JPS6317109A - 自動車用空調装置 - Google Patents

自動車用空調装置

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JPS6317109A
JPS6317109A JP16277186A JP16277186A JPS6317109A JP S6317109 A JPS6317109 A JP S6317109A JP 16277186 A JP16277186 A JP 16277186A JP 16277186 A JP16277186 A JP 16277186A JP S6317109 A JPS6317109 A JP S6317109A
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JP
Japan
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air
damper
heat exchanger
outlet
heating heat
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Application number
JP16277186A
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English (en)
Inventor
Akiji Sugiura
杉浦 章治
Hiroyuki Yamaguchi
山口 洋之
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Denso Corp
Original Assignee
NipponDenso Co Ltd
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Publication date
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Publication of JPS6317109A publication Critical patent/JPS6317109A/ja
Pending legal-status Critical Current

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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60HARRANGEMENTS OF HEATING, COOLING, VENTILATING OR OTHER AIR-TREATING DEVICES SPECIALLY ADAPTED FOR PASSENGER OR GOODS SPACES OF VEHICLES
    • B60H1/00Heating, cooling or ventilating [HVAC] devices
    • B60H1/00007Combined heating, ventilating, or cooling devices
    • B60H1/00021Air flow details of HVAC devices
    • B60H1/00064Air flow details of HVAC devices for sending air streams of different temperatures into the passenger compartment
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60HARRANGEMENTS OF HEATING, COOLING, VENTILATING OR OTHER AIR-TREATING DEVICES SPECIALLY ADAPTED FOR PASSENGER OR GOODS SPACES OF VEHICLES
    • B60H1/00Heating, cooling or ventilating [HVAC] devices
    • B60H1/00007Combined heating, ventilating, or cooling devices
    • B60H1/00021Air flow details of HVAC devices
    • B60H2001/00078Assembling, manufacturing or layout details
    • B60H2001/00107Assembling, manufacturing or layout details characterised by the relative position of the heat exchangers, e.g. arrangements leading to a curved airflow

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  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Thermal Sciences (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は上下の吹出口から同時に風を吹出すバイレベル
モードの改良を図った自動車用空調装置に関する。
(従来の技術) 従来、自動車用空調装置においては、春秋期のごとく中
間温度が要請される時期に、上下の吹出口から同時に風
を吹出すバイレベルモードを設定し得る構成を持ったも
のが近時多く採用されている。上記バイレベルモードで
は、空調フィーリング向上のために、上方吹出空気に比
して下方(足元)吹出空気温度を高くして、頭寒足熱形
の吹出空気温度分布が得られるようにしている。
本発明に関連のある従来技術としては、実公昭53=2
5329号、実公昭54−9708号及び実公昭54−
9713号がある。実公昭54−9708号は、冷風を
上方へ向Cノ、温風を下方へ向けて同時に同一の吹出口
から吹出させ、その冷風の吹出mを調節する技術を開示
している。実公昭53−25329@は、暖房用熱交換
器を通過してきた温風とその暖房用熱交換器をバイパス
してきた冷風とを混合する空気混合室を備えた自動車用
空調装置を開示している。また、実公昭54−9713
号は、暖房用熱交換器をバイパスして冷風を導くバイパ
ス路にエアミックスサブダンパを備え、そのエアミック
スサブダンパの角度を調節することによって冷風を温風
に当て、混合寮内でのこれら冷風及び温風の混合を確実
にするとともに、冷風のみの通風時にバイパス路を全開
にして通気抵抗を減少させるように構成された自動車用
空調装置を開示している。
(発明が解決しようとする問題点) ところで、乗員の個人差により、あるいは自動車の走行
環境により、上下の吹出口からそれぞれ吹出される空気
の温度差に対する要請は変わってくる。特に乗員は上方
吹出口より吹出される空気に対し敏感で、その上方吹出
口からの空気の温度が余りにも低すぎたり高すぎたりす
ると不快感を覚えることがある。
本発明は上記の点に鑑み、バイレベルモード時に上方の
吹出空気温度を調整することができる自動車用空調装置
を提供することを目的とする。
(問題点を解決するための手段) 本発明は上記目的達成するため、 (a) 一端側に空気吸入口を有し、他端側に上方吹出
口に連通する上方吹出空気取出口及び乗員足元に開口す
る下方吹出口を少なくとも有する空気流路と、 (b) この空気流路内に設けられた送風機と、(c)
 前記空気流路内に設けられ、前記送風機の送風空気を
加熱する暖房用熱交換器と、(c) 前記空気流路内に
設けられ、前記暖房用熱交換器をバスパスして冷風を通
過させる第1のバイパス路と、 (e)  前記空気流路内に設けられ、前記暖房用熱交
換器で加熱される温風と前記第1のバイパス路を通過す
る冷風の風量割合を調整するエアミックスダンパと、 (f)前記空気流路内に設けられ、前記第1のバイパス
路を通って送られてきた冷風と前記暖房用熱交換器を通
過してきた温風とを混合する空気混合室と、 (ロ) 前記空気流路内に設けられ、前記暖房用熱交換
器をバイパスして前記上方吹出空気取出口へ実質上直接
的に冷風を流入させる第2のバイパス路と、 (c) 前記空気流路内に設けられ、バイレベルモード
時に前記第2のバイパス路を通過する冷風の流量を制御
するダンパ手段と、 (i)  前記ダンパ手段を操作するダンパ操作手段と
を具備するという技術的手段を採用する。
上記技術手段によれば、パイレベル時にダンパ手段の位
置が移動することにより、第2のバイパス路を通って上
方吹出空気取出口に実質上直接的に送られる冷風の流量
が変化する。すなわち、バイレベルモード時には、第1
のバイパス路からの冷風が暖房用熱交換器を通過してき
た温風と空気混合室で混合されて幾分温度が高められ、
その幾分温度が菖められた冷風が上方吹出空気取出口を
通って上方吹出口から吹出され、他方暖房用熱交換器を
通過した温風はほぼそのままの温度で下方吹出口へ送ら
れるので、上下の吹出空気に温度差をつけて、頭寒足熱
形の吹出温度分布を得ることができる。このバイレベル
モード時にダンパ手段の位置を調節することにより、第
1のバイパス路から空気混合室を通って上方吹出空気取
出口に流入する冷風に対する、第2のバイパス路を通っ
てその上方吹出空気取出口にほぼ直接的に流入する冷風
の割合が変化し、もって上方吹出口から吹出される空気
の温度を調節することができる。この場合、吹出空気全
体としての温度はエアミックスダンパの開度により任意
に設定できる。
(実施例) 以下本発明を図に示す実施例について説明する。
第1図は第1実施例を示すものであって、1は内外気切
替箱で、内外気切替ダンパ2を内蔵しており、このダン
パ2によって、内気吸入口3と外気吸入口4を切替開閉
するようになっている。5は送風機で、内外気切替箱1
の下部に一体に組付けられている送Jillケーシング
6と、モータ7aと、このモータ7aによって駆動され
るシロッコファン7bとを有している。8はクーラユニ
ットのケースで、冷房用熱交換器9を内蔵している。こ
の熱交換器9は自動車エンジンによって駆動される圧縮
機を有する冷凍サイクルの冷媒蒸発器からなる。10は
ヒータユニットのケースで、暖房用交換器11を内蔵し
ている。この熱交換器11は自動車エンジンの冷却水を
熱源とするヒータコア(温水放熱器)からなる。そして
、この暖房用熱交換器11に隣接して第1のバイパス路
12が形成されており、更に、この第1のバイパス路1
2を通る冷風と熱交換器11を通る温風の風量割合を調
整するエアミックスダンパ13が設けられており、この
ダンパ13の開度を調整することによって、車室内への
吹出空気温度を任意に調整できるようになっている。1
4は冷風と温風を混合する空気混合室である。15は上
方吹出空気取出口で、図示しない三方分岐ダクトを介し
て、乗Hの上半身に向かって風を吹出す上方吹出口(ベ
ント吹出口)に接続されている。この上方吹出口は、通
常自動車の計器盤上部の中央部と左右両側部の3箇所に
設けられている。16はその上方吹出空気取出口15を
開閉するダンパである。17はデフロスタ吹出空気取出
口で、図示しないデフロス。
タダクトを介して、自動車の前面窓ガラスに向かって空
気を吹出すデフロスタ吹出口に接続されている。このデ
フロスタ吹出口は、通常、計器盤の上面で、かつ、窓ガ
ラスに隣接する箇所に数個設けられている。18はデフ
ロスタ吹出空気取出口17を開閉するダンパである。1
9は乗員の足元に向かって空気を吹出す下方吹出口で、
ヒータユニットケース10の下部において運転席側及び
助手席側に開口するように設けられている。この下方吹
出口19はダンパ20によって開閉される。
21はエアミックスサブダンパであり、エアミックスダ
ンパ13と連動して動き、第1のバイパス路12を通っ
て空気混合室14へ向かう冷風の流れ方向を案内する。
22は暖房用熱交換器12をバイパスしている第2のバ
イパス路で、第1のバイパス路12の上方に位置してい
て上方吹出空気取出口15へ実質上直接的に冷風を導い
ている。
23はその第2のバイパス路22を通る冷風の流量を調
整するダンパで、エアミックスダンパ13及びエアミッ
クスダンパ21と連動する。なお、100は一端側に内
外気吸入口3.4を有し、他端側に吹出口部15.17
.19を有する空気流路全体を示す。
第2図は自動車の計器盤もしくはその周辺に設置される
空調制御パネル30を示すものであって、31は内外気
切替ノブで、内外気切替ダンパ2を第1図の実線で示す
外気吸入位置(FRESH)と第1図の破線で示す内気
吸入位置(RECIRC)とに操作するものである。3
2は温度調整ノブで、図示していないリンク機構等を介
してエアミックスダンパ13の位置を第1図の一点鎖線
にで示す最大冷房位置(GOOL)と第1図の破線Jで
示す最大暖房位置(WARM)の間で連続的に調整する
ものである。また、その温度調整ノブ32は図示してい
ない空釣きリンク開溝等を介してダンパ23に連結され
ていてこれらダンパ21及び23の位置を制御する。3
3は吹出モード設定ノブで、第1図に示した各種ダンパ
16.18、20の開閉を図示していないリンク機構等
を介して制御することにより、次の5つの吹出モードを
設定するものである。すなわち、ノブ33をモード切替
ポジション■、■、■、■及び■のいずれかに移動さぜ
ることにより、(1)ベント(VENT)モード、(a
)パイレベル(B/L)モード、(3)ヒート(HEA
T)モード、(4)デフロスタ・ヒート(DEF−HE
AT)モード、(5)デフロスタ〈DEF)モードを設
定するようになっている。34は送風機制御ノブで、フ
ァン駆動用モータ7aへの通電回路を制御llすること
により送風機の停止(OFF)、低速(LO)、中速(
Me )、8速(Hi )を設定するものである。35
は一般にエアコンスイッチと称される圧縮機作動スイッ
チで、冷凍サイクルの圧縮機用電磁クラッチへの通電を
断続して圧縮機の作動を断続するものである。従って、
このスイッチ35をオンして圧縮機を作動させると冷房
用熱交換器9による冷却作用が得られる。
次に、本実施例の作動を説明する。まず吹出モード設定
ノブ33とダンパ16.18及び20との関係について
述べるが、これに関しては第3図にノブとダンパとの間
の関係位置設定テーブルを示しであるので参照されたい
第2図のノブ33をベント(VENT)モードの■の位
置に操作すると、ダンパ16が第1図の1点鎖線位置C
に操作され、上方吹出空気取出口15が開放される。こ
れと連動して、ダンパ18.20がそれぞれ第1図のF
、Gの位置に操作され、デフロスタ吹出空気取出口17
及び下方吹出口19を閉じる。従って、送風115から
の送風空気は、クーラユニットケース10内に流入し、
エアミックスダンパ13の位置に応じて一部は暖房用熱
交換器11を通過し、温風となって空気混合室14へ送
られ、また、残部は第1のバイパス路12を通り、冷風
として空気混合室14へ送られる。空気混合室14へ送
られてきた温風及び冷風は互いに混合され、エアミック
スダンパ13の開度によって定まる適温の空気となって
上方吹出空気取出口15に流れ、図示しない上方吹出口
から車室内の乗員上半身に向かって吹出し、冷房または
換気の作用を行う。
次に、ノブ33を■の位置へ移動させたヒート(HFA
T)モードにおいては、ダンパ16が第1図のDの位置
に操作され、上方吹出空気取出口15を閉じるとともに
、ダンパ18が第1図のMの位置に操作され、デフロス
タ吹出空気取出口17を僅かに空ける。そして、ダンパ
20は第1図のHの位置に操作され、下方吹出口19を
開放する。従って、第1のバイパス路12を通過してき
た冷風と暖房用熱交換器11を通過してきた温風とは空
気混合室14で混合されて適温となり、この適温の1風
が下方吹出口19から乗員足元に吹出され、暖房作用を
行う。また、デフロスタ吹出空気取出口17を経てデフ
ロスタ吹出口から温風が吹出される。
次に、ノブ33を■の位置へ移動させたデフロスタ・ヒ
ート(DEF−HFAT)モードにおいては、ダンパ1
6が第1図のDの位置に操作され、上方吹出空気取出口
15を閉じる。ダンパ18は第1図のEの位置に操作さ
れ、デフロスタ吹出空気取出口17を開放するとともに
、ダンパ20は第1図のHの位置に操作され、下方吹出
口19を開放する。従って、上記ヒートモードと同様に
、適温の温風が下方吹出口19から乗員足元に吹出され
、また、デフロスタ吹出空気取出口17を経てデフロス
タ吹出口から吹出される。
次に、ノブ33を■の位置へ移動させたデフロスタ(D
EF)モードにおいては、ダンパ16とダンパ20がそ
れぞれ第1図のり、Gの位置に操作され、上方吹出空気
取出口15及び下方吹出口19を閉じる。そして、ダン
パ18が第1図のEの位置に操作され、デフロスタ吹出
空気取出口17を開放するので、空気混合室14で混合
され、適温となった空気が図示しないデフロスタ吹出口
から窓ガラスに向かって吹出され、窓ガラスの曇り除去
の作用を行う。
次に、ノブ33を■の位置へ移動させたパイレベル(8
7L)モードについて述べる。パイレベル(B/L)モ
ードでは、ダンパ16が第1図のNの位置に操作され、
また、ダンパ20がPの位置に操作され、ダンパ18が
第1図のFの位置に操作されるので、上方吹出空気取出
口15と下方吹出口19の両方が同時に開放され、この
両者15.19に空気が流れ、上下の吹出口から同時に
風が吹出す。すなわち、暖房用熱交換器11を通過して
きた温風の一部は矢印Rで示されるように空気混合室1
4に流入し、残りの大部分の温風は矢印Sで示されるよ
うに下方吹出口19へ向かって流れ、その下方吹出口1
9から乗員足元に吹出される。一方、第1のバイパス路
12を通り、矢印Tで示されるごとく空気混合室14に
流入した冷風は矢印Rで示された温風の一部と混合され
て幾分温度が高められ、その幾分温度が高められた冷風
は矢印Uで示されるごとく上方吹出取出口15へ向かっ
て流れ、上方吹出口から乗員の上半身に吹出され、かく
して春秋用などにおいて頭寒足熱形の快適な温度分布が
得られる。上方吹出空気取出口15は第1のバイパス路
12を通ってきた冷風を取り込み易い位置に設けられて
おり、また、下方吹出口19は暖房用熱交換器11を通
ってきたAmを取り込み易い位置に設けられている。
次に、温度調整ノブ32を操作した時のダンパ13.2
1及び23の作動について説明する。これに関しても、
第3図に示されたノブとダンパとの間の関係位置設定テ
ーブルを参照されたい。
第2図に示された温度調整ノブ32を最大冷房位置<G
OOL)に位置させると、エアミックスダンパ13は第
1図中一点鎖線で示された位置Kに操作され、ダンパ2
1及び23はそれぞれ第1図のWl及び×1の位置に操
作されるので、冷房用熱交換器9を通過して形成された
冷風は令聞が暖房用熱交換器11をバイパスして流れ、
すなわち、冷風は第1のバイパス路12に流入し、矢印
Tに沿って流れて空気混合室14に至る。また、冷房用
熱交換器9からの冷風の一部は矢印Yで示されるように
第2のバイパス路22に流入し、はぼ直接的に上方吹出
空気取出口15へ達する。かくて、ノブ32が最大冷房
位置(COOL)を占める時には、最も低い吹出温度が
得られる。Wlに位置に操作されたエアミックスサブダ
ンパ21は第1のバイパス路12を流れる空気流に対し
実質上側等の抵抗も及ぼさない。
ノブ32を最大冷房位置(COOL)から■の位置へ移
動させると、エアミックスダンパ13は第1図中2点鎖
線で示された位置V1に操作され、また、エアミックス
サブダンパ21も2点鎖線で示された位IW3に操作さ
れるが、ダンパ23はほとんど操作されず、位置×1に
止どまっている。
従って、冷房用熱交換器9からの冷風の一部は暖房用熱
交換器11を通過し、温風となって矢印Rで示されるよ
うに空気混合!14に流入する。残りの冷風は第1のバ
イパス路12を通り、矢印Tで示されるように流れて空
気混合室14へ至るとともに、一部は矢印Yで示される
ように第2のバイパス路23に流入してほぼ直接的に上
方吹出空気取出口15へ至る。矢印Tに沿って空気混合
室14に至った冷風はその空気混合室14で矢印Rで示
された温風と混合される。W3の位置に操作されたエア
ミックスサブダンパ21は第1のバイパス路12を流れ
てくる冷風を空気混合室14へ向けて案内し、空気混合
室14内での温風と冷風との混合効率を高めるよう作用
する。
ノブ32を第2図中■の位置から■の位置へ移動させる
と、エアミックスダンパ13は第1図のVlから■2に
、また、エアミックスサブダンパ21はW3からW4へ
、極めてわずかな角度移動するに過ぎない。それに対し
、ダンパ23は×1から×2へと移動する。従って、冷
房用熱交換器9からの冷風の一部は暖房用熱交換器11
を通過し、温風となって矢印Rで示されるように空気混
合室14に流入する。残りの冷風は第1のバイパス路1
2を通り、矢印Tで示されるように流れて空気混合室1
4へ至り、矢印Rで示された温風と混合される。W4の
位置に操作されたエアミックスサブダンパ21は第1の
バイパス路12を流れてくる冷風を空気混合室14へ向
けて案゛内し、空気混合室14内での温風と冷風との混
合効率を高めるよう作用する。ノブ32を第2図中■の
位置から最大暖房位置(WARM)へ移動させると、エ
アミックスダンパ13は第1図のV2からJに、また、
エアミックスサブダンパ21はW4からW2に操作され
るが、ダンパ13はほぼ×2の位置に止どまっている。
従って、冷房用熱交換器9を通過した冷風の全量が暖房
用熱交換器11を通過し、1fflとなる。そして、こ
のfu Jetは矢印Sで示されるようほぼ直接的に下
方吹出口19へ達する。かくて、ノブ32が最大暖房位
置(WARM)を占めると、最も高い温度の吹出空気が
得られる。
エアミックスダンパ13がV2からJに移動されるにつ
れて第1のバイパス路12に流入してくる冷風の流量は
徐々に低減するが、それに伴いエアミックスダンパ21
はW4からW2へ操作されて第1のバイパス路12の流
路面積を徐々に絞り、第1のバイパス路12を流れる冷
風の流速を確保し、もってその冷風と、矢印Rに沿って
流れてくる温風との混合室14内での混合効率を高めて
いる。
次に、本発明の特徴であるバイレベルモード時における
上方吹出口から吹出空気の温度制御について第1図乃至
第5図を参照して説明する。前述した通りバイレベルモ
ード時には上方吹出空気取出口15のダンパ16はNの
位置にあり、デフロスタ吹出空気取出口17のダンパ1
8はFの位置にあり、下方吹出口19のダンパ20はP
の位置を占めている。このバイレベルモード時に第2図
に示した温度調整ノブ32を■の位置に移動させると、
エアミックスダンパ13は第1図中V1で示した位置を
占め、また、エアミックスサブダンパ21はW3に、ダ
ンパ23は×1にそれぞれ操作される(第4図参照)。
この時、冷房用熱交換器9を通過した冷風の一部は暖m
用熱交換器11を通って温風となり、その温風の一部は
矢印Sで示されるように直接下方吹出口19に流入して
乗員足元に吹出される。温風の残部は矢印Rで示される
ように空気混合室14に流入する。他方、冷房用熱交換
器9からの冷風は第1及び第2のバイパス路12及び2
2にも流入し、その第1のバイパス路12に流入した冷
風はエアミックスサブダンパ21に案内され、矢印Tで
示されるように流れて空気混合室14に流入し、そこで
矢印Rで示された温風と混合して幾分温度を高め、矢印
Uで示されるように上方吹出空気取出口15へ向かって
流れる。矢印Yで示されるように第2のバイパス路22
に流入した冷風は実質上直接的に上方吹出空気取出口1
5へ至り、矢印Uで示された幾分温度が高められた冷風
と一緒になって上方吹出空気取出口15に流入し、上方
吹出口から乗員の上半身に向けて吹出される。この時の
下方吹出口19から吹出される温風と上方吹出口から吹
出される冷風との温度差は最大である。
第2図の温度調整ノブ32を■から■の位置へ向けて移
動させると、エアミックスダンパ13はVlからV2へ
向かって移動し、エアミックスサブダンパ21はW3か
らW4へ向かって移動し、ダンパ23は×1から×2へ
向かって移動する。
ダンパ23が×1から×2に向かって移動するにつれて
第2のバイパス路22に流入する冷風の流口が徐々に減
少する。つまり、空気混合室14からの矢印Uで示され
た空気流の流量に対する、矢印Yで示された第2のバイ
パス路22を通る冷風の流量の割合が徐々に減少し、従
って上方吹出空気取出口15に流入する空気の温度が徐
々に蟲まってくる。そして、ノブ32が■の位置に移動
すると、ダンパ23は×2の位置を占めて第2のバイパ
ス路22を全関しく第5図参照)、従って暖房用熱交換
器11をバイパスして流れる冷風の全量が第1のバイパ
ス路12を通って空気混合室14に流入して矢印Rで示
された温風と混合し、幾分温度が高められ、その幾分温
度が高められた冷風は矢印Uで示されるごとく流れて上
方吹出空気取出口15に流入し、かくして、上方吹出口
から吹出される冷風と下方吹出口19から吹出される温
風との温度差は最小となる。
以上述べた通り、バイレベルモード時にダンパ23を移
動させ、第2のバイパス路22を通ってほぼ直接的に上
方吹出空気取出口15に流入する冷風の流量を制御する
ことにより、上方吹出口から乗員上半身へ向けて吹出さ
れる空気の温度を、乗員の好みに応じて変えることがで
きる。
上記のバイレベルモード時においても、エアミックスダ
ンパ15をVlとKとの間で、また、v2とJとの門で
移動させることにより、吹出空気全体としての温度を任
意に設定できることはもちろんである。
第6図は第2の実施例における空調制御パネル130を
示すもので、上述の第1の実施例においては第2のバイ
パス路を流れる6屓の流量を!II Illするダンパ
23が温度調整ノブ32に連動するとして説明したけれ
ども、この第2の実施例においてはダンパ3がモード切
替ノブ33と運動していてそのノブが■の位置と■の位
置との間で移動すると、ダンパ23が第1図中x1と×
2との間で操作されるようになっている。この第2の実
施例でも第1の実施例と実質上同じ作用効果が得られる
第7図は第3の実施例を示し、この第3の実施例はダン
パ23の枢軸201とエアミックスサブダンパ21の枢
軸202とが別々になっていて互いにわずかな距離だけ
離れている点で上記第1の実施例とは異なり、他の点で
は周一である。この第3の実施例でも第1の実施例と実
質上同じ作用効果が得られる。
第8図は第4の実施例を示し、この第4の実施例では第
1の実施例で用いられているエアミックスサブダンパ2
1の代わりに固定案内壁301を備えている。この第4
の実施例はエアミックスダンパ13を流れる空気流に対
しその固定案内壁301が若干の抵抗を及ぼす点で上記
第1の実施例よりも劣るけれども、バイレベルモード時
での上方吹出口からの吹出空気温度を変えることができ
るという作用効果の点では同じである。
なお、上記した各実施例では、いずれも冷房用熱交換各
9を内蔵するクーラーユニットケース8をヒータユニッ
トケース10の上流側に設ける場合について説明したが
、上記クーラユニットケース8を設けず、その代わりに
単なる接続ダクトを設ける自動車用空調装置においても
本発明を同様に実施できることはもちろんである。
また、上記した各実施例では暖房用熱交換器11からの
温風の流れを2つの流れR及びSに分ける、いわゆる2
層成エアミックス方式を採用しているものとして図示説
明したけれども、暖房用熱交換器11の下流側にダンパ
を追加し、3層流としても同様の効果を得ることができ
る。
上記各実施例ではダンパ23は吹出モード設定ノブ33
と連動して、あるいは温度調整ノブ32と連動して操作
されるとして説明したけれども、そのダンパ23をそれ
らノブ33.32とは関係なく、独立して操作されるよ
うにしてもよい。また、ダンパ23の形状は図示された
ものに限らず、第2のバイパス路への風量調整すること
ができればどのような形状をしていてもよい。
(発明の効果) 以上詳述した通り、本発明によれば、上下の吹出空気に
温度差を与えて、頭寒足熱の温度分布が得られるバイレ
ベルモードにおいて、上方の吹出空気の温度を任意の温
度に設定でき、これにより乗員の好みに応じた空調フィ
ーリングの選択幅を広げることができ、より一層快適な
空調作用を実現できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の第1の実施例を示す空気流路断面図、
第2図は第1図に示された第1の実施例における空調制
御パネルの正面図、第3図は第1図に示された第1の実
施例におけるノブとダンパとの間の関係位置設定テーブ
ルを示す説明図、第4図は第1図に示された第1の実施
例において第2のバイパス路がダンパによって全開され
た状態での空気の流れを説明するための空気流路断面図
、第5図は第4図と同様の図であるが、第2のバイパス
路が全閉された時め状態を示している図、第6図は12
の実施例における空調ゐ制御パネルの正面図、第7図及
び第8図はそれぞれ本発明の第3実施例、第4実施例を
示す空気流路断面図である。 2.3・・・・・・空気吸入路、5・・・・・・送風機
、11・・・・・・暖房用熱交換器、12・・・・・・
第1のバイパス路、13・・・・・・エアミックスダン
パ、14・・・・・・空気混合室、15・・・・・・上
方吹出空気取出口、19・・・・・・下方吹出口、22
・・・・・・第2のバイパス路、2a・・・・・・ダン
パ手段、30・・・・・・空調制御パネル、32・・・
・・・温度調整ノブ、33・・・・・・吹出モード設定
ノブ、100・・・・・・空気流路。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 (a) 一端側に空気吸入口を有し、他端側に上方吹出
    口に連通する上方吹出空気取出口及び乗員足元に開口す
    る下方吹出口を少なくとも有する空気流路と、 (b) この空気流路内に設けられた送風機と、(c)
     前記空気流路内に設けられ、前記送風機の送風空気を
    加熱する暖房用熱交換器と、 (d) 前記空気流路内に設けられ、前記暖房用熱交換
    器をバイパスして冷風を通過させる第1のバイパス路と
    、 (e) 前記空気流路内に設けられ、前記暖房用熱交換
    器で加熱される温風と前記第1のバイパス路を通過する
    冷風の風量割合を調整するエアミツクスダンパと、 (f) 前記空気流路内に設けられ、前記第1のバイパ
    ス路を通つて送られてきた冷風と前記暖房用熱交換器を
    通過してきた温風とを混合する空気混合室と、 (g) 前記空気流路内に設けられ、前記暖房用熱交換
    器をバイパスして前記上方吹出空気取出口へ実質上直接
    的に冷風を流入させる第2のバイパス路と、 (h) 前記空気流路内に設けられ、バイレベルモード
    時に前記第2のバイパス路を通過する冷風の流量を制御
    するダンパ手段と、 (i) 前記ダンパ手段を操作するダンパ操作手段とを
    具備する自動車用空調装置。
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Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0264412U (ja) * 1988-11-04 1990-05-15
FR2720694A1 (fr) * 1994-06-02 1995-12-08 Valeo Thermique Habitacle Dispositif de chauffage-climatisation de l'habitacle d'un véhicule.
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US6284853B1 (en) 1997-01-29 2001-09-04 Daikin Industries, Ltd. Copolymer and stainproofing agent containing the same
CN105034745A (zh) * 2014-04-25 2015-11-11 丰田自动车株式会社 车辆

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