JPH06235858A - 高性能撮影レンズ - Google Patents

高性能撮影レンズ

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JPH06235858A
JPH06235858A JP5021207A JP2120793A JPH06235858A JP H06235858 A JPH06235858 A JP H06235858A JP 5021207 A JP5021207 A JP 5021207A JP 2120793 A JP2120793 A JP 2120793A JP H06235858 A JPH06235858 A JP H06235858A
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Japan
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lens
doublet
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aberration
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Seiji Shimizu
清水誠二
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    • G02OPTICS
    • G02BOPTICAL ELEMENTS, SYSTEMS OR APPARATUS
    • G02B9/00Optical objectives characterised both by the number of the components and their arrangements according to their sign, i.e. + or -
    • G02B9/34Optical objectives characterised both by the number of the components and their arrangements according to their sign, i.e. + or - having four components only

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Abstract

(57)【要約】 【目的】 簡単な構成でありながら、フィルム画面周辺
部に至るまで性能劣化が少なく高性能な、レンズシャッ
ター用カメラに適した撮影レンズ。 【構成】 少なくとも1枚の正レンズG1と、少なくと
も1枚の物体側面より像側面に強い曲率を有する負レン
ズG2よりなる前群と、それに後続する1枚の正レンズ
と1枚の負レンズとからなる正屈折力のダブレットG3
と、正レンズG4よりなる後群とを有するレンズ系にお
いて、ダブレットG3の最も像側のレンズ面は像面に対
して凹面を向けており、ダブレットG3の中間のレンズ
面は像面に対して凸面を向けている。G2は像面に凹面
を向けたメニスカス負レンズであることが望ましく、無
限遠から近距離への合焦には、両群間の空気間隔を変化
させながら共に物体側へ移動させて行うことが望まし
い。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、写真用レンズに関し、
特に、レンズシャッター用カメラに適した高性能な撮影
レンズに関するものである。
【0002】
【従来の技術】写真用レンズにおいて、フィルム画面周
辺部に至るまで性能劣化の少ない高性能な撮影レンズを
実現するには、サジタル像面の平坦化、倍率色収差、コ
マ収差の充分な補正が必要となってくる。
【0003】ところで、後記する本発明の撮影レンズの
基本構成は、テッサー型レンズの像側に正レンズを付加
させた形態であるが、従来のテッサー型とトリプレット
のようなレンズ系は、サジタル像面に大きな膨らみを持
つ傾向があり、非点収差も大きいという難点がある。
【0004】例えば、特開昭55−105216号公報
記載のようなレンズ系においても、上述したように、サ
ジタル像面が大きく膨らむ傾向があり、また、画面周辺
部に行くに従い非点隔差が増大して行く。倍率色収差も
充分満足には補正しきれてはいない。このため、画面周
辺部での高性能さを維持することは困難となっている。
【0005】また、テッサー型やトリプレットのような
レンズ系において、その多くがビハインド絞りを有して
おり、そのため、周辺光量の確保と前玉系の増大への配
慮が必要となる。
【0006】次に、特公平4−43245号公報記載の
ようなレンズ系は、テッサー型レンズの像側に、像面に
対して凸面を向けたメニスカス負レンズを付加させた形
態であるが、この様なレンズ系は、像側に負レンズを付
加することで主点位置を前玉よりも前方に置くことがで
きるため、全長の短縮には非常に効果的である。しかし
ながら、小型化を実現するには、最終負レンズの屈折力
が比較的強くなり、この負レンズにおける球面収差量が
プラス側にはね上げられることになる。通常、第2群の
負レンズでプラス側に発生した球面収差を第3群の接合
レンズでキャンセルするのが理想であるが、第2群の負
レンズと最終の負レンズとで発生したプラスの球面収差
を第3群の接合レンズのみでキャンセルさせることは、
バランス上好ましくなく、必然的に第1群の正レンズに
その作用を持たせることになる。こうなると、当然軸外
収差にも大きく影響するわけで、特に、コマ収差、非点
収差には悪影響を及ぼしている。したがって、このよう
な構成は、小型化には非常に有利であるが、高性能を追
求するには不適である。
【0007】また、本発明のようなレンズ構成を有する
従来技術としては、すでに特公昭56−42847号公
報、米国特許明細書第4,240,705号等で知られ
ているが、これらは何れもバックフォーカスの長い一眼
レフレックスカメラ用に適した撮影レンズに関するもの
であり、絞り位置、画角の違い等から、これらを単にレ
ンズシャッター用カメラの撮影レンズに適用しようとし
ても、諸収差のバランスをとることは困難である。ま
た、構成においても、ダブレットの形態は、像面に凸面
を向けたメニスカス形状を有しており、後記する本発明
の形状とは異なるものである。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】本発明は従来の上記し
たような問題点に鑑みてなされたものであり、その目的
は、簡単な構成でありながら、フィルム画面周辺部に至
るまで性能劣化が少なく高性能な、レンズシャッター用
カメラに適した従来にない撮影レンズを提供することで
ある。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成する本発
明の高性能撮影レンズは、少なくとも1枚の正レンズ
と、少なくとも1枚の物体側面より像側面に強い曲率を
有する負レンズよりなる前群と、それに後続する1枚の
正レンズと1枚の負レンズとからなる正屈折力のダブレ
ットと、正レンズよりなる後群とを有するレンズ系にお
いて、前記ダブレットの最も像側のレンズ面は像面に対
して凹面を向けており、前記ダブレットの中間のレンズ
面は像面に対して凸面を向けていることを特徴とするも
のである。
【0010】この場合、前群の少なくとも1枚の負レン
ズは、像面に凹面を向けたメニスカス負レンズであるこ
とが望ましい。また、無限遠物点から近距離物点への合
焦のために、両群間の空気間隔を変化させながら、共に
物体側へ移動させることが望ましい。
【0011】
【作用】以下、上記構成を採用する理由と作用について
説明する。まず、第1に、従来のテッサー型のレンズ系
の像側に正レンズを付加させる理由について述べる。像
側に負レンズを付加させる場合の問題点は、従来技術で
述べた通りである。また、テッサー型のレンズ系は、一
般に、画角が広くなるにつれて性能面では補正が困難に
なる傾向にあり、本発明のような画角2ω=58°〜7
4°程度のレンズ系を考えるときに、画面周辺部まで性
能劣化の少ない高性能な撮影レンズを実現するには、テ
ッサー型のままでは困難であり、むしろテッサー型の画
角は小さくしておいて、その像側に正単レンズを装着す
ることにより画角を広くする、といったワイドコンバー
ジョン的な作用を持たせる。その際、テッサー型レンズ
では補正しきれなかったサジタル像面の平坦化を図ろう
とするものであるが、実際、収差係数を見ると分かる
が、マイナスに出ているペッツバールエラーに対して、
非点収差係数をプラスに出すことで、サジタル像面の平
坦性を保とうとしている。なお、この正レンズの形態は
いかなるものであってもよい。
【0012】なお、この正レンズは、歪曲収差への補正
効果も兼ね備えており、正屈折力を強めるほどその効果
は上がるが、他収差とのバランスもあり、屈折力は強く
なりすぎない方がよい。
【0013】第2に、後群のダブレットの形状及び作用
について述べる。ここで、このダブレットは、貼り合わ
せレンズとして説明して行くが、これに限定されるわけ
ではない。その接合面を分離すれば、それだけ自由度が
増えるので好都合ではあるが、製造を容易にするために
貼り合わせがより望ましい。
【0014】このダブレットの形状は、球面収差と軸外
収差とのバランスをとることによって影響を受ける。本
発明のレンズ系において、前群の負レンズで発生するプ
ラスの球面収差を補正するのに最も有効なレンズ面は、
上記ダブレットの像面に対して凸面を向けた接合面であ
るが、この接合面は、前群でマイナスに出るコマ収差を
補正するのにも非常に有効なレンズ面であり、本発明の
目的とする高性能な撮影レンズを実現するためには、画
面周辺部でのコマ収差の発生をできるだけ抑えねばなら
ず、球面収差の他、諸収差に悪影響を及ぼさない範囲
で、その接合面の曲率は比較的強い方がその効果が大き
く、また、ダブレットの最も像側のレンズ面は、像面に
対して凹面を向けていることが好ましく、これにより、
非点収差と球面収差、コマ収差のバランスを保ってい
る。
【0015】また、前群の少なくとも1枚の負レンズ
は、物体側面よりも像側面に強い曲率を有している方
が、上述したダブレットの作用による効果が大きくなる
ものであり、このレンズで大きなマイナスのコマ収差が
発生することを抑制し、上記ダブレットでの補正に負担
をかけないようにしている。
【0016】上記のようなレンズ構成及び形状を有する
ことで、諸収差の補正のバランスが非常に良くなり、画
面周辺部に至るまで性能劣化の少ない高性能な撮影レン
ズを実現することが可能となるものであるが、さらに好
ましくは、ダブレットの最も物体側のレンズ面も、像面
に対して凹面を向けた形状であることが好ましく、この
場合、その曲率は比較的弱い方が好ましく、特に、最も
像側のレンズ面の方が最も物体側のレンズ面よりも強い
曲率を有していることが好ましく、これにより上述した
作用に対してさらに効果を発揮する。
【0017】また、色収差に関しては、ダブレットの正
レンズのアッベ数νa を比較的大きくし、ダブレットの
負レンズのアッベ数νb は比較的小さくする方が効果的
であり、実際、 νa >35 ;νb <60 の範囲で硝材を選択することが好ましい。
【0018】さらに、本発明の撮影レンズにおいて、前
群の少なくとも1枚の負レンズは、像面側に凹面を向け
たメニスカス負レンズであることを特徴としている。こ
の前群負レンズの作用について述べる。前記ダブレット
での球面収差、コマ収差の補正において、上述した効果
を最も発揮するには、前群で発生する収差量を後続する
群で補正しきれるように上手に調節してやらねばならな
い。特に、この負レンズが物体側面に強い曲率を有する
ような形態をしていると、大きなマイナスのコマ収差が
発生し、後続する群で補正しきれなくなる。この負レン
ズの物体側面の曲率は比較的弱い方が好ましく、さらに
は、物体側に凸面を向けたメニスカス形状であれば、そ
の効果が大きくなる。
【0019】また、さらに、次の条件式を満たすことが
望ましい。 (1) 0.4f<|RN | ただし、RN は上記前群負レンズの物体側レンズ面の曲
率半径であり、fはレンズ系全系の焦点距離である。
【0020】条件式(1)の意味を述べると、前群で発
生するマイナスのコマ収差を上記ダブレットの接合面で
補正する作用は先に述べたが、この前群負レンズの物体
側面の曲率が強くなりすぎると、その像側面も強くなら
ざるを得ず、こうなると、この負レンズで大きなコマ収
差が発生し、後群では補正しきれなくなる。したがっ
て、RN は比較的大きい値(弱い曲率)を有する方がよ
く、上記条件式(1)を満たすことで、球面収差、コマ
収差の補正を後続する群でバランス良く補正することが
できる。
【0021】さらに、次の条件式を満たすことが望まし
い。 (2) 0<f/f4 <0.85 ただし、f4 は上記ダブレットに後続する正の第4レン
ズ群の焦点距離である。
【0022】条件式(2)の意味は、この範囲を保つこ
とで、像面の平坦化、歪曲収差の補正、及び、諸収差の
微調整が効果的に行い得る。その上限を越えると、サジ
タル像面の曲がりが著しくなる。
【0023】さらには、上記ダブレットを貼り合わせレ
ンズとしたときに限り、次の条件式を満たすことが望ま
しい。 (3) 0.3/f<|(Na −Nb )/Rc |<1.5/f ただし、Na はダブレットの正レンズの屈折率、Nb
ダブレットの負レンズの屈折率、Rc は接合面の曲率半
径である。
【0024】条件式(3)の意味は、このダブレットに
は、コマ収差と球面収差のバランスをとる能力を有して
いることは先に述べたが、条件式(3)の範囲を保つこ
とで、さらにその効果が大きくなる。条件式(3)の上
限を越えると、コマ収差の補正には有利となるが、他収
差とのバランスが悪くなる他、ペッツバール和が大きく
なりすぎてしまう。その下限を越えると、画面周辺部で
のコマ収差の補正が困難となる。
【0025】以上に説明した構成を備える本発明の撮影
レンズによって、このレンズタイプでは従来にない、画
面周辺部に至るまで像面のズレのない、高性能な撮影レ
ンズを達成することができ、さらに、各レンズ面での収
差発生量を極力抑えているため、製造誤差に強い撮影レ
ンズを達成することができる。
【0026】後記に示す各実施例の収差図を見れば一目
瞭然であるが、サジタル像面の平坦性、倍率色収差、コ
マ収差、他の収差の画面周辺部に至るまでの性能レベル
は、このレンズ枚数にしては画期的に改善されていると
言ってよい。
【0027】また、本発明の撮影レンズにおいて、無限
遠物点から近距離物点への合焦に際しては、前群と後群
の間の空気間隔を変化させながら、共に物体側へ移動さ
せることによって行うことを特徴としている。
【0028】本発明のような撮影レンズの合焦方式とし
ては、全体繰り出し方式を採用したものが一般的である
が、このような方式では、実用的な近距離撮影時の撮影
倍率である−1/10倍程度になると、非点収差の変動
が非常に大きくなり、性能の劣化が著しくなってしま
う。そこで、いわゆるフローティング方式を採用し、近
距離物点での光学性能を安定化させ、そうして、さらな
る最短撮影距離の短縮を図ろうとするものである。その
際、全体繰り出しで補正しきれなかった非点収差の変動
を両群間の空気間隔を微妙に変化させることによって抑
えようとするものである。
【0029】また、近距離性能を安定化させるのに、絞
りは、両群間(つまり、ダブレットの前方)に配置する
ことがより好ましく、従来、絞り空間以外の空間の変化
によってフローティングを行ったものは、基準波長につ
いての収差は補正し得ても、軸外色収差をも良好に補正
することは困難となっていたが、本発明においては、絞
り空間を変化させてフローティングを行うことにより、
近距離撮影状態での諸収差、特に非点収差、倍率色収
差、コマ収差の収差変動を極力抑えることが可能とな
る。
【0030】さらに、合焦に際して、両群間の空気間隔
を増大させながら、共に物体側へ移動させたほうが好ま
しい。この時の両群の動き方において、両群間の空気間
隔の変化量をY、バックフォーカスの変化量をXとする
と、Y=ax+bなる一次関数で表すことができ、これ
は前群と後群の近距離合焦時の動きが線形であることを
示す。実際、後記する実施例1では、Y=0.0588X+2.
4916の関係で両群が撮影倍率に応じて動くようになって
いる。
【0031】さらに、近距離性能を安定させるのに、以
下の条件式を満たすことが望ましい。 (4) 0.01<|fII/fI |<0.25 (5) 0.01<|f/fI |<0.30 ただし、fは無限遠物点合焦時のレンズ系全系の合成焦
点距離、fI 、fIIはそれぞれ前群、後群の焦点距離で
ある。
【0032】条件式(4)の意味は、前群、後群のそれ
ぞれ焦点距離の比、すなわち、屈折力の配分を定めるも
ので、その上限を越えると、前群の屈折力が強くなりす
ぎて、前群での諸収差量が増大し、後群では補正しきれ
なくなってしまう。また、その下限を越えると、無限遠
物点での軸外諸収差の補正には効果的であるが、近距離
物点に合焦した際には諸収差の変動が大きくなり、性能
劣化が著しくなり、最短撮影距離の短縮を図ることが困
難となる。
【0033】条件式(5)の意味は、レンズ系全系の合
成焦点距離に対する前群の焦点距離の比であり、この条
件式の上限を越えると、前群の屈折力が強くなりすぎ
て、前群での諸収差量が増大し、後群では補正しきれな
くなってしまう。また、その下限を越えると、後群への
屈折力の付加が相対的に強くなりすぎて、前述したよう
に、無限遠物点での諸収差の補正には効果的であるが、
近距離物点での収差変動が大きくなり、高い撮影倍率を
得ることが困難となる。
【0034】
【実施例】次に、本発明の高性能撮影レンズの実施例1
〜5について説明する。各実施例のレンズデータは後記
するが、実施例1、4、5のレンズ断面図をそれぞれ図
1、図2、図3に示す。実施例2、3のレンズ断面は実
施例1とほぼ同じであるので図示は省く。
【0035】実施例1は、焦点距離が35mm、Fナン
バー2.87の撮影レンズであり、その構成は、図1に
示すように、物体側から順に、第1レンズ群G1は物体
側に凸面を向けたメニスカス正レンズ、第2レンズ群G
2は像面側に凹面を向けたメニスカス負レンズ、第3レ
ンズ群G3は、順に、両凸レンズと両凹レンズとからな
る接合メニスカス正レンズ、第4レンズ群G4は両凸正
レンズからなり、4群5枚構成で、第2レンズ群G2と
第3レンズ群G3の間に絞りが配置されている。また、
第1レンズ群G1の最も物体側の面と第4レンズ群G4
の最も像側の面2面に非球面を用いている。この実施例
の無限遠物点時と撮影倍率β=−0.125(至近距離
35.5cm)での球面収差、非点収差、倍率色収差、
歪曲収差、メリジオナルコマ収差、サジタルコマ収差の
収差図をそれぞれ図4、図5に示す。この収差図からも
分かるように、画面周辺部に至るまで極めて良好な光学
性能を有し、かつ、近距離に合焦しても性能の劣化は極
めて小さい。
【0036】実施例2は、焦点距離が35mm、Fナン
バー2.87の撮影レンズであり、その構成は、第4レ
ンズ群G4が像面側に凸面を向けたメニスカス正レンズ
からなっている以外は、実施例1と同様である。非球面
は、第1レンズ群G1の最も物体側の面と第3レンズ群
G3の最も像側の面2面に用いている。実施例1と同様
の収差図を図6、図7に示す。この収差図から分かるよ
うに、画面周辺部に至るまで極めて良好な光学性能を有
し、かつ、近距離に合焦しても性能の劣化は極めて小さ
い。
【0037】実施例3は、焦点距離が38.04mm、
Fナンバー2.87の撮影レンズであり、その構成は、
実施例1と同様である。非球面は、第1レンズ群G1の
最も物体側の面と第4レンズ群G4の最も物体側の面2
面に用いている。実施例1と同様の収差図を図8、図9
に示す。この収差図から分かるように、画面周辺部に至
るまで極めて良好な光学性能を有し、かつ、近距離に合
焦しても性能の劣化は極めて小さい。
【0038】実施例4は、焦点距離が28.01mm、
Fナンバー3.55の撮影レンズであり、その構成は、
図2に示すように、実施例1の第1レンズ群G1を2枚
に分割したもので、両レンズ共物体側に凸面を向けたメ
ニスカス正レンズであり、第4レンズ群G4は両凸レン
ズからなり、全体が5群6枚構成である。非球面は、第
1レンズ群G1の最も物体側の面と第3レンズ群G3の
最も像側の面2面に用いている。実施例1と同様の収差
図を図10、図11に示す。この収差図から分かるよう
に、画面周辺部に至るまで極めて良好な光学性能を有
し、かつ、近距離に合焦しても性能の劣化は極めて小さ
い。
【0039】実施例5は、焦点距離が35.01mm、
Fナンバー2.88の撮影レンズである。その構成は、
図3に示すように、実施例1の第3レンズ群G3を2枚
に分割したもので、第3レンズ群G3は両凸レンズと両
凹レンズからなり、第4レンズ群G4は両凸レンズから
なり、全体が5群5枚構成である。非球面は、第1レン
ズ群G1の最も物体側の面と第3レンズ群G3の最も像
側の面2面に用いている。実施例1と同様の収差図を図
12、図13に示す。この収差図から分かるように、画
面周辺部に至るまで極めて良好な光学性能を有し、か
つ、近距離に合焦しても性能の劣化は極めて小さい。
【0040】なお、何れの実施例においても、絞りは第
3レンズ群G3のダブレットの前方に設置され、レンズ
系のほぼ中央付近に位置するため、周辺光量の確保が容
易になり、また、レンズ系の構成長(Σd<23mm)
も短く、現在の機械技術によって、未使用時にはレンズ
系を沈胴させることにより、高性能かつ非常に小型なコ
ンパクトカメラを市場に提供することができるようにな
る。
【0041】次に、各実施例のレンズデータを示すが、
以下において、記号は、上記の外、fは全系の焦点距
離、FNOはFナンバー、ωは半画角、Σdはレンズ系の
構成長、fB はバックフォーカス、r1 、r2 …は各レ
ンズ面の曲率半径、d1 、d2…は各レンズ面間の間
隔、nd1、nd2…は各レンズのd線の屈折率、νd1、ν
d2…は各レンズのアッベ数である。また、非球面形状
は、光軸方向をx、光軸に直交する方向をにyとした
時、次の式にて表される。x= y2 /{r+(r2 −y
21/2 }+A44 +A66 +A88 +A10ただし、r
は光軸上の曲率半径、A4、A6、A8、A10 は非球面係数で
ある。
【0042】実施例1 f =35.00 ,FNO= 2.87 ,ω =31.31 °,Σ
d=19.56 ,fB =22.51 r1 = 14.0012(非球面) d1 = 5.213 nd1 =1.81600 νd1 =46.62 r2 = 69.3900 d2 = 0.300 r3 = 43.5162 d3 = 1.000 nd2 =1.68893 νd2 =31.08 r4 = 9.2531 d4 =(可変) r5 = ∞(絞り) d5 = 1.701 r6 = 33.8582 d6 = 4.157 nd3 =1.77250 νd3 =49.66 r7 = -9.6394 d7 = 0.900 nd4 =1.53256 νd4 =45.91 r8 = 22.7996 d8 = 0.883 r9 = 57.0686 d9 = 1.594 nd5 =1.51633 νd5 =64.15 r10= -1634.9132(非球面) 非球面係数 第1面 A4 =-0.22197×10-4 A6 =-0.24382×10-6 A8 = 0.53145×10-9 A10=-0.12650×10-10 第10面 A4 = 0.24976×10-4 A6 =-0.19609×10-6 A8 = 0.37291×10-8 A10= 0.69329×10-11 無限遠物点合焦時の3次収差係数 面番 球面収差係数 コマ収差係数 非点収差係数 歪曲収差係数 1 0.07555 -0.73653 0.24569 -0.42440 2 -0.04714 0.58277 -0.80055 2.92015 3 0.02681 -0.39527 0.64750 -2.52782 4 0.13037 0.37299 0.11857 0.71013 絞り 0.00000 0.00000 0.00000 0.00000 6 -0.00132 -0.02830 -0.06758 -1.79378 7 -0.22427 0.13631 -0.00920 0.02823 8 -0.00037 -0.02105 -0.13274 1.58393 9 0.00102 -0.04065 0.18050 -1.27570 10 0.01228 0.24506 -0.16850 0.93235 合計 -0.02707 0.06532 0.01369 0.15308 面番 ペッツバールエラー 軸上色収差係数 倍率色収差係数 1 -0.45577 -0.01790 -0.00517 2 0.09196 -0.00761 0.03137 3 -0.13312 0.00840 -0.04127 4 0.62606 0.02196 0.02094 絞り 0.00000 0.00000 0.00000 6 -0.18280 -0.00336 -0.02408 7 -0.13013 -0.00325 0.00066 8 0.21645 0.00111 0.02101 9 -0.08474 0.00096 -0.01284 10 -0.00296 -0.00254 0.01057 合計 -0.05505 -0.00223 0.00120 近距離物点合焦時(撮影倍率β=-0.125)の3次収差係数 面番 球面収差係数 コマ収差係数 非点収差係数 歪曲収差係数 1 0.04090 -0.63889 0.18943 -0.28063 2 -0.03152 0.39125 -0.53960 1.94329 3 0.01686 -0.25622 0.43272 -1.67960 4 0.15294 0.35175 0.08989 0.43388 絞り 0.00000 0.00000 0.00000 0.00000 6 -0.00367 -0.05612 -0.09540 -1.19547 7 -0.22254 0.11819 -0.00697 0.01875 8 -0.00056 -0.01761 -0.06103 1.07646 9 0.00028 -0.01670 0.10894 -0.87101 10 0.02030 0.19702 -0.11064 0.63990 合計 -0.02701 0.07267 0.00733 0.08556 面番 ペッツバールエラー 軸上色収差係数 倍率色収差係数 1 -0.34656 -0.01749 -0.00368 2 0.06993 -0.00651 0.02695 3 -0.10123 0.00699 -0.03544 4 0.47605 0.02224 0.01705 絞り 0.00000 0.00000 0.00000 6 -0.13900 -0.00415 -0.02118 7 -0.09895 -0.00331 0.00059 8 0.16459 0.00181 0.01880 9 -0.06443 0.00059 -0.01155 10 -0.00225 -0.00232 0.00958 合計 -0.04186 -0.00215 0.00111 |(Na −Nb )/Rc |=0.025 |f/f4 | =0.327 |RN /f| =1.244 |fII/fI | =0.097 |f/fI | =0.113
【0043】実施例2 f =35.00 ,FNO= 2.87 ,ω =31.16 °,Σ
d=20.87 ,fB =22.06 r1 = 14.2182(非球面) d1 = 5.260 nd1 =1.80400 νd1 =46.57 r2 = 80.0679 d2 = 0.300 r3 = 43.8894 d3 = 1.190 nd2 =1.68893 νd2 =31.08 r4 = 9.1848 d4 =(可変) r5 = ∞(絞り) d5 = 1.555 r6 = 33.0689 d6 = 4.830 nd3 =1.78650 νd3 =50.00 r7 = -9.9105 d7 = 0.900 nd4 =1.53256 νd4 =45.91 r8 = 22.8017(非球面) d8 = 1.383 r9 = -519.6565 d9 = 1.519 nd5 =1.56907 νd5 =71.30 r10= -56.9966 非球面係数 第1面 A4 =-0.21805×10-4 A6 =-0.21621×10-6 A8 = 0.30216×10-9 A10=-0.88095×10-11 第8面 A4 = 0.22188×10-4 A6 =-0.29815×10-6 A8 = 0.73196×10-8 A10=-0.31674×10-10 |(Na −Nb )/Rc |=0.026 |f/f4 | =0.312 |RN /f| =1.254 |fII/fI | =0.080 |f/fI | =0.095
【0044】実施例3 f =38.04 ,FNO= 2.87 ,ω =29.30 °,Σ
d=22.32 ,fB =23.93 r1 = 15.1755(非球面) d1 = 5.832 nd1 =1.81600 νd1 =46.62 r2 = 69.1339 d2 = 0.400 r3 = 36.0631 d3 = 1.165 nd2 =1.69895 νd2 =30.12 r4 = 9.5797 d4 =(可変) r5 = ∞(絞り) d5 = 2.280 r6 = 38.4915 d6 = 4.539 nd3 =1.77250 νd3 =49.66 r7 = -10.2794 d7 = 0.978 nd4 =1.53256 νd4 =45.91 r8 = 24.9835 d8 = 1.034 r9 = 102.4825(非球面) d9 = 1.587 nd5 =1.56907 νd5 =71.30 r10= -160.6628 非球面係数 第1面 A4 =-0.16268×10-4 A6 =-0.15704×10-6 A8 = 0.37071×10-9 A10=-0.49536×10-11 第9面 A4 =-0.17724×10-4 A6 = 0.90155×10-7 A8 =-0.15695×10-8 A10=-0.18280×10-10 |(Na −Nb )/Rc |=0.023 |f/f4 | =0.345 |RN /f| =0.948 |fII/fI | =0.118 |f/fI | =0.137
【0045】実施例4 f =28.01 ,FNO= 3.55 ,ω =37.12 °,Σ
d=16.83 ,fB =18.20 r1 = 11.1543(非球面) d1 = 1.707 nd1 =1.81600 νd1 =46.62 r2 = 13.9417 d2 = 0.399 r3 = 16.6384 d3 = 1.969 nd2 =1.80400 νd2 =46.57 r4 = 50.1939 d4 = 0.398 r5 = 24.7971 d5 = 0.894 nd3 =1.67270 νd3 =32.10 r6 = 7.5390 d6 =(可変) r7 = ∞(絞り) d7 = 0.999 r8 = 29.7771 d8 = 4.340 nd4 =1.78650 νd4 =50.00 r9 = -7.3084 d9 = 1.266 nd5 =1.53256 νd5 =45.91 r10= 22.6143(非球面) d10= 0.703 r11= 133.1529 d11= 1.228 nd6 =1.56907 νd6 =71.30 r12= -244.9912 非球面係数 第1面 A4 =-0.44885×10-4 A6 =-0.96042×10-6 A8 = 0.46523×10-8 A10=-0.94267×10-10 第10面 A4 = 0.80998×10-4 A6 =-0.17389×10-5 A8 = 0.56148×10-7 A10=-0.50784×10-9 |(Na −Nb )/Rc |=0.035 |f/f4 | =0.185 |RN /f| =0.885 |fII/fI | =0.027 |f/fI | =0.033
【0046】実施例5 f =35.01 ,FNO= 2.88 ,ω =31.27 °,Σ
d=21.56 ,fB =20.72 r1 = 13.7180(非球面) d1 = 5.248 nd1 =1.80400 νd1 =46.57 r2 = 115.0867 d2 = 0.299 r3 = 61.7340 d3 = 1.169 nd2 =1.68893 νd2 =31.08 r4 = 9.1649 d4 =(可変) r5 = ∞(絞り) d5 = 1.731 r6 = 33.5681 d6 = 5.005 nd3 =1.77250 νd3 =49.66 r7 = -13.1356 d7 = 0.297 r8 = -14.4832 d8 = 0.900 nd4 =1.53256 νd4 =45.91 r9 = 22.0822(非球面) d9 = 1.326 r10= 63.0683 d10= 1.651 nd5 =1.56907 νd5 =71.30 r11= -212.3887 非球面係数 第1面 A4 =-0.22914×10-4 A6 =-0.23788×10-6 A8 = 0.51369×10-10 A10=-0.10904×10-10 第9面 A4 = 0.99727×10-5 A6 =-0.13171×10-6 A8 = 0.21854×10-8 A10= 0.62625×10-12 |f/f4 | =0.409 |RN /f| =1.764 |fII/fI | =0.120 |f/fI | =0.138
【0047】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
の撮影レンズによれば、第3レンズ群の形態、第2レン
ズ群の形態等を適切にすることにより、従来にない高性
能な撮影レンズを実現することが可能となる。さらに、
近距離物点への合焦に際しては、フローティング方式を
採用することにより、近距離性能が非常に安定し、最短
撮影距離の短縮をも図ることが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の撮影レンズの実施例1のレンズ断面図
である。
【図2】実施例4のレンズ断面図である。
【図3】実施例5のレンズ断面図である。
【図4】実施例1の無限遠物点時の球面収差、非点収
差、倍率色収差、歪曲収差、メリジオナルコマ収差、サ
ジタルコマ収差を示す収差図である。
【図5】実施例1の撮影倍率β=−0.125での球面
収差、非点収差、倍率色収差、歪曲収差、メリジオナル
コマ収差、サジタルコマ収差を示す収差図である。
【図6】実施例2の図4と同様な収差図である。
【図7】実施例2の図5と同様な収差図である。
【図8】実施例3の図4と同様な収差図である。
【図9】実施例3の図5と同様な収差図である。
【図10】実施例4の図4と同様な収差図である。
【図11】実施例4の図5と同様な収差図である。
【図12】実施例5の図4と同様な収差図である。
【図13】実施例5の図5と同様な収差図である。
【符号の説明】
G1…第1レンズ群 G2…第2レンズ群 G3…第3レンズ群 G4…第4レンズ群

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 少なくとも1枚の正レンズと、少なくと
    も1枚の物体側面より像側面に強い曲率を有する負レン
    ズよりなる前群と、それに後続する1枚の正レンズと1
    枚の負レンズとからなる正屈折力のダブレットと、正レ
    ンズよりなる後群とを有するレンズ系において、前記ダ
    ブレットの最も像側のレンズ面は像面に対して凹面を向
    けており、前記ダブレットの中間のレンズ面は像面に対
    して凸面を向けていることを特徴とする高性能撮影レン
    ズ。
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