JPH06235224A - 台形処置法 - Google Patents

台形処置法

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JPH06235224A
JPH06235224A JP6005588A JP558894A JPH06235224A JP H06235224 A JPH06235224 A JP H06235224A JP 6005588 A JP6005588 A JP 6005588A JP 558894 A JP558894 A JP 558894A JP H06235224 A JPH06235224 A JP H06235224A
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JP
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concrete
waterproof material
degrees
waterproof
corner
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JP6005588A
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Inventor
William W Kangas
ダブリュ. カンガス ウィリアム
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Amcol International Corp
Original Assignee
Amcol International Corp
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Publication date
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    • E04BUILDING
    • E04BGENERAL BUILDING CONSTRUCTIONS; WALLS, e.g. PARTITIONS; ROOFS; FLOORS; CEILINGS; INSULATION OR OTHER PROTECTION OF BUILDINGS
    • E04B1/00Constructions in general; Structures which are not restricted either to walls, e.g. partitions, or floors or ceilings or roofs
    • E04B1/62Insulation or other protection; Elements or use of specified material therefor
    • E04B1/66Sealings
    • E04B1/68Sealings of joints, e.g. expansion joints
    • E04B1/6806Waterstops
    • EFIXED CONSTRUCTIONS
    • E02HYDRAULIC ENGINEERING; FOUNDATIONS; SOIL SHIFTING
    • E02BHYDRAULIC ENGINEERING
    • E02B3/00Engineering works in connection with control or use of streams, rivers, coasts, or other marine sites; Sealings or joints for engineering works in general
    • E02B3/16Sealings or joints
    • EFIXED CONSTRUCTIONS
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    • E04B1/00Constructions in general; Structures which are not restricted either to walls, e.g. partitions, or floors or ceilings or roofs
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    • E04B1/66Sealings
    • E04B1/68Sealings of joints, e.g. expansion joints
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 コンクリート接合部に生じる水の侵入(漏
水)を防止するための防水材、およびそのための防水方
法を提供する。 【構成】 角部C1およびC2にて角度を設けた、底面14、
上面16、および側面18および20の各端面を有する水膨潤
性粘土を含む成形した防水材12。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、防水性コンクリート接
合部を構築するための、ナトリウムベントナイトなどの
水膨潤性粘土を含む成形した防水材に関する。 具体的
には、本発明は防水材を含んだ成形した水膨潤性粘土、
および該製品が部分的あるいは完全に硬化したコンクリ
ートの第一部分と接触するようにして置かれ、そして、
成形した製品が二つのコンクリート部分に跨がり、また
コンクリートの間へ水が浸透するのを防ぐために膨潤で
きるように、該第一コンクリート部分に近接するように
他のコンクリート部分を注ぐことを含んだ防水の方法に
関する。
【0002】
【従来の技術および発明が解決しようとする課題】セメ
ント組成物、例えば、コンクリートを用いた様々な構造
物の構築において、近接するコンクリート間の接合部分
を、充填あるいは防水する必要があった。
【0003】例えば、コンクリート接合部が必要なコン
クリート部分の構築において、防水材が通常用いられて
いた。 このような防水材は、すでに成形もしくは硬化
したコンクリート部分との間、あるいは硬化あるいは部
分的に硬化したコンクリート部分と注入されているコン
クリート部分との間の接合部に用いられるのが、一般的
である。 さらに具体的には、コンクリート接合部の充
填のための防水材としては、例えば、成型済コンクリー
ト壁材;浄化槽ならびに下水処理装置;公衆トイレなら
びに雨水マンホール;円形、長円形、平坦底形、楕円形
およびアーチ形を含む管;基礎舗装あるいは緩やかな傾
斜の壁材での冷却接合;地下納骨所や公共地下室;湿っ
た井戸;箱型暗渠;排水処理設備;持ち運び式タンク、
などの構造を構築する際に使用される。 機能的な防水
材は、水の侵入を完全に防ぐ防水材でなければならな
い。
【0004】上述した構造の構築において使用されるよ
うな、近接するコンクリート部分との間の接合部は、ソ
ケット−プラグ型あるいは雌−雄型の接合部が作製され
ていた。 これら接合タイプは、不十分な寸法精度、構
築部位での不適切な作業、および/または、コンクリー
ト構造物が置かれる地面が平坦でない、などの理由か
ら、完全な防水を施すことについて、特に問題があっ
た。
【0005】水膨張性防水組成物を、(a) 硬化あるいは
部分的に硬化したコンクリート部分と、(b) 硬化あるい
は部分的に硬化したコンクリート部分に近接して注入さ
れている新規のコンクリート部分との間を跨ぐように置
いた際に、防水組成物の膨張は、膨張している防水組成
物からのコンクリート部分の一方もしくは双方に対する
力となって表れる。 本発明の成形した防水組成物は、
膨張している防水組成物からのコンクリート部分の一方
もしくは双方に作用する圧力および/または膨張力を最
小限にする。
【0006】二つのコンクリート部分との間の接合部を
充填するために水膨張性防水材を用いた時に頻繁に生じ
るその他の問題は、防水材が変形したり、意図した接合
位置からずれたりすることにある。 防水材が比較的柔
らかい混合物から形成されており、組成物に注入したコ
ンクリートからの衝撃で容易に変形したり、および/ま
たは位置ずれが起こるので、変形および/または位置づ
れが結果として生じるのである。 例えば、少なくとも
部分的に硬化している第一コンクリート部分の上面に防
水材が置かれ、第一コンクリート部分に近接して新たに
第二コンクリート部分が注ぎ込まれる場合に、落下する
コンクリートが防水材に衝撃を与え、これにより、防水
材が二つのコンクリート部分の接合部に沿って跨がない
位置、すなわち、防水材を所定の位置から移動してしま
うことが頻繁にあった。
【0007】有用な防水材は、さらに有益な性質を有す
るべきである。 このような防水材は、低温下で硬直し
すぎたり、砕けすぎたりせず、また高温下で柔らかくな
りすぎて、重力によってゆっくりと移動し、それによ
り、所定の位置からずれることがないように、設置場所
で想定されるすべての温度変化に対応できるものでなけ
ればならない。 また、防水材は、収縮や、実質的な硬
化もしくは酸化を被ることなく、時間を経ても可撓性が
残存してなければならない。 さらに、防水材は使用に
際して安全でなければならない。
【0008】ベントナイト粘土、特にナトリウムベント
ナイトは、水和すれば、水流が生じる領域を充填するた
めに膨張するという公知の性質に起因する基礎構造防水
を含めて、防水用途にしばしば用いられてきた。 ベン
トナイト粘土は、水と接触すると、水和以前の体積の何
倍にも膨潤し、近接する構造物を保護する水不透過性粘
土層を形成する。 水和した粘土組成物は、比較的大き
な継ぎ目、あるいはコンクリート部分との間ならびにコ
ンクリートに生じた比較的小さな亀裂を充填するに十分
なだけ膨張する。
【0009】コンクリート接合部の防水材の設置は、コ
ンクリート構築に、かなりの時間と労力を費やすもので
あった。 それ故、有用な防水材は、コンクリート部分
との間の完全に、そして良好に充填するだけでなく、比
較的簡単で低コストの取り付けが可能でなければならな
い。
【0010】本発明の防水材は、上述した条件をすべて
満たすものである。
【0011】
【課題を解決するための手段】要するに、本発明は、少
なくとも部分的に硬化した第一コンクリートとそれに近
接する実質的に未硬化のコンクリートの間の領域を充填
するために用いる成形した水膨潤性粘土含有防水材に関
する。 本発明の粘土防水材は、四辺形、好ましくは台
形であり、少なくとも部分的に硬化した第一コンクリー
ト部分と新たに注入される実質的に未硬化のコンクリー
トの間の領域を跨ぐようにして設置される。 成形した
防水材に含まれる粘土の水和により、粘土が膨張し、近
接するコンクリート部分に圧力を付加する。 90度以上
の角度を有する、未硬化コンクリートに囲まれた防水材
の角部から膨張圧力が作用する。 本発明の成形した防
水材の膨張の結果によって生じたコンクリート圧力は、
未硬化コンクリートに囲まれた90度の角度を有する角部
から、粘土を主材とした防水材から発生する力により実
質的に広範な領域にまで作用が及ぶ。
【0012】従って、本発明のある態様では、成形した
防水材を囲む未硬化コンクリートに対する力を最小限に
しながら、一方は硬化し、近接する他方は実質的に未硬
化である二つのコンクリート部分との間を充填するため
の、水膨潤性ベントナイト、例えば、ナトリウムベント
ナイトの少なくとも20重量%を含んだ成形した水膨潤性
粘土を提供する。
【0013】本発明の他の態様では、少なくとも部分的
に硬化したコンクリートからなる第一部分;実質的に未
硬化のコンクリートからなる第二部分;および、少なく
とも一つの未硬化コンクリートで囲まれた、90度以上、
好ましくは、少なくとも 100度以上の角度を持った四辺
形を規定する垂直断面を有する、二つの部分の間に置か
れ、ベントナイト粘土を含む防水材の伸長した細片を含
む、近接した防水コンクリート部分を提供する。
【0014】本発明の他の態様ではさらに、不等辺四辺
形、好ましくは、台形の形状をした、長手軸方向に対し
て垂直な縦断面を有する粘土防水細片で、コンクリート
部分との間の漏水部分を防水する方法を提供する。
【0015】さらに本発明の他の態様では、少なくとも
部分的に硬化したコンクリートの第一部分を形成し、二
つのコンクリート部分の間に漏水領域を跨ぐように置か
れた、不等辺四辺形、好ましくは、台形の形状をした縦
断面を有する粘土防水材をコンクリートに接触するよう
に置き、および、防水材上面に実質的に未硬化の第二部
分を注ぐことを含む、近接するコンクリート部分との間
の漏水部分を防水する方法を提供する。
【0016】本発明の他の態様、特徴ならびに利点は、
以下に詳述する発明の内容および図面の開示を参照すれ
ば、当業者からすれば明らかである。
【0017】本発明によると、水膨潤性ベントナイト粘
土の少なくとも約20重量%を含む、成形した水膨潤性粘
土防水材は、少なくとも部分的に硬化したコンクリート
部分と実質的に未硬化のコンクリートの間を充填するた
めに用いられる。 好ましくは、未硬化のコンクリート
部分は、硬化あるいは部分的に硬化したコンクリート部
分に接触して、上方あるいは水平に近接して注入され
る。 本発明の粘土防水材は、防水材の膨張の結果生じ
る周囲の未硬化コンクリート部分に作用する力を最小限
にするために、多くとも、二つの平行する表面を有する
四辺形、好ましくは、不等辺四辺形、より好ましくは、
台形の形状をしている。 防水材の水和により、新たに
注入されたコンクリート部分に作用する力は、新たに注
入されたコンクリートで囲まれた防水材の角部から上方
および外側に向けて付加された。
【0018】新たに注入されたコンクリートに囲まれた
(粘土防水材の側部表面および上部表面の交差部分によ
り規定される)本発明の防水材の角部は、90度以上、好
ましくは、約 100度〜約 150度、例えば、約 110度〜 1
40度、最も好ましくは、約130度の角度を含む。 非硬
化コンクリートで囲まれた角部で90度の角度を有する粘
土を主材とした防水材からの膨張力と比較して、本発明
の成形した防水材を用いて改善された膨張力(この力
は、より上方の角度に伝播し、それ故、本質的に増大し
たコンクリート面積に作用する)は、実質的に広範なコ
ンクリート領域に吸収される。
【0019】前述した特徴のある好適な態様では、防水
膨張力によって規定される未硬化コンクリートを通過す
る膨張力、および(防水材の側部表面および上部表面の
交差部分により規定される)未硬化コンクリートにより
囲まれた上方の角部を通過する防水材の平坦な下方表面
に垂直な面は、45度未満の角度を形成する。
【0020】未硬化コンクリートと接触した製品上部の
離間した角部の一方もしくは双方が、90度以上、好まし
くは、 100度もしくはそれ以上の角度を含む限り、本発
明の成形した防水材は、膨張可能な防水材の膨張力を受
けるコンクリートの量が増加する一方で、様々な形態を
採ることができる。 図面に示したように、成形した製
品は、平行な上面、底面および側面を有しない不等辺四
辺形(図2)の形態;あるいは、製品12(図1)、好ま
しくは、平坦な、水平の上面(頂面)および下面(底
面)を有した台形の形態がある。
【0021】図1を参照すると、台形形状の防水材12
は、好ましくは、約 3/4〜約2インチ、最も好ましく
は、約1.25インチの幅を有する平坦な表面、例えば、他
の硬化コンクリート部分に接着するための基礎もしくは
基底平坦面14;約 0.5〜約 1.0インチ、例えば、好まし
くは、約 0.7インチの幅を有する、平行な、水平上面1
6;および、側部表面18および20それぞれと上面16によ
って規定される角部C1およびC2にて、約 100度〜約 150
度の角度を有するように、水平な下方表面14から約30度
〜約80度の角度を設けた、約0.25〜約1インチ、好まし
くは、約 0.5インチの水平高さを有する二つの側面18お
よび20を含んでいる。 上面16から製品12を通して垂直
に押し流されたコンクリート釘の良好な確保のために、
織物または網状織物22が上面16全体に保持される。 一
方、防水材12は、新たにコンクリートを注入している間
の防水材の位置ずれを防ぐために、網状織物22を用いず
に、接着剤を用いて粘着的に保持することができる。
【0022】図2を参照すると、不等辺四辺形の断面を
有する成形した防水材は、平坦で、水平な基底もしくは
下方表面24、上面26、および、図1で規定したような、
好ましくは、約 130度の角度αを有する単一の未硬化コ
ンクリート接触角部C3となるようにした二つの非平行側
面28および30を含んでいる。
【0023】粘土防水材は、好ましくは、約35〜90重量
%のナトリウムベントナイトのような水膨潤性ベントナ
イト粘土;約10〜65重量%のポリプロペン、ポリブテン
(ポリイソブチレン)、およびその混合物;および、任
意に、約1%から20%、例えば、部分的に架橋したブチ
ルゴムのような弾性体の約5重量%を含む。 本発明の
粘土防水材を形成する際に有用な組成物の例には、例え
ば、本明細書に参考までに組み込んだ米国特許第 4,53
4,925号、第 4,534,926号、および第 4,787,780号に開
示された組成物が含まれる。 粘土防水材は、特別な装
置を必要としない無毒性物質で構成されており、また、
変色したり、肌を刺激する物質は含んでいない。
【0024】図3に示したように、例えば、防水材12
は、平坦な底面14が、少なくとも部分的に硬化した下層
コンクリート部分32に重なるように置かれ、そして、未
硬化コンクリート部分34が、製品12を含む下層コンクリ
ート部分32へ注入される。 少なくとも部分的に硬化し
たコンクリート部分32は、未硬化第二コンクリート部分
34と接触して、コンクリート部分34の下に位置するか、
あるいは、コンクリート部分32および34は、二つの部分
32および34の境界に沿って置かれた防水材12と共に側面
に設置できる。
【0025】本発明の水膨潤性粘土含有防水材は、好ま
しくは、可撓性細片の形態で、一人で容易に施工できる
ものである。 近接するコンクリート部分との間に製品
を適用するため際に解けるように、防水材は、コイル状
に巻取った形態で供給される。 他の防水材で求められ
ているため、本発明の防水材の剥離形式もしくは重ね継
ぎは必要でない。
【0026】好ましくは、本発明の粘土含有防水材は、
コンクリート32の少なくとも部分的に硬化した部分の太
い方の端に接着し、好ましくは、外部接合部表面から最
低でも2インチの位置に取付ける(すなわち、図3の接
合部の外面40および41から、水膨潤性粘土含有防水材12
を分離するコンクリートは最低でも2インチとすべきで
ある)。 製品12は、好ましくは、第二コンクリート部
分34を注入する以前に、例えば、コンクリート釘42を用
いて、硬化したコンクリート部分32へ、釘あるいは接着
剤で固定させる。 この方法での粘土防水への釘による
固定は、コンクリート34の注入の間の粘土防水材の位置
ずれを防ぐ上で有用である。 好ましくは、製品12の端
部表面44は、すでに設けられた細片の端に接触し、そし
て、その細片が重なり合うことはない。
【0027】少なくとも部分的に硬化したコンクリート
部分32への製品12の位置づけと随意の釘付けに続いて、
コンクリート34の第二部分が、下方のコンクリート部分
32と接触している底面14を除いて、製品12を囲むように
注入され、そして、接合を完全ならしめるために、コン
クリート部分32の上面あるいは近接する側面に注入され
る。 図4および図5に示したように、本発明の防水材
を用いた結果生じた平面50および52に沿った膨張力は、
直方形もしくは正方形の従来技術の防水材63の膨張の結
果生じた膨張力を吸収する平面60および62の場合よりも
傾斜のついた、角部C1およびC2からの角度を備えた新た
に注入されたコンクリート面に沿って吸収される。 結
果として、本発明の防水材の膨張は、コンクリートを硬
化することによりさらに容易に吸収される。
【0028】加えて、本発明の粘土防水材は、コンクリ
ート接合部を防水し、コンクリート部分32および34の間
の空間65(図3および4)を水が通過するのを防ぐ。
粘土防水材が水和すれと、好ましくは、水和前の体積の
何倍にも膨張し、水が製品を通過するのを防ぐ水不透過
性粘土防水材を形成する。
【0029】本発明の防水材の他の重要な利点による
と、図2に角度β1 およびβ2 と示した、底辺の端部か
らの角度は、90度以下であり、好ましくは、約45度から
約80度である。 底辺端の鋭角β1 およびβ2 は、水と
の接触による水和により、図7に示すように、製品の下
方の角部のみを水和する、防水材の水和体積H1の水和を
許容する。 図6に示すように、底辺角β3 が90度の製
品は、本発明の製品の体積V1に対応する新たに注入した
コンクリート体積V2(図5)の面60および62(図5)に
沿って、新たに形成したコンクリートに作用する大きな
力となり、垂直上方向の水和体積H2の水和を許容する。
【0030】
【発明の効果】本発明の粘土防水材は、低温下で硬直し
すぎたり、砕けすぎたりせず、また高温下で柔らかくな
りすぎずに、予想される全ての温度条件で使用できる。
低温下で十分な可撓性を得るために、防水材を加熱す
る必要はなく、また、防水材は、収縮や、実質的な硬化
もしくは酸化を被ることなく、時間を経ても可撓性が残
存している。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の防水材の一部を示す斜視図
である。
【図2】本発明の他の実施例の防水材の一部を示す斜視
図である。
【図3】図1に示した防水材の一施工例を示す斜視図で
ある。
【図4】図1に示した防水材の他の施工例を示す斜視図
である。
【図5】従来の防水材の施工例を示す斜視図である。
【図6】従来の防水材の水和による影響を説明するため
の斜視図である。
【図7】本発明の防水材の水和による影響を説明するた
めの斜視図である。
【符号の説明】
12…防水材 14…底面 16…上面 18、20…側面 22…織物 24…底面 26…上面 28、30…側面 32…下層コンクリート 34…未硬化コンクリート 40、41…外面 42…コンクリート釘 44…端部表面 50、52…平面

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の防水コンクリート部分であって、 少なくとも一部が硬化したコンクリートからなる第一部
    分;実質的に未硬化のコンクリートからなる第二部分;
    および前記第一部分と前記第二部分の間での水の浸透を
    防ぐために、前記第一部分と前記第二部分の間に置かれ
    た、少なくとも約20重量%の水膨潤性ベントナイト粘土
    を含む、成形した防水材であって、 前記防水材が、上面、二つの側面、および底面を有する
    四辺形の形状であり、防水材が水和することで、前記防
    水材の膨張力が前記第二部分によって吸収され、前記膨
    張力が、前記第二部分によって囲まれた前記防水材の角
    部から上方および外側に向けて作用し、前記側面の一方
    と前記上面の交差部分で規定される角部が、少なくとも
    100度の範囲の角度を含み、 前記防水材の膨張が、前記第二部分で囲まれた角部で90
    度の角度を有する防水材の第二部分での膨張力と比較し
    て、前記第二部分の増大した面積を規定する、成形した
    防水材を含むことを特徴とする、複数の防水コンクリー
    ト部分。
  2. 【請求項2】 前記防水材が、前記第一部分と接触する
    広幅の底辺と前記第二部分で囲まれた、狭幅で前記底辺
    と平行な上面を有する台形の形状であり、前記台形の少
    なくとも一つの上面側の角部が、 100度〜 150度の範囲
    の角度を含む請求項1に記載の複数の防水コンクリート
    部分。
  3. 【請求項3】 前記第一部分が、前記第二部分の下側
    に、接触して設置される請求項1に記載の複数の防水コ
    ンクリート部分。
  4. 【請求項4】 前記上面側の角部が、 110度〜 140度の
    範囲の角度である請求項2に記載の複数のコンクリート
    部分。
  5. 【請求項5】 前記上面側の角部が、 120度〜 140度の
    範囲の角度である請求項2に記載の複数のコンクリート
    部分。
  6. 【請求項6】 前記上面側の角部が、 130度の角度であ
    る請求項5に記載の複数のコンクリート部分。
  7. 【請求項7】 複数の近接するコンクリート部分の間で
    の漏水を防水するための方法であって、下記工程、すな
    わち; (a) 少なくとも一部が硬化したコンクリートからなる第
    一部分を形成し、(b) 前記第一部分と近接する実質的に
    硬化していないコンクリートからなる第二部分との間に
    位置する、少なくとも約20重量%の水膨潤性ベントナイ
    ト粘土を含む、成形した防水材であって、 前記防水材が、上面、二つの側面、および底面を含む四
    辺形の形状であり、 防水材が水和することで、膨張力は前記第二部分によっ
    て吸収され、前記膨張力が、前記第二部分によって囲ま
    れた前記防水材の角部から上方および外側に向けて作用
    し、前記角部が、前記側面および前記上面の一つの交差
    部分で規定され、かつ少なくとも 100度の角度を含み、 前記防水材の膨張が、前記第二部分で囲まれた角部で90
    度の角度を有する防水材の第二部分での膨張力と比較し
    て、前記第二部分の増大した面積を規定することを特徴
    とした防水材を、前記第一部分に接触して近接するよう
    に置き、 および(c) 前記第一部分と接触し、前記角部を囲む前記
    第二部分を形成する、 工程を含む、複数の近接するコンクリート部分の間での
    漏水を防水するための方法。
  8. 【請求項8】 前記防水材が、前記第二部分に及び、前
    記角部から上方および外側に向かう膨張力を生成し、お
    よび前記防水材が前記角部にて90度の角度を有する場
    合、前記膨張力は前記第二部分で吸収され、これによ
    り、前記第二部分への膨張力の影響が抑制される請求項
    7に記載の方法。
  9. 【請求項9】 前記防水材が、前記第一部分と接触する
    広幅の底辺と前記第二部分で囲まれた狭幅で、前記底辺
    と平行な上面を有する台形の形状であり、前記台形の少
    なくとも一つのコンクリートで囲まれた角部が、少なく
    とも 100度の角度である請求項7に記載の方法。
JP6005588A 1993-01-25 1994-01-24 台形処置法 Pending JPH06235224A (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
US08/008,736 1993-01-25
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