JPH0623946U - 増設カセットホルダの位置決め機構 - Google Patents

増設カセットホルダの位置決め機構

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JPH0623946U
JPH0623946U JP6151992U JP6151992U JPH0623946U JP H0623946 U JPH0623946 U JP H0623946U JP 6151992 U JP6151992 U JP 6151992U JP 6151992 U JP6151992 U JP 6151992U JP H0623946 U JPH0623946 U JP H0623946U
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JP
Japan
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cassette holder
cassette
positioning
main body
positioning pin
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JP6151992U
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正昭 西
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Murata Machinery Ltd
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Murata Machinery Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 増設カセットホルダの上に既設装置を上載せ
して取り付ける際において、必要な両者の整合位置での
位置決めが簡単に行えるカセット給紙タイプの画像形成
装置における増設カセットホルダの位置決め機構を提供
する。 【構成】 シングルカセットの装置本体1の底面に前方
部で位置決めピン12を設け、一方、この下に増設され
る下段カセットホルダ2の上面には、前方部で上記位置
決めピン12を切欠側辺で案内し手前側の切欠底部20
aで整合位置に受容係止させるV形の切欠20を有する
位置決めガイド19を設けるようにする。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、カセット給紙タイプの画像形成装置にユーザーオプションで増設さ れるカセットホルダの位置決め機構に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
例えば、カット紙(普通紙)給紙タイプのファクシミリ装置においては、受信 原稿サイズに応じて記録紙サイズを選択できるようにする目的から、ユーザー個 々のニーズに応じて、標準シングルカセットタイプのものにオプションで給紙カ セットを追加増設できるようにすることが求められている。
【0003】 そして、ユーザーオプションにより給紙カセットを増設する場合には、通常、 別売品として販売されるカセットホルダを購入し、これをユーザーサイドで組み 立てて使用に供することになるが、その際には、増設カセットホルダの上にシン グル(又はマルチ)カセットタイプの既設装置を整合位置で上載せすることによ り、両者の機械的な組み付けと電気的な接続とが同時に行えるようにした段積み 方式が最も簡単な取付構造として指向される。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら、この段積み方式によりカセットホルダの増設作業を行う場合に は、相当な重量容積物である既設装置を増設カセットホルダの上に人手で持ち上 げて積み重ねるようにしなければならないため、既設装置を増設カセットホルダ の上に整合位置で正しく位置決めするのが難しく、そのため取付作業に長時間を 要し、作業に疲労を伴い易い。また、積み上げの際の位置決めに試行錯誤を繰り 返すことに伴い、持ち上げている既設装置を誤って落としたり、増設カセットホ ルダと局部的にぶつけたりして、互いの部品や外装カバーを傷付けたりする危険 も増幅される。
【0005】 本考案は、かかる問題に対処し、増設カセットホルダの上に既設装置を上載せ して取り付ける際において、必要な両者の整合位置での位置決めが簡単に行える ようにしたカセット給紙タイプの画像形成装置における増設カセットホルダの位 置決め機構を提供するものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】
本考案は、上記の目的を達成するための手段として、装置本体もしくは上段カ セットホルダの底面に位置決めピンを設け、一方、この下に増設される下段カセ ットホルダの上面には、上記位置決めピンを案内し整合位置に受容係止させる位 置決めガイドを設けるようにしている。
【0007】
【作用】
この機構では、既設装置を持ち上げて増設カセットホルダの上に積み上げる際 の位置決めが、前者の底面に設けた位置決めピンを後者の上面に設けた位置決め ガイドに入れ込んでから、位置決めピンを位置決めガイドで案内しつつ既設装置 に係止させるようにすることにより簡単に行えるものとなる。
【0008】
【実施例】
実施例について詳述すると、まず図4は本考案が適用されるカセット給紙タイ プの画像形成装置の具体例として、フロントローディングによるWカセットのフ ァクシミリ装置Fの概要を図示している。この装置Fは、その底部に1段目の給 紙カセットAが挿着される標準シングルカセットタイプの装置本体1の下側に、 ユーザーオプションにより2段目の給紙カセットBが挿着される別体のカセット ホルダ2を増設してなるもので、下段カセットホルダ2の増設に際しては、その 上に既設の装置本体1を整合位置で上載せして取り付けるようになっている。
【0009】 その他、図示のカット紙給紙タイプのファクシミリ装置Fの概要について簡単 に説明すると、3は装置本体1の上面に手前側で設けられる操作パネル、4は送 信原稿をセットする原稿マウント、5は給紙カセットA又はBから択一的に取り 込まれたカット記録紙が本体1内の画像形成部で画像形成されてから排出される 記録紙排出部、6は装置本体1の左側面に開口されて原稿マウント4から本体1 内の読取部に取り込まれた原稿が排出される原稿排出部、7は通話用のハンドセ ットを示す。
【0010】 図1〜図3には、既設シングルカセットの装置本体1と、その下側に増設され る下段カセットホルダ2との位置決め機構の詳細が、両者の取付・接続構造と共 に図示されている。
【0011】 まず、装置本体1側の構造について説明すると、本体1の底部(底板8)の中 央部には、板金9で形成された略正方形の凹部10が設けられている。この凹部 10の前方部には、断面コ字形のブラケット11が取り付けられ、その下面から 位置決めピン12が下向きに突設されている。
【0012】 また、凹部10の後方部には、本体1側の配線類が結線されためす型コネクタ 13が取り付けられている。このめす型コネクタ13は、両側の取付部を図示し ない凹部内面に設けたバカ穴に止め付けて適度なガタをもたせるようにし、下段 カセットホルダ2の側に設けられる後述のおす型コネクタとのはめ合いがスムー ズに行われるようにしている。そして、めす型コネクタ13の後方の板金プレー ト14に、装置本体1を下段カセットホルダ2との整合位置で固定するための左 右一対の突起係合穴15、15が開口されている。
【0013】 一方、下段カセットホルダ2の構造は次のようになっている。下段カセットホ ルダ2の上面には、前後両側に外装カバーと一体成形されたフラットな本体(又 は上段カセットホルダ)の載置面16、16が形成されている。そして、載置面 16、16が途切れた中間の開口部には、その中央部で溝形の板金製取付板17 が前後方向に架設されている。この取付板17には、その前方部の両側に、該取 付板17の上縁を側方に曲げ出して形成され、その上を装置本体1側の前記ブラ ケット11が滑るレール18、18が設けられていると共に、取付板17の前端 部には、レール18、18より一段低い浮上位置で位置決めガイド19が設けら れ、この位置決めガイド19に装置本体1側の位置決めピン12を手前側の切欠 底部20aで整合位置に受容係止させるV形の切欠20が形成されている。
【0014】 また、取付板17の後方部には、その上に装置本体1側のめす型コネクタ13 の取付位置に対応して、下段カセットホルダ2側の配線類が結線されたおす型コ ネクタ21が取り付けられ、更に、おす型コネクタ21の後方には、本体載置面 16の上に装置本体1側の突起係合穴15、15の開口位置に対応して、左右一 対のピン22、22が突設されている。このピン22、22は、装置本体1側の 突起係合穴15、15と係合した状態で、装置本体1と下段カセットホルダ2と を整合位置に固定する役目を果たすと同時、装置本体1を下段カセットホルダ2 の上で位置合わせする際に装置本体1側の前記板金プレート14と当接して、下 段カセットホルダ2の上で本体後部側の底面を浮かす役目を果たす。なお、ピン 22、22に代えて、回転フリーに取り付けられたローラを用いることもできる 。
【0015】 その他、図において、1A、2Bは装置本体1と下段カセットホルダ2との底 部前面に開口されるカセット挿入口、25は下段カセットホルダ2の底板を示し ている。なお、下段カセットホルダ2の底面には、必要に応じ装置本体1側と同 様の取付構造が設けられることになる。26、27は下段カセットホルダ2に上 面側に設けられる給紙ローラとレジストローラとを示し、28は上記位置決めガ イド19の手前側で本体載置面16から突出されるストッパを示している。
【0016】 上記の位置決め機構を採用すれば、増設しようとする下段カセットホルダ2の 上に既設の装置本体1を持ち上げて積み上げる際には、装置本体1の底面前方部 に設けた位置決めピン12を、下段カセットホルダ2の上面前方部に設けた位置 決めガイド19の切欠20に入れ込むようにしてから、図2に矢印INで示すよ うに、持ち上げている装置本体1を手前に引き込むようにすればよい。すると、 位置決めガイド19のV形切欠20は、位置決めピン12をその両側辺20bで 案内しつつ、該位置決めピン12が切欠底部20aで停止される係止位置で両者 が整合位置に自動的に位置決めされることなる。そして、切欠底部20aに対す る位置決めピン12の係止状態で、浮かせ気味に保持していた装置本体1の後方 部を下段カセットホルダ2の上に置き付けるようにすると、前者の突起係合穴1 5に後者のピン22がそれぞれ係合して装置本体1と増設カセットホルダ2とが 整合位置で位置決め固定されると共に、前者のめす型コネクタ13に後者のおす 型コネクタ21がはまり込んで、増設カセットホルダ2の駆動及び制御に必要な 両者の電気的接続も同時に達成されるものとなる。なお、位置ガイド19には切 欠20に代えてV形案内縁を有する穴を設けるようにしてもよい。
【0017】 本考案に係る位置決め機構は、カセットホルダを2段以上増設する場合にも勿 論適用でき、その場合は、前述したように上段に増設されるカセットホルダの底 面に予め必要な位置決めピン12等が設けられることになる。また、実施例では カット紙給紙タイプのファクシミリ装置の場合を例示したが、本考案はカセット 給紙による画像形成装置のマルチカセット化の目的には一般的に適用できる。
【0018】
【考案の効果】
以上の如く、本考案の位置決め機構によれば、段積み方式により既設装置の下 にカセットホルダの増設作業を行う場合における位置決め作業の困難を解消し、 既設の装置本体もしくは上段カセットホルダの底面に設けた位置決めピンを下段 カセットホルダの上面に設けた位置決めガイドに案内して整合位置に受容係止さ せるだけで両者を簡単に整合位置に位置決めできるものとなり、これにより増設 カセットホルダの取付作業を迅速、簡便ならしめる効果を奏するものとなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例を示すファクシミリ装置本体とその下に
増設される下段カセットホルダとの要部分解斜視図であ
る。
【図2】図1に示す装置本体と下段カセットホルダとの
位置決め機構を示す要部の拡大斜視図である。
【図3】図1に示す装置本体と下段カセットホルダとの
取付・接続構造を示す要部の拡大斜視図である。
【図4】ユーザーオプションでカセットホルダを増設し
たWカセット給紙タイプのファクシミリ装置の概要を示
す斜視図である。
【符号の説明】
F ファクシミリ装置 A、B 給紙カセット 1 装置本体 1A カセット挿入口 2 下段カセットホルダ 2B カセット挿入口 3 操作パネル 4 原稿マウント 5 記録紙排出部 6 原稿排出部 7 ハンドセット 8 本体底部(底板) 9 板金 10 凹部 11 ブラケット 12 位置決めピン 13 めす型コネクタ 14 板金プレート 15 突起係合穴 16 本体(又は上段カセットホルダ)の載置面 17 板金製取付板 18 レール 19 位置決めガイド 20 V形切欠 20a 切欠底部 20b 切欠側辺 21 おす型コネクタ 22 ピン 25 下段カセットホルダ底板 26 給紙ローラ 27 レジストローラ 28 ストッパ
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成5年5月20日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】実用新案登録請求の範囲
【補正方法】変更
【補正内容】
【実用新案登録請求の範囲】

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 装置本体もしくは上段カセットホルダの
    底面に位置決めピンを設け、一方、この下に増設される
    下段カセットホルダの上面には、上記位置決めピンを案
    内し整合位置に受容係止させる位置決めガイドを設けた
    ことを特徴とする増設カセットホルダの位置決め機構。
JP6151992U 1992-08-07 1992-08-07 増設カセットホルダの位置決め機構 Pending JPH0623946U (ja)

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