JPH0623130Y2 - ガス絶縁開閉装置 - Google Patents

ガス絶縁開閉装置

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JPH0623130Y2
JPH0623130Y2 JP1986153156U JP15315686U JPH0623130Y2 JP H0623130 Y2 JPH0623130 Y2 JP H0623130Y2 JP 1986153156 U JP1986153156 U JP 1986153156U JP 15315686 U JP15315686 U JP 15315686U JP H0623130 Y2 JPH0623130 Y2 JP H0623130Y2
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喜代一 鳥実
桂三 高塚
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    • H02B5/06—Non-enclosed substations; Substations with enclosed and non-enclosed equipment gas-insulated

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この考案はガス絶縁開閉装置に関するものである。
〔従来の技術〕
第３図は例えば特開昭６０−２１３２１３号公報に示さ
れた従来の三相一括形ガス絶縁開閉装置の一例の側面図
であり、第４図は第３図の平面図である。
また、この単線結線図を示すと第５図のとおりである。
従来装置は、このように、遮断器容器(1)から、主母線
側には母線断路器(3)を介して主母線(2)に接続され、一
方、線路側には、線路用断路器(4)を介して、２条分の
ケーブルヘツドすなわち、第１のケーブルヘツド(5)及
び第２のケーブルヘツド(6)に接続されている。
第３図について、遮断器容器(1)から線路側の機器の構
成について説明すると、遮断器容器(1)の第１のケーブ
ルヘツド(5)側の口出し端子部である第２の口出し端子
部(19)は、ベローズ(13)及び第１のケーブルヘツド容器
(9)の第２の口出し端子部(20)を介して、第１のケーブ
ルヘツド容器(9)に接続され、この第１のケーブルヘツ
ド容器(9)の中には、線路用断路器(4)と、第１のケーブ
ルヘツド(5)とを収納している。
更に、第１のケーブルヘツド容器(9)の第２のケーブル
ヘツド(6)側の口出し端子部である第１の口出し端子部
(21)から、第２のケーブルヘツド容器(10)へと、その口
出し端子部である第１口出し端子部(22)を介して、接続
して構成されている。
なお、符号(7)は機器を接続している導体、(8)は絶縁ス
ペーサ、(11)は第１のケーブルヘツド(5)から導出の第
１のケーブル、(12)は同様の第２のケーブル、(14)は遮
断器容器(1)内の遮断器を操作する操作装置、(15)(16)
はそれぞれ第１，第２のケーブル用変流器、(17)は接地
開閉器、(18)は遮断器容器(1)内の遮断器と母線段路器
(3)とを連結する第１の口出し端子部である。
〔考案が解決しようとする問題点〕 従来の三相一括形ガス絶縁開閉装置は、以上のように構
成されているので、第２のケーブルヘツド容器(10)の内
部構成においては、その第１口出し端子部(22)と、第２
のケーブルヘツド(6)とを接続する導体(7)を、長く延長
しなければならず、また、第２のケーブルヘツド容器(1
0)は、不必要に無用な高さを有しているなどの不経済性
や、据付空間を有効利用していないなどの問題点があつ
た。
この考案は、上記のような問題点を解決するためになさ
れたもので、構成容器を大形化することなく、経済性や
省スペースの点において優れた三相一括形のガス絶縁開
閉装置を得ることを目的とする。
〔問題点を解決するための手段〕
この考案に係る三相一括形のガス絶縁開閉装置は、第１
のケーブルヘツド容器と第２のケーブルヘツド容器との
相互の口出し端子部の締結部の地上高さを両ケーブルヘ
ツドの頂部近くの高さにまで下げることによつて、第２
のケーブルヘツド容器の高さを第１のケーブルヘツド容
器より小さくしている。
〔作用〕
第２のケーブルヘツド容器の高さ寸法を従来より縮小し
ているために、該容器及びその容器の収納物を小形軽量
化することができ、経済性において優れ、また、これに
よつて生じた新たな空間部の有効利用を促すことも可能
となつた。
〔実施例〕
以下、この考案をその一実施例を示す図に基づいて説明
する。
第１図はその側面図であり、第２図は第１図の平面図で
あつて、当然、この単線結線図は従来技術において示し
た単線結線図と同一である。
図において、第１のケーブルヘツド容器(31)には、第１
のケーブルヘツド(5)とともに、その上方空間に線路用
断路器(4)が収納されており、かつ、第２のケーブルヘ
ツド(6)の頂部に近い高さに、第２のケーブルヘツド容
器(32)とともに第１のケーブルヘツド容器(31)のそれぞ
れの第１の口出し端子部(34)(33)を設けて、相互間を締
結している。また、この締結部を貫通して第１及び第２
のケーブルヘツド(5)(6)を電気的に接続している導体(3
5)は、両ケーブルヘツド(5)(6)がほぼ同高であることに
より、ほぼ水平に設けられているとともに、各ケーブル
ヘツド(5)(6)のケーブル導体の導出部を嵌装するため
の、両ケーブルヘツド(5)(6)の先端に設けられている金
属製のシールドと設置高さがほぼ一致するように設けら
れている。
なお、上記以外の符号で示すものは、従来装置において
示した同一符号と同一又は同等のものである。
一般に、ケーブルヘツドの地上高さは、変流器(15)(16)
の布設高さや、ケーブル(11)(12)の施工のために、ある
程度の高さを保つ必要がある。
一方、開閉装置は経済性や輸送性から、その高さ寸法に
制限を受けるために、ケーブルヘツド容器の高さ寸法も
おのずとある範囲内に限定される。
この考案は、２条ケーブル引出しの開閉装置に関するも
のであり、従来は、２個のケーブルヘツド容器の高さを
同高としていたのに対して、第２のケーブルヘツド容器
の高さを削減するために、第１のケーブルヘツド容器(3
1)と第２のケーブルヘツド容器(32)とを、従来より地上
高が低い各ケーブルヘツド(5)(6)の頂部近くの高さ位置
にそれぞれの第１の口出し端子部(33)(34)を設けて接続
するようにし、これによつて、第２のケーブルヘツド容
器(32)のほぼ上半分を削減可能としたものである。
なお、上記実施例において、接地開閉器は第１のケーブ
ルヘツド容器内に設け、その固定側電極を線路用断路器
(4)の断路部の少なくとも片極近傍に設けるようにして
もよい。
また、上記実施例では、遮断器(1)と第１，第２のケー
ブルヘツド(5)(6)とを接続する第１のケーブルヘツド容
器(31)内の導体途中に、線路用断路器(4)を設けている
が、必要によつては、この線路用断路器(4)を省略して
導体のみによつて接続し、常時通電するようにしてもよ
い。
更にまた、上記実施例では、その設置を省略している
が、計器用変圧器を第１のケーブルヘツド(31)の内部の
最上部空間に設けてもよく、あるいは、第１のケーブル
ヘツド容器(31)の第２の口出し端子部(20)に対向するよ
うに半径方向に導出して口出し端子部を設け、ここに計
器用変圧器を設けるようにしてもよい。
〔考案の効果〕 以上のように、この考案によれば、第１及び第２のケー
ブルヘツド容器を連結するそれぞれの口出し端子部の締
結部の地上高さが、遮断器と第１のケーブルヘツド容器
とを連結するそれぞれの口出し端子部の締結部の地上高
さより低い高さになるように設置し、また、遮断器とケ
ーブルヘツドとを接続する導体が、第１のケーブルヘツ
ドと、第２のケーブルヘツド容器側口出し端子部に導出
されているので、第２のケーブルヘツド容器の高さ寸法
を縮減することができ、従つて、経済性に優れ、また、
その空間の有効利用が可能となり、さらに第１及び第２
のケーブルヘッド間のほぼ水平な導体部分の設置高さ
を、第１及び第２のケーブルヘッドの先端の金属製のシ
ールドの設置高さとほぼ等しくしたので、第２のケーブ
ルヘッド容器の高さ寸法を最小限に抑えることができ、
経済性及び空間利用効率を一層向上させることができる
ガス絶縁開閉装置が得られる効果を有している。
【図面の簡単な説明】
第１図はこの考案の一実施例による三相一括形のガス絶
縁開閉装置を示す側面図、第２図は第１図の平面図、第
３図は従来の三相一括形のガス絶縁開閉装置を示す側面
図、第４図は第３図の平面図、第５図は第１図〜第４図
の単線結線図である。 (1)……遮断器容器、(4)……線路用断路器、(5)……第
１のケーブルヘツド、(6)……第２のケーブルヘツド、
(17)……接地開閉器、(19)(20)……口出し端子部（第２
の口出し端子部）、(31)……第１のケーブルヘツド容
器、(32)……第２のケーブルヘツド容器、(33)(34)……
口出し端子部（第１の口出し端子部）、(35)……導体。 なお、各図中、同一符号は同一又は相当部分を示す。

Claims (6)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項１】直立設置の第１のケーブルヘッドを収容し
    ている縦形の第１のケーブルヘッド容器と、 この第１のケーブルヘッド容器の一側に、それぞれの口
    出し端子部を締結部で締結することにより連結されてお
    り、遮断器を収容している縦形の遮断器容器と、 上記第１のケーブルヘッド容器の他側に、それぞれの口
    出し端子部を締結部で締結することにより連結されてお
    り、地上高さが上記第１のケーブルヘッドとほぼ等しい
    第２のケーブルヘッドを収容している縦形の第２のケー
    ブルヘッド容器と、 上記第１及び第２のケーブルヘッド間、及び上記第１の
    ケーブルヘッドと上記遮断器の遮断部の片極との間を、
    上記各締結部を貫通して接続している導体とを備えてい
    るガス絶縁開閉装置において、 上記遮断器容器と上記第１のケーブルヘッド容器との間
    を連結するそれぞれの口出し端子部の締結部の地上高さ
    より、上記第１及び第２のケーブルヘッド容器間を連結
    するそれぞれの口出し端子部の締結部の地上高さが低く
    設置されており、かつ上記導体のうち上記第１及び第２
    のケーブルヘッド間のほぼ水平な部分の設置高さが、上
    記第１及び第２のケーブルヘッドの先端のケーブル導体
    の導出部に嵌装された金属製のシールドの設置高さとほ
    ぼ等しくなっていることを特徴とするガス絶縁開閉装
    置。
  2. 【請求項２】線路用断路器が、遮断器とケーブルヘッド
    とを接続する導体の途中であって、第１のケーブルヘッ
    ド容器内の上部空間に設けられている実用新案登録請求
    の範囲第１項記載のガス絶縁開閉装置。
  3. 【請求項３】第１のケーブルヘッド容器の内部に接地開
    閉器が設けられている実用新案登録請求の範囲第１項又
    は第２項記載のガス絶縁開閉装置。
  4. 【請求項４】第１のケーブルヘッド容器内部の上に設置
    の線路用断路器の断路部の少なくとも片極近傍に、接地
    開閉器の固定側電極が設けられている実用新案登録請求
    の範囲第３項記載のガス絶縁開閉装置。
  5. 【請求項５】第１のケーブルヘッド容器の内部の最上部
    空間に、計器用変圧器が設置されている実用新案登録請
    求の範囲第１項ないし第４項のいずれかに記載のガス絶
    縁開閉装置。
  6. 【請求項６】第１のケーブルヘッド容器の遮断器側の口
    出し端子部に対向するように半径方向に導出し、かつ、
    第２のケーブルヘッド側口出し端子部の上方に口出し端
    子部が設けられているとともに、該口出し端子部に計器
    用変圧器が設置されている実用新案登録請求の範囲第１
    項ないし第４項のいずれかに記載のガス絶縁開閉装置。
JP1986153156U 1986-10-07 1986-10-07 ガス絶縁開閉装置 Expired - Lifetime JPH0623130Y2 (ja)

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