−エン−3−オール、 (2RS,3RS)−1−(4−クロロフェニル)−
    4,4−ジメチル−2−(1H−1,2,4−トリアゾ
    ール−1−イル)ペンタン−3−オール、 4’−クロロ−2’−(α−ヒドロキシベンジル)イソ
    ニコチンアニリド、 2−クロロエチルトリメチルアンモニウム=クロリド
  5. 【請求項5】請求項1記載のスギ・ヒノキ類着花抑制剤
    に、ジ−イソプロピル=1,3−ジチオラン−2−イリ
    デンマロネートまたは3−アリルオキシ−1,2−ベン
    ゾイソアゾール−1,1−ジオキシドを混合して使用す
    ることを特徴とするスギ・ヒノキ類の着花抑制方法。
  6. 【請求項6】(E)−(RS)−1−(4−クロロフェ
    ニル)−4,4−ジメチル−2−(1H−1,2,4−
    トリアゾール−1−イル)ペント−1−エン−3−オー
    ルまたは(E)−(S)−1−(4−クロロフェニル)
    −4,4−ジメチル−2−(1H−1,2,4−トリア
    ゾール−1−イル)ペント−1−エン−3−オールを着
    花抑制剤として使用することを特徴とするスギ・ヒノキ
    類の着花抑制方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011052039A (ja) * 2009-08-31 2011-03-17 Forestry & Forest Products Research Institute スギ花粉飛散抑制剤およびスギ花粉飛散抑制方法
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