JPH0811014Y2 - ガス絶縁開閉装置 - Google Patents

ガス絶縁開閉装置

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JPH0811014Y2
JPH0811014Y2 JP4935091U JP4935091U JPH0811014Y2 JP H0811014 Y2 JPH0811014 Y2 JP H0811014Y2 JP 4935091 U JP4935091 U JP 4935091U JP 4935091 U JP4935091 U JP 4935091U JP H0811014 Y2 JPH0811014 Y2 JP H0811014Y2
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JP
Japan
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phase
main
branch
insulated switchgear
busbar
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JP4935091U
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JPH054710U (ja
Inventor
節之 松田
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Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
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Publication date
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この考案は、ガス絶縁開閉装置に
関し、特にその主母線の配置方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図3は例えば『電気協同研究第39巻第
6号』第79頁付1−13表に示された従来の相分離形
のガス絶縁開閉装置を一部断面で示す側面図である。図
において、1A〜1CはそれぞれA相ないしC相の第1
の主母線であり、これらの第1の主母線1A〜1Cは、
同一平面内に配置されているとともに、図面と垂直な方
向に互いに平行に延びている。2A〜2CはそれぞれA
相ないしC相の第2の主母線であり、これらの第2の主
母線2A〜2Cは、第1の主母線1A〜1Cの配置面と
平行な同一平面内に配置されているとともに、図面と垂
直な方向に互いに平行に延びている。また、これらの第
1の主母線1A〜1C及び第2の主母線2A〜2Cは、
二重母線を形成している。
【0003】3は第1の主母線1A〜1Cと直交する方
向に延びており、かつ各相毎に第1の主母線1A〜1C
に接続されている3相の第1の分岐母線であり、これら
の第1の分岐母線3は、同一平面内に配置されており、
図ではA相のもののみを示している。4は第2の主母線
2A〜2Cと直交する方向に延びており、かつ各相毎に
第2の主母線2A〜2Cに接続されている3相の第2の
分岐母線であり、これらの第2の分岐母線4は、同一平
面内に配置されており、図ではA相のもののみを示して
いる。
【0004】5は第1の分岐母線3に接続されている第
1の断路器、6は第2の分岐母線3及び第1の断路器5
に接続されている第2の断路器、7は第2の断路器6に
接続されている遮断器、8は第2の断路器6と遮断器7
との間に設けられている第1の変流器、9は遮断器7に
接続されている第3の断路器、10は遮断器7と第3の断
路器9との間に設けられている第2の変流器、11は第3
の断路器9に接続されているケーブルヘッドタンク、12
はケーブルヘッドタンク11内に設けられているケーブル
ヘッド、13はケーブルヘッド12に接続されているケーブ
ルである。
【0005】上記のような従来のガス絶縁開閉装置にお
いては、図ではA相の開閉機器の断面が示されている
が、同様の構造の3相分で1ユニットを成し、各相毎に
主母線1A〜1C,2A〜2Cと接続されている。通
常、このようなユニットは、図面と垂直な方向に並べら
れている。
【0006】ケーブル13の先には、送電線(図示せず)
や変圧器(図示せず)などが接続されており、遮断器7
や断路器5,6,9が必要に応じて開閉されることによ
り、電路の入切や切換が行われる。このようなガス絶縁
開閉装置は、母線や機器が、ガス絶縁化されているの
で、空気絶縁の開閉機器や母線を用いた開閉装置に比べ
て、絶縁距離が縮小化され、この結果必要設置面積が大
きく縮小化されている。
【0007】
【考案が解決しようとする課題】しかし、近年、地価の
高騰や都市部の電力需要の増大などにより、必要設置面
積をさらに縮小化し、構成部品を小形化して経済性を高
めることが必要となっている。これに対して、上記のよ
うに構成された従来のガス絶縁開閉装置においては、据
付面積の縮小化及び全体の小形化の点で十分ではないと
いう問題点があった。
【0008】この考案は、上記のような問題点を解決す
ることを課題としてなされたものであり、全体を小形化
して、据付面積を十分に縮小化することができ、経済性
を向上させることができるガス絶縁開閉装置を得ること
を目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】この考案に係るガス絶縁
開閉装置は、分岐母線が配置されている面の一方の側に
2相の主母線を配置し、他方の側に残りの1相の主母線
を配置したものである。
【0010】
【作用】この考案においては、分岐母線の両側に主母線
を振り分けて配置することにより、分岐母線の長さを短
くして、据付面積を縮小化する。
【0011】
【実施例】以下、この考案の実施例を図について説明す
る。図1はこの考案の一実施例によるガス絶縁開閉装置
を一部断面で示す側面図、図2は図1の平面図であり、
図3と同一又は相当部分には同一符号を付し、その説明
を省略する。図において、21A〜21Cは互いに平行に配
置されているA相ないしC相の第1の主母線、22A〜22
Cは互いに平行に配置されているA相ないしC相の第2
の主母線である。
【0012】23A〜23Cはそれぞれ第1の主母線21A〜
21Cと直交する方向に延びており、かつ各相毎に第1の
主母線21A〜21Cに接続されている3相の第1の分岐母
線であり、これらの第1の分岐母線23A〜23Cは、同一
平面内に配置されている。24A〜24Cはそれぞれ第2の
主母線22A〜22Cと直交する方向に延びており、かつ各
相毎に第2の主母線22A〜22Cに接続されている3相の
第1の分岐母線であり、これらの第1の分岐母線24A〜
24Cは、同一平面内に配置されている。
【0013】A相及びB相の第1の主母線21A,21B
は、第1の分岐母線23A〜23Cの配置面の上側に配置さ
れている。C相の第1及び第2の主母線21C,22Cは、
第1の分岐母線23A〜23Cの配置面と第2の分岐母線24
A〜24Cの配置面との間に配置されている。A相及びB
相の第2の主母線22A,22Bは、第2の分岐母線24A〜
24Cの配置面の下側に配置されている。
【0014】第1及び第2の分岐母線23A〜23C,24A
〜24Cの両端部には、それぞれ第1及び第2の断路器
5,6,遮断器7及び第1及び第2の変流器8,10が接
続されている。遮断器7は、それぞれ縦形のものが使用
されている。一方の側(図1の左側)の遮断器7に接続
された第3の断路器9は、ケーブルヘッドタンク11と一
体化されている。
【0015】25はもう一方の遮断器7に接続されている
第4の断路器、26は第4の断路器25の上部にブッシング
27を介して接続されている架空送電線、28は第4の断路
器25の下部に接続され、雷などによる過大な電流を制限
する避雷器である。
【0016】図2に示すように、中央の第1の主母線21
A〜21Bを挟んで、両側にそれぞれ3相ずつのユニット
が設けられており、それぞれのユニットは、各相毎に主
母線21A〜21C,22A〜22Cに接続されている。大きな
ガス絶縁開閉装置では、主母線21A〜21C,22A〜22C
が延長され、多数の同様のユニットが並置される。
【0017】上記のように構成されたガス絶縁開閉装置
においては、第1及び第2の主母線21A〜21C,22A〜
22Cをそれぞれ上下に振り分けて配置したので、幅方向
の配置スペースが1相分小さくなり、これにより第1及
び第2の分岐母線23A〜23C,24A〜24Cの長さが従来
の2/3に縮小化され、全体が小形化されるとともに、
据付面積が縮小化される。また、第1の分岐母線23A〜
23Cの配置面と第2の分岐母線24A〜24Cの配置面との
間の従来無駄になっていた空間を利用したので、母線部
の高さ方向の配置スペースは殆ど大きくならなず、ある
程度高くなったとしても、据付面積が縮小化される効果
が大きく、全体として経済的に優れている。
【0018】また、この実施例では第1及び第2の主母
線21A〜21C,22A〜22Cの両側にユニットを配置した
ので、従来例のような片側配置のものに比べて、第1及
び第2の主母線21A〜21C,22A〜22Cの長さを半分に
できる。さらに、この実施例の装置では、無駄なスペー
スのない状態で適当な保守空間をおいて各機器が配置さ
れている。さらにまた、この実施例の装置では、架空線
17やケーブル13などの外部接続部を最外端に配置したの
で、接続作業などを行うのが容易である。
【0019】また、従来例の分岐母線3,4では、主母
線との接続部が中央にあるものと、端部にあるものとの
2種類が必要となるが、上記実施例の分岐母線23A〜23
C,24A〜24Cは、向きを上下左右に変えて配置するだ
けで、1種類に標準化することができ、製造が容易であ
る。
【0020】なお、上記実施例では主母線に対してユニ
ットを両側配置にしたが、図3のように片側配置にして
もよく、据付面の幅が狭いような場合にはその方が有利
である。また、上記実施例では第1及び第2の主母線21
A〜21C,22A〜22Cを用いた二重母線の配置の例を示
したが、単母線にもこの考案は適用できる。この場合、
例えば図1で第1の断路器5,第1の主母線21A〜21C
及び第1の分岐母線23A〜23Cを省略すればよい。
【0021】
【考案の効果】以上説明したように、この考案のガス絶
縁開閉装置は、分岐母線が配置されている面の一方の側
に2相の主母線を配置し、他方の側に残りの1相の主母
線を配置したので、主母線の幅方向の配置スペースを小
さくすることができ、これにより分岐母線の長さを短く
することができ、従って全体を小形化して、据付面積を
十分に縮小化することができ、この結果経済性を向上さ
せることができるなどの効果を奏する。また、分岐母線
の形状を共通化することができるので、生産性が向上
し、これにより経済性が向上するという効果も奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】この考案の一実施例によるガス絶縁開閉装置を
一部断面で示す側面図である。
【図2】図1の平面図である。
【図3】従来のガス絶縁開閉装置の一例を一部断面で示
す側面図である。
【符号の説明】
21A〜21C 第1の主母線 22A〜22C 第2の主母線 23A〜23C 第1の分岐母線 24A〜24C 第2の分岐母線

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 3相分離形の主母線と、同一平面内に並
    べて配置され、各相毎に前記主母線に接続されていると
    ともに、前記主母線と交差する方向に延びている3相の
    分岐母線とを備えているガス絶縁開閉装置において、前
    記分岐母線が配置されている面の一方の側に2相の主母
    線が配置され、他方の側に残りの1相の主母線が配置さ
    れていることを特徴とするガス絶縁開閉装置。
JP4935091U 1991-06-27 1991-06-27 ガス絶縁開閉装置 Expired - Lifetime JPH0811014Y2 (ja)

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JP4935091U JPH0811014Y2 (ja) 1991-06-27 1991-06-27 ガス絶縁開閉装置

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JP4935091U JPH0811014Y2 (ja) 1991-06-27 1991-06-27 ガス絶縁開閉装置

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Publication Number Publication Date
JPH054710U JPH054710U (ja) 1993-01-22
JPH0811014Y2 true JPH0811014Y2 (ja) 1996-03-29

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ID=12828570

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