JPH06243135A - テープ印字装置 - Google Patents

テープ印字装置

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Publication number
JPH06243135A
JPH06243135A JP5051461A JP5146193A JPH06243135A JP H06243135 A JPH06243135 A JP H06243135A JP 5051461 A JP5051461 A JP 5051461A JP 5146193 A JP5146193 A JP 5146193A JP H06243135 A JPH06243135 A JP H06243135A
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JP
Japan
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character
text
margin
tape
data
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Application number
JP5051461A
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English (en)
Inventor
Shoji Sakuragi
章二 桜木
Minako Ishida
美菜子 石田
Akihiko Niwa
明彦 丹羽
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Brother Industries Ltd
Original Assignee
Brother Industries Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 文字ピッチに基づき算出されたテキストデー
タ長に従って左右マージンを設定し、文字幅に基づき作
成されたテキストのドットパターンデータ長が設定され
た左右マージンを越える場合においても、印字文字等の
両側に適正なマージンを設けつつ文字等の印字を可能と
するテープ印字装置を提供する。 【構成】 イメージバッファ上において左マージンをド
ットパターンデータの展開開始位置から最小値ドット幅
だけ左側の位置にセットするとともに、右マージンを文
字ピッチデータに基づき算出されるテキスト長の終端か
ら最小ドット幅だけ右側の位置にセットし(S10)、
文字幅データに基づいてイメージバッファ上に展開され
ているドットパターンデータの前端又は終端が左マージ
ン又は右マージンを越えた場合には(S12:YE
S)、両マージンの設定位置を現在の設定位置から更に
前記最小値ドット幅だけ左右方向に移動させる(S1
3)ように構成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は所定の文字ピッチ及び文
字幅を有する文字等の文書データよりなるテキストを長
尺状のテープ上に印字して文字付テープを作成するテー
プ印字装置に関し、特に、文字ピッチに基づき算出され
たテキストデータ長に従って左右マージンを設定し、文
字幅に基づき作成されたテキストのドットパターンデー
タ長が、その設定された左右マージンを越える場合にお
いても、印字文字等の両側に適正なマージンを設けつつ
文字等の印字が可能なテープ印字装置に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】従来、この種テープ印字装置に使用され
る文字等については、各文字等毎に所定の文字ピッチと
文字幅とが予め定められており、通常の文字においては
一般に文字ピッチの方が文字幅よりも大きく設定されて
いる。例えば、図9(A)に示すように、英文字「A」
では文字ピッチPは文字幅Wよりも大きくされている。
このような場合には、キーボード等から入力された文字
等のテキストの両側に左及び右マージンを設定するに際
して各文字の文字ピッチに基づいて算出したテキストデ
ータの両側に左、右マージンを設定すれば、テキストが
両マージンを越えてはみ出した状態で印字されることは
ない。これに対して、文字の種類によっては文字ピッチ
と文字幅との関係が逆転する場合がある。例えば、図9
(B)に示すように、イタリック体に修飾した英文字
「A」では文字ピッチPは文字幅Wよりも小さくなる。
また、図9(C)に示すように、英小文字「g」におい
ても文字ピッチPは文字幅Wよりも小さくなる。これよ
り、キーボード等により入力された文字等からなるテキ
スト中に、前記のようなイタリック文字等が存在する場
合、各文字の文字ピッチに基づいて算出したテキストデ
ータの両側に左、右マージンを設定すると、実際にテー
プ上に印字されるテキストのデータが両マージンを越え
てはみ出した状態で印字される場合がある。そこで、従
来のテープ印字装置では、テキスト中に前記したイタリ
ック文字等のように文字幅が文字ピッチよりも大きくな
る文字があるかどうかを判断し、かかるイタリック文字
等がテキスト中に存在する場合には、一律に左右両マー
ジンを一定量だけテキストの両側方向にずらせて配置す
るようにしていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記従
来のテープ印字装置では、テキスト中にイタリック文字
等が存在するかどうかを判断しているものの、イタリッ
ク文字等がテキスト中に配置されている位置までは全く
考慮していない。従って、イタリック文字等がテキスト
の前端位置や後端位置に配置されていない場合において
も、前記のように左右両マージンを一律に一定量だけず
らせるようにしているので、かかる場合にテープ上に印
字されるテキストは、図10に示すようにテキストの両
端位置にある文字の両側に不必要なマージンが形成され
てしまう虞が多分に存するものであった。このように、
テキストの両側に不必要なマージンが形成されたテープ
は、テープ上における文字のバランスや見栄えが悪いも
のであり、また、余分に形成されたマージンの分に対応
してテープの浪費に直結するという問題があった。本発
明は前記従来技術の問題点を解消するためになされたも
のであり、文字ピッチに基づき算出されたテキストデー
タ長に従って左右マージンを設定し、文字幅に基づき作
成されたテキストのドットパターンデータ長が設定され
た左右マージンを越える場合においても、印字文字等の
両側に適正なマージンを設けつつ文字等の印字を可能と
し、もってテープを浪費することなく文字等のバランス
や見栄えの良い文字付テープを作成することができるテ
ープ印字装置を提供することを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
本発明は、所定の文字ピッチ及び文字幅を有する文字等
の文書データよりなるテキストを作成するテキスト作成
手段と、テキスト作成手段を介して作成されたテキスト
を記憶するテキストバッファと、テキストバッファに記
憶されたテキストデータを文字等の文字幅に従いドット
パターンデータに展開して記憶するイメージバッファ
と、イメージバッファのドットパターンデータに従って
文字等を長尺状のテープ上に印字する印字手段とを有す
るテープ印字装置において、前記イメージバッファ上で
前記文字ピッチに基づき算出されるテキストデータの前
端から所定量離れた位置に第1マージンを設定するとと
もに、前記文字ピッチに基づき算出されるテキストデー
タの終端から所定量離れた位置に第2マージンを設定す
るマージン設定手段と、前記文字等の文字幅に従ってイ
メージバッファに展開して記憶されたドットパターンデ
ータが前記第1マージン又は第2マージンを越えるかど
うかを判断する判断手段と、前記判断手段によりドット
パターンデータが第1マージン又は第2マージンを越え
ると判断された場合、第1マージン及び第2マージンの
設定位置をドットパターンデータの両側に所定量移動さ
せるマージン移動手段とを備えた構成とされる。
【0005】
【作用】前記構成を有する本発明では、先ず、テキスト
作成手段を介して所定の文字ピッチ及び文字幅を有する
文字等の文書データよりなるテキストが作成され、テキ
ストバッファに記憶される。そして、イメージバッファ
上で、マージン設定手段により、文字ピッチに基づき算
出されるテキストのテキストデータの前端から所定量離
れた位置に第1マージン、同様にテキストデータの終端
から所定量離れた位置に第2マージンが設定される。こ
の後、テキストバッファに記憶されているテキストデー
タが文字幅に従ってドットパターンデータに展開される
とともにイメージバッファに記憶される。更に、かかる
ドットパターンデータが、前記のようにイメージバッフ
ァ上で設定された第1マージン又は第2マージンを越え
るかどうか判断手段により判断され、判断手段による判
断の結果、ドットパターンデータが第1マージン又は第
2マージンを越えると判断された場合、マージン移動手
段を介して第1マージン及び第2マージンの設定位置が
ドットパターンデータの両側に所定量移動される。これ
に続いて、イメージバッファに記憶されているドットパ
ターンデータに従って、印字手段により文字等が長尺状
のテープ上に印字されるものである。
【0006】
【実施例】以下、本発明の一実施例に基づいて図面を参
照しつつ詳細に説明する。図1はテープカセット収納部
の収納カバーを開けて示すテープ印字装置の平面図であ
る。図1において、テープ印字装置1には、文字等のキ
ャラクタを複数行に渡って入力し文書データからなるテ
キストを作成するための文字入力キー2、各テキストの
印字を指令する印字キー3、文字等をイタリック体に修
飾するイタリックキー4、液晶ディスプレイ7上でカー
ソルを上下、左右に移動させるカーソルキーC、及び、
改行指令や各種処理の実行を指令するリターンキーR等
が設けられたキーボード6、キーボード6から入力され
た文字等を表示する液晶ディスプレイ7及び後述するテ
ープカセット13を収納するカセット収納部8が配設さ
れている。また、カセット収納部8には、図示しないパ
ルスモータにより回転駆動され、テープカセット13の
リボン巻取スプール21を回動してサーマルインクリボ
ン17を巻取るリボン巻取軸9が立設されており、又、
その斜め前方(キーボード6側)には、後述するテープ
送りモータ40から適宜の伝達機構を介して回転駆動さ
れ、後述するテープ送りローラ27を回動するためのテ
ープ送りローラ軸10が立設されている。更に、カセッ
ト収納部8の前方には、サーマルインクリボン17を介
して後述するフィルムテープ15上に印字を行うサーマ
ルヘッド11が固設されている。かかるカセット収納部
8は、テープ印字装置1の後方に回動可能に枢支された
収納カバー12により開閉され、開状態でテープカセッ
ト13の交換等が行われる。
【0007】次に、テープカセット13の構成について
図2を参照して説明する。図2はカセット収納部8にテ
ープカセット13を収納した状態を示す平面図(テープ
カセット13は上ケースを除いて示す)である。図2に
おいて、下ケース14内には透明なフィルムテープ15
が巻回されたテープスプール16、サーマルインクリボ
ン17が巻回されたリボンスプール18、剥離紙付き両
面粘着テープ19が剥離紙側を外側にして巻回された粘
着テープスプール20が配設されており、これら各スプ
ール16、18、20は図示しない上ケースの下面に設
けられた支持部との協働により回転可能に支持されてい
る。また、各スプール16、18、20の間にリボン巻
取スプール21が同様に回転可能に支持されており、か
かるリボン巻取スプール21は前記したリボン巻取軸9
に噛合されリボン巻取軸9の駆動により印字で使用され
たサーマルインクリボン17を巻取る。更に、前記した
サーマルヘッド11は下ケース14に設けられた凹部2
2に配置され、このサーマルヘッド11にはローラホル
ダ23に回転可能に支持されたプラテンローラ24が圧
接可能な位置に対向配置されている。かかるサーマルヘ
ッド11は多数の発熱素子(本実施例に係るテープ印字
装置1のサーマルヘッド11では128個の発熱素子が
設けられている)を有しており、サーマルインクリボン
17を介してフィルムテープ15に文字等の印字を行う
ものである。また、下ケース14のテープ排出部25
(図1、図2中左下側)の近傍にテープ圧接ローラ26
が回転可能に支持され、このテープ圧接ローラ26には
ローラホルダ23に回転可能に支持されたテープ送りロ
ーラ27が圧接可能な位置に対向配置されている。
【0008】カセット収納部8において、テープカセッ
ト13の前方(図1、図2中下側)には、ローラホルダ
23が支持軸28により回動可能に枢支され、このロー
ラホルダ23は図示しない手動の切換機構により印字位
置とリリース位置とに切換可能とされている(図1、図
2は共に印字位置に切り換えられた状態を示す)。かか
るローラホルダ23には、前記したプラテンローラ24
及びテープ送りローラ27がそれぞれ回転可能に、且
つ、ローラホルダ23が印字位置に切り換えられたとき
にサーマルヘッド11及び圧接ローラ26に対し圧接さ
れるように配設されている。尚、テープ送りローラ27
は前記したテープ送りローラ軸10により回転駆動さ
れ、同時に、圧接ローラ26は図示しないギヤ機構でテ
ープ送りローラ27と連動して回転駆動される。また、
圧接ローラ26及びテープ送りローラ27は、これらが
協働してサーマルヘッド11によりサーマルインクリボ
ン17を介して文字等が印字されたフィルムテープ15
に対し両面粘着テープ19の粘着剤面を圧着し、最終的
にテープTを作成するとともに矢印J方向にテープTを
送り出すものである。尚、作成されたテープTはテープ
カセット13の左方側に配設されたカッタ(図示せず)
により切断される。かかるカッタの構成については公知
のものであるので、ここでは説明を省略する。
【0009】次に、このように構成されるテープ印字装
置1の制御系について図3を参照して説明する。図3は
テープ印字装置1の制御ブロック図を示し、制御装置3
0を核として構成されている。制御装置30はCPU3
1、ROM32、CGROM33、及び、RAM34か
らなり、これらはバス35を介して相互に接続されてい
るとともに、入出力インターフェイス36にも接続され
ている。ここに、ROM32は各種のプログラムを記憶
させておくものであり、後述する印字制御プログラム、
印字処理プログラム、その他テープ印字装置1の制御上
必要な各種のプログラムが記憶されている。そして、C
PU31はかかるROM32に記憶されている各種のプ
ログラムに基づいて各種の演算を行なうものである。ま
た、ROM32には、印字可能な各文字等のポイントサ
イズ毎に文字の高さ、文字幅、及び、文字ピッチに関す
るデータが記憶されている。これより、文字等について
イタリック等の修飾指定や拡大・縮小の指定がある場合
においても、文字等のポイントサイズに対応して文字の
高さ、文字幅、文字ピッチのデータがROM32から読
み出されるものである。尚、前記文字幅のデータは、文
字の左端から右端までの文字幅データと文字毎に予め定
められている中心位置からの文字の左端までの左文字幅
データと前記中心位置からの文字の右端までの右文字幅
データとからなり、文字ピッチのデータは、文字ピッチ
の左端から右端までの文字ピッチデータと前記中心位置
から文字ピッチの左端までの左ピッチデータと前記中心
位置から文字ピッチの右端までの右ピッチデータを含
む。また、CGROM33にはキーボード6から入力さ
れる各キャラクタに対応するドットパターンデータが記
憶されており、ドットパターンデータがCGROM33
から読み出されて展開された後、後述するイメージバッ
ファ42に転送されるものである。更に、RAM34は
CPU31により演算された各種の演算結果を一時的に
記憶させておくためのものであり、かかるRAM34に
は図4に示すように各種のメモリが設けられている。
【0010】図4において、テキストメモリ41は、キ
ーボード6から入力されたキャラクタに対応するコード
データを文書データ(テキスト)として記憶するもので
あり、また、イメージバッファ42は、テキストメモリ
41に記憶されているテキストの文書データに対応して
各文字等の文字幅データに基づきCGROM33から読
み出されたドットパターンデータが展開されて記憶され
るものである。更に、印字バッファ43は印字時にイメ
ージバッファ42に記憶されたドットデータが転送され
記憶されるものであり、サーマルヘッド11はかかる印
字バッファ43に記憶されているドットパターンデータ
に従ってドット印字を行なうものである。また、マージ
ンメモリ44は、後述するようにイメージバッファ42
上で設定される第1マージン(左マージン)と第2マー
ジン(右マージン)の設定位置を記憶するものである。
テキスト長メモリ45は、前記のようにROM32に記
憶されている各文字等の文字ピッチデータに基づいて算
出されたテキストデータの長さを記憶するものである。
【0011】ここで、図3に戻って制御ブロック図の説
明を続けると、キーボード6が入出力インターフェイス
36を介して、また、液晶ディスプレイ7、ディスプレ
イコントローラ37が入出力インターフェイス36を介
してそれぞれ制御装置30に接続されており、キーボー
ド6の文字入力キー2を介して文字等が入力された場
合、その文書データがテキストメモリ41に順次記憶さ
れていくとともに、ドットパターン発生制御プログラム
及び表示制御プログラムに基づいてキーボード6を介し
て入力された文字等に対応するドットパターンが液晶デ
ィスプレイ7上に表示される。また、サーマルヘッド1
1は駆動回路38を介して駆動され、前記イメージバッ
ファ42から印字バッファ43に転送されたドットデー
タの印字を行い、これと同期してテープ送りモータ40
は駆動回路39を介してテープTの送り制御を行なうも
のである。
【0012】続いて、前記のように構成されるテープ印
字装置1の動作について図5に基づき説明する。図5は
テープ印字制御プログラムのフローチャートを示し、先
ず、RAM34における各種メモリのクリア等の初期化
が行なわれた後、ステップ(以下、Sと略記する)1に
おいてキーボード6上のいずれかのキーからキー入力が
あったかどうか判断される。キー入力がない場合(S
1:NO)にはキー入力があるまで待機する一方、キー
入力があった場合(S1:YES)には文字入力キー2
からのキー入力であるかどうか判断される(S2)。
【0013】文字入力キー2からのキー入力である場合
(S2:YES)、その押下された文字入力キー2に従
って文書データからなるテキストの作成処理が行なわれ
た(S3)後、S1に戻る。このように作成されたテキ
ストのテキストデータはテキストメモリ41に記憶され
る。文字入力キー2からのキー入力でない場合(S2:
NO)には、印字キー3からのキー入力であるかどうか
判断され(S4)、印字キー3からのキー入力である場
合(S4:YES)には後述する印字処理が行なわれた
(S5)後S1に戻る。一方、印字キー3からのキー入
力でない場合(S4:NO)には、その押下されたキー
に対応する処理が行なわれた(S6)後S1に戻る。例
えば、イタリックキー4からのキー入力があった場合に
は、文字入力キー2から入力されてテキストメモリ41
に記憶されているテキスト中の文字がイタリック体に修
飾される。
【0014】次に、前記S5において行なわれる印字処
理について図6を参照して説明する。図6は印字処理プ
ログラムのフローチャートを示し、S10においてイメ
ージバッファ42上で左、及び、右マージンがセットさ
れる。かかる左右両マージンをセットする方法について
図7に基づき説明する。図7はイメージバッファ42を
模式的に示す説明図であり、イメージバッファ42上に
おいてテキストデータをドットパターンデータに展開す
る際の展開開始位置BPが予め定められており(本実施
例の場合イメージバッファ42の記憶領域の前端位置F
Pから48ドット幅の位置に設定されている)、左マー
ジンLMは展開開始位置BPから所定最小値ドット幅
(本実施例では16ドット幅を最小値として設定されて
いる)だけ左側の位置にセットされる。また、テキスト
メモリ41中に記憶されているテキストデータのデータ
長を各文字の文字ピッチに基づいて算出したテキスト長
Hが、テキスト長メモリ45に記憶されており、右マー
ジンRMはかかるテキスト長Hの終端から前記最小ドッ
ト幅だけ右側の位置にセットされる。このようにセット
された左右両マージンのセット位置データは、RAM3
4のマージンメモリ44に記憶される。
【0015】続く、S11にてテキストメモリ41に記
憶されているテキストデータをCGROM33を介して
ドットパターンデータに展開し、その展開されたドット
パターンデータがイメージバッファ42に記憶される。
このとき、ドットパターンデータは、ROM32に記憶
された各文字の文字幅データに基づいて展開される。こ
れより、前記のように文字ピッチに基づいて算出され、
テキスト長メモリ45に記憶されたテキストデータ長H
とイメージバッファ42に展開されたドットパターンデ
ータのデータ長とは、必ずしも一致せず、ドットパター
ンデータの前端位置又は後端位置にイタリック文字デー
タが存在する場合には左マージンLM又は右マージンR
Mを越えてはみ出してしまうことも考えられる。そこ
で、次にS12において、イメージバッファ42上に展
開されているドットパターンデータの前端又は終端が左
マージンLM又は右マージンRMを越えたかどうか判断
される。ドットパターンデータの前端又は終端が左マー
ジンLM又は右マージンRMを越えた場合(S12:Y
ES)には、両マージンの設定位置を、マージンメモリ
44のデータを参照して現在の設定位置から更に前記最
小ドット幅だけ左右方向に移動させる(S13)。この
後、移動させた左右両マージンの設定位置データをマー
ジンメモリ44に更新して記憶する。
【0016】具体的には、図7において、左マージンL
Mの設定位置は、現在の設定位置(点線で示す)から左
側に最小値ドット幅だけ移動される(2点鎖線にて示
す)。また、右マージンRMの設定位置は、現在の設定
位置(点線で示す)から右側に最小値ドット幅だけ移動
される(2点鎖線で示す)。この後、再度の判断を行な
うべくS11に戻る。これより、S12における判断が
YESとなるまで、左右両マージンLM、RMが、マー
ジンメモリ44の設定位置データを参照しつつ最小値ド
ット幅ずつ左右両側方向に順次移動されていくものであ
る。一方、ドットパターンデータの前端及び終端が左マ
ージンLM及び右マージンRMを越えていない場合(S
12:NO)には、イメージバッファ42に展開されて
いるドットパターンデータが印字バッファ43に転送さ
れるとともに、サーマルヘッド11を介してドットパタ
ーンデータがテープ上に印字される(S14)。このよ
うに印字された印字サンプルが図8に示されている。図
8において、テープ上に印字されたテキストの両側には
2つのイタリック文字「A」、「F」が存在するが、こ
れらの両イタリック文字の両側に適切なマージンに対応
するスペースが形成されていることが分かる。これにて
印字処理を終了し、S1に戻る。
【0017】以上詳細に説明した通り本実施例に係るテ
ープ印字装置1では、イメージバッファ42上において
左マージンLMをドットパターンデータの展開開始位置
BPから最小値ドット幅だけ左側の位置にセットすると
ともに、右マージンRMを文字ピッチデータに基づき算
出されるテキスト長Hの終端から最小ドット幅だけ右側
の位置にセットし、文字幅データに基づいてイメージバ
ッファ42上に展開されているドットパターンデータの
前端又は終端が左マージンLM又は右マージンRMを越
えた場合には、ドットパターンデータの前端及び終端が
左右両マージンの範囲内に入るまで両マージンの設定位
置を現在の設定位置から更に前記最小値ドット幅だけ左
右方向に移動させるようにしたので、テープ上に印字さ
れる文字等の両側にて常に適切なマージンを設けつつ文
字等の印字を行なうことができる。これにより、テープ
を浪費することなく文字等のバランスや見栄えの良い文
字付テープを作成することができるものである。尚、本
発明は前記実施例に限定されるものではなく、本発明の
要旨を逸脱しない範囲内で種々の改良、変形が可能であ
ることは勿論である。
【0018】
【発明の効果】以上説明した通り本発明は、文字ピッチ
に基づき算出されたテキストデータ長に従って左右マー
ジンを設定し、文字幅に基づき作成されたテキストのど
っパターンデータ長が設定された左右マージンを越える
場合においても、印字文字等の両側に適正なマージンを
設けつつ文字等の印字を可能とし、もってテープを浪費
することなく文字等のバランスや見栄えの良い文字付テ
ープを作成することができるテープ印字装置を提供する
ことができ、その奏する効果は大である。
【図面の簡単な説明】
【図1】テープカセット収納部の収納カバーを開けて示
すテープ印字装置の平面図である。
【図2】カセット収納部にテープカセットを収納した状
態を示す平面図である。
【図3】テープ印字装置の制御ブロック図である。
【図4】RAMの内容を模式的に示す説明図である。
【図5】印字制御プログラムのフローチャートである。
【図6】印字処理プログラムのフローチャートである。
【図7】イメージバッファ上で左、及び、右マージン設
定する方法を示す説明図である。
【図8】テープ印字装置により作成された印字サンプル
を示す説明図である。
【図9】文字等における文字ピッチと文字幅との関係を
示す説明図である。
【図10】従来のテープ印字装置により作成した印字サ
ンプルを示す説明図である。
【符号の説明】
1 テープ印字装置 2 文字入力キー 3 印字キー 4 イタリックキー 6 キーボード 7 液晶ディスプレイ 11 サーマルヘッド 30 制御装置 31 CPU 32 ROM 33 CGROM 34 RAM 41 テキストメモリ 42 イメージバッファ 43 印字バッファ 44 マージンメモリ 45 テキスト長メモリ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 G06F 3/12 E

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 所定の文字ピッチ及び文字幅を有す
    る文字等の文書データよりなるテキストを作成するテキ
    スト作成手段と、テキスト作成手段を介して作成された
    テキストを記憶するテキストバッファと、テキストバッ
    ファに記憶されたテキストデータを文字等の文字幅に従
    いドットパターンデータに展開して記憶するイメージバ
    ッファと、イメージバッファのドットパターンデータに
    従って文字等を長尺状のテープ上に印字する印字手段と
    を有するテープ印字装置において、 前記イメージバッファ上で前記文字ピッチに基づき算出
    されるテキストデータの前端から所定量離れた位置に第
    1マージンを設定するとともに、前記文字ピッチに基づ
    き算出されるテキストデータの終端から所定量離れた位
    置に第2マージンを設定するマージン設定手段と、 前記文字等の文字幅に従ってイメージバッファに展開し
    て記憶されたドットパターンデータが前記第1マージン
    又は第2マージンを越えるかどうかを判断する判断手段
    と、 前記判断手段によりドットパターンデータが第1マージ
    ン又は第2マージンを越えると判断された場合、第1マ
    ージン及び第2マージンの設定位置をドットパターンデ
    ータの両側に所定量移動させるマージン移動手段とを備
    えたことを特徴とするテープ印字装置。
JP5051461A 1993-02-17 1993-02-17 テープ印字装置 Pending JPH06243135A (ja)

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JP5051461A JPH06243135A (ja) 1993-02-17 1993-02-17 テープ印字装置

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