JPH0623020B2 - 自動車の定速走行装置 - Google Patents

自動車の定速走行装置

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JPH0623020B2
JPH0623020B2 JP26195585A JP26195585A JPH0623020B2 JP H0623020 B2 JPH0623020 B2 JP H0623020B2 JP 26195585 A JP26195585 A JP 26195585A JP 26195585 A JP26195585 A JP 26195585A JP H0623020 B2 JPH0623020 B2 JP H0623020B2
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JP
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vehicle speed
speed
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rainfall
constant
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JP26195585A
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守 葉山
敏幸 樋口
陽子 須田
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Mazda Motor Corp
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Mazda Motor Corp
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Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は自動車の定速走行装置に係り、詳しくは、設定
車速を雨量に応じて変化させるようにした定速走行装置
に関する。
(従来技術とその問題点) 自動車の定速走行装置は、操縦者が選定した車速を設定
車速として定速走行を行わしめる装置であり、設定車速
の増速変更を行う増速スイッチ、減速変更を行う減速ス
イッチおよび以前の設定車速に復帰させる復帰スイッチ
等を具備している。上述の設定車速には上限値と下限値
が設けられ、その速度域内での走行中に、操縦者が低速
走行に移りたいと判断した時点での車速を設定車速とし
てセットすれば、以後自動車はその設定車速を維持して
定速走行に移るようになっている。定速走行中に上記の
設定車速を増大させたい場合、増速スイッチをオン操作
すれば、設定車速から連続的に増速され、オフ操作する
と増速が停止して、その時点での車速が新たな設定車速
とされる。設定車速を減少させたい場合は、減速スイッ
チを同様に操作すればよい。また、ブレーキ操作をした
りあるいはクラッチを切断し、低速走行を解除して車速
を一旦設定車速以下に低下させた後に以前の設定車速に
復帰させたい場合は、復帰スイッチを操作すればよい。
このような定速走行装置については、従来から多数の提
案がなされているが、その一例として、実開昭57−1
64228号公報に記載されたものがある。
ところで、上記の設定車速は操縦者の判断により状況に
応じた最適な車速が選定される筈であるが、走行中に降
雨があった場合には、設定車速を減少させるように変更
することが望ましいことがある。このような場合、減速
スイッチを操作して任意に設定車速を低下させ、安全と
思われる車速で定速走行を続行できることは、上述した
通りである。しかし、雨量を的確に把握し、その度合に
応じて設定車速を適切に変更し、もしくは定速走行を解
除する措置が講じられていれば、より安全な定速走行が
期待できる。ところが、従来の定速走行装置にあって
は、このような雨量に対応して設定車速を自動的に調整
する手段がなく、その改良が望まれる。
(発明の目的) 本発明は上述の問題に鑑みなされたもので、自動車が定
速走行を行っている時に、降雨があると、その雨量を検
出して設定車速を変更し、もしくは定速走行を解除さ
せ、より安全な速度で走行が行われるようにした自動車
の定速走行装置を提供することを目的とする。
(発明の構成) 本発明の自動車の定速走行装置の特徴は以下の通りであ
る。
エンジンへの燃料供給量を調整するアクチュエータと、
車速を検出する車速検出手段と、雨量を検出する雨量検
出手段と、上記車速検出手段により検出される実車速が
選定された設定車速となるよう上記アクチュエータを制
御する車速制御手段とを具備し、該車速制御手段は、上
記雨量検出手段からの信号を受け、雨量が所定範囲の時
は設定車速を該雨量に応じて変更し、雨量が所定範囲を
超える時は定速走行を解除する設定車速変更制御部を備
えていることである。
(作用) 操縦者により選定された設定車速が、車速制御手段によ
り車速検出手段で検出された実車速と比較演算され、こ
の演算結果に基づき自動車が前記の設定車速を維持する
ように、上記車速制御手段がアクチュエータを制御して
エンジンへの燃料供給量の調整をなし、自動車が設定車
速にて定速走行をする。その間に降雨があると、雨量が
雨量検出手段により検出され、この検出値に基づいて設
定車速変更制御部により、雨量が所定範囲の時は設定車
速が該雨量に応じて変更され、雨量が所定範囲を超える
時は定速走行が解除される。したがって、定速走行時に
降雨があってもより安全性の高い走行が期待できる。
(実施例) 以下、本発明をその実施例に基づいて詳細に説明する。
本発明の自動車の定速走行装置は、定速走行中に降雨が
あった場合雨量を検出し、その度合に応じて設定車速を
低下させ、更には定速走行を解除させるようにしたもの
である。これは、第1図に示すように、燃料供給量を調
整するアクチュエータ1と、車速検出手段2としての車
速センサと、雨量検出手段3として雨量を検出する雨量
センサと、上記アクチュエータ1を制御して車速を前記
設定車速に維持する車速制御手段4とを具備し、車速制
御手段4は設定車速変更制御部5を備えている。
この定速走行装置は、第2図に示すような制御系統で構
成される。図において、メインスイッチ11を介して電
源12からイグニッションスイッチ13を経由して導か
れた電源回路14が車速制御手段4に接続されている。
この車速制御手段4は、雨量検出手段としての圧電式な
どの雨量センサ3からの雨量検出信号に基づき、その度
合に応じて設定車速の低下量の算出及び定速走行制御の
解除を行う設定車速変更制御部5を備えており、マイク
ロコンピュータにより構成される。このマイクロコンピ
ュータは、図示しないが各種の演算を行う中央演算処理
部、固定記憶部材および各種データを一時記憶するラン
ダムアクセスメモリを含んでいる。
車速制御手段4の入力側には、アクセルスイッチ15
a、コーストスイッチ15bおよびリジュームスイッチ
16が接続されている。上記アクセルスイッチ15a
は、車速が例えば40〜100km/hの範囲内にある場
合において所望の車速となった時にオン操作することに
より、その時の車速を定速走行に設定車速として設定す
る定速走行モード設定機能を有すると共に、定速走行中
にこのスイッチをオンし続けると定速走行が一時的に解
除されて増速制御が行われ、オフした時点で再び定速走
行状態に戻るようになっている。また、コーストスイッ
チ15bは定速走行中において減速する場合に使用する
もので、オン操作中車速が低下する。このようにアクセ
ルスイッチ15aとコーストスイッチ15bとによって
設定車速の変更指令手段が構成される。一方、上記リジ
ュームスイッチ16は上記メインスイッチ11のオフ操
作以外の原因で定速走行制御が解除された場合におい
て、これをオン操作することにより解除前の設定車速に
復帰させるものである。
車速制御手段4の入力側には、上述の各スイッチの他
に、電源回路14との間に、定速走行制御を解除させる
定速走行解除手段としてのクラッチスイッチ17とブレ
ーキスイッチ18とが並列に配置されており、これらの
スイッチ17,18は、それぞれクラッチ切断時および
ブレーキ作動時にオンとなって解除信号を車速制御手段
4に入力する。さらに、この車速制御手段4の入力側に
は、実際の車速を検知する車速センサ2および雨量を検
出する雨量センサ3が接続されている。一方、車速制御
手段4の出力側は、エンジンへの燃料供給量を制御する
アクチュエータ1の駆動回路19に接続されている。こ
の車速制御手段4では、上記の各スイッチ15a,15
bあるいは16および車速センサ2からの信号に基づ
き、駆動回路19に制御信号を出力してアクチュエータ
1を駆動し、定速走行制御、増速制御あるいは減速制御
等を行う。そして、降雨時には、雨量センサ3により雨
量が検出され、その検出信号が車速制御手段4内の設定
車速変更制御部5に入力され、第4図に示すように、予
め記憶されている制御プログラムに従って雨量と現設定
車速に応じて設定車速の低下量Sが算出され、新たに設
定車速が演算される。
次に、本実施例の自動車の定速走行装置の作動について
説明する。
定速走行中の場合、第3図に示すフローチャートにおい
て、自動車が設定車速Vにて定速走行を行っている時
(ステップ1、以下S1などと記す)に、降雨があれ
ば、雨量が検出される(S2)。検出された雨量が所定
範囲内であるかが問われ、所定範囲内であれば(S
3)、第4図に示すようにその雨量に適した設定車速の
低下量Sが算出される(S4)。上記の設定車速Vがこ
の低下量Sだけ減じられ、車速V=V−Sにて定速走行
を行う(S5)。なお、ステップ3で検出された雨量が
所定範囲を超えていると、定速走行制御が解除され(S
6)、操縦者による運転操作にゆだねられる。
(発明の効果) 以上の実施例の説明から判るように、本発明によれば、
定速走行制御において雨量が所定範囲の時は該雨量に応
じて設定車速が低下するよう変更され、雨量が所定範囲
を超える時は上記定速走行が解除されるので、雨量に対
応した極めて安全性の高い走行を実現することができ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の自動車の定速走行装置の構成ブロック
図、第2図は実施例における制御系統図、第3図は定速
走行時のフローチャート、第4図は現設定車速と雨量に
対する設定車速の低下量を示すグラフである。 1……アクチュエータ、6……車速検出手段(車速セン
サ)、3……雨量検出手段(雨量センサ)、4……車速
制御手段、5……設定車速変更制御部。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】エンジンへの燃料供給量を調整するアクチ
    ュエータと、車速を検出する車速検出手段と、雨量を検
    出する雨量検出手段と、上記車速検出手段により検出さ
    れる実車速が選定された設定車速となるよう上記アクチ
    ュエータを制御する車速制御手段とを具備し、該車速制
    御手段は、上記雨量検出手段からの信号を受け、雨量が
    所定範囲の時は設定車速を該雨量に応じて変更し、雨量
    が所定範囲を超える時は定速走行を解除する設定車速変
    更制御部を備えていることを特徴とする自動車の定速走
    行装置。
JP26195585A 1985-11-20 1985-11-20 自動車の定速走行装置 Expired - Lifetime JPH0623020B2 (ja)

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JPS62120236A JPS62120236A (ja) 1987-06-01
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